詩歌藩国ＢＢＳその２

T23にむけて作業する場所２　兼　作業リスト - 鈴藤　瑞樹 - 2019/03/11(Mon) 18:39:22 [No.421]

└

自動文字お越しアイテム - 四方無畏 - 2020/01/18(Sat) 00:46:38 [No.527]

└

魔法詩歌弓『風弓』（修正２） - 鈴藤　瑞樹 - 2019/09/16(Mon) 17:10:02 [No.524]

└

ヤナギ - たい - 2019/08/29(Thu) 23:32:32 [No.523]

└

フィリ（作りかけ） - たい - 2019/08/23(Fri) 19:19:35 [No.522]

└

ドルイド（作りかけ） - 鈴藤　瑞樹 - 2019/08/12(Mon) 21:44:39 [No.521]

└

ドルイド - 鈴藤　瑞樹 - 2020/01/08(Wed) 15:41:32 [No.526]

└

海図（汎用） - 鈴藤　瑞樹 - 2019/08/10(Sat) 13:57:20 [No.520]

└

海の岩場の食用貝類 - たい - 2019/08/02(Fri) 23:32:29 [No.519]

└

桃・オオカムヅミ - たい - 2019/07/25(Thu) 21:36:20 [No.515]

└

Re: 桃・オオカムヅミ - たい - 2019/07/29(Mon) 19:04:06 [No.516]

└

Re: 桃・オオカムヅミ - たい - 2019/07/30(Tue) 20:09:07 [No.517]

└

Re: 桃・オオカムヅミ - たい - 2019/07/30(Tue) 22:51:22 [No.518]

└

わらびのお浸し - たい - 2019/07/05(Fri) 23:50:14 [No.513]

└

あく抜き（技術） - たい - 2019/07/05(Fri) 23:39:30 [No.512]

└

食糧として利用されるシダ植物 - たい - 2019/07/05(Fri) 23:13:49 [No.511]

└

スノーフェアリー（花/植物） - 寅山　日時期 - 2019/07/04(Thu) 13:15:50 [No.510]

└

食虫植物 - 鈴藤　瑞樹 - 2019/07/03(Wed) 21:00:49 [No.509]

└

たんぽぽ、蓮、詩歌藩国の黄色い薔薇 - たい - 2019/07/03(Wed) 17:23:21 [No.508]

└

メロメロメロン - みー - 2019/06/19(Wed) 21:07:41 [No.507]

└

キクラゲ - たい - 2019/06/18(Tue) 23:10:53 [No.506]

└

ヨガのインストラクター - みー - 2019/06/13(Thu) 21:55:35 [No.505]

└

詩歌の製鉄技術（流用含む） - 鈴藤　瑞樹 - 2019/06/01(Sat) 21:58:21 [No.503]

└

しじみ - たい - 2019/05/26(Sun) 17:48:00 [No.501]

└

雪かき（技術） - 鈴藤　瑞樹 - 2019/05/21(Tue) 20:52:58 [No.499]

└

詩歌藩国の砂鉄の海岸 - たい - 2019/05/20(Mon) 21:38:32 [No.497]

└

三角そり - たい - 2019/05/17(Fri) 00:04:27 [No.486]

└

カンジキ（除雪具） - たい - 2019/05/16(Thu) 23:40:11 [No.485]

└

木鋤（こすき） - たい - 2019/05/16(Thu) 22:56:44 [No.484]

└

魔力生産施設の増設（２２部品） - 鈴藤　瑞樹 - 2019/05/13(Mon) 23:04:36 [No.482]

└

タル - 鈴藤　瑞樹 - 2019/05/07(Tue) 21:56:03 [No.481]

└

詩歌産ブドウ・菫玉（きんぎょく） - たい - 2019/05/06(Mon) 20:33:23 [No.480]

└

妄想使い２ - 鈴藤　瑞樹 - 2019/05/03(Fri) 17:44:00 [No.479]

└

シーカ酢 - たい - 2019/05/02(Thu) 22:21:32 [No.475]

└

なまこ - たい - 2019/05/02(Thu) 21:37:16 [No.474]

└

シーカワカメ - たい - 2019/05/02(Thu) 21:19:02 [No.473]

└

ウニ - 鈴藤　瑞樹 - 2019/05/02(Thu) 19:43:01 [No.470]

└

詩歌のウニ『ブラうにー』 - 鈴藤　瑞樹 - 2019/05/02(Thu) 20:02:16 [No.471]

