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東京キリスト教神学研究所〜神学研究会〜 http://theology.hp-ez.com/

神学研究会のテーマにそって学びの場としたいと思います。
何でもお気軽に書いていってくださいね!
次回、4月15日は『ボナヴェントゥラの哲学と神学』です。

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※現在、管理者の都合により閲覧のみとなっております。

霊性の研究に興味があります。 / 臼井勝一 [甲信越]
私は皆さんの研究の対象者になりたいと思っています。と急に言われても・・・神や霊が私に憑依して色々なことを話をしていきます。その憑依することを科学的に立証出来て真実が解るならば、世の中や人の生き方が変わるのではないか、このような争いや悲惨な状況から抜け出すことが出来るのではと。先ずは私に起きている事をブログやユウチューブにより、私がように考えで信用するに足りるか見てください。ブロブのタイトルはK&T「神と霊達との交信の記録」です、動画もユウチューブに同じタイトルで出しています、ほんの一部ですが参考にしてください。過去に色々な方面に話をしているのですが相手にされていません。因みに私たちに(私とTさん)起きていることはいつも受け身です、私が神や霊を呼び出されるとゆうことでは有りません。またどこの宗教団体には属していません。今話を聞いてもらう相手もいない状況を何とか打開したいのです、私達に起きている真実を動画や録音も多数有りますので、是非ぜひ!!
No.83 - 2016/04/01(Fri) 14:46:34

次回、7月15日(水) 神学研究会 / 中川
第22回 「エディット・シュタインの『十字架の学問』への道」
           釘宮明美(白百合女子大教授)

釘宮先生より参考資料としてこちらを紹介頂きました。

・中山善樹著『現象学からスコラ学へ』九州大学出版会、1987年
・須沢かおり著『エディット・シュタイン――愛と真理の炎』新世社、1993年
・須沢かおり著『エディット・シュタインの道程――真理への献身』知泉書館、2014年
・シルヴィ クルティーヌ=ドゥナミ著、庭田茂吉他訳
  『暗い時代の3人の女性――エディット・シュタイン、ハンナ・アーレント、シモーヌ・ヴェイユ』晃洋書房、2010年

ちょっと迷いますね。

私はこちらの方を注文してみます。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3%E2%80%95%E6%84%9B%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB-%E8%81%96%E6%AF%8D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%88%B4%E6%9C%A8-%E5%AE%A3%E6%98%8E/dp/4882161761/ref=sr_1_8?s=books&ie=UTF8&qid=1435257101&sr=1-8&keywords=%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3

安くて分かりやすそうです。

No.82 - 2015/06/26(Fri) 03:34:48

ご無沙汰 / 勝峰 昭
中川先生

ちょっと頭がふらふらするので、20日の講話に差し支えあっては困るので、4日ほど軽井沢のプリンスホテルでのんびり湯に漬かっておりました。昨日帰ってきました。彼の地は朝夕は寒いくらい涼しく、清玲な空気の中、アウトレットをぶらぶらしながら、Godivaのチョコレートアイスクリームを楽しんできました。

中川先生からいくつか嬉しいお話をこの掲示板で拝見させていただき有難うございます。20日にお会いするのを楽しみにしています。当日お配りする資料は日曜日にはご連絡できるようにします。

お話のあったかの青年には、お会いできる機会があればうれしいことです。

今朝本箱を見ていたら、隅っこの方に同志社大学の先生で土居真俊著『ティリッヒ』(人と思想シリーズ)1963年版古本が目に入り、引っ張り出しました。比較的優しく解説したもので、トライします。

では当日。

No.81 - 2015/05/15(Fri) 07:29:44

「座せる全能の神キリスト像」 / 中川 [関東]
「座せる全能の神キリスト像」(画像MNAC  Pantocrator)です。

スペイン・ロマネスク美術の中で最も好きなもので、サン・クリメント・デ・タウイ教会の主際室にあった壁画です。

左手には『生命の書』をもち、そこには「EGO SUM LUX MUNDI(われは世の光)とかかれています。

右手は2本の指を立てて、全人類を祝福しているかのようです。

勝峰先生いわく「ロマネスクは感覚によってそのまま自然界を写実的にとらえるのではなく、神の美術は精神によって把握される必要がある」のです。

No.80 - 2015/05/14(Thu) 15:21:59

川成洋著『スペイン 〜その民族とこころ〜』 / 中川 [関東]
川成洋著『スペイン』を読みました。
近代以降、とくにスペインの内戦に紙面が多く割かれているため、スペイン・ロマネスク美術とは直接関わらないのですが、20世紀におけるフランコの蜂起によるスペイン内戦が主にとりあげられています。

