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<カフェ・フジタ>

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服薬中断と述語同一視 / 水上雅敏
時々聞く、服薬を中断したい理由。「薬を飲まないのが病気ではないことですから」??? これも一つの述語同一化? 「健康な人は薬を飲まない」→「私は薬を飲まない」→「私は健康な人だ」。分裂病者で時々聞きますが、神経症者でも時々、特に、”薬なんてやめれば治る!”と根性論で育てる親の子である場合には、聞くような言い回し。
No.700 - 2014/03/11(Tue) 01:00:04

素数リズムのソリトンが脳内を行き交っていると考えると / 水上雅敏
脳のニューロンは一旦増えても、一歳までに急に減るそうです。
そこからわいた疑問や思いつきを書き並べます(まだかなりトンデモなレベル)。

まず、ここに合成数から素数だけに還元していく動きを見ることができないか? 

ニューロンを通じてやってくる信号なり波のリズムのシンクロする共通項の部分は信号なり振幅なりが強化されてくることでしょう。強化されたリズムと言うのは、全体のさまざまなリズムにとって、相対的に素数的なリズムを持つものになるのではないでしょうか(そうなるか全く考察不足ですが・・)。ニューロンが減るのは、そういうリズムだけを通すシナプスだけに還元してくる、ということではないのでしょうか?

もしそうなら、可能性としては育つはずのシナプスのその都度都度の(可能性としての)総数に対して、実際にできたシナプスの割合は、素数定理に応じたものとはなってないか(少なくとも、何らかの側面からシナプスの増殖過程を切り取ってみると素数定理から導き出せる割合が見いだせないか?)

ところで、このようなシナプスの減り方は、増えることとの連続線上にある自然な折り返しと考えるべきか(増え続けていると、共通する素数的リズムがわかってきたので、「節約的」に、そちらに還元していこうとし始める)、あるいは、どこかの時点で、生物的に予定されていたスイッチが入って減る方に向かっていくということでしょうか? 根拠はありませんが自然なのは前者のほうに思えます。人間の脳のキャパシティーに「限界」があるお蔭で(限界がなければ、節約のために素数的なものに還元しようとする必要はありませんから)。

人は思考を振り返りつつ思考を進める・・などというその「振り返り」の発生は、じつは、さまざまな信号のリズムが素数のみを通すシナプスに振り分けられる動きそのものなのでは、と考えてみるのも面白いです。いかにも人は「自分は主体的に振り返っている」と感じても、それはもしかしたら誤解で、実はこの神経学的な動きをなぞっているにすぎないだけ、なのかも知れません。しかし、またそういう誤解自体が、その後の主体の動きも変えるだろうから人は実は全く神経に従属的な存在とも言いきれないのでしょう。

すぐ上に述べたものは、知覚器官から入ってくる信号が順行的に素数ニューロン(ととりあえず造語しますが)に振り分けられていくプロセスに人の思考の「振り返り」―トップダウン的な見方―の性質を見たものですが、もしかしたらそういう素数ニューロンも成長していくとそれ自身がトップダウン的に、知覚器官からくるニューロンを能動的に走査し、自分達への共鳴や非共鳴を通じて、入ってくる信号を素因数分解的に再構成し始める、というのも考えられるかも知れません。

それはいずれにしても、こういう素数的なリズムが、粘菌に倣ってソリトン的に(=波が相互に、原型を保ったまますりぬけられるように)脳全体に拡がると考えてみるとどうでしょうか(粘菌の或る種の運動のリズム比は素数に対応しているという話もあるので、人間の脳に何かそういうリズムを見るのもそれほど不自然でもないように思います)。すると樹状的なニューロンに解剖学的に接続している後続のニューロンのみでなく、空間的に離れた所にも一挙に、互いの情報(素数的リズム)を交換し合えることになると思います。ということは、それら素数的リズムの交差点としてゲーデル数等価の記憶を作れることができることになります(ゲーデル数を作る際に素数に乗っける指数は、それなりのべき乗分の周波数へと増やすことでかえればいいでしょう。振幅を増やすことで代わりをできるかはよくわからないですが。)。

