ハーレムクイーン - 陣 |
[814] ハーレムクイーン Name:陣 HOME Date:2014/06/14(土) 17:15 [ 返信 ]
これまでのシリーズ伏線における「滞貨」の一挙整理というわけでもないでしょうが、とにかく関与関係が桁外れに多く、辞典再編もなかなかに進まない一大超大作。
ただしそのおかげで従来「追い切れない」感じになっていた、最近の作品群がようやく理解し易くなっており、改めて全体を読み返しているところ。
そういう意味で、他作品との関連については、そちらの方で追々やるつもりですが、繰り返しとにかく今回の描写のポイントで気が付いたのが二点。
まずト書きを含めた全体表現が今までになく、作品ないし舞台本位になっているという点。
今までにもそういう傾向はありましたが、今回は特に強い。
なかでもアーゼルハイトをはじめとする「空気の読めない(自分たちの都合に合わせない)」フルセン王国への侮蔑罵倒ぶりは、従来のドモス関係すら遥かに凌ぐといった感じであり、ヴィクトワールの描写など、ここで描かれた描写だけ見ると、まるでセルベリア王国が「同情すべき悲劇の亡国」にすら思えてくるというのが実に不思議で傑作なところ。
当然、半島側の住民や『レジスタンス』以来のファンからすれば、「冗談じゃない!」「ふざけんな!」というはずなわけで、アーゼルハイト自身の台詞を拝借するなら「ドモスより先に(暴政の共犯である)バロムリストを滅ぼしてしまえ!」、あるいは「あのバイタを吊るせ!」とでもなるはずなだけに、その辺りのカウンター的なフォローも今後に期待。
あともう一つ気が付いたのが、今回のドモス側の参戦陣営に、ドモス本国人の主要者の名前が全く出てこないという点。
つまり中核のクラナリア勢をはじめ、今回の「ドモス軍」は征服地のみによる連合編成だという点。
まさにこれこそ最大の悲劇ではないのかと改めて思い知ったというわけで。
そしてドラマ的な見せ場は、ハーレムではなく、むしろ主人公の「義弟」物語。
姉への思慕、そしてその心と身体を奪った「義兄」への複雑な心理ぶりが実に心に沁みると。
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[823] RE:ハーレムクイーン Name:金細工 Date:2014/06/14(土) 19:53
確かに本作の視点はバロムリスト中心だったのですが、真に重要だったのはロレントVSセリューン、エルフィンVSリカルド、ヒルクルスVSフィリックスという3組の対決だったのではないかと。
1組目は百日戦役以来となる2大英傑の全面対決ですが、結果は前回同様他国の動きを利用したセリューンの勝利に終わりました。
2組目は大国の脅威を前に陸と海どちらに打って出るかを迫られた王同士の対決。海軍国と陸軍国の違いはありますが、一貫して海を進んだリカルドと両者の間をふらついたエルフィン。結果は西方半島に押し込められたエルフィンに対し、翡翠海に続き、西海の覇者となったリカルドの勝利でした。
そして、3組目は言わずと知れた因縁の対決。戦場では両者ともに脇役でしたが、戦略面では主導権を握り続けたフィリックスに対し、乗り込んできたクラナリア軍団に主導権を奪われたヒルクルス。結果はフィリックスの勝利に終わり、ヒルクルスは栄光から一転窮地に追い込まれました。
この3組の対決。もし同条件で戦場で戦えばおそらく負けた側が全勝するでしょうが、実際の結果は逆。 まさしく戦略を戦術で覆すことは出来ないという至言通りの結果だったかと。
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[824] RE:ハーレムクイーン Name:陣 Date:2014/06/14(土) 20:12
なるほど。相変わらず素晴らしい御見識に感服です。
それぞれについてはまた後で御返答させていただきますが、自分的な感想として「まだこの戦いは終わっていない」という感じ。
遂に直接対決となった、ドモスとフルセンの今後もですが、自分的な注目はむしろニーデンベルグ。
あるいはこの地こそが、バロムリスト以上に、全体を引っくり返す戦略ポイントになりそうな予感が。
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[829] ロレントVSセリューン Name:陣 Date:2014/06/14(土) 21:51
こちらについては、まさに「川中島」という感じですよね。
一方が動くのならば、まさに他方も動かざるをえないという感じ。
記述を見るに、どうもこの十年内にも何度か対峙状態を行っているみたいで。
この二人の勝敗について「セリューンの勝利」とした場合、むしろそれまで独自的立場に拘っていたはずの、西国同盟を「反ドモス大同盟」に引き込めたという点かもですね。
(攻め込まれているのが西国である以上、当然に二重王国が優位の内容となるはずで。)
その意味からすれば、むしろドモスを戦略的なダシに使ったとも言えるわけで、そこまで考えると、不自然な点が多かったヴィーヴル侵攻の失敗も、あるいは最初から計算の上かとも思いたくなるくらいと。
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[834] RE:ハーレムクイーン Name:ヒルクルス支持者 Date:2014/06/14(土) 22:31
私も読み終わりました。ヒルクルスは敵サイドということでたぶん負けるだろうとは予想していましたが、その通りになってしまいました。 まあ、ユーフォリアが仲介役になるだろうとも思っていましたが、そのままの流れでフルセン対ドモスに続くとは思ってもみませんでした。
ここからは、あまり軍記物とか歴史に詳しくない私のヒルクルス贔屓丸出しの穿った見解を書かせて戴きますが、なんとなく今作はヒルクルスが対フルセン戦の布石とするためのマッチポンプっぽいような気がしました。 その理由としましては十年もかけてフレイアを裏工作で骨抜きにしたヒルクルスが征服したての国から徴兵した兵で一気にバロムリストを併合できると考えたとは思えないからです。 それに、フルセンという後顧の憂いを残しながら南方の国々を征服できるとも思わないでしょう。 それならばいっそバロムリストと密約を結ぶべきですが、そうなると本国のアレックス等が邪魔になるはずです。 そのため本国には「戦に負けはしたがユーフォリアの仲介で好条件で講和することができた」と言い責任を回避し、対フルセン戦に集中できるようしたかったのではないか、と思いました。 シハラムと面会したときの話の内容からや、ユーフォリアを通じてそのように考え、戦に負けた時のための保険にはなる、と思っていたのかもしれません(むしろ、戦に勝てたらラッキー、と考えていたのかもしれません)。
