Re: SpectraLayers Pro6 VS izotopeRX7 (No.438 への返信) - ワッチ |
JONYさん、こんばんは。 レスありがとうございます。
両方とも使っていらっしゃるとはびっくりです!
> セッション録音とは違って、聴衆の存在、照明や拡声機器の電源との共存、輻射、配線設備の共有など演奏会のライブ録音の場合は、予期しないノイズに見舞われることが多々あります。
ですよね〜。フィールド録音でもいらないカラスや遠くの救急車、 ひどいのは富士の樹海で野鳥の録音をしようとしたら数匹の野犬に吠えられまして、石を投げて追い払いましたが遠くでずうっと吠えていてすべて録音がパーになりました。
> 聴衆の「雑音」では、楽章間ではなく曲中でオーケストラが「全休止」あるいは ppp で進行中に「咳払い」なんかがあるとき、SpectraLayers Pro6 は、「咳払い」の消去を簡単にできるので助かります。
まだこの手のソフトを知らなかった時にライブ録音のSACDを聴いて、曲間で聴衆の気配がまったくしないのに驚きました。普通は衣擦れや咳などが聞こえるはずなのにそういう音が一切しない。 ゲネプロの録音と一部を差し替えているのか、いやいや聴衆がいないと残響時間が変わるはずだから編集で差し替えたらバレるだろうとか、演奏前に聴衆に録音するから静かにしているように注意でもしたのかとあれこれ想像してました(笑)。 が、この手のソフトの存在を知って「そういうことか」と納得したものです。
私の使い方は、まず素材の明らかに不要な所やRX5で消せそうにない部分をSoundForgeでカット編集してからRX5でぼちぼち消していってます。 フィールド録音ってある意味時代を切り取って記録しているわけですが、こうして不要部分を消していくと、それは真実を記録してないのではないかと思うことがあります。どこまで手を加えることが正しく時代を記録していることになるのか、その境界線に悩むこともあります。一方でどうせ趣味なんだから、自分が気に入るように作ればいいじゃないかという考えもわいてきます。 このあたりは正解がなく難しいですね。
> クラシック録音においては、ある意味で、「保険」のようなソフトですね。
私としてはあらゆる録音に使いたくなりますね。
[No.440] 2020/05/09(Sat) 19:44:53 |