特定のゲーデル数に対応するそれら素数波の交差点は脳に1か所しかできないでしょうが、様々な波の広がり方(広がっていく角度とか)や、到達時間などから、脳の全ての各部分は互いに、脳の何処の部分に、どんな記憶(特定のゲーデル数)がストックされているか、を知っていると言うことになるでしょう。部分と全体のマンダラ的関係性がそこにあることになります。脳の一部が障害された場合、即刻全体が感じ取って、補うように働き始めたり修復をし始められるのはそういうことなのかも、と考えることもできそうです。

まあしかし、今までの話をひっくり返すようですが、例えば母音の知覚をとりだせば、一か国語においてのそれぞれの母音は2つの異なる周波数のセットでつくられていて、セット相互は対数軸上できれいに互いをもっとも効率的に差異化できているかたちだと思われますが、そこで使われている周波の波以外は、言葉の認識に不要とされてくるので、ニューロン数の減退はそういう取捨選択によるのかも知れません(素数ニューロンの勧化と言うより)。ただ、そこで選び出された周波数相互の比率に素数的なものを見ることができないか、そうでなくともどこかに素数がニューロンとの関係であるのではないか、など思います。そもそも粘菌に素数のリズムが見られたり、互いが干渉しにくい関係であることや、ゲーデル数を構成するのに都合の良い数であったりするのを考えると。

No.699 - 2014/03/10(Mon) 17:44:35

妊娠期間と、「9」あるいは「10」 / 水上雅敏
>海外では妊娠期間が9ヶ月と聞きましたが、日本では十月十日ですよね。
計算方法って同じなんでしょうか?

と知恵袋でのQ。フロイトにおいては、「9」の数字が夢に出たら妊娠期間を象徴していることが多いというような旨あって、上記のQの件は私も疑問に思っていたが日本人でも夢の「9」はそう解釈してもいいのかどうか・・。「10」をそう考えるべきか。無意識はどちらの数え方をするのか、意識の数え方が反映されるのかどうか・・

No.698 - 2014/03/09(Sun) 02:20:48

続き / 水上雅敏
調べてみると、膠原病他の病などでも、程度は悪化したり改善したりするような難聴結構あるみたいですね。

ttp://blog.goo.ne.jp/pochi--/e/d7d8b83da92f6af72075a770f6b9adae

など。

No.697 - 2014/03/07(Fri) 22:06:07

佐村河内氏の言うことをとりあえず本気にとらえてみると / 水上雅敏
兄弟が亡くなってからさらに難聴が高まったと言っていたことで(たしかNHKの番組で)、詐病でないとしたら心因性かな、と思っていたのですが、実際の最近の脳波を使った検査では4〜50dB程度の確かに少しは聞きにくい状態で、感音性難聴、語音の把握困難という結果が、脳波も使った検査で出ていたようです。

心理的な問題が、実際に、解剖学的な障害を深めるかと考えていると、ベーチェット病など思い浮かび、調べてみると、ベーチェット病でも難聴はあり得て、ベーチェット病自体は心理的なストレスでの病状の浮き沈みはある?みたいです(ということは、前より聞きやすくなったという可能性もないわけではないかも)(もちろんベーチェット病自身は心因ではないですが)。むろんこの病と限らず、別種の病なのかも知れませんが。

なお、本人は特に語音が聴きにくいと言っており、このこともマスコミは疑っていることが多いようですが、音はよく聞こえても、語音は聞きにくいということはあり得るとは思います。

でも今の難聴の結果はあのように出ていても、いままでのことについて虚言が全くないかどうかはわかりませんね。

No.696 - 2014/03/07(Fri) 21:23:48

被差別部落と妙見信仰 / 水上雅敏
651で妙見信仰の抑圧について書きましたが、被差別部落は元来、妙見信仰となんらかの関係があるのでは、と思えてきました。なぜ、牛などの解体や(ある意味、聖職者の供儀にも通じるかにも思える)、皮を扱う仕事を被差別民はさせられがちだったのか、が、よくわからなかったのですが、そこから考えてみると。どうも妙見は亀のみならず牛との関係も深いのではと思われます。

