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   イモータルジャスティスの世間の評価は不当であるとい... - 咲凪 - 2025/01/03(Fri) 09:41:24 [No.663]
武装が少ないのは効率化だという事 - 咲凪 - 2025/01/03(Fri) 10:13:52 [No.664]
ビームシールドが無い事について - 咲凪 - 2025/01/03(Fri) 11:10:46 [No.665]



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イモータルジャスティスの世間の評価は不当であるという話 (親記事) - 咲凪

あれは本当に優れたMSなんやで

[No.663] 2025/01/03(Fri) 09:41:24
武装が少ないのは効率化だという事 (No.663への返信 / 1階層) - 咲凪

イモータルジャスティスが不当な評価を受けている点について、
まず目につくのが同じジャスティスであるインフィニットジャスティスや、
兄弟機であるライジングフリーダムと比較して武装が少ない、という点である。

確かに、目を引く特殊な装備や武装が少ないイモータルジャスティスは前述した2機と比較して、超高性能機という印象は薄いかもしれない。
だが、よくよく考えてみて欲しいのは、武装が厳選されているという事は、その分効率化がされているとも言える。

武装が豊富な機体の利点が、戦闘において取れる択が多いという事や継戦能力が高いという所にあると私は考えるが、
その点において、イモータルジャスティスに不足があるかと言えばそうは思わない。

近接攻撃や射撃戦において、必要十分な火器は備えている事に加え、
使用する機会の乏しい武装を省く事は整備の際のチェック項目を減らして運用の利便性を上げる事にもつながる。
搭乗者であるシン・アスカはフォースインパルスのような機動性に優れ、MSとしては比較的スタンダードな武装構成を持つ機体に搭乗していた事もあるため、
フォースインパルスと同じく機動性に優れ、スタンダードな武装構成を持つイモータルジャスティスは本質的に扱い易い機体であった筈なのである。

なんなら脚部ビームブレイドが装備されている分、イモータルジャスティスは重武装なMSであると言える。
脚部に付いたビーム刃というものは何とも使いづらそうな印象を受けるが、これは常用を考えるからそのような結論に至るのである。
脚部のビーム刃は言わば隠し武器のようなものである為、
相手の虚を突いた格闘戦が必殺の一撃になるだけで、必要十分な装備であると私は考える。
(あるいはかつてシン・アスカが搭乗していたデスティニーに装備されていたパルマフィオキーナ掌部ビーム砲のように、優れたエースパイロットの行う格闘戦の“詰め”としての想定があったのかもしれない)

更に、イモータルジャスティスの特徴的な装備である、
フラッシュエッジ4シールドブーメランについて、言及しておかなくてはいけない。
これは兄弟機であるライジングフリーダムの装備した、
フラッシュエッジ3と比較して、ビーム刃が少ない事が比較対象として廉価版のような印象に繋がっている意見を目にした事があるが、私はそれに異を唱えたい。
フラッシュエッジ4はあれで良いのだ。
先述した武装を厳選する事による整備の際の効率化は勿論この装備ひとつに備わった機能にも同じことが言える。
ビーム刃を発生させる装置が一つ備わるだけで、チェック項目の増加や消耗に伴う補修部品の数が増える事は言うまでも無く、
フラッシュエッジ3やフラッシュエッジ4はドラグーン的(あるいはジャスティスの系列におけるリフターの役割)な活躍を見せる事が印象的だが、あくまで本質的にはあれはシールドなのである。
盾としての役割を満たす為の仕様として、攻撃力を増加させる事よりも盾としての信頼性を採ったのがフラッシュエッジ4の真価なのだ。
当たり前の話だが、様々な機構を搭載するよりも、構造を出来る範囲でシンプルに纏めた方が耐久性は高くなるし、信頼性も同様である。

これはライジングフリーダムの装備したフラッシュエッジ3が間違った仕様だとしている論ではない、
何故ならば、この2機はコンパス正式採用機として設計されたものであり、本格的な量産に向けて実働データを集めている最中で会ったろう事は想像に難くないからだ。

