サムライスピリッツ・天下一剣客商売 - キャノン娘 - 2010/08/20(Fri) 18:29:59 [No.488] |
└ Re: サムライスピリッツ・天下一剣客商売 - キャノン娘 - 2010/08/20(Fri) 18:30:22 [No.489] |
└ Re: サムライスピリッツ・天下一剣客商売 - キャノン娘 - 2010/08/20(Fri) 18:30:43 [No.490] |
└ 我旺の乱・田沼陰謀説 - キャノン娘 - 2010/08/20(Fri) 21:11:18 [No.491] |
└ もし小兵衛がサムスピに出たら - キャノン娘 - 2010/09/09(Thu) 00:33:00 [No.494] |
サムスピの時期、江戸市中の治安は長谷川平蔵率いる火付盗賊改によって守られていました。 また「仕掛人藤枝梅安」の主人公、藤枝梅安が初めて人を殺めたのが、真侍と同じ1789年。 秋山小兵衛は鐘ヶ淵の隠宅で存命ですが、さすがに高齢過ぎて老け込んでいる様子。 「剣客商売」に続きがあれば小兵衛に代わって主役として描かれていたであろう大治郎・三冬夫妻がどうしていたかは 残念ながら原作に描かれておらず、様々な想像の余地を残す空白期間です。 新老中・松平定信が、田沼家剣術指南役で田沼家と縁戚関係にある大治郎を放置しておくとも思えず、 大治郎たちが江戸を離れた可能性もあります。(小兵衛は鐘ヶ淵に住み続けていたようですが) 「剣客商売」の時点で、若いながら江戸屈指の剣客という名声を得ていた大治郎の名が 「鬼平犯科帳」では全く出てこないからです。(小兵衛の名は出てくるのですが) ひょっとしたら天草四郎、壬無月斬紅郎、羅将神ミヅキの討伐に秋山大治郎が向かったかもしれません。 魔性の存在である天草やミヅキはともかくとして、単なる剣豪である斬紅郎の話なら大治郎が加わっても違和感はなさそうです。 また、「仕掛人藤枝梅安」の剣豪・小杉十五郎(1773年生)と緋雨閑丸(1788年当時14歳?)は同世代で、 梅安の時代では成人した閑丸が一流の剣客として名を馳せている可能性があります。 14歳にして斬紅郎を討ち果たした閑丸が、仮に大治郎の道場に入門して剣の腕を磨き続けたとしたら、 さすがの梅安や小杉も太刀打ちできないほど強くなったのではないでしょうか? サムライスピリッツの歴史の中では、閑丸は剣の道から引退して平和に暮らすようですが、 もしも秋山小兵衛や大治郎と出会う事があればどうなっていたのでしょうか。 ストーリーの流れから離れたお祭りものである天下一剣客伝(1787年?)になら大治郎や平蔵が出場していても矛盾はなく、 覇王丸と秋山大治郎の試合が組まれたり、柳生十兵衛、服部半蔵、長谷川平蔵が一堂に顔を揃えたかもしれません。 池波氏が亡くなり、SNKが今の有様では、誰も描ききる事はできなさそうな話ですが 同じ江戸の町のどこかにナコルルと木村忠吾がいたというだけで楽しくなってくるのです。 [No.490] 2010/08/20(Fri) 18:30:43 |