キーワードは、牽牛・織姫、妙見、白山、ミトラ信仰、泰氏、天神様の牛、etc.。

No.695 - 2014/03/06(Thu) 03:35:23

素数を作る装置 / 水上雅敏
ttp://www.youtube.com/watch?v=B4R0P52JqwA

これはどう考えても面白いと思うのですが。

煎じ詰めると、「多角形が素数の数の頂点を持つものであれば、ある頂点から出発して一筆書きで、すべての頂点から他の全ての頂点と結びえる対角線を描くことが出来る(合成数ならどこかで筆を離さないといけない)。」ということになると思います。

動画では、ある数が素数であるかどうかは、その数ほどの頂点を持つ正多角形の各頂点をリング状の鏡の上に打って、どこかの頂点の穴から光を差し込んでみて、星形に反射させたときにはその星の全ての頂点上にその点が来ているか?・・すぐ横の点を照らしても、1つおき、2つおき、etcに照らしても、いずれの場合でもすべての点を照らしえているか、で、その数が素数であるかどうか(素数ならすべてを漏らさずどの場合でも照らしえている)、がわかることを示していると思います。こういう装置を作れば、すぐに素数を次々と構成できるのではないでしょうか?

反響が少ないのは、どこかこの理論に漏れがあるか、すでに分かっていたことなのか、大したことではないのでしょうか?

あとは、ある数を素因数分解する装置ですが、これは考え中なのですが、その数分の周波数を持つ波に対して、いくつかの素数(当該の数の半分の周波までの素数周波の波全てで十分だと思いますが)の周波を持つ波を重ねてみると、何らかの共鳴が示されたり、重なりのポイントとして何かの特徴が見られたりして、その当該の波の周期に含まれる素数をとりだせないものか、と思っています。

No.694 - 2014/03/05(Wed) 17:03:25

色覚検査をヒントに、解剖学的難聴者を区別する聴覚検査を考える / 水上雅敏
色弱の検査では、正常色覚の者の区別できない色の違いが、逆に区別できたりすることで、色弱を判明させる検査が混じっていると思います。例えば、単色の黄色と、緑と赤の光を適切に交えてできた黄色は正常色覚の人は区別できませんが、
緑或いは赤が見えない人は、逆に区別できてしまうことを利用して色弱を判別するというのがあったと覚えます。

聴力検査でも、似たような構成を使うことで、耳の解剖学的な問題での難聴か、心因性或いは詐病のものなのかは区別できないものでしょうか(後者の2つはこのやりかたでは区別は出来ないと思いますが)? いや、最初からすでにそのように構成されていて私が知らないだけかも知れません。

例えば、普通の聞こえたらボタンを押すタイプの聴覚検査は周波数ごとに計測されるものと思いますが、例えば実際にはその周波の波は存在していなくても、300、400、500ヘルツの波を同時に聞かせると、その公差としての―いわゆる「うなり」か―100ヘルツ等価の音が聞かれるということがあったと覚えます。

これを利用して(全く聞こえないなら、以下は論外ですが)、たとえば最初純音としての100は聞こえるが、400や500ヘルツを聞こえないふりをしていた人には、一見100ヘルツ等価の音が健聴者には聞こえてしまう300、400、500ヘルツの複合波を聞かせる。もし、解剖学的には実は健聴であるなら、ここでやはり100ヘルツに聞こえる、と述べてしまい、400や500が聞こえないと言ってたのは嘘だ、と分かるはずです。解剖学的に真に400や500が聞えないなら、その公差としての100ヘルツは聞こえないと述べ、300ヘルツの音が聞こえると言うはずです(そもそも300ヘルツは聞こえる人の場合)。あくまで色弱の検査のアナロジーから考えたわけで、実際にそうかは私は知りません。また、むろん、いろんな純音の波と、交差としての波の組み合わせパターンをいれた検査を作らないといけないから面倒かも知れませんが。