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[835] エルフィンVSリカルド Name:陣 HOME Date:2014/06/14(土) 22:32
それは思い付きませんでしたが、なかなか優れた着眼ですね。
それにしてもまさかリカルドがザウルステールまで出張るとは意外でしたが、やはり作中でもあった「翡翠海の中だけでは発展が無い」という事か。
ただし「押し込め」という点では、まだ完全ではないという感じですね。
ナポレオン時代のイギリスに例えるなら、完全な「封鎖」とするなら、それこそ全ての「港内」に封じ込めるくらいでなければならないはずですが、現状ではまだまだその域ではなく「迎撃」がやっとという感じ。
(それに「西海」方面を封じたところで、「北海」方面まで手が回らなければ、策源地を完封した事にはならないわけで。)
そしてイギリスが最終的にナポレオンを破ったのは地上における「ワーテルロー」だったわけですが、残念ながら西国にはプロイセンやオーストリアの役割を果たせる国も無く、陸上兵力を半島に送る事も出来ない。
そして何よりまだ「トラファルガー」すら起きてもいないわけで、リカルドとて、いつまでも国を空け続けるわけにはいかないはず。
それらを考えると、とにかく「三方を海、一方を山脈」に守られた、西方半島の「無敵要塞」ぶりが実感というわけで、たとえ富裕であっても防壁に乏しい西国諸国としては、まさに羨望の極みという感じすらしてきますね。
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[836] RE:ハーレムクイーン Name:陣 Date:2014/06/14(土) 22:39
例え勝ってもクラナリア派の影響力がより強くなっては意味が無いという感じですからね。
その意味では、リュシアンの配置も含め、まさに彼個人としては「望ましい」形に向いているという感じですが、それを確実なものとするには、とにかくこれからの対フルセン戦で挽回する必要があるところで、そちらの方も今後の注目。
とにかく今回の最大の収穫は、やはり事実上の「義兄弟同盟」を成立出来たという事。
そしてフィリックスとしても、それを承知しつつ、どうすることも出来ないわけで。
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[843] ヒルクルスVSフィリックス Name:陣 HOME Date:2014/06/15(日) 11:49
出だし的にどうしても因縁付けられる二人ですが、実は戦略的に同じ盤上にいないというのが重要なんですよね。
フィリックスとしては、あくまでイシュタールの保全と安泰が命題なわけですが、ヒルクルスとしては、イシュタール帰還より、自身による「大陸制覇」と前段階としての「ドモス簒奪」に向いているわけで、その意味では直接的な対峙は成立しない。
(ドモスやフルセンと違い、現状安住型のイシュタールでは覇業の基盤には成り得ない。)
ただしどちらがより相手を意識せざるを得ないというなら、それはやはりフィリックス(とその周辺)。
たとえどうなろうと、血統的な正統性としても「先王自身による生前披露なき庶子」のフィリックスに劣らない、ヒルクルスが「イシュタール王族出身」である事実は変えようが無いだけに、国内的な影響としても、彼が生き続けている限り、どうしても意識せざるを得ない。
要するに、これぞまさしく「プリンス・イン・ビーング」(現存王子戦略)。
まさに西北部の頭上からイシュタールに対し常に向けられ続けている「ヒルクルス(ダモクレス)の剣」というわけだと。
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[914] RE:ハーレムクイーン Name:金細工 Date:2014/06/28(土) 00:32
>ロレントVSセリューン ミラージュ戦役の勃発により発生したこの2人の勝敗は、レナス家が動けない間にどれだけドモスが勢力を拡大できるかどうかで決まるかと。
そして、フレイアこそ取られたもののレナス家を動かす代わりに西国同盟と結ぶことにより、ドモスの拡大を最小限で防いだことでセリューンの勝利と考えてます。
次に二重王国と西国同盟の関係ですが、攻められているのは西国同盟とは言え、二重王国単独では戦略目標であるドモスの勢力拡大阻止は実現できませんし、また西国同盟の崩壊は二重王国の敗北に繋がると明言されてます。 つまり、両者の関係はイシュタールとバロムリストの関係に近しいものなのです。故に両者の同盟は基本的に対等なものだと予想してます。
>エルフィンVSリカルド リカルドから見れば縄張りを荒らすならず者は放おってはおけないといったところかと。ちなみに両者の対決自体は「レジタンス」の時点で予想はしてました。
対フルセンは追い払うだけで十分でしょう。占領しても旨みの少ない土地ですし、海上優勢を維持しておけば勝手にドモスの相手をしてくれるので「トラファルガー」や「ワーテルロー」は必要ないかと。
天険に囲まれながらも貧しさゆえに外へ打って出なければならないという点から蜀漢に近いイメージがあります。
>ヒルクルスVSフィリックス ヒルクルスですが、今回の戦いは勝ちを目指したと思いますよ。それも必死で。 証拠はヴィクトリアの参戦。本来リンダの組下である彼女をフレイア方面に引き抜くには相当な無理をしたはず。 負けを想定していたのなら、彼女を呼ぶわけがない。それでも呼んだということは、勝つ為に手持ちの兵力を少しでも増やしたかったということでしょう。
では何故そんなに必死だったのかというと、原因は今回の戦争の原因であるリュシアン。 何しろリュシアンをドモスに連れてきたのはヒルクルスですからね。この不祥事は大きな傷になったでしょうし、リュシアンが逃げたことで行き場を失った被害者の怒りはヒルクルスにも向かったはず。 面目を取り戻すため、被害者の怒りをなだめるため是が非でも首を取りたいと思っていたのではないかと。
次にフィリックスですが、「ドモス将軍」としてのヒルクルスはともかく、「イシュタール王族」としてのヒルクルスはもう怖くはないでしょう。現在のイシュタールの基盤となっている西国諸国との関係フィリックスの婚姻によるものですからね。今更戻ってきても代替にはなりえない。 イシュタールの貴族から見ても、ドモスに降伏する時の窓口くらいにしかならないかと。
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[916] レナス一門とフルセン参戦 Name:陣 Date:2014/06/28(土) 12:33
レナス一門についていうなら、まずは彼らの勢力圏の多くがラルフィント西部の対外国境側に多く位置しているという点ですね。
