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2月28日 水曜日 不成就日
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〔米株式〕NYダウ続落、109ドル安=ナスダックは高い(27日午前) 0:49 配信
時事通信
【ニューヨーク時事】27日午前のニューヨーク株式相場は、米長期金利の上昇や低調な小売企業決算を背景に売りが先行し、続落している。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時20分現在、
前日終値比109.15ドル安の3万8960.08ドル。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は50.44ポイント高の1万6026.69。 米百貨店大手メーシーズは27日、2023年11月〜24年1月期の決算を発表。売上高は83億7500万ドルと市場予想を下回った。
また、150店舗の閉鎖計画に伴い計約10億ドルの減損損失を計上したことが響き、純損益は赤字に転落した。
リストラ策が評価され同社株価は一時7%超高となったものの、実店舗に頼る小売企業の苦境を印象付けた。
同日に23年11月〜24年1月期決算を発表したロウズは、純売上高が前年同期から悪化した。
一方、米長期金利の上昇を背景に、セールスフォースやアマゾン・ドット・コムなどのハイテク関連に売りが出ている。 今週は米個人消費支出(PCE)物価指数の発表を29日に控えており、警戒感も台頭している。
PCE物価指数で根強いインフレ圧力が示唆されれば、市場が期待する米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の利下げ開始が、後ろ倒しになると懸念する声もある。
週の後半には、23年10〜12月期の国内総生産(GDP)改定値など複数の経済指標の発表のほか、アトランタ連邦準備銀行のボスティック総裁やニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁らFRB高官らの発言が予定されており、今後の金融政策に関する手掛かりを得ようと様子見気分も強い。
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No.6444 2024/02/28(Wed) 03:32:07
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