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all タスカムから新しいレコーダー - ワッチ - 2021/12/27(Mon) 12:28:00 [No.476]
Re: タスカムから新しいレコーダー - JONY - 2021/12/28(Tue) 01:30:04 [No.478]
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Re: タスカムから新しいレコーダー - ワッチ - 2022/01/16(Sun) 13:01:47 [No.491]
Re: タスカムから新しいレコーダー - 葛の葉 - 2022/01/17(Mon) 21:38:46 [No.492]
Re: タスカムから新しいレコーダー - ワッチ - 2022/01/18(Tue) 21:50:20 [No.494]
Re: タスカムから新しいレコーダー - JONY - 2022/01/17(Mon) 23:17:02 [No.493]
Re: タスカムから新しいレコーダー - ワッチ - 2022/01/19(Wed) 12:01:08 [No.495]
Re: タスカムから新しいレコーダー - 葛の葉 - 2022/01/19(Wed) 14:19:59 [No.496]
Re: タスカムから新しいレコーダー - JONY - 2022/01/19(Wed) 19:30:03 [No.498]
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Re: タスカムから新しいレコーダー - 葛の葉 - 2022/01/19(Wed) 23:21:44 [No.499]
Re: タスカムから新しいレコーダー - ワッチ - 2022/01/20(Thu) 22:10:46 [No.500]


Re: タスカムから新しいレコーダー (No.496 への返信) - JONY

ワッチさん、葛の葉さん、どうもです。

これを読まれている方で、ご存じない方のために、くどいようですが、補足します。(^^;)
コンデンサーマイクに内蔵されている「プリアンプ」つまり、インピーダンスコンバーターについてですが、インピーダンス変換の動作は、言い換えれば、音圧によってダイアフラムとの間に生まれる静電容量の変化を、電圧の変化に置き換える、という動作です。
ダイナミックマイクや圧電式マイクのように、最初から電圧があるわけではありません。

コンデンサーマイクの機種によっては、いったん作り出した電圧を昇圧してから出力するものもあるでしょうが、一般的に、この部分は単純な「ゲイン」として捉えられることはありません。
電圧値だけでなく位相特性、周波数特性など、マイクとしての総合性能を決めている回路だからです。
マイクの規格の上では、所定の音圧値を何ボルトで出力するか、というのが「開回路出力電圧=感度」として定義されています。

SENNHEISER の特定のデジタルマイクの件については、深堀りすると、設計上の話になってくると思いますので、ユーザーではない私としては、コメントしにくいですね。
ただ、感度を -31dB FS に設定しているのは、ヘッドルームの確保と、信号が何チャンネルもミックスされていくことを考えれば、決して低いとは思いません。もしかしたら、これでも高いのかもしれません。

A/Dコンバーターの性能と、記録される音声信号のクォリティの関係も、極論すれば、設計次第ということでしょう。
シンプルに言うと、
アナログ信号入力と ADC の関係で言えば、ADC の許容最小入力値の性能と微小入力に対するアンプゲインとの整合の問題でしょう。
そして、ダイナミックレンジの設計については、
シングル ADC の場合は、確かに 0dB FS が「天井」なので、ヘッドルームと実質解像度の関係は、トレードオフの関係になります。
いっぽうのデュアル ADC の場合には、0dB FS の設定方法は、幾通りかあるだろうと思われます。
32 bit float の場合、メーター上の 0dB FS が「天井」にはならないので、内部処理では 24bit 解像度を超える演算をしていることになります。
つまり、演算結果を 32 bit float(24bit 解像度を維持)にするためには、32bit を超える演算能力を持つ DSP が必要ではないかと思われます。
つまり、DSP の処理能力やアルゴリズムの良否も、音質を左右する重要なキーワードのひとつでしょう。

他機種の例では、ZOOM F6 のブロックダイヤグラムを見ると、入力から ADC に直結しているように見えます。前段には、アンプがないのかもしれません。
ほかに、SONOSAX SX-R4+ の場合は、ブロックダイヤグラムの上では、デュアル ADC の前にいくつかのアンプ記号がありますが、ゲインは、0dB または +20dB のみの切替式です。バッファアンプを併用しているのは間違いありません。ノイズ対策が厳重です。DSPは、40bit の内部演算をしています。

お二人の興味深い話題に、ついつい時間を費やしてしまい、大事な依頼事の作業が遅れがちになってしまいましたので、少し自粛したいと思います。
すみませんが、ご返信が相当遅れたり、「なしのつぶて」になるかもしれませんが、ご了承ねがいます。

ワッチさん、またナマロク談義を楽しみにしています。
暖かくなってくる前に、オミクロンが去ってほしいものです。


[No.498] 2022/01/19(Wed) 19:30:03

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