掲示板
何でもお気軽に書いていってくださいね。

(No Subject) 投稿者:とある音楽ファン 引用

現在、プリメインアンプ+CDプレーヤーというシンプルな構成の2chシステムを使用しています。

スピーカー位置調整などである程度満足の行くセッティングとなっていますが、シンフォニーでは、やはり音場空間の狭さを感じます。

そこで御社デジキューブに興味がありますが、アンプにプリアウトやサブウーファー端子が無いので現有システムでは使用できません。このような場合、どのような接続方法があるでしょうか。

また、御社のチューニングパネルに興味がありますが、
残念ながらリスニングルームがリビング兼用なので
ちょっと設置が難しいです。

ふと思いついたのですが、例えばスピーカー(小型リアバスレフタイプです)の後ろの壁などを考えていますが、
スカラホールを壁に掛けて、ある程度の低音吸音・フラッターエコーの抑制と適切な高音反響を得られる可能性はあるでしょうか。

また、リスニングポイントの後の壁などに掛けて、
チューニングパネルを後に置いたような「背後からの
反響音」を得ることは可能でしょうか。
ご教示ただければ幸いです。

No.405 2005/03/06(Sun) 16:38:17

 
Re: (No Subject) 投稿者:ムラタ 引用

> デジキューブに興味がありますが、アンプにプリアウトやサブウーファー端子が無いので現有システムでは使用できません。このような場合、どのような接続方法があるでしょうか。
■どれも一長一短ですが、3種類の接続方法があります。
1.パワーアンプのスピーカー端子の"Hot","Cold"をD.Cubeのバランス入力の"Hot","Cold"接続。但し信号レベルを合わせるためのオプションのパッドが必要。
2.プリの音量ボリュームの直後から音声信号を引き出し(L,R,Gnd)、オプションのバッファで受けてその出力をD.Cubeに送る。
3.プリに録音出力(音量VRが効かない)があればその出力をD.Cubeに送り、プリのVRとD.Cubeの入力VRの両方を使う。
4.CDプレーヤーのアナログ出力をパラコードを使ってプリとD.Cubeに送る。VRコントロールは3.と同じ方法。

> また、御社のチューニングパネルに興味がありますが、
> 残念ながらリスニングルームがリビング兼用なので
> ちょっと設置が難しいです。

■LVパネルを使えば音場の奥行きが簡単に出ます、1200mm程度の背丈でも邪魔になりますか?

> スカラホールを壁に掛けて、ある程度の低音吸音・フラッターエコーの抑制と適切な高音反響を得られる可能性はあるでしょうか。
■制御が必要な低音域は概ね100〜150Hzです、大きなキャパシティーが使えればグラスウール(厚さ2m)も吸音体として機能しますが、小さなキャパでの制御であれば板振動で音を熱に変えるしか手はありません。スカラホールを壁に掛けても低音は吸音できません。フラッターエコーは止まります。拡散スカラホールなら高音域を反射しますが、リスニングエリアを含む後方の天井が設置の定位置です。

> また、リスニングポイントの後の壁などに掛けて、
> チューニングパネルを後に置いたような「背後からの
> 反響音」を得ることは可能でしょうか。

■拡散スカラホールなら背後からの反射音が増えますが、フロントの反射音を増やすことが先決です。

No.406 2005/03/11(Fri) 02:50:25


N邸訪問記 投稿者:sarah [MAIL] 引用

N邸のお宅に本日伺いました。
SPクラフトで有名なIさんもこられていました。

すばらしい音でした。部屋全体に響く音で、音量をあげてもうるさくない音でした。
横に広がった音で、別の意味でワイドレンジ、広角な音でした。真横にも楽器があるようでした。高中音がきれいな音でした。
意外な事に、スパーウーハーに触ってもまったく振動がなく、耳を近づけても音はしていません。それなのに、全体の音を厚くしていました。不思議。無いと有るとでは大きく違っていました。
音楽の趣味が同じで、女性のボーカルを好まれており、最新のライブCDを聴かせて頂きました。音圧が凄く、音に包まれる、興奮が伝わる、厚い、熱い音でした。
目標とする音を得たことが嬉しいことでした。

