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キン肉マンifストーリー (親記事) - キャノン娘

なんとなく頭に浮かんだif展開を書いてみます。
小説にしたりという予定はありません。
こんな事になったらどうなるかなあ、というネタ帳です。


[No.734] 2013/12/27(Fri) 23:02:05
ザ・喧嘩男 (No.734への返信 / 1階層) - キャノン娘

超人オリンピックイギリス予選。
ロビンマスクと相対した喧嘩男は相手の実力を見切り、試合放棄してリングを去ろうとする。
ロビンは喧嘩男を引き留め、新必殺技ロビン・スペシャルの存在を明かす。
喧嘩男は再びロビンと戦う気になり、リングに戻る。

ロビン・スペシャルを破り、イギリス代表となる喧嘩男。
彼に向けられたのはやはり観客の罵声であったが、ロビンがそれを制止する。
喧嘩男は正々堂々と実力で自分に勝ったのであり、名誉あるチャンピオンなのだと。
弱小超人を見下す孤高の喧嘩男も、このロビンの態度には一応の謝意を抱く。

それでも、やはり超人オリンピックはレベルが低すぎると辞退を考える喧嘩男に
ロビンは彼と戦ってもらいたい超人がいることを話す。日本で出会った見所ある男、キン肉マン。

喧嘩男はしぶしぶイギリス代表として超人オリンピックに出場。
しかし居並ぶ超人たちを見定め、これが本当にロビンマスクが推薦するような場所なのかと失望する。

決勝トーナメントの第一戦の相手はカナディアンマン。会場を揺さぶる大胆な奇襲に、久しぶりに心を燃やす喧嘩男。
だがカナディアンマンはダブルレッグスープレックス一撃でKO。
燃え上がった闘志をいきなり消され、憤慨する喧嘩男。
ロビンはそんな喧嘩男を慰労し、次のテリーマンからが君に見せたいものなんだと語る。
だが、喧嘩男はテリーマンとスカイマンの試合を一瞥し、お前と同じレベルでは話にならんとロビンに返すのだった。

喧嘩男とテリーマンの試合は、テリーマンが突然の反則攻撃を連発。
卑劣な手段を受けても、弱者なりの努力だと喧嘩男は闘志を燃やす。
しかし真の強者は反則も使わず、凶器も必要なく、自らの肉体だけでぶつかればいいとテリーマンを圧倒。
テリーマンが片足に銃弾を受けていたことが判明する。
周囲はテリーマンにドクターストップを呼びかけるが、喧嘩男は構わずテリーマンをKOする。
観客の非難を一身に浴びる喧嘩男。
しかし意識を取り戻したテリーマンは、彼は負傷した脚を攻撃しなかった、あくまで正々堂々と自分を打ち破っただけ、
それも再起不能にはしなかった。それどころか反則をした自分に向けられたブーイングを背負ってくれたと感謝するのだった。
世界中の観客の罵声を浴びながら、テリーマンやロビンマスクに無言で去る喧嘩男。

決勝戦の相手となったキン肉マンは、技術を見ればロビンマスクやテリーマンよりも格下の相手。
これを倒して世界チャンピオンになってから引退するつもりで喧嘩男はリングに立つ。
しかしキン肉マンは持ち前の幸運と根性で、喧嘩ボンバー、ダブルレッグスープレックスを切り抜けていく。
最初はなめてかかっていた喧嘩男も、次第に幸運だけではなく、キン肉マンの秘めた実力を悟っていく。
確かにキン肉マンは素晴らしい逸材かもしれない。しかし出会うのが早かった。
キン肉マンがもっと強くなり、秘めた才能を開花させた後でもう一度全力で勝負したいと思った。
だが、この時点での喧嘩男とキン肉マンの実力差は圧倒的な開きがあった。
完全に決まる喧嘩スペシャル。キン肉マンの骨が外れる音が響き、喧嘩男は技を解いてキン肉マンを解放する。

しかしキン肉マンは起き上がった。キン肉マンは骨が外れやすい体質だが、すぐに戻すことができたのだ。
最大の必殺技までも、どうにか耐えきってしまったキン肉マンに、喧嘩男は大笑する。
技を解いたのは間違いだった。本気で戦うのは数年後だと思っていたことも。
今、ここでキン肉マンと全力で戦ってみたい。
喧嘩男は初めて真剣勝負の相手を見いだしたのだ。
まだ未熟な火事場のクソ力で立ち向かうキン肉マン。
基本すらしっかり身についていない素人同然のレスラーが自分を楽しませていることを心から喜ぶ喧嘩男だが、ついに決着の時は来た。
やはり、まだキン肉マンは喧嘩男には及ばなかったのだ。
しかし勝者となった喧嘩男は初めて、次の勝負に思いを馳せていた。
そしていつしか喧嘩男のファイトに拍手を送る観客達に包まれていた……。

チャンピオンとなった喧嘩男は世界を巡り、各地の超人たちを撃破していく。
ハワイまで回ってきたとき、意外な人物に出会った。
超人オリンピックで敗れたため国外追放にされ、ハワイ旅行でもしたいと呑気に日本を離れたキン肉マンである。
ここでキン肉マンはカメハメと出会い、修行を重ねてチャンピオンになっていたのだ。
ハワイ代表になったキン肉マンと戦うことになった喧嘩男。
カメハメに鍛え上げられ、48の殺人技を身に着けたキン肉マンは見違えるように強くなっていた。
やはり喧嘩男はキン肉マンを倒すが、彼の成長を喜び、世界各地の超人たちのレベルアップを期待する。

そんな喧嘩男をスカウトに現れた男。剣道着姿の超人、ビッグ・ザ・武道は喧嘩男をより高い位に導こうと、完璧超人への転向を勧める。
ここで喧嘩男を失っては正義超人界の損失だと止めるロビンマスク。
しかし喧嘩男はより強い超人にしか興味はなく、自分が興味があるのは完璧超人だと言い切る。
将来強くなるであろうキン肉マンよりも、目の前の強豪ビッグ・ザ・武道に。

だが、喧嘩男の心は揺れていた。
完璧超人と一緒に修行して自分がもっと強くなるのは魅力的だ。しかし、その前に、完璧超人と戦ってみたい。
武道の連れてきた二人の弟子、スクリュー・キッドとケンダマンのツープラトンを真っ向から受け止める喧嘩男。
その手応えから、完璧超人なら、弱い正義超人では楽しめなかった本当の勝負ができると大喜びで挑戦状を叩き付ける。
武道もそれを了承し、喧嘩男が敗北すれば完璧超人入りすることを条件に試合を決定する。
しかし、それは正義超人界にとってはチャンピオンの喪失、完全敗北を意味するのだ。

正義超人界の危機に立ち上がるロビンマスク、テリーマン。
そしてキン肉マンとラーメンマンも加わり、喧嘩男とともに正義超人代表チームを組む。
喧嘩男は正義超人たちに、お前らの実力ではどうせ完璧超人には勝てん、結局オレが相手全員と戦う事になるだろうと嘯く。
ロビンマスク達はその言葉に憤慨しつつも、実力無き者は破れるのが超人プロレスの宿命だと闘志を新たにする。

こうして、キン肉マンではなく喧嘩男を中心に、友情パワーではなくストロングスタイルを旨とする正義超人の戦いが始まっていった……。


[No.735] 2013/12/27(Fri) 23:02:28
王位争奪編・別ルール (No.734への返信 / 1階層) - キャノン娘

キン肉マンの王位継承の儀式に乱入した5人の超人。彼らはそれぞれが王位継承候補者だと名乗り、チーム戦を提案してきた。
キン肉マンはロビンマスクやテリーマンに助けを求めるが、ロビンたちは立場もあって参加できないと断る。
しかし、フェニックスはそれでは困ると話に割り込んだ。