だから内部に足を取られ続けている事は、彼ら自身にとっても対外的な危機につながりかねないわけですが、ミラージュ戦役の長期化により、将来的な手切を既に考えていたはずの、雲山朝の悠然たる対外交を横目で看過せざるをえなかった事は相当な損失だったはずと。
そして忘れてならないもう一つのポイントは、たとえそれが「大同盟」の形でなくとも、ドモスを引かせたのには、二重王国の後盾だけでなく、フルセンの参戦もあってのことだという事。
「果たして半島(フルセン)は西方の一部か否か」。
たとえ表面的に「無視」しようとしても、それが現実に「存在」している限りにおいては意識せざるをえない。
またそれこそが「現実政治」と。
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[917] ヴィクトリア派遣 Name:陣 Date:2014/06/28(土) 12:58
あくまで『シスター2』をベースにしての解釈ですが、彼女を送ったのは、むしろエクスター方面のリンダではなかったかというのが自分の推測。
(それも「立場的に自分から思っても口には出せない」はずのヒルクルスからの要請ではなく、あくまで彼女自身の独断。)
派遣軍が「二千」というのは、ナウシアカの「五千」に比べても少ない感じもしますが、レヴィ本来の供出義務が「六百」だという事を考えれば、これはむしろ「エクスター方面軍」全体からの派遣で、その指揮がヴィクトリアに任されていたに過ぎないという感じ。
もちろんヒルクルスにとって(どのくらい別れていたかは不明であるが)「気心の知れたパートナー」を得られる事の意義は大きく、その辺りも当然に考慮するはずのリンダでしょうが、もう一つの理由は同方面へのコミットメント。
重要な資源地帯でもある、フレイアがクラナリア派の独占に置かれる事は、ただでさえ「アンサンドラ嫌い」のはずの彼女にとっては我慢出来るはずはなく、本国派としての、当地への発言権もある程度確保しておく必要がある。
(またエクスターは征服前からクラナリアへの対抗意識が元々強く、クラナリアと連携を取る可能性は低い。)
またヒルクルスとしても、クラナリア派の影響強化を牽制するためにも本国派(&エクスター勢)を導入するのはむしろ好都合という感じ。
そしてもう一つの注目がエクスターが問題のニーデンベルグと隣接しているという点。
それら全てを合わせても、やはり今後の注目は、ステファンの地位をも継承した後の「大軍師」リンダになりそうな感じと。
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[918] 降伏窓口 Name:陣 Date:2014/06/28(土) 13:36
むしろまさに「そこ」こそが一番肝心な点かもですね。
「そこ」を考えれば尚更に意識せざるをえないし、余程の能天気な楽観論者でもない限りは、むしろ「そこ」こそが全ての思惑の出発点ともなる。
もっとも政略的にフィリックスやグロリアーナが生かされることはあっても、間違いなくウルスラだけは許されないでしょうね。
たとえどのような理由を付けてでも、彼女だけは絶対に殺すはず。
(もちろんフィリックスなら「代わりに自分が」とでも言いそうですが、おそらく彼女なら、その前に自決するはずと。)
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[921] リュシアン責任 Name:陣 HOME Date:2014/06/29(日) 00:30
状況的に見れば、もちろんヒルクルスにも応分の責任はあるでしょうが、別に「あいつだけの責任ではない」感じですね。
そもそもヒルクルスの目的は「リュシアンをフレイア傀儡政権のトップに擁立する」ことだったはず。
それがどうした経路で「ああ」なったのかはまだ不明ですが、とにかく関係者が多くなればなるほどヒルクルス一人に責任を負わせるのは難しい。
(フランギースあたりは、アレックスの「総大将責任」を緩和するためにも、声高に喚き回るでしょうが。)
ドモスの厳正な信賞必罰主義を考えれば、下手をすれば全員処罰となりかねないわけで。
それにたとえそうだとしても、未だにヒルクルスが実績的にドモスの将軍連で一番の「稼ぎ頭」であるに違いは無いわけで、下手に処罰すれば、他が萎縮して官僚的保身に走りかねない。
未だにドモスが拡大統一路線を放棄できないというのなら尚更。
そうなればロレントとしては「功績による挽回」を意図して一言で済ませるでしょうね。
「励め」と。
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[922] 対等の同盟 Name:陣 HOME Date:2014/06/29(日) 00:46
もしそうだとするなら、二重王国が幹部騎士団を派遣しなかったのも当然という事になりそうですね。
「権利と義務は同等」というのであるなら、自力で戦わねばならないのも当然。
ドモスが最精鋭の本国系をメリシャントに集中させるなら、本国に近い二重王国も最強布陣を分散できない。
あと気になるのは、「大同盟」を二重王国と結んだ主体が「西国同盟」なのか「イシュタール」なのかという点。
これは「外交権」にも関わる問題ですが、おそらくこの辺は相当に曖昧のはず。
もちろん上手くいっている内はどうでもよい。
ただし事態が悪化してくれば、この辺りは大きな焦点と問題にもなってくるはずと。
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[977] RE:ハーレムクイーン Name:金細工 Date:2014/07/08(火) 00:08
>ドモスを引かせたのには、二重王国の後盾だけでなく、フルセンの参戦もあってのことだという事 それだけ重要な立場でありながら、骨折り損に終わった上ドモスという特大のババを押し付けられてるエルフィンのダメっぷりが目立つのですよ。 西国同盟との関係をあそこまでこじらせず、素直に味方しておけばドモスの相手を引き受ける代わりにフレイア半国くらいは貰えたでしょうに。 エルフィン自身は狡猾に立ち回っているつもりなのかもしれまんが、同盟軍首脳部からすれば全てが予測の範囲内。国力も低いので警戒はしても脅威足り得ない。それが現状のフルセンでしょうね。
>ヴァレリアの兵力 ヴァレリアの兵だけではなく、ヒルクルス自身がジャンダーク城主就任以降に集め、フレイア侵攻の際エクスターに残していった兵も含めた数ではないかと。 フレイアに連れて行った千と残していった二千で合計三千。『ディスティニー』の時点で有力な将軍として挙げられていたのだからこれぐらいの兵は率いていたとしても不思議はないかと。
