[ リストに戻る ]
No.228に関するツリー

   ハーレムレジスタンス2外伝 - 陣 - 2019/02/24(Sun) 22:43:28 [No.228]



並べ替え: [ ツリー順に表示 | 投稿順に表示 ]
ハーレムレジスタンス2外伝 (親記事) - 陣


[271] ハーレムレジスタンス2外伝 Name:陣 HOME  Date:2011/12/21(水) 11:57 [ 返信 ]



 『TBD外伝』とも連動し、僅かなページ数ながら、資料的に侮れない部分が多いため、その個所を取り敢えず個条列挙。


1.時期はエルフィンの即位直後。

2.半島外の各国の使節を迎えた時期で、イシュタールからは、ゼークトの統一にも挨拶した、シャクティが参加。

3.イシュタールにおいては、ようやくフィリックスが実権を掌握し、「まもなく即位」の段階にあるとシャクティが説明。

4.西国同盟への統一フルセンの参加が持ち出されるが、エルフィンに拒否される。

5.イシュタール中心の「西国同盟」に対抗する形で、エルフィンの「西海制覇」構想が初めて登場。


 これらの中でまず第一なのが、エルフィンの心情。

 意外な事であるが、彼は自分の両親を殺したゼークトを憎むどころか、むしろ尊敬しており、本編でもふれられていたように、自分をして基本的に「ゼークト路線の継承者」と考えている事。

 あと『HBD外伝』の所にも触れられているように、彼は「真逆」であるフィリックスを個人感情的にも嫌っているという事。

 二つの統一の時期間隔が、本編までの「十年」に対し、ここでは「八年」に変更されていることもあって、フィリックスとエルフィンの年齢差が縮まっていることも、今後はこの二つをより対照的な位置に置くということか。


 そしてもう一つ重要と思われるのが、西南地方と半島の距離。

 つまり軍の海上輸送のメリットが低いという事で、その「西海制覇」構想においても、この辺りの兼ね合いが今後のポイントか。




--------------------------------------------------------------------------------


[405] ハーレムレジスタンス2外伝(ウォーリア追加) Name:陣 HOME  Date:2013/02/20(水) 20:39



 「海上輸送の効率の低さ」がより明確な形で説明。

 よって進出方向は一つしかないというわけで、こちらの兼ね合いもまた注目と。





--------------------------------------------------------------------------------


[649] ハーレムレジスタンス2外伝(レボリューション追加) Name:陣 HOME  Date:2013/12/17(火) 12:44



 果たして気になるフルセンへの影響。

 格好の「受皿」が出来た事で、あるいは旧セルベリア系の流出もあるか。





--------------------------------------------------------------------------------


[840] ハーレムレジスタンス2外伝(クイーン追加) Name:陣 HOME  Date:2014/06/15(日) 10:51



 今回と見比べて尚更に浮き彫りの、西方半島の「鬼子」ぶり。

 要するに「対等」の国として、西国同盟に加えるには、半島国家は余りにも「大き過ぎる」。

 しかも兵は強力で、国王は若き天才、防衛面でも絶対的な有利さを持つという意味で、とても同じレベルでは語れない。

 下手な「援助」を迂闊に行えば、むしろこちらがやられかねない。


 その意味からして、ここでのシャクティの「真意」を改めて図るとすれば、出来れば半島を「ゼークト以前」の「三国分立」に戻したいというところなのかも。





--------------------------------------------------------------------------------


[913] RE:ハーレムレジスタンス2外伝 Name:金細工  Date:2014/06/28(土) 00:03



クイーンを読んだ時点では「大きすぎる」のではなく「加入せずとも大きな問題はない」だけではないかと。

西国同盟の要は西海航路を通じた相互援助にある訳ですが、西方半島は航路から外れた位置にある上、海に強いわけではないので意義が少ない。

兵は強力で、国王は若き天才とはいえ、海が障害となってフルセンから大規模な侵攻を仕掛けることは難しい。(間に天険が無かったドモス・クラナリアとは逆。)