フェニックスは語る。
チーム戦にしたのは、オレの統率力とオレの集めた超人たちの力が、
キン肉マンを中心とした正義超人の友情パワーに勝る事を証明するためだ。
キン肉マンが一人で参加するならチーム戦にする意味が無い。
特に、キン肉マンの王位継承を祝福するために集まったロビンマスク、テリーマン、ブロッケンJr.の3人は
必ずキン肉マン・チームとして参加してもらわなければ話が通らない。
あと一人は誰でもいい。ラーメンマン、ウルフマン、ウォーズマン、バッファローマン、候補はいくらでもいる。
他の王位継承候補者たちがチームを結成するための時間も必要だ。その間に募集すればいい。

そして試合形式の相談に話が移る。
最初はトーナメント制が提案されたが、キン肉マンがそれでいいのかと質問する。
ここに集まった5人の王位継承候補者は、それぞれキン肉マンに挑戦してきたのだ。
それがトーナメントで潰し合ってくれるなら、キン肉マンは3チームに勝てばいいという事になる。
本当にそれでいいかと念を押し、結局キン肉マン・チームに対して他のチームが順に挑戦する、
その代わりキン肉マン・チームは全ての試合でメンバーの組み直しが許されるというルールがまとまった。
順番はくじ引きで決まり、飛翔・強力・残虐・技巧・知性の順で対戦が決まる。

飛翔チームとの対戦を控え、キン肉マンはとりあえずメンバーを一人追加することになった。
ウォーズマンは死亡、ラーメンマンはモンゴルマンマスクを改良する時間が必要で、
ウルフマン、ジェロニモ、ジェシー・メイビアはハワイ巡業という都合があった。
そのため、一回戦に間に合う正義超人はバッファローマンしか残っていなかった。
キン肉マンはすでに手術で腕から摘出していたロング・ホーンをバッファローマンに返却し、試合の準備を整える。

先鋒 ブロッケンJr.
次鋒 バッファローマン
中堅 テリーマン
副将 ロビンマスク
大将 キン肉マン

メンバーを5人揃えたキン肉マン・チームと、飛翔チームの対戦が始まる。
飛翔チーム戦においては原作より有利な展開で始まるが、この後、残りの4人の王子たちのチームが待っているのだ……。


[No.736] 2013/12/27(Fri) 23:23:09
王位争奪編・別ルール(2) (No.736への返信 / 2階層) - キャノン娘

ブロッケンJr.対ザ・ホークマンの試合から始まる王位争奪戦。
ブロッケンはホークマンのスパイラル・ブレットを受け、かつて地獄のネジ回しで受けた腹の傷を痛めつけられる。
しかし完璧超人たちほどの技ではないと看破、二度目のスパイラル・ブレットはベルリンの赤い雨で逆に切り返す。
翼を傷つけられたホークマンはヘル・バードとの連携でブロッケンを痛めつける。
そして保護色で姿を消し、様々な方向から翼で斬りかかる。
だがブロッケンは先にベルリンの赤い雨でホークマンの翼に傷を付け、出血させていた。
そのために透明になったホークマンの体を捉え、新技ブレーメン・サンセットでとどめを刺す。

ホークマンを倒したブロッケンは交代するように勧められるが、ブロッケンは活躍はこれからだと次鋒戦にも出陣。
ミスター・VTRはさまざまな光線やシーン・チャンジャーでブロッケンを苦しめるが
ブロッケンはそれがザ・ニンジャの転所自在の術と同じだと看破。
画面に映る範囲外へと出てしまえばシーン・チェンジャーも通じず、ベルリンの赤い雨でVTRを両断する。

ブロッケンはさらに中堅とも戦おうとする。彼はこれまでまともに戦績を挙げてこられなかった自分を恥じており、
この王位争奪戦でおおいに活躍して強豪の一角に名乗りを上げたいと考えていたのだ。
しかし試合開始と同時に受けたパワー分離機によって、ブロッケンの超人パワーは分離され人間の状態になってしまう。
ミキサー大帝に一方的に攻められるブロッケン。キン肉マンたちは試合放棄を勧告するが、ブロッケンはそれでも意地を通そうと拒否。
ミキサー大帝は無慈悲にもブロッケンを再びパワー分離機の中へ放り込む。
誰もがブロッケンの死を確信したとき、ミキサー大帝の内側からブロッケンの手刀が飛び出した。
回転するパワー分離機の勢いのままミキサー大帝を両断するブロッケン。
引き離されていたドクロの徽章がブロッケンのもとに戻り、超人パワーも取り戻した。

三人を倒したところでついにブロッケンも倒れる。キン肉マンたちは彼の健闘を讃え、友情に感謝するのだった。

ブロッケンが戦っている間、ずっと出番を待っていた次鋒バッファローマン。
1000万パワーの怪力は凄まじく、100tの重量をも放り投げるパワーを見せつける。
正面からはかなわぬと見た100tはシーソー・デスマッチに突入。
しかしバッファローマンは落下中の100tを捕らえてバッファローBOMBでシーソーの中央部に叩き付け、シーソーを大破させる。
マリポーサのパネル指示で100tは球体に変身。受け止めたバッファローマンをトゲで串刺しにする。
苦しめられるバッファローマンを見て、キン肉マンたちがマリポーサからパネルを奪取。
元の姿に戻った100tに豪快なハリケーンミキサーが炸裂、自らの体重による巨大なダメージを頭に受けて100tは倒れた。

バッファローマンは続いてマリポーサと対決する。
マリポーサの飛翔殺法についていけず、100tを圧倒した1000万パワーも、一億パワーというより強大な超人パワーの前では切り札にならない。
マッスル・リベンジャーを受けて昏倒するバッファローマン。彼の脳裏には放浪中に襲い来る巨大十字架が浮かんでいた。
なんとか意識を取り戻したバッファローマンはマッスル・リベンジャーに敢然と立ち向かい、新技・超人十字架落としで切り返す。
怒りを見せたマリポーサは全身から炎を噴き出す。
アノアロの杖についての逸話が語られ、ロビンマスクはマリポーサは自分が倒さなければならない敵だと訴える。
それでもバッファローマンはリングを捨てない。彼にもまた、この王位争奪戦について訴えたいものがあったのだ。
かつてのバッファロー一族のような凄惨な殲滅戦ではなく、卑劣な手段に頼らず正々堂々と戦えと。
炎を体に宿してのマリポーサの攻撃にもひるまず、マッスル・リベンジャーをハリケーン・ミキサーで迎え撃つ。
上空に弾き飛ばされるマリポーサ。彼の体をキン肉大神殿からの光が襲い、落下してきたところに超人十字架落としが決まった。
マリポーサは倒れ、アノアロの杖はバッファローマンからロビンマスクに返却される。
ロビンマスクはバッファローマンに、君は我がロビン家の恩人だと厚く感謝するのだった。

キン肉マン、ロビンマスク、テリーマンの三人は無傷のまま飛翔チーム戦を終えた。特に、キン肉マンは火事場のクソ力を失っていない。
しかし三人と戦ったブロッケンJr.、アノアロの杖の炎に灼かれながら戦い抜いたバッファローマンは次の戦いには参加できそうにない。

オレ達に対抗できるのは1000万パワーのバッファローマンだけだ。
バッファローマンが使えなくなった以上、キン肉マン・チームはオレ達には絶対に勝てん。
勝利に沸き返る観客席の片隅で、キン肉マンビッグボディは勝利の確信を深めていた。