Iさんのお宅にも、帰りに30分ほど寄らせていただきました。音響パネルでチューニングされた部屋で、8cmのフルレンジで低音豊かの音を聴いて驚きました。8cmの音は立ち上がりが非常に早く、打楽器系のすばらしい響きと解像度と定位にも驚きました。
非常にライブな音で、小規模なコンサートホールの音でした。
自宅の音は全然響かない音であることを痛感しました。
クラフトでまだまだ楽しめることがあることがわかり、嬉しく思いました。

自システムの4way化を検討していましたが、あのスパーウーハー無しには限界があるのではないかと考えるようになってしまいました。

No.400 2005/02/09(Wed) 00:33:24

 
N邸はご紹介可能です。 投稿者:ムラタ 引用

> N邸のお宅に本日伺いました。
http://www.salogic.com/home-select.files/home-8.htm
■所在地は静岡県の熱海の近くです。Nさんのご都合を伺ったうえでご紹介が可能です <SALogic/ムラタ>。

> SPクラフトで有名なI さんもこられていました。
http://www.salogic.com/home-select.files/home-13.htm
■所在地は静岡県の三島市です。音楽の友社”Stereo”95'1月号,3月号でルームチューンの結果をご報告したオーディオルームです。ご紹介できるかもしれません <SALogic/ムラタ>

> すばらしい音でした。部屋全体に響く音で、音量をあげてもうるさくない音でした。
> 横に広がった音で、別の意味でワイドレンジ、広角な音でした。真横にも楽器があるようでした。高中音がきれいな音でした。
> 意外な事に、スパーウーハーに触ってもまったく振動がなく、耳を近づけても音はしていません。それなのに、全体の音を厚くしていました。不思議。無いと有るとでは大きく違っていました。
> 音楽の趣味が同じで、女性のボーカルを好まれており、最新のライブCDを聴かせて頂きました。音圧が凄く、音に包まれる、興奮が伝わる、厚い、熱い音でした。
> 目標とする音を得たことが嬉しいことでした。
>
> I さんのお宅にも、帰りに30分ほど寄らせていただきました。音響パネルでチューニングされた部屋で、8cmのフルレンジで低音豊かの音を聴いて驚きました。8cmの音は立ち上がりが非常に早く、打楽器系のすばらしい響きと解像度と定位にも驚きました。
> 非常にライブな音で、小規模なコンサートホールの音でした。
> 自宅の音は全然響かない音であることを痛感しました。
> クラフトでまだまだ楽しめることがあることがわかり、嬉しく思いました。
>
> 自システムの4way化を検討していましたが、あのスパーウーハー無しには限界があるのではないかと考えるようになってしまいました。

■D.Cubeの10Hz〜20Hzの超低音をDSPのデジタルフィルターなしで再現するとしたら、口径1mのSPユニットと巨大なキャビネットと急峻なローパス・フィルターでトライすることになるでしょう、大口径のSPユニットは発音が遅れるので、D.Cubeと同じ手法の位相整合技術が必要となり、結局DSPが登場します。ならばD.Cubeを採用して頂いた方が簡単と言うことになりかねません。

■早く完成させねばと気ばかりが焦るのですが、下記FIR方式の直線位相のデジタルチャンデバが安価に完成すれば、スピーカークラフトはネットワークの位相調整から開放されます。質の良いユニットを組み合わせればスピーカーシステムが完成するので、ハイエンドSPの音がアマチュアのクラフトで可能になります。超低音の周波数レンジもプログラム次第になるのですから!
http://www.salogic.com/fir/fir.htm

No.404 2005/02/27(Sun) 00:40:32


DuoBasso 投稿者:オグラ 引用

だいぶ前に書き込みさせていただいたオグラです。SW2000DとDuoBassoの相違点で、最後に続くと書かれていて、続いていないのでスペックの質問させていただきます。DuoBassoのアンプの性能を出来れば詳しく説明お願いします。
それとDuoBassoの発売はいつごろなのですか?

