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連続する(ある条件を満たす)自然数の立方数の差についていくつか素因数分解をしてみたところ奇妙な現象があらわれました。
n を 非負整数とします。
数列 a(n) を次のように定義します。
a(n) = (2n(n +1) +1)^3 -(2n(n +1))^3
a(n) は連続する2つの非負整数の立方数の差になっていますが、より小さい方の整数は矩形数の2倍(三角数の4倍)となっています。 (ただし今回は 0 は三角数でもあり矩形数でもあると約束しておきます。)
小さめの n についていくつか計算し素因数分解してみました。
a(0) = 1 = (6*0 +1) a(1) = 61 = (6*10 +1) a(2) = 469 = (6*1 +1)*(6*11 +1) a(3) = 1801 = (6*300 +1) a(4) = 4921 = (6*1 +1)*(6*3 +1)*(6*6 +1) a(5) = 10981 = (6*13 +1)*(6*23 +1) a(6) = 21421 = (6*5 +1)*(6*115 +1) a(7) = 37969 = (6*7 +1)*(6*147 +1)
上記の通り a(n) を素因数分解すると、各素因数はいずれも 6 で割ると 1 あまるようにみえます。
投稿スペースを考えて n = 0 から 7 までを例示しました。他にもいくつか計算しましたが私が非力なためか例外をみつけるにいたっておりません。
不可思議な現象にみえますけれども理由がわからないでいます。
ご教示頂ければ幸いです。
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No.22746 2020/04/02(Thu) 21:34:07
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