[No.737] 2013/12/29(Sun) 15:32:44
王位争奪編・別ルール(3) (No.737への返信 / 3階層) - キャノン娘

二回戦の強力チーム戦を控え、キン肉マン・チームにはラーメンマンが復帰した。
モンゴルマンマスクを改良し、傷口だけを覆うヘッドギアを完成させたのだ。
さらに一回戦の勝利を見た正義超人の中には王位争奪戦に参加したいという超人が現れ始めた。
その中に、スペシャルマンとカナディアンマンの姿があった。
彼はタッグ編で惨敗を喫した後、祖国でジムを破壊されるなどの暴行を受け国外に逃亡。捲土重来のチャンスは今しかないと意気込んでいた。
二人の気負いぶりにラーメンマンは一時退き、二人を先に出す事にする。
この強力チームの後にもまだ3チーム残っているのだ。

先鋒 スペシャルマン
次鋒 カナディアンマン
中堅 テリーマン
副将 ロビンマスク
大将 キン肉マン

会場に姿を見せたキン肉マン・チームの陣容に、ビッグボディは笑い、観客たちもこの二人でいいのかと不安の声を漏らす。
これが現在のスペシャルマンとカナディアンマンの実情なのだ。

試合と同時に勢いをつけてタックルを入れるが、ペンチマンには全く通用しない。
スペシャルマンの超人強度は65万パワー、ペンチマンは340万パワー。ほぼ5倍の差がある。
ウォーズマンとバッファローマンの差ほどではないが、
それでもテクニックや経験などパワー以外の実力がなければ、この力の差は圧倒的だった。
ペンチ張り手のラッシュ、そしてペンチ・クローを浴びて倒れるスペシャルマン。
観客からはやはり罵声の嵐が飛ぶが、キン肉マンは観客に怒鳴り返す。これでも戦うと言ってくれた二人の行為が真の友情パワーなのだと。
キン肉マン自身もかつて観客からブタ超人とののしられていた。
ロビンマスクもキン肉マンに敗れるや、掌を返したように祖国から終われた一時期があった。
そうした扱いを受けたことがある二人は、観客達の罵声が許せなかったのだ。
号泣しつつ立ち上がるスペシャルマン。
この身がたとえ果てても悔いはないと、ペンチマンの最後の攻撃を待ち受ける。
スペシャルマンはペンチ・クローの勢いをかわし、それを利用してペンチマンの頭をキャンパスに沈める。
「栄光のタッチダウン」でスペシャルマンの初勝利が決まった。

続いて強力チーム次鋒レオパルドンが登場する。その姿を見て驚くブロッケンJr.。
レオパルドンはドイツの誇る禁断の強豪で、これまでリングに上がったことは無いので国外では無名だったが、その強さは誰もが認めていた。
その理由はもちろん彼の持つ重武装である。レオパルドンの武装は怪獣退治や怪人退治にはおおいに活躍したものの、
まさか超人プロレスの場に機銃や戦車砲を持ち込むわけには行かない。相手の超人が砲弾をかわしたら観客席にいる人間を殺してしまう。
そんなレオパルドンの参加まで認めてきた邪悪神の行為にキン肉マン・チームは戦慄する。
レオパルドンと戦おうとするなら、機銃や主砲を使うタイミングを与えず、できることなら試合開始と同時に決着を付けたい……
しかしスペシャルマンにはそれほどの力も、一瞬で試合を決める必殺技もない。
スペシャルマンは死を覚悟し、レオパルドンが実際にどんな戦いぶりを見せるのか実証するためにリングに立つ。
レオパルドンはまず手の機銃でスペシャルマンの脚を撃ち抜き、動きが取れなくなったところで背中の主砲を発射。
スペシャルマンは砲弾の直撃を受けて散った……。

キン肉マン・チームの次鋒、カナディアンマンは友の死を目の当たりにして恐怖にかられる。
しかし、もはやここで逃げ出すわけには行かない。自分だけでなく、スペシャルマンの名誉のためにも。
そしてスペシャルマンが見せてくれた戦い方の参考があった。
レオパルドンは主砲が外れて観客席を吹き飛ばすことを恐れている。
そのため、まず機銃で相手の足を止め、標的を固定してからでなければ必殺の砲弾を撃てない。
その発見を頼りに、カナディアンマンはレオパルドンに挑むが、
パワー一辺倒のカナディアンマンはより巨大な超人強度を持つレオパルドンに歯が立たない。
リングに叩き伏せられ、機銃を浴びせられようとした時に転がり回ってリング上を逃げ回る。
観客は彼の無様の姿に罵声を飛ばすが、カナディアンマンはそれでも逃げ回り、レオパルドンの機銃が弾切れを起こすまで凌ぎきる。
そして起死回生のカナディアン・バックブリーカーでレオパルドンの背の砲塔を破壊、レオパルドンの武器を奪った。
こうなると戦いを武器に頼っていたレオパルドンは対抗できず、カナディアンマンはカナディアンバックブリーカーの体勢から
レオパルドンの頭をマットに叩き付ける。この新技「永久凍土落とし」でカナディアンマンが勝利した。


[No.738] 2013/12/31(Tue) 15:31:40
王位争奪編・別ルール(4) (No.738への返信 / 4階層) - キャノン娘

スペシャルマンとカナディアンマンが二人を倒すという予想外の好調ぶり。
強力チームは中堅ゴーレムマンを繰り出す。
単純なパワー自慢の相手ではカナディアンマンは勝算が薄いと見て、キン肉マン・チームは中堅テリーマンが登場。
テリーマンはかつてタッグトーナメントで戦ったサンシャインを思い浮かべ、テキサス・クローバーホールドで痛めつける。
だがゴーレムマンは体をブロック状にして脱出した。ゴーレムマンもサンシャインと同じように、体を分解・再構成することが可能なのだ。
サンシャインは砂だがゴーレムマンは壁だ。硬すぎる体には打撃は全く通じず、関節技は有効だがすぐに逃げられてしまう。
テリーマンには一部の勝機も無いように見え、ビッグボディは高笑いを放つ。
しかしテリーマンは勝負を捨てなかった。
ゴーレムマンがサンシャインと同じなら体のどこかにキーパーツがあるはず。
テリーマンはそれをゴーレムマンの頭に付けられた文字だと見抜いた。
カーフ・ブランディングでゴーレムマンの頭を叩き付けるテリーマン。キーパーツを砕かれ、ゴーレムマンはバラバラに砕け散った。

続いてテリーマンと対戦する副将キャノン・ボーラーはこれまでの超人よりも比較的小柄で、それだけにパワーだけの超人ではなかった。
正統派の技のぶつかりあいに場内は沸き、似たようなタイプの戦い方ならパワーの差のぶんだけテリーマンが押されていく。
テリーマンは立ち技では対抗できないとスピニング・トゥ・ホールドを決め、キャノン・ボーラーを痛めつける。
キャノン・ボーラーは根性で耐えるが、ここでビッグボディがタオルを投げた。

先の戦いではゴーレムマンが死んでしまった。
キャノン・ボーラーが死ぬまで自分のために戦ってくれるのは嬉しいが、これ以上死人を出しながら戦うのは自分の本意ではない。
そう言ってビッグボディは自らリングに上がる。
その態度に、キン肉マンとロビンマスクは、ビッグボディは他の王位継承候補者たちと何かが違うと感じていた。
実はビッグボディは強力の神に洗脳されておらず……それどころかこの王位争奪戦について、
邪悪の神が超人界を支配するための戦いだという事も、詳しく教えられていなかったのである。

