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菜根道場BBS THE V
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菜根道場5•10日雑文 / ダンエモン
 御来房の皆様、こんにちは。
 毎月15日の担当、楽曲房ダンエモンです。

 まず、今月1日、数年振りに椎名恵さんのライブに参加してきました。
 5月に岡本真夜さんのライブに参加し、現在進行中である大黒摩季さんのライブにどこかで遠征したいと思っていたので、年内は東京に行くのは厳しいと思っていました。
 そこに突如椎名さんのライブの情報を得て、時間的・経済的にそれなりに無理して参加してきました。

 幸い、数年のブランクを経ても椎名さん並びにバンドメンバーからは覚えられていて、皆、再会を喜び、最前列に座れたとはいえ、椎名さんからは「一緒に沢山歌ってくれてありがとう!」との御言葉も頂戴しました。
 
 普段は自分の容姿にコンプレックスを抱くことの方が多いのですが(苦笑)、こういうときは覚えられ易い顔に生んでくれた両親に感謝しています(笑)。

 さて、ここで話はコロっと変わるのですが、先日歌について恥じるところがありました。
 それは8月9日のことで、毎年この日は長崎市の平和祈念式典を留守録して見るのですが、その式典で歌われた一つの曲の存在を知りました。

 それは福山雅治氏の「クスノキ 500年の風に吹かれて」と云う曲です。

 ダンエモンは、歌謡曲に関しては「狭く深く」の主義で、アーティストに関しても、基本、「思い切り知っている」か、「殆ど知らない」かのどちらかです。
 勿論これは極端な例えで、歌っている歌手が好きであろうとなかろうと、関心が高かろうと低かろうと、本当に良い曲と想われるものはそれなりに重視しているつもりです。

 そんな中、福山氏に関しては、「『笑点』で三遊亭小遊三師匠が自分の容姿に擬えているネタ元。」としてのイメージが強いのですが、式典で歌われた「クスノキ 500年の風に吹かれて」には心を揺さぶられたました。

 曲は、昭和に20(1945)年8月9日に原爆を投下を受けて激しく損傷しながらも生き残り、現在青々とした葉を繁らせ、樹勢を誇る被爆クスノキを主人公として、その不死身とも云える姿に復興を遂げ、繁栄する長崎への想い、生き続ける被爆者と遺族への鎮魂・エールを歌い上げたもので、式典では爆心地から5、600メートルの距離にある小学校の児童合唱団にて歌われました。

 恥じているのは、かかる名曲が2014年に作られたもので、10年以上ものその存在を知らなかったことです。
 道場主は10数年前に福山氏が、自身を被爆二世であることをカミングアウトしていたのを知ってはいました。
 中学校の修学旅行が長崎で、長崎出身のピアニストのお姉さんに色目を使っていたこともあって(苦笑)、長崎にはそれなりの関心を持って生きてきたつもりでしたが、被爆クスノキも、片足鳥居も知らずにいました。

 本来、歌謡曲はノンポリであるべきだと思っています。
 しかし、戦争であれ、天災であれ、非業の死を遂げた多くの人々の犠牲を悼み、その立ち直りにを支援するのに、国籍も、信条も、時代も関係ないと思っています。

 「クスノキ 500年の風に吹かれて」を知ったのは今更、かも知れませんが、知った上はその想いをしっかりと受け止め、今後も8月9日が巡る度に想いを新たにし、改めて長崎が「最後の被爆地」であり続けることを願う次第です。

No.570 2025/08/24(Sun) 16:51:32
菜根道場5•10日雑文 / シルバータイタン
 御来房の皆様、こんにちは。
 毎月10日の担当、特撮房シルバータイタンです。

 現在、閲覧中の特撮物が次々と終わりを迎えようとしています。

 まずはabさんの書き込みにもあった、四半世紀連載された『仮面ライダーSPIRITS』の最終回。これに関しては次月号で如何なる発表があるかが不明なこともあり、現時点での批評は控えます。

 次はCATVで見ている『科学戦隊ダイナマン』について。
 東映チャンネルで週1で2話の放映の為、この時期に終わることは初めから分かっていましたが、感慨深いものを感じています。
 実のところ、戦隊ものに関しては幼少の頃に見た記憶の有る『秘密戦隊ゴレンジャー』〜『太陽戦隊サンバルカン』までを見て、録画出来れば充分と思っていて、それ以降のものは特別な思い入れや着目点が無ければ見ないつもりでした。
 ただ、埼玉県在住の特撮ファン仲間から、『大戦隊ゴーグルV』と『ダイナマン』の閲覧を是非に、と勧められ、結果として勧めに従って良かったと思っています。
 
 そして間もなく最終回を迎える『仮面ライダーガブ』について。
 これまたこの時期に終わるのは例年通りなのですが、令和ライダーの中にあって、『ガブ』が現時点で最も面白いと思っています。
 主人公のショウマが元々はグラニュート界を牛耳るストマク社一族の庶出の末弟だったこともあり、その人間関係には複雑なものがありつつも、(結果的に対立した場合でも)確かな家族愛があり、その結末は本当に興味深いものがあります。
 今、現在抱いている想いは、「頼むから主要メンバー、誰も死なないでくれ。」です。

 上記三作についてはいずれ独立した作も作りたいとは思っていますが、いずれも良き終わりを迎えて欲しいと思っています。

 それでは。
   
 
現在放映中の『仮面ライダーガブ』
 

No.569 2025/08/24(Sun) 16:26:13

Re: 菜根道場5•10日雑文 NEW / ab
宇宙刑事シリーズが展開していた頃、戦隊は宇宙刑事と設定が被らないように、敵組織に変化を付けていました。
マクー〜フーマは宇宙規模の組織なので、同時期のゴーグルの敵は地球人、ダイナの敵は地底人、バイオの敵はロボット、とね。
プロデューサーが言ってましたよ。「そっちが宇宙から来るならこっちは地底だぞ!」ってね。
で、宇宙刑事が終わるのに合わせて、次のチェンジマンでは敵を宇宙規模の巨大組織に設定してました。

当時初代ガンダムのヒットでアニメの方が強くなってきたこともあって、ダイナマンではロボットアニメの敵メカデザインを何年もやってらした出渕裕氏をデザイナーに招いてました。
同時期の聖戦士ダンバインと並行してお仕事されてましたね。
その後バイオ・チェンジ・フラッシュと戦隊のデザインを続けられて、離れることになります。
平成ライダーではアギトのアンノウンのデザインをされてました。

一話完結ではなく終盤のエピソードに連続性を持たせる、というのも、ダイナで試験的に始めてました。

敵のカー将軍を演じた石橋雅史氏ですが…ジャッカーでは敵ボス、フィーバーでは薬所持で逮捕された地獄大使の代役も演じてらっしゃいました。
このカー将軍はとても視聴者人気の高い悪役で、親子からのファンレターやバレンタインチョコまで届くほどだったとか。
仮面ライダーブラックの映画では「子供から空手名人と間違われる人」を演じてましたけど、実際は極真空手7段なんですよね。
しかしそのブラックと同時期の高速戦隊ターボレンジャーでも敵のナンバー2を演じたのですが…こちらは残念な終わり方でした。
途中で放送時間枠が移ったこともあってテコ入れだったのか、石橋さんを含めた敵幹部3人が中盤でバタバタと倒されていくのです。
最後はレッドにぶった切られて派手に大爆発を起こすのですが、その直後に幽霊みたいな姿になって現れ「これで死ぬ俺ではないぞ!」と言い残します。
…しかしそれっきり再登場しませんでした。普通、そんな事言い残したら復活すると思うじゃありませんか。
あれはなんだったのやら…そしてそれが戦隊シリーズ最後のレギュラー出演となりました。

No.571 2025/08/26(Tue) 22:33:28
このサイトの戦国房についての感想8 / ベルトラン
こんにちは、お久しぶりのベルトランです。
また丁寧に返事をいただきありがとうございます。
また記事の内容に対する反論も多くありますがご了承ください


まずは新コーナーの人質………その様々な待遇と存在意義のコーナーの余豊璋の項目についてです。
百済では腆支王という王が太子時代に倭国に人質として出されて、王の死後一族による簒奪が起こり倭国の護衛とともに帰国して王に即位したことが証明されていて、百済の王族が倭国の人質になった例は結構あったようなんですよね。
何しろこれらの事例は日本書紀だけでなく朝鮮側の資料である三国史記など複数の記録がありますから。
またこれらの記録から百済を倭国が軍事支援したことは、白村江の戦い以前にもあったと考えられます。


次に源義高の項目についてです。
そもそも大姫のエピソード事態が七歳の割には大姫が頭良すぎることを考えると、あんまり信用していないのが私の感想です。
恐らくほとんどが創作だろうというのが私の考えであり、大姫が義高を愛していたというのも史実ではないだろうと私は考えますね。


次に松平元康の項目についてです。
実は最近では竹千代が織田信秀の人質になったのは、戸田康光の裏切りではなく織田軍の攻撃により岡崎城が落城したため織田家に降伏せざるを得なかったというのが実情とされているそうです。
また元康が岡崎への帰国をしなかった理由は、元康が義元の姪・瀬名を娶ったことで今川家の親族衆と扱われたからのようです。
今川家の親族衆は元康に限らず、基本的に駿府城に居住するのが今川家の決まりだったようです。
そもそも幼くして父を失った元康が今川義元の庇護なしで無事に家督を継承できたとは考えにくく、元康にとって今川家には恩義の方がはるかに大きかったと言えます。

またそもそも松平広忠が親今川の立場を貫いた理由としては、そもそも織田家への敵対心も大きかったように思います。
松平家にとって織田家は清康の不慮の事故など因縁のある相手です。
広忠の最後にも織田の謀略という説もあるほどであり、いまさら織田に従いたくないという感情の方が大きかったのではないでしょうか?
そういった意味では元康にとって清州同盟は今川からの支配を脱して独立した喜ばしい瞬間ではなく、むしろ長年の宿敵である織田家と心ならずも手を組まざるを得なくなった屈辱の時だったではないでしょうか。


次に毛利隆元の項目についてです。
実は彼の病没の直前に和智誠春の饗応を受けたという話は同時代史料に確認できず、後世の創作の可能性が高いそうなんです。
では和智誠春と赤川元保の粛清の原因はというと、この二人はどうも素行が悪かったらしく赤川元保は隆元の生前から粛清が検討されていたらしいので、この二人の粛清は隆元の最後とは直接関係はないようですね。

また隆元は大内義隆にかなり好感を持っていたようですし、謀反の後毛利家に無理難題を要求したりしていますから、陶晴賢にはあまり良い感情は持っていなかったようですね。
ですから隆元・元春が晴賢が降伏することでその命を奪わずに済むことを望んでいたというのはありえないと思いますね。


次に黒田長政の項目についてです。
実は信長が松寿丸の処分を命じたという話、かなり怪しいそうなんです。
というのもそもそもこの話は後の福岡藩の記録が初見であり同時代資料からは確認できず、しかも有岡城が陥落した際に官兵衛の救出に黒田家の家来が参加しているもののそもそも松寿丸が表向き処分されていたら黒田家の家来が有岡城攻略に参加できるはずがないからです。

またそもそも松寿丸は黒田官兵衛の人質ではなく小寺家の人質であり、小寺政職は実際に裏切っているため信長が松寿丸の処分することが不当かは疑問かもしれません。


そもそも人質と言っても現代の人質とは違います。
昔の人質は現代の外交官の方が近く、相手が裏切らない限り客分として厚遇するのが当たり前ですしむしろ冷遇する方が非常識な対応です。
また差し出す側としても相手の家の有力者との人脈を作る機会があったり、相手の家の情報を得たりとメリットもあります。

また同盟が破綻したとしても、使者を派遣して正式に同盟は気の手続きをした場合は人質は返還するのが普通であり、戦国乱世と言っても相手に過剰に恨みを買うのを避けるために実際にはきちんと手続きをしたうえで同盟破棄をすることが多く、またそもそも人質は捕虜交換などに政治利用できることもあり、友好関係が破綻したからと言って必ずしも処刑されたとは限りません。
まあ現在感覚で人質を語るべきではないでしょうね。


次に新コーナーの優遇され過ぎ?な人物のコーナーの聖徳太子の項目についてです。
崇峻天皇事件は蘇我馬子が独断で行ったわけではないようです。

崇峻天皇が即位した際に前天皇の時代の重臣がそのまま留任していたわけですが、どうも崇峻天皇がだんだんと彼らに反発するようになったのが原因のようです。
つまり崇峻天皇は馬子をもし討伐に成功していたら次にその他の重臣も排除した可能性が高く、さらには後見人であった後に推古天皇となる豊御食炊屋姫も排除した可能性が高いわけです。

つまり崇峻天皇事件は蘇我馬子の策謀ではなく、もしろ多数の皇族や群臣の同意を得た上での宮廷クーデターであったと考えられています。
この事件で馬子が弾劾されなかったのも、崇峻天皇を放置することが皇族や群臣にとっても利益にならなかったと言う事情によるようです。


次に源義経の項目についてです。
義経が弓を奪われた際に、「源氏の大将がこんな小さい弓を使っているなんて云われたら恥」として、必死になって奪い返した件に関しては、当時の武士は強い弓を使用できることが武勇の証として重視されていたのですが、義経は残された鎧から推定して同時代基準でも身長が低く、小さな弓しか使用できなかったために弓を必死に奪い返したと考えられます。
つまり低い身長に義経がコンプレックスを感じていたからだと考えれば、そこまで不自然な話ではないと思われます。


あり得ない超人化は何故起きるかということで無視できない要因は、記録の少ない人物は創作作品の主人公にしやすいというものがあります。
記録が少なく人生の中で何をしていたか不明な時期の多い人物は、記録の無い不明な時期にいくらでもエピソードを盛れるために創作作品の主人公とされて人気が出るという訳です。
聖徳太子や島左近や前田慶次はまさにそうですし、源義経も頼朝のもとに駆け付ける以前の時期や頼朝に追われて逃亡している時期など記録の無い時期が多く話が盛りやすいために創作作品の主人公にしやすいという事情があります。
豊臣秀吉なんかも信長に仕える前の記録がほとんどないため、創作作品の主人公にしやすい人物ですね。
実際秀吉が実は忍者だったなんていう小説もありますし。


あと劉備についてですが、呂布の「この大耳野郎こそ一番信用出来ない奴だ!」との批判についてですが、二度の義父裏切りを始め何度となく味方を裏切り続けた呂布に比べて、劉備は益州乗っ取りの一度を除けばあくまでも危険を察知して主君を変更しただけです。
戦乱の世では仕方ない事ですし、少なくとも呂布にだけは言われたくないのではと思いますね。

ただ劉備は三国志演義最大の被害者とも言われるんですよね。
というのも演義での劉備は聖人君子で人望はありますが、武勇にも知略にも優れずキャラクターとしての魅力に欠けるところがあります。
実際蜀漢陣営が好きな人々は劉備が好きというより、諸葛亮や五虎将軍が好きだからという人は結構多いはずです。
むしろ劉備は現代人感覚だと、演義での聖人君子の姿より、聖人君子でなくとも英雄である史実の劉備の方が余程魅力的でしょうね。



次に夜討ち集のコーナーの保元の乱の項目についての続きです。
私は最近公家たちが、過度に悪人扱いされすぎていると感じています。
今回でも頼長なりの事情を無視して愚かな公家と、不幸な武士みたいな構図で語られすぎているのではという訳です。

またそもそも上皇方の人物は協調性のない人物が多く、当人に不遇の責任が一切ないのは崇徳上皇だけでは?
こう考えると源為義もこの末路はそもそも当人にも問題があったように思えるんですよね。


次に厳島の戦いの項目についてです。
大内家に限った話ではありませんが、最近では文官的な武士の派閥の呼び方として文治派という言葉は歴史用語としてあまり使わなくなっていて、代わりに吏僚派と呼ばれることが多くなっているようです。
なぜなら例えば文治派を重用する目的は当主権限の強化が目的であることが多く、当主が文弱に陥ったわけでも意欲を失ったわけでもないわけですし、また文治派と呼ばれる人々が必ずしも戦争を否定する平和主義者でもないわけで、文治派という用語が誤解を招きやすい表現であるからであり、豊臣政権でも石田三成ら奉行衆のことを最近では吏僚派と呼ぶことが多くなっているようです。