ただ、心因性と詐病の区別はこのやりかたでは難しいでしょう。心因性難聴であれば、純音としての100ヘルツと公差としての100ヘルツの区別ができる、というわけでもないでしょうから。

No.693 - 2014/02/23(Sun) 03:04:05

寄生虫妄想とヒステリーの被誘惑幻想 / 水上雅敏
『一破瓜病患者の途絶における非分裂病的事態について』(金吉晴、新宮一成 臨床精神病理 vol10.No2)
では、患者が腕を振るわせ字を書くようなしぐさをしたので、「2人一組の精神自動症」的に「思わずボールペンを手渡した」。その後、患者は、断片的な文をいくつか書いて、筆記具を返した後「おなかの中に虫がいる。」「白い回虫みたいのんや」といい幻覚を出現させたことが書かれています。著者は、このフォールペンを渡した行為を、それは患者に象徴的次元を入り込ませたもの、と考え肯定的に受け取っているように思われます。

即断はできませんが(もちろん以下の考えはひとつの仮説でしかありません。)、私は、他方で、このボールペンを渡した行為は、患者によって、ファルスを挿入された行為として、いわば、ヒステリーの被誘惑幻想的に被害的に解釈された可能性があり、この白い回虫はその表現ではないか(私には精子にも連想されてくるのですが)と考えることもできるかと思います。むろん、そもそもは、患者こそが腕を振るわせて書くものをかしてほしいと言うような動作をみせたわけですが、自分の欲望を認めないヒステリー者は、事後的にそうとらえ直す可能性はあるでしょう。

また、ボールペンを渡したことで、すでに689で書いたように

>カウンセリングの場でも、書いてきたものを読んで伝えようとする人が時々居ます。それはある意味、文字が主体の夢の世界にいつづけて、パロールによって去勢される覚醒世界に出まいとしている姿かも知れません。

というように、”覚醒していても夢の世界に居続ける”ことを助長してしまったかもしれません。

ちなみに、この事例の診断、著者はヒステリーも考えつつも、分裂病寄りのものと考えているようですが、もう少し、以上のようなことなどから、ヒステリーを考えるのもありか、とも思います。むろん、基本分裂病の上で、以上のような、ヒステリー的手段をとった可能性もあるのかも知れませんが。

No.692 - 2014/02/23(Sun) 01:25:15

分析室を出る瞬間の無意識の動き / 水上雅敏
むしろ分析中より、分析のキャビネットを出る瞬間にこそ無意識が表現されやすいということはあると思います。もう分析の時間ではないから、という被分析者側の油断から。むろん、見方によれば、いつでも同じくらい無意識は分析家側から解釈できるということにもなりますが。分析家のほうも、もし被分析者に対するいわゆる分析の時間だけが精神分析だと思ってしまうと、そういう瞬間に適切な対処を忘れがちになると思います。うっかりペンを渡してしまうとか(ペンを渡しても、うっかりでなく、何か分析的考えがあってのこともあり得るかも知れませんが)。
No.691 - 2014/02/23(Sun) 00:54:32

ペンをカウンセラーに借りようとすること / 水上雅敏
時々、書くものを持ってこずに、カウンセリングの終了時、次回の予定をメモするために、カウンセラーにペンを借りようとされる方がおられます。

単に、カウンセリングは1回の相談ですむものと思って次回の予定を書く必要性は考えてもいなかったということかもしれません。

そうでないとしたら以下のようなことなど考えられそうです。

カウンセラーから男根的なもの(形もそうだし、「書くもの」つまり、そこを巡ってパロールも生じるもの)を奪う、あるいは、借りようとする。去勢の否認。

次回が在る可能性を考えてなかったふりをして、「次回は、カウンセラーが要請するから来てあげるのよ、私は来るつもりが無くてペンも持ってこなかったがカウンセラーが要請するからくるの」という形にするために持ってこない。

似たことになるが、カウンセラーのペンを使って、カウンセラーとして次回の予定を自分のメモ帳に書くことで、来所を要請するカウンセラーと、要請される自分のひとり二役をする。上段とのいずれにしても、自分は欲望していないのだ、とする手段になっている。