ゴーレムマン、キャノン・ボーラーと連戦が続いたテリーマンは下がり、ロビンマスクがビッグボディと対戦する。
超人強度一億パワーという究極の力を全て強力に注ぎ込んだビッグボディと、
テクニックに勝るロビンマスクの戦いは、
ちょうどバッファローマンとウォーズマンの勝負に似ていた。
しかし、今度は超人強度の差は100倍以上である。
タワー・ブリッジやロビン・スペシャルを受けても全くダメージを受けずに笑っているビッグボディ。
彼にまともにダメージを与えるのは1000万パワーのバッファローマンぐらいだ。
そのバッファローマンが出ていない以上、キン肉マン・チームに勝ち目は無いのだと。
キン肉マンは火事場のクソ力を使えばビッグボディにダメージを与えられると、ロビンマスクに交代を勧める。
しかしロビンマスクは交代を拒否、この怪物を相手になんとか有効打を与えようと模索する。
ビッグボディはこのパワーの差を跳ね返す策などあるものかと攻撃を続ける。なんでもないパンチやタックルが強烈なダメージとなる。
そして必殺技メイプルリーフ・クラッチを決めるが、マットに着地したときにビッグボディの両膝にまでダメージが入ってしまった。
なんとか起き上がったロビンは、ビッグボディ自身のパワーを逆用した技ならダメージを与えられると分析。
強力タックルをかわし、その勢いをロープに向けてぶつけるロープワーク・タワーブリッジでビッグボディをKOした。

こうして強力チームを撃破したキン肉マン・チーム。
残る対戦相手は残虐・技巧・知性の3チームとなった。


[No.739] 2013/12/31(Tue) 15:51:49
王位争奪編・別ルール(5) (No.739への返信 / 5階層) - キャノン娘

強力チームに勝利したキン肉マン・チームには、さらに多くの正義超人が集まってきた。
(原作での三戦目は知性チームとの戦いで、この時点で500人の正義超人が集結している)

中でもハワイ遠征を終えて新チャンピオンとなったジェロニモ、
タイトルマッチを戦った前チャンピオンのジェシー・メイビア、
ハワイで超人相撲の巡業を行ってきたウルフマンがチームに加わった。

強力チームとの戦いを譲ったラーメンマンが副将。ハワイ巡業の3名を入れてチームを編成し、ほとんどの主力を休ませる作戦に出た。
一回戦で三人を倒したブロッケンJr.、100tとマリポーサを倒したバッファローマン、
二回戦でゴーレムマンとキャノン・ボーラーを倒したテリーマン、ビッグボディを倒したロビンマスクと
多くの超人は勝利の代償として負傷や疲労を抱えていたが、これで万全の体調に戻ることができるだろう。

先鋒 ジェシー・メイビア
次鋒 ジェロニモ
中堅 ウルフマン
副将 ラーメンマン
大将 キン肉マン

ヘビー・メタルの残虐殺法に華麗な返し技を見せるメイビア。
ウールマンの羊毛地獄を手刀で切り裂き、アパッチの雄叫びで吹き飛ばすジェロニモ。
ブルドーザーマンの馬力を真っ向から押し返すウルフマン。
それぞれ力と技を活かして残虐超人たちを倒していく。

そして副将のラーメンマンはザ・ゴッド・シャークを圧倒して倒すと、
残虐超人であった経験を活かしてソルジャーの反則技に先手を取って対処、九龍城落地で打ち破るのだった。

こうしてキン肉マン・チームは残虐チームに勝利。残るは技巧と知性の2チームとなった。
なんと、ここまで戦ったのは仲間の正義超人たちばかりで、キン肉マン自身は一度も試合に出ていない。
友情パワーも結構だが、そのために、一番大切なキン肉マン本人の試練と成長がおろそかになっている。
観客席から見ていた謎の超人がそうつぶやく。
キン肉族三大奥義のひとつ、マッスル・スパークを完成させなければ王位に就くことはできないだろうと。
キン肉マンはその言葉を残して去って行く超人の後ろ姿を強く印象づけられる。


[No.741] 2014/01/03(Fri) 04:52:10
王位争奪編・別ルール(6) (No.741への返信 / 6階層) - キャノン娘

キン肉マン・チームが勝利を重ねている頃、超人墓場ではウォーズマンが苦役を続けていた。
超人墓場から解放されるために必要な4つの命の玉のうち、授けられているのは3つ。
キン肉マン・チームを加わるために脱走を試みるものの、途中で鬼たちに阻まれてしまう。
そして鬼たちの中には、超人墓場の最高監察官アビスマンがいた。
地中からリングを出現させ、ウォーズマンと対峙するアビスマン。キン肉マンのもとに行きたければこの俺を倒してみろと言う。

アビスマンの攻撃は、正面からの戦いでは圧倒的な力を持ち、ウォーズマンのパワーでは太刀打ちできず一方的に攻め込まれてしまう。
隙を突いて背後に回り、パロ・スペシャルを決めようとすると、アビスマンの背の防護壁アビス・ガーディアンで弾き飛ばされ
奈落斬首刑を受けてしまう。仮面が破壊され、キン肉マンの名を呼びながら倒れるウォーズマン。

アビスマンはウォーズマンを怒鳴りつける。
この超人墓場から脱走するのは、命が惜しいからではなく、キン肉マンを助けに行くためでは無かったのか。
それがキン肉マンに助けを求めてどうする。こんな有様では、現世に戻ってもキン肉マンの助けどころか足手まといだと。
ウォーーズマンはその言葉に奮起して立ち上がる。

背後からのパロ・スペシャルは通じない。正面から挑めばアビスマンは圧倒的だ。
ウォーズマンは全力を賭して二刀流スクリュー・ドライバーで特攻をかける。
だが、アビスマンはグレイブヤード・タックルで正面から押さえ込む。
1200万パワーでは足りないのだ。より強い超人と戦う事になれば、これだけでは負けてしまう。
アビスマンの言葉に、ウォーズマンは自分を待っている仲間たちの顔を脳裏に浮かべる。
キン肉マン、テリーマン、ロビンマスク、ラーメンマン、ウルフマン、ブロッケンJr.、バッファローマン……
彼らとの思いがウォーズマンの体に新たな力を与え、普段の7倍の友情パワーによって8400万パワーにまで力を高める。
激突の果てにアビスマンの胸にスクリュードライバーが炸裂し、アビスマンは鮮血を上げて倒れる。
アビスマンの身を案じて駆け寄るウォーズマン。アビスマンは満足した表情でこの程度ならまだかすり傷だと強がり、
ウォーズマンに4つめの命の玉を授ける。
これでウォーズマンの行為は脱走ではなく、正しい手続きでの現世復活となったのだ。
復活の手順が正しいものであるため、頭脳を生き返らせる事を忘れるという手違いも起こらない。
現世への帰還口に身を躍らせるウォーズマンを見送るアビスマン。周囲の鬼たちも今はウォーズマンに激励を送っていた。


[No.742] 2014/01/03(Fri) 04:53:35
王位争奪編・別ルール(7) (No.742への返信 / 7階層) - キャノン娘

ウォーズマンの復帰で意気上がるキン肉マン・チーム。
次の技巧チーム戦では、戦ったばかりのラーメンマンは休憩となり、バッファローマンは最後の知性チーム戦のために温存することに。
この時点で知性チームのマンモスマンが姿を見せており、バッファローマンは知性チームとの戦いで必要だと判断された。

先鋒 ウォーズマン
次鋒 ブロッケンJr.
中堅 テリーマン
副将 ロビンマスク
大将 キン肉マン

万全の状態で戦うウォーズマンはザ・マンリキもモーターマンも敵ではなく、簡単に二連勝を飾る。
バイクマンはサンダードーム・デスマッチを提案。周囲360度からの攻撃を仕掛けてくるが、
ウォーズマンのコンピュータはバイクマンのスピードと進路から攻撃の方向を分析し、背後からの攻撃にも対応する。
両者に搭載されたコンピュータの分析合戦となるが、最後はコンピュータの分析を超えた力までも備えたウォーズマンが三連勝を納めた。
ここで試合時間が30分に達し、ウォーズマンは交代する。

