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菜根道場BBS THE V
何でもお気軽に書いていってくださいね。

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Re:心に星を持つ男 / シルバータイタン
 この書き込みは、先月書き込み頂いたabさんへのレスポンスです。
 このBBSは書き込みから一ヶ月が経過するとレスポンスが不可能となります。道場主が別途書き込んでいます様に、約一ヶ月拙サイト及び当BBSに手がつかずの状態で、改めてこちらにて返信させて頂きます。


>90年代に出たケイブンシャの「帰ってきたウルトラマン大百科」では出演者のその後を紹介するページがありましたが、「南隊員はキカイダー01、岸田隊員はギャバンのサン・ドルバ。MATでの両者の立場を考えると、なんだかおかしくなってしまう」とネタにされてました。
 西田健氏はジャンルを問わず悪役を見まくりました。
 池田氏が個人で、西田氏も半引退状態で寂しい限りです。帰マン関係のイベントは重んじて下さるそうですが。

>02年の忍風戦隊ハリケンジャーでは、西田さんは正義の側の司令官(ただしほぼ声だけ出演)でした。この番組、初めてライバル戦隊となるゴウライジャーというのが出てきましたが、このゴウライジャーの父親役は何と郷の団次朗さん。ただし狂気の極悪親父という設定でした。この頃の団さんは悪役が似合うお顔でしたし。
 「団氏=悪役」なら、やはり怪人20面相でしょう(笑)。

>団さんのようにお亡くなりになったヒーロー役者はキレンジャーにストロンガーと何人もいらっしゃいますが、ここでピックアップしたいのは84年放送の「星雲仮面マシンマン」。
当時宇宙刑事は3年目のシャイダーで、戦隊もバイオマンと安定していましたが、バンダイ側がもう一本特撮をできないかと打診したことで始まった作品です。
 丁度、年齢的に親から「いつまでも子供の見るような番組ばかり見てんじゃありません!」と云われた時代の話で、全く見てません………。

>一応石ノ森章太郎原作という事になってますが、実際はヒーローのキャラデザと主題歌の作詞だけで、ライダーやキカイダーと違って漫画版は描いてません。
主題歌はわかりやすいヒーローソング…なのですがなんと作曲者がルパン三世と同じ人(特撮の仕事は唯一)で、トランペットがメチャクチャかっこいいです。エンディングテーマなんてこじゃれたバーでカクテルでも飲んでる時に流れてそうな曲です
>敵ボスは死神博士の天本さんなのですが、当時天本さんは毎年スペイン旅行に行ってまして、撮影中に旅行に行く時期に差し掛かるものだから、それまでの出演という条件で引き受けたそうです。で、作中でも天本さん演じるボスは「側近の怪人を倒された傷心旅行」とか言って本当にスペインに行っちまいまして、最終回近くまで出て来なくなります。
それからは姪っ子が2代目のボスとして登場します。こちらを演じるのはデンジマンのケラーの人。
>味方側はというと、マスコットキャラのチビロボの声優がヘドリアンの曽我さん。
>また石ノ森氏の息子の小野寺丈さんが三枚目役でレギュラー出演。ライダーRXの先駆けですね。

 ある意味、新旧の橋渡しを担ったようなキャスト陣ですね。


>さて主人公の俳優さんは…キカイダーでブルスコングに両親をころされたあの子役の人!最初の仮面ライダーでもシラキュラスとヒルゲリラの回に出てました。
その後は特撮の仕事を離れ、ナレーターや洋画吹き替えと言った声の仕事をされてましたが、2022年に62歳で亡くなられてます。ガンでした。小野寺丈さんとも交流は続いていたそうです。
 現代としては早い享年ですね。

>後楽園ゆうえんちで行われていたバイオマンショーではシャイダーとマシンマンも共演し、CMではレッドと3人で剣を重ね合わせたりしてたんですよねー。
神谷明さんがナレーションで「悪の軍団は、君達の目の前で壊滅する!」なんて叫んじゃって。
シャイダーの円谷さんも亡くなられてます。バイオマンの5人はご存命なので、長生きしてほしいものです。
 来月から東映チャンネルでバイオマンが始まります。
 レッド役の阪本良介氏以外はほとんど知らないのですが、悪役が何とも嬉しい夫人であるのを楽しみにしています。

No.664 2026/02/27(Fri) 00:21:34
御詫び / 道場主
 約一ヶ月、各房の更新も、当BBSへのレスポンスもすっかり滞らせ、誠に申し訳ございませんでした。

 先月下旬に、職場で短期間とはいえ大変世話になった上司が若くして急逝されたのを皮切りに公私において嫌なことが相次ぎ、帰宅、(留守録番組を見る間もなく)即、就寝の日々が続き、精神的にも疲弊し、体調の良い日や、暇な日さえもニュースを見たり、Youtubeを見る以外にPCを触る気になれず、飲んだくれていました(←余り金がないので痛飲するほどでもなかったのですが)。

 ようやくにして落ち着きを取り戻しましたので、少しずつでも各房の更新を継続するとともに、まずはレスポンスに務めたいと思います。
 まずは御詫びと報告まで。

No.663 2026/02/26(Thu) 20:00:38
このサイトの戦国房についての感想9 / ベルトラン
こんにちは、お久しぶりのベルトランです。
また丁寧に返事をいただきありがとうございます。
また記事の内容に対する反論も多くありますがご了承ください。


まずは新コーナーの毒親のコーナーの鳥羽天皇の項目についてです。
実は鳥羽上皇が崇徳天皇を嫌っていたという通説は最近では否定されているらしいんです。

というのも同時代の公家の記録の検証が進んだ結果、近衛天皇が一七歳の若さで崩御し後白河天皇が即位する以前は、鳥羽上皇と崇徳天皇の親子関係は良好だったらしいことが判明したからです。
同時代の公家の記録には鳥羽上皇と崇徳天皇が共に寺院に参詣したり、崇徳天皇が病気の際に鳥羽上皇が僧侶に回復を祈願させたりと二人の関係が良好であることを示すエピソードが記録されているそうです。

鳥羽上皇と崇徳天皇の親子関係の破綻の原因は、鳥羽上皇が崇徳天皇を嫌っていたからではなく外戚からの圧力に鳥羽上皇が屈したからのようなんです。
どうも実際の鳥羽上皇は穏やかな性格である一方決断力に欠ける人物であり、当時の朝廷での深刻な派閥争いや外戚からの圧力にうまく対処できなかったためにこうなってしまったようなのです。

現実の鳥羽天皇から得られる教訓は、認めたくない英雄達で挙げられた人物のようなずるかったり、強引だったり、節操なかったりする点は指導者としてむしろ必要である。
そう言った部分を持たない善良で穏やかすぎる人物がトップになってしまった場合に発生する弊害を示しているといえるでしょうね。


次に北条時政の項目についてです。
実は時政が後妻の娘婿・平賀朝雅を将軍に据えようとしたというのは実はかなり怪しいんです。

そもそも平賀朝雅が将軍を狙えるほど幕府内での地位が高かったわけではありませんし、将軍を狙ったというのは鎌倉時代の御家人粛清の大義名分によく用いられる話です。
北条時政は結局政治家としてやりたい放題したのが問題なのであって、いわゆる一般的イメージの毒親という感じは私はあまり受けないんですよね。


次に後嵯峨天皇の項目についてです。
今までのなかでは一番毒親度が高いかもしれませんね。
ただ彼も皇位継承以外ではそこまで酷薄な印象もなく、毒親というより政治家として能力に問題がある人物という印象が強いですね。


次に武田信虎の項目についてです。
信虎の場合、追放された政治的敗者であることから実際より悪く言われてきた可能性が高いですね。
信虎が追放された原因はどうも中央集権化を図って国人衆に反発されたのが原因のようですね。
また当時甲斐で災害が多かったのも不運だったかもしれません。
信虎もあまり毒親という感じはあまりしない気がしますね。


まずは人質………その様々な待遇と存在意義のコーナーの源義高の項目についての続きです。
大姫の逸話は同時代資料には確認できず、おおむね吾妻鑑などの後世の資料によるものなので、あまり信用できないんですよね。
吾妻鑑は幕府が成立してから百年以上たった鎌倉時代後期に成立したものなので、そもそも著者がもはや鎌倉幕府が成立したころの史実をそもそも把握していなかった可能性も高いことは考慮すべきでしょうね。


次に大政所の項目についてです。
実は最近では竹阿弥と木下弥右衛門は同一人物であるというのが有力なようです。
豊臣秀吉の同父姉の日秀尼の創建した瑞龍寺に残る瑞龍寺差出にによると弥右衛門は天文12年に亡くなっているのですが、秀長の生年は天文9年で朝日姫の生年が天文12年であるため、秀長と朝日姫の二人は秀頼と同じ父の子である可能性が高いからです。

また秀吉の妹・朝日は夫・佐治日向とは本能寺の変の直後にはすでに離縁していたとされ、どうも家康との婚姻のために無理やり離縁させられたわけでもないようです。
そもそも同時代資料から最近では、家康と朝日姫との婚姻自体が家康から要請して行ったものだとされているようです。

朝日が当時四三歳といっても家康より年下ですし、すでに後継者である秀忠がいるのに新たな正室との間に男子が生まれたら話がややこしくなるので当時としては老女と言っても家康からすれば特に不満はなかったのではと思うんですよね。
また宣教師のフロイスの記録には、当時の武家の娘は同盟関係により何度も再婚するのが普通で当の女性たちもそれを恥とも何とも思わないとあるので、朝日が既に一度嫁いだ身というのも特に問題にならなかったのではないでしょうか?
また家康はこの婚姻により秀吉と義兄弟になったことで高い官位に叙されそのことを家臣に自慢する手紙まで残っていることを考えると、少なくとも家康自身はこの婚姻に満足していたように思うんですよね。