No.690 - 2014/02/23(Sun) 00:47:14

読んで伝える問題 / 水上雅敏
カウンセリングの場でも、書いてきたものを読んで伝えようとする人が時々居ます。それはある意味、文字が主体の夢の世界にいつづけて、パロールによって去勢される覚醒世界に出まいとしている姿かも知れません。
No.689 - 2014/02/23(Sun) 00:35:47

「意味不明の声」より「意味不明の文字」こそ? / 水上雅敏
象徴的去勢の受容時に時に報告されるとされる夢として「意味不明の文字」がありますが(←新宮氏の言われるように)、「意味不明の声」はどうなのでしょうか。以前は両方は等価だと考えていましたが、今は全く等価というわけでもないと考えています。

「意味不明の文字」こそ、覚醒時に音声的な言葉を通して入ってくる去勢(意味不明な他者性、現実界)を色々と解釈する言葉(覚醒時の自分側の言葉。多分、それが音声的に語り返した言葉であるか、自分の中で反芻された非音声的な内的言語であるか、はどちらでもありえると思いますが??)の隙間を埋めようとするいわばそれらの言葉の残骸、とりわけどれほど覚醒時に去勢を受容できたとしてもそれを埋めようとして夢が残そうとしてしまう最終的な残骸であり、そしていわば夢から覚醒するときに夢のほうに消え去っていく夢の側の存在である。声の方はそのような最終的な残骸ではありえない。声のほうはまさにその去勢を覚醒時に導きいれるメディアであると考えます。たとえ、夢の中で、意味不明の声を聞いたとしても、それは最終的な残骸ではなく、いまだ、去勢の抑圧を残しているしるしだと考えます。本当にぎりぎりまで去勢を受容できていてその去勢の埋め合わせとして夢の中に現れるとしたら、それは意味不明の声ではなく、意味不明の文字だと思います。覚醒時に声をメディアとする言葉を通じて受けるはずの去勢を夢においてやはり聴覚的な「意味不明の声」で埋めようとするのは、無理がある、いわば十分に「直交的」ではない、つまり、声でできる言葉の導きいれる無を埋めるに一番効果的なのは視覚的なもの(他の知覚様式でもよいけど、声と対照的に、一番”残る””遠感覚的”なメディアとしては視覚が最適)であるはずなのにそうしていない、つまり、そもそもの無を十分に受け入れられていない(いわば、本来音声言語で導きいれられた去勢の位置において、その音声言語と直交的に交わってその無を埋める文字、という直交関係―いわばフォルト・ダーの声と在不在する糸巻と言う視覚との関係の様な―を抑圧して無を見ないようにするため、もうひとつ余分に声―あるいはもしかしたらもう一つ別な声と文字の直交関係―をそこに重ねている)のだろう、と考えているということです。

あるいは、夢の中で、「意味不明な声」を聴くとすれば、それはまだその声を発した存在を夢の中に想定しているということであり、鏡像を保持するナルシズムを十分には放棄しきれていないとも換言できるでしょう。

以上、要点のみのべれば、「声は、覚醒時に去勢を導く言葉の材料であり、文字は、夢においてその去勢を埋めるものである。」という役割分担があるだろうということです。

ただ、声と言うより、要素的な音が突然夢の中でする、というのも以上のような抑圧として考ええるかは考察不足です。

以上は「意味不明の声」についての考察であり、夢の中の意味ある音声言語の話は別です(後者によって去勢の受容を示しえる可能性はあるかもしれません。十分にありえるかは未考察です)。

もし、「意味不明の声」がかなり去勢を受容した主体にあるとしたら、夢の中で去勢を最後にぎりぎりの手段で埋めるようなハイライトの部分ではないところで付随的に使われるとか、という程度では在るのではないかと考えます。