この内戦によっても、スペイン・ロマネスク美術は打撃をうけました。

No.79 - 2015/05/14(Thu) 15:07:59

勝峰先生 / 中川 [関東]
>以前に八木先生が講義のときに御推奨された、スピノザ『神学・政治論上下』を眺めましたが、
なかなか変わった鋭い論調で、驚くとともに畏敬の念も感じます。

スピノザまで・・・。
東洋大学で教えている先生で、スピノザを研究している方がいます。
以前、研究会にてスピノザの発表をと話をしたら良い返事を頂いています。
勝峰先生が読んでおられるならば、私もちょっと準備しておかなければならないか・・・。

>私のキリスト教神学を勉強させてもらっている本意は、より良き美術理解に資するという
点にあります。この観点からすれば、プラトン―アウグスティヌスにつながる超越的神学的な思想
は大きな意味があるように思っています。

一昨日、まだ大学一年生のいかにも研究者になりそうなタイプの青年に、スペイン・ロマネスク・アカデミーのパンフレットを見せたら、大喜びして興奮していました。
西洋の美術の思想を研究したかったらしいのですが、哲学科に入学することになって「よくわからないけど、カント哲学をテーマに論文を書こうかと考えている。」とあきらめ半分でいうので、ぜひスペイン・ロマネスにするようにと薦めておきました。
大学院も考えている典型的な学者タイプなので博士までいくかもしれません。
20日(水)の研究会には遅刻してくるかもしれません。
もし来ることができたら、勝峰先生に紹介したいです。
よろしくお願いします。

No.78 - 2015/05/14(Thu) 14:42:39

勝峰先生 / 中川 [関東]
>20日に伺った折には、表紙だけお見せください。

はい。ただやはり、『すがおのスペイン史』でも「レコンキスタ」までの部分はたったの2章のみです。
スペインというと新大陸発見以降が厚いですね。

>アキナスは神の人格的存在という考え方を容認したと理解しますが、そういうことでしょうか。

トマスが扱う分野はとにかく幅広いので、キリストの人格的存在も含めて受肉の問題を扱っていると思うのですが、おそらくフランシスコ会学派の神学者たちと比べると、受肉についてはずっと少ないのではないかと。
6月の研究会で八木先生に聞いてみたいと思います。

>マクグラス『キリスト教神学入門』はご入門書だったのですか。

すごい。
勝峰先生は、読まれいるのですか。
「入門」とあるのですが、マクグラスが低姿勢なので、初心者を視野に入れて書いているのですが、十分に専門的な内容です。

No.77 - 2015/05/14(Thu) 14:26:41

キリスト教神学とロマネスク美術 / 勝峰 昭
キリスト教神学を少しかじって、ロマネスク美術(特にイスパニアの中世のキリスト教美術)
とを重ねあわせると、種々新しい感慨に魅了されるような気がします。

私のキリスト教神学を勉強させてもらっている本意は、より良き美術理解に資するという
点にあります。この観点からすれば、プラトン―アウグスティヌスにつながる超越的神学的な思想
は大きな意味があるように思っています。聖書神学的と言い換えたほうがいいかもしれませんが。

No.76 - 2015/05/10(Sun) 17:38:57

スピノザ / 勝峰 昭
以前に八木先生が講義のときに御推奨された、スピノザ『神学・政治論上下』を眺めましたが、
なかなか変わった鋭い論調で、驚くとともに畏敬の念も感じます。

1670年に匿名で刊行された由ですが、当時の反響は好悪、善悪ともに凄いものがあったことでしょう。
さりがなら、近現代のキリスト教神学者の思想見解に接するとき、スピノザを凌ぐものがあり、率直に言って
やや辟易とします。