次に伊達秀宗の項目についてです。
独眼竜政宗で秀宗の生母・飯坂御前が「これは島流しじゃ……。」とぼやいていた話についてですが、正直伊達本家の仙台藩62万石のほうが余程流刑地ではないかと私としてはツッコミたくなったんですよね。
なにしろ当時の仙台は奥州の僻地ですし、それどころか当時は経済・文化の中心は京・大坂などの上方ですから、江戸でさえまだまだ発展途上の田舎とすらいえます。

仙台藩六二万石と言っても奥州の僻地で気候も厳しいことに比べると、伊予宇和島10万石は気候も比較的温暖で瀬戸内海に面した水運の要衝ですし当時の経済・文化の中心である京・大坂にも近い良い土地です。
少なくとも私だったら仙台藩62万石よりも伊予宇和島10万石の方が余程よさそうな気がします。

実際幕末では伊達宗城の元藩政改革を行い、日本人だけでの蒸気船建造に最初に成功するなど存在感を発揮し国政にも影響を与えた宇和島藩に比べて仙台藩は発展が遅れている印象が否めず、仙台藩62万石の大身に割には地味な存在に終わりましたから。


実は武田勝頼が奥平家の人質を粛清したのは失敗だったかもしれないんですよね。
人質を処刑することの欠点は相手の家と決定的な対立関係になってしまうことであり、実際勝頼は長篠の戦いで奥平氏の徹底抗戦で長篠城が攻略できずに敗戦してしまいました。
奥平氏が徳川家に降伏した原因は信玄の死の混乱に乗じての徳川軍の攻撃に対し武田軍の援軍が遅れたからであり、決して奥平氏が積極的に寝返ったわけでもないので人質を解放してもよかったはずです。
そうしていれば長篠の戦いで奥平氏は降伏していたかもしれず、そうなっていれば長篠の戦の行方も変わっていたはずです。

それに対し徳川家康は三方ヶ原の戦いの後奥平氏などの奥三河国衆が武田方に寝返った際に、自分が悪いと彼らの人質を解放してます。
奥平氏が信玄の死後寝返った理由はそれもあり、また寝返った後に家康の娘を嫁がせただけでなく、処刑された奥方の実家との婚姻も成立させて処刑された奥方の実家にまで配慮を見せています。
高天神城陥落の後に勝頼が国衆に見放されていくのも、高天神城を見捨てたことと、賦役の増大以外にも勝頼と家康の国衆への配慮の差も大きいわけです。
いくら戦国時代でも人質をむやみに処刑するのはリスクが大きい一面もあったということですね。


次に夜討ち集のコーナーの保元の乱の項目についての続きです。
当時の貴族はかなり武術・戦術音痴に陥っていたと言いますが、実際には優秀な公家も多かったんですよね。
兵学に詳しい公家に武士が兵学を学んだり、北畠顕家のように勇敢な公家も実在しました。

武術・戦術音痴の貴族というイメージはどちらかというと江戸時代の公家のイメージが大きいんですよね。
またそもそも朝廷から権力を奪った幕府をはじめとする武家側による勝者の歴史観という面も大きんです。
このような決まり切ったイメージが新たな研究により現在次々と見直されつつあるわけです。


次に厳島の戦いの項目についての続きです。
文と武で分けることが間違いという訳ではないと思います。

しかし文治派と呼ばれる人たちはあくまでも文官的な仕事をしていただけであり、必ずしも戦争反対の平和主義者なわけではありません。
例えば三国志など古代中国でも主戦派の文官もいますし、穏健派や慎重派の武官もいるはずです。
これは日本の文治派や武断派でも同じだというわけです。

またそもそも領国を統治するには当然ながら石田三成ポジションの文官的な存在が必要なわけであり、このような吏僚派を登用することは源頼朝や織田信長、武田信玄など武家の棟梁は全て行っていることであり、文治派を登用することが文弱を意味するのなら信長や信玄など戦国大名はすべて文弱ということになってしまいます。

つまり文治派と呼ばれる人たちは文官的な職務を行う武士のことであって、戦争反対の平和主義者を意味しているわけではない。
文と武で分けると言ってもこれは職務で分けているの意であって戦争に対する考え方で分けているわけではなく、文治派と言おう呼び方がこういった勘違いを起こしやすいために吏僚派と呼ぶことが最近では多くなっているわけです。


次に嫡男はつらいよのコーナーの武田義信の項目についての続きです。
実は義信謀反の直前に、勝頼が諏訪で武田家家臣に補佐されて政務を開始しています。
つまり諏訪という一地域だけとはいえ軍事・行政を指揮する立場となった勝頼に、28歳にもなっていまだ形式的な家督継承もされない武田義信はこの時点での待遇において弟の勝頼に差を付けられてしまったわけです。

また飯富虎昌については、武田義信と親しかったから謀反に加担したというより単に信玄の政策に不満があっただけではないでしょうか。
信玄に不満を持つ飯富虎昌ら武田家家臣と、父信玄に不満を持つ武田義信が手を組んで信玄を失脚させようとしたのが義信謀反事件の実態ではないでしょうか。

保元の乱や平治の乱でもそうですが、それまで特に親しかったわけでもない人々が、共通の強敵と対決するために手を組むことは歴史上それなりにあることです。
共に信玄に謀反を起こしたとはいえ、武田義信と飯富虎昌がその前から親しい関係にあったとは必ずしも限らないのではないかとも思います。


次に反故にするんじゃねぇ!のコーナーの満州開拓民と南満州鉄道の項目についての続きです。
私は単に悪の侵略者とそれに立ち向かう正義の集団みたいな絵にかいたような状況は基本的に存在しない、歴史上の出来事には様々な側面があるという実例としてこれを取り上げただけでして、当時の日本軍のことを擁護するつもりもないんですよね。
まあこういう面もあったという話です。


次に菜根版名誉挽回してみませんかのコーナーの武田勝頼の項目についてです。
こうゆう今まで悪い評価がされてきた人の評価が見直される場合に逆に過大評価や過剰な美化をされることがよくありますが、実は勝頼にもそういう部分があるんですよね。
まず勝頼にとってのターニングポイントとなった長篠の戦い、御館の乱、高天神城落城の三つの事件で最終的には自らの選択で判断ミスをしていることです。

御館の乱については景虎側が圧倒的に不利な上に、勝頼も織田徳川に対する備えのために救援が困難だったことは事実ですが、景勝側に景虎の助命をするよう交渉するなどしていればたとえそれが失敗したとしても北条家の勝頼への印象は史実よりは改善していたでしょう。

高天神城見殺しについても確かにこのとき高天神城の救援はほとんど不可能な状況でしたが、そもそもしばらくまえから補給すらしていませんでした。
長篠の直後織田軍に岩村城がこうりゃくされていますが、失敗したとはいえ勝頼は援軍に向かったために岩村城落城は勝頼の威信を大きく低下させることはありませんでした。
高天神城落城についても補給の努力をする、例えポーズだとしても援軍として出撃するなどしていれば史実ほど勝頼の威信が低下しなかったはずであり、結局勝頼の判断には疑問があります。

また軍事費がかさんで領民の負担が増大したのはやむおえないですが、その上に新府城築城までしたのはやはり勝頼の判断ミスではないでしょうか?
しかも勝頼は同時期に諏訪大社の改修まで行っていますが、これは流石に領民の負担を考えなさすぎでしょう。

高天神城見殺しについても武田家家臣や武田領の領民からすれば、北条領の上野国の大半を制圧しさらに新府城築城や諏訪大社の改修を行う力はあるのに高天神城のは援軍どころか補給も行わないと見えているわけです。

そして勝頼と比較されるのが徳川家康です。
家康は信玄の西上作戦の時に味方の城を救援するために出撃して三方ヶ原で戦い敗北した後は武田に寝返った国衆の人質を自分の責任だと言って解放し、また味方に付いた奥平氏を厚遇しました。
まさに国衆にとって理想的な対応をしてくれる家康が隣接していたら、武田家臣が勝頼にいい印象を持てなくても仕方ないでしょう。

武田滅亡の際、勝頼は実は国衆からの人質を全員処刑しています。
現代目線で人道的な批判はしませんが、これでは万一奇跡が起きて織田徳川連合軍が撤退したとしても甲斐の国衆は勝頼に反発して勢力回復は不可能でしょう。

またもはや事態打開をあきらめて見事な最期を遂げることを考えるとしたら、むしろ新府城にとどまって最後の戦いをすべきだったでしょう。
そうしていれば少なくとも、史実の逃げまどいながらさまよった末の無残な最期よりはましな最期になったでしょう。

結局勝頼は大局を見ての判断力に問題があり予算配分にも難がある人物、侍大将としては優秀でも武田家当主としては問題があったということでしょう。
勝頼が置かれた状況が悪かったのは事実にしろ、当人の能力にも問題があった部分もあったわけです。

もっとも勝頼が武田家を継いだ時の状況では、どうやっても滅亡はいずれ免れなかったように私も思います。
最悪なタイミングで浅間山が噴火するなど、完全に運に見放されていた武田家は滅亡するしかなかったかもしれませんね。


次に菜根版名誉挽回してみませんか女性編の項目の淀殿のコーナーについてです。
彼女の通称の淀君が蔑称というのは実はかなり怪しいようです。
というのも幕末に編纂された徳川幕府家譜で徳川家康の継室・朝日姫が朝日君、秀忠の継室・崇源院が於江与君とされているなど、江戸時代に高貴な女性の名前に君がつけられることは他にもあったからのようです。
ちなみに恐らく同時代には彼女は淀様と呼ばれていたというのが現在有力のようですね。

淀殿の悪評について徳川幕府によるものという話もありますが実は彼女の悪評はむしろ豊臣びいきの記録に多く、逆に徳川方の記録には彼女は特に批判されていません。
どうも淀殿の悪評は豊臣びいきの人たちが豊臣方の悪い部分を彼女に押し付けて秀頼などを擁護するために生まれた部分が大きいようです。
歴史の捏造はよく勝者の陰謀と言われますしそれも間違いではありませんが、このように敗者に共感する人たちによって生まれる捏造も判官びいきの傾向の強い日本では多いということです。


