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「日本一新運動」の原点―360 (豊後の小兵衛)
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━━【日本一新】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br> 通巻第360号・2017/ 3/9<br>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br> 顧問:戸田 邦司<br> 発行:平野 貞夫<br> 編集:大島 楯臣<br>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br>◎「日本一新運動」の原点―360<br><br> 日本一新の会・代表 平野 貞夫妙観<br><br>〇 森友学園事件の悍ましい背景を考えよう!<br><br> ここ数年、安倍政権への��タイコたたき�≠�一生懸命にやって<br>きた「巨大メディア」が、さすがに森友学園事件については「お<br>かしなこと」があるぞと連日大々的に報道しているのがこの事件<br>である。野党も大ハッスルして安倍首相夫妻に疑惑があると迫っ<br>ている。<br> 森友学園が国から有益費1億3千176万円もらって、224<br>万円つけて返したら、2650坪の土地が手に入ったわけだから、<br>国民が疑惑を持つのも当然だ。財務省理財局・国交省航空局・大<br>阪府が協力して知恵を絞らないと実現できるはずはない。当然、<br>政治家の口利きが予想される。さまざまな疑惑の中で、安倍首相<br>は国会答弁で「妻が犯罪者扱いされ(夫妻への)印象操作の質問<br>はやめてくれ!」と、ワメイテ逃げ回っている。この様は国辱も<br>のでしかない。<br> そもそも国会というところは、野党が時の政権に疑惑があれば、<br>印象操作により真相を追求するところである。総理大臣というの<br>は国会で貶されたり、悪態をつかれたり、煽てられたりするのが<br>仕事なのだ。そのため国会議員は、憲法51条で「議院で行った<br>発言」について院外で責任を問われない「免責特権」をもってい<br>るわけだ。<br>「安倍晋三記念・瑞穂の国小學院」との名称で資金集めに利用さ<br>れ夫人が名誉学校長に就任して「設立申請」された小学校である。<br>「名前を使われたが了承していない」とか、問題となってから後<br>に夫人が名誉学校長を辞めたとしても、安倍首相夫妻の思想信条<br>を生かす学校法人として評価していたことは答弁でも述べていた<br>とおりである。だから協力していたことは事実であり、財務省や<br>国交省・大阪府が全力を挙げて「権力の犯罪」を行わざるを得な<br>くなった事件だと思う。<br> 森友学園事件の国会での追求をみるに、野党の追及が生ぬるい。<br>何故か、森友学園事件の本質と背景についての認識が甘いからだ。<br>衆議院予算委員会でもっと厳しい追求ができたはずだ。3月5日<br>のNHKの国会討論会で、公明党の魚住参議院議員会長が「森友<br>学園から口利きを頼まれた政治家は民進党にもいるのではないか」<br>と、印象操作的発言があった。それに民進党の代表者は反論しな<br>かった。ここら辺もひとつの問題だ。今後のために野党の戦略・<br>戦術について意見を述べておこう。<br><br> 第一、この問題について参議院では何故自民党と民進党の国対<br>委員長会談だけで談合しているのか。他の野党は何故抗議をしな<br>いのか。参議院は自社55年体制を温存しており、参議院民進党<br>は民主党時代から自民党に裏でつながった病気がある。こんなこ<br>とでは野党の選挙協力などできるわけがない。多分、連合執行部<br>の影響を受けているからだろう。<br><br> 第二、民進党は何故、森友学園・籠池理事長を証人として出頭<br>要求をしないのか。最初から参考人要求とは何事か。証人要求を<br>して、妥協として参考人出頭となると「籠池参考人」でも、国民<br>からは「証人的参考人」と見える。籠池氏への心理的影響が違う<br>ことになる。自民党は多分、「参考人招致」も拒否するだろう。<br>その場合どう対応するか。民進党を説得して「四野党森友学園問<br>題究明議員協議会」を結成することだ。正規の委員会で自民党が<br>究明を妨害してくれば「究明議員協議会」を国会内で開き、協力<br>してくれる関係者や専門家を招致し、事件の異常さを報道で国民<br>に知らせ、国民世論を盛り上げて究明の特別委員会を設置するこ<br>とだ。<br><br> 第三、財務省や国交省が、森友学園との協議文書を廃棄したと<br>の問題だ。私の経験でいうと必ず残して隠していると思う。理由<br>は、この種の問題は訴訟になる可能性が高いからだ。6日の集中<br>審議で、森友学園への国有地売買について「将来にわたる一切の<br>瑕疵について国の責任を免除する特約がなされている」と答弁し<br>ている。これは国は相当に無理をしているが問題になっても森友<br>学園は国の責任を追及できないよ、と言い含めたと言える。これ<br>からの展開で、ここら辺が国の傷口となると思う。<br><br> 第四は、この森友学園事件は、単に安倍首相を含む口利きによ<br>る不正な国有地払い下げ問題としてみるべきではない。昨今の安<br>倍政権は、憲法九条を解釈改憲して集団的自衛権の行使を容認す<br>る安保体制をつくった。武器輸出3原則を緩和し軍事費を増加し<br>て、戦前軍事国家への道を拓いた。その流れで軍事的教育機関を<br>設立することに協力した事件であることだ。これらのことを野党<br>が十分理解しなければ本質に迫ることはできない。<br><br><br>〇 日本人と『憲法9条』 6<br>(「慶長の法難」とは、どんな事件か!)<br><br>「慶長の法難」について私はまったく知らなかった。広辞苑を開<br>いてもなく、手持ちの大百科事典にも載っていなかった。何回か<br>紹介した戸田七郎氏の、『女心仏心』―養珠院お万の方の生涯―<br>(日蓮宗新聞社)で初めて知った。日蓮宗を信奉している友人た<br>ちに聞いても、知っている人はいなかった。<br> 徳川家康に関係することなので、昨年12月にミネルヴァ書房<br>から刊行された、家康研究の第一人者・笠谷和比古(国際日本文<br>化研究センター名誉教授)の『徳川家康』―われ一人腹を切って、<br>万民を助くべし―という435頁の大作を読んでも、ひと言も触<br>れていない。<br> これは私の判断ミスかと、再度戸田氏の『女心仏心』を読み返<br>した。私の結論は、日蓮宗派の各宗教団体も家康研究家も、重大<br>な見落としがあるのではないかと思うようになった。これを掘り<br>起こすことで徳川体制の真実や日本人の深層心理の中に「生命の<br>大切さ」の感性があることを証明できると確信している。<br> そこで、戸田七郎氏の労作から「慶長の法難」を要約して解説<br>しておきたい。<br><br> 戸田氏は岩波書店刊、歴史学研究会編『日本史年表』から慶長<br>13年の代表的事件として「幕府、江戸で浄土・日蓮の宗論を行<br>わせ日経を処刑する」との記載を取り上げることから始めている。<br>「日経」(にっきょう)とは京都法華経妙満寺の第27世の日経<br>上人のことで、博学重厚の傑僧として知られていた。当時の仏教<br>各宗派は様々な問題をかかえ、日経上人は仏教改革を弁じ、他宗<br>派に問答を挑んでいた。徳川家は芝増上寺を菩提寺とする浄土宗<br>を信奉していることで知られ、日経上人の法論に困惑していた。<br> 日蓮宗の日経上人と浄土宗の芝増上寺源譽大和尚・学頭廓山ら<br>が、江戸城で問答を行うことになり、日経上人は江戸へ向かう。<br>法論問答を行う期日の沙汰を待っていたところ、11月15日の<br>早朝、幕府の役人がきて「15日午(うま)の刻(午前11時か<br>ら午後1時)、江戸城内で浄土宗との問答を差し許す。遅滞なく<br>罷り出よ」とのこと。日経上人が問答の判定者などについて質問<br>しようとすると、次の間に押しかけてきた60人ぐらいの武士が、<br>無理無体に上人を滅多打ちにし、半死半生状態とした。<br> 戸田氏はこの狼藉を「正当な法論では勝つ見込みのない芝増上<br>寺か幕府、あるいは両者示し合わせての悪策かは知る人ぞ知るで<br>あります」と述べている。