あと江良房栄が粛清された原因はどうも元就との和平を主張したからであり、元就の謀略ではないようです。
また厳島の戦いにおける陶軍の兵力は弘中隆兼以外に大内家の重臣がこの戦いに参加していないことから最大でも一万と考えられていて、水軍もおそらく百二十隻程度というのが有力のようです。
毛利軍の兵力が恐らく四千から五千、毛利直属水軍と小早川水軍が百隻から百二十隻だと考えられているため、実際には通説ほどの兵力差はなかったようなんです。
これに村上水軍二百隻が毛利方に参戦すればもはや毛利川の優勢は明らかとはいえ、大内義隆の死後に衰退した大内家の状況と陶晴賢の失策により最初から劣勢は明らかだったかもしれませんね。


日本人はだまし討ちは卑怯と考えても、夜襲は卑怯と考えないと思うんですよね。
保元の乱については夜襲を行った方が卑怯と批判されるより、夜襲作戦を却下した藤原頼長のほうが批判されていますし、本能寺の変も批判されるのは主君討伐であって夜襲という手段ではないと思うからです。
また山木館襲撃はそもそも知名度が低くあまり注目されていないような気がします。

日本ではそもそも伝説ですら女装して敵を討った日本武尊の逸話とか、毒酒で酒呑童子を倒した源頼光の伝説とかが語り継がれる国ですから、夜襲を卑怯とは全く思わないんでしょうね。


次は足利直義の項目で話題にした後醍醐天皇についての続きです。
鎌倉時代末期には朝廷の両派閥の対立の激化により、朝廷での訴訟にてその時の天皇の派閥の支持者が勝訴して天皇が代替わりするとそれがひっくり返されるなど両統迭立の弊害が露骨に出ていて、この朝廷の混乱を収束させるには両統迭立を終結させるしかなかったようなんですよね。

建武政権の政策が後の室町幕府にも継承されたりと、後醍醐天皇の政治が室町幕府にも継承されています。
高師直の土地権利の管理政策も実は建武政権の政策を継承したものです。

また建武政権の土地権利の管理政策の失敗は恩賞の不公平ではなく、土地給付の手続作業が膨大な量となり追いつかなかったからだったようです。
こうしたことからも少なくとも武士を冷遇した後醍醐天皇という見方は完全に過去のものとなっているわけですね。
少なくとも後醍醐天皇の政治的業績は一定の評価をすべきでしょう。


次に胡亥と悪宦官・趙高についての続きです。
最近では趙高は実は宦官ではないのではないかという説もあるそうです。
そもそも中華王朝の宮廷の役職が去勢した宦官に限定されたのは後漢時代からだそうで、それ以前には宮廷でも去勢しない役人が仕えていたそうです。
趙高にはそもそも娘婿がいたことが確認されるため、去勢した宦官ではない可能性が高いのではと言われているそうです。
秦王朝の実態はまだまだ分からないことが多いのが実情のようですね。

そもそも始皇帝が最後の巡行の前に扶蘇を呼び戻して太子にして自分の後継者であることを明らかにして、最後の巡行に同行させていれば趙高の遺言書改ざんは防げたのではと思います。
結局趙高の専横はもとはと言えば、始皇帝が後継者問題への対応を誤ったことがそもそもの原因ではないでしょうか。



次に嫡男はつらいよのコーナーの武田義信の項目についてです。
実は義信の謀反事件の原因は信玄が今川を滅ぼそうとしたからではないというのが有力になっているそうです。
というのも信玄は桶狭間の戦いの前から織田との同盟の交渉をしていたからです。

そもそも武田家の最大の敵は上杉謙信であり、それに全力を向けることのできる体制を作るための三国同盟なわけですが、このころ美濃で斎藤や織田と武田家は泥沼の国境紛争をしていていい加減これをやめたいと考えていたようなのです。
それがちょうど上洛を目指す足利義昭の仲介があり、織田との泥沼の紛争に嫌気がさしていた武田信玄にとってちょうどよかったので織田との同盟を決意したわけです。
つまり武田と織田との同盟はこの時点では単なる和睦に毛が生えた程度のもので今川と敵対する前提の物ではなく、義信が謀反を起こしてまで止める必要はなかったのでは?というのが現在の研究者の考えのようです。

それではなぜ謀反が発生したかというと、原因の一つは信玄に取り立てられた新参の家臣と譜代の家臣が原因ではないかと言われているようです。

もう一つの原因としては、武田義信はこの時28歳であるにもかかわらず未だに家督を譲られないことに不満があったからではないかと言われているようです。
というのも同盟相手の後継者で年齢の近い今川氏真や北条氏政が共に20歳くらいで家督を継承しているのに対して、このとき28歳の義信は未だ形式的な家督継承すらもないことに不満を持っていたのではないかというわけです。
なにしろ他の大名家の例でもだいたい20歳前後で形式的にしろ家督を継承して前当主はその後見人になるのが当時の慣習だったようですので、義信が父である信玄に不満を持つのも当然でしょうね。

まあ要は義信事件の原因はおおむね武田と今川の外交問題というより、武田家の内紛が原因であるようです。
また義信をすぐに粛清しなかった理由も、一つには義信を死なせると今川との関係が悪化することを信玄が危惧していたのが一因のようです。

また武田家と今川家の同盟が決裂した原因は、義信事件がきっかけで今川氏真が信玄に不信感を持ち武田家の仇敵である上杉家と同盟を結んだことが切っ掛けのようです。
つまり信玄が今川を攻撃しようとして義信の謀反が発生したのではなく、義信事件がきっかけとなって武田と今川の関係が悪化して同盟決裂となったというのが実情のようですね。

武田義信の死因は、最近では病死が有力のようですね。
また実は飯富虎昌が義信の傅役だったという通説には疑う余地があるそうなんです。
飯富虎昌は信濃で越後で上杉謙信に備えるのが役目であったため実は甲府に滞在すること自体が少なく、義信の傅役をやる暇があったかどうか疑わしいからだそうです。
結局のところ通説は大抵間違っているというパターンは義信謀反事件にも言えるようです。


次に反故にするんじゃねぇ!のコーナーの満州開拓民と南満州鉄道の項目についてです。
移民の内実が現地人の報復を警戒しなければいけない侵略であったことは事実ですが、実はそもそも中国大陸が辛亥革命以降各地の軍閥が内戦を繰り広げる群雄割拠のような状態で治安が最悪であったという実情もありました。
侵略に対する報復とか関係なく、各地で略奪を繰り返す盗賊団などの武装組織が各地に出没していたわけです。
そもそも国民党軍も中国共産党軍も規律の良い軍隊ではけっしてありませんでした。

逆にこれらの討伐などを行って治安維持がある程度行われていた日本軍の占領地は、日本の侵略を考慮したとしても同時代の中国ではまだしも住みやすい地域であったという実情もあります。
実際あくまで他はもっとひどいという消極的な理由にせよ、日本軍を支持する中国の民衆も決して少なくない数いたのという事実もあります。
これは現代のパレスチナでもイスラエル軍の行動は許されないにしろハマスが残虐なテロリストなのは事実であり、決して悪のイスラエル軍に立ち向かう正義の集団では決してないという事実から考えても理解できるでしょう。

日本軍の侵略は批判されるべきであり正当化できませんが、日本の侵略が無ければ当時の中国が平和だったわけでもないことは忘れてはいけませんね。


さて今回はこれまで。
次の更新を楽しみにしています。
それではまた。

No.565 2025/08/22(Fri) 00:38:53

Re: このサイトの戦国房についての感想8 / 薩摩守
> こんにちは、お久しぶりのベルトランです。
> また丁寧に返事をいただきありがとうございます。
> また記事の内容に対する反論も多くありますがご了承ください

 お久し振りです、ベルトランさん。
 例によって反論大歓迎です。こちらこそ、何だかんだ云って自説を曲げないことが多いのですが、決して反論を軽んじている訳では無いことを改めて申し上げておきます。

>
>
> まずは新コーナーの人質………その様々な待遇と存在意義のコーナーの余豊璋の項目についてです。
> 百済では腆支王という王が太子時代に倭国に人質として出されて、王の死後一族による簒奪が起こり倭国の護衛とともに帰国して王に即位したことが証明されていて、百済の王族が倭国の人質になった例は結構あったようなんですよね。
> 何しろこれらの事例は日本書紀だけでなく朝鮮側の資料である三国史記など複数の記録がありますから。
> またこれらの記録から百済を倭国が軍事支援したことは、白村江の戦い以前にもあったと考えられます。

 そうですね、朝鮮三国(高句麗・新羅・百済)の歴史は長く、大和朝廷との絡みもなかなかに複雑です。
 名目がどうあれ、来日・訪日した王族は多いと思います。
 新羅の三国統一に大きく貢献した武烈王・金春秋も即位前に日本に来たこと有りますし。
 「人質」に対するイメージが現代と同じなら、国家のプライドからして『三国史記』に王族が人質になっていたことは削除されてもおかしくありません。
 貴説にある様に、名目は人質でも、現代で云うところの大使に近かった様ですね。

>
>
> 次に源義高の項目についてです。
> そもそも大姫のエピソード事態が七歳の割には大姫が頭良すぎることを考えると、あんまり信用していないのが私の感想です。
> 恐らくほとんどが創作だろうというのが私の考えであり、大姫が義高を愛していたというのも史実ではないだろうと私は考えますね。

 確かに年齢の割に大姫は賢過ぎると思います。
 ただ、義高への愛情の程度がどうあれ、両親のやり様が幼い大姫の心を深く傷つけたのは間違いないと思います。
 頼朝や政子に大姫に対する愛情が無かったとは云いませんがね。

>
>
> 次に松平元康の項目についてです。
> 実は最近では竹千代が織田信秀の人質になったのは、戸田康光の裏切りではなく織田軍の攻撃により岡崎城が落城したため織田家に降伏せざるを得なかったというのが実情とされているそうです。

 岡崎城落城は初耳ですね。それを契機に松平広忠が織田信秀に降伏し、嫡男まで差し出したのであれば、広忠の新今川路線は修復不可能だったと思うのですが、如何でしょう?

> また元康が岡崎への帰国をしなかった理由は、元康が義元の姪・瀬名を娶ったことで今川家の親族衆と扱われたからのようです。
> 今川家の親族衆は元康に限らず、基本的に駿府城に居住するのが今川家の決まりだったようです。
> そもそも幼くして父を失った元康が今川義元の庇護なしで無事に家督を継承できたとは考えにくく、元康にとって今川家には恩義の方がはるかに大きかったと言えます。

 これは一度「今川家の婿殿」についてよくよく調べた方が良さそうですね。
 私も、情がどうあれ、義元は元康を今川に属する信頼出来る部将・国人衆に育てんとしていたのは感じています(雪斎禅師を教育係としたのはその最大の証拠と見ています)。


>
> またそもそも松平広忠が親今川の立場を貫いた理由としては、そもそも織田家への敵対心も大きかったように思います。
> 松平家にとって織田家は清康の不慮の事故など因縁のある相手です。
> 広忠の最後にも織田の謀略という説もあるほどであり、いまさら織田に従いたくないという感情の方が大きかったので はないでしょうか?

 充分考えられる話だと思います。
 竹千代が三歳のとき、竹千代のは母・お大の実家・水野家が織田についたために広忠はお大を離縁しました。
 この時代、年齢にもよりますが、女性は実家よりも嫁ぎ先での時間の方が遥かに長く、実家と嫁ぎ先が手切れになった際も、嫁ぎ先に留まることは珍しくありませんでした(お市も浅井長政敗死まで小谷城に留まりましたし)。
 広忠が反織田・親今川路線を敢然と示す為にお大を離縁した背景に、織田憎しの感情があったのもあり得る話だと思います。

> そういった意味では元康にとって清州同盟は今川からの支配を脱して独立した喜ばしい瞬間ではなく、むしろ長年の宿敵である織田家と心ならずも手を組まざるを得なくなった屈辱の時だったではないでしょうか。
 家康の感情については早計な断言は出来ませんが、結果的に信長との同盟は家康にとって(嫡男信康切腹などの不幸もありましたが)正解だった訳で、戦国の集合離散は複雑だと改めて思いますね。

>
> 次に毛利隆元の項目についてです。
> 実は彼の病没の直前に和智誠春の饗応を受けたという話は同時代史料に確認できず、後世の創作の可能性が高いそうなんです。
> では和智誠春と赤川元保の粛清の原因はというと、この二人はどうも素行が悪かったらしく赤川元保は隆元の生前から粛清が検討されていたらしいので、この二人の粛清は隆元の最後とは直接関係はないようですね。

 隆元の父・元就は井上元兼を初め、多くの重臣・国人衆を粛清し、それが如何に恨みを買っているかを充分承知していました。和智や赤川に対する粛清に隆元の死が関係なかったこともあり得るとも思いますし、無関係でも「隆元急死」
を格好の粛清理由にされたこともあり得ると思います。

>
> また隆元は大内義隆にかなり好感を持っていたようですし、謀反の後毛利家に無理難題を要求したりしていますから、陶晴賢にはあまり良い感情は持っていなかったようですね。
> ですから隆元・元春が晴賢が降伏することでその命を奪わずに済むことを望んでいたというのはありえないと思いますね。

 僅か三年の人質期間ではかんではありましたが、その間に隆元は多くの大内家中とのコネクションづくりに努めました。妻の実家・内藤家は勿論、数々の大内家関係者を取り込む為にも、陶晴賢に対する本音がどうあれ、彼への好意を前面に押し出していたことも考えられると思います。

>
> 次に黒田長政の項目についてです。
> 実は信長が松寿丸の処分を命じたという話、かなり怪しいそうなんです。
> というのもそもそもこの話は後の福岡藩の記録が初見であり同時代資料からは確認できず、しかも有岡城が陥落した際に官兵衛の救出に黒田家の家来が参加しているもののそもそも松寿丸が表向き処分されていたら黒田家の家来が有岡城攻略に参加できるはずがないからです。

 難しいですね。確かに官兵衛未帰還を理由に松寿丸が害されれば、それが黒田家離反の引き金になるでしょうから、軽々しい粛清命令が有ったとは思えませんが、当時の黒田家は信長にとって吹けば飛ぶような小勢力として見せしめを優先したとしてもおかしいとは思えません。
 また、関ヶ原の戦いに際して長政が西軍についた竹中重門(半兵衛の子)を罰しない様に、必死に家康に執成したことなど、先の粛清から救われた恩義なしに考えられないとお思っています。

>
> またそもそも松寿丸は黒田官兵衛の人質ではなく小寺家の人質であり、小寺政職は実際に裏切っているため信長が松寿丸の処分することが不当かは疑問かもしれません。
>
>
> そもそも人質と言っても現代の人質とは違います。
> 昔の人質は現代の外交官の方が近く、相手が裏切らない限り客分として厚遇するのが当たり前ですしむしろ冷遇する方が非常識な対応です。
> また差し出す側としても相手の家の有力者との人脈を作る機会があったり、相手の家の情報を得たりとメリットもあります。

 余豊璋の項でも触れた辺り、正にその通りだと思います。
 中国史でも、戦国時代に圧倒的に優勢だった秦が王族を趙に人質に出していたので、「弱い側の忠誠の証」という現代の感覚とは違う例も多いと思います。

>
> また同盟が破綻したとしても、使者を派遣して正式に同盟は気の手続きをした場合は人質は返還するのが普通であり、戦国乱世と言っても相手に過剰に恨みを買うのを避けるために実際にはきちんと手続きをしたうえで同盟破棄をすることが多く、またそもそも人質は捕虜交換などに政治利用できることもあり、友好関係が破綻したからと言って必ずしも処刑されたとは限りません。
> まあ現在感覚で人質を語るべきではないでしょうね。

 織田勝長は返されましたね。その勝長を送り返した武田勝頼が、奥平家や妹婿である木曽家からの人質は粛清しています。
 人質に対する意図や待遇がどうあれ、身柄を預けられていることが命の危機を孕んだことは間違いないとも思います。

>
>
> 次に新コーナーの優遇され過ぎ?な人物のコーナーの聖徳太子の項目についてです。
> 崇峻天皇事件は蘇我馬子が独断で行ったわけではないようです。
>
> 崇峻天皇が即位した際に前天皇の時代の重臣がそのまま留任していたわけですが、どうも崇峻天皇がだんだんと彼らに反発するようになったのが原因のようです。
> つまり崇峻天皇は馬子をもし討伐に成功していたら次にその他の重臣も排除した可能性が高く、さらには後見人であった後に推古天皇となる豊御食炊屋姫も排除した可能性が高いわけです。
>
> つまり崇峻天皇事件は蘇我馬子の策謀ではなく、もしろ多数の皇族や群臣の同意を得た上での宮廷クーデターであったと考えられています。
> この事件で馬子が弾劾されなかったのも、崇峻天皇を放置することが皇族や群臣にとっても利益にならなかったと言う事情によるようです。

 まえにベルトランさんからの指摘にもありましたが、当時の皇室は決して豪族に対して優位に立っていた訳では無かったので、天皇として「こいつはヤバい」と思われれば有力豪族によってその地位が危うくなるのは充分あり得たと思います。
 ただ、日本史に有って臣下の手で弑逆されたのが崇峻天皇一人であることと、十七条憲法第三条が天皇を絶対の存在と位置付けたことから、崇峻天皇弑逆のインパクトがどうしても大きくなる面もあると思います。

>
>
> 次に源義経の項目についてです。
> 義経が弓を奪われた際に、「源氏の大将がこんな小さい弓を使っているなんて云われたら恥」として、必死になって奪い返した件に関しては、当時の武士は強い弓を使用できることが武勇の証として重視されていたのですが、義経は残された鎧から推定して同時代基準でも身長が低く、小さな弓しか使用できなかったために弓を必死に奪い返したと考えられます。
> つまり低い身長に義経がコンプレックスを感じていたからだと考えれば、そこまで不自然な話ではないと思われます。

 定説を否定する最近の学説を持ち出すことの多いベルトランさんから、定説を肯定する意見を聞いたのは意外な気がします。
 確かに梶原景時との意地の張り合いを見ても、義経には相当意地っ張りなところもありますから、小弓を取り戻すのに必死になったのは分からない話ではありません。
 ただ、思うのですが、奪還を周囲に命じると云う選択肢はなかったのでしょうか?