ベネズエラの事態について道場主さんは憤っているようですし、私もそれも理解できます。
しかしベネズエラは経済が完全に破綻しインフレ率は200%オーバー、国外脱出した難民は現在600万人ともされるという末期状態の国なのも事実なんですよね。

そのため今回の一件でむしろトランプの行動を支持するベネズエラ人が少なくないのも事実ではあるんですよね。
そして彼らの中にはトランプの行動を批判する諸外国の人々に強く反発する人も多くいます。

実際「国際法はなにもしてくれなかった」「部外者が勝手なことを言うな」と憤るベネズエラ人もし目の前にいたとしてもトランプの行動批判ができるかと考えると、今回の事態に対して必ずしも短順に批判する気にも私はなれないんですよね。


さて今回はこれまで。
次の更新を楽しみにしています。
それではまた。

No.662 2026/02/09(Mon) 00:18:19

Re: このサイトの戦国房についての感想9 NEW / 薩摩守
> こんにちは、お久しぶりのベルトランです。
> また丁寧に返事をいただきありがとうございます。
> また記事の内容に対する反論も多くありますがご了承ください。

 お久し振りです。反論に対してはいつも通りで(笑い)、まずは返信がすっかり遅くなったことをお詫び申し上げます。

>
>
> まずは新コーナーの毒親のコーナーの鳥羽天皇の項目についてです。
> 実は鳥羽上皇が崇徳天皇を嫌っていたという通説は最近では否定されているらしいんです。

 早速新作に言及頂き嬉しいです。まあ、鳥羽上皇が崇徳天皇を嫌っていたか否かは、彼が本当に崇徳天皇を「あの叔父御」と思っていたか否かに掛かっていると思います。
 その辺りの真相は如何なものでしょうか?

>
> というのも同時代の公家の記録の検証が進んだ結果、近衛天皇が一七歳の若さで崩御し後白河天皇が即位する以前は、鳥羽上皇と崇徳天皇の親子関係は良好だったらしいことが判明したからです。
> 同時代の公家の記録には鳥羽上皇と崇徳天皇が共に寺院に参詣したり、崇徳天皇が病気の際に鳥羽上皇が僧侶に回復を祈願させたりと二人の関係が良好であることを示すエピソードが記録されているそうです。

 ふーむ、参詣を共にしたり、病気回復の祈願を行っていたことは初耳です。
 人としては、そちらに見える父子関係が実態であって欲しいですね。良好な父子関係を見せるパフォーマンスでなければいいのですが。

>
> 鳥羽上皇と崇徳天皇の親子関係の破綻の原因は、鳥羽上皇が崇徳天皇を嫌っていたからではなく外戚からの圧力に鳥羽上皇が屈したからのようなんです。
> どうも実際の鳥羽上皇は穏やかな性格である一方決断力に欠ける人物であり、当時の朝廷での深刻な派閥争いや外戚からの圧力にうまく対処できなかったためにこうなってしまったようなのです。

 白河法皇に譲位を強要され、白河法皇崩御後にその反動とも云える強権発動振りが伺えるだけに、そんな圧力はものともしない人物と思っていたので、意外な視点ですね。ただ、説得力ある説だとは思います。

>
> 現実の鳥羽天皇から得られる教訓は、認めたくない英雄達で挙げられた人物のようなずるかったり、強引だったり、節操なかったりする点は指導者としてむしろ必要である。
> そう言った部分を持たない善良で穏やかすぎる人物がトップになってしまった場合に発生する弊害を示しているといえるでしょうね。

 難しいですね。「治天の君」が御人好しでは困るのは分からないでもないです。自身がどんなに慈悲深い善人でありたくても、統べる対象や、交流する外国には間違いなく狡猾な相手、強引な手合いが含まれます。
 為政者の性格的な狡猾さは御免被りますが、周囲の狡猾さに嵌められない、能力的な狡猾さは持っていて欲しいと思います。かなり虫のいいことを云っているとは思いますが(苦笑)。
 後、鳥羽法皇に対しては、本来近衛天皇よりも兄だった後白河天皇の方を後から皇位に据えたり、崇徳天皇の子が皇位を継承する道を絶ったりした史実から、同じ我が子でも好き嫌いの差は大きかったと思います。それ故に「毒親」とも。


>
> 次に北条時政の項目についてです。
> 実は時政が後妻の娘婿・平賀朝雅を将軍に据えようとしたというのは実はかなり怪しいんです。
>
> そもそも平賀朝雅が将軍を狙えるほど幕府内での地位が高かったわけではありませんし、将軍を狙ったというのは鎌倉時代の御家人粛清の大義名分によく用いられる話です。
> 北条時政は結局政治家としてやりたい放題したのが問題なのであって、いわゆる一般的イメージの毒親という感じは私はあまり受けないんですよね。

 時政がいくら後妻の色香に迷ったとしても、義時や政子と云った実子よりも、娘婿の方を重んじたことに不自然なものを感じるのは確かにあります。
 ただ、やはり私は時政が北条家に在って初代と認められていないことが大きいと見ています。同じ姓である戦国時代の北条家では、生涯北条姓を名乗っていなかった伊勢新九郎盛時が「北条早雲」と呼ばれていることと比較しても、始祖としての在り様から、子孫から見た経緯は雲泥かと。

>
>
> 次に後嵯峨天皇の項目についてです。
> 今までのなかでは一番毒親度が高いかもしれませんね。
> ただ彼も皇位継承以外ではそこまで酷薄な印象もなく、毒親というより政治家として能力に問題がある人物という印象が強いですね。

 確かに私も酷薄とは思っていません。ただ、極めて好き嫌いが酷く、無責任で、後世に禍根を残した人物として睥睨しています。

>
>
> 次に武田信虎の項目についてです。
> 信虎の場合、追放された政治的敗者であることから実際より悪く言われてきた可能性が高いですね。
> 信虎が追放された原因はどうも中央集権化を図って国人衆に反発されたのが原因のようですね。
> また当時甲斐で災害が多かったのも不運だったかもしれません。
> 信虎もあまり毒親という感じはあまりしない気がしますね。

 成程、天災の影響は失念していましたね。過去作でも書いていますが、信虎が妊婦の腹を裂いて胎児の性別を確認した逸話は『史記』における殷の紂王の悪しき伝説のパクリと思っています。
 それ故、信虎が実態以上に悪く見られていたとも見ています。孫の勝頼にも云えることですが、国人衆との付き合いは本当に難しかったのだと、改めて痛感させられています。


>
> まずは人質………その様々な待遇と存在意義のコーナーの源義高の項目についての続きです。
> 大姫の逸話は同時代資料には確認できず、おおむね吾妻鑑などの後世の資料によるものなので、あまり信用できないんですよね。
> 吾妻鑑は幕府が成立してから百年以上たった鎌倉時代後期に成立したものなので、そもそも著者がもはや鎌倉幕府が成立したころの史実をそもそも把握していなかった可能性も高いことは考慮すべきでしょうね。

 確かに大姫の言動は年齢的にも誇張を感じます。ただ、義隆を不当な形で失ったショックは本当に大きかったと思います。

>
>
> 次に大政所の項目についてです。
> 実は最近では竹阿弥と木下弥右衛門は同一人物であるというのが有力なようです。
> 豊臣秀吉の同父姉の日秀尼の創建した瑞龍寺に残る瑞龍寺差出にによると弥右衛門は天文12年に亡くなっているのですが、秀長の生年は天文9年で朝日姫の生年が天文12年であるため、秀長と朝日姫の二人は秀頼と同じ父の子である可能性が高いからです。

 現在放映中の大河ドラマ『豊臣兄弟』でも、秀吉兄弟の父親は木下弥右衛門一人としていますね。同じ大河ドラマでも『秀吉』における秀吉(竹中直人)と竹阿弥(財津一郎)の関係が酷過ぎた(←秀吉は面と向かって「竹阿弥!」と呼んで罵倒していた)ので、個人的感情からも同父兄弟説を支持したいです(笑)。

>
> また秀吉の妹・朝日は夫・佐治日向とは本能寺の変の直後にはすでに離縁していたとされ、どうも家康との婚姻のために無理やり離縁させられたわけでもないようです。
> そもそも同時代資料から最近では、家康と朝日姫との婚姻自体が家康から要請して行ったものだとされているようです。
>
> 朝日が当時四三歳といっても家康より年下ですし、すでに後継者である秀忠がいるのに新たな正室との間に男子が生まれたら話がややこしくなるので当時としては老女と言っても家康からすれば特に不満はなかったのではと思うんですよね。
> また宣教師のフロイスの記録には、当時の武家の娘は同盟関係により何度も再婚するのが普通で当の女性たちもそれを恥とも何とも思わないとあるので、朝日が既に一度嫁いだ身というのも特に問題にならなかったのではないでしょうか?
> また家康はこの婚姻により秀吉と義兄弟になったことで高い官位に叙されそのことを家臣に自慢する手紙まで残っていることを考えると、少なくとも家康自身はこの婚姻に満足していたように思うんですよね。

 自慢の手紙が確かなものなら、貴見は完璧だと思います。佐治日向が無理矢理離婚させられたものでないなら、その方が好ましいと思いますし、当時の離婚・再婚を現代と同じ視点で語れないのも分かります。
 秀吉が若い女性が好みだったのに対し、家康は熟女も好んだ性癖からあり得る話だと思います(笑)。

>
>
> 次に伊達秀宗の項目についてです。
> 独眼竜政宗で秀宗の生母・飯坂御前が「これは島流しじゃ……。」とぼやいていた話についてですが、正直伊達本家の仙台藩62万石のほうが余程流刑地ではないかと私としてはツッコミたくなったんですよね。
> なにしろ当時の仙台は奥州の僻地ですし、それどころか当時は経済・文化の中心は京・大坂などの上方ですから、江戸でさえまだまだ発展途上の田舎とすらいえます。
>
> 仙台藩六二万石と言っても奥州の僻地で気候も厳しいことに比べると、伊予宇和島10万石は気候も比較的温暖で瀬戸内海に面した水運の要衝ですし当時の経済・文化の中心である京・大坂にも近い良い土地です。
> 少なくとも私だったら仙台藩62万石よりも伊予宇和島10万石の方が余程よさそうな気がします。