〇今回のまとめ〇
・武装は少ないのではなく、纏まっている。これは整備や補給の安定につながる。
・比較対象が武装てんこ盛りなだけで、イモータルジャスティスも武装は多い方。
・フラッシュエッジ4はあれで良い。


[No.664] 2025/01/03(Fri) 10:13:52
ビームシールドが無い事について (No.664への返信 / 2階層) - 咲凪

イモータルジャスティスは、インフィニットジャスティスやデスティニーやライジングフリーダムに装備されていたビームシールドが備わっていない。

そして、ビームシールドは当然、無いより有った方が良いのは間違いない。


じゃあやっぱりイモータルジャスティスは他と比較して劣っているかといえば、それはまた違う話なのである。

ビームシールドの運用について、まずエネルギー効率の問題がある。
核動力やハイパーデュートリオンエンジンといった特別な動力炉を搭載した機体や大型機で初めて採用出来るものであり、
バッテリー駆動が基本となるコズミック・イラ世界の量産機がビームシールドを備えている事は稀である(量産試作機ではあるが、ハイペリオンGなどいない訳ではない)。
ではイモータルジャスティスも動力炉の都合でビームシールドを装備していないかといえば、
兄弟機であるライジングフリーダムはビームシールドを装備しているし、
そもそもこの二機は動力炉が2025年1月現在判明していないという事もあり、ビームシールド未搭載の理由を動力炉に見出す事は現時点では不可能である。

では一体何故イモータルジャスティスにビームシールドを装備させなかったかといえば、
それはイモータルジャスティスがコンパス正式採用機であり、量産を視野に入れていたからという事が理由ではないかと私は考える。

先述したように、ビームシールドは勿論あった方が良い。
だが、ライジングフリーダムのようにハイエンド機が果たして量産に向いているのか、と考えた時、私は疑問を感じざるを得ない。
何度も言うように、ビームシールドは当然無いより有った方が良い、絶対に良い。
だが、それは装備に必要なコストを考えた時、“絶対に必要”と言えるかどうかは別問題なのだ。
搭乗者の命に関わるのだから、防御装備は出来る範囲で充実させたいのは当然である。
しかし、イモータルジャスティスは既にVPS装甲という破格の防御機能に加えて、武器と兼用ではあるがシールドを装備しているのだ。
これに更にビームシールドも加えよう……というのは、ライジングフリーダムという前例があるにせよ、過剰に感じてしまうのも判らない話ではない。
(加えて、ライジングフリーダムはフラッグシップ機であり、搭乗者の階級は准将である、防御能力を出来るだけ上げるのも当然である)

ライジングフリーダムがハイエンドモデルとしてビームシールドを装備しているのだから、
イモータルジャスティスはビームシールドを持たないモデルとして、その必要性を検証する必要があったのかもしれない、と私は考えている。

じゃあ搭乗者のシン・アスカが割を食ったのかといえば、そうとも思わない。
装備しているシールドを民間人を護る為に使う程のパイロットが彼であり、
おそらく希望すればビームシールドの搭載も叶ったのではないかと思うのだが、シン・アスカ本人が特別にそれを要求していなかったのではないか……と、想像する所なのだ。
あったら良いけど、無くても良い、それならば無い方が整備も楽というものである。

なお、「そんな簡単にビームシールドの取り付けが出来るのか?」といえば、イモータルジャスティスに関しては出来る根拠があるのだ。
それこそライジングフリーダムの存在であり、
この兄弟機はフレームが同一である為、ビームシールドがどうしても必要、となればライジングフリーダムの腕を付けてしまえば良いのである。
勿論玩具ではないので、機体バランスの考慮や調整も必要になるのだろうが、
同じフレームの兄弟機が実働しているという裏付けがある分、
全く異なる機体にビームシールドを備え付けるよりも現実感のある話ではないかと思う次第である。

〇今回のまとめ〇
・そりゃああった方が良い。
・でも“あった方が良い”と“絶対必要”は別であるし、それを確かめる事も大事。
・そもそも、付けようと思えば付けられるんじゃないの?。


[No.665] 2025/01/03(Fri) 11:10:46
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