>
> あり得ない超人化は何故起きるかということで無視できない要因は、記録の少ない人物は創作作品の主人公にしやすいというものがあります。
> 記録が少なく人生の中で何をしていたか不明な時期の多い人物は、記録の無い不明な時期にいくらでもエピソードを盛れるために創作作品の主人公とされて人気が出るという訳です。
> 聖徳太子や島左近や前田慶次はまさにそうですし、源義経も頼朝のもとに駆け付ける以前の時期や頼朝に追われて逃亡している時期など記録の無い時期が多く話が盛りやすいために創作作品の主人公にしやすいという事情があります。
> 豊臣秀吉なんかも信長に仕える前の記録がほとんどないため、創作作品の主人公にしやすい人物ですね。
> 実際秀吉が実は忍者だったなんていう小説もありますし。

 確かに書き尽くされた人間は(功績の大きさもあって)話を盛る余地が極少ですね。
 もし私が塙団右衛門を主人公にした小説を書いたら、相当話を盛ると思います(苦笑)。
 実際の能力・人間的魅力に対して歴史上における扱いが小さい人間を、「こいつの魅力をもっと有名にしてやる!」と思えば、多少の誇張も普通に出て来ると思います。

>
> あと劉備についてですが、呂布の「この大耳野郎こそ一番信用出来ない奴だ!」との批判についてですが、二度の義父裏切りを始め何度となく味方を裏切り続けた呂布に比べて、劉備は益州乗っ取りの一度を除けばあくまでも危険を察知して主君を変更しただけです。
> 戦乱の世では仕方ない事ですし、少なくとも呂布にだけは言われたくないのではと思いますね。

 敢えて反論せず、「丁原・董卓のことを忘れてはなりません。」とだけ云ったことにすべてが集約されてそうですね(苦笑)。

>
> ただ劉備は三国志演義最大の被害者とも言われるんですよね。
> というのも演義での劉備は聖人君子で人望はありますが、武勇にも知略にも優れずキャラクターとしての魅力に欠けるところがあります。
> 実際蜀漢陣営が好きな人々は劉備が好きというより、諸葛亮や五虎将軍が好きだからという人は結構多いはずです。
> むしろ劉備は現代人感覚だと、演義での聖人君子の姿より、聖人君子でなくとも英雄である史実の劉備の方が余程魅力的でしょうね。

 『三国志演義』における劉備は、同じ中国四大奇書である『西遊記』における三蔵法師、『水滸伝』における宋江の様な立場に置かれているようですね。
 カリスマのある立派な人物に間違いはないが、自らは蛮勇を振るわず、何処か武力的に頼りないことで配下が引き立つ…………そういう意味では「被害者」かの知れませんね。
 道場主の周囲では、曹操人気が高いために劉備が偽善者的に見られ、その意味で彼を被害者みたいに感じてはいましたが。

>
> 次に夜討ち集のコーナーの保元の乱の項目についての続きです。
> 私は最近公家たちが、過度に悪人扱いされすぎていると感じています。
> 今回でも頼長なりの事情を無視して愚かな公家と、不幸な武士みたいな構図で語られすぎているのではという訳です。
>
> またそもそも上皇方の人物は協調性のない人物が多く、当人に不遇の責任が一切ないのは崇徳上皇だけでは?
> こう考えると源為義もこの末路はそもそも当人にも問題があったように思えるんですよね。

 当時の貴族はかなり武術・戦術音痴に陥っていました。
 後白河天皇側でも頼長の兄・忠通が「夜討ちは卑怯ではないか?」と云っていました。そもそも個性派ぞろいの貴族が口を出しまくれば、まとまる物もまとまらず、その辺り、信西に一任したことに天皇方の勝因があったようにも思われます。
>
>
> 次に厳島の戦いの項目についてです。
> 大内家に限った話ではありませんが、最近では文官的な武士の派閥の呼び方として文治派という言葉は歴史用語としてあまり使わなくなっていて、代わりに吏僚派と呼ばれることが多くなっているようです。
> なぜなら例えば文治派を重用する目的は当主権限の強化が目的であることが多く、当主が文弱に陥ったわけでも意欲を失ったわけでもないわけですし、また文治派と呼ばれる人々が必ずしも戦争を否定する平和主義者でもないわけで、文治派という用語が誤解を招きやすい表現であるからであり、豊臣政権でも石田三成ら奉行衆のことを最近では吏僚派と呼ぶことが多くなっているようです。

 文と武で分けることがそもそも乱暴だったと云う事でしょうか?

>
> あと江良房栄が粛清された原因はどうも元就との和平を主張したからであり、元就の謀略ではないようです。
> また厳島の戦いにおける陶軍の兵力は弘中隆兼以外に大内家の重臣がこの戦いに参加していないことから最大でも一万と考えられていて、水軍もおそらく百二十隻程度というのが有力のようです。
> 毛利軍の兵力が恐らく四千から五千、毛利直属水軍と小早川水軍が百隻から百二十隻だと考えられているため、実際には通説ほどの兵力差はなかったようなんです。
> これに村上水軍二百隻が毛利方に参戦すればもはや毛利川の優勢は明らかとはいえ、大内義隆の死後に衰退した大内家の状況と陶晴賢の失策により最初から劣勢は明らかだったかもしれませんね。

 真相がどうあれ、江良が粛清される程に大内家内部ががたがただったことは毛利方には福音でしたね(笑)。

>
>
> 日本人はだまし討ちは卑怯と考えても、夜襲は卑怯と考えないと思うんですよね。
> 保元の乱については夜襲を行った方が卑怯と批判されるより、夜襲作戦を却下した藤原頼長のほうが批判されていますし、本能寺の変も批判されるのは主君討伐であって夜襲という手段ではないと思うからです。
> また山木館襲撃はそもそも知名度が低くあまり注目されていないような気がします。
>
> 日本ではそもそも伝説ですら女装して敵を討った日本武尊の逸話とか、毒酒で酒呑童子を倒した源頼光の伝説とかが語り継がれる国ですから、夜襲を卑怯とは全く思わないんでしょうね。

 拙作を完成させてから思ったのですが、夜襲に対しては「油断する方が悪い。」という想いもあった気がします。
 日論戦争において、日露両軍に「戦闘は昼間だけ。夜間に戦死者の遺体を回収するのを邪魔しない。」と云う取り決めがあったそうで、そのことも夜襲のイメージを悪くしているのかも知れません。
 個人的にはそれよりも、近代以前の日本が、戦に一定のルールを持ち、卑怯な手を嫌っていたのが、相手が異民族となると卑怯を丸で意に介していなかった方が気になります。
 降伏した阿弖流為を処刑したり、シャクシャインを騙し討ちにしたりしたことを当時の日本人は然程恥じず、後者に至っては、「上手いことやってやった。」と誇らしげですらあったことに実に嫌なものを感じます。
 「当時は異民族を自分達と同じ人間と認識していなかった。」と云えばそれまでかも知れませんが、相手を自分達と対等と見ていなければ卑劣な手段を恥じないことは、未来への反面教師とするべきと思っています。

>
>
> 次は足利直義の項目で話題にした後醍醐天皇についての続きです。
> 鎌倉時代末期には朝廷の両派閥の対立の激化により、朝廷での訴訟にてその時の天皇の派閥の支持者が勝訴して天皇が代替わりするとそれがひっくり返されるなど両統迭立の弊害が露骨に出ていて、この朝廷の混乱を収束させるには両統迭立を終結させるしかなかったようなんですよね。
>
> 建武政権の政策が後の室町幕府にも継承されたりと、後醍醐天皇の政治が室町幕府にも継承されています。
> 高師直の土地権利の管理政策も実は建武政権の政策を継承したものです。
>
> また建武政権の土地権利の管理政策の失敗は恩賞の不公平ではなく、土地給付の手続作業が膨大な量となり追いつかなかったからだったようです。
> こうしたことからも少なくとも武士を冷遇した後醍醐天皇という見方は完全に過去のものとなっているわけですね。
> 少なくとも後醍醐天皇の政治的業績は一定の評価をすべきでしょう。

 後醍醐天皇に関しては、私は源頼朝並みに大嫌いなので、(そのようにならないように気を付けていますが)かなり悪意的に書いている可能性を差っ引いて閲覧ください(苦笑)。    
 後醍醐天皇は良くも悪くも信念の人だったと思っています。両統迭立の世ではない時代に、順当な系統にて即位し、摂関や将軍が政権を壟断している時代でなければ、それなりの名君になっていた可能性は高いと思います。
 ただ、(時数の関係で詳細は語れませんが)事故に都合の良い朱子学徒・マキャベリストだったとのイメージが強く、なかなか好意的になれないとだけ、今回は申し上げておきます。


>
> 次に胡亥と悪宦官・趙高についての続きです。
> 最近では趙高は実は宦官ではないのではないかという説もあるそうです。
> そもそも中華王朝の宮廷の役職が去勢した宦官に限定されたのは後漢時代からだそうで、それ以前には宮廷でも去勢しない役人が仕えていたそうです。
> 趙高にはそもそも娘婿がいたことが確認されるため、去勢した宦官ではない可能性が高いのではと言われているそうです。
> 秦王朝の実態はまだまだ分からないことが多いのが実情のようですね。

 趙高は姓が示す様に、趙の王族で、その出自ゆえに生まれてすぐに去勢され、宦官になることを余儀なくされたと聞いています。
 そうなると娘婿・閻楽の存在が謎となるのですが、胡亥を馬鹿殿にしたのも、密かに趙の仇を打つ為に秦を骨抜きにすることを狙ったとの説もあり、その辺りの謎が完全に解明されるには時間がかかりそうですね。


>
> そもそも始皇帝が最後の巡行の前に扶蘇を呼び戻して太子にして自分の後継者であることを明らかにして、最後の巡行に同行させていれば趙高の遺言書改ざんは防げたのではと思います。
> 結局趙高の専横はもとはと言えば、始皇帝が後継者問題への対応を誤ったことがそもそもの原因ではないでしょうか。

 そうそうに扶蘇を呼び戻し、皇太子としての地位を盤石化しておけば歴史が大きく変わっていたであろうことは私も思います。

>
> 次に嫡男はつらいよのコーナーの武田義信の項目についてです。
> 実は義信の謀反事件の原因は信玄が今川を滅ぼそうとしたからではないというのが有力になっているそうです。
> というのも信玄は桶狭間の戦いの前から織田との同盟の交渉をしていたからです。

 ふむふむ。

>
> そもそも武田家の最大の敵は上杉謙信であり、それに全力を向けることのできる体制を作るための三国同盟なわけですが、このころ美濃で斎藤や織田と武田家は泥沼の国境紛争をしていていい加減これをやめたいと考えていたようなのです。
> それがちょうど上洛を目指す足利義昭の仲介があり、織田との泥沼の紛争に嫌気がさしていた武田信玄にとってちょうどよかったので織田との同盟を決意したわけです。
> つまり武田と織田との同盟はこの時点では単なる和睦に毛が生えた程度のもので今川と敵対する前提の物ではなく、義信が謀反を起こしてまで止める必要はなかったのでは?というのが現在の研究者の考えのようです。

 足利義昭が(信長に利用された形とは云え)諸大名の争いを仲裁し、将軍としての存在感をそれなりに発揮していたことからも、彼を肯定的に見ている私としては頷ける面もあります。
 武田と織田の仲も、勝長のこともあって、一般に云われているよりは遥かに複雑なものがあったようで、この辺りもまだまだ研究が待たれますね。

>
> それではなぜ謀反が発生したかというと、原因の一つは信玄に取り立てられた新参の家臣と譜代の家臣が原因ではないかと言われているようです。
>
> もう一つの原因としては、武田義信はこの時28歳であるにもかかわらず未だに家督を譲られないことに不満があったからではないかと言われているようです。
> というのも同盟相手の後継者で年齢の近い今川氏真や北条氏政が共に20歳くらいで家督を継承しているのに対して、このとき28歳の義信は未だ形式的な家督継承すらもないことに不満を持っていたのではないかというわけです。
> なにしろ他の大名家の例でもだいたい20歳前後で形式的にしろ家督を継承して前当主はその後見人になるのが当時の慣習だったようですので、義信が父である信玄に不満を持つのも当然でしょうね。

 確かに遅いとは思いますし、それを持って義信が「まだ父上はそれがしを認めて下さらぬのか!」と捉えたとしてもおかしくないとは思います。
 ただ、家中の評判的にも、能力的にも、弟達の状況的にも(信親盲目、信之夭折、勝頼は諏訪後継者)、義信の後継者としての地位は盤石で、それが事件の引き金になったとは考え難いと思います。

>
> まあ要は義信事件の原因はおおむね武田と今川の外交問題というより、武田家の内紛が原因であるようです。
> また義信をすぐに粛清しなかった理由も、一つには義信を死なせると今川との関係が悪化することを信玄が危惧していたのが一因のようです。
>
> また武田家と今川家の同盟が決裂した原因は、義信事件がきっかけで今川氏真が信玄に不信感を持ち武田家の仇敵である上杉家と同盟を結んだことが切っ掛けのようです。
> つまり信玄が今川を攻撃しようとして義信の謀反が発生したのではなく、義信事件がきっかけとなって武田と今川の関係が悪化して同盟決裂となったというのが実情のようですね。

 鶏が先か、卵が先か………。

>
> 武田義信の死因は、最近では病死が有力のようですね。
> また実は飯富虎昌が義信の傅役だったという通説には疑う余地があるそうなんです。
> 飯富虎昌は信濃で越後で上杉謙信に備えるのが役目であったため実は甲府に滞在すること自体が少なく、義信の傅役をやる暇があったかどうか疑わしいからだそうです。
> 結局のところ通説は大抵間違っているというパターンは義信謀反事件にも言えるようです。

 義信と飯富虎昌の師弟関係も見直しが必要でしょうか?ただそうなると、何故に飯富は処刑され、その実弟・昌景は山県姓を名乗ることとなったのでしょうか?

