07875
とらんぷ館 中井英夫掲示板
『とらんぷ譚』だけでなく、『虚無への供物』や中井英夫に関する話題、
他にもどんな話題でも遠慮なく書き込みしてください。
常連の方はもちろん、初めての方も大歓迎です!お気軽にどうぞ。

薔薇刑 / 閑人亭 引用

以前書き込んだ大島哲以「薔薇刑」は、折原一の下記の
日記21日に、豊橋美術館に買い上げになったと訂正がありました。
http://homepage3.nifty.com/orihara1/diary.htm

No.254 2006/12/23(Sat) 11:15:17

 
Re: 薔薇刑 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

続報、ありがとうございます。
折原一さんは、
実は実家が隣の駅なので、彼の作品で、
たまに地名がでてくるとものすごくドキっとします(笑)。

愛知県に行くときには、
ぜひとも豊橋美術館に寄りたいです!

No.256 2006/12/24(Sun) 21:11:55


言葉の仕掛け / 閑人亭 引用

嶽本野ばら「それいぬ」には「中井英夫『とらんぷ譚』の為に」というエッセイがあって、じつに凝った仕掛けが施されています。

No.251 2006/12/13(Wed) 14:12:22

 
Re: 言葉の仕掛け / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

文庫で読んだ覚えがあるのですが、
たしか文末あたりが……。

あれを発見したときは、思わずニヤリとしました。

No.252 2006/12/15(Fri) 09:19:38


12月10日。 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

ようやくお返事ができました。
書き込み下さった方々、申し訳ございません。

相変わらず更新も掲示板のレスさえろくにできていないのですが(汗)。

『月蝕領映画館』もついに発売、とうとう全集も完結しました。
一安心とともに、これでしばらく中井英夫関連の本が出ないかと思うと、寂しくもあり。

その分、当サイトでいろいろとコンテンツを充実させていければとは思うのですが、
諸事情で4月より長期出張中で、
手元に資料がない状態です(『虚無への供物』は持ってきていますが)。
某所(笑)にて何度か「更新しろ」とのご要望を頂いているのですが思うようにもならず、
大変申し訳ないのですが、どうぞ気長にお待ち下さい。

No.250 2006/12/10(Sun) 22:08:02


はじめまして。 / 鮠川 引用

最近色々な古書店で、とらんぷ譚(四部)と、他の箱本を探しているのですがなかなか無いものですね…ここに来ていらっしゃる方はもってるのかしら。
何方か置いて有りそうな所をご存知の方は居ませんか?
参考までに。

No.246 2006/11/22(Wed) 22:36:02

 
Re: はじめまして。 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

はじめまして。
とらんぷ譚以外にも、中井英夫の本自体、
あるところにはあるけど、
ないところにはまずないですからね・・・。
幻想文学や文学関係に強い古本屋でしたら、
あるかもしれません。
ネットオークションに抵抗がなければ、
ヤフオクが安価で入手しやすいです。
私もここでかなり購入しています。

No.249 2006/12/10(Sun) 21:53:09


薔薇園と式場病院 / 工房主 引用

式場隆三郎氏と式場病院を調べていてここに辿り着きました。大作「虚無への供物」は、薔薇園を持つ式場病院で、実際にあった昭和30年頃の出火のニュースを見て作品のイメージを一部作り上げたということを最近はじめて知りました。他に「薔薇の戒め」「火星植物園」等、少なからず式場病院の薔薇園がモデルと見られる作品が他にもあれば、ぜひ教えていただきたく思いまして投稿させていただきました。
よろしくお願いいたします。

No.245 2006/10/21(Sat) 10:30:56

 
Re: 薔薇園と式場病院 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

はじめまして。
作品のモデルになった場所は気になりますよね。
残念ながら長期出張中の身分のため、
手元に資料が無く、調べることができません。
お役に立てず申し訳ございません。

No.248 2006/12/10(Sun) 21:51:23


薔薇刑 / 閑人亭 引用

中井英夫「虚無への供物」講談社文庫・旧版の表紙絵原画が、徳島県の美術館へ行ったとか。折原一のダイアリーにありました。
http://homepage3.nifty.com/orihara1/diary.htm

No.244 2006/10/15(Sun) 10:12:12

 
Re: 薔薇刑 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

以前大島哲以の画集をヤフオクで購入し損ねたことがあります。
ダイアリーは見られなかったのですが、
思えば原画もそうそう見られるものではなく、貴重ですよね。
一度は生で見たいです。

No.247 2006/12/10(Sun) 21:49:42


ホームページについて / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

諸事情により一時サイトが閲覧できませんでしたが、復帰いたしました。
皆様にはご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。

No.243 2006/10/05(Thu) 20:50:58


これで最後? / 野入 引用

中井英夫全集12月食領映画館十月下旬発売。と取次ぎの文庫発売一覧に載っていましたが本当でしょうか?最後の一巻はもう永久に出ないでほしいような気分でしたので、なんだか悲しい。ところで後たったの一巻で収まってしまうような仕事量でしたっけ?アドニスに載せてた類の文章も全部載るのでしょうか?

