七夕でしたね。アイドリッシュセブンのライブに行くことが毎年楽しみだったのですが、コロナの影響で中止になってしまいました。アニメや広告、イベントもすべて見送りになり、おそらく「Re:vale」の5年間をいいタイミングでできる年だったはずなので、本当に残念というか、制作スタッフの方々がめちゃくちゃに気合入れてたかと思うとあまりにも悔しいです… また来年、楽しみに待っています。代永さんの件もあったし、今までこれだけ走り続けてくれて、ありがとうございますの気持ちしかないです(経済的損失については言葉もないですが…)(それはもう世界全体の話なのでね…ただありがたくもある程度は継続が見えるコンテンツで、支える人たちがいて、そうして終わりもあると思うので、私は恐れながらも、楽しみにしています)
えーと。7/7ですが、なんと菅野よう子とシートベルツが生ライブ配信を行ってくれて!オンライン七夕まつり!最近本当に情報が拾えていなくてですね、もう終わったくらいに知ったのですが翌日も再配信(アメリカとか他国の時間帯向けにも)がありまして、大変救われました、全く気づいてなくて死ぬかと思った… シートベルツのすごいところはもう有名な方ばかりがいるというのはわかってるんですけど、揃うところきっちりでバランスもおさえるところはおさえててま〜〜〜完璧でしたね。音のキレが違う。集団なのにあまりにも完璧。金管・管楽器はあえて崩しているところもあったと思います。楽しすぎたしすごすぎたしもう何も言うことがない。最高でした。スティーブと山根さんあたりから海外のチャリティーコンサートみたいな映像になっててちょっと笑いました(私スティーブの顔、初めてちゃんと見たよ)無論、めちゃくちゃ泣きましたけどね…まめぐとMay'nちゃんのライオンは〜もう〜これも言うことがない最高です!金管が強めでかっこよかったです。 私が今回一番ヤバイと思ったのは「Inner Universe」でした。演出もですが、それ以上にピアノ1台(とループマシン:単調なフレーズのみ)と、録音の音声だけでできることではない…ないです 私、基本的にカバーが好きではなくて、ピアノで弾いてみた系もめちゃくちゃ苦手なんです。理由は「原曲至上主義」だからなんですけど、原曲超え・違ったアプローチでより求心力の強いもの に関してはちゃんとした評価をします。カバーがうまいアーティストは信頼できるし、超好き〜〜!となる。 話は戻るんですけど、「Inner Universe」激震が走って、いやほんとに…こんなことってある…?ちょうど今、攻殻機動隊(2ndGIGまで)見ていたので余計にですが…ピアノ1台で表現できる領域を超えている…これは、あのめちゃくちゃ世に知れ渡った曲を逆手に取っている部分があり、聞き手はある程度この曲の深さ・難解さ・切実さみたいなものを耳で理解していて、伴奏どころかありとあらゆるバックグラウンドが頭に入った上での演奏だったと思うんです。そうして、一人で演奏していた意味は、菅野よう子がOrigaへ向けた鎮魂歌だったんじゃないかなと最初は思ったけど、違うなあとも思いました。Origaはずっとそこにい続ける、私が触れるたびに、それを思う限り存在するんだよなと。それを菅野よう子は現実で叶えてくれたんですね。 途中、肉体がデジタルの点になって散らばり、点と線の集合体になる映像の演出があり、隣にはOrigaであろう歌っている人物の姿がありました。真っ黒なデジタルの宇宙の中に、二人。間奏〜サビ前のCメロ。彼女の国の言葉で、彼女が歌って消えていく。 終わり方もすごくて、本来原曲にはない「Calling Calling」という声、呼応するようにピアノが音をなぞってそれに応える。え、宇宙……生命……万物……すごすぎません…?Inner Universeした……(そこからのホシキラ、セットです) 私は何を見せられているんだろう。涙しか出てこなくて。あの映像、perfumeで有名な真鍋さんだったんですね、めちゃくちゃよかったのでなるほど感… はじまりからおわりまで、ループさせていた「ド」の音(私の音階的にはシ)、ずっと頭の中で鳴っている
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