 土地に対する価値観だと思います。
 京都を基準に見れば、石高が低くても都に近い宇和島を貰える方が厚遇で、「島流し」ではないと思います。
 石田三成や蒲生氏郷も石高より、上方の近くにいることを重んじていましたね。
 逆に奥州探題の末裔である伊達家の価値観が奥羽に在ったと仮定するなら、都を挟んで更に遠方となる宇和島は仙台から見てかなりの僻地に映るでしょう。
 ただ、位置よりも、家督を継ぎ損ねた庶子である秀宗が一〇万石を得たのはかなりの厚遇と私は観ています。まあ、拙作でも書きましたが、秀宗が宇和島藩主になったときに既に飯坂御前は亡くなっており、「島流しじゃ…。」の台詞はドラマに出ていたフィクションなんですがね(苦笑)。

>
> 実際幕末では伊達宗城の元藩政改革を行い、日本人だけでの蒸気船建造に最初に成功するなど存在感を発揮し国政にも影響を与えた宇和島藩に比べて仙台藩は発展が遅れている印象が否めず、仙台藩62万石の大身に割には地味な存在に終わりましたから。

 まあ、そこは宗城が一代の傑物だったと見るべきでしょう。歴代仙台藩主に目立った人物がいない(←細かく見れば優れた人物は少なくなかったと思いますが)ことからそう見えるところもあると思います。

>
>
> 実は武田勝頼が奥平家の人質を粛清したのは失敗だったかもしれないんですよね。
> 人質を処刑することの欠点は相手の家と決定的な対立関係になってしまうことであり、実際勝頼は長篠の戦いで奥平氏の徹底抗戦で長篠城が攻略できずに敗戦してしまいました。
> 奥平氏が徳川家に降伏した原因は信玄の死の混乱に乗じての徳川軍の攻撃に対し武田軍の援軍が遅れたからであり、決して奥平氏が積極的に寝返ったわけでもないので人質を解放してもよかったはずです。
> そうしていれば長篠の戦いで奥平氏は降伏していたかもしれず、そうなっていれば長篠の戦の行方も変わっていたはずです。
>
> それに対し徳川家康は三方ヶ原の戦いの後奥平氏などの奥三河国衆が武田方に寝返った際に、自分が悪いと彼らの人質を解放してます。
> 奥平氏が信玄の死後寝返った理由はそれもあり、また寝返った後に家康の娘を嫁がせただけでなく、処刑された奥方の実家との婚姻も成立させて処刑された奥方の実家にまで配慮を見せています。
> 高天神城陥落の後に勝頼が国衆に見放されていくのも、高天神城を見捨てたことと、賦役の増大以外にも勝頼と家康の国衆への配慮の差も大きいわけです。
> いくら戦国時代でも人質をむやみに処刑するのはリスクが大きい一面もあったということですね。

 結果論にはなりますが、家康と勝頼とで人質に対する遇し方が異なり、それが明暗を分けてしまいましたね。
 人質に取ること自体、「逆らったら殺される。」という形を担保にした保険ですから、借金を返さなければ担保が取り上げられるように、反逆にした際に処刑すると云う姿勢を見せるのが必要な時はあると思います。現代の視点では痛ましい話ではありますが。

>
>
> 次に夜討ち集のコーナーの保元の乱の項目についての続きです。
> 当時の貴族はかなり武術・戦術音痴に陥っていたと言いますが、実際には優秀な公家も多かったんですよね。
> 兵学に詳しい公家に武士が兵学を学んだり、北畠顕家のように勇敢な公家も実在しました。

 ほう、それは初耳でしたね。

>
> 武術・戦術音痴の貴族というイメージはどちらかというと江戸時代の公家のイメージが大きいんですよね。
> またそもそも朝廷から権力を奪った幕府をはじめとする武家側による勝者の歴史観という面も大きんです。
> このような決まり切ったイメージが新たな研究により現在次々と見直されつつあるわけです。

 後鳥羽上皇も結構武道に凝っていましたし、後醍醐天皇の皇子にも結構な武人がいましたから、「武術・戦術音痴」と決め付けるのは良くないようですね。武士を軽視する傾向は確かにあったと思いますが。

>
>
> 次に厳島の戦いの項目についての続きです。
> 文と武で分けることが間違いという訳ではないと思います。
>
> しかし文治派と呼ばれる人たちはあくまでも文官的な仕事をしていただけであり、必ずしも戦争反対の平和主義者なわけではありません。
> 例えば三国志など古代中国でも主戦派の文官もいますし、穏健派や慎重派の武官もいるはずです。
> これは日本の文治派や武断派でも同じだというわけです。

 役割と好みは必ずしも一致しないと云う事ですね。分かります。

>
> またそもそも領国を統治するには当然ながら石田三成ポジションの文官的な存在が必要なわけであり、このような吏僚派を登用することは源頼朝や織田信長、武田信玄など武家の棟梁は全て行っていることであり、文治派を登用することが文弱を意味するのなら信長や信玄など戦国大名はすべて文弱ということになってしまいます。
>
> つまり文治派と呼ばれる人たちは文官的な職務を行う武士のことであって、戦争反対の平和主義者を意味しているわけではない。
> 文と武で分けると言ってもこれは職務で分けているの意であって戦争に対する考え方で分けているわけではなく、文治派と言おう呼び方がこういった勘違いを起こしやすいために吏僚派と呼ぶことが最近では多くなっているわけです。

 まあ、秀吉家臣団が状況によって「武断派・文治派」、「尾張派・長浜派」、「高台院派・淀殿派」と云われたりすることからも、分け方自体、見方次第で、単純じゃないですね。

>
>
> 次に嫡男はつらいよのコーナーの武田義信の項目についての続きです。
> 実は義信謀反の直前に、勝頼が諏訪で武田家家臣に補佐されて政務を開始しています。
> つまり諏訪という一地域だけとはいえ軍事・行政を指揮する立場となった勝頼に、28歳にもなっていまだ形式的な家督継承もされない武田義信はこの時点での待遇において弟の勝頼に差を付けられてしまったわけです。

 ここは何とも云えないですね。勝頼は元々「武田の子」と云うより、「諏訪の子」と見られていた訳ですから、順当に義信が家督を継ぐなら、勝頼を早期に諏訪を収めさせるのは間違っておらず、義信が弟に対して後れを取ったことにはならないと思います。

>
> また飯富虎昌については、武田義信と親しかったから謀反に加担したというより単に信玄の政策に不満があっただけではないでしょうか。
> 信玄に不満を持つ飯富虎昌ら武田家家臣と、父信玄に不満を持つ武田義信が手を組んで信玄を失脚させようとしたのが義信謀反事件の実態ではないでしょうか。

 信虎や勝頼が国人衆からの忠誠を得るのに苦戦していた比較から、軽視しがちですが、信玄も父や息子に劣らず重臣・一族・国人衆からの忠誠を得るのに苦労していた様ですね。

>
> 保元の乱や平治の乱でもそうですが、それまで特に親しかったわけでもない人々が、共通の強敵と対決するために手を組むことは歴史上それなりにあることです。

 「敵の敵は味方」ですね。

> 共に信玄に謀反を起こしたとはいえ、武田義信と飯富虎昌がその前から親しい関係にあったとは必ずしも限らないのではないかとも思います。
>
>
> 次に反故にするんじゃねぇ!のコーナーの満州開拓民と南満州鉄道の項目についての続きです。
> 私は単に悪の侵略者とそれに立ち向かう正義の集団みたいな絵にかいたような状況は基本的に存在しない、歴史上の出来事には様々な側面があるという実例としてこれを取り上げただけでして、当時の日本軍のことを擁護するつもりもないんですよね。
> まあこういう面もあったという話です。

 日本が島国だから余計に思うのかも知れないのですが、「武器持って海を越える」という段階で、「侵略」要素は少なからず含まれ、入って来られた側からは間違いなく「侵略」と思っています。
 現代の視点と同一視出来る単純なものではないのは理解しているつもりですが、やはり「やられた側」の気持ちは古今東西変わらないかと。

>
>
> 次に菜根版名誉挽回してみませんかのコーナーの武田勝頼の項目についてです。
> こうゆう今まで悪い評価がされてきた人の評価が見直される場合に逆に過大評価や過剰な美化をされることがよくありますが、実は勝頼にもそういう部分があるんですよね。

 ああ、そういう極端から極端に走る傾向は気を付けないといけないですよね。「反動」には気を付けるべきなのはおっしゃる通りと思います。

> まず勝頼にとってのターニングポイントとなった長篠の戦い、御館の乱、高天神城落城の三つの事件で最終的には自らの選択で判断ミスをしていることです。
>
> 御館の乱については景虎側が圧倒的に不利な上に、勝頼も織田徳川に対する備えのために救援が困難だったことは事実ですが、景勝側に景虎の助命をするよう交渉するなどしていればたとえそれが失敗したとしても北条家の勝頼への印象は史実よりは改善していたでしょう。

 ポーズだけでも見せておくべきだったと云う事でしょうか?

>
> 高天神城見殺しについても確かにこのとき高天神城の救援はほとんど不可能な状況でしたが、そもそもしばらくまえから補給すらしていませんでした。
> 長篠の直後織田軍に岩村城がこうりゃくされていますが、失敗したとはいえ勝頼は援軍に向かったために岩村城落城は勝頼の威信を大きく低下させることはありませんでした。
> 高天神城落城についても補給の努力をする、例えポーズだとしても援軍として出撃するなどしていれば史実ほど勝頼の威信が低下しなかったはずであり、結局勝頼の判断には疑問があります。

 信玄でさえ落とせなかった高天神城を落としたことは勝頼の武名を高めましたが、これを守れなかったことが彼の威信を低下させたのは皮肉ですね。それとも、信玄は高天神城に対しても、浜松城に対しても、「落としても維持出来なければ意味がない。」と考え、無理に落とさなかったと云う事でしょうか?