No.401 2005/02/19(Sat) 15:01:28

 
DuoBassoとデジタルチャンデバは連動しています。 投稿者:ムラタ 引用

> DuoBassoのアンプの性能
■パワーアンプは1200W×2で既に完成しています。

> DuoBassoの発売はいつごろなのですか?
■4年くらい前にそのスペックが公開されたTIのTMS320C64XXを使ってDuoBassoのプロセッサー部分を作ることにしたのですが、やっと昨年入手が容易になった64Xのスペックが、DuoBassoなどハイエンドオーディオのプログラムの場合、TIのワークショップで聞いていた速度の8分の1でしか使えないことが分かり、DuoBasso、デジタル・プリ・チャンデバなど、すべての開発がストップしています。

15年前から使い続けたTIに見切りを付け他社DSPに変更することを決めて開発環境を整えているところです。ハード・ソフトともに一から出直しで発売日など予測がついておりません。

DuoBassoとデジタルチャンデバは連動しています、進捗の具合は下記で確認してください。
http://www.salogic.com/fir/fir.htm

No.403 2005/02/26(Sat) 23:49:07


たいへんお世話になりました。 投稿者:Cabin 引用

事例解説を掲載していただき、ありがとうございました。
パネル、D.Cubeの結果報告と言うことで駄文を書き連ね、随分お手間をかけてしまいました。
改めて読み返しますと、導入ドタバタ記録といった趣で、とても気恥ずかしい思いがしておりますが、興味を持たれた方のお役に立つことが少しでもあればありがたいと思っております。

村田社長には何から何までお世話になり、本当にありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。

No.399 2005/01/18(Tue) 16:52:41


(No Subject) 投稿者:nkun 引用

 いつも惜しげもなく研究の成果をホームページに提供していただき、大変ありがとうございます。自分のオーディオルームの音作りの参考にしています。
 
 ところでご計画中のfirイコライザー、firデジタルチャンネルディバィダー機能付きのfirデジタルプリアンプのその後の展開は如何なものでしょうか?。

 当方、内蔵ネットワークを使用せずに接続ができる機能を持つ、メーカー製のホーンスピーカーであるjbl.s5800を使っています。

 是非、デジタルプリアンプが完成した際はマルチアンプにて駆動してみたいです。

 fir処理による位相の狂いの少なさ、アナログアンプよりも残留ノイズに対して有利そうなところが、ホーンスピーカーの潜在能力を引き出してくれそうです。期待しています。

 日本全国駆け回られてのお仕事大変だと思います、ご健康、事故などにお気をつけられてくださいませ。

No.389 2004/11/10(Wed) 22:53:56

 
DSPの演算速度が足りない 投稿者:ムラタ 引用

 1個のDSPでFIRのデジタル・プリ〜デジタル・チャンデバを構成しようと考えたのですが、現状のDSPの演算速度では計算が間に合わず、計画が中断しています。
 
 複数のDSPを使うことにすれば解決ですがコストがUPします・・、低音域のFsを下げる方法であればコストアップは避けられます・・。どちらにするか迷っています。

 正月にじっくり考えて見ます。
 

No.395 2004/12/30(Thu) 07:23:12

 
特注でも 投稿者:セプ太 引用

>  複数のDSPを使うことにすれば解決ですがコストがUPします・・、低音域のFsを下げる方法であればコストアップは避けられます・・。どちらにするか迷っています。

製品化は数量を見込めないと難しいですよね。
試験的に既成のケースを流用して特注で一品物ででも
モニター販売とか、世に出てほしいですよね。
首を長くして待っています。

No.398 2005/01/15(Sat) 22:54:59


ご質問宜しいでしょうか。 投稿者:とある音楽ファン 引用

初めて投稿させていただきます。御社ホームページ大変興味深く拝見いたしました。
 さて、私はメヌエットロイヤルという小型2ウェイSPを使っているのですが、リアにバスレフがあり、壁に近づけるとどうしても低域がかぶりこんで上手く設置できません。
現在左右の壁から50〜70cm後ろの壁から60〜80cm離し、クリプトンミスティックホワイトを壁に貼ってようやくバランスしているのですが、普通のリビングですので、せめて後ろの壁から20〜30cmくらいまで近づけて設置したいところです。
 御社のチューニングパネルを使えば、このようにリアに
バスレフがあるスピーカーを壁に近づけても、上手く設置できるようになるでしょうか。もしできそうなら、チューニングパネルの購入も考えています。
 また、御社のサブウーファーにより、アナログレコードのような再生がCDでも出来るという記事、とても興味深く拝見し、いずれは導入を考えたいと思っています。

