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2月25日 日曜日 京都北野天満宮梅花祭
季節は冬から春の移り変わり 前線が横たわりお天気がぐつついている
為替150、50
■株式相場見通し
予想レンジ:上限40100円−下限39000円
来週は、日経平均の史上最高値更新を受けて、先高感の強さと達成感が拮抗する展開となりそうだ。
日経平均押し上げの原動力である東京エレクトロン、アドバンテストともに16日の高値を更新できなかったことが気になるところだ。 1月31日時点の日経平均構成ウェートでは、東京エレクトロンが7.67%、アドバンテストが4.28%と2銘柄で12%弱と存在感は大きい。 半導体株が上げ一服となると先週19日から21日のように、日経平均の上値は重くなろう。 エヌビディアの史上最高値更新が支援材料となる可能性もあるが、半導体関連株の達成感の強まりは警戒され、東エレクトロン、アドバンテストの株価動向に注意したい。
一方、足元の地合いでもポジティブな材料はある。 日経平均構成ウェートで10.94%(1月31日時点)と断トツのトップを誇るファーストリテ<9983>は、22日に上場来高値を更新している。 良好な需給面を背景に同社を中心としたインデックス買いが入る可能性はある。
また、TOPIXは1989年12月18日の史上最高値2884.8ポイントを奪還していないことから上昇余地は残っているとの見方もある。 単純にTOPIXの史上最高値に22日終値ベースのNT倍率14.70倍をかけると日経平均は42406円と試算できる。 ポジティブ、ネガティブ要因ともに存在することから、来週は様々な思惑で活発な商いは続くと想定する。
為替市場では、1ドル=150円水準で静かな推移が続いている。さすがに151円水準が近づくと鈴木財務相や神田財務官などによる口先介入が強まることから円安加速は一服している。
円はドルに対して、16日以降、一日の値幅が1円未満のこう着相場が続いていることもあり、3カ月物の予想変動率は20日に年率8%台前半と昨年11月下旬以来の低い水準を付けている。
仮に、予想変動率の低下によって円キャリートレードが活発化すると、円はユーロや豪ドルなどドル以外の主要通貨に対して安くなる可能性はある。
今後、円安ユーロ高進行となれば、任天堂<7974>、日本板硝子<5202>、ソニーグループ<6758>など欧州売上比率の高い銘柄への物色が強まろう。投資家のモメンタムが非常に強い地合いのため頭に入れておきたい。
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No.6425 2024/02/25(Sun) 06:05:42
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