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all 円安対策の考察:オムニ・マイク編 - JONY - 2026/07/11(Sat) 21:46:27 [No.774]
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Re: 円安対策の考察:オムニ・マイク編 - 海苔好き - 2026/07/14(Tue) 14:27:38 [No.775]
Re: 円安対策の考察:オムニ・マイク編 - 海苔好き - 2026/07/14(Tue) 14:37:45 [No.776]
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Re: 円安対策の考察:オムニ・マイク編 (No.776 への返信) - JONY

海苔好き さん、こんにちは。
考える材料を提供してくださり、ありがとうございます。

ベテランの方に、あえて言う必要もないことなんですが、ここは、初心者や駆け出しの人も読んでいると思われますので、そういった人を想定して書かせていただきます。

ガレージメーカーを含めて、いろいろな選択肢があるのは、良いことです。
ただ、ガレージメーカーの場合は、動作保証や初期不良の場合の無償取り換え、故障時の修理対応がどうなっているかを確認しないといけません。
大手メーカーは、ユーザーへのアフターサービス込みで製品開発をしているので、この点は、大きく違います。故障しないに越したことはないものの、仮に何年後に故障しても修理対応してもらえるほうがよいのは当然です。
ガレージメーカー品にも良いものはあると思いますが、そういった製品を調達しようとする人は、そこを理解して納得できるまで調べておく必要があると思います。

また、大手メーカーを含めての話になりますが、製品の長期安定性も考えておいたほうがよいでしょう。
例に出した DPA4006 シリーズは、親会社が音響計測機器メーカーであることが強く影響していますが、数十年以上に渡って初期性能が維持されるよう設計・製造されているのは、広く知られています。このことが世界中の現場で信頼を勝ち得てきた大きな理由でしょう。

いくらローコストでも、10年やそこらで使い物にならなくなっては意味がないと私は思いますが、逆に、性能が落ちたり部品の寿命が来ても、安価であれば、その都度、買い替えてもらえばよいという考え方もあるかもしれません。
その点をメーカーはどう考えているか、姿勢を見極める必要はあると思います。
「この製品の耐用年数は○○年ですから、もう修理できません。」なんて言われるとガッカリです。

ホール常設の備品を借りては? というお話について。
おっしゃるとおり、名の知れた音楽ホールであれば、DPAや SCHOEPS を吊りマイク装置にセットしていたり、別に貸し出したりしている所もあります。
しかし、市民オーケストラがコンサートを開いたり、地元で活躍している音楽家が普段利用する各地のホールでは、それはかなり少数派ですね。

私の地元のホールでは、大ホールには吊りマイク装置がありますが、セットされているのは SANKEN CMS-2 というMSマイクです。SANKEN ならではの基本性能が優れたステレオマイクで、けっして性能が悪いわけではありませんし、全国津々浦々のホールでも多用されている機種です。
しかしながら、オーケストラ・コンサートを収音するとなれば、まったく不充分というほかはありません。別のマイクを借りようにも、吊りマイク装置に使えるコンデンサーマイクは用意されていません。スピーチやボーカル用のダイナミックマイクは、トランスミッターも含めて何本も用意されていますが‥ こういったホールは多いのではないでしょうか。
吊りマイク装置があるだけでもよし、という現場もあります。

音楽家・演奏者の方々も、利用料が高いコンサートホールでは、来場者を集められるかという切実な問題がありますから、たびたび都心にあるような大きなホールを借りられません。
どうしても利用料が安い地方の貸しホールを利用されるケースが多いです。
それでも、演奏される音楽自体のグレードが下がるわけではないので、その演奏パフォーマンスを埋もれさせることなく最適に収録したいという動機は変わらない。
自前の機材を用意して、素敵な音楽家をサポートしたいと思うのは、自然なことだと思います。私自身、そう思い、考えてきましたから。
若い人にも、そういう音楽文化を繋いでいってほしいと思うわけです。


[No.777] 2026/07/15(Wed) 00:10:14

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