└

詩歌のウニ『ブラうにー』その２ - 鈴藤　瑞樹 - 2019/05/02(Thu) 20:22:33 [No.472]

└

藩国独自貨幣シーカ - 鈴藤　瑞樹 - 2019/04/28(Sun) 18:29:23 [No.461]

└

琴弓（試作なので要検討） - 鈴藤　瑞樹 - 2019/04/02(Tue) 04:12:59 [No.453]

└

詩歌藩国の琴弓（試作その２） - 鈴藤　瑞樹 - 2019/04/07(Sun) 16:54:09 [No.454]

└

詩歌藩国の琴弓（試作その３） - 鈴藤　瑞樹 - 2019/04/17(Wed) 18:24:26 [No.455]

└

詩歌藩国の琴弓（試作その４） - 鈴藤　瑞樹 - 2019/05/23(Thu) 22:39:49 [No.500]

└

未成年者喫煙禁止法 - 鈴藤　瑞樹 - 2019/03/26(Tue) 15:41:19 [No.450]

└

ゴムノキ - たい - 2019/03/24(Sun) 22:32:24 [No.449]

└

タバコ - 鈴藤　瑞樹 - 2019/03/24(Sun) 16:16:21 [No.447]

└

水タバコ - たい - 2019/03/24(Sun) 21:35:23 [No.448]

└

詩歌藩国の歌氷 - 鈴藤　瑞樹 - 2019/03/21(Thu) 16:43:06 [No.445]

└

詩歌藩国の歌氷　リテイク１ - 鈴藤　瑞樹 - 2019/03/21(Thu) 19:10:33 [No.446]

└

Re: 詩歌藩国の歌氷　リテイク１ - たい - 2023/12/31(Sun) 10:43:15 [No.643]

└

ブラジャー（低物理） - 鈴藤　瑞樹 - 2019/03/21(Thu) 03:45:43 [No.440]

└

スリッパ RD2 評価2 - たい - 2019/03/19(Tue) 07:24:08 [No.435]

└

ガラス温室（低物理）　RD14 - 鈴藤　瑞樹 - 2019/03/16(Sat) 21:47:11 [No.431]

└

詩歌のガラス温室　RD14+３ - 鈴藤　瑞樹 - 2019/03/18(Mon) 21:01:48 [No.434]

└

銀刀・春咲蓮華（ぎんけん・はるさきれんげ）RD39 評�... - たい - 2019/03/15(Fri) 23:16:32 [No.430]

└

刀装具について RD9 評価5 - たい - 2019/03/15(Fri) 19:42:46 [No.429]

└

詩歌号・白夜　RD196（流用込み） - 鈴藤　瑞樹 - 2019/03/15(Fri) 03:23:37 [No.427]

藩国独自貨幣シーカ (No.421 への返信) - 鈴藤　瑞樹

シーカとは
詩歌藩国において流通する独自貨幣。他国では使用できず、旅行などの際には両替をしなければならない。一般流通用として額面の記載された貨幣が複数種類流通しており詩歌藩国内に限り使用可能なもの。
物々交換
詩歌藩国内において、最初期の頃の経済とは物々交換が主流だった。これは貨幣への信用よりも家畜や物品などに重きが置かれていたためで、自然経済の時代には一頭の家畜は重要な価格単位であった。

本位貨幣
貨幣制度が金、もしくは銀に裏づけされている場合（金本位制・銀本位制）に、その平価に相当する一定量の貴金属を含み、実質価値と標記額面との差の無い貨幣のことである。
複本位制
シーカは本位貨幣であり、わんわんとは違い金貨や銀貨、銅貨などによって成立している。これは物理域による問題、ひいては経済規模の問題が関わっている。
低物理の貨幣
低物理域の貨幣経済は、小判や金貨などのお金自体に価値があるものを使う。これは信用通貨として実体のない通貨になっていくほど経済規模は膨れ上がる傾向にあるため、紙幣などを使用すれば一気に中物理域へと突入する恐れがあるためである。
紙幣使わず
詩歌藩国の基本方針として、可能な限り低物理域を維持していくという方針がある。このため中物理域に入る可能性がないように紙幣を使わず、本位貨幣を採用している。
経済特区
もちろん高物理域の国と経済的に戦う場合、規模の差で負けることは目に見えているため、第七世界人が言うところの「鎖国していた日本」を手本に出島を作り、そこで出島≒経済特区ではわんわんを流通、国内では独自通貨というワンクッション置く体制をとっている。
両替制限
国内にわんわんがなだれ込むのを防ぐため、出島を出入りする時に使う分だけ両替する。両替して持ち込める貨幣に上限があるなどいくつかの制限があり、外国から大量の資金を流入させるのは難しい。
１５年間
国内の通貨をわんわんからシーカに切り替えるまでに１５年の転換期間を設け、これを成した。国民生活に多少の混乱はあったが、懸念事項であった他国の介入は避けられた。
造幣局
首都イリューシアにある中央造幣局にて作成が行われている。銅貨については流通量が多いため鋳造されているが、金貨と銀貨については職人が手作業で意匠を彫り込むなどで作成している。
素材について
硬貨の素材として使われている金属（金、銀、銅など）は詩歌藩国の海底から採掘される魔力がこもった金属である。中、高物理国はもちろん他国ではそもそも素材が手に入らないため貨幣を偽造することは原理的にできない。
水竜の協力
海中にある鉱床を探索、採掘するには人間だけでは到底不可能なので、水竜の協力を得て行われる。もちろん仕事として対価は支払われるし、無理に強いることはない。

