大村愛知県知事が責任者を務める全国知事会の「円高是正・デフレ対策プロジャクトチーム」は、円高による産業空洞化とそれに伴う失業をを防ぐため、円売り・ドル買いの市場介入の継続や国の法人税率引き下げなどを求める内容をまとめ、昨日、政府・日銀への緊急アピール文書として官房副長官に手渡し、八道県知事で作るプロジェクトチームの責任者である大村愛知県知事は「円高がこの水準では、国内企業は持たない。今後もしつこく要望を重ねる」と語ったとのことです。 一方、昨日スイス国立銀行ではスイスフラン高に歯止めをかける為に、量的緩和の目標としている当座預金額を約12兆円から約20兆円に引き上げると発表し、量的緩和の拡充は8月だけで3度目で、そればかりではなく約2,000億円の経済対策や輸出および観光産業支援に国をあげて躍起になっているとのことですし、前にも書き込みを致しましたように韓国は明確なウォン安維持・高輸出政策を出し国民を守ろうとしているのに比べ、全国知事会の「円高是正・デフレ対策プロジャクトチーム」がいちいち緊急アピール文書を提出しなければならないとは、何と●●は呑気な国なのでしょう。現在ても経済は世界一流だとでも思っているのでしょうか?超円高は輸出企業に対して不当な罰金を科しているのではないのかと思えてしまうのに、今でも世界に対して横綱相撲をとっているつもりであると考えているのでしょうか?何度も書き込み致しますが、現在の●●は上から4番目のAA−国なんてことは誰でも知っていることですよね。 株式相場の勢いは、政治、経済など国全体の勢いを反映している鏡のようなものであると最近つくづく感じています。
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No.2285 - 2011/08/18(Thu) 11:46:59 [p1197-dpm02kyotmi.kyoto.ocn.ne.jp]
| ☆ Re: 投機マネー化している円を何故!放置しているのでしょうか? / 大福来造 | | | 本日昼頃に財務省の財務官と日銀の国際担当理事の間で為替相場や内外の金融市場の動向について緊急協議が行われたようですが、財務官は為替介入については明言を避けたとのことてすが、やっと重い腰を挙げ始めたのかな?若干のリップサービスをしたのかな?一段の円高を牽制する狙いがあったのかな?という感じが致しました。本当に為替介入をするのであれば、何も情報を漏らさず慎重に或る日突然!行わなければ、介入効果が減ってしまうという話しが昔からあるようですから…。いずれにせよ日本の円だけが政府・日銀が何も手を打たないからと言って、独歩高になることだけは避けて欲しいと思います。国内で一生懸命に汗水たらし作った輸出製品の価値(価格)が、円高によって下落してしまうようなことは非常に残念であると思います。また、国民の蓄財が知らぬ間に海外へ流出し、「国よ!何時までもあると思うな国民資産」ともなりかねないと思います。頑張れ!日本経済!!
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No.2289 - 2011/08/18(Thu) 22:55:51 [p1047-dsa04daikai.hyogo.ocn.ne.jp] |
| ☆ Re: 投機マネー化している円を何故!放置しているのでしょうか? / 大福来造 | | | 19日朝方の東京外国為替市場で、円相場は小幅に反落して始まった後は小動きで、9時時点では、前日17時時点に比べると4銭の円安・ドル高の1ドル=76円62〜64銭近辺で推移していましたが、「政府・日銀による円売り介入を期待した円売り・ドル買いが出た」との情報から、円は早朝に76円71銭近辺まで下げる場面があったようですが、11時13分現在では、76円51銭〜76円54銭となっています。 なお、日経平均株価の前場終値は192円9銭安の8,751円67銭でした。
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No.2292 - 2011/08/19(Fri) 11:23:52 [p1031-dpm02kyotmi.kyoto.ocn.ne.jp] |
| ☆ Re: 投機マネー化している円を何故!放置しているのでしょうか? / 大福来造 | | | 円相場は19日のNY外為市場で、3月17日につけた過去最高値の76円25銭を更新し、75円95銭を一時的に付けました。恒常的な円高は日本の景気に悪影響を与え、高い法人税や電力不足もあり、製造業が日本国内での生産を縮小し、海外シフトを進める切っ掛けになる可能性があり、産業の空洞化を通じて日本経済の成長力を低下させる恐れもあり、日本国内での雇用への影響も避けられなくなってくるようです。 この過去最高の円高になった要因として、米国および欧州の景気減速の懸念や財政・金融不安を背景に世界的に株安が連鎖し、リスクを避けようとする投資資金などが円を買わせ、また、米国の金融緩和が長期化するという観測に伴って、日本と米国の金利差の縮小も円買いにつながったとのことのようですが、それに日本の財務省の財務官が為替介入は日常的な手段ではないなどと、米国の通信社とのインタビューの中で話したことが介入には消極的と受け止められた可能性もあるとのことです。 しかし、円相場が戦後最高値を更新したからといっても、首相は円高への対策を財務省任せにしてきたせいなのか?強い関心や緊張感が伝わってこないくらい官邸の反応は鈍いようで、首相周辺は8月4日の介入も効果が薄かったからと淡々としていたそうで、別の政府高官も「そうなの?」と関心が薄かったとのことのようです。もし、この戦後最高値となった円高に対する反応の鈍さが本心なら、何とまぁ〜呑気なものでぇ〜、日本の産業界や経済界等や国民の事についてどのようにお考えなのでしょうか?呆れるばかりか、22日月曜日からの株式相場が大幅な下落にならなければよいがなぁ〜と、大変気がかりになって参りました。
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No.2297 - 2011/08/20(Sat) 11:53:30 [p2079-dpm01daikai.hyogo.ocn.ne.jp] |
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