「援助」をせずとも、海上優勢さえ確保すれば自発的にドモスとぶつかってくれるので行動の予測または誘導が容易。

こうして見ると加入拒否は本当に不味い判断でしかなかったのでしょうか。

あと陸軍国であるフルセンが海洋世界である西海を制覇するという発想自体が無理筋と言わざるを得ないかと。





--------------------------------------------------------------------------------


[915] RE:ハーレムレジスタンス2外伝 Name:陣  Date:2014/06/28(土) 12:09



 それだけに、重要な戦略的カットポイントといえる、ニーデンベルグの今後の向背が重要な感じですよね。

 今までに他作品で説明されている事だけを考えても、(ビーナスを含む)ここがドモスに転じるか、あるいは完全に中立化するだけでも、西海全域のパワーバランスを大変動させてしまうだけの可能性が高い。

 (だからこそ今回においてさりげない不安要因としてチラつかせている感じ。)


 はっきりいって、地勢的な意味だけで考えるならば、コスト高の「半島征服」は「大陸統一」の最終段階まで持ち越しになるだろうというはずなんですよね。

 内陸部全ての平定が完了するまで、半島国家はただターラキア山脈の彼方に「封じ込め」ておけばいいだけの話。

 (だから潰されるのも西国諸国が先のはずであり、それを考えるならば「最終亡命候補地」としての価値もまた高まるわけで。)

 だからこそ半島側としては、内陸部へのアクセスとして、最低限でも橋頭堡としてのエバーグリーンの確保が重要になる。

 そしてドモスとしては、エバーグリーンを奪い、完全にフルセンを山脈の向こうに「隔離」する事が戦略の基本になると。





--------------------------------------------------------------------------------


[1030] RE:ハーレムレジスタンス2外伝 Name:陣  Date:2014/07/12(土) 22:24



 また「実は望まぬ加入要請」としては、フレイアの件もありますよね。

 今回での表現を考えるに、一応、形式的な「呼び掛け」は行っているみたいですが、おそらくわざと「受け入れ難い」形式を取ったのかもと。

 誇り高く、また正統性にも問題があるマドアスにとって。





--------------------------------------------------------------------------------


[1213] RE:ハーレムレジスタンス2外伝 Name:陣 HOME  Date:2014/08/10(日) 11:54



 またそこでもう一つ付け加えるとするなら、やはりニーデンベルグ問題。

 フレイアが滅亡した事により、西国同盟が事実上の二重王国の傘下に入った事によって、辛うじてバランスを保つ事が出来たとなれば、より近いニーデンベルグが失陥すれば、どうしても半島を反ドモス陣営に引き入れる必要がある。

 もちろんドモスのより直接的な脅威に晒されるのは内陸側であり、そうなれば働き掛けは当然に内陸側が行わねばならない。

 (たとえ西海をはじめとする、従来の既得権を大幅に半島側に譲る事になったとしても。)


 もちろん「野蛮人に頭を下げるなどとんでもない」として、あくまで半島側から低姿勢で持ち掛けてくるのを、(滅亡まで)気長に待つのも「選択肢」の一つ。

 そして「半島に頭を下げるくらいならドモスの方がマシだ」とするのも勝手。

 もちろんその場合、二重王国の方から先に軍事侵攻を仕掛けてくるのは必至で、下手をすればドモスとの激突で内陸全体が「メリシャント化」する可能性すらありますが、「半島に頭を下げるくらいなら」と、そっちを選ぶのもそれこそ「選択の自由」。


 もっともその場合でも「半島から頭を下げてこないのが悪い」と自己合理化する可能性もありそうですが。

 それこそ「華夷思想」と。





--------------------------------------------------------------------------------


[1214] RE:ハーレムレジスタンス2外伝 Name:転愚  Date:2014/08/10(日) 21:57



総合戦力から考えれば、フルセンを当てにするより
ドモスか二重王国を選ぶでしょうね、特に内陸諸国
は☻まあどちらを選んでもその瞬間同盟は有名無実
化するでしょうが、イシュタールの様にあくまで
独自路線を貫こうとする国の方が少数でしょうね
実際には…(^ ^)