>
>
> 次に反故にするんじゃねぇ!のコーナーの満州開拓民と南満州鉄道の項目についてです。
> 移民の内実が現地人の報復を警戒しなければいけない侵略であったことは事実ですが、実はそもそも中国大陸が辛亥革命以降各地の軍閥が内戦を繰り広げる群雄割拠のような状態で治安が最悪であったという実情もありました。
> 侵略に対する報復とか関係なく、各地で略奪を繰り返す盗賊団などの武装組織が各地に出没していたわけです。
> そもそも国民党軍も中国共産党軍も規律の良い軍隊ではけっしてありませんでした。
>
> 逆にこれらの討伐などを行って治安維持がある程度行われていた日本軍の占領地は、日本の侵略を考慮したとしても同時代の中国ではまだしも住みやすい地域であったという実情もあります。
> 実際あくまで他はもっとひどいという消極的な理由にせよ、日本軍を支持する中国の民衆も決して少なくない数いたのという事実もあります。
> これは現代のパレスチナでもイスラエル軍の行動は許されないにしろハマスが残虐なテロリストなのは事実であり、決して悪のイスラエル軍に立ち向かう正義の集団では決してないという事実から考えても理解できるでしょう。
>
> 日本軍の侵略は批判されるべきであり正当化できませんが、日本の侵略が無ければ当時の中国が平和だったわけでもないことは忘れてはいけませんね。

 難し命題ですね。このことに関しては長くなるので今回は割愛します。
 ただ、満州及び当時の中国が貴見にある様な混迷な地にあったのだすれば、そんな場に開拓民を送り込んだ当時の移民政策も、それに関連して起きる紛争への備えも御粗末だったように思われてなりません。

>
>
> さて今回はこれまで。
> 次の更新を楽しみにしています。
> それではまた。


 今回もありがとうございました。
 次回の書き込みも心より楽しみにしています。

No.568 2025/08/24(Sun) 16:09:10
カラス、なぜ鳴くの? / ab
「怪奇大作戦」第24話「狂鬼人間」。

脚本家は山浦弘靖氏。ウルトラQのM1号、ラゴン、トドラの脚本を手掛けてますが、いずれも共著です。
セブンではブラコとペガ、80ではメカギラス、ガモス、アメーザ、プラズマとマイナズマ回を手掛けてます。

夫と子供を〇チガイにころされたオバサンが、キ〇ガイなら犯罪をしても無罪になるという世の中に復讐してやろうとキチ〇゛イ製造機を開発。
復讐したいほど誰かを憎んでいる人々に次々と接触し、一時的にキチガ〇に変えて恨む相手をころさせます。
彼らは逮捕されても、製造機に拠る発狂は一時的なものなので数か月後には正気に戻ってしまい、無罪のままシャバに戻ってきてしまいます。
「キチ〇ガイなら人をころしても無罪になる」、そんな世の中が許されていいのか…という、現代にも通じる重いテーマを扱った作品です。

かのウルトラセブン第12話のスペル星人回と並ぶ、円谷プロ作品の封印回ですが、扱いは見事に対照的です。
スペル星人は封印された理由がハッキリしており、新聞記事にも明確に載っています。また高年齢層向けの公式資料には内容が普通に紹介されています。
一方、ビデオソフトが発売される遥か前の封印なので、公式の映像ソフトでは視聴することができません。

対する狂鬼人間は、ビデオやバラ売りLDではきちんと収録されてます。
いずれも作中ではほんのチョイ役でしかないはずのスチール星人さんのドアップ写真がパッケージに使われてます。
まああの人その手の演技上手いですからねえ。初代マンのゴルドン回でも作業員役で出てましたけど、放送コードに引っかかりそうな芝居してましたし。
ところがスペル星人と違って封印された経緯は一切説明されておらず、新聞などで騒がれた形跡もありません。
高年齢層向け書籍でも「欠番です」の一言で片付けられてます。
切っ掛けになったのは95年のLDボックス発売日当日回収なのは間違いないのですが。
帰マンの坂田こと岸田森さんも気合を入れて撮影に臨まれた回だというのに。
04年に行われたフリーライターの調査に拠れば、円谷プロに「シャレになってない」抗議が来たとのことですが、果たして…。

なお脚本家さんはそもそも欠番になってること自体知らなかったそうで。
まあ多作な方ですから、一作一作を覚えていられないのでしょうけど。

円谷プロって、昔から面倒なことはそもそも関わらない主義っぽいので、多分今後も封印が解かれることはないのでしょう。
恐らくバルタン星人の扱いも、似たようなものになっていくのでしょうな。

No.564 2025/08/21(Thu) 22:27:48

Re: カラス、なぜ鳴くの? / シルバータイタン
> 「怪奇大作戦」第24話「狂鬼人間」。
 同作は未見です。

>
> 脚本家は山浦弘靖氏。ウルトラQのM1号、ラゴン、トドラの脚本を手掛けてますが、いずれも共著です。
> セブンではブラコとペガ、80ではメカギラス、ガモス、アメーザ、プラズマとマイナズマ回を手掛けてます。

 なかなか、想い命題を手掛けてらっしゃいますね。

>
> 夫と子供を〇チガイにころされたオバサンが、キ〇ガイなら犯罪をしても無罪になるという世の中に復讐してやろうとキチ〇゛イ製造機を開発。
> 復讐したいほど誰かを憎んでいる人々に次々と接触し、一時的にキチガ〇に変えて恨む相手をころさせます。
> 彼らは逮捕されても、製造機に拠る発狂は一時的なものなので数か月後には正気に戻ってしまい、無罪のままシャバに戻ってきてしまいます。
> 「キチ〇ガイなら人をころしても無罪になる」、そんな世の中が許されていいのか…という、現代にも通じる重いテーマを扱った作品です。

 難しいですね。
 キチ〇イを罰しないのは、「罰せられることの意味を理解しないものを罰しても意味がない」ということが根拠になっていますが、被害者としては全くもって納得のいく話ではありません。
 勿論、罰せられないだけで、加害者はその身を治療名目で拘束される訳ですが、結局被害者や遺族は見事に置き去りです。
 おばさんの好意には強烈な皮肉や問題提起を感じます。しかしながら、やはり私は叔母さんの行為を是とは出来ません。
 自分と同じ無念を無関係な人に味わわせて良いものとはなりません。

>
> かのウルトラセブン第12話のスペル星人回と並ぶ、円谷プロ作品の封印回ですが、扱いは見事に対照的です。
> スペル星人は封印された理由がハッキリしており、新聞記事にも明確に載っています。また高年齢層向けの公式資料には内容が普通に紹介されています。
> 一方、ビデオソフトが発売される遥か前の封印なので、公式の映像ソフトでは視聴することができません。
>
> 対する狂鬼人間は、ビデオやバラ売りLDではきちんと収録されてます。
> いずれも作中ではほんのチョイ役でしかないはずのスチール星人さんのドアップ写真がパッケージに使われてます。
> まああの人その手の演技上手いですからねえ。初代マンのゴルドン回でも作業員役で出てましたけど、放送コードに引っかかりそうな芝居してましたし。
> ところがスペル星人と違って封印された経緯は一切説明されておらず、新聞などで騒がれた形跡もありません。
> 高年齢層向け書籍でも「欠番です」の一言で片付けられてます。
> 切っ掛けになったのは95年のLDボックス発売日当日回収なのは間違いないのですが。
> 帰マンの坂田こと岸田森さんも気合を入れて撮影に臨まれた回だというのに。
> 04年に行われたフリーライターの調査に拠れば、円谷プロに「シャレになってない」抗議が来たとのことですが、果たして…。
>
> なお脚本家さんはそもそも欠番になってること自体知らなかったそうで。
> まあ多作な方ですから、一作一作を覚えていられないのでしょうけど。
>
> 円谷プロって、昔から面倒なことはそもそも関わらない主義っぽいので、多分今後も封印が解かれることはないのでしょう。
> 恐らくバルタン星人の扱いも、似たようなものになっていくのでしょうな。

 『ウルトラセブン』幻の第12話封印についてはいまだに謎が多いです。
 封印に至った経緯からして、核兵器廃絶派によるクレームと云う定説だけじゃなく、逆に核武装派が核兵器に対するタブー感が高まるのを恐れたとの説を聞いたこともあります。
 また、円谷プロの発表ではテープは焼却されたとのことですが、はっきり云って嘘です。まあ、嘘と云うのが問題あるなら、ダビングされた物が間違いなく存在する、と申しておきます。

 まあ、第12話の再放送が見込めない以上、注目すべきは第26話『超兵器R1号』が筆頭ですね。

No.567 2025/08/24(Sun) 14:56:51
菜根道場5•10日雑文 / 薩摩守
 御来房の皆様、こんにちは。
 毎月五日の担当、戦国房薩摩守です。

 八月は道場主の一族に命日が多く、加えて原爆投下や終戦の日もあり、多くの人々の御冥福をお祈りしたり、実際に法事に参加したり、で拙房を初め、他の房でもすっかり更新・雑文を滞らせてしまいました。

 今年(令和七(2025)年)は先の大戦を終えて八〇年と云う節目の年と云う事もあり、事の是非はどうあれ、当時の歴史について自らが正しい歴史として認識することを声高に叫ぶ度合いが例年以上に強い様に思われます。
 少し前に外国人受け入れをどう受け止めるかが問われた側面の強い参議院選挙があったこともあり、今も戦闘の続くウクライナ情勢もあって、主張も論争も激化傾向に有ります。

 これらの諸問題に関して薩摩守にも意見はありますが、膨大な時数を要するため、今回の雑文では割愛します。代わりにと云う訳でもありませんが、今日話題にしたいのは「熊」についてです。

 過去作に『北海道苫前郡羆害事件(大正四年)』を作ったことや、道場主の執着心が強い性格が熊並みであることから(苦笑)、熊と云う生き物には強い関心を抱くとともに、熊害事件には人一倍心を痛めても来ました。

 真に残念ながら、今年は有害事件が多く、羆のみならず、羆よりは体格が小さく、正確も大人しい目とされるツキノワグマによる人身事故も相次ぎ、亡くなる方も出ています。

 まずは謹んで、すべての獣害犠牲者の方々にお悔やみ申し上げ、犠牲者・討ち取られた熊の御冥福をお祈りいたします。

 ここからは辛口になるのですが、昨今これらの事件に関して呆れ返っているのは、未だに熊の獲殺に苦情を寄せるクレーマーが後を絶たないと云う事です。
 私も動物好きなので、動物の犠牲に心を痛めることは全く悪いと思いませんし、「何とか生かしておけないものか?」を考察することは大変有意義だと思っています。

 しかし、残念ではありますが、人を殺した熊は駆除するしかありません
 「麻酔銃で眠らせて山へ返せ!」という、一見正論に聞こえる意見もありますが、知らないのなら敢えて上から目線で申し上げます。
 「無知も甚だしい。」
 と。

 まず、熊類を麻酔で眠らせるのは熟練したハンターの腕をもってしても困難です。抵抗力も体力も優れた熊類は、実弾ですら然るべき急所に当てないと討ち取れません。まして麻酔となるとかなり的確に討つ必要があるとともに、麻酔が効くまでの間、熊の反撃を凌がなくてはならないという問題があります(30秒で眠ってくれるとしても、かなり驚異的な反撃時間です)。

 また、熊類は極めて執着心の強い生き物です。どこかの道場主と一緒で(苦笑)。
 農作物・生ごみといった人間の生活圏内にある食べ物を「自分のもの」と思えば、いくら山奥に追いやっても何度もやって来て、いつかは人身事故を起こします。
 何とか熊が人間の生活圏内に入り込まないようにするのが先決ですが、「人間の生活圏」=「自分の餌場」と捉えられたれ、はっきり云って手遅れです。まして人肉の味を覚えたとあっては………。

 従いまして、加害熊を生んでしまったことを非難したり、その対策を提唱したりするのはまだわかりますが、駆除を責めるのは誤りです。
 しかも、聞けば2時間も延々と怒鳴り散らしたり、只々感情論に訴えたりするものも多いとのことで、ここまで来ると鬱憤晴らしにしか見えません。
 更に云えば、苦情は熊野現れた県の外からのものも多く、そうなると「実態分かって云ってんのか?」と云いたくなります。

 最後に、熊達の死を悲しむ心優しき人達に皮肉を送ります。
 是非とも、人間に食べられている牛・豚・鶏・羊・魚類・蛇・アザラシにも悲しみを抱いて下さい。
 ちなみに最後の弐つは道場主の大好物です。

No.562 2025/08/20(Wed) 17:15:51

Re: 菜根道場5•10日雑文 / 猫山キャットセンター
こんにちは、今年は80年の節目の終戦の年でしたので、普段の年よりま報道などが多かったですね。

反戦アニメ映画の「火垂るの墓」も久しぶりにテレビ放送されました。

詳しくは後ほど別欄で述べさせていただきますが、わたしの祖父も無事に生還しましたが戦争に行きました。
わたしの父は、何度かのべている、鉄道省東北本線(現、JR宇都宮線)小金井駅列車空襲で危ない目にあっており、この時に父に万一のことがあったら、わたしはこの世にはいませんでした。

わたしも、もう2度と戦争が起こりませんようここれから祈念しています。

さて熊事件のクレームが酷いですね。先日ね北海道福島町の熊事件では、役場に2時間もクレームを入れ続けた不届き者がいました。

前回の秋田県の熊事件で、秋田県知事が、クレームの電話切ってよろしいとのことでしたが、その通りだと思います。

つい先日の知床の熊事件でも、斜里町役場などに熊の習性も何もしらないにただ抗議だけして迷惑をかけるクレーマーからの電話があると予想しています。

わたしとしては、悪質な場合は、警告をしてそれでもクレームを入れ続けるなら切電してかまいません。
業務の師匠にもなります。

あと、非通知着信拒否などの設定も考える必要があると思います。
ちなみにわたしは、非通知拒否はもちろん、番号が通知されていてもどこの誰かからの電話かすぐわかるようなソフトを入れました。

ちなみに、高速道路のNEXCOのコールセンターでは、悪質なクレームが一定時間を超えたら、警告した後
切電しています。

また、広島県内のある私鉄のコールセンターでは、非通知着信拒否になりました。どちらもオペレーターさんからは好評です。

役場だからなどと言わないで、悪質なクレーマーには毅然とした態度を取るべきです。

ちなみにわたしとしてはプロ野球で、監督や選手が5分以上審判に対して判定を不服として抗議をし続けると退場になるので、5分クレームが続いたら、警告の上切電してよろしい!

