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カナート(砂漠用水源施設) - 鈴藤 瑞樹(マッシカーラさんの代理) - 2021/01/23(Sat) 11:10:00 [No.116]
耐震性の強化 - ダムレイ - 2020/04/19(Sun) 21:15:30 [No.103]
空調設備 - マッシカーラ - 2020/02/22(Sat) 15:36:30 [No.98]
一点付け足し - 鈴藤 瑞樹 - 2020/03/01(Sun) 16:04:53 [No.100]
完成版 - 鈴藤 瑞樹 - 2020/03/01(Sun) 17:47:19 [No.101]
劇場用スレッド - オグナ - 2020/01/11(Sat) 21:10:11 [No.76]
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参考資料一覧 - オグナ - 2020/01/15(Wed) 18:41:27 [No.89]
劇場の歴史 - オグナ - 2020/01/15(Wed) 18:18:35 [No.88]
劇場メンテナンス - オグナ - 2020/01/11(Sat) 21:11:19 [No.77]
URLいろいろ - 鈴藤 瑞樹 - 2020/01/08(Wed) 21:26:00 [No.75]


完成版 (No.100 への返信) - 鈴藤 瑞樹

・概要
空調設備とは、快適性の向上などを目的として特定の場所の空気の温度や湿度、清浄度、気流などを調整する設備のこと。
具体的にはとりこんだ外気から砂塵、粉塵、臭気、病原菌などを取り除き20度前後の温度、50%前後の湿度に調整して(調整の際、温度、湿度などはある程度は指定できる)知類のいる空間へと送られる。


給排気設備

・給気ファン
地表から対象空間へ空気を送り込むための装置。羽根をモーターで回転させ、気流を作る。能力による風量が変わるため、規模は室内で活動する人数により決める。

・排気ファン
給気ファンの対となるファン。構造、規模は給気ファンと同じになる。対象空間から空気を吸いだし、外部へと排出する。

・通風ダクト
複雑な地形、施設内にて、隅々まで空気を送り込むための設備。金属製の筒をファンから目的地まで遠し、直接空気のやり取りを出来るようにする。

・給気ダクト
給気ファンが外気を取り込むためのダクト。外部の開口部は天候の影響を軽減するために下向きとなっている。空気に混じった粉塵をろ過するため、開口部と給気ファンの間にフィルターが設けてある。

・巻き取り式フィルター
綿をシート状にし芯に巻き付け、逆側の末端にも巻き取り用の芯をとりつける。通風経路で広げることにより、空気中の粉塵をからめとり正常化することができる。巻き取り用芯を低速で回転させることにより、長時間新品同様のフィルターを使用できる。巻き取りが完了したら新品と交換する。



温度調節設備

・給気状態調節機構
給気ファンの直後に設置される機構。給気の温湿度を調節することにより、室内を快適な状態に保つ。快適な空間では作業効率が格段に向上する。

・給気温湿度センサー
空調機の給気ダクト内に設置され、温度と湿度を同時に計測する複合センサー。
温度計側部では0℃で100Ωとなる極小のプラチナ製抵抗を用意する。プラチナは温度変化により正確に抵抗が変化するので、その抵抗を計測し温度センサーとする。
湿度計側部では感湿体の静電容量を計測することで、電気的に湿度の変化を計測する。
なお、プラチナの使用量は少ないので価値は大してない。

・設定器
給気温度、湿度の設定値を入力するための装置。設定した値は温湿度調節機構へと送られる。設定可能範囲は10℃〜50℃、30%RH〜80%RH。

・温湿度調節機構
給気温湿度センサーの計測値と設定器の値を比較する。
計測値値が設定値となるよう熱源流量調節機構、加湿機構へ指示する。

・熱源流量調節機構
熱源配管に設けられ、温湿度調節機構の指示により開度を0〜100%で変化させ、空調機内を通る配管内の熱源の流量を調整する。
空調機を通らないバイパス配管が設けられており、バイパス弁を流量調節弁と逆動作をさせることにより、流量の全体量はかわらないようにする。
なお、給気ファンからみて手前側が冷熱源配管、奥側が温熱源配管となるよう設置される。

・加湿機構
給気湿度が設定値よりも低い場合、給気ダクト内に清潔な水を散布し湿度を上げる。気化しきらなかった水は排水溝へと流され捨てられる。

・除湿制御
給気湿度が設定値よりも高い場合、冷水流量が増加するよう流量調節弁へ指示する。過剰に冷やされた空気は結露し、空気中の水分が減少する。
過冷却された空気は温熱源により加熱され、適温適湿度にする。

・熱源配管
熱源設備にて作られた温熱源、冷熱源を通す配管。金属製で熱伝導率が良い。熱源から空調機までのルートは断熱材を巻き付け、熱の漏洩を防ぐ。空調機内ではむきだしとなり熱を放出する。

・ヒートポンプ式熱源機
冷媒を循環させ、温熱源、冷熱源を同時に作成する。冷媒に圧力をかけ、高温高圧の状態にする。高温の冷媒を常温の流体に熱伝導させ、常温高圧の状態にする。
常温高圧の状態から膨張させ圧力を開放する。この際断熱膨張により冷媒の温度は下がり、冷媒は低温常圧になる。常温の流体に熱伝導させ、常温常圧となる。
このサイクルにより加熱された流体を温熱源、冷却された流体を冷熱源とする。


[No.101] 2020/03/01(Sun) 17:47:19

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