技巧チームの副将パルテノンと、キン肉マン・チームの次鋒ブロッケンJr.の戦いになる。
パルテノンは巨体を活かした攻撃でブロッケンを攻めるが、ブロッケンは身軽にかわし、パルテノンの柱を手刀で傷つけていく。
パルテノンは攻撃を受けたと見せかけて神殿瓦礫崩しでブロッケンを下敷きにし、さらに人体化石封じで柱の中に取り込んでしまう。
だがブロッケンはガスが充満した柱の中でもひるまず、逆に毒ガスを吐きかけて柱を内側から膨張させ、手刀で破壊して脱出。
そのままベルリンの赤い雨で6本の柱を切断、勝利を収める。

ブロッケンはテリーマンに交代。キン肉マンゼブラとの戦いになる。
ゼブラはさすがに強く、パワー、テクニックのいずれもテリーマンに勝る。
爽快な正統派ファイトに場内は沸き、テリーマンもファイトを燃やす。
技巧の神の名に恥じぬ華麗なテクニックと燃えるファイトで一進一退の戦いを繰り広げるが、
実はこの展開はゼブラには誤算だった。
残虐ファイトの力を引き出す前にパルテノンが死んでしまったのだ。
タッグマッチを提案しようにも、パルテノン・ゼブラ対ブロッケン・テリーマン・ロビンマスク・キン肉マンという状況では
さすがに無理な事だった。

テリーマンといつまでも互角の勝負はしていられないと、ゼブラはもうひとつの切り札、マッスル・インフェルノを繰り出す。
テリーマンを失神させ、縞馬キッドとのいきさつを語るゼブラ。
キン肉マンは三大奥義の強烈さを目の当たりにして驚愕する。
試合前に謎の超人が言ったとおり、このような必殺技が無くてはとてもゼブラのような超人には勝てない。
自分はキン肉星の王子とは言えないのか……
そうキン肉マンが考えたとき、テリーマンが立ち上がった。
キン肉マンを倒す男は、最大のライバルは、運命の王子では無く自分なのだと。
だからキン肉マンに勝る技があろうと、自分がそれに負けるわけにはいかないのだと。
なにより、親友を裏切って得た強さに友情パワーが負ける事は無い。友情パワーの強さならば、テリーマンこそが誰にも勝るのだ。
テリーマンに再びマッスル・インフェルノを仕掛けるゼブラ。しかしテリーマンは縞馬キッドの姿を思い浮かべ、
馬が騎手を弾き飛ばす要領でマッスル・インフェルノから脱出。そのまま空中からのカーフ・ブランディングでゼブラを倒した。
ゼブラは友情の力の強さを知り、キッドに思いを馳せながら意識を失った。


[No.743] 2014/01/05(Sun) 00:40:03
王位争奪編・別ルール(8) (No.743への返信 / 8階層) - キャノン娘

キン肉マン・チームを阻む相手は、最後の知性チームのみとなった。
さらにネプチューンマンまでもチームに加わり、いやがうえにも士気は高まる。
しかしキン肉マンはゼブラのマッスル・インフェルノの衝撃を目の当たりにしたことで、自分も同じ三大奥義を身に着けなければと焦る。
そこに謎の超人が再び現れ、キン肉マンにマッスル・スパークをかけて見せる。
それは後半の50%は完璧なものだが、前半の部分は完成していない。
マッスル・スパークを完成させるのはスグル自身の努力によってでなければならないと謎の超人は説く。
そして自らスパーリング・パートナーを買って出て、最後の戦いまでにマッスル・スパークを完成させるべく特訓に励む。
その超人の人格と強さを知ったキン肉マンは彼を兄のように尊敬し、
キン肉マン・チームのメンバーたちは、彼がメンバーとして加わってくれればこれほど心強いことは無いと頼み込むが
謎の超人は、自分が選手として試合に出場することはできないと断る。
それよりも、より強い超人の助力に期待して、自らが戦う事を忘れてしまうのが友情パワーの欠点だと諭す。
確かに、キン肉マンはここまで仲間の助けによって、運命の王子達とは全く戦わずに済んでいた。
それがここに来てマッスル・スパーク修得の遅れに繋がってしまったと、あたらめて考え直す。
そして厳しい特訓の末、ついにマッスル・スパークを完成させて最後の戦いに臨む。

最後のメンバーは、前の試合を休んで温存したバッファローマンとラーメンマン、
前の試合で戦わなかったロビンマスク、最後に到着したネプチューンマンである。

先鋒 バッファローマン
次鋒 ラーメンマン
中堅 ロビンマスク
副将 ネプチューンマン
大将 キン肉マン


[No.744] 2014/01/05(Sun) 00:52:53
王位争奪編・別ルール(9) (No.744への返信 / 9階層) - キャノン娘

知性チームの先鋒はサタンクロス。バッファローマンとの戦いは魔法陣デスマッチで行われる。
魔法陣を開けるには500万パワーに相当する威力がないといけなかったが、バッファローマンは難なく開ける事ができ、
両者がディフェンド・スーツを完全に装着した状態となる。
ハリケーン・ミキサーはショック吸収装置を出して防ぎ、忍法エスケープウォーターは突風を噴射して霧を晴らしてしまう。
互いに必殺技が通じない状況となったが、ツープラトンで繰り出す翔技トライアングル・ドリーマーは防ぐことができない。
バッファローマンは死力を振り絞って腕力で外す。
もう一度トライアングル・ドリーマーに来たところで、技に入る前ならディフェンド・スーツが作動することに気づき、
サタンクロスを分断。片方の体を捕らえ、超人十字架落としで打ち破る。
下半身側の体を失ったサタンクロスは、四本の腕と二本の足を持つ超人の姿になっていた。

素顔を隠していた兜を脱ぎ、本来の素性を語るサタンクロス。彼は幼いアシュラマンに友情を説いた教師サムソンだった。
失った足を与えてくれた恩を返すために知性の神に協力しており、寄生虫サタンクロスが死亡したことでその影響から逃れ
完全にサムソンとして蘇ったのだ。

二人は互いの力を殺してしまうディフェンド・スーツを捨て、堂々と肉体をぶつけ合う。
バッファローマンの両手両足を捕らえ、阿修羅バスターの原型となるサムソンバスターの体勢に入るサムソン。
バッファローマンは得意のキン肉バスター返しにかかるが、それには相手の10倍の超人強度が必要だった。
サムソンが相手ではキン肉バスター返しは効果がないのだ。
決まったと思われた瞬間、リングサイドから声が届く。私の阿修羅バスターと同じ方法で抜けられると。
サムソンバスターから脱出したバッファローマン。リングサイドにはアシュラマンがやってきていた。

アシュラマンは自分も友情に目覚めることができたとサムソンに伝え、知性の神の陣営から抜けることを勧める。
しかし、この試合が終わるまでは知性の神の恩に報いなければならないと語るサムソン。
かつて悪魔将軍によって蘇った時、一戦はセコンドとして悪魔超人の任を全うした事を思い出すバッファローマン。
この義理堅さこそサムソンという人物とアシュラマンも引き下がる。

最後の激突に向かうバッファローマンとサムソン。
バッファローマンは全力でハリケーン・ミキサーを繰り出し、さらに超人十字架落としに続けて勝利を決める。
破れたサムソンはバッファローマンの勝利を讃え、良き友情の仲間たちを得たアシュラマンを嬉しく思うのだった。