言葉を発することもできない日経上人<br>が、問答に臨むことはできず、弟子たちが延期を願った。「戸板<br>に乗せて罷り出よ」との厳命で戸板に乗せて登城することになる。<br><br> 城の広間には大御所・家康を始め、将軍秀忠ほか重臣たちが並<br>び、浄土宗側は芝増上寺の源譽大和尚、弁論で名のある学頭廓山<br>ら。判者として高野山の�ョ慶、その他天台・真言・禅宗などが聴<br>衆を許されていた。家康の「時刻はすでに過ぎたり」の命で問答<br>が始まった。浄土宗の廊山から一、二の問を発したものの、日経<br>上人は仮死状態から意識を取り戻したばかりで、口を開くことさ<br>えできず、無言のままであった。上人の弟子五人は問答の延期を<br>申し入れたが聞き入れられず、判者の�ョ慶は「日経返事に窮す。<br>廓山対者に打ち勝ちたり」と浄土宗側の勝ちとした。<br> 日経上人は弟子とともに袈裟と衣を剥ぎ取られ、「以後は宗論<br>はいたさぬと一札を書いて差し出せ」と命令されたが拒否した。<br>家康は大いに怒り、翌14年正月「江戸追放、京都において処刑<br>する」ことになる。2月末、京の町を引き廻され、六条河原で処<br>刑の直前、「死一等を減じ、耳切り・鼻そぎ刑に処するものなり」<br>として残忍無比な刑に処した。弟子の一人は深手のためその夜果<br>てたが、日経上人は生命をとりとめた。<br> この日経上人と宗門に対する不当な弾圧に対して、敢然と起ち<br>あがったのが身延山久遠寺第21世・心性院・日遠(にちおん)<br>上人であった。<br>「日遠上人」は、お万の方が尊崇する恩師であった。当時の仏教<br>界には比肩する者のない学徳兼備・稀代の名僧といわれる人物だ<br>った。日遠上人は、一門の興亡にかかる大事件とし、大御所に謁<br>見して、再度「廓山」との対決を要請することを決意した。<br>「家康」と「日遠上人」の対決が「慶長の法難」から家康が目覚<br>めるドラマとなる。 <br> (続く)<br>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br> 次回の定期配信は、3月16日(木)です。<br>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━END━━━━━
2017-03-10T10:32:42+09:00
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「野党協力の深層・・戦後共産党はいかに大転換に至ったのか」(平野貞夫著)を読んで (日本一新の会事務局)
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=terakoya&mode=view&tree=6180#6180
日本共産党府中市議会議員 結城 亮<br><br>今朝(19日)は西武線多磨駅であいさつ、終日、ニュース配布活動など。さてこのほど、<br>平野貞夫氏(元自由党参議院議員)が、「野党協力の深層 自由党の再起動、共産党の大<br>転換」という著作を発行されました。自由党の小沢一郎代表の側近として政界で活動され<br>てきた同氏ですが、衆議院の事務局に勤務していた時代にはじまり、その後、参議院議員<br>として政界で活躍されていた時から今日にいたるまで、共産党の政治家と親交をえていた<br>エピソードも多数振り返る内容。なかでも故上田耕一郎さん、故吉岡吉典さんらと様々な<br>ことを語り合っていた話は、興味深いものです。そして平野氏自身の憲法観や共産党観も<br>ふまえながら、野党連合で政権交代の実現を訴えています。<br><br>また第一部では小沢一郎氏との対談も掲載、小沢一郎氏は今回の志位委員長の決断を「大<br>英断」と評価したうえで、共産党の政治姿勢について「共産党は本当に純粋培養なところ<br>がある」「本当に驚くほど交渉とか、かけひきとかいうより、もうこうと決めたら一直線」<br>「いろいろ引いたり押したりしなきゃいかんのだと、多少アドバイスもさせてもらってい<br>る」としています。<br>さらに「政策論的に、哲学的に、もう一歩共産党は変わらないとダメだと考えています」<br>「安保論などは凍結と言っていますが、現時点ではそこまでよく言ったということでいい<br>のだが、そのままというわけにはいかない。(先を)どうするんだということです」と、<br>安全保障政策について共産党にはさらなる「発展」を求めています。ちなみ小沢氏は現在<br>の日米関係について、今の安倍内閣による対米従属外交を批判し、国連中心の世界平和の<br>構想を語っています。<br><br>今回の著作を読んで、日本共産党は他党の政治家から見ても、本気で政権に参加し、政権<br>を担う覚悟をもって臨んでいること、そのために生臭い政局にも積極果敢に、たたかいを<br>挑んでいる志位委員長の政治姿勢も読み取ることもできました。<br>ぜひみなさん、ご一読ください。
2016-12-27T08:35:42+09:00
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《シンポジウム「田中角栄」のお知らせ》 (hasebe)
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=terakoya&mode=view&tree=6179#6179
《シンポジウム「田中角栄」のお知らせ》<br><br> 〜「田中角栄を葬ったのは誰だ」平野貞夫著〜<br><br>【自らの頭で考え、自らの責任で意思決定する「人間の自立」<br> なくして「日本国の自立」はない。<br> ロッキード事件と小沢一郎・陸山会事件は、対米従属シン<br> ドロームによる【権力による犯罪】である。】<br><br> 平野貞夫氏の『田中角栄葬った誰だ いま明かされる<br>40年目真実』を読みました。<br><br> 平野氏曰く、「石原本は面白おかしく書いたフィクションだが<br> この本は事実」と。<br><br> 40年前テレビのニュースで見た児玉誉士夫のブルブル痙攣し<br> ている姿を思い浮かべながら鳥肌立つ思いで読みました。<br><br> 田中角栄氏の逮捕から40年、現在日本国憲法の危機が多くの憲<br> 法学者から声があがりましたが、何故か、このロッキード事件の<br>際、殆どの学者は、黙して語らなかった。<br><br>その事が、総理就任まじかの野党党首だった小沢一郎氏を陥れ<br> る陸山会事件を生み出した、と平野氏は語っています。<br><br>40年前の7月27日に逮捕角栄氏のシンポジウムを憲政会館で<br>7月26日に行うことが決まりました。<br>ぜひ、ご参加下さいますようお願い申し上げます<br><br><br> ◇◇◇ シンポジウム『田中角栄』 ◇◇◇<br><br> 期 日:平成28年7月26日(火)6時〜8時(予定)<br> 5時半開場<br> 場 所:憲政記念館講堂<br> 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-1-1<br> TEL 03-3581-1651 FAX 03-3581-7962<br> 主 題:『田中角栄を葬ったのは誰だ』刊行を記念して!<br> 主 催:日本一新の会・(株)K&Kプレス<br> 事務局:(株)K&Kプレス(田中シンポ係)<br> 参加費:無 料<br><br> ― 次 第 ―<br><br> 1)ゲストスピーカー<br> 小沢 一郎生活の党共同代表<br> 石井 一 元自治大臣(交渉中、『冤罪』の著者)<br> 大下 英治(政治評論家)<br><br> 2)シンポジウム(パネラー)<br> 佐高 信 (評論家)<br> 早野 透 (前朝日新聞コラムニスト、予定)<br> 平野 貞夫(著者・元参議院議員)
2016-07-15T08:30:33+09:00
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《山口二郎のムホン会議6/4日》に出席してきました。 (hasebe)
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=terakoya&mode=view&tree=6174#6178