〇硬貨の名前
ソロ銅貨
１シーカの価値がある硬貨をソロ銅貨と呼ぶ。桁が上がるごとに呼び方が変わっていき、１０シーカでデュオ銅貨、１００シーカでトリオ銀貨と上がっていく。ソロ銅貨には音符の意匠が施されている。国民にとってもっとも身近な硬貨。
デュオ銅貨
１０シーカに相当する銅貨。ソロ銅貨よりも少し大ぶりで、意匠には地竜、空竜、水竜が躍動的に描かれている。初年度発行のものはプレミアがついている。
トリオ銀貨
１００シーカに相当する銀貨。ソロ銅貨と同程度の大きさだが素材が銀で出来ており、意匠は詩人が竪琴を引き鳴らす姿が描かれている。普段使いとしてはこのあたりまでがよく使われる。
カルテ銀貨
１０００シーカに相当する銀貨。デュオ銅貨と同じくらいの大きさで、銀製の硬貨である。意匠は王犬シィ様が遠吠えする姿が描かれている。金貨と同じでそうそうお目にかかることはない貨幣。
クイン金貨
１００００シーカに相当する藩国唯一の金貨。トリオ銀貨と同程度の大きさがある。意匠は我らが藩王、九音・詩歌の姿が緻密に描かれている。普段の生活で使うのは稀な硬貨。

〇本位貨幣解説
無制限法貨
本位貨幣はその国内における最終支払手段として形成される貨幣体系の基本に位置している確定貨幣であるため、本位貨幣と相対する補助貨幣と異なり使用枚数などの制限の無い無制限通用力を有しているので、「無制限法貨」と呼ばれる。
銀行券の発行
本位貨幣は自由鋳造、自由融解が認められている。実際には本位貨幣は流通に十分な量が確保できない場合もあり、この本位貨幣との兌換を前提とした銀行券（兌換紙幣）が発行される。
自由鋳造、自由融解
"自由鋳造、自由融解とは、地金の鋳貨化・鋳貨の地金化の自由を指すが、ここでいう自由とは藩国以外の誰にでも硬貨の鋳造権が与えられているという意味ではなく、地金の所有者が政府に対して手持の地金を相当額の鋳貨と交換もしくは鋳造による貨幣への作り直しを要求する権利の自由化を指す。一方、自由融解は、本位貨幣を自由に鋳つぶして地金にすることではない。