[No.750] 2014/01/15(Wed) 19:19:14
王位争奪編・別ルール(10) (No.750への返信 / 10階層) - キャノン娘

サタンクロス戦で疲弊したバッファローマンは次鋒戦を棄権。
ラーメンマンとプリズマンのジャングルジムデスマッチは原作と同様の展開で引き分けに終わる。


知性チーム中堅オメガマンの登場でネプチューンマンは戦慄し、オメガマンと戦う事になるロビンマスクに注意を促す。
オメガマンはネプチューンマンと同じ完璧超人。必殺技のΩカタストロフ・ドロップは脱出不可能のうえ、
硬い石垣リングで受ければロビンマスクと言えどもKOはまぬがれない。
しかしロビンマスクの必殺技タワーブリッジやロビン・スペシャルは石垣リングのために強化されるわけでもなく、
周囲の堀はロビンマスクが苦手とする水中戦になる。ロビンマスクにとって一方的に不利な戦場だった。
喧嘩男時代から常に自信満々で、人もなげな態度を崩さなかったネプチューンマンの慎重ぶりにロビンマスクは気を引き締め、
この強敵を相手に闘志を燃やす。

試合が始まると、オメガマンは超人墓場からの依頼でネプチューンマン抹殺にやってきたことを語る。
ライバルであるネプチューンマンを敵の手に晒すわけにはいかないと気負うロビンマスク。
オメガマンは背中の巨大指にハントしてきた亡霊超人たちを宿してロビンマスクを苦しめる。
ロビンマスクはアノアロの杖で反撃。亡霊超人たちを焼き払う。
しかしオメガマンはメタモルフォーゼ光線でアノアロの杖を吸収。逆に火炎放射能力を手に入れて攻撃する。
ロビンマスクは自らの仮面にアノアロの杖を引き寄せ、ユニコーン・ヘッドで反撃。
さらにロビン・スペシャルの体勢に入ろうとするが、オメガマンは巨大指で体をガードし、ロビンマスクの攻撃をかわす。
そしてΩカタストロフ・ドロップが決まり、ロビンマスクは倒されてしまう。


[No.751] 2014/01/20(Mon) 18:46:09
王位争奪編・別ルール(11) (No.751への返信 / 11階層) - キャノン娘

これまでの戦いで初めてキン肉マン・チームが人数で劣勢になった。
ロビンマスクを倒されて闘志を燃やすネプチューンマン。目指す標的と相対して意気上がるオメガマン。
二人の戦いは上の階にあるリングへと移行し、パノラマ競技場リングでの戦いになった。
オメガマンのΩメタモルフォーゼを最大限に利用できる地形で、フェニックスはここでオメガマンが全力を活かし、
あとはリングを問わないマンモスマンとでキン肉マン・チームを全滅させられると考えていた。
(ここまで一度も超人予言書が登場しなかったため、イリミネーション・ルーレット・マッチは行われない)

ショベルカー、飛行機、鉄球と様々な変身でネプチューンマンを苦しめるオメガマン。
反撃の喧嘩ボンバーを発電塔で受け止め、ネプチューンマンの体に高圧電流を流す。
しかしネプチューンマンの体は逆に電力を吸収していた。仕掛けを施していたのは知性チームだけでは無かったのだ。
大阪城は前方後円墳の真上に作られており、ネプチューンマンは試合が行われる日の前にアポロン・ウインドウを解放し
マグネット・パワーを復活させていた。
電磁力パワーを全開させたネプチューンマンは磁気嵐ドライバーでオメガマンに反撃を加える。
オメガマンは最後の切り札としてネプチューン・キングに変身。
キングもまたマグネット・パワーを利用し、ネプチューンマンに攻撃を加える。

ネプチューンマンは完璧超人としての誓いを自ら忘れ去ったキングを糾弾。
受け継いでいたネプチューン・マスクを捨て去り、ザ・喧嘩男としての素顔を晒す。
今のキングは覆面を身に着ける完璧超人たる資格もなく、
素顔で戦う事もできない、醜い素顔を覆面で隠す下等超人そのものだと喝破し、
友情の磁気波を帯びた喧嘩ボンバーを炸裂させる。
キングの仮面は狩られ、砕け散る。オメガマンの変身も解除される。
オメガマンはΩカタストロフ・ドロップで逆襲を試みるが、完璧な必殺技もマグネット・パワーによって脱出され、
喧嘩スペシャルで五体を破壊されたうえでダブル・レッグ・スープレックスでKOされる。

再び人数は五分に戻り、もはや知性チームに策は無く、マンモスマンとフェニックスの実力に頼む決意を固める。


[No.752] 2014/01/20(Mon) 18:46:53
王位争奪編・別ルール(12) (No.752への返信 / 12階層) - キャノン娘

マンモスマンと喧嘩男は真っ向からぶつかり合う。
正義も悪もなく、ただ強い相手と戦いたかったマンモスマン。
自分に匹敵する相手が居ない事を嘆いて完璧超人に身を投じた喧嘩男。
二人は実力勝負に挑む事ができる対戦相手に出会ったことを喜び、激しい激突を繰り返す。
マンモスマンはパワフル・ノーズで喧嘩男を叩き付け、喧嘩男は喧嘩ボンバーでマンモスマンを吹き飛ばす。

互いの実力はほぼ互角であり、戦いは次第に肉体のぶつかりあいから、様々な能力の全てを繰り出しての勝負に変わっていく。
喧嘩スペシャルを決めた喧嘩男に、ビッグ・タスクが自動追尾して胸を刺し貫く。
続いて繰り出された必殺技ゴースト・キャンバスをマグネット・パワーで逆回転させて脱出。
喧嘩男はビッグ・タスク・ドリルの突撃をダイヤモンド・アームで迎え撃ち、左腕を激しく削られ流血しながらも
マンモスマンの喉元に喧嘩ボンバーを叩き付ける。さらにロープの反動で跳ね返ってきたマンモスマンを
マグネット・パワーでさらに急速に引き寄せ、その勢いを利用した磁気嵐ダブル・レッグ・スープレックスを叩き込む。

喧嘩男は、マグネット・パワーまで活用したうえでの全力の勝負をしなければならなかったマンモスマンを讃える。
マンモスマンもまた死力を尽くした勝負を喜びつつ、日を改めて挑戦させてもらうと告げながら意識を失う。
フェニックスに裏切られた時のために温存していた必殺技、アイス・ロック・ジャイロを出す事が無かったのだ。

喧嘩男はオメガマン、ネプチューン・キング、マンモスマンとの三連戦で疲労し、
さらにビッグ・タスク・ドリルで左腕を負傷したため継戦を断念。
残る戦いはキン肉マンとフェニックスの一騎打ちとなった。


[No.753] 2014/01/20(Mon) 18:47:23
王位争奪編・別ルール(13) (No.753への返信 / 13階層) - キャノン娘

ついにリングに立ったキン肉マン。
彼を王位に就けるために戦い抜いた正義超人たち、また応援するために集まった正義超人が声援を送る。
対するフェニックスはキン肉マンの力押しのレスリングを巧みに切り返し、実力の高さを見せつける。
キン肉マンが相対したことが無い技巧派のフェニックスは戦いづらい相手だったのだ。
しかしフェニックスが繰り出す関節技も、キン肉マンは力尽くで外してしまう。
キン肉マンは火事場のクソ力を失っていないために無理が利くのだ。

キン肉マンが技を仕掛け、フェニックスが返し、キン肉マンが火事場のクソ力で脱出する。
そんな戦いが果てしなく続き、次第に疲労の色を濃くしていくフェニックス。
痺れを切らしたフェニックスは一撃で勝負を決めるべく、マッスル・リベンジャーを仕掛ける。
キン肉マンの頭が鉄柱に叩き付けられ、さらに足の力でキン肉バスターを掛ける姿勢で全身に打撃を与える。
しかし、それでもキン肉マンは起き上がった。普通の超人なら即死している三大奥義を受けても火事場のクソ力は絶えない。