かわいいだけでは通用しないのです。

道場主さまも、熊という動物は、一度手に入れた餌を離さないという特徴があります。動かしても無駄です。

熊は、銃で射撃しても、大きさにもよりますが、一発2発では仕留めることは厳しい場合も多く、麻酔銃でも、犬や猫を麻酔で眠らせるのと違ってかなりの時間がかかります。

無知は困りますね。

仮になんらかの方法で保護したとしても、猫山キャットセンターでは猫だけだなあ犬山モンキーセンターでも熊は引き取れないので、その後どうするのかの問題もあります。
クマ牧場でも動物園でもそのようないわく付きの熊は引き取らないと思います。

以前は、たしかに北海道の苫前熊事件、石狩沼田幌新事件など悲惨な熊事件がありましたが、ある程度は棲み分けが出来ていました。

人間の無理な開発などにより、熊の居場所がなくなり人里へ降りて来る例が多くなりました。

札幌市内でも市街地まで熊が出て来ます。

人間は、生きるために、豚、牛、鶏など多くの動物の命をいただいて食べています。

これは生きるためで、人の命を奪う熊に対しても、人間が生きるための正当防衛、緊急避難なのです。

まあ、わたしは道場主さまの食される動物の後ろ2つは苦手ですが。

現代人の多くは、自然や命に対して感謝をして生きていくという先人の方たちの教えと違うことをしていると思います。

No.563 2025/08/21(Thu) 18:31:37

Re: 菜根道場5•10日雑文 / 薩摩守
> こんにちは、今年は80年の節目の終戦の年でしたので、普段の年よりま報道などが多かったですね。
 特に核武装を勧めたがり、大日本帝国の非を認めまいとする連中が無駄に元気でしたね(←勿論皮肉である)。

>
> 反戦アニメ映画の「火垂るの墓」も久しぶりにテレビ放送されました。

 小学校で、『対馬丸』と『はだしのゲン』を見て以来、あの手の映画が本当に苦手になりました。

>
> 詳しくは後ほど別欄で述べさせていただきますが、わたしの祖父も無事に生還しましたが戦争に行きました。
> わたしの父は、何度かのべている、鉄道省東北本線(現、JR宇都宮線)小金井駅列車空襲で危ない目にあっており、この時に父に万一のことがあったら、わたしはこの世にはいませんでした。
>
> わたしも、もう2度と戦争が起こりませんようここれから祈念しています。

 日本だけじゃなく、世界のどこでも、ですね。
 勿論、現在進行形の戦争が一秒でも早く終わるのが大前提ですが。

>
> さて熊事件のクレームが酷いですね。先日ね北海道福島町の熊事件では、役場に2時間もクレームを入れ続けた不届き者がいました。
>
> 前回の秋田県の熊事件で、秋田県知事が、クレームの電話切ってよろしいとのことでしたが、その通りだと思います。

 役所の業務を滞らせるだけの延々と続けるクレームは誰の為にもなりません。
 話は逸れますが、道場主の先輩はお客様宅への到着が1分遅れたことで30分超の説教を食らったことがあります。
 勿論遅刻した側に非があるのですが、いくら腹が立ったとはいえ、遅れた時間の30倍もの時間起こり続けることに意味が有るとは思えません。


>
> つい先日の知床の熊事件でも、斜里町役場などに熊の習性も何もしらないにただ抗議だけして迷惑をかけるクレーマーからの電話があると予想しています。
>
> わたしとしては、悪質な場合は、警告をしてそれでもクレームを入れ続けるなら切電してかまいません。
> 業務の師匠にもなります。

 残念ながら、延々とクレームを浴びせ続けるのが趣味の様な輩もこの世には少なからず存在します。
 熊駆除にクレームを浴びせた人がこの手の趣味クレーマーか否かは分かりませんがね。

>
> あと、非通知着信拒否などの設定も考える必要があると思います。
> ちなみにわたしは、非通知拒否はもちろん、番号が通知されていてもどこの誰かからの電話かすぐわかるようなソフトを入れました。

 そんなソフトが有るとは初めて知りました。

>
> ちなみに、高速道路のNEXCOのコールセンターでは、悪質なクレームが一定時間を超えたら、警告した後
> 切電しています。
>
> また、広島県内のある私鉄のコールセンターでは、非通知着信拒否になりました。どちらもオペレーターさんからは好 評です。

 良いと思います。道場主も某鉄道が三日連続で一時間超の遅延をしでかした際にぎゃあぎゃあ怒鳴り付けまくったことがあります(苦笑)。

>
> 役場だからなどと言わないで、悪質なクレーマーには毅然とした態度を取るべきです。
>
> ちなみにわたしとしてはプロ野球で、監督や選手が5分以上審判に対して判定を不服として抗議をし続けると退場になるので、5分クレームが続いたら、警告の上切電してよろしい!
>
> かわいいだけでは通用しないのです。

 かわいい、かわいくないは見た目だけのことです。
 1歳に満たない子熊であっても、母熊が人間を襲うところを見て、人肉を食したのであれば、駆除するしかありません。可哀想ではありますが。

>
> 道場主さまも、熊という動物は、一度手に入れた餌を離さないという特徴があります。動かしても無駄です。
>
> 熊は、銃で射撃しても、大きさにもよりますが、一発2発では仕留めることは厳しい場合も多く、麻酔銃でも、犬や猫を麻酔で眠らせるのと違ってかなりの時間がかかります。
>
> 無知は困りますね。

 敢えてエラソーに云いますが、机上の学問の域は出ずとも、道場主は熊に関しては素人なりにかなり研究しました。
 現地に足を運んだこともあります。


>
> 仮になんらかの方法で保護したとしても、猫山キャットセンターでは猫だけだなあ犬山モンキーセンターでも熊は引き取れないので、その後どうするのかの問題もあります。
> クマ牧場でも動物園でもそのようないわく付きの熊は引き取らないと思います。

 クマ牧場とて、事件が起きていない訳ではありませんので。

>
> 以前は、たしかに北海道の苫前熊事件、石狩沼田幌新事件など悲惨な熊事件がありましたが、ある程度は棲み分けが出来ていました。

 苫前に関しては、事件後一年で全住民が立ち去りました。
 何かあったとき、最寄りの役場が18kmでは、車を使ったとしても大変です。

>
> 人間の無理な開発などにより、熊の居場所がなくなり人里へ降りて来る例が多くなりました。
>
> 札幌市内でも市街地まで熊が出て来ます。

 札幌市南区の真駒内にも羆が現れました。大黒摩季さんの実家のすぐ近くです。

>
> 人間は、生きるために、豚、牛、鶏など多くの動物の命をいただいて食べています。
>
> これは生きるためで、人の命を奪う熊に対しても、人間が生きるための正当防衛、緊急避難なのです。
>
> まあ、わたしは道場主さまの食される動物の後ろ2つは苦手ですが。

 アザラシや蛇を食べたことがあるのですか?
 まあ、猫さんは北海道在住なので、土産物店に行けばアザラシカレーは簡単に手に入りますが。

>
> 現代人の多くは、自然や命に対して感謝をして生きていくという先人の方たちの教えと違うことをしていると思います。 

 とある医学博士の邸宅に動物の墓があります。
 医学研究の為に実験に使った動物達の霊を慰める為のものです。
 動物に限らず、感謝の気持ちを忘れてはいけませんね。何事に対しても。
 同時に、自分が感謝を受ける事柄に対しては忘れるべきですが。

No.566 2025/08/24(Sun) 14:47:48
やっと終わった…のか? / ab
仮面ライダースピリッツの漫画が最終回となりました。25年です。

聞こえてくるのは「まだやってたの?」「第何巻で切った」と言った否定的な意見が多いです。
最初期の9人ライダーそれぞれにスポットを当てたシリーズは今でも好評なのですが、ZX編に入ってからは覚えてないという声が聞かれます。
2号が改造された過去編に寄り道したり、露骨な大ゴマを連発して話がいつまでも進まなかったりといった問題が多々見られました。
確かにデッドライオンやジェットコンドルを登場させたり、設定だけだった技や本編の没ネタを登場させたり…といった点は受けていましたが、そういったネタを一つ出す前に何話も引っ張ったりしていました。V3なんて何回変身不能になったことか…。
また作者の村枝氏が世代ではないため思い入れが薄いらしく、スカイとスーパー1は正直扱いが悪かったですね。後者は村枝氏が拳法好きだから活躍はするものの、敵のジンドグマはあっさりでした。
ストロンガーのデルザー怪人は良い扱いを受けていた…と言いたいところですが、何度も死んだり生き返ったりを繰り返すだけで、まるで「キカイダー01」のギルハカイダーです。
そもそもこれってZXが下敷きなのだから、なによりもロイド怪人を活躍させるべきなのに、初期でほぼ全滅しちゃってますし。
アマテラスだのツクヨミだの、ライダーと一切関係ない日本神話を絡めてきたのも謎ですし。大体首領って本家ライダーシリーズでは世界征服を狙ってしつこくテロばっかやってるオッサンなのに、そんな壮大な設定にされてもなあ…というかむしろライダーよりウルトラに向いてそうな設定です。

この作品に限ったことではないですが、現代って長期連載は嫌われる傾向にあります。
1話完結ものならともかく、ストーリーがずっと繋がっている漫画で何十巻も続けられると、初期からの読者は疲弊して離脱するし、新規の読者はそんな1巻から何十巻も読んでられないと言って最初から入ってこないし。
ただでさえ漫画以外に娯楽が溢れてますからね、現代は。
かのジャンプで何十年も看板張ってたワンピースですら、登場人物が多すぎる上に1人1人掘り下げたり過去回想入れたりするもんだから「いつまで経っても話が進まない」「もういい」と、読者が離脱して行ってます。
そのジャンプでワンピースを上回るヒットとなった鬼滅の刃は、4年くらいの連載で全23巻完結です。作者は「もっと続けてほしい」という要望を断って、区切り良く終わらせました。
最終巻あとがきで「主人公達と一緒に戦ってくれて、ありがとう」「完結までお見せできなかった読者の方にお詫びします」と終始謙虚でした。
そう、連載が長く続けば続くほど、亡くなる読者の方も増えるわけで、そういった方々に謝ってらしたのですよ。これは大きな反響を呼びましたね。

まあライダーの原案者たる石ノ森氏の描くヒーロー漫画からして、どれも奇麗に完結しないものばかりなので、その点だけはライダーっぽいとも言われてましたが。

No.558 2025/08/15(Fri) 21:03:47

Re: やっと終わった…のか? / シルバータイタン
> 仮面ライダースピリッツの漫画が最終回となりました。25年です。
 長かった様な……あっという間だったような……・

>
> 聞こえてくるのは「まだやってたの?」「第何巻で切った」と言った否定的な意見が多いです。

 残念ながら、リアルの周囲には話せる仲間が少ないです(苦笑)。

> 最初期の9人ライダーそれぞれにスポットを当てたシリーズは今でも好評なのですが、ZX編に入ってからは覚えてないという声が聞かれます。
> 2号が改造された過去編に寄り道したり、露骨な大ゴマを連発して話がいつまでも進まなかったりといった問題が多々見られました。
> 確かにデッドライオンやジェットコンドルを登場させたり、設定だけだった技や本編の没ネタを登場させたり…といった点は受けていましたが、そういったネタを一つ出す前に何話も引っ張ったりしていました。V3なんて何回変身不能になったことか…。

 村枝賢一先生がライダー好きで、ファンの思い出深い台詞、様々なキャラの「らしさ」をあちこちで披露したのは感涙ものでしたが、V3の傷つきよう、一時スカイライダーがネオショッカー大首領とともに消息を絶ったこと、アマゾンがギギの腕輪を失ったこと、Xライダーが片腕を失ったこと、とやきもきする展開や、かかる状態の放置は少し痛かったですね。

> また作者の村枝氏が世代ではないため思い入れが薄いらしく、スカイとスーパー1は正直扱いが悪かったですね。後者は村枝氏が拳法好きだから活躍はするものの、敵のジンドグマはあっさりでした。
 がんがんじいの、「コラ もっぺんいうてみい」は個人的に大絶賛しました(笑)。

> ストロンガーのデルザー怪人は良い扱いを受けていた…と言いたいところですが、何度も死んだり生き返ったりを繰り返すだけで、まるで「キカイダー01」のギルハカイダーです。
 じゃあ、生き返ったところで、「またお前か!?」と云ってあげないと(笑)。

> そもそもこれってZXが下敷きなのだから、なによりもロイド怪人を活躍させるべきなのに、初期でほぼ全滅しちゃってますし。
> アマテラスだのツクヨミだの、ライダーと一切関係ない日本神話を絡めてきたのも謎ですし。大体首領って本家ライダーシリーズでは世界征服を狙ってしつこくテロばっかやってるオッサンなのに、そんな壮大な設定にされてもなあ…とい

うかむしろライダーよりウルトラに向いてそうな設定です。
 そうですね、バダン怪人が少し不遇でしたね。
 殊にタカロイドはV3が苦戦したデストロンツバサ軍団の能力を反映された存在でしたから、そのことに触れて欲しかったですね。結局、ヴェガが少し絡んだだけだったのは残念でした。

>
> この作品に限ったことではないですが、現代って長期連載は嫌われる傾向にあります。
> 1話完結ものならともかく、ストーリーがずっと繋がっている漫画で何十巻も続けられると、初期からの読者は疲弊して離脱するし、新規の読者はそんな1巻から何十巻も読んでられないと言って最初から入ってこないし。

 ツクヨミやクロートー辺りの話は少々難解だったのも読者の疲弊を生んだと思います。
 じっくり読めれば奥深さを楽しめると思いますが。

> ただでさえ漫画以外に娯楽が溢れてますからね、現代は。
> かのジャンプで何十年も看板張ってたワンピースですら、登場人物が多すぎる上に1人1人掘り下げたり過去回想入れたりするもんだから「いつまで経っても話が進まない」「もういい」と、読者が離脱して行ってます。
> そのジャンプでワンピースを上回るヒットとなった鬼滅の刃は、4年くらいの連載で全23巻完結です。作者は「もっと続けてほしい」という要望を断って、区切り良く終わらせました。
> 最終巻あとがきで「主人公達と一緒に戦ってくれて、ありがとう」「完結までお見せできなかった読者の方にお詫びします」と終始謙虚でした。
> そう、連載が長く続けば続くほど、亡くなる読者の方も増えるわけで、そういった方々に謝ってらしたのですよ。これは大きな反響を呼びましたね。

 すみません、その二作は未読です(泣笑)。

>
> まあライダーの原案者たる石ノ森氏の描くヒーロー漫画からして、どれも奇麗に完結しないものばかりなので、その点だけはライダーっぽいとも言われてましたが。

 さて、来月号では如何な発表があるでしょうか?

No.561 2025/08/17(Sun) 00:03:07
アポロは月には行ったけど / ネコワシ
こんにちは、こちらはシルバータイタンさまの担当ですね。

わたしが、月や火星など太陽系の惑星や宇宙に関しても、一般的に報道されていることと違った考えを持っているのをご存知だと思います。

まず、わたしは確かにアポロは月に行っていると断言できます。

ただ、月面でUFOや人工建造物があり、知的生命体が存在していたのです。

アポロの宇宙飛行士は何らかの方法で、月の知的生命体と交信しています。 
内容は、月には来ないで欲しいということだと思います。

アポロ11号がイヌワシのように鳥のように人類初の月面着陸を
後、アポロ13号が故障でネコワシのように不安定な飛行になりながらも無事に地球に帰還した以外は、アポロ17号まで合計6機が月面着陸しています。

最初は、様子みだった月の知的生命体も、何度も地球から月に来るので、おそらくアポロ16,17号あたりの宇宙飛行士が、月には来ないで欲しいと言われたのだと思います。

NASAは、予算の関係を理由に予定していたアポロ19号までの月面探査を中止しましたが、実際には、極秘で月の裏側へ着陸しています。(アポロ20号まだあったという説もあります)

実際に月の裏側で撮影された、廃墟のような建造物の写真が公開されています。

わたしは、月が地球のような住むのに快適な環境ではありませんが、かつてはそのような環境で、月面で宇宙服なしで生活できる環境であったのでは?と思います。

現在でもUFOの基地などがあり、知的生命体が存在しているのではと思います。

また、宇宙服なしでは住むには環境が厳しくなって来たので、月から地球に移住した知的生命体もいると思います。

女性に28にちごとにある症状ですが、月の満ち欠けとほぼ一致しています。

アポロ宇宙飛行士は、NASAに口止めされています。

ある天文家の方があるアポロ宇宙飛行士と会談した時に、天文家がアポロ宇宙船の周りの飛行しているUFOの写真をみせたら、急にあわてて「知らない、知らない」と言ったのは何故か?

こちらはネット時代前の本で読みました。

見てはいけないものを見ていたのです。

火星もそうです。

わたしは、NASAが修正し忘れたのか見落としたのかはわかりませんが、火星のドーム、ダム、ピラミッド、植物、飛行場、ダクト、不時着したようなUFOなどの写真を見ました。

あと、グーグルマーズでの火星の都市の写真も見ました。

地球の都市とよく似ていました。

ただ、人のような生命体は確認できませんでした。

わたし自身は、火星表面は、富士山の頂上くらいの気圧と大気、空気があり、気圧調整をすれば宇宙服なしで生存可能だと思います。
実際、インカ帝国の首都のペルーのクスコ市では、標高3400から3500メートルのところに数十万人の人が住んでいます。
チチカカ湖など4000メートル以上の場所に住んでいる人もいますす。
ただ、火星人にとっては富士山の頂上と同じ気圧では厳しいので、地下に潜ったのではないでしょうか?
地下への入口の写真もバッチリ確認しました。
そのまま宇宙服なしで生存可能としていた本もありましたが、そこまではないと思います。

針葉樹のような火星の植物。
富士山の頂上くらいの大気しかないので、背は低く見えましたが、極端はな話、何も知らなかったら、「ここは北海道の冬のある地域の
写真だよ」と見せられれば信じてしまうような感じでした。

確かに雪やドライアイスに覆われていて、白くなっています。

わたしは、小学生のころから、月や火星など地球以外の太陽系の惑星や衛星に生命体が存在するのを信じていました。

そして確信にかわりました。

なぜ、NASAなどはこれを公表しないのか?

