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all リレー小説会場(ルール説明と冒頭) - ミチル - 2019/03/09(Sat) 00:10:43 [No.30]
1話 - 頭文字D - 2019/03/16(Sat) 08:55:33 [No.31]
2話 - 皇帝 - 2019/03/18(Mon) 18:29:55 [No.32]
3話 - ほるこ - 2019/03/19(Tue) 20:48:09 [No.33]
4話 - 伊東です - 2019/03/19(Tue) 22:25:50 [No.34]
5話 - ほるこ - 2019/03/19(Tue) 23:33:15 [No.35]
6話 - 皇帝 - 2019/03/20(Wed) 04:13:08 [No.36]
7話 - ほるこ - 2019/03/20(Wed) 21:36:33 [No.37]
8話 - 伊東だよ - 2019/03/21(Thu) 01:07:08 [No.38]
9話 - 頭文字D - 2019/03/21(Thu) 09:09:38 [No.39]
10話 - ほるこ - 2019/03/21(Thu) 18:36:17 [No.40]
11話 - 皇帝 - 2019/03/21(Thu) 21:22:37 [No.42]
11話 - 伊東だっけ? - 2019/03/21(Thu) 20:52:25 [No.41]
12話 - ほるこ - 2019/03/21(Thu) 23:01:50 [No.43]
13話 - 皇帝 - 2019/03/23(Sat) 07:59:46 [No.44]


12話 (No.41 への返信) - ほるこ

ぎょるぎょると音を立てて、高速回転するうなぎパイは白虎を目がけて突き進む。
ぶしゃっと毛皮ごと白虎の皮膚を切り裂いて、ブーメランのごとく戻って来たうなぎパイを俺はつかんだ。
そう、幼い頃よりうなぎパイマスターになるべく英才教育を施された俺は、一般常識や倫理を学習することなく、うなぎパイのみに生きてきた。
うなぎパイを食い、飲み、呼吸し、全身をうなぎパイで作り変えた。
うなぎパイのため、うなぎパイの楽園浄土をこの世にもたらし、千年王国を築いてギネスのうなぎパイ記事を書き換えてやるのだ!
飛びかかってきた白虎の爪攻撃を、うなぎパイで受け止め、うなぎパイでビンタする。
本来、もろいパイであるはずのうなぎパイであっても、心を込め、愛を持って接すれば鋼鉄よりも硬くなるのだった。
「ふん、お前のうなぎパイへの情熱はその程度か?」
俺は、殴り倒した白虎を見下ろし、見くだした侮蔑を口にした。
「うなぎパイが好きなら、俺に勝ってみせろ!」


[No.43] 2019/03/21(Thu) 23:01:50

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