ならば息絶えるまで掛け続けるまでだと、フェニックスは再びマッスル・リベンジャーの体勢に入る。
その時、突然にフェニックスは大量の血を吐いて倒れた。
彼の心臓は先天性の病に冒されており、もはや余命はほとんど残されていなかったのだ。
それに加えて、試合の日程がトーナメント式の三回戦からキン肉マン・チームの全軍勝ち抜きの五回戦に変わった事で
キン肉マン・チームと知性チームの対決の日取りが数日延びており、その時間が病気の進行を致命的にしていた。

また、キン肉マンは連戦の疲労などは無く、火事場のクソ力も健在で、体調に問題は無かった。
もしも超人予言書に「偽りの王子に病の兆候あり」と記されているのを見つけていたら、この時点で試合を中断し、
キン肉マンが王位継承という事になっただろう。
しかし大王は予言書を紐解くことは無く、フェニックスの異変が偽りの王子の証とは誰も気づかなかった。
さらに戴冠式でキン肉マンが一時会場を抜け出して川でマスクを捨てようとする事件が起きなかったため、
フェイス・フラッシュの存在も誰も気づく事が無いまま、決勝戦を迎えてしまっていた。

突然のフェニックスの異常に、キン肉マンは試合放棄と療養を勧める。医学では治療できないとは知らなかったのだ。
フェニックスも自身の寿命が尽きているとは思わず、
自分が倒れる前にキン肉マンを倒せば、後でいくらでも休めると考え、戦いを続ける。
再度マッスル・リベンジャーを仕掛けに行くものの、キン肉マンは下から突き上げに来るフェニックスの頭を両手でキャッチし、
マッスル・リベンジャーを阻止する。そして空中で体勢を入れ替え、マッスル・スパークを繰り出していく。
7000万パワーでのマッスル・スパークが直撃し、フェニックスは倒れた。
優勢に進めていた試合を突然の病で失い、命尽きた挑戦者の運命にキン肉マンは涙するが、
フェイス・フラッシュで生き返らせることができるとは知る機会が無かったのである。


[No.754] 2014/01/20(Mon) 18:47:47
王位争奪編・別ルール(14) (No.754への返信 / 14階層) - キャノン娘

こうして戦いは終わり、邪悪神の陰謀は打ち砕かれた。

キン肉マンは王位に就任するにあたり、王とは自分が最強だから王になるのではなく、
多くの人々に支えられているから王になれたのだと語った。
数多くの正義超人たちが戦ってくれなければ、この長い戦いを勝ち抜くことはできなかったかも知れない。
フェニックスやゼブラは自分よりも強かったかも知れない。
しかし、自分は王位に就くことができた。
民は王を守るために命を賭けて戦い、王は民の支えあっての王位なのだと知る。
それは王が民に強制することができるものではなく、王が民の心を掴む努力を成し遂げてこそ実現できるもの。
これが王と民との理想的な関係なのだと心に刻み、全ての超人たちの友情に感謝を示した。
「家族のように愛する」という、大いなる庇護者の任を自覚する結論とは違っていたが、100人の神々はキン肉マンの誓いを認めた。

あらためて執り行われるキン肉マンの戴冠式の情景を見届けると、
キン肉マンにマッスル・スパークを伝授した謎の超人は一人去って行くのだった。


[No.755] 2014/01/20(Mon) 18:48:13
キン肉マンマルチバース (No.734への返信 / 1階層) - キャノン娘

様々な歴史の転換点において本編と異なる選択・結果となったパラレルワールドからタッグが集まり、
最強世界を決める大会が行われたら……という妄想。



[分岐点0]
神々がカピラリア光線を照射する際に、ザ・マンが強く反対しなかった世界。
許されざる世界樹の周辺に超人が生き残るが、やはり凶悪な存在だったために第二次天変地異を起こされ、超人は絶滅する。
この世界のザ・マンが事件の発端。
「あの時、超人たちを生かしてやっていれば」と後悔の念が絶えず、自分が動いていた場合の世界を垣間見る。
代表者:ザ・マン(大会に参加はしない)

[分岐点1]
許されざる世界樹の付近に下等超人たちが生きていると知った時、ガンマンの意見を容れ、下等超人を粛清した世界。
完璧超人始祖たちの指導のもと、完璧超人たちの黄金時代が現代まで続いている。
キン肉族は完璧・弐式シルバーマンの血筋として完璧超人の中のエリート種族となっている。
ネメシス、キン肉アタルらは順調に才能を開花させたものの、友情が存在しない世界でのキン肉マンは落ちこぼれのダメ超人のまま。
ロビンマスク、テリーマンなど一般の下等超人の子孫は存在していない。
代表者:ネメシス、キン肉アタル

[分岐点2]
許されざる世界樹の付近に下等超人たちが生きていると知った時、超人墓場に行かず、完璧超人始祖たち全員で直接指導に取り組んだ世界。
完璧超人たちの子孫、下等超人たちの子孫、いずれも格段に強い状態で存在している。
実力的に最強の世界であるが、友情パワーは存在しない。
代表者:キン肉マン、ネプチューンマン

[分岐点3]
超人閻魔となったザ・マンが忍耐を続け、許されざる世界樹の粛清に向かわなかった世界。
ゴールドマン、シルバーマンも直接指導に赴いていない。
地上の超人達は凶悪な性格のまま、指導者もおらず、強くもならなかった。
代表者:(オリジナルの凶悪超人2名。ただし弱い)

[分岐点4]
ジャスティスマンがゴールドマンとシルバーマンを戦わせたとき、ゴールドマンが勝利した世界。
地上の超人は悪魔超人軍に統一され、ゴールドマンの指導が続いたため技術が発展した。
友情パワーではないが、憎悪のパワー「魔界のクソ力」が存在。
代表者:アシュラマン、サンシャイン

[分岐点5]
ジャスティスマンがゴールドマンとシルバーマンを戦わせたとき、シルバーマンが勝利した世界。
地上の超人は正義超人軍に統一され、シルバーマンの指導が続いたため技術が発展した。
古代に分岐した世界では珍しく友情パワーが存在。
代表者:キン肉マン、キン肉アタル

[分岐点6]
バッファロー一族が隆盛を続け、正義超人の主流となっている世界。
キン肉族は社会構造の中心という地位は持っていないものの、力量のみで存在感は示している。
代表者:バッファローマン、キン肉マン

[分岐点7]
闘将!拉麺男の世界。
代表者:美来斗利偉拉麺男、毒狼拳蛾蛇虫

[分岐点8]
ネメシスが弾圧されず、優秀な王族としてキン肉族の発展に尽力した世界。
この世界ではネメシスは完璧超人にならず、数十年前に老いのため亡くなっている。
その後数十年が過ぎ、現在の超人界への影響はあまり大きくは無い。
代表者:キン肉マン、テリーマン

[分岐点9]
キン肉アタルが過酷な帝王教育から脱走せず、王位を継いでいる世界。
キン肉マンは地球に行かず、厳しい戦いにも晒されず、本編ほど強くない。
正義超人界はアタルの力量と人望に支えられている。
代表者:キン肉アタル、(他一名の正義超人)

[分岐点10]
キン肉マンがブタと間違えられて地球に放り捨てられず、幼少期からキン肉星の王子として育った世界。
参謀役はミートではなく、幼稚園からの同級生であるフェニックスマンが務めている。
国からの生活保護がきちんと為されていたフェニックスマンはキン肉マンの良き友人として成長し、
後にセコンド役だけでなく超人レスラーとしての才能も開花させる。
代表者:キン肉マン、フェニックスマン

