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No.746へ返信
NHKドラマ『八月の声を運ぶ男』のテープレコーダー
- JONY -
2025/08/17(Sun) 23:02:31
[No.743]
└
Re: NHKドラマ『八月の声を運ぶ男』のテープレコーダ...
- ワッチ -
2025/08/21(Thu) 18:00:08
[No.744]
└
Re: NHKドラマ『八月の声を運ぶ男』のテープレコーダ...
- JONY -
2025/08/21(Thu) 18:11:16
[No.745]
└
Re: NHKドラマ『八月の声を運ぶ男』のテープレコーダ...
- ワッチ -
2025/08/23(Sat) 09:59:33
[No.746]
└
Re: NHKドラマ『八月の声を運ぶ男』のテープレコーダ...
- JONY -
2025/08/24(Sun) 00:02:34
[No.747]
└
Re: NHKドラマ『八月の声を運ぶ男』のテープレコーダ...
- ワッチ -
2025/08/24(Sun) 21:20:10
[No.748]
└
Re: NHKドラマ『八月の声を運ぶ男』のテープレコーダ...
- JONY -
2025/08/25(Mon) 23:48:40
[No.749]
└
Re: NHKドラマ『八月の声を運ぶ男』のテープレコーダ...
- 風雲録 -
2025/08/28(Thu) 20:26:16
[No.750]
└
Re: NHKドラマ『八月の声を運ぶ男』のテープレコーダ...
- JONY -
2025/08/29(Fri) 21:13:54
[No.751]
└
Re: NHKドラマ『八月の声を運ぶ男』のテープレコーダ...
- pontion -
2025/08/30(Sat) 00:17:50
[No.752]
└
Re: NHKドラマ『八月の声を運ぶ男』のテープレコーダ...
- ワッチ -
2025/08/31(Sun) 19:09:58
[No.754]
└
Re: NHKドラマ『八月の声を運ぶ男』のテープレコーダ...
- JONY -
2025/08/30(Sat) 21:29:37
[No.753]
└
Re: NHKドラマ『八月の声を運ぶ男』のテープレコーダ...
- pontion -
2025/09/01(Mon) 01:44:10
[No.755]
└
Re: NHKドラマ『八月の声を運ぶ男』のテープレコーダ...
- ワッチ -
2025/09/01(Mon) 19:15:25
[No.756]
└
Re: NHKドラマ『八月の声を運ぶ男』のテープレコーダ...
- JONY -
2025/09/02(Tue) 22:42:45
[No.757]
└
Re: NHKドラマ『八月の声を運ぶ男』のテープレコーダ...
- ワッチ -
2025/09/03(Wed) 21:21:08
[No.758]
Re: NHKドラマ『八月の声を運ぶ男』のテープレコーダー
(No.745 への返信) - ワッチ
JONYさん、おはようございます。
「八月の声を運ぶ男」見ました。なかなか興味深かったです。
ドラマの内容的な事は省略して、テレコとそれに付随するお話です。
仰るようにテレコの「SONY」のロゴは消されてましたね。小道具さんがヘッドカバーに見えるような素材を使って上に張り付けたのかもしれません。それにしても当時、15`にもなるテレコを手で持ってあちこち取材に行くというのは大変だったと思います。ドラマの中で主人公が持って歩いている姿が何度も出てきますが、撮影用の空っぽの箱だったと想像してます。本当に15`あったならもっと体が傾くと思います。でもそうしたほうが主人公の苦労が視聴者にも伝わると思うのですがね。自分が演出したら絶対に15`を持たせます。
一番興味深かったのは、主人公の本木雅弘さんがテープをかけるシーン。
JONYさんもご存知と思いますが、テープのかけ方はおおむね2種類ありますね。音楽録音に携わる人たちは、サプライ側のリールから引き出したテープをテイクアップ側にかける際、ハブに添わせるようにして巻き込ませますね。こうするとテープエンドに折り目などつかず、傷んだりしません。が、摩擦力だけでテープを巻きこまなければいけないのでテープをかけた後、数週手で回してやる必要があります。
もう一つはテレビ局などにいる効果マン(私のような)のやりかたで、テイクアップ側のリールの細い隙間にテープエンドを差し入れて落とし込むやりかた。ドラマに中ではこれでした。だから余ったテープエンドが飛び出て回ってましたね。カットが変わって飛び出たテープエンドの形が変わってたのはご愛敬です(笑)。
このやり方だとテープエンドに折り目がついて痛みますし、長い間には最悪そこから切れてしまうのですが、テープをかけてプレイボタンを押せるまでの時間はぐっと短くなります。本木雅弘さんは手慣れた手つきでやってましたから、どなたかから指導を受けたのだと思います。でないと初心者があれほど迷いなくテープをかける事は出来ません。このシーンは何度も見ちゃいました(笑)。