>
> また軍事費がかさんで領民の負担が増大したのはやむおえないですが、その上に新府城築城までしたのはやはり勝頼の判断ミスではないでしょうか?
> しかも勝頼は同時期に諏訪大社の改修まで行っていますが、これは流石に領民の負担を考えなさすぎでしょう。

 新田次郎原作の、横山光輝の漫画『武田勝頼』では、徳川に内通した穴山梅雪が勝頼の力を削ぐ為に新府城築城を勧めたことになっていましたね(笑)。

>
> 高天神城見殺しについても武田家家臣や武田領の領民からすれば、北条領の上野国の大半を制圧しさらに新府城築城や諏訪大社の改修を行う力はあるのに高天神城のは援軍どころか補給も行わないと見えているわけです。

 補給だけでもできればその後の展開は変わっていたかも知れませんね。

>
> そして勝頼と比較されるのが徳川家康です。
> 家康は信玄の西上作戦の時に味方の城を救援するために出撃して三方ヶ原で戦い敗北した後は武田に寝返った国衆の人質を自分の責任だと言って解放し、また味方に付いた奥平氏を厚遇しました。
> まさに国衆にとって理想的な対応をしてくれる家康が隣接していたら、武田家臣が勝頼にいい印象を持てなくても仕方ないでしょう。

 相手が悪かった、と云えばそれまでかも知れませんが、随分明暗が分かれたものです。

>
> 武田滅亡の際、勝頼は実は国衆からの人質を全員処刑しています。
> 現代目線で人道的な批判はしませんが、これでは万一奇跡が起きて織田徳川連合軍が撤退したとしても甲斐の国衆は勝頼に反発して勢力回復は不可能でしょう。

 上述しましたが、人質を実際に処刑するか否かは、現代目線はともかく、難しいと思います。「どーせ、殺されやしない。」と見做されれば、そもそも人質を取る意味がありません。勿論、実際に殺害することは完全な手切れを決定付けますから、当事者も悩ましかったと思います。
 織田勝長が織田家に送り返された例からも、勝頼も無闇に殺したとは思いませんし、思いたくないです。
 木曽義昌は勝頼の義弟でありながら裏切ったために人質を殺されましたが、裏切る前に弟を信長に人質に差し出していますから、双方に覚悟があったと思います。
 悲しい話だとは思いますが。

>
> またもはや事態打開をあきらめて見事な最期を遂げることを考えるとしたら、むしろ新府城にとどまって最後の戦いをすべきだったでしょう。
> そうしていれば少なくとも、史実の逃げまどいながらさまよった末の無残な最期よりはましな最期になったでしょう。

 どこで死ぬかは難しい問題ですね。
 これも小山田信茂の裏切りが無く、郡代での抗戦が為されていれば後世どう見られたか分かりません。

>
> 結局勝頼は大局を見ての判断力に問題があり予算配分にも難がある人物、侍大将としては優秀でも武田家当主としては問題があったということでしょう。
> 勝頼が置かれた状況が悪かったのは事実にしろ、当人の能力にも問題があった部分もあったわけです。

 そうですね。只戦うだけなら信玄より上だったと思います。それ故に戦うことにこだわり過ぎたとも。

>
> もっとも勝頼が武田家を継いだ時の状況では、どうやっても滅亡はいずれ免れなかったように私も思います。
> 最悪なタイミングで浅間山が噴火するなど、完全に運に見放されていた武田家は滅亡するしかなかったかもしれませんね。

 過去作で度々触れていますが、御家が滅びるときって、当事者が可愛そうになる程、やること為すことが裏目に出たり、周辺状況が不運なまでに悪化したり、で項羽じゃないですが、「天が滅ぼそうとしていたのか?」と云いたくなる時が多々あります。
 まあ、逆を云えばそうでもなければ御家は簡単には滅びないかも知れませんが。

>
>
> 次に菜根版名誉挽回してみませんか女性編の項目の淀殿のコーナーについてです。
> 彼女の通称の淀君が蔑称というのは実はかなり怪しいようです。
> というのも幕末に編纂された徳川幕府家譜で徳川家康の継室・朝日姫が朝日君、秀忠の継室・崇源院が於江与君とされているなど、江戸時代に高貴な女性の名前に君がつけられることは他にもあったからのようです。
> ちなみに恐らく同時代には彼女は淀様と呼ばれていたというのが現在有力のようですね。

 「淀の方様」という呼ばれ方も聞きますね。「君」に対する意味合いは見直した方が良さそうですが、長年「淀君」という呼び方に悪意があったのは間違いないので、今後は「淀殿」、「淀の方様」で良いと思います。

>
> 淀殿の悪評について徳川幕府によるものという話もありますが実は彼女の悪評はむしろ豊臣びいきの記録に多く、逆に徳川方の記録には彼女は特に批判されていません。
> どうも淀殿の悪評は豊臣びいきの人たちが豊臣方の悪い部分を彼女に押し付けて秀頼などを擁護するために生まれた部分が大きいようです。
> 歴史の捏造はよく勝者の陰謀と言われますしそれも間違いではありませんが、このように敗者に共感する人たちによって生まれる捏造も判官びいきの傾向の強い日本では多いということです。

 秀忠正室、家光実母の姉ゆえに、あれでもまだ悪意的に喧伝されるのに歯止めはかかっていたのではないかと思いますが。
 確かに判官贔屓は差っ引いて見なければいけないと思います。判官贔屓にはその偏った味方による犠牲者が必ずと云って良い程存在しますので。

>
>
> ベネズエラの事態について道場主さんは憤っているようですし、私もそれも理解できます。
> しかしベネズエラは経済が完全に破綻しインフレ率は200%オーバー、国外脱出した難民は現在600万人ともされるという末期状態の国なのも事実なんですよね。
>
> そのため今回の一件でむしろトランプの行動を支持するベネズエラ人が少なくないのも事実ではあるんですよね。
> そして彼らの中にはトランプの行動を批判する諸外国の人々に強く反発する人も多くいます。

 ベルトランさんから書き込みを頂いてから、今日のレスポンス迄の間にイランでもとんでもないことをやらかしましたね、トランプ…………。
 確かに外国の軍隊によって暴君が排除され、虐げられていた一般ピープルがその結果を喜ぶことはあると思いますが、やはり独立国に対してやって良いこととは思えませんし、暴君であってもそれを倒すのはその国の物がやるべきと思っています。
 極端な例を挙げると、足利義教の恐怖政治に対して明が日本に攻め込み、義教を殺したとすれば……………赤松満祐や、彼と同じ立場の者は喜んだかもしれませんが、やはり日本的には屈辱になると思います。

>
> 実際「国際法はなにもしてくれなかった」「部外者が勝手なことを言うな」と憤るベネズエラ人もし目の前にいたとしてもトランプの行動批判ができるかと考えると、今回の事態に対して必ずしも短順に批判する気にも私はなれないんですよね。

 在米イラン人の中にも今回の暴挙を歓迎する声があるのは認識しています。それでも軍事とも政治とも関係の無い学校が襲撃され、何の罪もない子供達が何十人も命を落としたことを正当化出来る理論など私は認めません。
 未来においてトランプが暗殺されても、私は暗殺を批難はしても、トランプに同情はしないでしょう。

>
>
> さて今回はこれまで。
> 次の更新を楽しみにしています。
> それではまた。

 すっかり滞らせてはいますが、継続はしていきます。
 今回も大変参考になりました。ラストが軍事を批判しながら過激なことを書きましたが、今後も宜しくお願い致します。

No.665 2026/03/04(Wed) 12:21:44
心に星を持つ男 / ab
90年代に出たケイブンシャの「帰ってきたウルトラマン大百科」では出演者のその後を紹介するページがありましたが、「南隊員はキカイダー01、岸田隊員はギャバンのサン・ドルバ。MATでの両者の立場を考えると、なんだかおかしくなってしまう」とネタにされてました。
02年の忍風戦隊ハリケンジャーでは、西田さんは正義の側の司令官(ただしほぼ声だけ出演)でした。この番組、初めてライバル戦隊となるゴウライジャーというのが出てきましたが、このゴウライジャーの父親役は何と郷の団次朗さん。ただし狂気の極悪親父という設定でした。この頃の団さんは悪役が似合うお顔でしたし。

団さんのようにお亡くなりになったヒーロー役者はキレンジャーにストロンガーと何人もいらっしゃいますが、ここでピックアップしたいのは84年放送の「星雲仮面マシンマン」。
当時宇宙刑事は3年目のシャイダーで、戦隊もバイオマンと安定していましたが、バンダイ側がもう一本特撮をできないかと打診したことで始まった作品です。
一応石ノ森章太郎原作という事になってますが、実際はヒーローのキャラデザと主題歌の作詞だけで、ライダーやキカイダーと違って漫画版は描いてません。
主題歌はわかりやすいヒーローソング…なのですがなんと作曲者がルパン三世と同じ人(特撮の仕事は唯一)で、トランペットがメチャクチャかっこいいです。エンディングテーマなんてこじゃれたバーでカクテルでも飲んでる時に流れてそうな曲です
敵ボスは死神博士の天本さんなのですが、当時天本さんは毎年スペイン旅行に行ってまして、撮影中に旅行に行く時期に差し掛かるものだから、それまでの出演という条件で引き受けたそうです。で、作中でも天本さん演じるボスは「側近の怪人を倒された傷心旅行」とか言って本当にスペインに行っちまいまして、最終回近くまで出て来なくなります。
それからは姪っ子が2代目のボスとして登場します。こちらを演じるのはデンジマンのケラーの人。
味方側はというと、マスコットキャラのチビロボの声優がヘドリアンの曽我さん。
また石ノ森氏の息子の小野寺丈さんが三枚目役でレギュラー出演。ライダーRXの先駆けですね。