今後とも、役立つ記事、お待ちしています。

No.392 2004/12/21(Tue) 18:07:36

 
重量のある拡散反射壁が有効 投稿者:ムラタ 引用

> リアにバスレフがあり、壁に近づけるとどうしても低域がかぶりこんで上手く設置できません。
■原因1.キャビネットの後ろ側に回り込んだ低音が後ろの壁で跳ね返えるので、SPを壁面に近付けると低音域のエネルギーが上昇してしまいます。
http://www.salogic.com/Basic-RoomTuning1/RC-Wall-FrontTuning.htm
SP背後の壁面には高音域の反射音を増やす工夫が必要ですし、低音域の上昇を軽減する策も忘れてはいけません。

100Hz以下の低音エネルギーを吸音するにはLV & StainVeilパネルのように板振動を利用するか、
http://www.salogic.com/home-select.files/sbwf030609.htm
相当分厚いグラスウールの層が必要です。またLV & StainVeilパネルは高音域も拡散反射します。

■原因2.低音がブーミーになる原因の多くは壁振動です。拳で壁面を叩いてドカドカ響いたり、SPが低音を出しているときに手の平に壁の振動が感じられるようであれば、壁振動による低音上昇が発生していると考えてよいでしょう。

 スピーカーの低音が壁に伝わらないようにすれば壁振動は止まります、LV & StainVeilパネルのように重量のあるものでSP周辺に遮音壁を設けるのが常套手段ですが、大改装が可能であれば、壁面を支える背後の柱を太いものに交換して密に配置し、コンパネなどを重ね貼りすれば完璧です。

> 20〜40cmくらいまでスピーカーを後ろの壁に近づけたいのですが、
■スピーカー背後の壁面を拡散反射構造にすれば 0cm でもOKです。LV & StainVeilパネルの表面は拡散構造で、上記条件をクリアします。

No.394 2004/12/30(Thu) 07:10:00

 
Re: ご質問宜しいでしょうか。 投稿者:とある音楽ファン 引用

とてもわかりやすい解説、誠にありがとうございました。

> ■スピーカー背後の壁面を拡散反射構造にすれば 0cm でもOKです。LV & StainVeilパネルを用いれば拡散壁になり、上記が達成できます。

これまでずっと「バスレフが後ろにあるSPは壁から離さなければならない」と頭から信じていてちょっと後悔していただけにとても嬉しいご返信です。

ただ、1枚20kgのボードは少々重過ぎるので、ちょっと設置が不安です。LV600を2枚縦に積んで、高さ1200mmくらいにすることは出来るでしょうか。

No.396 2004/12/30(Thu) 23:30:53

 
連結用のパネルがあります 投稿者:ムラタ 引用

ルームチューンのデモに使うパネルがLV600を蝶番で連結した構造です。これを二つ重ねたサイズがスピーカーチューニングの標準サイズです。LV600は一枚の重さが5〜6kgです。従って蝶番連結のものを2段重ねにすると総重量は20k強になります。下記が縦積みタイプです。
http://www.salogic.com/home.files/panel/LV-plus2.htm

No.397 2004/12/31(Fri) 00:07:36


広島には・・・ 投稿者:ゴウド@SM-1 引用

いつこられますか?
我が家もクリニックお願いできませんでしょうか?
もう終わったのかなぁ〜。

No.375 2004/08/03(Tue) 23:37:02

 
Re: 広島には・・・ 投稿者:K.Murata 引用

ルームチューニングの遠方への出張の合間に関東圏のご希望も加わって気持ちの余裕が無く、ついついご返事が遅れてしまいました。オーディオベーシックの原稿も終わりやっと余裕ができました。

