押忍
いわゆる変形学ラン考
『本来応援団員が着用する長ラン・中ランなどの変形学ランには様々な意味がある。例えば、カラー部分が高いのは「礼」の際に頭を下げたとき首が曲がるのを防ぐため、上着の丈が長いのは同じく「礼」をした際に後ろがめくれ上がって後方の人に尻を向けないようにするため、
ズボンが太いのは、普通の細いズボンでは、激しい四股踏みなどの応援アクションに耐えられず、あっという間に膝が出てしまうので充分以上の太さが必要なため、もしくはO脚を隠して見栄えを良くするため、などである（他に戦後復員した特攻隊員の服装の影響からとの説もある）。※以上ウィキペディアより抜粋
上着の丈の長さはこのほかにも激しい動きのリーダーを揮う際、ズボンからはみ出してしまいがちなワイシャツを隠すためにあります。
ドカンズボンのハイウェストなど、そもそもワイシャツが飛び出ないようにするための工夫です。
さらにハイカラーなどには姿勢の良さと威厳を培うスタイルが内包されています。
我々がこだわりをもって着用する長ランやドカンなどにはこうした応援団から派生したれっきとした経緯があるんです。
それが証拠には、昭和３０年代の大学応援団においてすでにハイカラーに丈の長い学生服が団服として着用されている様子が当時の写真に残されています。
まだまだ長ランドカンのツッパリ不良学生など影も形もなかった時代です。
ですから長ラン、ドカンは正しく応援団の正装服なのです。
それがいつしかその格好良さから不良学生達の憧れと流用へとつながり、長ラン、ドカンイコール不良の温床、高校野球応援時の着用禁止などと言う理不尽なレッテルと規制へとつながっていくのです。
今では短ランを着用する応援団が多く見られるようになりました。
なぜか不思議と短ランは野球応援に於いても規制された話を聞いたことがありません。
ホントは短ランの方が血統書付きの不良が生み出したシンボル服なんですけどね。
大学応援団に於いても今や短ランを着用しているのを見かけるようになりました。
先日その大学の演舞を見ていましたら、案の定ワイシャツがびろ～んと出てしまい、大変カッコ悪く見苦しいものでした。
威厳と男のダンディズムを極めた団服 黒い武士団は大好きです。
これからも学生応援団は正しくこうした系統を守護してもらいたいものです。
押忍 したっ
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No.380 - 2011/06/22(Wed) 23:26:08
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