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しばたチームのシーズン成績は、試合数135で勝ち数48、負け数87、分け数0、勝率.356であり、リーグ最下位に終わりました。得点455に対して失点609と、攻撃力と守備力の両面で苦戦したシーズンとなりました。打率は.230でリーグ最低、防御率も4.37とリーグで最も高い数値を記録しました。本塁打は126本を記録し、盗塁は80回でしたが、これらの数字もチームの順位向上には繋がりませんでした。
対戦成績を見ると、どのチームとも負け越しており、特にリーグ首位の白河に対しては7勝20敗と大きく差をつけられました。チームの攻撃力の象徴である本塁打数では沖縄神風に大きく引き離されており(しばた126本に対し沖縄神風203本)、得点力の面でも大きく劣っていることが分かります。
個々の選手の成績を見ると、打者ではゴズ選手が打率.292、23二塁打、5三塁打、26本塁打、61打点という素晴らしい成績を残し、チームの中心として活躍しました。しかし、チーム全体の打率が低く、出塁率も高くないため、得点チャンスを生かしきれなかったことが失点数の多さに繋がったと考えられます。
投手陣では、富沢晋一選手が防御率3.30、8勝11敗と健闘しましたが、チーム全体の防御率が高く、特に先発投手の負担が大きかったことが見受けられます。また、クローザーやセットアッパーといったリリーフ陣の不調もあり、試合終盤での失点が多かったと考えられます。
全体を通して、しばたは攻撃面でも守備面でも改善が必要なシーズンでした。特に、チーム打率の向上と防御率の改善に向けた戦略的な補強が求められます。若手選手の育成にも目を向け、長期的なチーム強化に取り組む必要がありそうです。来シーズンに向けての補強ポイントとしては、打撃力のある外国人選手の獲得や、信頼できる中継ぎ投手の確保が挙げられます。チームとして一丸となって、この苦しいシーズンを乗り越え、来年こそは上位を目指す姿勢が求められるでしょう。
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No.42 2024/03/05(Tue) 22:23:00
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