ゴウドさんお久しぶりです。6〜7月の広島遠征では同じ方面でルームチューンのご希望がありそうな方にもメールを差し上げたのですが、ASCのメンバーにはニュースが伝わっていると思い、ご連絡を控えてしまいました。

広島までの時間と経費を考えると複数の方のご希望をまとめるか、商品の納品・設置調整のついでの機会を利用するしかなく、現状予定は入っておりません。

例えばゴウドさんの手配でチューニングの希望者をまとめていただければ実現の可能性が生まれます。サウンドデンさんに同じ仕切りをしていただいても良いですね。

この際ですからご希望を募ってしまいましょう。兵庫、岡山、広島、山口、島根、鳥取方面でルームチューンの希望者を募集いたします。下記からご希望をお寄せください。

http://www.salogic.com/home.files/shop/campaign01.htm

No.378 2004/08/13(Fri) 17:12:03

 
この間は失礼いたしました。 投稿者:ゴウド@SM-1 引用

ゴウドです、こんばんは。
村田社長この前は失礼いたしました。
やはり天災には勝てず、予定した日も
急な用事が入りました。
今度こちらに来られるときがありましたら、
宜しくお願いいたします。

No.382 2004/10/05(Tue) 23:15:53

 
10月22〜25のご都合は如何でしょう? 投稿者:k.murata [HOME] [MAIL] 引用

10月22〜25で次の関西方面行きの日程調整を始めました。ご都合の良い日がありますか?

No.386 2004/10/11(Mon) 01:23:50

 
先日はありがとうございました。 投稿者:ゴウド@SM-1 引用

村田社長、先日はありがとうございます。
大変勉強になりました。ルームチューン完成後の音は
まさに自分が描いていた理想形に近いものでした。
また、非常に癖があると思っていた部屋・再生音の特性もフラットに近いもの(ルームチューン施工後)で
ビックリしました。そのままにして欲しいという
欲求もありましたが、グッと我慢…
ただ、自分ではできそうもないので、購入の際には
セッティングもお願いできればと思っています。

とにかく感動でした。

No.387 2004/10/25(Mon) 15:28:08

 
ページをアップいただき、ありがとうございます。 投稿者:ゴウド@SM-1 引用

ページをアップいただき、ありがとうございます。
測定していただけると、欠点がわかりますね。
自分が予想していた箇所と違っており、対策がやりやすいことがわかり一安心です。
とにかく早く理想の音になるよう頑張らねばなりません。これからも宜しくお願いいたします。

No.391 2004/11/16(Tue) 10:37:36


FIRって本物? 投稿者:アナログ野郎 引用

最近、FIRフィルターが人気ですが、FIRのチャンネルディバイダーならどんな入力波形でも再現可能なのでしょうか?
小耳に挟んだ情報では、アナログフィルターの場合(特殊な回路除く)、どんなに頑張っても入力=LPH+HPF=出力とならないそうです。
6dB/OCTの組み合わせでも入力が正弦波ならF特・位相がフラットになるが、インパルス応答(方形波等)だと周波数による時間ずれが生じて波形再現が出来ないそうです。音楽は単一正弦波ではなく複数のインパルス応答の集まりですよね。
入力ーLHF=HPFとなる差動回路をつくると想像を絶する特性のHPFとなるそうです。
さて、ディジタルによって実現された位相フラットの夢は現実にはどうなのでしょうか?私の頭ではどうも理解できない。

No.376 2004/08/10(Tue) 13:46:10

 
Re: FIRって本物? 投稿者:K.Murata 引用

ルームチューニングの地方への出張の合間に関東圏のチューニングも加わって、ついついご返事が遅れてしまいました。

さてフィルターの種類と波形再現性についてですが、シミュレーションのグラフ、測定データの画面など、画像を使わないと説明が不可能な部分が多いので、HPの本文中にページを設けます。暫くお待ち下さい。

