「ファッションと音楽が魅せる夢 ── 『VOGUE JAPAN』7月号、エディターズレター。」(VOGUE JAPAN) https://www.vogue.co.jp/fashion/article/editors-letter-2022july
本誌表紙初登場となる宇多田ヒカルは、自身の音楽性や日々の暮らし、家族について赤裸々に語ってくれた。
コーチェラ・フェスティバルへの出演、最新アルバム『BADモード』、母、息子、そして、音楽と自分。ジェーン・スーのインタビューで明かされる、自身による「宇多田ヒカル分析」は必読だ。 Photo: SHOJI UCHIDA
ファッションと音楽がクロスオーバーする祭典、コーチェラ・フェスティバルと言えば、今月号のカバースター、宇多田ヒカルもアジア圏のアーティストを世界へ向けて発信するメディアプラットフォーム、88risingが主催するステージに立ち、そのセットリストでオーディエンスをノックアウトしました。ロンドンでの表紙撮影には私も立ち会いましたが、サカイ(SACAI)のデザイナー、阿部千登勢とカルティエ(CARTIER)によるプロジェクト「TRINITY FOR CHITOSE ABE of sacai」をつけた宇多田さんが、カメラがシャッター音を響かせる中、自ら持ち込んだプレイリストから流れる、ロザリアの曲に合わせて体を揺らしていた姿が印象に残りました。
初となるヴォーグのカバー登場に伴うインタビューでは自身のパーソナルな面についても、とても率直に語ってくれました(p.066)。宇多田ヒカルというアーティストが今を生きるあらゆる日本のミュージシャンに、大きなインスピレーションを与えていることは間違いありません。
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No.13137 - 2022/05/31(Tue) 17:21:58
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