さて主人公の俳優さんは…キカイダーでブルスコングに両親をころされたあの子役の人!最初の仮面ライダーでもシラキュラスとヒルゲリラの回に出てました。
その後は特撮の仕事を離れ、ナレーターや洋画吹き替えと言った声の仕事をされてましたが、2022年に62歳で亡くなられてます。ガンでした。小野寺丈さんとも交流は続いていたそうです。

後楽園ゆうえんちで行われていたバイオマンショーではシャイダーとマシンマンも共演し、CMではレッドと3人で剣を重ね合わせたりしてたんですよねー。
神谷明さんがナレーションで「悪の軍団は、君達の目の前で壊滅する!」なんて叫んじゃって。
シャイダーの円谷さんも亡くなられてます。バイオマンの5人はご存命なので、長生きしてほしいものです。

No.661 2026/01/22(Thu) 10:03:54
菜根道場5•10日雑文 / リトルボギー
 オッス!毎月20日の担当、法倫房リトルボギーだ!!
 何?態度が悪い?まあそう固いことを云うな(お約束)。

 今回の話題は先日地裁判決の下った極刑を巡る裁判に関してだ。
 大阪拘置所に収監されている●刑囚・3名(←「3匹」と記したいが、常連の方からクレームが出たのでこう記す)が、絞首刑を残虐として執行の差し止めと、慰謝料を求めた裁判が係争中だが、先日大阪地方裁判所は原告(=●刑囚ども)の訴えは却下された。
 
 当然の判決だと思っているが、不安なのは間違いなく原告は控訴し、それは大阪高裁が裁くと云う事である。
 詳細は割愛するが、この数年、大阪高裁は凶悪犯に対して信じられないほど甘い判決を繰り返している。一審での極刑判決を破棄して無期懲役に減刑し、被告の控訴取り下げによって確定した極刑を弁護士が無効を求めるのを認めたり、と、極刑を避けようとしてる様にしか思えない(さすがにつまらん理由で取り下げと無効訴えを繰り返した確定囚の二度目の訴えは認めなかったが)。

 それでなくても、裁判の係争中は法務官僚も法務大臣も執行命令を出し辛く、弁護側には執行を阻止するという目的もあるだろうから、駄目元だったとしても可能な限り裁判を引き延ばすだろう。

 この一連の裁判や被告に対して俺がどう思っているかは、長年法倫房やこのBBSを閲覧頂ている方々なら充分ご理解頂いていると思うので詳細は述べないが、簡単に云えば「お前が云うな!」である。
 はっきり云って、俺が極刑廃止論者だったとして、如何なる凶悪犯の極刑に反対する者だと仮定したとしても、自分のやったことを思い切り棚に上げるこの被告3名に対しては相当な嫌悪感を抱くだろう。
 もう一つ気に食わないのは、この3名が何者なのか公表されていないことである。理屈として3名の身元が公表されないのは分かる。事の是非はどうあれ、3名は多くの人々から非難・批判の目で見られているだろうから、敗訴すれば「さっさと執行しろ!」の声は激化するのは火を見るより明らかである。同時に執行有無を別にしてもかなり偏見の目で見られることは間違いない。
 恐らく何者なのかがはっきりし、罪状が明らかになれば、「自分のやったことを棚に上げて何をほざいているんだ!」の声は激化するだろう。
 全くの憶測だが、「3名」という数字と、大阪拘置所に収監されていることから、俺はこの3名を愛知・岐阜・大阪で強盗殺人を繰り返し、未成年であるにもかかわらず3人全員が極刑確定となった元少年3名と見ている。

 腹立たしい話だが、現行憲法および刑法上、如何におこがましかろうと、この3名に訴えを起こす権利は認めなくてはならない。
 だが、それはそれとして、自分達は極刑上に残虐な悪事で極刑が確定しながら、自分達の権利はしっかり訴えることの身勝手さに対しては、俺個人の両親・思想・言論の自由に基づいて口を極めて痛罵させてもらうことをここに宣言したい。

 それでは。

No.660 2026/01/20(Tue) 13:45:52
菜根道場5・10日雑文 / ダンエモン
 御来房の皆様、こんにちは。
 毎月15日の担当、楽曲房ダンエモンです。

 昨年来、道場主の分身の中で最も活動していませんが、今年度末には良くも悪くも公私の多忙さが落ち着きそうなので、来年度はライブ参加を増やしたいと思っています。

 色々想う所あり、現状では余り心境の詳細を断言出来ないので、今回はここで終わらせて頂きます。悪しからずご了承ください。

 それでは。

No.659 2026/01/20(Tue) 13:27:20
菜根道場5・10日雑文 / シルバータイタン
 御来房の皆様、こんにちは。
 毎月10日の担当、特撮房シルバータイタンです。

 例によって公私ともに多忙で様々な更新を滞らせています中、往年の特撮(に限った話ではありませんが)名優の動向について2点ほど耳にしました。

 一つは大葉健二氏についてです。
 JACの一員にして、宇宙刑事ギャバン・一条寺烈、バトルケニア・曙四郎、デンジブルー・青梅大五郎と云った主演は勿論、スーツアクターとしても、客演者としても、今更こんなサイトで説明するまでもない特撮界の重鎮です。
 来月、戦隊シリーズの終了に伴い、新たな宇宙刑事シリーズが始まると云うことで大葉氏を初めとするかつての主演俳優達(既に鬼籍に入られた方は止むを得ませんが)の客演を楽しみにしている方々は星の数程いらっしゃると思います。
 そんな中、大葉氏の娘である新葉尚氏から大葉氏が病気療養中であるとの公表がありました。

 勿論何を置いても大葉氏の病状が落ち着くことが第一です。新シリーズに関わって欲しいのはやまやまですが、健康や命に悪影響を及ぼしてまでの無理は望みません。
 大葉氏本人の希望により詳細は公表されていませんが、まずは「リハビリに励んでいる。」ということを朗報として、無理なく健康を取り戻されることをお祈りしたいと思います。

 そしてもう一人は西田健氏の、地上波からの引退宣言です。
 宇宙刑事の新シリーズが始まろうとしてる段階で、サン・ドルバを演じた西田氏の引退は些か残念ではありますが、御年80歳とあっては、活躍の幅が狭まるのは致し方ないことかもしれません。
 幸い、『帰ってきたウルトラマン』関連のイベントには参加への意欲を見せられているので、出来る範囲で頑張っていただければとは思います。
 団時朗、塚本信夫、根上淳、池田駿介、岸田森諸氏が鬼籍に入られ、三井恒、桂木美加、川口英樹、岩崎和子諸氏の動向が不明な中、同番組にとって、西田氏の存在は益々貴重です。
 こちらも無理のない範囲で時折元気な姿を見せて頂ければと思います。

 それでは。

No.658 2026/01/20(Tue) 13:22:54
目に入らぬか。 / ab
宇宙刑事ギャバンの挿入歌に「スペースポリス・ギャバン」という歌詞があります。「宇宙警察」ですね。また90年代に出たシャリバンとシャイダーのLDボックスには「スペースコップ」とあります。「宇宙警官」ですね。
で、00年代初頭に出たDVDなどでは「スペースシェリフ」(宇宙保安官)と書かれており、以後この英訳が定着しております。まあこれが一番適当でしょうね。犯罪者を個人の権限で処刑までできますから。
タイトルと裏腹に警察や刑事っぽいことをあんまりしないギャバン達ですが、プロデューサー曰く「本当はタイトルに刑事なんて付けたくない。権力傘に着てるみたいで嫌だから。でもタイトルに刑事って付けると、視聴率が上がるんですよ」だそうで。
そういえばシャイダーは「僕は宇宙刑事です」と名乗るシーンがありましたけど、銀河警察の身分証明書みたいなのって一回も出てきてませんよね。

さてギャバン放送当時、講談社の児童誌「テレビマガジン」に、別冊付録の「銀河警察手帳」という紙の手帳が付属したそうです。
1ページ目が身分証明書っぽいデザインになっていて、コードネーム・居住区・所属・コールナンバー(名前・住所・学校や学年・電話番号)を記入する欄がありまして、「この手帳を持つ者は、銀河連邦警察の特別メンバーの資格があることを証明する。コム長官」なんて書かれてました。手帳の中にはコンバットスーツやドルギランなどの図解・機能紹介などが載っていたとか(どれも本誌の番組紹介記事の再録だそうですが)。

このほか徳間書店の児童誌「テレビランド」にも「宇宙警察手帳」という付録があったそうですが、こちらは質素と言うか本物の警察手帳っぽい渋いデザイン。画像は表紙しか見当たらないのですが、中身も見てみたいなあ。

今はどうか知りませんけど、昔の刑事ドラマなんかでは警察手帳を見せ付けるシーンが頻繁に出てきましたし、水戸黄門が印籠見せるシーンみたいでチビっ子たちは憧れたんでしょうな。
メタルヒーローの後輩たる89年の機動刑事ジバンも毎回怪人に電子警察手帳を見せ付けながら決め台詞を述べていましたが、これが当時の子供達にウケたそうです。元々メタルヒーローシリーズは人形や乗り物のオモチャが主力商品で、武器とかそういう「なりきり系玩具」はあんまり力を入れてなかったもので、この警察手帳も銃とかとセットにした廉価版のオモチャぐらいしか出てなかったのですが、手帳目当てにそのセットが売れまくってしまい、バンダイも急遽「DXポリス手帳」という名前で豪華版の新商品を世に出したほどです。

90年頃にも今は亡きケイブンシャからウルトラシリーズを一作ずつ扱った大百科が出ていましたが、セブンの大百科にもウルトラ警備隊の隊員証ってのが付いてました。
「この隊員証を持つ者を、ウルトラ警備隊少年特別隊員と認める。なおこの隊員証はウルトラホーク・ポインター・ハイドランジャーの操縦許可証も兼ねる。ウルトラ警備隊長キリヤマ」なんて書かれてました…少年に主力戦闘機なんか操縦許可しちゃっていいのか!?いや初代マンのホシノ君みたいなもんか…。

