[ リストに戻る ]
No.641に関するツリー

   ワイヤーレコーダー - ワッチ - 2023/06/25(Sun) 22:03:29 [No.641]
Re: ワイヤーレコーダー - セロ弾きのゴーシュ - 2023/06/29(Thu) 23:03:52 [No.642]
Re: ワイヤーレコーダー - ワッチ - 2023/06/30(Fri) 19:31:50 [No.644]
Re: ワイヤーレコーダー - JONY - 2023/07/01(Sat) 15:09:20 [No.648]
Re: ワイヤーレコーダー - 海苔好き - 2023/07/05(Wed) 13:45:32 [No.652]
Re: ワイヤーレコーダー - ワッチ - 2023/07/02(Sun) 18:24:46 [No.650]



並べ替え: [ ツリー順に表示 | 投稿順に表示 ]
ワイヤーレコーダー (親記事) - ワッチ

 6月25日放送のNHKスペシャル「戦い、そして死んでいく」の中でワイヤーレコーダーが出てきました。第二次世界大戦中、アメリカはこの録音機を使って戦争の状況を実況録音したそうです。教科書でワイヤーレコーダーの存在を知っていましたが、実際に動いている録音機を見たのは初めてでした。そしてまだ使える状態の物がある(勿論歴史的に重要なので当たり前と言えば当たり前)というのも驚きでした。

[No.641] 2023/06/25(Sun) 22:03:29
Re: ワイヤーレコーダー (No.641への返信 / 1階層) - セロ弾きのゴーシュ

私も見ました。ノイズ処理がしてあるにしても、結構クリアな録音でしたね。それにしてもかなり重いであろう録音機材かついて、弾が飛び交う異国の戦場に行くなんて、録音する方は本当に気の毒です。もちろん兵士もですが。

[No.642] 2023/06/29(Thu) 23:03:52
Re: ワイヤーレコーダー (No.642への返信 / 2階層) - ワッチ

> 私も見ました。ノイズ処理がしてあるにしても、結構クリアな録音でしたね。それにしてもかなり重いであろう録音機材かついて、弾が飛び交う異国の戦場に行くなんて、録音する方は本当に気の毒です。もちろん兵士もですが。


御覧になられましたか!交流バイアスが発明される以前の録音とは思えないほどの音質に驚きましたけど、RX10やスペクトラレイヤーズ等による緻密なノイズ除去とイコライジングで強力に補正しているのだろうなァと想像しながら見ていました。


[No.644] 2023/06/30(Fri) 19:31:50
Re: ワイヤーレコーダー (No.644への返信 / 3階層) - JONY

録画していましたが、昨晩ようやく見ました。

まず、番組の内容についての感想ですが…
戦争の記録は、どんなものであっても「狂気」を捉えていることが判ります。
殺戮の現場から生き残った人々の、後年の悔恨の念。「狂気」とのコントラストの激しさ。
「無いものねだり」になりますが、沖縄戦当時の旧日本軍兵士や住民の肉声がもし録音されていたならば、歴史の事実としてのインパクトは、もっと遥かに大きいものになっていたでしょう。
その点が残念でした。当時の日本には、そのような精神的ゆとりや複合的思考が微塵もなかったということですね。

ワイヤーレコーダーについてですが…
想像する音のイメージよりも音質が良い、と感じますね。後年の初期のテープレコーダーよりも音が良いようにも。果たして、その真相は?
ワッチさんが仰るように、現代の技術(DAW)でノイズを大きく除去しているからキレイに聴こえるのかもしれませんが、案外…
純粋に磁気記録の素性としては、磁性紛をバインダーで塗布するテープ方式よりも、周波数特性、ダイナミックレンジ、安定性、保存性は、ワイヤーの方が基本性能は優れているかもしれないですね。あくまでも想像ですが。
それから、ワイヤーなら「アジマス」ずれの心配もないでしょう。

通信兵が持っていたマイクは、いわゆる「ガイコツ」マイク、SHURE モデル55(ムービングコイル=ダイナミックマイク)ですね。
ちなみに、当時のナチスドイツでは、Neumann-Gefell のコンデンサーマイクが活躍していたのと対照的です。
日本では、戦前にアメリカから技術を導入したリボンマイクが主流だった?
可搬性では、ムービングコイルマイクが断然有利。ガイコツマイクがあったから、この戦地の実況録音が実現したと言ってもいいのでしょうね。


[No.648] 2023/07/01(Sat) 15:09:20
Re: ワイヤーレコーダー (No.648への返信 / 4階層) - ワッチ

JONYさん、こんにちは
>
> まず、番組の内容についての感想ですが…
> 戦争の記録は、どんなものであっても「狂気」を捉えていることが判ります。



 北杜夫だったか遠藤周作だったか、「戦争はごく普通の人も狂気にかりたてる」と書いていました。なにもプーチンやプリゴジンだけが狂気になるのではなく、一般常識人もそう変貌させてしまうと。おそらくはウクライナでも同じように、とても直視できないような狂気が起きているのだと想像しています。




> 「無いものねだり」になりますが、沖縄戦当時の旧日本軍兵士や住民の肉声がもし録音されていたならば、歴史の事実としてのインパクトは、もっと遥かに大きいものになっていたでしょう。


 そうですね。もし軍人たちのインタビューが残っていたら、東京裁判の結果にも影響を与えたかもしれません。


> 当時の日本には、そのような精神的ゆとりや複合的思考が微塵もなかったということですね。


 そのような思考もなかったというのもありますし、ポータブルの録音機もなかったと思います。あの玉音放送も円盤式録音機(DENON製)だったそうですから。




> 通信兵が持っていたマイクは、いわゆる「ガイコツ」マイク、SHURE モデル55(ムービングコイル=ダイナミックマイク)ですね。


 そうでしたね。あれはちょっと驚きました。あんな昔からあったんだ、と。



> 日本では、戦前にアメリカから技術を導入したリボンマイクが主流だった?

 玉音放送の録音はカーボンマイクじゃなかろうかと思っていましたが、JONYさんの仰る通りリボンマイクでした。リボンじゃ外録は無理ですもんね。


> 可搬性では、ムービングコイルマイクが断然有利。ガイコツマイクがあったから、この戦地の実況録音が実現したと言ってもいいのでしょうね。


 そうですね。機械の進歩は歴史を変えますね。


[No.650] 2023/07/02(Sun) 18:24:46
Re: ワイヤーレコーダー (No.648への返信 / 4階層) - 海苔好き

塗布テープ式は水平磁気記録法式に対し、ワイヤーレコーダーは垂直磁気記録方式でした。
そのため高域が優れますが、金属ワイヤーとの接触なのでヘッドの摩耗が激しかったです。
ヘッドの両極の間をワイヤーが走るというのをイメージすればいいでしょう。


[No.652] 2023/07/05(Wed) 13:45:32
以下のフォームから投稿済みの記事の編集・削除が行えます


- HOME - お知らせ(3/8) - 新着記事 - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - 環境設定 -

Rocket Board Type-T (Free) Rocket BBS