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沖ノ鳥島
時事通信社iJAMP iJAMP記事 【中央官庁だより】◇沖ノ鳥島のPRは...=国土交通省 03/09/22 07:34 KL022 東京からはるか1700キロ以上離れた日本最南端の沖ノ鳥島。国土面積を上回る約40万平方キロの排他的経済水域を有する、この島に及ぼす不測の事態に備え、河川局は来年度、不審船を詳細にとらえる監視システムを導入し、偵察用の水中ロボットの開発にも着手する方針だ。もともと、満潮時には高さ・幅とも数メートル程度に縮む島だったため、国交省(当時建設省)が10年前に護岸を設置。必要に応じて、劣化を防ぐ補修工事を行っているが、国連海洋法条約では「人間の居住又は独自の経済的生活を維持することのできない岩は、排他的経済水域は有しない」と規定。これに対し、中堅幹部は「住もうと思えば、住めないことはない」と強気の姿勢。ただ、あいまいな規定であるため、国際問題への発展を懸念する某省に配慮し、同島の積極的なPRは差し控えてきたとか。とはいえ、保全事業は国土保全上極めて重要であるだけに、別の幹部は「ぜひ、新聞で取り上げて」。(了)(2003年9月22日/官庁速報)
[No.885] 2024/07/09(Tue) 04:30:46 |