昨日はお茶の水の全電通ホールで行われた(デモクラTV)<br>《山口二郎のムホン会議6/4日》に出席してきました。<br><br>400名収容の会場に立ち見が出る程の人々が集まりました。<br>山口二郎氏が壇上の机をセットし、池田香代子さんが看板を持ちと<br>プロジェクターの作動がスムースでなかったとか手作りのほのぼの<br>とした良い集会でした。<br><br><br>平野貞夫氏:<br> <br> 【日本の戦後政治あるいは、日本が議会制をとってから125,6年で大変換といえる。<br> 共産党が日本の体制内の議会制政治に入ってきたということは大きな<br> ポイントになる。日本の議会制政治の本格的なスタートになる。】<br><br> 【嘘もつきます、何でもアリの安倍政権、今の自民党政権なら次の次位の選挙で<br> 自民党は崩壊する。しかし民進党も変わらなければその前に消えて行く。」<br>と危機感を語りました。<br><br>石田英敬氏:<br> 【安倍政権の原動力は、メディアコントロール。<br> 世界では一般的だが、政権は情報の出し方、法則を研究している。<br> メディアはそれに追いついていけず、イニシアチブが取れない。<br> G7のリーマン〜の話で、この話のバックの世耕弘成自民党議員が表に出て来た。<br> 出て来てはいけない人が出て来たのだから、メディアはその根っこの所をあぶり<br> 出すことをしない。】<br><br><br> 【世界中で安倍、トランプ現象が起きている。新しいファシズムだ。<br> 同時に直接民主主義の動きも世界で起き出した。<br> 日本では、決して無いと思っていたがようやく起き出した。<br> 今立ち上がろうとしている。<br> 何処で歯止めができるのか、その時間の競争となっている。】<br><br> <br> 【記】<br><br> (デモクラTV)《山口二郎のムホン会議6/4日》<br> 〜この選挙には行かなきゃだめだ!〜 <br> http://twitcasting.tv/lovemeters/movie/276742847<br> https://t.co/R48Rjrhdg1<br><br> 司会者:山口二郎氏<br> 登壇者:平野貞夫。金子勝、大沢真理、西谷修、青井未帆<br> 山岡淳一郎、石田英敬、森達也諸氏
2016-06-05T12:32:27+09:00
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日米の消費を左右するもの…その比較 (hasebe)
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=terakoya&mode=view&tree=6174#6177
BSモーニングサテライト5/16日配信の番組の中で<br>消費マインドを左右するものの日米比較の情報が<br>ありました。<br><br><br>BSジャパンモーニングサテライト5/16日放映<br>《日米 消費を左右するものは・・》<br> 経済産業研究所、中島厚志氏。<br>http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/feature/<br><br><br>興味深い結果でした。<br><br>日米で大きな違いが有りました。<br>特に目立つのは、米国のそれの安定して分かり易いのに<br>比べ日本の上下のブレがかなり大きい事です。<br>中島氏の話では、日本のブレが大きいのは消費動向だけ<br>でなくGDPの動向も同じ傾向があるとのことです。<br><br>【個人消費はどんなものに影響を受けているのか?】<br><br>「可処分所得」「株価」「住宅」「ガソリン価格」<br>「消費者ローン」「その他」の6つの要因で見ています。<br><br>【米国】<br>*米国は、所得が高くなれば、消費が高まる。<br>*株価の影響もそこそこ。<br>*かつて言われていたガソリン価格の動向には<br> 現在、すでに殆ど影響が無くなっている。<br><br>【日本】<br>*日本は、所得が消費動向に影響していない。<br>*日本の景気は、大半が”景気の空気”で左右。<br>*原油価格と天候もそこそこの影響。<br><br>米国では、一人一人が確定申告をし税金を決定して<br>いますが多くの日本人は、会社が国税が決めた源泉徴収<br>にそって所得から天引きし納税をしています。<br>その為、納税意識が希薄?<br><br>この源泉徴収制度は、昭和15年に初めてサラリーマンに<br>課税した戦時体制下のものでアドルフ・ヒトラーが発案<br>したものだそうです。<br><br>日本の消費マインドが、実体と少々離れた天候・原油価格・<br>株も持たずに何故か株価に左右され、本来なら所得こそが<br>最も実体であるはずなのに、そこが希薄化されている。<br><br>テレビで、アベノミクスなどの造語であおられ、株も持た<br>ずに株価が上がった、中東、米国のガソリン価格が下がった<br>から景気が・・と、アナウンスされると気分が左右される。<br><br>経済の実像でなく、マスコミの”ニュース”によって気分<br>が動くという不安定な動きが、当分続くのでしょうか?<br><br>日本国民の、政治に対してマスコミの作る空気に、何故<br>こうも左右されるのかしら、と不思議でしたが、もっと<br>実感できる経済でさえ、目に見えない空気に左右されて<br>いるとは・・・。
2016-05-17T11:26:39+09:00
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Re: 「日本は「自分の国は自分で守る」、その当たり前に戻ればいい。」 (hasebe)
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=terakoya&mode=view&tree=6174#6176
《孫崎氏のツイート5/8》<br><br>孫崎 享<br>‏https://twitter.com/magosaki_ukeru/followers<br><br>在日米軍基地負担、WSJ[16年度日本の予算、米軍基地の直接的支援のための1920億円。<br>基地賃貸料、近隣住民の騒音防止策、米軍基地関連予算は4500億円。<br>在日米軍オバマ大統領2017会計年度(16年10月〜17年9月)での費用は、人件費を含めて<br>約55億ドル(約5850億円)
2016-05-08T20:57:11+09:00
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「日本は「自分の国は自分で守る」、その当たり前に戻ればいい。」 (hasebe)
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=terakoya&mode=view&tree=6174#6175
孫崎享氏が、トランプ氏の発言に対し反論?イエ正論を語っています。<br>小沢氏が、常々言っていた「普通の国論」と共通であり、自分の国は<br>自分で守らず、誰が、どこの国が守ってくれるのか、と思います。<br><br>TPPに関しても、その条約内容をろくに検討もせず、”これは安全保障<br>の問題”と多くの識者が言っていたように、”日米安保”というこれほど<br>不確かなものに自国の安全と将来をゆだねていた?<br><br>自分の国が、どんな状況にあるのかを、いまこそ事実を遡上にあげて<br>私たち一人一人が考えていくいい機会と思います。<br><br>下記に孫崎氏の記事をコピーさせて頂きました。<br><br><br><br>《孫崎享のつぶやき》<br>https://t.co/uEwhbbAJCx<br><br> トランプ氏、「日本が米軍経費負担増やさないなら米軍は出ていく」。<br> どうぞ出て行ってください。<br> 米軍の駐留は日本防衛の為でなく米国の為。<br><br><br>1:共和党の大統領候補になることが確実となったトランプ氏は5月4日CNNとの対談で<br> 「日本や韓国など同盟国がアメリカ軍の駐留経費の全額を負担すべきだ。<br> 彼らが、われわれに十分な敬意を示さなければどうなるか。<br> 答えは非常に単純だ。彼らは自分達で自分達の国を守る事になるという事とだ」と述べた。<br><br>2:トランプ氏の発言はこれが始めてではない。<br><br> トランプ氏は2016年3月29日CNNとのインタビューで次の発言をしました。<br><br> 「日本はもっと我々に払え。