Re: ピーターガブリエルのCD (No.735 への返信) - pontion |
ワッチさん、こんにちわ、pontionです、
この話を読ませていただいて、そいえばポピュラー音楽ジャンルではしばしば別ミクスの話が出てくるなあとあらためて思いました。 "二次加工"での音楽作りを重要視しているからなのでしょう。でも最初からいきなり二つのミクスをリリースするとは!! クラシック音楽ではリミックスとか、そもそも録音とミクスを別の人がやるプロジェクトの話はあまり聞きません。 それはポピュラー音楽よりも録音(マイキング)のウエイトが大きいからなのでしょう。 自分の感覚でも「録ってきたマルチがあるんで、さあ自由にミクスしてください」と言われても、なんだかなあ、、、と。 クラシック制作では録音現場でほぼ決まってしまうもの、という認識です。
でも、ポピュラー音楽と呼ばれるジャンルの楽曲の音楽の本質が、すべて"二次加工"で表現されているということはないでしょうから、きっと一部のコンポーザーやミュージシャンは無意識に潜在的にクラシック音楽で行われるような録音制作手法を求めていながら、業界周りがそうではないために"生きにくさ"を感じているんじゃないかと想像しました。 あるいは本人がそう感じていなくても、クラシック録音的手法のほうが魅力が引き出せる音楽パフォーマンスがあって、でもそういう録音制作との出会いのないまま埋もれているという。 書きながら、ちょっとそういう音楽を見つけて支援できたらいいなあと思いました。
ワッチさんの話に反発しているようで申しわけない。
[No.736] 2025/04/10(Thu) 23:17:28 |