>リュシアン責任 誰かの責任と断定し難いからこそ厄介なんですよ。 リュシアンに対する怒りは基本的に私怨ですから、公的な処罰がうやむやになれば、行き場を失ってさらに燃え上がるのは確実。 ヒルクルスはそんな怒りをぶつける格好のスケープゴートなんですよ。下手人を連れてきただけ、流れ者だから手酷く扱ってもどこからも文句は来ませんからね。 ヒルクルスから見れば逆恨みもいいとこなんでしょうけど、逆恨みであるからいくら功績を立てても消えはしませんし逆に悪化する可能性もある。だから「励め」と言われても何のフォローにもならないんですよ。まあ、この手の問題に対するフォローをロレントに期待する方が間違いでしょうけど。する必要もありませんし。 まあ、それこそ自分で首を取って「ケジメ」を付けるくらいしか対処法がない問題かとな。
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[982] エルフィン戦略 Name:陣 Date:2014/07/08(火) 08:43
あるいはこの辺りを描くのが、西北方面の次回作かもですね。
はっきりいってこの時点における政治的な意義として、自分としてはむしろ「(それまで直接接触の無かった)ドモスを『軍事的』に撃破する」事自体が重要という感じ。
(そしてそれは同時に、バロムリストでイシュタールが「軍事的」に貢献出来たか否かにも掛かっていると。)
また仮に「警戒はしても脅威たり得ない」というのなら、それはドモスも同じ事かもですね。
それであるなら尚更「半島の攻略を内陸に優先する」必要は全く無いわけで。
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[990] RE:エルフィン戦略 Name:金細工 Date:2014/07/09(水) 00:59
この状況でドモスを撃破してもシハラムらの言うように「火事場泥棒」の一言で済まされるでしょう。 西国同盟が本隊の相手をしてくれていたお陰の勝利なのですから。 政治的にもプラスどころかさらに反感を買ってマイナスになるだけの虚しい勝利といったところかと。
イシュタールとの比較ですが、ザウステール沖海戦で語られたように、どんな戦術的才能も政治・戦略的優位も前には無力です。ですからイシュタールが5万の兵を集結させた時点で、どれだけ「軍事的」な力を見せつけても、勝負にならないでしょう。
あとドモスから見たフルセンですが、基本的に脅威ではないでしょうが、周囲は皆敵、間に海などの障害物がない以上、西国同盟にとってのフルセンよりは厄介な存在ではあるでしょう。
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[993] RE:ハーレムクイーン Name:陣 HOME Date:2014/07/09(水) 12:42
交流板でも述べてますが、考えれば考えるほど「火事場泥棒」とは、実に「乱世」に似合わぬ表現ですね。
まあ。半島としては(住民の多くも含めて)「暴君の同盟相手」などにいまさら何と言われようと、元からの怒りを高めこそすれ、一向に構った事ではないでしょうが。
それと「全ての功は盟主たるイシュタールの物」ですか。
(現地のバロムリストも裏書の二重王国も一切問題外の)
なんか実際にシャクティあたりが劇中に口に出しそうなロジックですね。
まあこの時点のフィリックスなら「ただ黙って苦笑する」だけのような気もしますが。
流石に外交官として、吹聴したりしたりはしないと思いたいところですが、そうと言い切れないも彼女ならではの危なっかしさと。
まあ。今後の全ては、まさにニーデンベルグ次第。
巡り巡って「空気の読めない狂犬」様の袞竜の袖に縋る様な事にならなければ良いのですが。
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[997] ザウルステール沖海戦 Name:陣 Date:2014/07/09(水) 20:55
劇中での説明は、乱世感覚の全く伺えないバロムリスト側からの、あくまで一方的な決め付けだけ。
なので自分的にフルセン側への好意的な解釈をさせてもらうとすれば、これはもしかして「ディエップ」のような、一種の「威力偵察」の意味合いもあるのではないかという物。
もちろん取れるならばそれこそ良し。
しかしそれが出来なくとも、西海航路諸国の動員や展開能力を見る事が出来れば、今後においていろいろと役に立つ。
その意味においては、むしろこの機に乗じて、一気にフルセン海軍を再起不能なまでに応滅出来なかったという意味で、連合海軍の大局的な「敗北」とすら言えるかもしれない。
だから大陸第一級の「戦略家」の一人として、それを完全に理解しているからこそ、あのリカルド自らが張り付かざるを得なかったのではないかとも取れるというわけで。
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[1003] RE:ハーレムクイーン Name:ヒルクルス支持者 Date:2014/07/09(水) 21:58
>ヒルクルスですが、今回の戦いは勝ちを目指したと思いますよ。それも必死で
ヒルクルス贔屓丸出しの偏った意見ですが、彼とユーフォリアは通じているのですからシハラムの戦略目的を「推測した」のではなく「知ってた」訳です(一戦して力を見せつけ講和に持ち込む)。 つまり、追撃されるにしてもかなり手緩い、もしくは、講和の窓口である自分が殿になれば更にされ難くなるだろう、という計算はあったと思います。 ヴィクトリアを呼んだのは寧ろ対フルセン戦を想定していたのではないでしょうか。
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[1007] ヴィクトリア意義 Name:陣 Date:2014/07/10(木) 12:38
「呼んだ」か「派遣された」かは分かりませんが、ヒルクルスとして彼女がより必要となりそうなのは、この戦いの後始末かもですね。
つまりアレックスの汚点を出来るだけ軽くしたいクラナリア派としては、過分な責任までヒルクルスに押し付けてくる可能性が高い。
それだけに、それを防ぐ「証人」「弁護人」としての彼女の存在が重要になりそうと。
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[1009] RE:ハーレムクイーン Name:転愚 Date:2014/07/10(木) 13:19
詳細な戦闘報告を見れば見るほど クラナリア軍の醜態が明らかにな りますから、如何に乳母が喚き散 らそうと周囲からの印象はむしろ 逆効果の結果をもたらすと思いま す☻もしヴィクトリアから妖姫へ 必死の力添えを願い出たらあの 女のことですからヒルクルス云々 よりクラナリア派を叩く良い機会 とばかりロレントや本国派の連中 に働きかけるでしょう(^_^)たぶん 有耶無耶な幕引きで終わるんじゃ ないですかね?