ところでSPを除くオーディオシステムは、生産コストさえ下がれば全てデジタル化できる状況です。そのときのSACDの動向がどうなるのか非常に興味があります。アナログオーディオで如何に大金を注ぎ込もうとも解決し得なかったチャンネルディバイダーの位相ずれを解消できるFIRフィルターの演算が、DVD(CD)のフォーマットにしか適用できないからです。勿論SACD(DSD-format)からDVD(PCM-format)のフォーマットに変換すれば解決ですが・・。

No.377 2004/08/13(Fri) 16:27:31

 
Re: FIRって本物? 投稿者:セプ太 引用

> ところでSPを除くオーディオシステムは、生産コストさえ下がれば全てデジタル化できる状況です。そのときのSACDの動向がどうなるのか非常に興味があります。アナログオーディオで如何に大金を注ぎ込もうとも解決し得なかったチャンネルディバイダーの位相ずれを解消できるFIRフィルターの演算が、DVD(CD)のフォーマットにしか適用できないからです。勿論SACD(DSD-format)からDVD(PCM-format)のフォーマットに変換すれば解決ですが・・。

そうなんですよね。SACDのデジタル出力はi-LINKで取り出せますが、フォーマット変換が必要ですね。しかし一部の高級SACDプレーヤでもPCM変換して出力している機種もあり、ここはフォーマット変換のデメリットよりもオールFIR処理のメリットに期待して、是非DSD受けの出来る製品の開発を望みます。

No.380 2004/08/13(Fri) 22:27:27

 
DSD to PCM 投稿者:K.Murata 引用

本格的なFIRのデジタルプリ、EQ、チャネルディバイダを作ろうとするときSACDがネックになります。改めて調べて見ましたが、やはりi-Linkからしか取り出せないですね。そしてこのi-Linkがオーディオ各社各様でP社とY社に互換性がある程度で、プロトコルが不統一です。当分この状況は変わりそうもありません。

不統一なプロトコルを調べるくらいなら、ユニバーサルプレーヤーを改造し、DSD to PCMの変換回路をプレーヤーに組み込んでしまい、全てをリニアPCMデジタル出力として取り出してしまうことの方が現実的です。DSDを Fs(44.1k),2Fs,4Fs のリニアPCMで出力させる構成にすれば良いでしょう。DSPの速度が足りれば 8Fsでも良いですね。8Fs-24bitのD/Aが無いかな?

デジタルプリの入力段にはメモリーバッファが付きますから、新たなクロックでD/A変換することにすればトランスポートに起因するジッターは'0'にできます。つまり低価格なユニバーサルプレーヤーを改造すれば事足ります。

生産完了品ですが、LuxmanのDU-10はDSDをPCMに変換したデジタル音声出力が付いているようです。HPで確認しただけなので詳細は?ですが・・

No.381 2004/08/28(Sat) 09:27:17


ありがとうございます。 投稿者:samasa 引用

青森の佐藤です。先日は我が家にお越しいただきありがとうございました。

今回、部屋の周波数特性チェックが出来なかったことは本当に残念でした。次回を楽しみにしています。

お疲れ様でした。

No.374 2004/08/02(Mon) 16:12:13

 
9月初旬に青森に行きます 投稿者:K.Murata 引用

ルームチューニングの遠方への出張の合間に関東圏のご希望も加わって気持ちの余裕が無く、ついついご返事が遅れてしまいました。オーディオベーシックの原稿も終わりやっと余裕ができました。

9月3(金)盛岡の納品のついでに5日までの予定で東北方面に参ります。新しい測定器の使い方にも慣れてきましたので、SW2000Dのデモと合わせて4日に伺おうと計画しています。

ついでにルームチューニングとサブウーファのデモのご希望を募集いたします。

福島、宮城、岩手、青森、秋田、山形方面のご希望を募集いたします。

http://www.salogic.com/home.files/shop/campaign01.htm

No.379 2004/08/13(Fri) 18:04:51


いよいよデジタルプリが! 投稿者:セプタ 引用

HPで見ました。いよいよ
●FIR(直線位相)イコライザー
●FIRデジタルプリアンプ
●FIRデジタルチャネルディバイダー100〜1000dB/oct
の量産設計に入るのですね。まずは基本機能からとの事。

