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私事ながら、先般、突発性難聴に見舞われました。 自宅にて、コンサートの収録音源をヘッドフォンのボリウムを上げて微小ノイズを聴きとりながら除去する作業を続けていた後、ふと左耳に「キーン」という 5kHz ほどの耳鳴りがするようになり、その下の3〜4kHz 程の音が聞こえにくくなっていることに気づきました。 耳鳴りだけなら、たまにあることなので気に留めなかったかも知れず。 しばらく耳を休ませれば、治るだろう、と安易に考えていたところ・・・ いや、どうもおかしいぞ。試しに携帯ラジオを手に持って局間ノイズを鳴らしながら、頭の左右に動かしてみると、右耳と左耳で、完全に音程が違って聴こえるではないか! これはまずい! これでは仕事ができないぞ、と考えを改めて翌日、耳鼻科を受診することに。 聴力検査をしたところ、左耳の 4kHz の聴覚が右耳に対して 10dB 低下していることが判明。 医師曰く、「すぐに受診したのがよかったですね。1週間以内に投薬治療を始めないと治る見込みがありません。1〜2週間の投薬治療が必要です。治療開始が遅れると難聴が固定して治らなくなります。」 あな恐ろしや! 処方薬を飲み、4日目あたりから耳鳴りはほぼ収まり、1週間で聴覚はもとどおりに。 ありがたや! 大事な「聴覚」で仕事をしている皆さんの参考になれば、と思います。 自ら経験して、けっして他人事ではないことが、よく判りました。 厚生労働省 e-ヘルスネット「突発性難聴について」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/sensory-organ/s-001.html 同ページから一部引用 「突発性難聴は、突然、左右の耳の一方(ごくまれに両方)の聞こえが悪くなる疾患です。音をうまく感じ取れない難聴(感音難聴)のうち原因がはっきりしないものの総称で、幅広い年代に起こりますが、特に働き盛りの40〜60歳代に多くみられます。 前日は問題なかったにもかかわらず、朝起きてテレビをつけたら音が聞こえにくい、あるいは電話の音が急に聞こえなくなるなど、前触れなく突然に起こることがあります。 聞こえにくさは人によって異なり、まったく聞こえなくなる人もいれば、高音だけが聞こえなくなる人もいます。後者では、日常会話に必要な音は聞こえているため、難聴に気づくのが遅れてしまいがちです。(中略) 発症後すぐ治療を受けないと、難聴や頑固な耳鳴りが残ったり、聴力を失うこともあるため、早めの受診と治療開始が大切です。(中略) 発症後1週間以内に、それらによる適切な治療法を受けることで、約40%の人は完治し、50%の人にはなんらかの改善がみられます。ただし、治療開始が遅れれば遅れるほど治療効果が下がり、完治が難しくなってしまうので、注意が必要です。」 [No.643] 2023/06/30(Fri) 18:47:39 |
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