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[1012] 敗戦責任 Name:陣 HOME Date:2014/07/10(木) 19:12
それでも誰かに責任を取らせなければ収まらないとなれば、やはり「クラナリア軍団」としての責任者である、ホーパードになるかもですね。
そうなるなら、やはり彼はフレイアで出来るだけ劇的な「戦死」を遂げるべきなのかも。
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[1013] RE:ハーレムクイーン Name:金細工 Date:2014/07/10(木) 23:49
>交流板でも述べてますが、考えれば考えるほど「火事場泥棒」とは、実に「乱世」に似合わぬ表現ですね。 「乱世」だって悪事を働けば悪評は立ちますよ。日本だと斎藤道三、松永久秀がいい例ですね。 ただ力と結果で悪事も正当化できるのが「乱世」という時代。 このシリーズではロレントがいい例ですね。 エルフィンの場合、事実上挟撃を受けているフレイア相手にエバーグリーン周辺しか奪えてない。 非力な上に結果も出せていないから「火事場泥棒」呼ばわりされるのですよ。
>それと「全ての功は盟主たるイシュタールの物」ですか。 そんなことは言ってませんよ。 あくまでイシュタールとフルセンの2国を比較した場合の話です。
そもそもこのバロムリスト戦役では、大陸全体がドモスと反ドモスにほぼ二分された結果、反ドモス陣営が勝利を収めました。 この勝利における功績は反ドモス陣営を構成する二重王国やイシュタールを中心とする西国同盟加盟国、エトルリアを初めとする翡翠海沿岸諸国がそれぞれ分け合うことになるでしょう。 しかし、参加するどころか陣営をダシにしようとしたフルセンの行動を反ドモス陣営各国が評価する訳ありせん。 ラルフィントの両王朝は別の反応を示すかもしれませんが、遠すぎて意味がない。
世界が二分されている現状では、第三極(を名乗るには非力すぎるが)を気取っている限り、いくら軍事的勝利を重ねても他国には功績としては認めてもらえず、政治的なアピールになりえないかと。
>「空気の読めない狂犬」様の袞竜の袖に縋る様な事 本能寺の変のような驚天動地の出来事が起きない限り、考えづらい事態でしょうね。 ドモスの攻勢により西国同盟が崩壊した場合、西国諸国はそのままドモスに降伏するだけでしょう。 西国同盟以下の戦力しかないフルセンに縋っても遠からずドモスに降伏する未来しかありません。 二回も頭を下げる羽目になるのなら一回で済む方を選ぶかと。 蜀漢滅亡時劉禅が呉に亡命するのではなく、魏に降ることを選んだように。
>ザウルステール沖海戦 「威力偵察」ごときでアテナ家を失ったら目も当てられないことになるのでは?
あと国力が低くて外交的にも孤立している状況から西海の覇者を目指すのであれば、「威力偵察」目的の侵攻なんて手ぬるいです。 それこそかつてのロレントのように、己の命だけでなく女も部下も民の命をも分の悪い方に賭けた一か八かの決戦を挑む必要があるでしょう。 しかし、エルフィンがそのような決断を下せる「狂気」の持ち主とは思えません。 ですが、そんな「狂気」を持てるかどうかが、ロレントとエルフィンを分かつ決定的な差なのでしょう。
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[1014] 威力偵察 Name:陣 Date:2014/07/11(金) 07:59
「実際」に「失って」はいませんからね。
まさにそのための「鬼姫復帰」であり、「逐次投入」の愚は犯していない。
(その手の批判をするのであれば、ロックスのように「実際」に「失った」場合に行うべきでしょう。)
まあ。あくまで「ニーデンベルグ次第」の予感ですが、おそらく「次」にはザウルステールをわざわざ「強奪」までする必要は無いでしょうね。
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[1016] 二国の比較 Name:陣 Date:2014/07/11(金) 08:14
ならば「イシュタールが五万を動員した」という部分は誤解を招くので撤回されてください。
劇中の説明では、イシュタール自身が動員したのは、あくまで「一万」のみ。
それも「自己申告」で。
(もっとも例の「シャクティの絶対法則」を考えれば、実質はその更に「三分の一」程度の可能性も否めませんが。)
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[1018] ロレントvsエルフィン Name:陣 HOME Date:2014/07/11(金) 08:38
まあ。エルフィンが範としているのは、あくまでゼークトで、ロレントではないわけですが、言われて見ればなかなかに面白そうですね。
(それだけに生前のゼークトの人物像も気になるわけですが。)
ロレントの相手としては、やはり「信玄と謙信」の関係的なセリューンで、エルフィンとしても「孔明と仲達」的にヒルクルスが主敵になっていきそうですが。
この二人を比較するなら、やはり自分的にはまず「信長と政宗」ですが、同時に感じるのが「曹操と孫権」。
ある意味では、ロレントの後継者タイプとして、最も理想的とも思えるだけに、いっそどうせなら「自分の子供たちにはほとんど関心が無い」はずのロレントが「ガキを持つなら…」と呟く場面とかも面白そうですね。
そしてそれを言うのが、おそらく子供のいないはずのドミニクだというなら、それこそ完璧で。
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[1020] RE:ハーレムクイーン Name:転愚 Date:2014/07/11(金) 11:10
陣さんのご意見を読んである歴史家の 言葉を思い出しました、曰くアレクサンダー の嫡子は彼がペルシャ女に産ませた息子 ではなくローマのシーザーであると(^_^) 実に卓見だと思います。イシュタール派 の方々は不満でしょうが、キャッスル シリーズにさして思い入れのない僕が 今迄読んできた作品の限りでは、この 二人のどちらかがロレントの後継者たる に相応しいと思います(^O^)
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[1022] RE:ハーレムクイーン Name:陣 HOME Date:2014/07/11(金) 19:02
今回は『ジェネラル』以来の敵役ターンですが、『ウォーリア』のような「大家族的」主役ターンすらこなせるというのが、まさにこの舞台の画期的な点ですよね。
その意味でも次の主役ターンが今から楽しみなわけであり、やはりここは「半島の息子」としてのリュークの出番か。
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[1032] 天邪鬼 Name:陣 HOME Date:2014/07/13(日) 11:31
あと連載中の『ウェディング』前日談でも言っていたように、ロレントというのは「自分から権力に擦り寄る奴が好きになれない」というのがあるみたいですね。
だからむしろ「自分に刃向かって来る」くらいの相手でなければ認める気は無い。
おそらくこれは彼自身が「父殺し」でもあるという点が大きい感じですが。
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[1115] RE:ハーレムクイーン Name:金細工 Date:2014/07/27(日) 01:57
>威力偵察 「鬼姫復帰」こそ威力偵察などではなく、この戦いにかなりの力を入れていたことの証明では?