96年の激走戦隊カーレンジャーにも、途中から宇宙警察官の仲間が新登場したのですが、彼も電子警察手帳のようなアイテムを持ってました。折りたたんだ状態で怪人に見せ付け、展開すると銃になり、更に伸ばすと警棒にもなるというスグレモノ。なおオモチャの警察手帳モードは音を5秒間だけ録音できる機能が付いてました。

そして2006年。プレステ2で「宇宙刑事魂」というゲームが出たのですが、予約特典として「宇宙刑事手帳」なる小冊子がもらえました。
前述のテレビマガジンの銀河警察手帳を元に、ギャバン〜シャイダーの放送当時に本誌に載った紹介記事を抜粋・再構成したもので、最後のページはシャイダー最終回特番の3人揃って変身した写真で締められていました。
「地球を守り抜いた3人の刑事たちは、宇宙最強のヒーローとして、皆の心に残るだろう」。
…まあ肝心のゲームはとんでもないクソゲーでしたけどね…20年経っても許せんぞ。

No.656 2026/01/11(Sun) 20:52:34

Re: 目に入らぬか。 / シルバータイタン
> 宇宙刑事ギャバンの挿入歌に「スペースポリス・ギャバン」という歌詞があります。「宇宙警察」ですね。また90年代に出たシャリバンとシャイダーのLDボックスには「スペースコップ」とあります。「宇宙警官」ですね。
> で、00年代初頭に出たDVDなどでは「スペースシェリフ」(宇宙保安官)と書かれており、以後この英訳が定着しております。まあこれが一番適当でしょうね。犯罪者を個人の権限で処刑までできますから。

 刑事と保安官ではかなり権限が異なりますよね(笑)。

> タイトルと裏腹に警察や刑事っぽいことをあんまりしないギャバン達ですが、プロデューサー曰く「本当はタイトルに刑事なんて付けたくない。権力傘に着てるみたいで嫌だから。でもタイトルに刑事って付けると、視聴率が上がるんですよ」だそうで。
> そういえばシャイダーは「僕は宇宙刑事です」と名乗るシーンがありましたけど、銀河警察の身分証明書みたいなのって一回も出てきてませんよね。

 それ以前に、逮捕や拘束が無かったのが気になりました(苦笑)。『宇宙刑事ギャバン』で云えば、衰弱したハンターキラーを保護・尋問していたのが唯一の刑事らしさと感じていました。

>
> さてギャバン放送当時、講談社の児童誌「テレビマガジン」に、別冊付録の「銀河警察手帳」という紙の手帳が付属したそうです。
> 1ページ目が身分証明書っぽいデザインになっていて、コードネーム・居住区・所属・コールナンバー(名前・住所・学校や学年・電話番号)を記入する欄がありまして、「この手帳を持つ者は、銀河連邦警察の特別メンバーの資格があることを証明する。コム長官」なんて書かれてました。手帳の中にはコンバットスーツやドルギランなどの図解・機能紹介などが載っていたとか(どれも本誌の番組紹介記事の再録だそうですが)。
>
> このほか徳間書店の児童誌「テレビランド」にも「宇宙警察手帳」という付録があったそうですが、こちらは質素と言うか本物の警察手帳っぽい渋いデザイン。画像は表紙しか見当たらないのですが、中身も見てみたいなあ。
>
> 今はどうか知りませんけど、昔の刑事ドラマなんかでは警察手帳を見せ付けるシーンが頻繁に出てきましたし、水戸黄門が印籠見せるシーンみたいでチビっ子たちは憧れたんでしょうな。

 曖昧な記憶ですが、少年漫画などで慶次をテーマにしたものでは、月刊誌の付録に手帳などが多かった気がします。
 当時は一般的だったのでしょう。

> メタルヒーローの後輩たる89年の機動刑事ジバンも毎回怪人に電子警察手帳を見せ付けながら決め台詞を述べていましたが、これが当時の子供達にウケたそうです。元々メタルヒーローシリーズは人形や乗り物のオモチャが主力商品で、武器とかそういう「なりきり系玩具」はあんまり力を入れてなかったもので、この警察手帳も銃とかとセットにした廉価版のオモチャぐらいしか出てなかったのですが、手帳目当てにそのセットが売れまくってしまい、バンダイも急遽「DXポリス手帳」という名前で豪華版の新商品を世に出したほどです。
 何が受けるか、なかなか予測付かないものですね。

>
> 90年頃にも今は亡きケイブンシャからウルトラシリーズを一作ずつ扱った大百科が出ていましたが、セブンの大百科にもウルトラ警備隊の隊員証ってのが付いてました。
> 「この隊員証を持つ者を、ウルトラ警備隊少年特別隊員と認める。なおこの隊員証はウルトラホーク・ポインター・ハイドランジャーの操縦許可証も兼ねる。ウルトラ警備隊長キリヤマ」なんて書かれてました…少年に主力戦闘機なんか操縦許可しちゃっていいのか!?いや初代マンのホシノ君みたいなもんか…。

 さすがに無理があったのか、その後の作品に第二、第三のホシノ君は出て来ないですね。怪我による降板が無ければその後の歴史も変わったかもしれませんが。

>
> 96年の激走戦隊カーレンジャーにも、途中から宇宙警察官の仲間が新登場したのですが、彼も電子警察手帳のようなアイテムを持ってました。折りたたんだ状態で怪人に見せ付け、展開すると銃になり、更に伸ばすと警棒にもなるというスグレモノ。なおオモチャの警察手帳モードは音を5秒間だけ録音できる機能が付いてました。
>
> そして2006年。プレステ2で「宇宙刑事魂」というゲームが出たのですが、予約特典として「宇宙刑事手帳」なる小冊子がもらえました。
> 前述のテレビマガジンの銀河警察手帳を元に、ギャバン〜シャイダーの放送当時に本誌に載った紹介記事を抜粋・再構成したもので、最後のページはシャイダー最終回特番の3人揃って変身した写真で締められていました。
> 「地球を守り抜いた3人の刑事たちは、宇宙最強のヒーローとして、皆の心に残るだろう」。
> …まあ肝心のゲームはとんでもないクソゲーでしたけどね…20年経っても許せんぞ。

 例によってゲームは全く無知なんですが、貴見を見ていると無理に手を出さない方が良さそうですね(苦笑)。

No.657 2026/01/20(Tue) 12:45:06
菜根道場5・10日雑文 / 薩摩守
 御来房の皆様、こんにちは。
 毎月五日の担当、戦国房薩摩守です。

 当道場は仏教・儒教・道教の良きエッセンスを重んじた『菜根譚』の教えを人生の手本としつつ、どんな宗教・思想・信条も良きものは重んじようと思う一方で、極論や盲従を厳に戒めています。
 基本が道場主の趣味によるサイトなので、政治的にはノンポリ・中立であろうと思っていますが、自己の主張にそれ等を排除し切れないのは道場主が一番自覚しています(それゆえ、好き嫌いははっきりさせ、せめて読み手の方々にはそれを差っ引いて閲覧して頂くよう心がけています)。

 こんなことを最初に書くのも、世界が破滅に向かう第一歩が、いきなり念頭に起きたからです。
 ずばり、トランプによるベネズエラ大統領の拉致です。

 拙サイトが政治的な発言を控えている(←そうは思わない方も多いと思いますが)のも、物事が起きているその時点では一面的なことしか見えず、事の是非が完全には断じ難く、軽率な発言となることを戒めているからということがあります。

 しかしながら、今回のトランプの暴挙はベネズエラの独立国としての主権を完全に踏み躙っています。
 正直、9.11テロの首謀者を米軍がパキスタンで殺害した際も、「いくらテロリスト掃討の為とはいえ、他国の軍隊が独立国内で勝手に軍事行動を取るなんてどうなの?」と思っていましたが、今回は完全にアウトです。
 例えベネズエラの大統領が如何なる人物であれ、一国の代表者を拉致し、その後の政権運営を担うことを一方的に宣言する行為は、どんな大義名分を持ち出しても侵略行為です。

 百歩譲って、ベネズエラ大統領の逮捕に正義があるとしても、トランプがロシア・中国に云っていた、「力による現状変更は駄目だ。」という言葉は完全に説得力を失くしました。
 同時に、トランプの行為を批判できない日本の与党も、同盟関係上沈黙するのが精一杯であることを理解して尚、これまでの主張に対する説得力を大きく減退させたことでしょう。

 アメリカがこの有様で、ロシア・中国・北朝鮮の暴走を批難しても説得力は皆無です。
 日本の論客達の中にも、昨年から騒がれる「台湾有事」に対して、(準備の関係から)「攻めて来ない。」と述べている者もいますが、有史以来、戦争は必ずしも損益勘定だけで起きている訳ではありません。
 「物のはずみ」、「軍部の暴走」で起こっても、簡単に止められないのが戦争です。
 今回の米軍の行動が如何に正しくても(私はそう思いませんが)、ベネズエラ人の中に遺恨は間違いなく残ります。
 トランプはこの後、何十年、何百年残る遺恨に対する責任を抱いているのでしょうか?抱いてないでしょうし、内心「しまった!やり過ぎた。」と思っていたとしても、絶対にその非を認めないのが、あの米国史上最も傲岸不遜野郎です(←この際断言してやる)。

 勿論戦争勃発など望んじゃいません。
 ただ、アメリカが軍需産業複合体を潤すことで発展する国である以上、アメリカの暴走は容易に世界に混乱と分断と紛争を巻き起こしかねないのは周知でしょう。
 こんな弱小サイトのBBSで吼えても世に何かを為せる気がしませんが、蟻の一穴としてでも今回の暴挙はしっかり非難したいと思います。

 それでは。

No.655 2026/01/08(Thu) 15:06:15
永遠の誓い / ab
先述のウルトラマン漫画ですが、エースのものだけは読む方法があります。作者の松久由宇氏のnoteで無料公開されてまして、登録とか一切なしに、普通に全部読めます。