No.241 2006/09/13(Wed) 07:11:47

 
Re: これで最後? / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

はじめまして、野入様。
お返事が遅くなり申し訳ございません。

http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?goods_id=3629
創元のサイトにも掲載されていますね。
月蝕領映画館自体は、元が薄い本ですし、
これで発表されている中井英夫の著作はすべてです。
いよいよ完結と思うと、「やっと」という安堵感(?)とともに、寂しいものがあります。

が、アドニスに掲載されていたものは、
「中井英夫拾遺集」(仮)として出るとか出ないとか。。。
http://blog.bk1.co.jp/genyo/archives/2004/12/post_135.php

No.242 2006/10/05(Thu) 20:50:08


(No Subject) / Rif 引用

調べたいことがあり、中井氏の名前でネットサーフィンしてここに辿り着きました。
瀟洒にして緻密なHP、感銘を受けました。
またゆっくり寄らせてください。

本日は一点、気づいたことがありますので、
書き込みさせていただきます。
人物名鑑にある「高階修爾」氏は「高階秀爾」氏が
正しいと思います。
(もし改名されていたら別ですが、わたしが持っている
本ではすべて「秀」です)
わたしの大好きな方です。
常々語られる言葉の中に詩情がある、と思っていたのですが、中井さんのサイトで名前をお見かけして
なんだか嬉しくなりました。

まずは用件のみにて失礼いたします。

No.236 2006/05/09(Tue) 23:19:50

 
Re: (No Subject) / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

はじめまして。
当サイトをお褒めいただきありがとうございます。

ご指摘ありがとうございます。
「高階修爾」ではなく、「高階秀爾」の間違いでした。
さっそく訂正させていただきました。
実は誤字脱字の指摘はなかなか気づきづらいので、
非常に嬉しかったりします。

高階氏といえば、『西洋美術史』(美術出版社)の
監修をされてるのを知ったとき、
歴史上の人物が目の前に現れたような気がして非常に驚きました。
ビアズリーが表紙の『世紀末美術』も素晴らしい本ですね。

No.237 2006/05/10(Wed) 00:17:19


中城ふみ子資料室 / 砂子 引用

お久しぶりです。北海道在住で以前、地元の図書館内に中井が見いだした歌人、中城ふみ子の資料室が出来るので見てきたらレポートします、と言っていた者です。

「中城ふみ子資料室」は新しい図書館の中で小さくも、置いてある関連本が充実した一室でした。歌碑や原稿の展示がされていましたが、残念ながら前に言っていた編集者時代の中井の葉書や手紙はありませんでした。ですが往復書簡での中井の7月17日の速達(を参照して頂きたい)にある寄せ書き「昭和二九年七月一五日 銀座歌話會」がありました。当方、葛原妙子のファンでして彼女がなんと書いているか気になったのですが、崩し字が読めなくて「学が無いのは辛い…」と思ったのは置いておきまして、中井は「 生きてさへゐれば何だつていい Long legs」と書いていました(担当の方がLong legsは中井、と注釈を付けて下さっていたので判りました。でなければぼんやりしている私は気付きません)。

―たとえば『乳房喪失』を特選と決めてからも私はやつぎばやに速達を送って次の作品を書かせようとし、死にかけているのにちっとも同情してくれないという苦情をもらったが、その過酷な催促状ほど中城を安心させたものはなかったろうからである。 『黒衣の短歌史』より

後年、中井はこういった文章で過去を振り返っています。最初は「過酷な催促状」であったのかも知れません、けれど中井は死期が近くなった彼女にこういった言葉を送っています。「何だつていい」訳がありません、あれだけ美に耽り追求した人間が。他の機会でもそうですが中井は虚構の世界での美を構築出来た反面、現実に直面した時に驚く程の弱さを見せます。けれどその「弱さ」は作品世界を損ねる事なく寧ろ響き合い、これも又魅力ととれ、それは最晩年の『彗星との日々―中井英夫との四年半―』に於いて顕著に表現されていると感じます。

その本多さんと云えば雑誌の「文藝 春号」に書評を書いてらしてコピーを取りたかったのですが司書に「雑誌の最新号はコピー出来ません」と言われて悲しい気持ちに。これで書店に注文中のアドニス特集の「彷書月刊」が手に入らなければ暴れてやるうう…って、いい大人が何を。

そんな子供じみた事はさておき、資料室は前々から読みたかった菱川善夫『中城ふみ子の秀歌』(短歌新聞社)など絶版本も多数置いてあり、軌跡も丁寧に追っていまして中城を紹介するのに良い機会かと思いました。それでは。

No.232 2006/03/11(Sat) 21:25:42

 
Re: 中城ふみ子資料室 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

ごぶさたしております。
レポートわざわざありがとうございます。
こちらに内装の写真が掲載されていますね。

http://www.lib-obihiro.jp/sisetsu/2f05.html

田端の図書館にも、「中井英夫資料室」ができないもんでしょうか(笑)。


亡くなった人の「手紙」の所有権は、
送られた人にあるのか、それとも執筆者の方にあるのか、
ちょっと気になります。

中井の手紙では特に参加者には触れてませんが、
葛原妙子も銀座歌話會に参加していたんですね。
「Long legs」は「あしながおじさん」の意味でしょう。
当時、二人の手紙以外で「あしながおじさん」であることを明言したことはあるのでしょうか。
この「Long legs」の署名に、秘密めいた二人の愛情を感じてしまいます。

話は変わりますが、
彷書月刊、アドニス特集なんですよね!
すっかり忘れていましたが、amazonから注文しました。
「文藝 春号」、
本多さんがどんな作品の書評を書かれたのか
気になりますね。チェックしておきます。

No.234 2006/03/12(Sun) 22:12:07


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