さもなくば日本は自分で自分達を守るようにさせろ<br> (with Japan, they have to pay us or we have to let them protect themselves.)<br> したがって、トランプ氏が,思い付きを述べていると思わない方がいい。<br><br>3:私はそれはそれで結構だと思っている。<br> 米軍は日本から出ていけばいい。<br> 日本は「自分の国は自分で守る」、その当たり前に戻ればいい。<br><br>4::歴史的にみると1945年8月15日日本が受諾したポツダム宣言では、<br> 「責任アル政府カ樹立セラルルニ於テハ聯合国ノ占領軍ハ直ニ日本国ヨリ撤収セラルヘシ」<br> として撤退が条件であった。<br> そしてサンフランシスコ講和条約締結時に、米国は「好きなだけの軍隊を好きな場所に<br> 好きな期間有する」ために日米安保条約を作った。<br> この時、米側の責任者であったダレスは「安保条約で米国は日本本防衛の義務は何ら<br> 負っていない」と述べている。<br><br>5:1960年の安保条約では「自国の憲法上の規定及び手続に従つて行動する」ことを<br> 決めてはいるが、米国憲法では交戦権は議会にあり、「議会がOKと言ったら戦う」と<br> 約束しているに過ぎない。<br><br>6:だから歴代の政治家は「国民は祖国を自分の力で守る気概がなければならない」(重光葵)<br><br> 「日本の安全は独立国である日本自らその任にあたるべきが当然である」(鳩山一郎)と述べ、<br> 安倍首相の祖父岸信介ですら、「他国の軍隊を国内に駐屯せしめて其の力に依って独立を<br> 維持するというが如きは真の独立国の姿ではない」と述べている。<br><br> 屈辱的な安保条約に調印した吉田首相等は自己を正当化するために、米軍は占領軍の延長<br> であるという事実に目を瞑り、米軍が存在するから日本の安全が保たれるような宣伝を行い、<br> それが今日に至っている。<br><br>7:尖閣諸島での棚上げと言う政治決着を守り、北朝鮮に対し「日本は軍事的手段によって<br> 北朝鮮と言う国家ないし指導者の転覆はしない」といえば、中国、北朝鮮の軍事的攻撃<br> はない。<br> いたずらに緊張を煽り、占領軍たる米軍の本質に目をそらしてきたのが実態である。<br><br>8:好機である。トランプ氏に対し「我々はお金を出さない。どうぞ米軍は撤退してください」<br> と堂々と言えばいい。<br><br> 9:訪米中の石破茂地方創生担当相は6日、記者会見し米大統領選の共和党の候補指名を確定<br> させた実業家ドナルド・トランプ氏(69トランプ氏が在日米軍駐留経費の全額負担を<br> 求めていることについて、「米国が日本を守っているのだから、その経費を負担すべきだ、<br> という文脈で言っているなら、日米安全保障条約をもう一度よく読んでほしい」と語り、<br> 同条約への認識が欠けていると指摘した。(毎日)<br><br>10:日米地位協定第24条「日本に合衆国軍隊を維持することに伴う全ての経費は日本に<br> 負担をかけないで合衆国が負担する」。米軍が日本にいるのは米国のため。<br> だから日本の負担がない協定。<br><br> 読んでほしいのは安倍首相はじめとする自民党の政治家である。<br><br> 条約は、「日本に合衆国軍隊を維持することに伴う全ての経費は日本に負担をかけないで<br> 合衆国が負担する」となっているのである。
2016-05-08T11:27:50+09:00
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小沢一郎代表、補選敗退でのコメント (hasebe)
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=terakoya&mode=view&tree=6174#6174
【小沢一郎代表、補選敗退も「戦いは始まったばかり」】<br><br> 日刊スポーツ 4月25日(月)0時44分配信 <br><br><br> 生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎共同代表は24日夜、衆院北海道5区補選で、<br>同党を含む野党4党が推薦した池田真紀氏(43)が、自民党の和田義明氏(44)に敗れた<br>ことを受け、コメントを発表した。<br><br> 敗因の1つとして、野党共闘の姿が、国民の目に不十分にしか映らなかったとの見方を<br>示しながらも、「戦いは始まったばかり」だと強調した。<br><br> ◆ ◆ ◆<br><br> 北海道5区での野党候補の敗北は誠に残念である。さまざまなことが影響したと考えられるが、<br>負けは負けであり、結果については真摯(しんし)に受け止める必要がある。<br><br> 敗因としては、野党各党が基本的に共闘はしたものの、各党それぞれの微妙な温度差を感じとり、依然国民の目には野党共闘がいまだ十分でない、安倍政権に代わり得る選択肢になっていない<br>と映った可能性も否定できない。<br><br> ただし、今回の闘いは始まりに過ぎない。野党は、安倍政権を倒すというその1点で団結すべく、さまざまな細かい感情を乗り越えて、共闘に向けた協議をさらに深化させていくべきである。<br>わが党も来る選挙に向け、野党共闘の懸け橋になっていきたい。
2016-04-25T09:00:57+09:00
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《小沢、亀井両氏の入党を」「篠原孝、民進党第2幕で提言」》 (hasebe)
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=terakoya&mode=view&tree=6163#6173
またもや野田元首相が、新しく生まれた民進党の最高顧問に就任<br>との報道に納得できずにいましたが、民進党の篠原孝氏のインタ<br>ビュー記事発表されました。<br><br>殆ど、思いは同じですのでここに転載コぴーをさせていただきます。<br><br>下記は、Facebookの投稿記事を書かせていただきました。<br><br><br><br>〘梨本 修造氏のフェイスブック〙3月30日 <br><br>【今日(30日)の夕刊フジ「鈴木棟一の風雲永田町」より】<br>http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CE%EB%CC%DA%C5%EF%B0%EC<br><br><br>今日(3/30日)の夕刊フジ「鈴木棟一の風雲永田町」より<br><br><br>《小沢、亀井両氏の入党を」「篠原孝、民進党第2幕で提言」》<br><br>衆参156人の民進党が発足した。論客の篠原孝氏が語った。...<br><br>「民主党と維新の党が合流できて良かった。党名をかえただけでもよかった。<br> 2012年に民主党が衆院57議席の大敗北を喫した後、私は真っ先に「党名を変えろ」<br> と提案した」<br> そして、続けた。<br> 「まだ、野党結集が不十分だ。生活の党と山本太郎となかまたちも、社民党も<br> 一緒にやるべきだ。<br> この結党を第1幕とし、第2幕は小沢一郎、亀井静香両氏も加わってほしい」<br><br><br> ⊛小沢氏への拒否反応が強いのでは。<br><br> 「小沢氏を拒否するのは愚かなことだ。<br> 07年参院選で、当時の小沢代表は『農家の戸別所得補償制度』を引っさげて<br> 田舎を回り、29の1人区で23勝6敗と圧勝した。<br><br> この勝利をきっかけに、安倍晋三首相の突然の辞任、09年衆院選で政権交代が実現した.<br> 今のような乱世は小沢氏が必要だ。小沢氏に匹敵する政治家は民進党にいない」<br><br><br> ⊛亀井氏について。<br><br> 「亀井氏は自社さ連立の村山富市政権を演出した『政界再編・政権交代の仕掛け人』だ。<br> 民進党の政権奪還に欠かせない知恵者だ。<br> 共産党の志位委員長も、小沢、亀井両氏からアドバイスを受けているという」<br><br><br> ⊛どういうことか。<br><br> 「小沢、亀井両氏は、志位氏と考えが違うはずだ。<br> しかし、志位氏は野党選挙協力のリーダーシップを取り続けるに当たり、2人から<br> 経験と知恵を得ようとしている。