チャンデバは2WAY基本で追加オプションなら合理的かも
SACDのデジタル入力(i-LINK)もほしいですね。DA/AD変換したくないです。
アナログ入力もオプションでもいいかも。

No.365 2004/01/24(Sat) 23:03:05

 
Re: いよいよデジタルプリが! 投稿者:ムラタ [MAIL] 引用

皆さんのご意見を頂き、設計方針を決定しようとタイトル部分だけ書き込んだのですが、チューニングキャンペーンのスタートと重なって作業が中断しています。システムの構成のご希望は、何に使うことがメインかで個人差があると思いますが、ご意見をどしどしアップしてください。

DSP部分はプログラム次第で何にでも化けるので、製作途中での変更も可能で、見切り発車も可能ですが、A/D、D/Aなどのアナログを含む部分の構成をきちっと決めなくてはなりません。

水晶、ルビジュームなど、クロック・デバイスは複数交換可能、またはテストで最適なものを決定しようと思っています。

ピュアオーディオでのi-Linkのメリットはトランスポートのジッターを無視(トランスポートにジッタがあってもかまわない)できる点でしょうか?、i-Linkについてあまり知識がないので詳しくご存知の方、教えてください。

トランスポートのジッターを無視できるように、ジッター・ゼロ・メモリー(ブロック図参照)を付けることにしています。音楽信号を一旦メモリーに溜め(音出しを1〜2秒読み出しより遅らせる)、そのメモリーから例えばルビジュームの精度でD/A変換します。

そこで問題になるのが、プリント基板内の僅かなジッター(外部からクロックをもらうより遥かに高精度ですが)で、2ch仕様のD/Aコンバータを一枚の基盤にし、それをスタックして4〜8(2way〜4way)の構成にしたとき、初めから8ch仕様の1枚のボードにするよりシッターが悪化することなど気にかかるところです。

とり止めもない文章になってしまいましたが、明日から一週間チューニングキャンペーンで不在いたします、帰ってから修正、追加などをします。

なお、メールで頂いているこの企画に対するご希望も複数ありますので、整理して掲載いたします。

No.366 2004/01/30(Fri) 18:19:19

 
Re: いよいよデジタルプリが! 投稿者:セプ太 引用

> 水晶、ルビジュームなど、クロック・デバイスは複数交換可能、またはテストで最適なものを決定しようと思っています。

これはうれしい案ですね。

>
> ピュアオーディオでのi-Linkのメリットはトランスポートのジッターを無視(トランスポートにジッタがあってもかまわない)できる点でしょうか?、i-Linkについてあまり知識がないので詳しくご存知の方、教えてください。


と言うより、デジタル処理のプリアンプを使うのにデジタル信号をわざわざ一旦D/A変換して使いたくないという事です。SACDの場合、現状でデジタル信号で出せるのはi-LINKしかないので、是非と言ったところです。

No.367 2004/01/31(Sat) 14:49:20

 
Re: いよいよデジタルプリが! 投稿者:だっふる [MAIL] 引用

ムラタ様、はじめまして。DSPの商品化に大変期待しています。

さて、個人的な要望としてはDSPからのデジタルアウトインターフェースとして音楽制作の現場で採用されているデジタルマルチチャンネルインターフェースを使用できるようにしていただけるとDACの選択肢を増やせてよろしいかと思います。

代表的なものとしてはADAT(48khz/8ch,96kHz/4ch)が挙げられますが、他にもいくつか各メーカーから提案されているようですので、できたらモジュール化によって将来の変更に対応できるとより長期間にわたって使用できていいのではないでしょうか。

使用権料の問題等もあるかと思いますが、よろしくご検討いただけると幸いです。

No.370 2004/03/25(Thu) 16:41:38

 
Re: いよいよデジタルプリが! 投稿者:ゴウド@SM−1 引用

なかなか面白そうな話題なので、つい投稿してしまいました。恥ずかしい話新フォーマットのデジタル出力ができるものはないものと思っていました。i−Linkがそれだったのですね!!それは楽しみですね。是非新しい情報をお願いいたします。

No.373 2004/07/25(Sun) 17:20:49

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