[分岐点11]
喧嘩男が超人オリンピックを辞退せずに出場して優勝した世界。
奇跡の友情パワーではなく、圧倒的な実力に裏打ちされたド迫力ファイトが認知される。
喧嘩男に完璧超人入りを勧めに来たビッグ・ザ・武道らと正義超人との戦いを経て、
正義超人たちはまた違った形での強さを身に着けている。
代表者:喧嘩男、ロビンマスク

[分岐点12]
七人の悪魔超人、悪魔六騎士らが正義超人に勝利した世界。
分岐点4で生まれた世界よりは強くない。
代表者:アシュラマン、サンシャイン

[分岐点13]
タッグ編でヘル・ミッショネルズが優勝した世界。正義超人、悪魔超人の勢力は衰退。
その後ネプチューン・キングは鉄柱攻撃を咎められて幹部の座から降格されたものの、
それでも一応「完璧超人の先遣部隊」という部分は認められている。
先遣部隊の代表はネプチューンマンに。
代表者:ネプチューンマン、ネプチューン・キング

[分岐点14]
究極タッグ編の後、タイムマシンが故障して万太郎たちが未来に帰れなくなった世界。
「キン肉マンが王位を継いで、万太郎という息子が生まれている」と未来が分かっているため
王位争奪編は行われなかった。
代表者:キン肉万太郎、ケビンマスク

[分岐点15]
王位編で知性チームが優勝した世界。超人界は五大邪悪神に支配されている。
この世界の超人閻魔が怒り狂って攻め込むのは時間の問題である。
代表者:キン肉マンスーパー・フェニックス、マンモスマン

[分岐点16]
王位編で技巧チームが優勝した世界。超人界は五大邪悪神に支配されている。
代表者:キン肉マンゼブラ、パルテノン

[分岐点17]
王位編で飛翔チームが優勝した世界。超人界は五大邪悪神に支配されている。
大殊勲のミキサー大帝は邪悪大神殿に像でも飾られているに違いない。
代表者:キン肉マンマリポーサ、キング・ザ・100t

[分岐点18]
王位編で強力チームが優勝した世界。超人界は五大邪悪神に支配されている。
まさに歴史のifと言える展開だが、この可能性を示唆する二次創作もあったりする。
代表者:キン肉マンビッグボディ、キャノン・ボーラー

[分岐点19]
王位編で真・残虐チームが優勝した世界。超人界は五大邪悪神に支配されている。
分岐点18との戦いで真ソルジャーが勝利した場合はこちらへ。
代表者:キン肉マンソルジャー(本物)、他一名

[分岐点20]
王位編準決勝でアタルがフェニックスを破り、キン肉アタルが王位に就いている世界。
決勝戦の経緯は「超人血盟軍がキン肉マンチームを倒した」と、
「アタルが正式に名乗り出たことで、長男に王位継承の優先権があるとして決勝戦は不要になった」
の二種類が考えられる。
代表者:キン肉アタル、バッファローマン

[分岐点21]
王位編準決勝でアタルがフェニックスを破り、決勝戦でキン肉マンチームvs超人血盟軍が行われ、
キン肉マンが勝利して王位に就いた世界。
途中経過は異なるが、結果的には原作世界とほとんど変わらない。
代表者:キン肉マン、キン肉アタル

[分岐点22]
王位編終了後に超人たちが地球を離れて、別の惑星を開拓に向かった世界。
ウォーズマンは一人地球に残り、ロボ超人であるための孤独と苦悩を抱えたまま生きていく。
スクラップ三太夫の世界。
代表者:ウォーズマン、三太夫

[分岐点23]
全ての分岐点で原作どおりの展開になった世界。
代表者:キン肉マン、テリーマン

[分岐点24]
完璧・無量大数軍が正義・悪魔連合軍に勝利した世界。
分岐点0のザ・マンは変わり果ててしまった自分自身が支配する世界を目の当たりにして、深く苦悩する。
代表者:ストロング・ザ・武道、グリムリパー


[No.879] 2016/08/02(Tue) 20:00:20
虐殺王決定戦 (No.734への返信 / 1階層) - キャノン娘

無量大数軍〜完璧超人始祖編では数多くの戦いが繰り広げられ、多くの超人が倒されていきました。
このうち、最も多くの超人を倒したのは誰か数えてみました。

その際に、単純に試合の勝敗をカウントするだけでなく、独自の基準で数えていきます。

・試合前後に行われたパフォーマンス的な行為も計算に入れる。
・回想シーンで描かれた、完璧超人始祖が下等超人を倒した場面は除外。シルバーマンvsタイラントも除外。
・大勢で痛めつけたシーンは全員カウント。
・相打ちは両者にカウント。
・無量大数軍第二陣が戦う前の、ネメシス&ポーラマンvsマシンガンズはカウント。ディアボロスvsネメシス&ポーラマンはKOまで至らないので除外。
・グリムリパーvsピークア・ブーは除外。
・ディアボロスvsジョン・ドウズは、ターボメンは二人、グリムリパーはバッファローマンにカウント。
・ポーラマンが自害する時にネメシスが手伝ったのは除外。
・KO勝ちしていないテリーマンvsジャスティスマンは除外。

「何勝したか」よりも「何人痛めつけたか」が優先の数え方です。



ストロング・ザ・武道 5名 ジェロニモ、タイルマン、カレクック、ベンキマン、魔雲天
マックス・ラジアル  2名 カナディアンマン、スペシャルマン
ターボメン      2名 ジェロニモ、ステカセキング
クラッシュマン    2名 ジェロニモ、ミスターカーメン
ダルメシマン     1名 ジェロニモ
マーリンマン     1名 アトランティス
ピークア・ブー    0名
マーベラス      1名 ジェロニモ
ジャック・チー    1名 ジェロニモ
グリムリパー     0名
ネメシス       5名 ピークア・ブー、キン肉マン、テリーマン、ロビンマスク、ラーメンマン
ポーラマン      2名 キン肉マン、テリーマン

ミラージュマン    0名
アビスマン      0名
ペインマン      0名
ガンマン       1名 スニゲーター
サイコマン      3名 プラネットマン、ザ・ニンジャ、ブロッケンJr.
シングマン      0名
カラスマン      0名
ジャスティスマン   1名 アシュラマン


ステカセキング    0名
ミスターカーメン   0名(野犬1匹)
ブラックホール    2名 ダルメシマン、ジャック・チー
アトランティス    1名 マーリンマン
魔雲天        0名
スプリングマン    1名 ターボメン
バッファローマン   3名 ターボメン、グリムリパー、ガンマン

悪魔将軍       7名 ミラージュマン、アビスマン、墓守鬼5名
ジャンクマン     4名 墓守鬼3名、ペインマン
スニゲーター     3名 墓守鬼3名
ザ・ニンジャ     5名 墓守鬼4名、カラスマン
プラネットマン    4名 墓守鬼4名
サンシャイン     6名 墓守鬼5名、シングマン
アシュラマン     6名 墓守鬼6名


テリーマン      1名 マックス・ラジアル
キン肉マン      1名 ピークア・ブー
ブロッケンJr.     1名 クラッシュマン
ラーメンマン     1名 マーベラス
ロビンマスク     0名
ウォーズマン     1名 ポーラマン
ペンタゴン      1名 ジャック・チー
シルバーマン     1名 サイコマン


このようになり、現時点での虐殺王は悪魔将軍、次いでアシュラマン、サンシャインと上位は悪魔超人が独占しました。
特に墓守鬼倒しただけで2位にランクインしたアシュラマンの存在が光ります。
何度読み返しても素晴らしい悪魔六騎士たちの活躍ぶりで、墓守鬼の皆さんは今シリーズ最高の名アシストたちと言えますね。


[No.880] 2016/08/02(Tue) 20:06:37


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