<br> この2人に耳を傾けるべきなのに、岡田代表が尻しり込みしているのは、もったいない話だ」<br><br><br> 篠原氏はかねてから、自らのブログにこう書いた。<br> 「民主党の解党的出直しー民主党の再生は野田佳彦前首相の議員辞職と党名変更から始まる」<br> いま、こう説明する。<br><br> 「野田氏は大罪を犯している。<br> 羽田孜元首相が言っていて『政権交代後の第1回の衆院選を勝ち抜き、<br> 自民党を10年近く野党に追いやる』という重要な使命を打ち砕いた張本人だからだ」<br> さらに続けた。<br> 「『小沢氏を民進党に入れるべきではない』というなら、野田氏はそれ以上に、民進党に<br> いてはならない」<br> これを聞いて、官邸筋が言った。<br> 「小沢、亀井両氏が加わったら脅威だ」<br><br><br> 松野頼久・維新前代表が言った。<br> 「篠原氏の意見に大賛成。この2人は大歓迎だ」<br><br><br><br>篠原孝氏略歴 長野1区選出民進党代議士、長野高校・京都大学をへて農林水産省勤務、<br><br>農林水産研究所長で退職し、羽田孜氏の説得で民主党へ。<br><br>2014年暮れの総選挙では自民党の小松議員を2万票の差で破る。<br><br>著作は多数あり、農学博士(京都大学)でTPP反対論者としても知られている。
2016-04-05T10:44:47+09:00
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人種差別を生むシステムとは? (hasebe)
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=terakoya&mode=view&tree=6163#6172
BS1スペシャル:【ザ・リアル・ボイス】<br>〜“ダイナー”からアメリカの本音が聞こえる〜<br>を視聴しました。<br><br>トランプ氏、サンダース氏、今までの米国とは違う大統領予備選候補者<br>が何故、ここまで支持をのばしているのか?<br><br>日本でも、東京、大阪などの首都圏のトランプ現象、地方のサンダース<br>現象が起きている?<br><br>一体、今アメリカになにが起きているのか。<br>そんな気持ちで視聴しました。<br><br>番組は、「ダイナー(大衆食堂)」の中に小さな机にマイクを置き<br>ダイナーに訪れる客に話してもらう、そこに飛び交う会話は、<br>アメリカの庶民の本音が聞けるのではとという設定です。<br><br><br>2014年8月、黒人少年マイケル・ブラウンさんが射殺された<br>暴動が起きたアメリカ・ミズーリ州の現状。<br><br> 警察から検査を受けた黒人の数・・・12倍 <br> 逮捕された黒人の数 ・・・13.4倍<br> (ミズーリ州)<br><br>では、何故黒人の取り締まりがこれ程増えたのか?<br><br>ダイナーに食事に来た客の話では、リーマンショック以降、<br>州や町が財政難に陥り、それを小さな違反、警察が逮捕する<br>交通違反などの罰金で穴埋め、その額、財政の20.2%にも<br>なっている。<br><br>そこで立場の弱い黒人がターゲットとなり、新たな人種差別<br>が増幅された。<br><br>このダイナーのオーナーは、この暴動により、単なる人種差別<br>というより、これは社会、経済システムの問題だと多くの人々<br>が気が付きだしたことはよかったと。<br><br>(ある黒人青年)<br>「貧しさの負の連鎖、おばあちゃんからおかあさん、そして孫へと続く。<br> 教育も受けられない、良い職にもつけない、そしてその人種差別が<br> 格差を生む。<br> また、格差が差別を作る。<br> 固定化された差別から抜け出せない根深さがある。」<br><br>番組の最後は「時限爆弾は必ず爆発する」という不気味な言葉でした。<br><br>欧米で今、起きている数々の問題も、元をただせば経済に?<br>人間の欲には限りがなく、最も儲かる商品・武器を売るには戦争が<br>必要となり、国の騒乱にかこつけその国の利権を取る。<br><br>金融工学と、巨額のマネーを操作し、バブルを起こし、あるいは<br>バブルをはじかせ巨額の富を手に入れる。<br><br>世界中の現在の混乱は、その警告。<br>大きな時限爆弾を抱えているのですね。 <br><br><br><br><br><br>【番組の説明書き】<br>大統領選をひかえた超大国アメリカ。<br>銃規制、人種、格差、移民…。<br>数々の難問が激しい予備選の争点となっている。<br>一体アメリカはどこへ向かおうとしているのか?<br> 人々の「本音」を探るため訪れたのは全米各地の<br>「ダイナー(大衆食堂)」。<br>そこで飛び交う人々の会話にはアメリカの未来を知るための<br>「リアル・ボイス」が満載だ! <br>バージニア、ミズーリ、テキサス、マサチューセッツの4つの<br>ダイナーをめぐるドキュメンタリー!<br><br><br><br><br><br><br><br><br>
2016-03-29T12:09:28+09:00
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中国の作家劉メイ氏の講演 (hasebe)
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=terakoya&mode=view&tree=6163#6171
先日、NHKのBS1スペシャル番組<br> 《私達が日本を好きな理由〜中国・変わり始めた対日観》を<br>視聴しました。<br><br>その中で著名な中国の作家リュウメイ氏が武漢大学の講演<br>で語った言葉が印象的でした。<br><br>私たちは、今、日本の民主主義に不安を持っていますが、<br>これは、ただ単に日本や日本国民だけの問題でなく、他の<br>アジアの国々にも及ぼす問題であること、アジアの人々が<br>日本の動向に強い関心を持って見つめているのだと改めて<br>気が付かされました。<br><br>民族の大移動のように、多くのアジアの人々が日本を訪れ<br>ています。<br>これは、大きなチャンスです。<br>国の権力者たちの思惑に流されない、国民同士の理解を深<br>めるきっかけになってくれるかもしれません。<br><br><br>劉メイ氏の講演の一部を下記に転載させていただきました。<br>再放送は、NHKBS1スペシャル3月11日(金)10時00分〜。<br>ぜひ、ご視聴を。<br><br>《劉メイ氏の講演の一部》<br>【今日のアジアの中で、日本は立憲民主主義が最も成熟した<br> 国です。<br> その日本で立憲民主主義が後退すれば、アジア全体に危機<br> を及ぼします。<br> 日本は成熟した民主法治国家の姿を見せることで、他の<br> アジア諸国を牽引してほしい。<br> 我々は、日本の民主主義の成熟度と日本国民の理性を信じたい。】
2016-03-11T22:50:13+09:00
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【小沢氏2009年マニフェストを語る】小沢塾にて (hasebe)
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=terakoya&mode=view&tree=6163#6170