>「次」 今回の時点でバロムリスト首脳部は敗北した際にはドモスへの降伏を決断してるので、 「次」もフレイアと同じくドモスに総取りされるだけでしょう。
>二国の比較 まず最初に「動員」ではなく、「集結」です。
関ヶ原の合戦において石田三成は6千余りの兵力しか動員できていませんが、 関ヶ原の集結した西軍8万(分隊を含めれば10万以上)の事実上の主将として扱われています。 つまり、動員兵力は決定的な要因ではないということです。 では、何故三成が主将扱いされるのかというと、発起人であると同時に関ヶ原を最終防衛線とする西軍戦略の提唱者であるからです。
バロムリスト戦役ではイシュタールの戦略に応じて5万もバロムリストに集結し、 二重王国やエトルリアもまたイシュタールの戦略に基づいて動いています。
軍事的貢献という言葉が出てきますが、それはあくまで戦術レベルの話。 一方、イシュタールの功績は、その上の段階、つまり戦略・政治レベルのもの。 だから比較にならないと述べたわけです。
また2つの国を比較する場合、周辺国との関係も考慮に入れなければないでしょう。 戦争において当事国のタイマンはまず有り得ません。 必ず周辺国が何らかの形で関与をしてくるはずですから。 そして、他国を動かすのが戦略と政治。 それらを無視し、単純な兵力・軍事力だけで優劣を論じるのは机上の空論というものでしょう。
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[1120] RE:ハーレムクイーン Name:陣 Date:2014/07/27(日) 09:45
「イシュタールの戦略」ではなく、「二重王国の戦略」でしょう。
(言い方を変えれば「大戦略」か。)
言われている御言葉を「イシュタール」から「二重王国」に置き換えれば、むしろ話はスッキリ理解できますが。
もちろんそういう風に劇中に書いてあるなら話は別ですが、そういう箇所は全く無いわけで、単純に記述的に見れば、イシュタールが主導権をもって他国に自らの都合と戦略を「強制」している(あるいは出来ている)場面は全く無い。
(表現をお返しするのならば、それこそ「脳中の空論」ではないかという事にもなりそうですが。)
それに「最前線」となれば、当然に現地のバロムリストであり、流石にここまで「遠く」なれば、フレイア滅亡を阻止出来なかったように、二重王国の戦略的強制力は相当に弱くなる。
(それこそツヴァイクを使ったような手法でしか干渉操作は難しい。)
それらに比べれば、イシュタールなど、両国の戦略の「中間的位置」に過ぎない感じなんですよね。
せいぜい可能な限り能動的に動く事によって、政治的自立と能動性を誇示する以外に道は無い。
これはまさにシハラムが言っている「西国同盟はバロムリストを見捨てるわけにはいかない」「そうなれば同盟は解体する」。
それはまさに戦略的どころか「政治的」な「従属性」の証明以外の何物でもない。
つまり「選択の余地が無い」と言う事だと。
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[1132] RE:ハーレムクイーン Name:金細工 Date:2014/07/28(月) 01:28
戦略を「強制」する必要なんてありませんよ。「提案」して同意を得られればそれで十分です。
まずフレイア滅亡に対し、それを予見し備えてきたイシュタールに対して、 二重王国は何の対応策も打てず、また備えもしていなかった。 さらにご指摘のように距離の問題からバロムリストに直接干渉することが難しい以上、 二重王国としてはイシュタールの「提案」に乗るしか選択肢はないという訳ですね。
>これはまさにシハラムが言っている「西国同盟はバロムリストを見捨てるわけにはいかない」 >「そうなれば同盟は解体する」。 >それはまさに戦略的どころか「政治的」な「従属性」の証明以外の何物でもない。 >つまり「選択の余地が無い」と言う事だと。
シハラムはこうも思考してます。 「西国同盟5万が敗北すればドモスを止める術はなくなる」 「そうなれば遠からず二重王国もラルフィントも滅亡する」と。 ということは二重王国は西国同盟を支援するしかない。 つまり、「選択の余地が無い」という同じ結論に落ち着くと。
結局の所、二重王国もドモスが自国に攻めて来るのを防ぐことで基本的に手一杯。 大陸全てを俯瞰した大戦略など持つ余裕は無く、海上や西国など自国の影響が及びにくい地域は、 地域の盟主であるエトルリアやイシュタールにある程度任さぜるを得ないということです。
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[1134] RE:ハーレムクイーン Name:陣 Date:2014/07/28(月) 12:30
「二重王国にイシュタールから提案した」という箇所はどこです?
また「二重王国が備えをしていなかった」という部分は?
そして仮に、形として「イシュタールから提案した」としても、それは他所からは、むしろ「傘下申出」としか見られないでしょうね。
(それがまさに「実力」と「実績」の差という奴で。)
また「地域盟主」としてエトルリアやイシュタールが力を発揮できるのは、二重王国の存在と後盾があればこそであり、リカルドの戦略ではそこを明確に触れてますね。
(イシュタールが「積極的にエトルリアの先例に習った」か、それとも「追い詰められた結果で否応なく」かはまだ不明ですが。)
それに二重王国(というかセリューン)は低コストの「間接統治」があくまで基本ですからね。
その意味ではエトルリアやイシュタールが「下請」を勤めてくれるのは決して悪い話ではないない。
(また他の小国にしても、二重王国の直接的な影響を免れるための、政治的なクッション役の存在は有難いわけで。)
ただし自国にとって、不利ないし有害となれば否応なく「保障占領」するでしょうね。
地理的な位置として、全くの「背後」で海を持つエトルリアはともかく、「微妙」な方角で内陸のイシュタールはより危険が高い。
シハラムの台詞を借りるなら、それこそ「エトルリアとイシュタールでは条件が異なる」と。
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[1175] RE:ハーレムクイーン Name:金細工 Date:2014/08/02(土) 23:57
百日戦役において二重王国はインフェルミナにドモスの背後を突かせるため、 事前にレナス家の協力を取り付けるなどのお膳立てをしてます。 しかし、今回の戦いではインフェルミナ以上に重要性の高いバロムリストに対して 何の働きかけも見せず、話題に挙がるのはイシュタールが大半。 もし二重王国が戦略の提案者であったり、また何かの備えをしていたのであれば、 これは明らかにおかしい。 ならばイシュタール側が主導権を握っていると考えるのが自然かと。
>「傘下申出」としか見られない 作品中では両者の接近は「野合」と言い切られてますよ。 ドモスの脅威に対抗するための一時的な協力に過ぎず、脅威が去った後は敵対的になるであろう相手を 傘下と見なすとしたら能天気にほどがあります。 エトルリアにしても翡翠海をまとめる過程では二重王国の介入を防ぐため同盟は必須でしたが、 盟主となった現在ならドモスの脅威が去った後、二重王国が新たな脅威となれば、 西国同盟やレナス家と組んで第二次反二重王国同盟を結成してくる可能性はあるかと。
>「実力」と「実績」の差 大陸中央部での「実績」はあっても、西国における「実績」はゼロ。 そして、実際出せる兵力も500が限界。 無理をすればもっと出せるかもしれないが、「遠水近火を救わず」の諺通り。 そして、実際に火を消したのは近くの西国同盟。 今回の戦いで同盟が「実力」を証明し、「実績」を積んだ以上、 現状では二重王国の西国への影響力は限定的なものにならざるを得ないでしょう。
>「保障占領」 メリシャントのようにドモスと取り合いになっている土地ならともかく、 直接関わりのないイシュタールを自国の都合だけで「保障占領」しようとしたら、 他国の不信を買うだけで別記事になるドモスよりマシという政治的優位を失うだけの愚策でしょう。 それに地勢的に見ても戦略的要地ではないイシュタールを占拠しても得るものは少ないですし、 やるとしたらシェルファニール辺りまで取らないと意味はない。 これだけ規模の軍事行動を対ドモス戦線とは真逆の方向で起こすのは、 これまた相手に背を向けるだけの愚策です。
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[1177] RE:ハーレムクイーン Name:転愚 Date:2014/08/03(日) 01:08