No.688 - 2014/02/22(Sat) 23:55:41

続き / 水上雅敏
2つの文のセット。例えば、なぞなぞと、その答え。少し間をおいて聞かせる。答えを聞いて、なるほど!となるか(そういうp300が出るか。)。無意識自体はなぞなぞは解けないでしょう。夢自体はなぞなぞのようで一見ウィットに得意そうですが、無意識のレベルでは通常の言語で進め得るような弁証性、論理性に基づくような意味作用はできないでしょうから。

しかしヒステリー(心因性難聴もふくめ)の場合つねに都合の悪いものが忘却され続ける、というより、時にはちらりちらりと意識されていたりもする可能性があるでしょうから、そこがまともな答えを結実させえるとすると、やはり聞こえているものと判断されて、詐病だ、うそつきだ、と言われかねないでしょう。

No.687 - 2014/02/14(Fri) 17:23:52

心因性難聴と詐病の脳波による鑑別法の一仮説 / 水上雅敏
佐村河内氏の聴覚が問題となってますが、治りつつあると本人が言うからもはや遅かりしの話ですが、では過去は本当に聞こえなかったのかどうか、とか、そもそも一般に心因性の難聴の場合にどうそれを詐病ではないと判断しえるか、は問題です。もう区別する方法は確立されているのかも知れませんが。

まず、心因性の難聴の場合、脳波は音に反応しているようでも、本人はたしかに聞こえない場合があるかもしれません。よく知りませんが・・・。つまり脳波の反応しえるところの瞬間までは音が聞こえても、あるいは音として結実しかけたそのぎりぎりの瞬間に、それを抑圧して本人は実際に聞こえないということになる可能性もあると思います。そういう場合、心因性(ヒステリー)で本当に聞こえない場合と、実は聞こえていて聞こえないふりをする場合と脳波から区別する手段はないのか。(心因性難聴なら脳波は反応しないとなれば、区別は簡単なのですが、何らかの反応は多分に反応を示す可能性は高いと思いますので)。

少し考えてみました。

ひとつは、2つの違う文、しかもその文を複合させると、何かあたらしい意味を結実するような文のセットを聞かせてみる。意識で捕えつづけていてこそ、新しい意味を結実するような2つの文を。そして、p300なりを脳波からとってみて、p300が出ていれば(つまり、アハ体験的な、何か、ぴんときた、意味がわかった、ということをさししめす脳波の一形態だと思いますが(何度か、繰り返し聞かせて、加算した脳波の形から判明される特殊な波の谷だと思いますから、数セットの文を聞かせる必要はあるかも知れませんが))、実は意識的にもきちんと聞けているのだ、ということがわかる。無意識にすぐにおのおのの文が忘却されるようならそれらの文は互いに組み合わさって意味を結実させることは無いからp300は出ない・・という風にはならないものでしょうか。

ただ、そういう文のセットが、無意識のどこかで、あるいは瞬間瞬間に意識化されてすぐに忘却されるその反復の中で、同じように意味を結実させて、やはりp300が出現してくるものでしょうか? であればやはり、鑑別不能ということになってきますが。

No.686 - 2014/02/14(Fri) 17:08:52

錯覚を防ぐ視野の中心、そして境界と面の認知と構造主義の関係 / 水上雅敏
昨日の某番組であった、錯覚の実験。円状に並べられた、いくつかのピンクの光点が、つぎつぎと明滅し、消えた所が円環状に移動していくのですが、そこに錯覚的に緑の光点が見えるわけです。その円の中心に視点を置きつづけた状態でこれをみると、です。もし円の中心に視点をおかず、その消えた所を追っていくように見てしまうとこの錯覚はおきません。

視野の中心で、その消えていくところを見ると錯覚が起きないというところが面白いです。視野の中心というのは、無を作り出す操作と表裏一体なのではないか、つまりフォルト・ダーにおける糸巻の在・不在、糸巻とその像を隠すベッドとの境界の上を視線を行き来させてそれによって視覚的な執着をすぐに解消させる操作と表裏一体である分、ピンクの光点にとらわれすぎることもなく、その分緑と言う補色で中和するほどの手間をはらうひつようもない、ということではないか、とも考えます。