【小沢一郎氏2009年マニフェストを語る】小沢塾にて 2/13<br><br>先日、月1回のオリーブ千葉の読書会がありました。<br>その席で、二見伸明元運輸大臣が2009年民主党の政権<br> 交代時のマニフェストの素晴らしさを語りました。<br><br>折しも読書会の参考書は「里山資本主義」角川書店でした。<br> 地方の衰退、人口減少そして地方の消滅の危機が広く言わ<br> れています。<br><br>2009年マニフェストにある<br>「毎月2万6千円支給の子供手当」<br> 「農家の戸別所得補償制度」<br> 「高速道路の無料化」<br>が、もし実行されていたら、現在の日本社会の状況、<br> 特に地方の状況が、かなり違ってきていたのではない<br> でしょうか。<br><br>だからこそ、官僚は強い危機感を持ったのでは?<br>これは官僚らの中抜き無しの、国民へ直接の税金給付<br>なのですから。<br> 官僚の税金配分の権力の奪還でもありました。<br> 官僚、マスコミらの鳩山、小沢民主党政権の”打倒、<br>ないしは変質”をとの猛攻撃ともなったのでは?<br><br>このマニフェストが実現できていたなら、地方の衰退を<br>防ぎ、ある意味、日本の統治機構の変革にもつながった<br> のでは?<br><br>マスコミを巻き込んだ”バラマキ”だとの攻撃。<br> 現在、安倍政権の海外への凄まじいバラマキにも米国<br> 企業からの巨額の戦闘機やオスプレイ購入には、スルー<br> していることに違和感を覚えます。<br><br>下記は、この2月13日、小沢代表が小沢塾の場で<br>2009年のマニフェストを語った際の手塚一佳 氏の<br> ツイートです。<br><br>手塚氏の小沢氏のマニフェスト講義を改めて読ませて<br>頂き、私にも理解できる平易言葉ですが、目指した理想<br>の高さに驚きます。<br><br>このマニフェストが実現出来ていたなら・・。<br><br>手塚氏からお許しを得て、ここに転載させて頂きました。<br><br>《手塚一佳氏ツイート @tezukakaz 》2月13日 <br>https://twitter.com/tezukakaz<br><br>ちょうど小沢塾の塾長講義に卒塾生としてオブザーバー<br>参加していまして、そちらをつらつらと。<br>まずはオリーブの木構想について軽く触れ、そこから国民<br>に訴えるべきこと、2009年の民主党政権の成立に立ちかえり、<br>なぜ国民が熱狂的に支持したのかを概論する。<br>それはマニフェストにある、と。<br><br>〚小沢塾長講義2〛 <br>あのマニフェストを国民全員が理解したとは思わないが、<br>マニフェストこそが国民の多くが欲するものです。<br> 我々が目指すのは政権ではありません。政権を取った上で<br>(マニフェストのような)我々が目指すものがあり、政権<br>はあくまでも手段にすぎないのです。<br><br>〚小沢塾長講義3〛 <br>では、我々がどういう社会を目指すのか。<br>あの時のマニフェストの1番は「官僚主導社会を変える」と<br> いうことで、このことに触れたい。<br> 我が国は東京中央官庁があらゆる権力を握り国民生活の<br>細部にまで影響を持ち、戦前よりもはるかに広範に強大な<br>力で国民生活を規制している。<br><br>〚小沢塾長講義4〛 <br> 官僚主導の徹底はすすみ、産業もそしてマスコミも強く<br>統制されています。<br> 政府に都合の悪いテレビのコメンテーターは降板し、新聞<br>も反権力ではなく権力側になっている。<br> 産業財界、労働組合すら、権力におもねり、この例外では<br> ありません。<br>この中で我々が何をするのかを考えねばならない。<br><br>〚小沢塾長講義5〛 <br> 統治機構を変える、ということは、単に市区を都に変える<br> ということではありません。<br> 仕組みそのものを変えることです。<br>その、官僚主導政治の代表が、今の国会です。<br> 与党だけではなく野党も、政府委員、つまりは官僚のあらか<br> じめ考えたQAによって、つまり官僚が下絵を描いてできて<br> いる。<br><br>〚小沢塾長講義6〛<br> 英国では国会には官僚の参加が禁止されていて、細かい話<br>は政治家である政務官が役所に走って聞いてくる。<br> 与野党の事前調整も禁止され、役人のお膳立てが成立しな<br> いようになっている。<br> (そうした官僚の国会からの排除が)我々の目指す一つ目<br>のところです。<br><br>〚小沢塾長講義7〛 <br> 委員会の官僚参加も問題である。国会調査権も全く機能して<br> いない。<br>ここをなんとかしなければいけない。<br> 例えば、へんな裁判官が弾劾されない。僕の事件でもそう<br> だった。<br>なんでかと調べたら、なんと、弾劾の為の委員会の委員長<br>が代々裁判官だった。<br> (一同笑)<br>これで弾劾なんてするわけない。<br><br>〚小沢塾長講義8〛 <br> 続いて地方自治を変えなければならない。<br> 中央官庁の権力の源泉は補助金だ。<br> 例えば今年は20兆。政策経費で30兆。<br> 全部(使用目的の決められた)補助金だ交付金なのは名前だけ。<br>これを全額無条件交付して、地方にやらせる。<br> 財源なんていくらでもある。<br><br>〚小沢塾長講義8〛 <br> 現に自民政権ではじゃぶじゃぶお金を刷っている。<br> 民主党政権ではダメだったはずが、自民党政権になるとじゃ<br> ぶじゃぶ出てくる。<br> 財源なんていくらでもある。で。<br> 自由交付金にすれば地方としては7割で済むと言っている。<br> 達増知事なんて自由に使わせてもらえれば5割でもできる。<br><br>〚小沢塾長講義9〛 <br>とにかく日本の仕組みは無駄が多く、そこを削らなければ<br> ならない。<br>そのためには地方交付金の直接交付だ。<br>ただ日本ではその無駄で食っている人がいる。<br>そこが抵抗する。<br><br>〚小沢塾長講義10〛<br>また、交付金が自由になればバカな使い方をすると官僚は<br>心配する。<br>でも、本来は失敗してもいい。それで経験をして初めて地<br> 方の自治自立ができる。<br>そういう経験がないと日本の地方自治は成立しない。<br><br>〚小沢塾長講義11〛 <br> 英国では役人の天下りどころが再就職が禁止されている。<br> 代わりに恩給が用意されている。<br>トータルでは税金の無駄遣いがない分、恩給の方がコスト<br> が圧倒的に少ない。<br> (税金の無駄遣いをあえてして、その旨味を吸う)<br> 今の天下りのやり方では、無駄があまりに多すぎる。<br><br>〚小沢塾長講義12〛<br> 基礎自治体制度に変え、二重三重行政をやめ、中央は強力<br>な小さな政府とする。<br> 例えば緊急事態法なども安倍さんのような危ない話ではなく、<br>それで初めて機能する。<br> 地方が(自由交付金で)行政の大半を行い、中央や都道府県<br>はもっと大きいことだけに集中する。<br>そうでないと機能しない。<br><br>〚小沢塾長講義13〛<br> 規制緩和も大事だ。役人は何かあるとすぐに規制を強化して<br>役所を作る。<br> 震災が起これば復興庁を作り、地方からの行脚を増やしている。<br> 政治資金もそう。<br> 権力が恣意的に使われ、俺はなんももらってないのにやられ、<br> 甘利さんはそもそも捜査もされない。<br>これは本当に哀れで惨めな国だ。<br><br>〚小沢塾長講義14〛 <br> 経済競争では規制をし、生活の部分ではセーフティネットを<br>維持しつつ規制を緩和しなければならない。<br>ところが、安倍政権は規制緩和を名目にセーフティネットか<br> ら壊しにかかっている。<br> 食料自給もそう。額面では確かに農林水産業は小さいが、<br> 食料自給という国家命題から重要だ。<br><br>〚小沢塾長講義15〛<br> (少子化だの結婚出来ないだのという問題もあるが)雇用の<br>不安定が原因だ。<br> 安倍さんの日銀政策などの結果、個人所得が減ってしまった。<br> 国家の安定は個人所得の増加しかない。<br>ところがアベノミクスは惨めに失敗して逆に(格差拡大に)<br>いってしまった。<br><br>〚小沢塾長講義16〛 <br> 米国ではサンダースが格差の縮小を打ち出して(民社主義<br> 者なのに)ヒラリーと対等に戦っている。<br> 僕より年上のおじいちゃんなのに若者ばかりが支持して<br> いる!(一同笑)<br>これは、格差で国民が耐えられなくなっているからです。<br> 日本は今まで平等だったのに、格差社会に向かってしまった。<br><br>〚小沢塾長講義17〛<br>サンダースじゃないけれど、格差の是正をしっかりと打ち<br>出して、国民の生活が第一であることを打ち出すのが、2009年<br>のマニフェストを今に置き換えた最も良い政策ではないか?<br> 今度の参議院はダブル!の可能性がある。<br>それでこそ、国民の支持を得られるのではないか!<br> (講義終了)<br> 以上、小沢塾長講義でした。<br> 非常に楽しい講義で、ターゲットの若い塾生のみならず、<br> 我々おじさんおばさんたちも大変勉強になりました。<br>その後も熱い質疑応答が行われています。<br><br> 政治は熱く、楽しい!<br><br>ぜひみんなで考えて、日本を、日本人の生活をまともな<br> ものにしましょう!
