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作成部品投稿用
- 鈴藤 瑞樹 -
2019/02/25(Mon) 21:41:42
[No.2]
└
拡張現実技術(AR技術)
- 鈴藤 瑞樹 -
2021/02/20(Sat) 17:08:03
[No.118]
└
拡張現実技術(AR技術)のJSON
- 鈴藤 瑞樹 -
2021/02/21(Sun) 16:43:17
[No.119]
└
エアバイク規制法案(試作1)
- 鈴藤 瑞樹 -
2021/01/22(Fri) 16:31:39
[No.115]
└
人口1000万人を割って国が滅びそうな時の対策
- 鈴藤 瑞樹 -
2021/01/19(Tue) 19:59:06
[No.114]
└
水時計
- 鈴藤 瑞樹 -
2020/12/20(Sun) 21:36:03
[No.108]
└
エアバイク盗難防止用チェーンロック
- 鈴藤 瑞樹 -
2020/12/14(Mon) 20:30:35
[No.107]
└
干飯
- 鈴藤 瑞樹 -
2019/12/22(Sun) 19:55:22
[No.71]
└
敵対組織の組織内への浸透に対する対策
- 象さん -
2019/10/14(Mon) 22:11:30
[No.65]
└
JSON
- 象さん -
2019/10/14(Mon) 22:11:48
[No.66]
└
微表情を読み取り嘘を見抜く装置(独自アイテム)
- 鈴藤 瑞樹 -
2019/10/14(Mon) 21:36:22
[No.62]
└
微表情を読み取り嘘を見抜く装置(独自アイテム) 修...
- 鈴藤 瑞樹 -
2019/10/15(Tue) 20:59:59
[No.67]
└
殻付き燻製卵
- 鈴藤 瑞樹 -
2019/08/21(Wed) 15:42:46
[No.54]
└
燻製卵
- 鈴藤 瑞樹 -
2019/08/21(Wed) 15:42:00
[No.53]
└
燻製(汎用)
- 鈴藤 瑞樹 -
2019/08/21(Wed) 15:41:07
[No.52]
└
甘酒(汎用)
- 鈴藤 瑞樹 -
2019/08/12(Mon) 22:09:33
[No.51]
└
えっち哲学者(サドマゾ論)
- 鈴藤 瑞樹 -
2019/07/16(Tue) 16:41:51
[No.43]
└
サトウ家追加部品
- オグナ -
2019/05/21(Tue) 16:48:14
[No.37]
└
ジニ係数
- 鈴藤 瑞樹 -
2019/05/08(Wed) 21:02:16
[No.31]
└
政令:公正取引貿易協定(帝國版)
- 鈴藤 瑞樹 -
2019/05/08(Wed) 20:59:52
[No.30]
└
知的財産権の保護に関する政令(帝國版)
- 鈴藤 瑞樹 -
2019/05/08(Wed) 20:56:44
[No.29]
└
不正競争防止法(共和国版)
- 鈴藤 瑞樹 -
2019/05/06(Mon) 16:25:21
[No.21]
└
不正競争防止法(共和国版)修正1
- 鈴藤 瑞樹 -
2019/05/06(Mon) 19:22:56
[No.22]
└
Re: 不正競争防止法(共和国版)修正2
- 鈴藤 瑞樹 -
2019/05/06(Mon) 19:49:34
[No.23]
└
Re: 不正競争防止法(共和国版)修正3
- 四方 無畏 -
2019/05/07(Tue) 21:56:17
[No.27]
└
不正競争防止法(共和国版)修正4
- 鈴藤 瑞樹 -
2019/05/07(Tue) 23:03:19
[No.28]
微表情を読み取り嘘を見抜く装置(独自アイテム) 修正1
(No.62 への返信) - 鈴藤 瑞樹
微表情を読み取り嘘を見抜く装置(独自アイテム)
概要
微表情を読み取り嘘を見抜く装置とは、サトウ家のスパイが使用している独自アイテムのこと。
会話している相手の微表情を観察して本当の気持ちを読み取り、言っていることが嘘か本当かを見抜くことができる。
といっても人間に習得可能な技術などではなく、顔認証装置の亜種などをもちいて機械的に分析した結果を使っている。
具体的にどのような機械かは後述する。
成り立ち
そもそも一般的に知られていない技術であり、研究している者もほとんどいない。
そのほとんどいない研究者をサトウ家スタッフが探して見つけて集めて10年の歳月と宰相府からもたらされる莫大な資金、フィーブル藩国からの機械技術的バックアップによって開発された。
どのような装置か
具体的に使われているのは
・相手の表情を撮影するカメラ
・カメラで撮られた映像を解析する大型装置
・解析結果を伝達する骨伝導式イヤホン
の三種類から『嘘を見抜く装置』は成り立っている。
カメラ
極小のビデオカメラ。
カメラ自体は小指の先ほどの大きさで、主として胸につけるバッジなどに偽装されている。