現在の地球もいろいろと問題をかかえていますが、とりあえずは何とかなっているところに、月や火星などには知的生命体がいてUFOも飛んでいて、人工建造物もあると知らせてしまったらどうなるでしょうか?

ウルトラマンのように、遠い宇宙の光の国からぼくらのために、チャックとピアノ線付きで正義のためにイヌワシのように鳥のように飛んでくるなら驚きませんが、まさか月や火星に知的生命体があると知ったらこれは大混乱になります。

月や火星などからUFOがネコワシのように不気味な飛行で飛んできて、地球を侵略するなどと考える人も出ると思います。

そこで、NASAなどはこのことはしばらくは秘密にしておいたほうがよいと判断しているのだと思います。

将来的に公表に向けて、少しずつ人工建造物の写真を出しているのだと思います。一応自然にできたものとして。

その時に備えた、E・Tなどの教科書映画を製作したりして。

宇宙の中で、地球だけが生命に満ちはふれた星ではありません。

こちらは、約50年くらい調べています。

No.557 2025/08/14(Thu) 15:28:44

Re: アポロは月には行ったけど / シルバータイタン
> こんにちは、こちらはシルバータイタンさまの担当ですね。
>
> わたしが、月や火星など太陽系の惑星や宇宙に関しても、一般的に報道されていることと違った考えを持っているのをご存知だと思います。

 報道と学術は微妙に異なりますからなあ。

>
> まず、わたしは確かにアポロは月に行っていると断言できます。

 かぐやが撮影した月面の写真が、アポロの撮影したそれと一致し、アポロ11号の月面着陸が事実であることはよっぽどの頑迷者を除いて、事実として受け止められました。

>
> ただ、月面でUFOや人工建造物があり、知的生命体が存在していたのです。
>
> アポロの宇宙飛行士は何らかの方法で、月の知的生命体と交信しています。 
> 内容は、月には来ないで欲しいということだと思います。

 月に文明があったと云う諸説は私もいくつか見たことがあります。クレーターは星間戦争による爆発痕とする説も。
 また、1960年代に始まるアメリカ合衆国の世界に先駆けた数々のテクノロジーは宇宙人から授かったものとの説も見たこと有ります。
 あ、生命体に関しては、南極で大量に発見された隕石の中からアミノ酸が検出されたことで、地球以外の宇宙に生命体があるのを私は確信しています。
 ねこさんが主張する文明が月に有るかどうかまでは、私の知識では何とも云えませんが。

>
> アポロ11号がイヌワシのように鳥のように人類初の月面着陸を
> 後、アポロ13号が故障でネコワシのように不安定な飛行になりながらも無事に地球に帰還した以外は、アポロ17号まで合計6機が月面着陸しています。
>
> 最初は、様子みだった月の知的生命体も、何度も地球から月に来るので、おそらくアポロ16,17号あたりの宇宙飛行士が、月には来ないで欲しいと言われたのだと思います。

 アポロ、つまり合衆国は良いとして、当時はソ連もアメリカと宇宙開発の覇を競っていました。
 ソ連には月の知的生命体との接触はなかったのでしょうか?アメリカが何かを隠せば、ソ連がそれを素っ破抜かんとしたと思うのですが?

>
> NASAは、予算の関係を理由に予定していたアポロ19号までの月面探査を中止しましたが、実際には、極秘で月の裏側へ着陸しています。(アポロ20号まだあったという説もあります)
>
> 実際に月の裏側で撮影された、廃墟のような建造物の写真が公開されています。

 極秘の事柄が公開されているのですか?
 まあ、公開だとしても限定的なものだとは思いますが。

>
> わたしは、月が地球のような住むのに快適な環境ではありませんが、かつてはそのような環境で、月面で宇宙服なしで生活できる環境であったのでは?と思います。
>
> 現在でもUFOの基地などがあり、知的生命体が存在しているのではと思います。
>
> また、宇宙服なしでは住むには環境が厳しくなって来たので、月から地球に移住した知的生命体もいると思います。

 ある書籍で、『かぐや姫』のかぐや姫こそ、星間戦争から地球に避難した月の姫で、竹取の翁の元から去ったのも、月が戦に敗れ、人の住めない環境となったことで、遠方に新天地を求めた際にプリンスを迎えに来た、としていました。

>
> 女性に28にちごとにある症状ですが、月の満ち欠けとほぼ一致しています。

 ええ、「月経」と云うぐらいで、正に月の引力に押したり、引いたりされていますから。

>
> アポロ宇宙飛行士は、NASAに口止めされています。
>
> ある天文家の方があるアポロ宇宙飛行士と会談した時に、天文家がアポロ宇宙船の周りの飛行しているUFOの写真をみせたら、急にあわてて「知らない、知らない」と言ったのは何故か?

 かつてよく放映されたUFO特番では必ずNASAや米空軍が証言を拒否し、「結局は謎」で終わっていましたね(苦笑)。

>
> こちらはネット時代前の本で読みました。
>
> 見てはいけないものを見ていたのです。
>
> 火星もそうです。
>
> わたしは、NASAが修正し忘れたのか見落としたのかはわかりませんが、火星のドーム、ダム、ピラミッド、植物、飛行場、ダクト、不時着したようなUFOなどの写真を見ました。
>
> あと、グーグルマーズでの火星の都市の写真も見ました。
>
> 地球の都市とよく似ていました。

 火星は太陽系の惑星の中で最も生物の住んでいる可能性が高いとされた時代がありましたね。
 「水星人」や「木星人」よりは「火星人」の名を聞くことの方が遥かに多かったと思います。

>
> ただ、人のような生命体は確認できませんでした。
>
> わたし自身は、火星表面は、富士山の頂上くらいの気圧と大気、空気があり、気圧調整をすれば宇宙服なしで生存可能だと思います。
> 実際、インカ帝国の首都のペルーのクスコ市では、標高3400から3500メートルのところに数十万人の人が住んでいます。
> チチカカ湖など4000メートル以上の場所に住んでいる人もいますす。
> ただ、火星人にとっては富士山の頂上と同じ気圧では厳しいので、地下に潜ったのではないでしょうか?
> 地下への入口の写真もバッチリ確認しました。
> そのまま宇宙服なしで生存可能としていた本もありましたが、そこまではないと思います。

 後は気圧の問題ですね。
 地球と全く同じ環境の星というのそうは無いでしょうから、各々の星の環境で進化した生物と云うのは普通に考えられると思います。

>
> 針葉樹のような火星の植物。
> 富士山の頂上くらいの大気しかないので、背は低く見えましたが、極端はな話、何も知らなかったら、「ここは北海道の冬のある地域の
> 写真だよ」と見せられれば信じてしまうような感じでした。
>
> 確かに雪やドライアイスに覆われていて、白くなっています。

 極冠ですな。

>
> わたしは、小学生のころから、月や火星など地球以外の太陽系の惑星や衛星に生命体が存在するのを信じていました。
>
> そして確信にかわりました。
>
> なぜ、NASAなどはこれを公表しないのか?

 『パタリロ!』で見た面白い話があります。
 その話では、UFOは、ネッシー同様、学生による作り物を撮影したもので、それを知った空軍は「「しょーもな嘘に引っ掛かった」と嘲笑されるぐらいなら、「何かを隠している!」と思われた方がマシ。」として、一度認めたUFOの存在を否定し、その後はだんまりを決め込んだという物でした(苦笑)。

>
> 現在の地球もいろいろと問題をかかえていますが、とりあえずは何とかなっているところに、月や火星などには知的生命体がいてUFOも飛んでいて、人工建造物もあると知らせてしまったらどうなるでしょうか?

 う〜ん………認めたら認めたで、それ等の所有権をどうするのか?生命体がいたならそれ等とどう付き合うのか?……………地球上の国家間交流すら問題だらけの現在人類が宇宙にある具体的なものごとに触れるのは時期尚早と見ているからではないでしょうか?

>
> ウルトラマンのように、遠い宇宙の光の国からぼくらのために、チャックとピアノ線付きで正義のためにイヌワシのように鳥のように飛んでくるなら驚きませんが、まさか月や火星に知的生命体があると知ったらこれは大混乱になります。
>
> 月や火星などからUFOがネコワシのように不気味な飛行で飛んできて、地球を侵略するなどと考える人も出ると思います。
>
> そこで、NASAなどはこのことはしばらくは秘密にしておいたほうがよいと判断しているのだと思います。

 侵略を危惧するどころか、侵略を意図する輩も出てきかねないと思います。

>
> 将来的に公表に向けて、少しずつ人工建造物の写真を出しているのだと思います。一応自然にできたものとして。
>
> その時に備えた、E・Tなどの教科書映画を製作したりして。
>
> 宇宙の中で、地球だけが生命に満ちはふれた星ではありません。
>
> こちらは、約50年くらい調べています。

 上述しましたが、生命体自体は地球だけのものではないのは私も確信しています。
 アメリカが月、火星について何かを隠しているのは充分あり得ると思いますが、中国や日本もいつか宇宙に飛び出す事を思えば、いつまで隠せるでしょうか?

No.560 2025/08/16(Sat) 23:51:35
東京ライブ / ニャンマンライブ
こんばんは、先日の松本ちえこさんが2019年に亡くなられた件で、「辛い想いされたな」などとまるで自分のことのようにご心配までしていただきまして本当にありがとうごさいました。

訃報が入るのが遅れましたが、わたしの利用しているSNSには、松本ちえこさんへの追悼文を書かせていただきました。

松本さん、今年の命日が七回忌です。

しがない自営業、やはり金銭的には厳しいですが、今年はお寺さんで回向していただこうかと思います。

本当にショックでした。(泣)

疎遠になってしまいましたが、以前のピアノの先生の演奏で歌った「恋人試験」とてもよい思い出になりました。

さて、わたしも命のカウントダウンが始まりましたので、健康なうちにライブに行こうと思い、9、10月の東京へのライブ遠征を予定しています。

道場主さまは、、10月に東京遠征する、金八先生に出演されていて、あと西田敏行さん主演の池中玄太のドラマに出演され、「鳥の詩」という大ヒット曲がある、杉田かおるさんといえばお分かりになるかと思います。

杉田かおるさんは、今年2月、道東の鶴居村にイベントで来られましたが、諸般の事情で行けず、今回、ピアノが札幌でライブに行っていた、木村ゆうさんという素敵な女性ピアニストさんで、他のメンバーも、ほぼ北海道在住か出身で、木村ゆうさんにSNSで連絡して予約しました。
杉田かおるさんに初めてお目にかかるのも楽しみですが、約3年ぶりにお会いする木村ゆうさんなど北海道出身在住なミュージシャンの方にお会いするのはとても楽しみです。

道場主さまのように思い切って行かないとそのままになってしまいます。

9月には、メインは、札幌のサックスなどのマルチプレイヤーの先日ご紹介した、岡本育美さんや、東京のミュージシャンの、戦前のサックスを使用してのライブと、もう一つは、小泉今日子さんのデビュー曲の「私の16才」の原曲を歌った森まどかさんという方のライブてす。
この森まどかさんも、神園さやかさんと同じでYouTubeで初めて知りました。

サックスライブは岡本育美さん御本人に直接予約し、森まどかさんには、メールとSNSで連絡して予約しました。

相変わらず日本全国からライブのお誘いが多いですが、わたし自身で決めたい時もありますし、また被っしまうこともよくあります。

道場主さまは、わたしが1日にライブのダブルヘッダー参加をしたことはご存知だと思いますが、先日、同時ダブルヘッダーライブに参加しました。

一つは、現在のピアノの先生のライブ、もう一つは、東京からのオンラインライブでした。

オンラインライブのほうは、音を消していて、あと速度制限かかったので、アーカイブで後ほど聴き直しました。


わたしは現在は、ピアノの先生のライブ参加が多くなっています。
ちなみにライブのお誘いが来た場合、参加する可能性が高いのはやはり女性ミュージシャンからのお誘いですね。やはり本能ですね、
ただ、被ってしまったり仕事で行けないことも多いです。

今回、初めましてのミュージシャンの方は、演奏などのサポートメンバー含めますと、10人くらいになりますが、どちらにしてもライブ楽しみにしています。

No.552 2025/08/13(Wed) 21:06:47

Re: 東京ライブ / ダンエモン
> こんばんは、先日の松本ちえこさんが2019年に亡くなられた件で、「辛い想いされたな」などとまるで自分のことのようにご心配までしていただきまして本当にありがとうごさいました。
>
> 訃報が入るのが遅れましたが、わたしの利用しているSNSには、松本ちえこさんへの追悼文を書かせていただきました。

 想いはきっと、故人に通じていることでしょう。


> 松本さん、今年の命日が七回忌です。
>
> しがない自営業、やはり金銭的には厳しいですが、今年はお寺さんで回向していただこうかと思います。
>
> 本当にショックでした。(泣)

 私の敬愛しているアーティストは皆御健在ですが、とある偶然で顔を合わし、一緒に写真を撮り、会話もした有名人の方の中には故人になられている方もいます。
 やはり、面識があり、接触もあった方の訃報は辛過ぎます。

>
> 疎遠になってしまいましたが、以前のピアノの先生の演奏で歌った「恋人試験」とてもよい思い出になりました。
>
> さて、わたしも命のカウントダウンが始まりましたので、健康なうちにライブに行こうと思い、9、10月の東京へのライブ遠征を予定しています。

 今月無理したので、この秋は厳しいです。
 身内の用事も目白押しですので。

>
> 道場主さまは、、10月に東京遠征する、金八先生に出演されていて、あと西田敏行さん主演の池中玄太のドラマに出演され、「鳥の詩」という大ヒット曲がある、杉田かおるさんといえばお分かりになるかと思います。

 シルバータイタンが『ウルトラマンレオ』でレギュラー出演していたのを良く知っています(笑)。

>
> 杉田かおるさんは、今年2月、道東の鶴居村にイベントで来られましたが、諸般の事情で行けず、今回、ピアノが札幌でライブに行っていた、木村ゆうさんという素敵な女性ピアニストさんで、他のメンバーも、ほぼ北海道在住か出身で、木村ゆうさんにSNSで連絡して予約しました。
> 杉田かおるさんに初めてお目にかかるのも楽しみですが、約3年ぶりにお会いする木村ゆうさんなど北海道出身在住なミュージシャンの方にお会いするのはとても楽しみです。
>
> 道場主さまのように思い切って行かないとそのままになってしまいます。

 確かに思い切りは大切です(笑)。

>
> 9月には、メインは、札幌のサックスなどのマルチプレイヤーの先日ご紹介した、岡本育美さんや、東京のミュージシャンの、戦前のサックスを使用してのライブと、もう一つは、小泉今日子さんのデビュー曲の「私の16才」の原曲を歌った森まどかさんという方のライブてす。
> この森まどかさんも、神園さやかさんと同じでYouTubeで初めて知りました。
>
> サックスライブは岡本育美さん御本人に直接予約し、森まどかさんには、メールとSNSで連絡して予約しました。

 直接、交流大したものです。

>
> 相変わらず日本全国からライブのお誘いが多いですが、わたし自身で決めたい時もありますし、また被っしまうこともよくあります。
>
> 道場主さまは、わたしが1日にライブのダブルヘッダー参加をしたことはご存知だと思いますが、先日、同時ダブルヘッダーライブに参加しました。
>
> 一つは、現在のピアノの先生のライブ、もう一つは、東京からのオンラインライブでした。
>
> オンラインライブのほうは、音を消していて、あと速度制限かかったので、アーカイブで後ほど聴き直しました。
>
>
> わたしは現在は、ピアノの先生のライブ参加が多くなっています。
> ちなみにライブのお誘いが来た場合、参加する可能性が高いのはやはり女性ミュージシャンからのお誘いですね。やはり本能ですね、
> ただ、被ってしまったり仕事で行けないことも多いです。
>
> 今回、初めましてのミュージシャンの方は、演奏などのサポートメンバー含めますと、10人くらいになりますが、どちらにしてもライブ楽しみにしています。