視野の中心で見ないと、補色の残像が残ってしまう、というのは、もしかしたら、視野の辺縁は普通はぼっと見ているのに、
ピンクの光点を見ることが当該の実験では強く意識させられてしまう分、普段より視野の辺縁(眼球の焦点を結ぶところから少し外れた所)に多少の無理がある、その上、視野の中心のように輪郭(ここではピンクの光点とその外部とか、ついているピンクの光と消えたものの境目)の上を微妙に揺れ(走査し)て素早くずらされることがなくある場所(ピンクの光)に吸い付いたままになりやすく同じ刺激が続いて負担があるので、そのよりもどし(中和)のために「逆数」のように、(ピンクが消えた所に)緑という補色が見られやすくなるのか、と考えます。

その意味では、この視野の中心と言うものは、その「無」の構造化―つまり無へと向かっての言語的な弁証法―への補助(フォルト・ダーに見るような)との関連を考えると、ネガティヴな「境界」から考えていく構造主義的思考にとっても興味深い領域のように思われます。

くわえて、「境界」相互の間隙である「表面」をどう人はつかんでいるのか、ということも問題になってくると思いますが、以下のような関連文献興味深いです。これについては、後日考察を加えようと思います。

ttp://www.nips.ac.jp/scinfo/2003tani.htm
「ネコ視覚野における均一な面の表現の機能構築」。視野の中心に輪郭が来ず、脳梁をとおして左右脳に同じ刺激が行くならば、それは「面」であると脳によって判断される、ということでしょうか? 興味深い文献です。ついでに言えば、上記のフォルト・ダーの私の考察のように視野の境界(糸巻とベッドの境目)と言語との関係を考えると、この視野の中心や脳梁をとおしての左右脳への言語的な情報の伝達、面と言語との背反、そして、分裂病者におけるその逆転(面に言語を結び付け、境界に何も置かない=絶対的な無に残してしまう、あるいは、言語を面と結びつけたものと境界に結びつけたものへと分裂させるなど)を仮に考えてみたり、そのことと「分裂病者は言語をもの表象のように扱うと言われる状況との関連を考えてみる、などの考察テーマも得られ
るのも面白いところです。

ttp://www.nips.ac.jp/scinfo/kaisetsu.htm
「大脳皮質視覚野における情報処理の概説」・・これは図と地の境界、その他についても考察されており興味深いです。

ttps://www.jsps.go.jp/j-rftf/saishu_hyouka_08/02_life/p_pdf/l_02-02.pdf#search='%E5%A4%A7%E8%84%B3%E7%9A%AE%E8%B3%AA%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E8%A6%96%E8%A6%9A%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0'
「大脳皮質における視覚認知のメカニズム」これも面と輪郭の認知と脳の反応についての考察を含んでいるようです。

No.685 - 2014/02/13(Thu) 16:17:58

NHKの変遷からわかる、「隠された神」の温存と、アニメ文化流行の相関 / 水上雅敏
倫理の起源を問うと、父の権威を傷つけてしまう(父の利己的な欲望を暴く、父の無知を暴いてしまうetc),父を怒らせてしまう、自分の身がもたなくなる、だから父の存在を隠し(「神」と述べたり、YHWHヤハウエイのように指示したりもせずに隠し、いわば「隠された神」を上に置き続けて)倫理の起源を問わない、ということが、「日本人は哲学をもたない」とよく言われたり(むろん書かれている書物すべてがそうではないのは確かですが)、日本の哲学?が処世術に堕しやすいことの原因の一つかと思います(精神分析より心理学が流行りがちなのも)。そのこととアニメ文化、二次元の文化の流行がどう相関しているか、が、NHKの変遷を見るとわかるような感じがします。

原発や重要な情報を隠せるために、悪天候とオリンピックがあるとほっとしているかのような(多分そう)NHK。政府の意向を気にし、政府の持つ倫理の起源を問わず、そのような報道を行わないことで国民が失望し受信料を払わなくなることを懸念して、いまはやりのアイドルグループを出すなどで人気を得て埋め合わせようとする。そして、あのチャラチャラ感の「見せかけの自由」―子供が「自由」を定義するときのような、大人になれば許される程度のあたりさわりのない自由―さは、「本来の自由」―倫理の起源(政府の倫理の起源も含め)を問い覆すような自由―のないこの国の現状を隠してくれる利点も持つだろうから、ますますこの方向性はNHKにとって有利なものであり助長されてくることになる。