藩国及び民間人が旧貨幣、外国貨幣、あるいは金などの地金を造幣局に持ち込み貨幣の鋳造を依頼すれば、一定の手数料の下本位貨幣に鋳造され公布される。詩歌藩国においては元となる素材が国内でしか採取されないため、作り直しではなく交換という対応になる。"
価値尺度機能
元来、商品は自己の価値を自己の手で直接あらわすことが不可能であるため、特定の商品を目安としてそれとの価値の比較で価値を示した。その特定の商品が貨幣にあたり、その機能を「価値尺度機能」と称する。
価格の決定
貨幣は原則的にはどのような商品でも良いが、価値の不変・分割・合成・携帯・貯蔵が保証される商品でなければ万人に認められる貨幣とはなりにくい。貴金属、特に金や銀はこれらの要件を満たし、かつ流通量もあることから貨幣として採用され、その価値尺度機能を基にして様々な商品の価値、すなわち価格が決定された。
本位制度
貨幣として採用される金や銀など（場合によってはその両方）にはあらかじめ特定の価格に対して示される一定量を価値尺度としての標準として規定する必要があった。その規定が本位であり、本位によって秩序付けられ体系化された貨幣制度を本位制度（ほんいせいど）と呼ぶ。
拘束本位制度と完全通貨国家が本位制度に基づいて鋳造を行い、実質的内容がある貨幣がその国の本位貨幣となるのである。こうした貴金属の一定量によって本位を規定する制度を拘束本位制度と呼び、この制度における本位貨幣の額面価値と素材価値は合致している「完全通貨」であるのが原則である。
市場価値と法定価値の一致
「完全通貨」であれば、本位貨幣と同量同質の地金の価値は同一であり、なおかつ地金の市場価値と法定価値の一致を政府が保証しなくてはならない。
公差と通用最軽量目
鋳造の際に生じる誤差の許容範囲を定めた「公差」と流通に伴う磨耗の許容範囲を定めた「通用最軽量目」が設定されている。これは額面価値が同一であるにもかかわらず、素材価値が異なる貨幣が流通することで、相対的に素材価値の高い貨幣が流通から姿を消すというグレシャムの法則を回避するための最低限の誤差である。これに対して、特定の財貨の一定量によって規定することをしない制度を自由本位制度と呼ぶ。自由本位制度の場合には紙幣が本位貨幣になっている場合が多い。
さまざまな仕組み
本位貨幣を一国の貨幣単位の基本として、補助貨幣・兌換紙幣・各種信用における貨幣の代用物から構成される貨幣秩序の体系を「本位貨幣制度」と称する。ただし、それぞれの国の経済状況などから本位貨幣制度も複雑である。金貨・銀貨ともに本位貨幣とする複本位制や金貨の自由鋳造は認めるが銀貨には制限を加える跛行本位制、一定量の金地金そのものを本位貨幣とする金地金本位制、他国の本位通貨である金貨をそのまま本位貨幣として採用する金為替本位制など複数の仕組が存在している。

〇偽造判定魔法
魔力持つ硬貨
魔力を持った鉱石から作成された硬貨であるがゆえ、量こそ少ないがシーカにも魔力が込められている。つまり高物理や中物理の技術では同様のものを偽造することはできない。それでも低物理技術も用いれば偽造できる可能性は残るので、偽造を判定する魔法を作成することとなった。
シーカ偽造判定魔法
シーカ偽造判定魔法とは、その名前の通りにシーカ貨幣が公的に作られた本物であるか、悪意をもって作成された偽物であるかを判定するための魔法。この魔法を貨幣にかけることで白く光れば本物、黒く光れば偽物である。シーカ貨幣の真贋を判定するための魔法であり、ほかのなにかを調べることはできない。盟約相手は真実を見抜く閻魔王である。貨幣を鋳造するにあたり、贋金問題を起こさないためにこの魔法を盟約によって作成した。
A式とB式
詩歌藩国で使われている魔力鉱石（魔硬石）を使用するのが一般的である。これ以外の魔力媒体を使用することもできるが、効果時間がとても短くなるので、あまり好まれない。魔硬石をにぎって特定の呪文を唱える、そして効果に魔硬石を硬貨に当てると魔法が発動する（A式）魔法が発動すると効果は白、または黒の光を放つ。白ければ公式な良い貨幣、黒ければ非公式な悪い貨幣と判別できる（B式）効果時間は１０分ほどなので複数の貨幣を判定できる。

