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PID現象について http://www.nikkan.co.jp/dennavi/topix/nkx20120822qtka.html 欧州最大の研究機関であるフラウンホーファー研究機構(本部=ドイツ・ミュンヘン)が6月に公表した調査結果が波紋を呼んでいる。同機構は世界市場で販売される主要な太陽電池モジュール13社13製品を製造元から匿名で入手。独自の高電圧負荷試験を行った。 その結果、9社の製品に太陽光発電システムの出力低下を招く「PID」と呼ばれる現象の発生が認められた。逆にPID現象が起きることなく、出力低下がなかったのは4製品のみだった。 “合格”が少ないという事実とともに衝撃的だったのがPID現象による出力低下の大きさだ。現象が見られた9製品の平均低下率は56%、最大で90%低下するモジュールがあった。90%も低下すると発電していないのと等しい。売電目的の太陽光発電システムであれば売電収入が減少し、投資回収が遅れるため設置者にとっては損失となる。 欧州で問題となっているPID現象ながら、日本市場で関心は薄い。欧州の産業用太陽光発電システムの標準は出力電圧が1000ボルト以上。これに対し、日本の産業用は同600ボルトであるため欧州に比べて低電圧。しかも日本では同240ボルトの家庭用がメーンなため、これまでPID現象に注目する動きはなかった。 [No.2177] 2012/11/18(Sun) 06:35:09 |