 楽しみが多いのは嬉しいことですが、すべてを全うするのがきつくなる………ジレンマですね。

No.553 2025/08/14(Thu) 10:55:23
ヨガスクール破産 / ノーコイン
おはようございます。ハンドルネームに猫が絡みませんがよろしくお願いいたします。

今年から健康のため通っていたヨガスクールてすが、つい先日、破産のため閉鎖になりました。

全国チェーンのスクールで、ごく1部の教室は別会社引き継ぐようですが、札幌はだめでした、

先生もスタッフさんもとても親切で素敵な施設でした。

生徒さんも多く、そんなに経営状態が悪かったとは思いませんでした。

どのような場合にもできれはニャンコイン以上、最低でもワンコインは必要ですが、ノーコインではもうどうにもならならですね。

裁判所からヨガ教室破産の知らせも来ていました。

わたしは金銭的な被害はありませんですが、前売りチケット購入していた方はほんとにノーコインの価値しかなくなりました。

せっかく健康のためはじめたのにとても残念です。

No.550 2025/08/13(Wed) 08:12:20

Re: ヨガスクール破産 / ダンエモン
> おはようございます。ハンドルネームに猫が絡みませんがよろしくお願いいたします。
>
> 今年から健康のため通っていたヨガスクールてすが、つい先日、破産のため閉鎖になりました。

 ヨガスクールに通われていたのですか?
 初耳でしたね。

>
> 全国チェーンのスクールで、ごく1部の教室は別会社引き継ぐようですが、札幌はだめでした、
>
> 先生もスタッフさんもとても親切で素敵な施設でした。
>
> 生徒さんも多く、そんなに経営状態が悪かったとは思いませんでした。

 飲食店などは、個人経営が次々潰れ、大手がますます拡大しているイメージがありますが、大手と云えども油断ならないと云う事ですね。

>
> どのような場合にもできれはニャンコイン以上、最低でもワンコインは必要ですが、ノーコインではもうどうにもならならですね。
>
> 裁判所からヨガ教室破産の知らせも来ていました。
>
> わたしは金銭的な被害はありませんですが、前売りチケット購入していた方はほんとにノーコインの価値しかなくなりました。
>
> せっかく健康のためはじめたのにとても残念です。

 タイミングの悪い話ですなあぁ
 金銭的被害が無かっただけでも不幸中の幸いと捉えるべきでしょうか?

No.554 2025/08/14(Thu) 11:12:59
40年 / ネコワシ
こんにちは、今日は、1985(昭和60)年8月12日に、東京国際空港(羽田)から大阪国際空港(伊丹)に向かっていた、日本航空123便が群馬県の御巣鷹の尾根に墜落してから40年の節目になります。

道場主さまの身内の方もお亡くなりになられたそうですが、そちらを承知で書かせていただきたいと思います。

この事故(事件)の概要は各所で書かれたり、動画でも配信されていますので省かせていただきますが、わたしは当時からこの事故に関して違和感を持っていましたが、いまは確信に変わりました。

当該機の、日航123便は、今後は通称の羽田空港とさせていただきますが、羽田空港を離陸後、○○○のミサイルが誤射で123便の機体に当たってしまい、機長は、すぐにスコーク77を発信し、羽田空港に戻ることを決断しますが、尾翼がほぼ吹き飛んでいて、舵の役目をする油圧系統4つが全部破損し操縦不能になったとのことです。航空機関士の「ハイドロオールロス」と報告しているのがボイスレコーダーに記録されています。

ただ、実際には、エンジンの出力調整などで機体はかろうじて操縦可能だったのです。もしかしたらその後、油圧の1系統が奇跡的に回復したのかも知れません。

かろうじて操縦可能と言っても、かなり厳しい状態であったのは確かで、機内の揺れなどは相当酷いものでした。

機長は、羽田まで戻るのは困難だと判断し、米軍横田基地に緊急着陸を決断し、横田基地に連絡し最優先で着陸できるとの回答
を得て、山梨県大月市上空で、急な1回転の旋回で高度を落とし、横田基地への着陸態勢に入っていたのです。

ただ、当該日航機を追尾していた、○○○の戦闘機から横田基地には着陸するな、機体の状態からして着陸は無理で周辺の市街地に墜落したら大変だと通告されるのですが、機長は「このままでお願いします」と回答しています。

機長は、戦闘機に妨害されながらも横田基地への最終着陸態勢に入りますが、○○○の戦闘機に、「着陸を強行するなら撃墜する」と脅され、やむを得ず横田基地着陸を断念し、山側に進路を変えます。この時の機長の「これはだめかもわからんね」という音声がボイスレコーダーに録音されています。

それでも機長は、今度は長野県側のキャベツ畑に不時着を試みようとしますが、まだ農作業中の人を発見したので、キャベツ畑への不時着を断念し、次の不時着先を探している時に、○○○の戦闘機に撃墜されました。

その後、誤射したミサイルやその証拠になる物を回収するため、墜落先が特定できないと、マスコミに偽りの情報を流し、墜落先付近の住民からの警察や消防への通報を無視するように圧力をかけ、翌朝にようやく墜落場所が発見されたように仕向けました。

消防団や警察の懸命な救助活動で、4名の生存者の方ば発見されましたが、救助のヘリコプターを要請してもなかなか来ない。
○○○は、生存者の方がそのまま亡くなるのをまっていたかのよあうに。

それでももうマスコミなどにも見られてしまったので、仕方なく救助ヘリコプターを飛ばして4名の生存者の方を救助したのです。

収容された多くの遺体に対して、2度焼きされたようだと検視した医師が言っていました。

つまり、○○○は日航機にミサイルを誤射したことを隠ぺいしたかったのです。

もし日航機にミサイルを誤射したことが世間に知れたら大問題になります。

1970年代に岩手県雫石町上空で、全日空機に○○○の戦闘機が衝突して大問題になりましたが、今回はそれ以上の大問題になってしまいます。

それを隠ぺいするためにあのようなことをしたのです。

助かった4名の方も口止めされています。

何としても羽田空港(横田基地)に戻ろうと懸命に努力した、機長、副操縦士、航空機関士、乗客に「大丈夫です」と安心させようとしていた客室乗務員の方、無念ながら助からなかった乗客の方520名の皆様やご遺族様に対して、改めましてこころからご冥福をお祈りいたします。

また、助かった4名の方に対しても、こころからお見舞い申し上げます。

(こちらは、わたしがいろいろと調べて出した結果です。)

No.547 2025/08/12(Tue) 19:02:25

Re: 40年 / 道場主
> こんにちは、今日は、1985(昭和60)年8月12日に、東京国際空港(羽田)から大阪国際空港(伊丹)に向かっていた、日本航空123便が群馬県の御巣鷹の尾根に墜落してから40年の節目になります。
 何年経とうとあの日のことを忘れることはありません。

>
> 道場主さまの身内の方もお亡くなりになられたそうですが、そちらを承知で書かせていただきたいと思います。
>
> この事故(事件)の概要は各所で書かれたり、動画でも配信されていますので省かせていただきますが、わたしは当時からこの事故に関して違和感を持っていましたが、いまは確信に変わりました。

 何をどう判断し、どう確信しようと猫さんの自由ですが、私自身はYoutube等であの事故の真相を語る様なコンテンツに辟易しています。
 どいつもこいつも丸でこのタイミングで真相を暴いたかの様にどや顔してやがりますが、御指摘に有ります様に、身内が事故の犠牲になっていますので、この40年間に事故を事件と怪しむ書籍・流言・サイトには阿呆程触れてきました。
 猫さんの記している内容も昨日今日聞いたことではありません。

>
> 当該機の、日航123便は、今後は通称の羽田空港とさせていただきますが、羽田空港を離陸後、○○○のミサイルが誤射で123便の機体に当たってしまい、機長は、すぐにスコーク77を発信し、羽田空港に戻ることを決断しますが、尾翼がほぼ吹き飛んでいて、舵の役目をする油圧系統4つが全部破損し操縦不能になったとのことです。航空機関士の「ハイドロオールロス」と報告しているのがボイスレコーダーに記録されています。

 油圧系統が1つでも無事なら飛べることは事故直後から知っていました。航空機とは云うならば巨大なラジコン飛行機で、事故が起きるまで「離着陸さえ気を突ければ一番安全な乗り物」とすら云われていました。

>
> ただ、実際には、エンジンの出力調整などで機体はかろうじて操縦可能だったのです。もしかしたらその後、油圧の1系統が奇跡的に回復したのかも知れません。

 申し訳ないですが、構造的にそれはあり得ませんな。

>
> かろうじて操縦可能と言っても、かなり厳しい状態であったのは確かで、機内の揺れなどは相当酷いものでした。

 恐怖のダッチロールですね。犠牲者の方々の中には遺書を残された方もいて、数々の遺書がニュース番組でも公表されましたが、字の乱れがとんでもない揺れだったことを示していました。

>
> 機長は、羽田まで戻るのは困難だと判断し、米軍横田基地に緊急着陸を決断し、横田基地に連絡し最優先で着陸できるとの回答を得て、山梨県大月市上空で、急な1回転の旋回で高度を落とし、横田基地への着陸態勢に入っていたのです。

 名古屋基地に緊急着陸しようとしたという説も聞いたことがあります。

>
> ただ、当該日航機を追尾していた、○○○の戦闘機から横田基地には着陸するな、機体の状態からして着陸は無理で周辺の市街地に墜落したら大変だと通告されるのですが、機長は「このままでお願いします」と回答しています。

 万人を納得させることの出来る確たる証拠も無しに滅多なことを云えないのを猫さんも承知されているので伏字にしていると思いますが、よくよく出所を調べられた方が良いですよ。
 

>
> 機長は、戦闘機に妨害されながらも横田基地への最終着陸態勢に入りますが、○○○の戦闘機に、「着陸を強行するなら撃墜する」と脅され、やむを得ず横田基地着陸を断念し、山側に進路を変えます。この時の機長の「これはだめかもわからんね」という音声がボイスレコーダーに録音されています。

 「これはだめかもわからんね」という音声は有名です。では戦闘機からの脅迫はいつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、どのようにして(How)、何を(What)元に知ったのでしょう?
 

> それでも機長は、今度は長野県側のキャベツ畑に不時着を試みようとしますが、まだ農作業中の人を発見したので、キャベツ畑への不時着を断念し、次の不時着先を探している時に、○○○の戦闘機に撃墜されました。
 御高説が真実なら、私は今からでも叔父の仇である当時の〇〇〇責任者を殺しに行きます。
 それ程の重大事を猫さんも、Youtuberも、「絶対間違い無い!」との確証、万一裁判になったとしても平然としていられる程の確信を持たれているのでしょうか?
 私は40年間、説得力のある説も、胡散臭い説も、膨大な量を見聞きしてきました。しかしながら絶対の確証を得た試しはありません。

>
> その後、誤射したミサイルやその証拠になる物を回収するため、墜落先が特定できないと、マスコミに偽りの情報を流し、墜落先付近の住民からの警察や消防への通報を無視するように圧力をかけ、翌朝にようやく墜落場所が発見されたように仕向けました。

 そんな圧力を受けたとしてすべてのマスコミが従うと思いますか?
 当時のマスコミは奇跡の生存者の方の自宅に、彼女がまだ悲しみに暮れている時期に(文字通り)土足で入り込んでインタビューするほど、特ダネの為なら、凡そタブーと云う言葉を知らない連中でした。
 圧力があれば、「圧力があった!」と叫ぶ人が1年以内に必ず出てます。アポロ11号月面着陸否定派にも云えますが、事件・報道に関わったすべての人々の口を塞ぐなど、絶対不可能です。

>
> 消防団や警察の懸命な救助活動で、4名の生存者の方ば発見されましたが、救助のヘリコプターを要請してもなかなか来ない。
> ○○○は、生存者の方がそのまま亡くなるのをまっていたかのよあうに。

 四人の生存者の方々の発見に尽力された地元の方(猟師)と実際に会ったことがあります。
 奇跡の生存者の方の証言から、墜落直後は彼女のお父さんと妹さんが生きていたことは有名です。お母さんは既に亡くなっていたとのことで、他にも助けを求める声があり、救助が早ければもっと多くの人が助かっていたことは当時から聞いていました。
 私の叔父は即死で、遺体も見た目では分からない程損傷していました(着衣、腕時計、僅かに残った指紋で特定)。有名な坂本九さんも外見では判別できず、高浜機長は前歯五本で身元が判別される有様でした。
 即死で救助が早かろうが遅かろうが助かり様の無かった人々が大半でした。
 また、現地に行けば分かりますが、事件現場は現在は慰霊登山の為に辛うじて山道がありますが、当時は完全に道なき道の果てに有った山中で、夜中に簡単に行けるところではありません。
 私と同い年の少女がヘリで隊員に抱きかかえられて搬送された映像は当時何度も流れましたが、あれでも可能な限り迅速に駆けつけたと思っています。


>
> それでももうマスコミなどにも見られてしまったので、仕方なく救助ヘリコプターを飛ばして4名の生存者の方を救助したのです。
>
> 収容された多くの遺体に対して、2度焼きされたようだと検視した医師が言っていました。

 墜落時のエネルギーだけでも相当な高温です。更に火災も起きましたから、実際に二度焼きもあったでしょう。

>
> つまり、○○○は日航機にミサイルを誤射したことを隠ぺいしたかったのです。
>
> もし日航機にミサイルを誤射したことが世間に知れたら大問題になります。

 ミサイルが誤射されたのであれば、その破片が全く写真や動画に現れないのはおかしくないですか?
 別に〇〇〇の肩を持つ気はないですが、〇〇〇の合憲性を否定したい左寄りの方々は時として〇〇〇の存在意義を否定せんとして、〇〇〇を悪者にする仮説に簡単に流されます(親友にも一人います)。
 前述しましたが、本当に撃墜されたのなら、誤射した隊員は許しますが、隠蔽を命じた奴は八つ裂きにしに行きます。
 
>
> 1970年代に岩手県雫石町上空で、全日空機に○○○の戦闘機が衝突して大問題になりましたが、今回はそれ以上の大問題になってしまいます。
>
> それを隠ぺいするためにあのようなことをしたのです。
>
> 助かった4名の方も口止めされています。

 4名の方の内、3名が大切な家族を同じ事故で亡くしています。そんな口止めをいついつまでも守ると思いますか?
 事件では日航も機長を初め大切な社員を何人も亡くしています。誤射なら、日航にとって〇〇〇は不倶戴天の敵です。
 日航の上層部が圧力に屈したとしても、すべての社員及びその家族の口を閉ざし続けることは絶対不可能です。

>
> 何としても羽田空港(横田基地)に戻ろうと懸命に努力した、機長、副操縦士、航空機関士、乗客に「大丈夫です」と安心させようとしていた客室乗務員の方、無念ながら助からなかった乗客の方520名の皆様やご遺族様に対して、改めましてこころからご冥福をお祈りいたします。
>
> また、助かった4名の方に対しても、こころからお見舞い申し上げます。
>
> (こちらは、わたしがいろいろと調べて出した結果です。)

 40年経っても軽減しない叔父を失った悲しみや、無責任に流布するいい加減な説に辟易して、猫さんのお考えにかなり辛口対応をしてしまいました。
 私自身、事故現場を4回訪れたものの、叔父以外の犠牲者遺族と交流がある訳ではありませんが、それでも膨大な数のデータ・説・証言と接してきました。
 遺族の中には遺族会を通じて交流のある方々もいます。猫さんの御高説が真実と捉えられれば、事故そのものの時効は成立していても、絶対に激昂して声高に叫ぶ遺族が出てきます。
 説得力ある証言を得られたのなら、その人物が誰かを特定出来、直に聞かれたものでないのなら、鵜呑みされないことをお勧めします。

 今回の説に触れ、それに納得していないからと云って、猫さんを悪く思うことはないですが、このタイミングで「講釈師、見て来たような」ばりの論調を展開する輩に対して、基本私は白眼視していることを改めて申し上げておきます。

 ただ、今日は静かに叔父と事故に遭われたすべての方々の御冥福をお祈りしています。

No.549 2025/08/12(Tue) 23:50:15

Re: 40年 / ネコワシ
改めまして、日航機事故により叔父様をなくされ、こころからお悔み申し上げます。

申し訳ありませんが、再反論させていただきます。
貴殿は、2014年5月に、わたしが極刑に対して疑問を呈したら「前々回の椎名さん」と書き込み、わたしも個人情報のため、原因になった書き込みから全部削除を依頼しております。
前々回の椎名さんでもかまいません。

わたしは、専門家や実際のパイロット、客室乗務員などや信頼できる機関から入手し、またわたしの知り得る知識で適切に判断しています。 

顔出なしで、適当なこと言っている金目的のYouTuberなどは、元から相手にしていません。

ある大手新聞社に夜間に墜落して炎上している写真が載っています。
当時の新聞ではなく、回想録ですが。
この時間にはまだ墜落先は特定されてないはずでは?
何故夜間の写真があるのでしょうか?

