|
御来房の皆様こんばんは。 毎月10日の担当、特撮房シルバータイタンです。
今日の話題はウルトラマンシリーズについて。 『ウルトラマン列伝』以来、ウルトラマンシリーズさ新作と総集編っぽい番組を繰り返し続けており、既に「ウルトラマンオメガ」なる次のウルトラマンの名前が見え隠れしています。 以前にも時々この雑文で述べていますが、個人的にはウルトラマンシリーズも仮面ライダーシリーズも無理に続けず、インターバルを数年〜10何程おいた方が良いのでは?と思っています。
勿論先達となる作品の偉大な人気、連綿と続いてきた伝統があるからこそ、半世紀以上の歴史を重ねて尚新作が次々と生まれている訳ですが、新作には常に「新」と「旧」の両方への意識を踏まえた上で個々の作品だけの個性も求められる訳で、正直延々と作り続けている制作陣には頭が下がる一方で、「無理に続けていないか?」との思いも拭えません。 また、延々と続くことで長期シリーズの中で人気や存在感の劣った作品が出て来るのも否めません。
そこを考えると、ウルトラマンシリーズは新作と新作の間に総集編的な作品を挟み、放映時には無かった観点で作品が振り返られのは上手いインターバルだと思っています。 『ウルトラマンZ』のオオタ•ユカ隊員(黒木ひかり)がサイドから語る形で以前の出来事や旧作を振り返ったのは良い演出だと思いました。 また、ウルトラマンキングが偽アストラを前に、ウルトラ兄弟に対して、「お前達にはその男がアストラに見えるのか?」と詰問した際に、ダークネスファイブの一人が「見える。」とコメントしていたのには笑いました。
勿論制作されるからには新作にも期待はしたいです。 ただ、無理に続けることの「ダレ」も少しは考慮して欲しいと改めて思う次第です。そんな懸念を吹っ飛ばす程の名作が生まれれば1番良いことではありますがね。
ではまた来月。
|
No.494 2025/05/11(Sun) 18:11:01
|