1月30日(月)、刈田岳へ登ってきました。 テンクラは午前はA、午後はB→Cと言うことで、9時にはリフトへ乗り勇んでの山行となりました。 ガイド協会の仲間数人に声をかけたんですが、皆さんからはつれない返事でした。これも小生の人間性によるものでしょうか・・・。 さて、いつもの通り、澄川第3リフトTOPを出発。空は快晴で避難小屋もはっきりと見えます。 ただ、ルートは、先週の大雪で、結構な積雪です。 観光道路までは20分足らずで行きますが、その上は、トレースのあるところでもひざ下位に沈むところもあり、トレースを外すとひざ上まで沈みます。 何とかエコーラインまで行くのに60分程かかってしまいました。 それでも、ここまではほぼ予定通りで、はるかに見える避難小屋の写真など撮って余裕でした。 問題は、ここからでした。 剣が峰までのルートは、降雪と吹き溜まりでカンジキでもひざ下まで沈みます。 一歩一歩のラッセル歩きになりました。 加えて10m以上の強風が吹き荒れていました。 やっとの思いで剣が峰に至り、ここからは尾根上の雪が固くしまり、カンジキの刃が利くようになり歩き易くなります。エコーラインから約60分、ようやく避難小屋到着です。 下から見た様子とは打って変わって立っていられないほどの強風が吹いていました。定番の鳥居の写真を撮ろうとしたのですが、カメラのバッテリーがフリーズして写せませんでした。(何のためにここまで来たのか・・・。) 早々に下山。今回は予定を変更した来たルートを戻ることにしました。 朝は、大黒天からコマクサ平を回ってゲレンデに戻るコースを考えていましたが、ラッセルの大変さを想定し、次の機会としました。安易な方への転換は最も得意な選択です。 また、前回の反省を踏まえ、今回は手袋を冬期用の本格的なものを最初から着用しました。何とかこれで強風の中を歩けました。(備えあればウレイなしです) 天気は1時頃から下り坂となり、後見ゲレンデ着いた頃は本格的な雪となっていました。 やはり冬山は、きちんとした計画と装備が肝心なようです。 晴れたらまた歩いてみますよ!
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No.77 - 2023/01/30(Mon) 18:50:36
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