[No.461] 2019/04/28(Sun) 18:29:23

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> シーカとは	
> 詩歌藩国において流通する独自貨幣。他国では使用できず、旅行などの際には両替をしなければならない。一般流通用として額面の記載された貨幣が複数種類流通しており詩歌藩国内に限り使用可能なもの。
> 物々交換	
> 詩歌藩国内において、最初期の頃の経済とは物々交換が主流だった。これは貨幣への信用よりも家畜や物品などに重きが置かれていたためで、自然経済の時代には一頭の家畜は重要な価格単位であった。
> 	
> 本位貨幣	
> 貨幣制度が金、もしくは銀に裏づけされている場合（金本位制・銀本位制）に、その平価に相当する一定量の貴金属を含み、実質価値と標記額面との差の無い貨幣のことである。
> 複本位制	
> シーカは本位貨幣であり、わんわんとは違い金貨や銀貨、銅貨などによって成立している。これは物理域による問題、ひいては経済規模の問題が関わっている。
> 低物理の貨幣	
> 低物理域の貨幣経済は、小判や金貨などのお金自体に価値があるものを使う。これは信用通貨として実体のない通貨になっていくほど経済規模は膨れ上がる傾向にあるため、紙幣などを使用すれば一気に中物理域へと突入する恐れがあるためである。
> 紙幣使わず	
> 詩歌藩国の基本方針として、可能な限り低物理域を維持していくという方針がある。このため中物理域に入る可能性がないように紙幣を使わず、本位貨幣を採用している。
> 経済特区	
> もちろん高物理域の国と経済的に戦う場合、規模の差で負けることは目に見えているため、第七世界人が言うところの「鎖国していた日本」を手本に出島を作り、そこで出島≒経済特区ではわんわんを流通、国内では独自通貨というワンクッション置く体制をとっている。
> 両替制限	
> 国内にわんわんがなだれ込むのを防ぐため、出島を出入りする時に使う分だけ両替する。両替して持ち込める貨幣に上限があるなどいくつかの制限があり、外国から大量の資金を流入させるのは難しい。
> １５年間	
> 国内の通貨をわんわんからシーカに切り替えるまでに１５年の転換期間を設け、これを成した。国民生活に多少の混乱はあったが、懸念事項であった他国の介入は避けられた。
> 造幣局	
> 首都イリューシアにある中央造幣局にて作成が行われている。銅貨については流通量が多いため鋳造されているが、金貨と銀貨については職人が手作業で意匠を彫り込むなどで作成している。
> 素材について	
> 硬貨の素材として使われている金属（金、銀、銅など）は詩歌藩国の海底から採掘される魔力がこもった金属である。中、高物理国はもちろん他国ではそもそも素材が手に入らないため貨幣を偽造することは原理的にできない。
> 水竜の協力	
> 海中にある鉱床を探索、採掘するには人間だけでは到底不可能なので、水竜の協力を得て行われる。もちろん仕事として対価は支払われるし、無理に強いることはない。
> 	
> 
> 
> 〇硬貨の名前	
> ソロ銅貨	
> １シーカの価値がある硬貨をソロ銅貨と呼ぶ。桁が上がるごとに呼び方が変わっていき、１０シーカでデュオ銅貨、１００シーカでトリオ銀貨と上がっていく。ソロ銅貨には音符の意匠が施されている。国民にとってもっとも身近な硬貨。
> デュオ銅貨	
> １０シーカに相当する銅貨。ソロ銅貨よりも少し大ぶりで、意匠には地竜、空竜、水竜が躍動的に描かれている。初年度発行のものはプレミアがついている。
> トリオ銀貨	
> １００シーカに相当する銀貨。ソロ銅貨と同程度の大きさだが素材が銀で出来ており、意匠は詩人が竪琴を引き鳴らす姿が描かれている。普段使いとしてはこのあたりまでがよく使われる。
> カルテ銀貨	
> １０００シーカに相当する銀貨。デュオ銅貨と同じくらいの大きさで、銀製の硬貨である。意匠は王犬シィ様が遠吠えする姿が描かれている。金貨と同じでそうそうお目にかかることはない貨幣。
> クイン金貨	
> １００００シーカに相当する藩国唯一の金貨。トリオ銀貨と同程度の大きさがある。意匠は我らが藩王、九音・詩歌の姿が緻密に描かれている。普段の生活で使うのは稀な硬貨。
> 	
> 	
> 〇本位貨幣解説	
> 無制限法貨	
> 本位貨幣はその国内における最終支払手段として形成される貨幣体系の基本に位置している確定貨幣であるため、本位貨幣と相対する補助貨幣と異なり使用枚数などの制限の無い無制限通用力を有しているので、「無制限法貨」と呼ばれる。
> 銀行券の発行	
> 本位貨幣は自由鋳造、自由融解が認められている。実際には本位貨幣は流通に十分な量が確保できない場合もあり、この本位貨幣との兌換を前提とした銀行券（兌換紙幣）が発行される。
> 自由鋳造、自由融解	