さて、今から30年前の1996年。秋にティガでウルトラマンが復活するまでは、TVでレギュラー放送されてる特撮ものは戦隊とメタルヒーローだけという寂しい時代が長らく続いていましたが、なぜかこの年だけはテレビ東京が単発の特撮ヒーロー番組を2本、新たに持ってました。
片方は東映の『超光戦士シャンゼリオン』、もう片方は東宝の『七星闘神ガイファード』と言います。
制作会社は異なりますが、どちらもスポンサーがバンダイではなく、主題歌にヒーロー名や固有名詞が入っておらず、戦隊などに比べて低予算…という共通点がありました。TV局側のプロデューサーも同じ人。

シャンゼリオンの主役はこの6年後の仮面ライダー龍騎に出てくる王蛇の萩野氏なのですが、とてつもなく明るいナンパな性格でした。なお変身前の名前が「涼村焼(あきら)」というのですが、王蛇の弟の名前が「浅倉焼」だったのはこのことのオマージュです。変身ポーズもちょっと似てます。
龍騎本放送当時にDVDボックスが出たのですが、龍騎の枠内でCMやってました。「シャンゼリオンの、焼くんだよ〜〜♪」。更に雑誌に載った広告では「どこかの誰かさんみたいにイライラしながら待ってた皆、お待たせ〜」とか書かれてました。
スポンサーはセガでしたけど、東映ヒーロー同様変身アイテムやら手持ち武器やらサポートロボやら、おもちゃも色々出てましたね。あと主人公がセガサターンの格闘ゲームプレイしてるシーン出てきます。

一方ガイファードはというと、主役は日テレのミスターコンテストだかでグランプリを取った人で、準グランプリの人達と3人でユニット組んでました。
他の2人も特撮に出てまして、片方は映画の平成ハカイダーの主役、もう一人は重甲ビーファイターの2番目の人ですね。
シャンゼリオンの萩野さんが「ガイファードの主役の彼とは友達なんですよ」と言ってましたが、現在は体を壊して芸能界を引退、コンゴの難民支援をされてるそうです。
こちらは最初から半年だけという番組で、放送前から撮影がほぼ完了してました。メインスポンサーがゲーム会社のカプコンで、元々は特撮ヒーローではなくゲームのキャラクターとして企画されていたとか。
で、シャンゼリオンのセガと違ってカプコンはおもちゃを一切出しませんでした。ガイファードは素手の拳法で戦うヒーローで、手持ちの剣や銃は無し。変身アイテムも無し。サポートロボットも無し。変身前はカワサキのバイクに乗ってますが、変身後はマシン一切無し。
なおキカイダーの時貸しただけのサイドカーが、その日のうちに勝手に黄色く塗られたりウィング付けられたり砂利道走らされてボコボコにされたりで、特撮のマシン提供を控えていたカワサキが久々にスポンサーに付いた特撮でした。
サブのスポンサーであるタカラからソフビが出たのと、あとは食玩の小さいプラモぐらいですかね、発売されたおもちゃは。
敵ボスを演じたのは後の仮面ライダークウガのラ・ドルド・グの人で、声は何の因果かハカイダーの飯塚さん。

さて、ストーリーはと言うと…主人公は悪の組織に拉致られてサイボーグ改造をされるのだが洗脳される前に脱出し…って仮面ライダー1号やんけ。第2話もライダー1号と似たような話でした。東映じゃなく東宝なのに。
素手で戦うことも相まって、それこそ昭和ライダーのように泥臭い戦い方をするヒーローでした。主題歌はやたら爽やかな青春ソングでしたけど。
あとエンディングテーマは大人の女性目線の失恋ソングで、しかもなぜか2番の後半からの30秒ぐらいしかテレビで流れないという…。
番組のサウンドトラックCDも発売されてましたが、なぜか同じカプコン製のゲーム「バイオハザード1」の主題歌も収録されてました。

で、元々ゲームソフトのキャラとして企画されていたためか、放送終了の2年後に突然ゲームが出たんですよね、サターンとプレステで。
しかも格闘ゲームではなくアドベンチャーゲームで、その上主人公はガイファードではなくテレビの総集編に名前が出てきただけの「敵組織に改造されて戦闘員にされちゃった人」という謎チョイス…。

うーむ、そもそもの企画からして謎だらけのヒーロー番組でしたわ、ガイファード。
シャンゼリオンは30周年イベントとかやってるのに、こっちは半ば忘れ去られてますし…。

No.647 2026/01/01(Thu) 21:56:20

Re: 永遠の誓い / シルバータイタン
> 先述のウルトラマン漫画ですが、エースのものだけは読む方法があります。作者の松久由宇氏のnoteで無料公開されてまして、登録とか一切なしに、普通に全部読めます。
 貴重な情報、ありがとうございます。
 ただ、そこまで手を広げられるかどうか(苦笑)。

>
> さて、今から30年前の1996年。秋にティガでウルトラマンが復活するまでは、TVでレギュラー放送されてる特撮ものは戦隊とメタルヒーローだけという寂しい時代が長らく続いていましたが、なぜかこの年だけはテレビ東京が単発の特撮ヒーロー番組を2本、新たに持ってました。
> 片方は東映の『超光戦士シャンゼリオン』、もう片方は東宝の『七星闘神ガイファード』と言います。
> 制作会社は異なりますが、どちらもスポンサーがバンダイではなく、主題歌にヒーロー名や固有名詞が入っておらず、戦隊などに比べて低予算…という共通点がありました。TV局側のプロデューサーも同じ人。

 タイミング的に踏み切ったものの、底力に難が在ったと云ったところでしょうか?

>
> シャンゼリオンの主役はこの6年後の仮面ライダー龍騎に出てくる王蛇の萩野氏なのですが、とてつもなく明るいナンパな性格でした。なお変身前の名前が「涼村焼(あきら)」というのですが、王蛇の弟の名前が「浅倉焼」だったのはこのことのオマージュです。変身ポーズもちょっと似てます。

 浅倉威を知る身としては、チョット想像がつかないですね(笑)。

> 龍騎本放送当時にDVDボックスが出たのですが、龍騎の枠内でCMやってました。「シャンゼリオンの、焼くんだよ〜〜♪」。更に雑誌に載った広告では「どこかの誰かさんみたいにイライラしながら待ってた皆、お待たせ〜」とか書かれてました。
 分かる人は喜べますね(笑)。

> スポンサーはセガでしたけど、東映ヒーロー同様変身アイテムやら手持ち武器やらサポートロボやら、おもちゃも色々出てましたね。あと主人公がセガサターンの格闘ゲームプレイしてるシーン出てきます。
>
> 一方ガイファードはというと、主役は日テレのミスターコンテストだかでグランプリを取った人で、準グランプリの人達と3人でユニット組んでました。
> 他の2人も特撮に出てまして、片方は映画の平成ハカイダーの主役、もう一人は重甲ビーファイターの2番目の人ですね。
> シャンゼリオンの萩野さんが「ガイファードの主役の彼とは友達なんですよ」と言ってましたが、現在は体を壊して芸能界を引退、コンゴの難民支援をされてるそうです。

 ヒーロー関係者が世のため、人の為に働いていると云うのも嬉しい話ですね。

> こちらは最初から半年だけという番組で、放送前から撮影がほぼ完了してました。メインスポンサーがゲーム会社のカプコンで、元々は特撮ヒーローではなくゲームのキャラクターとして企画されていたとか。
> で、シャンゼリオンのセガと違ってカプコンはおもちゃを一切出しませんでした。ガイファードは素手の拳法で戦うヒーローで、手持ちの剣や銃は無し。変身アイテムも無し。サポートロボットも無し。変身前はカワサキのバイクに乗ってますが、変身後はマシン一切無し。
> なおキカイダーの時貸しただけのサイドカーが、その日のうちに勝手に黄色く塗られたりウィング付けられたり砂利道走らされてボコボコにされたりで、特撮のマシン提供を控えていたカワサキが久々にスポンサーに付いた特撮でした。
> サブのスポンサーであるタカラからソフビが出たのと、あとは食玩の小さいプラモぐらいですかね、発売されたおもちゃは。
> 敵ボスを演じたのは後の仮面ライダークウガのラ・ドルド・グの人で、声は何の因果かハカイダーの飯塚さん。

 婆沙羅天明さんですか、懐かしいですね。

>
> さて、ストーリーはと言うと…主人公は悪の組織に拉致られてサイボーグ改造をされるのだが洗脳される前に脱出し…って仮面ライダー1号やんけ。第2話もライダー1号と似たような話でした。東映じゃなく東宝なのに。
> 素手で戦うことも相まって、それこそ昭和ライダーのように泥臭い戦い方をするヒーローでした。主題歌はやたら爽やかな青春ソングでしたけど。
> あとエンディングテーマは大人の女性目線の失恋ソングで、しかもなぜか2番の後半からの30秒ぐらいしかテレビで流れないという…。
> 番組のサウンドトラックCDも発売されてましたが、なぜか同じカプコン製のゲーム「バイオハザード1」の主題歌も収録されてました。

 正直、楽曲には歌詞で惚れるタイプなので、訳の分からない歌詞には腹が立つことがあります。
 元々聴覚・音感が人より劣っており、この際名前を出しますが、現在放映中の『仮面ライダーゼッツ』の主題歌は耳で聞いているだけでは何を云っているかさっぱり分かりません(怒)。

>
> で、元々ゲームソフトのキャラとして企画されていたためか、放送終了の2年後に突然ゲームが出たんですよね、サターンとプレステで。
> しかも格闘ゲームではなくアドベンチャーゲームで、その上主人公はガイファードではなくテレビの総集編に名前が出てきただけの「敵組織に改造されて戦闘員にされちゃった人」という謎チョイス…。
>
> うーむ、そもそもの企画からして謎だらけのヒーロー番組でしたわ、ガイファード。
> シャンゼリオンは30周年イベントとかやってるのに、こっちは半ば忘れ去られてますし…。

 もう少し続けば分からなかったかも知れませんね。

No.651 2026/01/08(Thu) 14:24:19
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