Re: とっておきの音楽祭2008 終了! (No.1007 への返信) - 大越桂  |
ふたつも演奏を聴くことができて、ほんと、ほんとにじーんとしました。神様の風呂敷は、庭からスズメバチの巣を拾ってきたのを見たときに、にんな引っ越して、空家みたい、と思ったのが始めです。そしたら、蜂がどこに飛んでいったんだろう?と考えているうちに、すすきの原っぱがごーっと見えたのです。これは、蔵王をドライブしたときの思い出。 絵のような詩、と紹介されて、わたしはそれまで、お話のような感じでいたのだけれど、急に色が見えたような気がしました。でも、まだ茶色っぽくて、ジミーでした。 ギターの前奏を聴いたとたんに、詩が息を吹き返したように色がついて、本当に本当にススキが揺れる音が聞こえた。 音楽のもたらす不思議なものに形があることを実感した瞬間でした。特に二人バージョンの時にちょっとその芯がみつかって、バンドバージョンでちょっとまた育ったような感じでした。 でも、まだ、その実体はわからない・・・。 出かける前に、マリさんの声で「手」を10回くらい聞いて出かけました。ギターの和音が血の巡りに染み入って、ちょっと体温が上がりました。 神様の風呂敷は、ほんとーに美しい曲でした。ちょっと泣いちゃった。CDになったら絶対買います。みんなにも聞いてほしいと思う。この歌に出あえて、心からよかったと思います。ありがとう。
[No.1009] 2008/06/02(Mon) 20:18:23 |