一見するとイシュタールが主導権取ってるように 見えますが、実際はどうでしょう?シャクティが 同盟締結に重要な役割を果たしたのはほぼ確実で しょうが、それはあくまで二重王国と利害が一致 したからイシュタールが主役のように見えるだけ で、戦況に決定打を与えたのが二重王国系の諜報 機関であった以上影で主導権取っていたのは彼等 だったとみる方が現実的ですよ、謂わば西国同盟 に主役を張らせて、自分達は影の役割に徹したと いうわけでいかにもセリューンらしいというか何 というか😏軍事的に見ても、今回は火事場泥棒が こちらの都合良く動いてくれ、しかもその情報が タイムリーにもたらされたから、二軍相手に怪我 勝ちしたに過ぎません☻勇ましい話に飢えている だろう西国庶民はお祭り騒ぎ状態でしょうが、皮肉 な事にそれが次の戦いの際選択肢を狭めることに なると思います(^ ^)恐らくニーテンベルク戦役で 一気に冷水を浴びせられることになるでしょう^o^
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[1182] RE:ハーレムクイーン Name:陣 Date:2014/08/03(日) 11:47
それこそ少し前のクラナリアみたいにですよね。
それにたとえイシュタールを表面に立てても、それがあくまでセリューンの配慮に過ぎないという事は「分かっている」連中には分かるはず。
(その意味では、たとえイシュタールが独自にやった物でも「二重王国のおかげ」「二重王国あっての」にされてしまう恐れもあるわけで。)
おそらくイシュタールで最も「お祭り」でないのは、間違いなくフィリックス。
十年前と同様「これが実力だと思ったら大変な事になる」と思っているはずであり、そこにまたこの時点での彼の一層の聡明と諦念がある。
「知らぬは亭主」という言葉がありますが、こちらはまさに「知るは国王ばかりなり」と。
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[1678] ハーレムクイーン(12月新作前) Name:陣 HOME Date:2014/11/20(木) 20:00
前史フォローというわけでもないでしょうが、時期は前後といえ、とにかくこちらとの関連も注目な次回作。
とにかくこちらでの登場者としては、当然にリュシアンとレイチェルですが、あとはどれだけの名が出るか。
ヒルクルスは有力でしょうが、名前だけでもレジェンダは出てくるか。
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[1748] フレイア王国衰亡記] Name:陣 HOME Date:2014/12/07(日) 11:53
四年近くぶりに「衰亡後」の時点が描かれる初作品。
最後に「二系統」が同じ国で「呉越同舟」の形になってしまうのも因縁と皮肉の一つ。
敵側となったレイチェルも加えるなら、それこそ「三つ」で。
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[1910] ハーレムクイーン(ジェネラル2追加) Name:陣 HOME Date:2014/12/22(月) 23:48
ある意味では本作の補足とも言える最新作。
リュシアンもさりながら、むしろこの時点ではキャラ的に薄っぺらかった、レジェンダのキャラ厚みに大きく作用した印象も。
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[2026] 戦後状況? Name:陣 Date:2015/01/19(月) 13:49
最後の戦勝祝賀の時点で、ドモスとフルセンの激突にも一応の「収まり」が着いているとするなら、取り敢えずはヒルクルスの政治的な面目は立ったという感じですよね。
(だからこその「秘密同盟」でもあるわけで。)
ただしそうなれば、彼の「デカイ顔」を望まぬフランギースが余計な何かをしでかしそうな予感が。
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[2027] RE:ハーレムクイーン Name:転愚 Date:2015/01/19(月) 14:19
もしそうだとすれば、エルフィンも カブス制圧には失敗した可能性高い ですね😸 僕の想像ですが、例の問題男が本隊 の苦戦を他所目にエバーグリーン城 へ攻撃を仕掛けたんじゃないでしょ うか?以前自分が酷い目に遭った事 を逆用するワケで、エルフィンも名 将ですから深入りせず退却して以後 膠着状態になったと考えてもあなが ち不自然ではないと思いますが? 尤も、窮地を救われた事を逆に面子 を潰されたと逆恨みしそうですね、 あの狂女の場合😅
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[2028] RE:ハーレムクイーン Name:陣 Date:2015/01/19(月) 19:30
戦力的にも、直接助けるより「囲魏救趙」を取る方が有効なのは目に見えてますからね。
それにエルフィンとしても、まさかこれ程の好機にバロムリストが「追撃停止」したとは想像し難かったでしょうし。
つまりその意味では、むしろ他の西国諸国とフルセンは認識が一致するはず。
それこそ「空気の読めない奴らめ!」と。
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[2205] ハーレムクイーン(ガーデン追加) Name:陣 HOME Date:2015/03/29(日) 13:39
キュベレの登場で気になるのが、大同盟締結の舞台。
浮遊都市で行われたとなれば、西国同盟としては相当な威圧の筈ですが、あるいはシャクティなら「ただの虚仮脅しです」ですませたか。
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[2391] 初実戦? Name:陣 HOME Date:2015/06/18(木) 12:22
本格的なオクタヴィアの「武闘派」デビューはむしろこの時ですよね。
多分ベラとアーサーは付き従っていたと思いますが。
(レイチェルはむしろアーサーの護りで。)
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[2395] RE:ハーレムクイーン Name:転愚 Date:2015/06/18(木) 19:16
今回の戦い、ドモス勢の中で最も男? を上げたのは間違いなくヴァルキリー とその軍勢でしょうからね☺️それに 引き換えアレックス君が抜擢した連中 が揃いも揃ってあのザマ…😓特に僕が 一番だらしないと思ったのが予備隊と それを率いた問題男のお目付役ですね 兵力ほぼ互角、しかもこちらは負けな ければ良いという好条件にもかかわら ずあの体たらく…😓彼が醜態さらさな きゃ本隊だって敗走ではなく退却です んだであろうだけに、ヒスおばさんと 彼がA級戦犯だと思いますね僕は😡
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[2402] RE:ハーレムクイーン Name:陣 Date:2015/06/20(土) 00:18
本来ならば「あくまで穏便に」が方針の国でありながら、時代の悪戯で前面に押し出されてしまったというのが皮肉ですね。
そしてその重要性は(後継問題も含めた)ドモス内部の権力闘争においてもますます重きを持ってきそうなだけに。
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[2700] ハーレムクイーン(入門フェア) Name:陣 Date:2015/09/16(水) 22:32
まさに「これを欠いては始まらない」という感じの絶対当確作品。
これを見た上で当然ぜひ他の作品もと。
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[2922] ハーレムクイーン(フェイク追加) Name:陣 HOME Date:2015/10/30(金) 12:40
傑物女帝の代数判明に伴い、気になるのが「嫡祖父」と「伯母」の存在。
あの妖怪父娘だけに、たとえ立場を譲っても健在の可能性は高そうですが。
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[3074] ハーレムクイーン(マーチャント追加) Name:陣 HOME Date:2015/12/23(水) 23:15
ある意味で完全な対極といえる両作品。
一番のポイントはやはり「義兄弟」か。
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[3111] RE:ハーレムクイーン Name:転愚 Date:2016/01/04(月) 20:41
つーか今作を読んで極楽トンボ王国の 軍資金の出処が凡そ見当がつきました☺️ まあ倒産とまではゆかずともオヤジが 真っ青になる位の額は吐き出さされた でしょうね〜😅クイーンを読んだ時に は夥しい軍事物資の描写を見てあの国 って其処まで経済力あったか?と疑問 だったんですが御用商人一家があの態 なら納得❗️まあ幸い勝ち戦でしたから それなりに元は取れたでしょうが😎
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[3113] RE:ハーレムクイーン Name:陣 Date:2016/01/05(火) 12:48
それは凄い!
