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all リレー小説会場(ルール説明と冒頭) - ミチル - 2019/03/09(Sat) 00:10:43 [No.30]
1話 - 頭文字D - 2019/03/16(Sat) 08:55:33 [No.31]
2話 - 皇帝 - 2019/03/18(Mon) 18:29:55 [No.32]
3話 - ほるこ - 2019/03/19(Tue) 20:48:09 [No.33]
4話 - 伊東です - 2019/03/19(Tue) 22:25:50 [No.34]
5話 - ほるこ - 2019/03/19(Tue) 23:33:15 [No.35]
6話 - 皇帝 - 2019/03/20(Wed) 04:13:08 [No.36]
7話 - ほるこ - 2019/03/20(Wed) 21:36:33 [No.37]
8話 - 伊東だよ - 2019/03/21(Thu) 01:07:08 [No.38]
9話 - 頭文字D - 2019/03/21(Thu) 09:09:38 [No.39]
10話 - ほるこ - 2019/03/21(Thu) 18:36:17 [No.40]
11話 - 皇帝 - 2019/03/21(Thu) 21:22:37 [No.42]
11話 - 伊東だっけ? - 2019/03/21(Thu) 20:52:25 [No.41]
12話 - ほるこ - 2019/03/21(Thu) 23:01:50 [No.43]
13話 - 皇帝 - 2019/03/23(Sat) 07:59:46 [No.44]


2話 (No.31 への返信) - 皇帝

うなぎパイ……
“夜のお供に”と言われるだけあって栄養価の高いこの菓子が、まさか恐るべき威力を持つ凶器となりうるとは、魔法少女と言えども想像できまい。
お菓子。
そう、ただのお菓子だ。
何の変哲も無いお菓子だ。
だがそのお菓子が、弾丸の速度で、あるいは加速器によってプラズマ化したエネルギー弾頭となって射出されたのならばどうだろう?
標的は目の前にアリ。
威力が減衰することを考える距離でもない。
魔法という超常的な力を持って障壁を張ろうとも、それを上回る威力で貫通し、たちどころに致命的な損害を被ること請け合いだ。

刹那の思考はまさに走馬灯のようにオレの頭を駆け巡った――
オレの投げつけたうなぎパイがまばゆい光を放ち、正面に存在する小林なにがしの障壁を粉々に砕いた音が、はっきりと耳に入る。

目を焼くほどの閃光、大地を震わす衝撃と共にオレの部屋は魔法少女ごと粉々に消え去っていた。


[No.32] 2019/03/18(Mon) 18:29:55

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