> "自由鋳造、自由融解とは、地金の鋳貨化・鋳貨の地金化の自由を指すが、ここでいう自由とは藩国以外の誰にでも硬貨の鋳造権が与えられているという意味ではなく、地金の所有者が政府に対して手持の地金を相当額の鋳貨と交換もしくは鋳造による貨幣への作り直しを要求する権利の自由化を指す。一方、自由融解は、本位貨幣を自由に鋳つぶして地金にすることではない。
> 
> 藩国及び民間人が旧貨幣、外国貨幣、あるいは金などの地金を造幣局に持ち込み貨幣の鋳造を依頼すれば、一定の手数料の下本位貨幣に鋳造され公布される。詩歌藩国においては元となる素材が国内でしか採取されないため、作り直しではなく交換という対応になる。"
> 価値尺度機能	
> 元来、商品は自己の価値を自己の手で直接あらわすことが不可能であるため、特定の商品を目安としてそれとの価値の比較で価値を示した。その特定の商品が貨幣にあたり、その機能を「価値尺度機能」と称する。
> 価格の決定	
> 貨幣は原則的にはどのような商品でも良いが、価値の不変・分割・合成・携帯・貯蔵が保証される商品でなければ万人に認められる貨幣とはなりにくい。貴金属、特に金や銀はこれらの要件を満たし、かつ流通量もあることから貨幣として採用され、その価値尺度機能を基にして様々な商品の価値、すなわち価格が決定された。
> 本位制度	
> 貨幣として採用される金や銀など（場合によってはその両方）にはあらかじめ特定の価格に対して示される一定量を価値尺度としての標準として規定する必要があった。その規定が本位であり、本位によって秩序付けられ体系化された貨幣制度を本位制度（ほんいせいど）と呼ぶ。
> 拘束本位制度と完全通貨	国家が本位制度に基づいて鋳造を行い、実質的内容がある貨幣がその国の本位貨幣となるのである。こうした貴金属の一定量によって本位を規定する制度を拘束本位制度と呼び、この制度における本位貨幣の額面価値と素材価値は合致している「完全通貨」であるのが原則である。
> 市場価値と法定価値の一致	
> 「完全通貨」であれば、本位貨幣と同量同質の地金の価値は同一であり、なおかつ地金の市場価値と法定価値の一致を政府が保証しなくてはならない。
> 公差と通用最軽量目	
> 鋳造の際に生じる誤差の許容範囲を定めた「公差」と流通に伴う磨耗の許容範囲を定めた「通用最軽量目」が設定されている。これは額面価値が同一であるにもかかわらず、素材価値が異なる貨幣が流通することで、相対的に素材価値の高い貨幣が流通から姿を消すというグレシャムの法則を回避するための最低限の誤差である。これに対して、特定の財貨の一定量によって規定することをしない制度を自由本位制度と呼ぶ。自由本位制度の場合には紙幣が本位貨幣になっている場合が多い。
> さまざまな仕組み	
> 本位貨幣を一国の貨幣単位の基本として、補助貨幣・兌換紙幣・各種信用における貨幣の代用物から構成される貨幣秩序の体系を「本位貨幣制度」と称する。ただし、それぞれの国の経済状況などから本位貨幣制度も複雑である。金貨・銀貨ともに本位貨幣とする複本位制や金貨の自由鋳造は認めるが銀貨には制限を加える跛行本位制、一定量の金地金そのものを本位貨幣とする金地金本位制、他国の本位通貨である金貨をそのまま本位貨幣として採用する金為替本位制など複数の仕組が存在している。
> 	
> 〇偽造判定魔法	
> 魔力持つ硬貨	
> 魔力を持った鉱石から作成された硬貨であるがゆえ、量こそ少ないがシーカにも魔力が込められている。つまり高物理や中物理の技術では同様のものを偽造することはできない。それでも低物理技術も用いれば偽造できる可能性は残るので、偽造を判定する魔法を作成することとなった。
> シーカ偽造判定魔法	
> シーカ偽造判定魔法とは、その名前の通りにシーカ貨幣が公的に作られた本物であるか、悪意をもって作成された偽物であるかを判定するための魔法。この魔法を貨幣にかけることで白く光れば本物、黒く光れば偽物である。シーカ貨幣の真贋を判定するための魔法であり、ほかのなにかを調べることはできない。盟約相手は真実を見抜く閻魔王である。貨幣を鋳造するにあたり、贋金問題を起こさないためにこの魔法を盟約によって作成した。
> A式とB式	
> 詩歌藩国で使われている魔力鉱石（魔硬石）を使用するのが一般的である。これ以外の魔力媒体を使用することもできるが、効果時間がとても短くなるので、あまり好まれない。魔硬石をにぎって特定の呪文を唱える、そして効果に魔硬石を硬貨に当てると魔法が発動する（A式）魔法が発動すると効果は白、または黒の光を放つ。白ければ公式な良い貨幣、黒ければ非公式な悪い貨幣と判別できる（B式）効果時間は１０分ほどなので複数の貨幣を判定できる。

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