自分は思い付きませんでしたが、それなら三度目の「取り逃がし」という事にもなりそうですね。
どちらかといえば「政治的利害」の問題ですから、直接的な収支はむしろ赤字かも。
せめてもの現地利権への食い込みも「義弟の義弟」からの「お引取り願い」で出来なかった感じなだけに。
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[3383] ハーレムクイーン(カジノ追加) Name:陣 HOME Date:2016/04/26(火) 23:09
『シーフ』の時期が絞れた事もあって、この時点でのニルヴァーナがまだ二十代半ばくらいと判明。
そうなるとますます面白くなりそうなラルフィントの内外と。
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[3627] ハーレムクイーン(9月新作前) Name:陣 HOME Date:2016/08/17(水) 22:30
当然にこれから大きな影響を受ける事になるこちら方面。
果たしてその辺りについても巻末くらいで触れるか。
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[3799] ハーレムクイーン(アバンギャルド追加) Name:陣 HOME Date:2016/09/13(火) 21:56
国外への影響が最も語られてるのが当然こちら。
反ドモス陣営にとっては、とにかくラルフィントの内部問題などどうでもいい。
肝心なのはレナスが「役立たずの元友人」に成り下がったという事だけだと。
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[3808] RE:ハーレムクイーン Name:転愚 Date:2016/09/14(水) 13:23
ジェネシスとクイーンを読み返してみて やはり支持者さんの問題男敗戦予感説が 正鵠を射ていると確信☺️ ジェネシスであれだけのお膳立てを整え、 軍議で見事な情勢分析してみせたあの男 が自軍の不利に気付かぬワケが無い、現 に素人の僕でさえ読んでる途中で「こりゃ 勝てんな〜(^_^;)」と感じた位なんですか ら。あくまで憶測ですが、彼自身として は自分が先鋒として軽く一当てして退却 し、西国軍が追撃してきた処をサジタリ ウス城辺りで伏兵に横腹を突かせる作戦 だったと思います。ところが自分のお目 付役が計算外のドジ踏んだ上、ヒス女が 陣形崩してまでウナギ君殺害に拘った為 に大敗という結果になってしまったとい う処でしょう😅ビキニ痴女を呼んだのも 金細工さん説の必死の援軍というよりも 万が一の時の殿要員、敗戦責任逃れの為 の証人としての意味合いが強いと思いま す。
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[3812] RE:ハーレムクイーン Name:陣 Date:2016/09/14(水) 22:02
おそらく大陸行脚の時も立ち寄ってるはずだけに、西方半島の潜在的な強さを知っていた感じですよね。
それに停滞中のドモス全戦線の中で一番の手柄を立て、そして大陸の均衡打破に成功した事で、もうここには用は無い。
あとはクラナリアとナウシアカ、そして「義弟」にせいぜい頑張って貰おうとか。
とにかくこれで「レヴィでの一時蟄居」くらいで済めば、むしろ望むところかもですね。
そしていささかの休暇の後は、次の一大焦点が待っているとかかも。
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[4126] ハーレムクイーン(グリフォン追加) Name:陣 HOME Date:2017/01/03(火) 11:37
こちらには及ばぬまでも、今回も相当なオールスター編。
いわば二大強国の直接対決だっただけに、いわば二軍同士のこちらとは好対照か。
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[4127] RE:ハーレムクイ Name:転愚 Date:2017/01/04(水) 10:21
そして間接的にはドモス第二世代AND外様 連の象徴たる問題男とナンパ王の対決とも 言えますね😄ジェネシスではナンパ王でさ え介入するいとまを与えずフレイアを攻略 した問題男の勝ち、本作では流石の横綱相 撲を見せたナンパ王の貫禄勝😅 ただし東部戦線においても譜代の第二世代 筆頭に苦杯を舐めさせられ、世代交代の波 を彼自身感じてるでしょうかね?
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[4131] RE:ハーレムクイーン Name:陣 Date:2017/01/04(水) 23:29
レナスの抜けた戦略的な穴をどう埋めるかがセリューンの課題ですよね。
同盟拡大は防衛を安定させるも、こちらからの逆撃には不十分なだけに。
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[4254] ハーレムクイーン(グリフォン追加U) Name:陣 Date:2017/04/01(土) 15:16
比較した場合、こちらでの代理戦争ぶりは明白ですよね。
まあ西国諸国の方がまだ主体的かもですが。
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[4542] ハーレムクイーン(プロヴィデンス追加) Name:陣 HOME Date:2018/10/31(水) 23:00
今回の内容で改めて注目のこちらでの記述。
これから見るとオルディーンは「山麓朝の開祖」にもなれず、ただ「乱世の開幕役」でしかなかったようにも取れるんですよね。
あるいはトレバンなら「あんたやっぱりあそこで討伐されてりゃ良かったんだよ。そうすりゃ悲劇の英雄物語の主役を張れたぜ」とでもいったところか。
[No.220] 2019/02/24(Sun) 22:34:38 |