テープスピードは9.5cmでしたね。当時の主人公の経済状態や必要とされるクオリティ、附属マイク(長方形でしたね!)の品質から考えて妥当な速度だと思いました。ちょっと不思議だったのは太ハブを使っていた事です。それほど長時間回さなかったから短めのテープで済んだのかもしれません。
> いま夕刻ですが、自宅からは、ミンミンゼミとアブラゼミとツクツクボウシが鳴いているのが聞こえます。ヒグラシが聞こえる日もあります。では。
だいぶ前ですが、蝉の声の音域を知りたくて、60kHzまでほぼフラットな特性を持つゼンハイザーのMKH8020を無理して購入、サンプリング周波数を192kHzにして録音、FFTで観測したことがあります。ミンミンとアブラゼミとツクツクボウシだけでしたが、共通してたのは倍音成分が50kHzあたりまで分布していた事です。ツクツクボウシなどは22kHzまでフラットに出てました。
これをみて、これじゃ確かにアナログレコーダーではセミの声はまともに録音出来んわな、と思ったものです。せっかくなのでわざわざ日本セミの会に入会し、投稿したら1年以上の査読を経て論文として会報に掲載させてもらえました。数少ないジマン話です。
[No.746]
2025/08/23(Sat) 09:59:33
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> JONYさん、おはようございます。 > > 「八月の声を運ぶ男」見ました。なかなか興味深かったです。 > ドラマの内容的な事は省略して、テレコとそれに付随するお話です。 > > > 仰るようにテレコの「SONY」のロゴは消されてましたね。小道具さんがヘッドカバーに見えるような素材を使って上に張り付けたのかもしれません。それにしても当時、15`にもなるテレコを手で持ってあちこち取材に行くというのは大変だったと思います。ドラマの中で主人公が持って歩いている姿が何度も出てきますが、撮影用の空っぽの箱だったと想像してます。本当に15`あったならもっと体が傾くと思います。でもそうしたほうが主人公の苦労が視聴者にも伝わると思うのですがね。自分が演出したら絶対に15`を持たせます。 > > > 一番興味深かったのは、主人公の本木雅弘さんがテープをかけるシーン。 > > JONYさんもご存知と思いますが、テープのかけ方はおおむね2種類ありますね。音楽録音に携わる人たちは、サプライ側のリールから引き出したテープをテイクアップ側にかける際、ハブに添わせるようにして巻き込ませますね。こうするとテープエンドに折り目などつかず、傷んだりしません。が、摩擦力だけでテープを巻きこまなければいけないのでテープをかけた後、数週手で回してやる必要があります。 > > > > もう一つはテレビ局などにいる効果マン(私のような)のやりかたで、テイクアップ側のリールの細い隙間にテープエンドを差し入れて落とし込むやりかた。ドラマに中ではこれでした。だから余ったテープエンドが飛び出て回ってましたね。カットが変わって飛び出たテープエンドの形が変わってたのはご愛敬です(笑)。 > このやり方だとテープエンドに折り目がついて痛みますし、長い間には最悪そこから切れてしまうのですが、テープをかけてプレイボタンを押せるまでの時間はぐっと短くなります。本木雅弘さんは手慣れた手つきでやってましたから、どなたかから指導を受けたのだと思います。でないと初心者があれほど迷いなくテープをかける事は出来ません。このシーンは何度も見ちゃいました(笑)。 > > > > テープスピードは9.5cmでしたね。当時の主人公の経済状態や必要とされるクオリティ、附属マイク(長方形でしたね!)の品質から考えて妥当な速度だと思いました。ちょっと不思議だったのは太ハブを使っていた事です。それほど長時間回さなかったから短めのテープで済んだのかもしれません。 > > > > > > いま夕刻ですが、自宅からは、ミンミンゼミとアブラゼミとツクツクボウシが鳴いているのが聞こえます。ヒグラシが聞こえる日もあります。では。 > > > だいぶ前ですが、蝉の声の音域を知りたくて、60kHzまでほぼフラットな特性を持つゼンハイザーのMKH8020を無理して購入、サンプリング周波数を192kHzにして録音、FFTで観測したことがあります。ミンミンとアブラゼミとツクツクボウシだけでしたが、共通してたのは倍音成分が50kHzあたりまで分布していた事です。ツクツクボウシなどは22kHzまでフラットに出てました。 > > これをみて、これじゃ確かにアナログレコーダーではセミの声はまともに録音出来んわな、と思ったものです。せっかくなのでわざわざ日本セミの会に入会し、投稿したら1年以上の査読を経て論文として会報に掲載させてもらえました。数少ないジマン話です。
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