当時の軍事費も今ほどではなくてもかなり膨大な金額でした。

それでいて、夜間であっても、日航機の墜落場所が特定できないとははなはだおかしな話しです。

これ、万一他国のミサイルや戦闘機が、夜間に着弾や墜落しても、場所わかりませ〜んと行っているのと同じです。

膨大な税金使って、日本の軍事力が、飛行機の墜落場所すらわからないでは、万一の有事の際にはどうするのでしょうか?

したがって、意図的に隠ぺいしたものです。


日航123便は、最初は東京国際空港(羽田)に戻ろうとします。

管制官は、名古屋空港に向かうか?と聞いています。
名古屋空港のほうが、旋回などの必要が少なく、操縦不能に近い状態になっているので、名古屋空港着陸を提案しますが、当時は、中部国際空港ではなく、現在の県営名古屋飛行場で、比較的規模が小さい空港であり、以下羽田と記しますが、着陸後のバッグアップなどでは、羽田空港のほうが断然有利なのて、機長は、羽田空港に戻ることを決断します。

実は、わたしは、公開されているボイスレコーダーより詳しいボイスレコーダーを聞いたことがあります。

また、交信内容を文章にしたのも見たことがあります。

かなり恐ろしい交信内容でした。

横田基地が日航123便に緊急着陸許可を出し、機長ももう羽田まで戻るのは困難だと判断し、横田基地への着陸態勢に入ります。

山梨県大月市上空で、急な1周の旋回をして高度を落としている頃から、機長が「操縦桿が重たい」と発言しています。

高度を落としてから横田基地への着陸態勢に入りますが、この時航空機関士が「相模湖まで来ています」と発言していますが、普通ならば「現在、相模湖上空です」と発言するはずです。

相模湖から横田基地はもう目と鼻の先です。

やはり日航123便は、横田基地に緊急着陸をしようとしていたのです。

海外のメディアでは、日航機、米軍横田基地に緊急着陸を試みると報道されています。

わたしは、片言の英語ができるだけで、他の外国語は、「恋はみずいろ」をフランス語で歌ったことがあるだけで、今も当時の新聞がアップされていますが、道場主さまは、英語だけでなく、他の外国語もできるようなので、読めると思います。

しかし、追尾して来た戦闘機に阻止され、やむを得ず山側に向かうのです。

機長の「これはだめかもわからんね」は横田基地着陸を阻止され、山側に向かう時の発言です。

わたしは、もし横田基地に緊急着陸できたとしても、操縦不能に近い状態で無事に着陸できたかどうかまではわかりません。

ただ、油圧系統オールロスでも、エンジンの出力調整などでかろうじて操縦可能な状態で、最終着陸態勢にまで入れるような飛行状態だったので、着陸に成功していた可能性は高かったと思います。
当便の機長はとても優秀なパイロットだったそうです。

また、機内では緩やかな減圧はありましたが、報告書にあるような急減圧は発生していません。

コックピットでも酸素マスクなしで会話しています。

もし急減圧があれば、後ろに向かって荷物などが飛んでいきます。
シートベルトをしていなければ、人間だって吸い出されます。

もしかしたら座席ごと吸い出されるかも知れません。

非番で乗り合わせて助かった客室乗務員の方も「急減圧はなかった」述べています。

なのに報告書には急減圧があったになっています。

また、わたしは、墜落した日航機に当たったオレンジエアというミサイルの色のオレンジ色の塗料が付いた墜落した残骸の写真を何度も見ています。

当時のスクープ雑誌や週刊誌にも載っています。

いまは、廃刊になっていますが、ネット上で写真が確認できます。
(以前はもっと大きな写真がありましたが、現在削除されたようです)


わたしが40年間ほんとうに少しずつですが、調べた結果がこちらなのです。

なかには、日航123便はUFOに撃墜されたなどというものもありましたが、わたしは以前、詐欺にも遭っているし、そんないんいちなの信用しませんよ。


もう起こってしまったことをいまから変えるわけにはいきません。
日本政府にもそうしなければならない事情があったのでしょう。

でも絶対にやってはいけないことをしてしまったのは確かです。

わたしは、他人のスキャンダルをYouTubeなどにアップして金儲けをする人間ではありません。

闇、世の中は本当に闇深いです。

こちらのことは、直接会話でやりとりしたほうがよろしいですぬね。
わたしが大阪までお伺いさせていただきます。

西成区の簡易ホテルに滞在して、大阪をたのしみたいとも思います。

No.551 2025/08/13(Wed) 19:44:36

Re: 40年 / 道場主
> 改めまして、日航機事故により叔父様をなくされ、こころからお悔み申し上げます。
 ありがとうございます。

>
> 申し訳ありませんが、再反論させていただきます。
> 貴殿は、2014年5月に、わたしが極刑に対して疑問を呈したら「前々回の椎名さん」と書き込み、わたしも個人情報のため、原因になった書き込みから全部削除を依頼しております。
> 前々回の椎名さんでもかまいません。

 こちらこそ申し訳ないですが、反論します。
 それに際して予め、次の点を申し上げておきます。

・叔父のこともあり、40年間の考察や観察から、私自身意固地になり、且つ感情的になっている面は否めません。
・個別のポイントについては文章量の関係と、互いの得た知識から不毛な論争となることが明白なので割愛します。

>
> わたしは、専門家や実際のパイロット、客室乗務員などや信頼できる機関から入手し、またわたしの知り得る知識で適切に判断しています。 
>
> 顔出なしで、適当なこと言っている金目的のYouTuberなどは、元から相手にしていません。

 私にも私なりの人脈があるとだけ申し上げておきます。

>
> ある大手新聞社に夜間に墜落して炎上している写真が載っています。
> 当時の新聞ではなく、回想録ですが。
> この時間にはまだ墜落先は特定されてないはずでは?
> 何故夜間の写真があるのでしょうか?

 あんなでかいものが落ちて炎上すればそれを撮影した素人カメラマンは何十人もいます。

>
> 当時の軍事費も今ほどではなくてもかなり膨大な金額でした。
>
> それでいて、夜間であっても、日航機の墜落場所が特定できないとははなはだおかしな話しです。
>
> これ、万一他国のミサイルや戦闘機が、夜間に着弾や墜落しても、場所わかりませ〜んと行っているのと同じです。
>
> 膨大な税金使って、日本の軍事力が、飛行機の墜落場所すらわからないでは、万一の有事の際にはどうするのでしょうか?
>
> したがって、意図的に隠ぺいしたものです。

 私の生まれる少し前ですが、旧ソ連の空軍パイロットがアメリカに亡命せんとして、函館に着陸した際、当時のレーダーはこれを全く捕捉出来ず、防衛上の大問題となりました。
 日本の軍事費は確かに莫大ですが、日航機墜落事故当時はまだまだ軍事を忌避する戦後の影響が大きく、予算も技術も不足していたとだけ申し上げておきます。

>
>
> 日航123便は、最初は東京国際空港(羽田)に戻ろうとします。
>
> 管制官は、名古屋空港に向かうか?と聞いています。
> 名古屋空港のほうが、旋回などの必要が少なく、操縦不能に近い状態になっているので、名古屋空港着陸を提案しますが、当時は、中部国際空港ではなく、現在の県営名古屋飛行場で、比較的規模が小さい空港であり、以下羽田と記しますが、着陸後のバッグアップなどでは、羽田空港のほうが断然有利なのて、機長は、羽田空港に戻ることを決断します。
>
> 実は、わたしは、公開されているボイスレコーダーより詳しいボイスレコーダーを聞いたことがあります。

 JALがいまだに公表を拒んでいるボイスレコーダーの存在は私も聞いたことがあります。
 それをどうやって知ることが出来たのでしょうか?そんな伝手があるなら大変興味深いです。

>
> また、交信内容を文章にしたのも見たことがあります。
>
> かなり恐ろしい交信内容でした。
>
> 横田基地が日航123便に緊急着陸許可を出し、機長ももう羽田まで戻るのは困難だと判断し、横田基地への着陸態勢に入ります。
>
> 山梨県大月市上空で、急な1周の旋回をして高度を落としている頃から、機長が「操縦桿が重たい」と発言しています。
>
> 高度を落としてから横田基地への着陸態勢に入りますが、この時航空機関士が「相模湖まで来ています」と発言していますが、普通ならば「現在、相模湖上空です」と発言するはずです。
>
> 相模湖から横田基地はもう目と鼻の先です。
>
> やはり日航123便は、横田基地に緊急着陸をしようとしていたのです。
>
> 海外のメディアでは、日航機、米軍横田基地に緊急着陸を試みると報道されています。

 緊急着陸を試みんとした標的だけで幾つもの説があり、それが為せなかったことに対する「如何にも」な後付としか思えない理由にも辟易しています。

>
> わたしは、片言の英語ができるだけで、他の外国語は、「恋はみずいろ」をフランス語で歌ったことがあるだけで、今も当時の新聞がアップされていますが、道場主さまは、英語だけでなく、他の外国語もできるようなので、読めると思います。

 そんなに堪能じゃありませんよ(苦笑)。
 英語は英検2級を持っていますが、ドイツ語は大学で勉強しただけで、ハングルとロシア語はEテレを見ただけの完全独学で、本当に「かじった程度」です。
 後は「I love you」を九ヶ国語(日英仏独露韓中西伊)で喋れるのと、素人落語が出来るだけです(苦笑)。

>
> しかし、追尾して来た戦闘機に阻止され、やむを得ず山側に向かうのです。
>
> 機長の「これはだめかもわからんね」は横田基地着陸を阻止され、山側に向かう時の発言です。
>
> わたしは、もし横田基地に緊急着陸できたとしても、操縦不能に近い状態で無事に着陸できたかどうかまではわかりません。
>
> ただ、油圧系統オールロスでも、エンジンの出力調整などでかろうじて操縦可能な状態で、最終着陸態勢にまで入れるような飛行状態だったので、着陸に成功していた可能性は高かったと思います。
> 当便の機長はとても優秀なパイロットだったそうです。

 相当なベテランで、事故を防ぐ為、最悪、地上への被害を防ぐ為、最後の最後まで努力をされたことは私もよく知っています。

>
> また、機内では緩やかな減圧はありましたが、報告書にあるような急減圧は発生していません。
>
> コックピットでも酸素マスクなしで会話しています。
>
> もし急減圧があれば、後ろに向かって荷物などが飛んでいきます。
> シートベルトをしていなければ、人間だって吸い出されます。
>
> もしかしたら座席ごと吸い出されるかも知れません。
>
> 非番で乗り合わせて助かった客室乗務員の方も「急減圧はなかった」述べています。
>
> なのに報告書には急減圧があったになっています。

 減圧による霧の発生は証言があります。「急」を程度してどうとらえるかの問題ですかな。

>
> また、わたしは、墜落した日航機に当たったオレンジエアというミサイルの色のオレンジ色の塗料が付いた墜落した残骸の写真を何度も見ています。
>
> 当時のスクープ雑誌や週刊誌にも載っています。
>
> いまは、廃刊になっていますが、ネット上で写真が確認できます。
> (以前はもっと大きな写真がありましたが、現在削除されたようです)

 墜落直前の当該機を撮影した写真の、航法灯を指して、「オレンジエアーだ!」としていたサイトには呆れるしか有りませんでしたね。
 (誤射を含む)撃墜説に対しては、垂直尾翼が吹っ飛ぶほどの衝撃を受けたら、絶対に機体が傾き、生存者がそれを認識していない筈はありません。

>
>
> わたしが40年間ほんとうに少しずつですが、調べた結果がこちらなのです。
>
> なかには、日航123便はUFOに撃墜されたなどというものもありましたが、わたしは以前、詐欺にも遭っているし、そんないんいちなの信用しませんよ。
>
>
> もう起こってしまったことをいまから変えるわけにはいきません。
> 日本政府にもそうしなければならない事情があったのでしょう。

 まあ、猫さんの云う通りだったと仮定して、国や〇〇〇が認めることは絶対ないですね。

>
> でも絶対にやってはいけないことをしてしまったのは確かです。
>
> わたしは、他人のスキャンダルをYouTubeなどにアップして金儲けをする人間ではありません。
>
> 闇、世の中は本当に闇深いです。
>
> こちらのことは、直接会話でやりとりしたほうがよろしいですぬね。
> わたしが大阪までお伺いさせていただきます。
>
> 西成区の簡易ホテルに滞在して、大阪をたのしみたいとも思います。

 構いませんが、互いの情報の出所が異なり、確信度合いが強いことから、不毛な論争になることだけは予めご了承ください。

 それでは。

No.555 2025/08/14(Thu) 11:37:17

Re: 40年 / ネコワシ
う〜ん、大体のことはお伝えしましたし、わたしは、鉄道だけでなく、いろいろなことに感心があり、そのテーマにもよりますが、いろいろなところで報道されているニュースや自分のもっと深く調べたいと思うことは、ネット時代以上は本などで、現在でら本だけでなくネットなどでもっと掘り下げて調べています。

わたしは。故意に隠ぺいしている。または地球人が隠ぺいに気付いていない件もあるのを複数把握しています。

まあ、こちらは別欄で述べさせていただきます。

20世紀初頭にライト兄弟が初めて動力で、イヌワシのように鳥のように飛行機を飛ばすことに成功しましたが、その後は残念ながらネコワシのように失速して最悪な結果になってしまった例もたくさんあります。
戦争が原因の場合もたくさんありますね。

わたしも、東京、本州方面との行き来は、どうしても飛行機利用がメインになりますので、やはりネコワシのような不安定な飛行には乗らないようにしています。

いろいろとありがとうございました。🙇

No.556 2025/08/14(Thu) 13:56:54

Re: 40年 / 道場主
> う〜ん、大体のことはお伝えしましたし、わたしは、鉄道だけでなく、いろいろなことに感心があり、そのテーマにもよりますが、いろいろなところで報道されているニュースや自分のもっと深く調べたいと思うことは、ネット時代以上は本などで、現在でら本だけでなくネットなどでもっと掘り下げて調べています。
 私も似たところがあります。そうでなければ拙道場の下、幾つもの房は生まれなかったでしょう(笑)。

>
> わたしは。故意に隠ぺいしている。または地球人が隠ぺいに気付いていない件もあるのを複数把握しています。
>
> まあ、こちらは別欄で述べさせていただきます。

 はい、そちらでシルバータイタンがレスします。

>
> 20世紀初頭にライト兄弟が初めて動力で、イヌワシのように鳥のように飛行機を飛ばすことに成功しましたが、その後は残念ながらネコワシのように失速して最悪な結果になってしまった例もたくさんあります。
> 戦争が原因の場合もたくさんありますね。
>
> わたしも、東京、本州方面との行き来は、どうしても飛行機利用がメインになりますので、やはりネコワシのような不安定な飛行には乗らないようにしています。
>
> いろいろとありがとうございました。🙇

 いえいえ、真実と異なることでも意図的な虚偽と一面的な思い込みは似て非なる物で、後者は真実と信じればこそなかなか難しいものがあります。
 互いに感情的にならず、異論を一歩退いた場から見れる余裕を持ちつつ、意見を交わせれば、と思います。

No.559 2025/08/16(Sat) 23:26:37
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