上記の相関の原因はそれだけではなく、倫理の起源を問わないということは、去勢=穴が隠ぺいされ象徴的去勢が抑圧されていることである。3次元、奥行きという「見えない向こう・無」への開かれが十分できていろいろそこについて考えられるということは、象徴的去勢が抑圧されていない必要があるだろう。こう考えると、アニメ、二次元文化の流行、見栄えの重視、という「表面」へのとらわれと、倫理の起源(政府の倫理の起源も)の問わなさとの相関の原因がここにもうかがえ、互いが助長し合っているであろうことがわかります。最近言われる性能力の減退(精子の少なさ、etc.)までもそういうヒステリー構造にさかのぼれるかは分かりませんが。

No.684 - 2014/02/13(Thu) 14:46:40

覚醒20秒前以前の夢は忘れられてしまう? / 水上雅敏
NHKサイエンスゼロで先日流された、見ている夢をあてる機械。ブレインマシーンインターフェイスの延長のようなものだと思うのですが、はっきりとは記憶していませんが次のようなことが言われていたように覚えます。脳内の血流からであったか、いま被験者が夢見ているイメージを機械が割り出して推測するのですが、「起こして夢を報告させると、起こす前の20秒以降に機械が推測していたものは当たっている(報告の中に出てくるイメージである)けど、それ以前に機械が推測していたものはほとんど関係ない」というようなこと。

その「関係ない」と言われるイメージが逆に非常に興味深いように思えます。起こす20秒前以前のイメージは抑圧されてしまう、ということを示すようにも思われるため。

それと、いつ起こしても、その20秒前以前のものは報告される、ということであれば、しかし、もしもっと遅く起こせばそれらも忘却される・抑圧される運命にあったと言うことだろうから、ここをどう考えるか。もう20秒前以降のイメージは忘れ去るタイミングを逸しているから、最終的に覚醒される直前で、これらのイメージは保たれたままその意味合いが遡及的に変えられて(抑圧したいものが隠され得るようなストーリー展開にされて)、そして覚醒するのではないか、・・などと考えらるようにも思いました。

No.683 - 2014/02/11(Tue) 04:49:00

粘菌の波はソリトン。脳内の情報の伝播は? / 水上雅敏
粘菌の波は「ソリトン」。2つの波がぶつかってもすりぬけて互いに遠ざかる、とのこと(読売新聞 2月9日)。
脳の中で、情報が、部分の情報が全体にも散らばっている、ということもあると考えますが(何かの本にそういうことが書かれていた記憶が・・。どういうレベルの情報かにもよりましょうが)、こういうソリトン的な作用をそこに仮説的に考えてみても面白いかな、とも思います。

No.682 - 2014/02/09(Sun) 21:15:03

猫に同性愛的行動がありえるのか? / 水上雅敏
本能と言う観点から、動物の性行動は生殖の為と単純に思っていたのですが、そうでもないのでしょうか。余り目的論的にとらないほうがよいのでしょうか? たとえば、昔、鳥のひなに餌をやっていて、のどが餌でいっぱいになってる途中なのにまだねだるのをみて、「ともかく「餌を差し出すと口をあける」というようなパターンに従って体の各部分が自動運動をしてるだけではないか。おなかを満たせばよい、という目的は考えないままで」と感じたのですが、そのように猫は性器を使っているということなのでしょうか。まあこの猫がどういう同性愛(?)的行動をしていたのか、ただ、母猫に寄っていくようなものだったのかわかりませんが。

ttp://news.livedoor.com/article/detail/8489314/  Techinsight
2014年01月31日20時00分
「この子はゲイ、宗教上許されません」と飼い主に捨てられた猫。(ナイジェリア)

No.681 - 2014/02/01(Sat) 01:53:03

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