2016-02-15T22:53:31+09:00
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平野貞夫氏デモクラTVで語る【甘利発言の本質とは?】 (hasebe)
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=terakoya&mode=view&tree=6165#6169
《甘利発言の本質とは何か!》<br><br>安倍政権のマスコミを駆使したプロパガンダは実に巧妙。<br> 甘利氏の「美学」?<br>ぞっとした人もいたのでは?<br><br> 2月1日放映のネットテレビ「デモクラTV】で平野貞夫氏が<br>熱く語っています。<br><br>「平野貞夫氏】<br><br>〜なぜ、国会議員は、甘利氏国会で発言させない!〜<br> 〜なぜ、はマスコミは、甘利氏の犯罪性を追求しない〜<br><br>マスコミの記者会見などでなく、なぜ国会で発言させないのか!<br> 発言に嘘があれば偽証罪なりで追求できるではないか。<br>それが議会制民主主義国家だろう。<br><br>《甘利発言の本質は?》<br> 甘利氏は、記者会見で東京地検特捜出身弁護士が<br>『法的責任は無い』と言ったと6回も発言している。<br> それは、何を意味しているのか?<br> 彼は”そこ”を恐れていたのでは?<br><br>【URは、旧住宅公団、準国家機関です。<br> 甘利側は、S社への補償に関してUR側と交渉し、その中で<br> 「少し色をつけて」と言われた2000万円を2億2千万に増額<br> して支払った事実がある。<br> 10倍増額です。<br> 経済再生大臣は、絶大な職務権限を持っている。<br> それがどういう犯罪かを検証すべきでしょう。<br><br> 甘利辞任発言の効果を上げる為、安倍首相の続投発言。<br> これは、立憲主義、法律を蔑ろにする悪質パホーマンスと<br> 言わざる得ない。】<br> (平野貞夫氏デモクラTV)<br> http://dmcr.tv/index.html
2016-02-05T12:49:40+09:00
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高知県勝手連「野党共闘を求めて」講演会のお知らせ (hasebe)
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=terakoya&mode=view&tree=6165#6168
《「今、この時代をどう考えるか― そして選挙のこと」》<br><br> 平野貞夫講演会 ゲスト:大西聡(弁護士)<br> <br> 日 時:2016年2月27日(土)<br><br> 場 所:四万十市中央公民館 2F 大ホール<br> 四万十市右山五月町8−22<br> 電話 0880−34−7311<br><br> 時 刻:18:00開演(17:30開場)〜20:00<br><br> 入場料:前売り¥1.000円 当日¥1.200円<br><br> 主 催:高知勝手連 問合せ:0880-34-0901 山本(昼間)<br> 090-1001-6644 岡村(夜間)<br><br>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<br><br>【設立趣意】<br><br> 私たちは、この秋の国会で採決された安保関連法廃止を実現す<br> べく、「高知勝手連選挙対策本部」を起ち上げました。来たる<br> 参院選・衆院選に向け、野党共闘を求め行動していきます。<br><br> これほどまでに平和主義・立憲主義・民主主義がないがしろに<br> されるこの国の惨状は、これまで私たち市民が政治から目を背<br> け、大事な決定を人任せにしたことが原因です。<br><br> 安保関連法廃止の一点において、共通の意識を持つ市民があら<br> ゆる立場を超えて共同・連帯し、選挙での勝利を目指します。<br> <br> 共同代表:嘉納泰史 岩城留美子 山本祐子 外京ゆり<br><br> 顧 問 岡田健一郎(高知大教員)<br> 國光甘雨 (弁護士)<br> 田中全 (元四万十市長)<br> 島岡幹夫 (農業)<br><br> 賛 同:DEMOCRATIC BEATs CRIMSON LIVE実行委員会<br> PEDAL、塩の邑、天の川工房<br> 個人賛同員124名(2015.12.25現在)<br><br> 事務局代表<br> 岡村志保 090-1001-6644(平日は17時半以降)<br> メール katternkochi@gmail.com
2016-02-04T19:43:58+09:00
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Re: 日本一新メルマガ【甘利大臣��口利き問題について�=i続き)】 (hasebe)
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=terakoya&mode=view&tree=6165#6167
日本一新の会 メルマガ配信<br>━━【日本一新】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br> 通巻第303号・2016/ 2/ 4<br>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br> 顧問:戸田 邦司<br> 発行:平野 貞夫<br> 編集:大島 楯臣<br>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br>◎「日本一新運動」の原点―303<br><br> 日本一新の会・代表 平野 貞夫妙観<br><br>〇 甘利大臣��口利き問題について�=@(続き)<br><br> 1月28日(木)午5五時、甘利大臣は「UR口利き事件」に<br>ついて記者会見を行った。私が納得できないのは会見の内容だけ<br>ではない。記者会見の前に何故国会での説明をさせないかという<br>問題だ。「週刊文春」の特ダネを最初に問題にしたのは国会であ<br>った。野党は先ず、国会での説明を要求しなかったのか。野党第<br>一党の民主党は本気で問題の解明をする気があるのか、はなはだ<br>疑問である。臑に疵でも持っているのか。<br><br> 甘利大臣(当時)の説明は「自分だけが潔白で法的責任はない<br>のだ」ということを、何度も何度も��東京地検特捜部で検事をや<br>っていた弁護士の調査�≠ニして正当化していた。本当に潔白であ<br>るならば、権威に依存した説明は不要で誤解されるだけだ。あの<br>記者会見の内容を国会でやっていたなら国会で嘘をついたとなる。<br>それが議員辞職へと追い込む原点となる。<br><br> 実は、甘利記者会見の前日、東京新聞と日刊ゲンダイからコメ<br>ントを求められた。日刊ゲンダイでは、「甘利問題」で安倍政権<br>をどう攻めるか、「基本姿勢を言え」とのこと。読まれた方もい<br>ると思うが改めて転載する。<br><br>「甘利問題の本質は何か、この認識をきっちりさせる必要があり<br>ます。ことは甘利さん本人が斡旋利得処罰法に問われるか否か、<br>という問題に止まりません。自民党の政治家は業者からカネをも<br>らって政権にへばりつき、官僚を動かし自分たちの権益を再生産<br>してきた。��口利き�≠ヘ戦後の経済成長の過程で、自民党が『制<br>度化』したものだという問題が根っ子にあるんです。野党はまず、<br>そうした視点をもって追及すべきです。具体的な手法としては資<br>料要求や証人喚問ですが、それに応じざるを得なくなるよう追い<br>込むことです。<br><br> かつて小渕首相が倒れた後に、森喜朗さんが首相に選ばれた際、<br>私は国会で『森政権は談合クーデターでできた憲法違反の政権だ<br>!』と、何度も批判し、与党から懲罰委員会に付する動議が出さ<br>れたことがあります。結局、衆院が解散になって懲罰委員会は開<br>かれませんでしたが、仮に開かれていれば談合だったのかどうか、<br>与党は事実関係を調査せざるを得なくなっていたのです。