八木先生がスピノザを私たちにご推奨された意図はどこにあったのか、先生の謦咳に接することが出来ればと思います。

No.75 - 2015/05/10(Sun) 17:24:11

『なぜキリスト教か』 / 勝峰 昭
時々訪れる神田古書会館で、古谷安雄編『なぜキリスト教か−中川秀雄先生八十五歳記念論文集』865頁、1993年初版を購入し机上に置いて、さてマクグラスを読み終わったら挑戦しようと思っています。
論文を執筆された大学関係の先生方は33人で、大きく三部に分かれています:

第一部 神学・キリスト教と諸宗教
第二部 聖書学
第三部 宗教哲学・宗教学

詳細な各論文の中で、私にとって興味深そうなのは、
・殉教の本質
・シュライエルマッハーの死生観
・キリスト教的倫理学の視点
・パウロの回心―社会学的考察
・アンセルムスの美の神学について
・ヘーゲルのキリスト教ーその死と復活
・合理的思惟と宗教ーその相克と共存  などです。

残り26論文もあるので、これらを読み終わるのには数か月かかるかもしれません。
自身の考え方がどの方向で固まっていきそうなのか見当もつきません。所詮自らの信仰の
問題ゆえ、寄る年波との戦いで、心もとないことです。

No.74 - 2015/05/10(Sun) 17:00:42

神学入門 / 勝峰 昭
中川牧師様

マクグラス『キリスト教神学入門』はご入門書だったのですか。いい本に巡り合ったと喜んでいます。
今丁度「神論」の“創造者なる神の類型”p,412に来たところです(ちょうど半分くらいかな)。
要約していますので、そのノートも半分ぐらいのところです。目が覚めるような思いでいます、

現代の神学者たちの思想・見解に接した時に、理性とか科学(特に量子論)などとの調和的神論には
あや辟易としますが、とにかく最後まで読み終わりたいと思っております

No.73 - 2015/05/10(Sun) 12:07:46

(No Subject) / 勝峰 昭
[否定的だとりかい」→「肯定的だと理解」と読み替えてください。
No.72 - 2015/05/09(Sat) 12:48:51

神の人格 / 勝峰 昭
アリストテレスの神の超越的存在とみなす考え方は、「神の人格」という概念設定を認めない。
これに対し、アリストテレスの思想を継承するといわれたトマス・アキナスは否定的だとりかいします。彼の神信仰への真摯な態度また神の摂理が厳然として存在するとの確信から、アキナスは神の人格的存在という考え方を容認したと理解しますが、そういうことでしょうか。八木先生の御講義が楽しみです、

No.71 - 2015/05/09(Sat) 11:26:09

(No Subject) / 勝峰 昭
確かに、美術の背景にも歴史が大きくのしかかり、影響を与えています。

この頃神学の勉強を机上でしていますが、「歴史神学」といった概念が
あるほど、神学も変化を遂げていることを実感しています。

20日に伺った折には、表紙だけお見せください。

No.70 - 2015/05/09(Sat) 10:18:27

スペインの歴史的背景 / 中川 [関東]
『すがおのスペイン文化史』で、少しばかりスペインの歴史について学びました。

スペインはフランスやドイツなどよりもずっと早くローマ化されました。

その前は、早くからフェニキア人がやってきて南部を貨幣経済に巻き込んでいます。

ギリシャとフェニキアはイベリアに文字、金属の採掘・染料などを早くから伝えていたのでした。
紀元前2世紀後半の第一ポエニ戦争と第二ポエニ戦争でローマ軍によってカルタゴ(フェニキア人)の敗北したために、イベリア半島はローマの支配に入り、ローマ化されラテン語が使用されるようになります。
そのようなこともあって、イベリア半島は文化度が高かったようです。
人種の坩堝といったところでしょうか。
5世紀の初め頃には西ゴート族が侵入し、6−7世紀にはイスラムが入ってきて、キリスト教は来たの方に追いやられます。
1000年近くのイスラムの支配にあって、キリスト教美術は打撃を受けるのですが、レコンキスタ(国土回復運動)の中で、11世紀から13世紀にかけてイスラムの文化もとけ込んだスペイン・ロマネスク美術が花咲きます。

中世キリスト教神学には欠かせないアリストテレスの哲学も、スペインを経由して中部ヨーロッパに入ってきます。
中世のクリスチャンはスペインに習いに行ったのです。
スペインには昔から核になる民族がいなかったこともあって、どこか自由な雰囲気があり、やはりフロンティアな地域はもっとも刺激があったのでしょう。

スペイン・ロマネスクのキリスト教美術はそのような背景があります。

No.69 - 2015/05/09(Sat) 03:40:54

Re: キリスト教神学書 / 中川 [関東]
うむ?!勝峰先生、マクグラスの『キリスト教神学入門』をごらんになったのですか?!