--------------------------------------------------------------------------------


[1215] RE:ハーレムレジスタンス2外伝 Name:陣  Date:2014/08/10(日) 23:09



 フルセンを当てにするのは、むしろ既にメリシャント戦線を抱える二重王国かもですね。

 対ドモスの有力パートナーとして、海上支援だけでなく、その強力な陸戦力を内陸に引き込むためには、沿岸諸国をフルセンに「分割」するのも辞さないという感じ。

 それが嫌なら自分だけでドモスを防いで見せろと。

 (もちろんドモスに組するなど以ての外で。)





--------------------------------------------------------------------------------


[1251] ハーレムレジスタンス2外伝(マスカレード追加) Name:陣 HOME  Date:2014/08/14(木) 23:45



 「親の仇」であるはずのギューヴゥをエリックが「評価」する場面で本作を連想。

 最後の演説も、単に政治的な意味ではなさそうで。





--------------------------------------------------------------------------------


[1735] フレイア王国衰亡記Z Name:陣 HOME  Date:2014/12/05(金) 11:29



 シャクティとの会談後、エルフィンが胸中で「フレイア侵攻」を改めて決意。

 (そして結局、西国同盟はフレイアの加盟を事実上の拒否と。)





--------------------------------------------------------------------------------


[2948] ハーレムレジスタンス2外伝(12月新作前) Name:陣 HOME  Date:2015/11/09(月) 12:42



 ここでシャクティが持ってきた「贈物」がテーマとなる模様。

 もっともエルフィンにすれば「これが武器を持って戦ってくれるのか?」でしょうが。





--------------------------------------------------------------------------------


[2949] RE:ハーレムレジスタンス2外伝 Name:転愚  Date:2015/11/09(月) 18:35



幸運男からすれば我が国はこれだけ洗練
された茶器を作れます、当然武器類もね😄
という意味も含んでたんじゃないですか?
侵略路線ではなく交易を通じて互いに豊
になりドモスに対抗出来る国力を養うべ
きです、とね^^;
確かに西国諸国の様な現状維持路線を目
指すならそれで良いでしょうが伊達政宗
の如く1世代上の2強に対抗して覇権を目
指すならやはり、拡大路線しかありませ
ん。問題は山脈越えで陸路フレイア侵攻
で行くか、渡海作戦でバロムリストを衝
くか、金細工さんは盛んに西国海軍優位
を主張されてましたがフルセン海軍とて
何時迄も海賊レベルではありますまい😄
軍事の天才エルフィンであればこそ幾度
か失敗を重ねながら精強な海軍を作るに
違いありません、まして平和な時代と違
い実戦訓練の機会に事欠かないですし😅
ましてや今フレイアには件の問題男がい
ます、一昔前から砂漠での経験値を積み
ウナギ君との付き合いから地の利につい
ても十二分に知識を蓄えた彼とまともに
やり合ったら下手すると諸葛孔明の二の
舞です😄エルフィンもここが思案の為所
だと思いますね。





--------------------------------------------------------------------------------


[2951] RE:ハーレムレジスタンス2外伝 Name:陣  Date:2015/11/10(火) 19:50



 フィリックスの存念はともかく、シャクティとしてはとにかく新興フルセンの成立をフィリックスの立場強化につなげるのが第一でしょうね。

 加わらないのならば、逆に「共通の敵」として西国内部の結束を高めようという感じか。

 ターラキア戦役とフレイア戦役の間の西国情勢も見たいところですが。





--------------------------------------------------------------------------------


[3092] 屋号問題? Name:陣 HOME  Date:2015/12/30(水) 08:34



 この時点でも工房の名義はムスランなんですよね。

 もちろん後付だからといってしまえばそれまでですが、この時点でも息子が継げないのは、政治事情のためだとなれば面白いところ。

 あくまで「陶器部門」の責任者止まりで。




[No.228] 2019/02/24(Sun) 22:43:28
以下のフォームから投稿済みの記事の編集・削除が行えます


- HOME - お知らせ(3/8) - 新着記事 - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - 環境設定 -

Rocket Board Type-T (Free) Rocket BBS