これほ<br>ど重大な問題なのですから、野党は『肉を切らせて骨を断つ』ぐ<br>らいの覚悟が必要です。<br><br> さて甘利議員が大臣を辞めたとなると、国会で説明させるには<br>委員会などの議決が必要となる。圧倒的多数の自公与党は応じる<br>はずはない。ましてや「告発者」の反論を、国会の証人や参考人<br>としてさせようとしても与党は簡単には了承しないだろう。だか<br>らといって、野党は何時までも総予算審議入りを拒否はできまい。<br><br> そこで、告発者を国会に証人などに出頭させる状況をどうつく<br>るかだ。既に、朝日新聞(二月一日朝刊)では告発者の一式武氏<br>に取材して、大臣室での「現金授受」の様子や「URとの交渉」<br>等で、甘利大臣の記者会見内容との食い違いが明らかになった。<br>これだけでも「証人喚問」の理由になるが、しぶとい与党はそれ<br>でも応じないだろう。<br><br> そこで野党がやるべきことは、「甘利大臣口利き事件解明」の<br>調査機関を、他の野党と一緒に結成することだ。その主催で告発<br>者を国会に招き、公開の会合で説明を求め、丁寧に質疑も行い、<br>マスコミを通じて、予算委員会で甘利議員と告発者を対決をさせ、<br>事実を解明しければ国民世論が納得しない環境づくりをすべきだ。<br>これが当面の課題だ。<br><br> この問題に私が拘る理由はURがS社に提示した「2000万<br>円の補償金」が、甘利事務所の口利きで「2億2000万円」と、<br>10倍以上にも跳ね上がっていることが大問題である。「甘利事<br>務所」という言い方で、甘利大臣と秘書を区別して、秘書の責任<br>で済ませようとしている。甘利大臣の職務権限がURの業務と無<br>関係ではないことは明らかだ。構造汚職の臭気が「プンプン」し<br>ている。30億円と言われる別件の補償金交渉となれば「UR民<br>営化」への絡みか?。甘利問題のポイントはここに尽きる。<br><br><br>〇「政治とカネ」、自民党悲喜劇物語 1<br><br> 甘利経済再生大臣問題は自民党の負の部分の『ゴミ溜』といえ<br>る。それは数十年にわたって論議されてきた、我が国における、<br>「政治とカネ」の、宿痾である。何故、日本では「政治とカネ」<br>が健全にならないのか。自民党という政党が、「金権政治」を最<br>大の利権目的として、その為「政権交代を不浄とする思想」から<br>抜け出せないことにある。その歴史の概略を述べておきたい。<br><br>1)保守合同以前の「政治とカネ」<br><br> 敗戦直後の日本政治のトップリーダーは、吉田茂首相である。<br>吉田政治の「政治とカネ」に、吉田茂個人の問題としては後世の<br>参考にならないが、政権政党としての「自由党」の錬金術は戦前<br>の政党政治の延長で問題があった。<br><br> 参考のために吉田首相の「金銭感覚」について述べておこう。<br>吉田茂は明治11年生れで土佐の自由民権運動家・竹内綱が愛人<br>の芸者��たき�≠ノ生ませたといわれている。西南戦争の真っ最中<br>で、父・竹内綱が西郷支援に関与した疑いで逮捕された時期であ<br>った。いろんな事情で横浜の大富豪・吉田家に養子に出されるこ<br>とになる。実父への反発が強く「カネが仇」という精神で、一生<br>に使い切った総額が百億円を超すという、ウソかマコトか疑う話<br>も残っている。外務省へ新橋の料亭から馬で通ったという話も残<br>っている。<br><br> 昭和21年6月、公職追放となった鳩山一郎に代わって自由党<br>総裁・首相への道を説得された時に条件をつけたのが「カネはつ<br>くらない。人事には口出しするな」であった。従って、自由党の<br>政治資金をつくったのは、池田勇人や佐藤栄作という官僚出身政<br>治家であった。官僚出身政治家の錬金術は、出身省庁の許認可な<br>に関連して、企業や企業団体から政治資金を出させることで、保<br>全経済事件(昭和28年)は大蔵省出身の池田勇人系政治家の疑<br>惑が問われた。造船疑獄事件(昭和29年)は運輸省出身の佐藤<br>栄作幹事長に疑惑が向けられ、法務大臣の��指揮権発動�≠ナ逮捕<br>を免れた。<br><br> この場合、政治資金を党のために集めることで個人のポケット<br>に入れることはなかった。新憲法下、昭和23年に「政治資金規<br>正法」が制定されたが現在のように厳しい規制と手続がなかった。<br>事件化は、企業や国民の活動に大きく影響が出る場合、刑法など<br>による汚職として問題となった。この時期、保守実力者の錬金術<br>は、わかりやすくというと、事実上の「脅迫」や「集(たか)り」<br>であった。昭和20年代の復興期、石炭国管問題・ダム建設など<br>経済再建の国家プロジェクトが展開された。土建業などからのカ<br>ネは、小者の政治家は親分へ上納し、ポストを求めた。実力者の<br>親分はグループの拡大に活用し、それが派閥となる。親分の代表<br>的なのは河野一郎・大野伴睦氏などである。<br><br> 昭和20年代政治家が自分の事業で得た資金でのし上がるケー<br>スは少なく、田中角栄ぐらいであった。極めて異例なケースで、<br>米国からの機密資金を活用して総理大臣になった人物がいるが、<br>自民党結成の項で述べる。<br><br>2)自民党結成と「政治とカネ」<br> <br> 敗戦から3年後の昭和23年12月23日、東条英機ら7人の<br>A級戦犯が絞首刑に処せられた。翌24日A級戦犯容疑者の19<br>人が巣鴨プリンスから釈放された。東条内閣の閣僚であった岸信<br>介や児玉誉士夫・笹川良一らの超国家主義団体の指導者がいた。<br>米国の意図は、彼らを釈放して米ソ冷戦が始まったばかりの時期<br>に情報活動に利用するためであった。(春名幹男「秘密のファイ<br>ル―CIAの対日工作―新潮文庫)。<br><br> 自民党は昭和30年11月、保守合同により結成された、政党<br>としては「日本民主党」、「自由党」の2党の合同であったが、<br>歴史的には戦前の「政友会」と「民政党」、戦後はその系列を引<br>く「自由党」と「改進党」という日本の保守勢力を二分していた<br>政党の合同であった。同じ保守といっても、リベラル保守系と戦<br>前回帰国家主義系など、思想信条的には水と油の関係であった。<br>自民党はこの党内対立の振り子の原理で、結成以来、ほとんどの<br>期間政権を続けてきたが、第2次安倍政権以降、「リベラル保守」<br>は完全に死滅している。<br><br>イ 岸信介首相の「政治とカネ」<br><br> 岸信介(安倍首相の祖父)は自由民主党の初代幹事長に就任し、<br>巨大保守政権党を牛耳ることになる。<br><br> A級戦犯容疑として昭和23年に米国から釈放され昭和27年<br>に追放解除3年目で巨大与党の幹事長となる。政治資金は、誰が<br>どのように調達したのか。自民党の「政治とカネ」問題で真っ先<br>に検証されなければならない。米軍の手で巣鴨から釈放され情報<br>活動として、CIAに協力していく岸信介の資金はどこから出た<br>のかという問題は巷間に数多の情報があることから、それらに委<br>ねよう。 (続く)<br>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br> 次回の定期配信は、2月11日(木)です。<br>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━END━━━━━<br><br><br>配信不要の方は、下記アドレスより配信停止を行ってください。<br><br>******************************************<br>日本一新の会<br><br>メルマガ配信登録・解除はこちら<br>http://www.nipponissin.com/regist/mail.cgi<br><br>******************************************
2016-02-04T10:08:18+09:00