私は『キリスト教神学入門』が神学理解のベースになっています。

どんどん学ばれる姿に、脱帽です。

ティリッヒはとてもとても分かりません。

No.68 - 2015/05/09(Sat) 03:09:20

フォイエルバッハ / 勝峰 昭
ルードビッヒ・フォイエルバッハ『キリスト教の本質』(上下)1841年

この書に対する世間の批判特にキリスト教徒のそれは、厳しいものがあるようです。

何しろ彼は「人間が神々を作り出したのであって、その神々というのは人間自身の熱望や、必要や、恐れが観念化されたものを体現しているという。難解な理屈が続くが、要は神意識は単に人間の自覚に過ぎず、人間の経験の特別な範疇ではない、ともいっています。

しかも下記のA.E.マクグラスも、「西洋の自由主義的キリスト教において、彼の分析が影響力を保っている」と書いています。いったいこれはどういうことなのでしょうか、フォイエルバッハは人間中心のキリスト教思想に対する破壊的な批判を代表しているのに、自由主義的キリスト教に影響を与えているとは理解に苦しみます。こういったことをどう考えたらいいのか、できたら御教示いただければありがたい。

ただ私は決してフォイエルバッハの思想に組するものではないので念のため申し添えます。

No.67 - 2015/05/06(Wed) 17:19:38

キリスト教神学書 / 勝峰 昭
教文館より2002年に刊行されたA.E.マクグラス著、神代真砂実訳『キリスト教入門」804頁からなる大著が刊行されています、こんなこと皆様には周知のことでしょう。でも小生は銀座の教文館を覗いて手に取ってみて、はじめて知り、その重さに辟易としました。でも入門とはいえ内容を見ると、かなり鋭い見解も含まれています。

全体は三部構成となっていて、
第一部:キリスト教神学思想史―時代、問題、人物。
第二部:資料と方法
第三部:キリスト教神学(神論、三位一体論、キリスト論、信仰と歴史、救いの教理、サクラメントなど)

第三部の各論は、様々な論文や書籍が出ているので読めば何とかなるが、私のようなずぶの素人には第二部が役だつのかもしれません。

既に知っていることは飛ばして、今ようやく262頁(「神学と礼拝」の項)まで読み進めてきました。啓蒙的だったのは、近現代の神学者たちの見解が多く含まれていて、東京キリスト教神学研究所での古典古代・中世の神学者たちのお話の内容と照らし合わせることができ、少しは知識の幅が増えたような気がしたからです。

「信仰と理性」という命題一つを見ても、近現代の神学者の見解は、価値観は横において、現実味があるように感じたところもありました。

目が釘付けになるような記述もあり、”睡眠暁を覚えず”の候に酔いしれたいのに、つい夜更かししてしまいます。

No.66 - 2015/05/06(Wed) 10:11:44

(No Subject) / 勝峰 昭
「神の隣在」→「神の臨在」と読み替えてください。
No.65 - 2015/05/03(Sun) 20:03:09

(No Subject) / 勝峰 昭
本日夕刻に、ティリヒの「組織神学研究」読み終えました。率直に言って難解を極めました。
要旨だけをノート一冊にまとめましたが、ため息をついています。

ティリヒは一派をなさなかったようですが、彼の神学の論旨には相当な批判があったのもその一因でしょう。。
しかし、神学と人間存在、政治、文化、思想との相克を、解決しようと「神の隣在』と「新しい存在」=実存者
イエス・キリストの新しい解釈を定め、「永遠の生命」という概念をを理論づけようと努力した彼の足跡を
辿り、一種の感慨を覚えました。しかしその弁証的理論構成にはいささか疑問が残ったことも事実です。

No.64 - 2015/05/03(Sun) 19:58:56

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