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all タスカムから新しいレコーダー - ワッチ - 2021/12/27(Mon) 12:28:00 [No.476]
Re: タスカムから新しいレコーダー - JONY - 2021/12/28(Tue) 01:30:04 [No.478]
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Re: タスカムから新しいレコーダー (No.488 への返信) - JONY

葛の葉さん、こんにちは。
また、コメントに気づくのに時間が経ってしまいました。

そうでしたか。LOW: +1.0dB HI: +23.0dB の2段の「ゲイン」も、35dB、70段の「VOLUME」もアナログ増幅ですか。
同じマイクアンプの中でゲインコントロールを分割しているとすれば、操作性が目的なのでしょう。
ステップゲインとは別に、固定ゲインを組み合わせる方法は、単体のマイクアンプでも同様の例がありますね。私が所有している Millennia HV-3 シリーズはそうなっています。

ただ、ここで疑問があります。
業務用単体マイクアンプの場合は、音響機器の世界規格に沿って、出力電圧を基準値 +4dBu まで増幅する必要がありますが、同一機器内でマイク入力信号をA/Dコンバーターに導くのであれば、その間に、必ずしも同じような増幅は必要ないわけです。

もしA/Dコンバーターが 24bit 解像度でマイク出力をほぼ直接扱えるなら、敢えてわざわざ 60dB もの増幅をアナログ回路で組む必要がないだろうと。
アナログアンプの場合、増幅量が多いほど例外なく歪み率が悪化します。
増幅量が 60dBの場合、20 〜 30dB の場合に比べて、歪み率は、一桁ほど悪化するのが普通です。アナログアンプの歪み率は、顕著に聴感・音質に現れる部分で、一般的に高級機ほど雑味のない滑らかな音になります。

マイクレベルからラインレベルまでのアナログ信号を直接扱えるA/Dコンバーター、それに加えて充分に大きいビット数のデジタル信号処理回路があれば、解像度を維持したまま、歪み率の悪化なしに増幅や信号処理が可能でしょうし、ライン入力を減衰する必要さえなくなるはずです。

単純計算してみると、
24bit の理論値としてのダイナミックレンジは 144dB ですが、これにマイクレベルをラインレベルに増幅するゲインとして仮に 60dB を加算すれば、204dB になります。
204dB のダイナミックレンジに相当するビット数は、34bit という計算になります。
実際には、演算処理用にもビット数が必要でしょうから 34 +αのビット数があれば、可能だろうと思います。
ごく単純に考えれば、A/Dコンバーターをチャンネル当たり2つ使えば、これを実現できる計算になります。

TASCAM X8の内部処理が何ビットなのかは定かでないですが、他メーカーでは内部処理 40bit の回路を持つレコーダーがありますね。

マイクレベルとラインレベルの両方を直接扱えるA/Dコンバーターも、AKM(旭化成)にあるようです。AK5736VN の場合、各入力ともアナログ信号増幅は、0dB または +6dB 〜 +20dB(1dB ステップ)の選択式で、A/Dコンバーターの後段にデジタルボリュームが組まれています。
内部処理ビット数が不明ですが、出力は 24bit。歪み率の上では、有利な方法と思います。

いろいろ考えてみましたが、製品トータルの設計上は、このような単純な理屈どおりには、いかないだろうことは想像できます。
音質と操作性、消費電力、使い勝手、製造コスト、販売価格など、様々なバランスをとって製品化されているのでしょう。


[No.489] 2022/01/14(Fri) 04:36:44

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