レンズ部分はさらに小さく、見た目でカメラとばれることはほぼない。
これによって相手に気づかれずに表情を撮影し、解析のための装置に情報を送信することができる。
解析装置
カメラから送られてきた表情のデータを顔認証システムに近い機械で解析して「どのような微表情が出てきて、本当はどう思っているのか」を調べるための装置。
小型化が難しく大掛かりな機械が必要なため、中、高物理国では大型トラックのコンテナなどに搭載して偽装ののち、運用されている。
ちなみに低物理国の場合は大きな荷馬車などに積んで隠蔽される。
また機械操作のためのスタッフが3名乗り込む。
受信距離の関係でこの装置がカメラの近くに待機している必要があるため、各藩国にひとつが割り当てられるように解析装置は存在しているが、一台につき数十万単位のわんわん、もしくはにゃんにゃんが使われている超高額機器であることは欠点と言ってもいいかもしれない。
装置大型化の理由
解析装置のキモは微表情を解析する精度である。
これには膨大な微表情の蓄積データが必要であり、必然としてデータの保管場所に多大な面積をとられている。
また、解析時の発熱量が大きく、空冷ではなく水冷式の冷却方式をとっているために物理的に大きくなっているという理由もある。
いずれにせよ小型化は困難であり、また現状でも十分に機能していることから積極的な小型化は考えられていない。
複数台編成
解析装置は大型化されていることはすでに説明したが、さらに「口元を分析する装置」や「目元を分析する装置」などの細分化が行われており、一国につき3、4台の複数編成で構成されている。
これは得意分野の異なる複数装置で相互補完(但し表情データ以外は入力できないスタンドアローンに近いもの)で精度を上げる目的がある。
また一台が盗難にあってもそれ単体では精度が低いため実用に耐えないという理由もある。
ちなみに定期メンテナンスはサトウ家でしか出来ないため、管理と元データはサトウ家が握っている。
骨伝導式イヤホン
解析結果を伝えるためのイヤホン。カメラのように偽装がされておりふつうの人間に着用を気づかれることはまずない。
骨伝導式なのは耳をふさいでしまうとスパイ活動に影響が出るという現場の意見を採用した形になる。
受信距離
カメラやイヤホンには送信、受信のための限界距離がある。
約10キロメートルが限界で、その距離の内に解析装置を移動させる必要がある。
使用のための訓練
装置は自動化が進んでいるとはいえ、解析装置を運用するスタッフには2年ほどの訓練期間が必要になる。
またカメラとイヤホンをつけた使用者についても、うまく会話によって表情を引き出すために同じく2年ほどの訓練がいる。
製造ラインについて
解析装置は大規模な製造施設が必要になるため、フィーブル藩国の技術提供を受けつつも、サトウ家の息がかかった工場にて生産が行われている。
これは横流しなどの危険を避けるための処置であり、また複数の工場にて部品を分けて製造することで一か所に攻撃を受けた際のリスクを軽減している。
証拠隠滅のための自爆
解析装置はその貴重さ、敵に鹵獲された際のダメージの大きさから決まった手順で使われなければ自爆するようにセットされている。
スタッフを買収すれば良いがその場合でも3名を全員まるめ込まなければならず、それを知らずに触れればドカンである。
長所
カメラとイヤホンが見つかりにくいため、特に素人を相手にする場合はほぼこの装置を使われていることに気づかれずにすむ。
この優位性は大きく、情報収集などのスパイ活動を円滑に進めることができる。
仮にカメラやイヤホンに気づかれたとしても、そもそも「嘘を見抜く装置」などというものが存在すること自体が公表されておらずサトウ家によって秘匿、隠蔽されているので見抜かれることはまずないと言って良い。
欠点
そもそも微表情という学問は人間を相手にするための技術であり、ほかの知類に使用することができない。
また、嘘を見抜くとは言っているが、相手が適当なことを言ってまともに回答していない場合は、装置を使わずとも嘘だということはわかっても内心を暴くことはできないので効果がない。
ほかにも正しい情報を知らない「善意の第三者」が相手の場合にも、本人は嘘だと知らずに嘘をついている場合もあるため意味がない。
このようにおおよそ万能とは言い難いが、それでも効果的な装置なのは確かである。
使用例
商談、交渉などの場面で相手の隠された感情をとらえ、話の軸や方向性を調整することで優位に立つことができる。
またクロスアクシャがサトウ家内部に浸透しないためにも使われており、クロスアクシャの息がかかった人間をあぶりだすために抜き打ちでサトウ家スタッフにこの装置が使われていることがある。
微表情とは
微表情とは、普段は抑制されている「本当の感情」がフラッシュのように一瞬だけ顔に表れて、すぐに消え去る表情のことを言う。
その多くは0.2秒以内の出来事で、通常の会話では80〜90%が見落とされている。
これを読み取ることができれば相手の本当の気持ちがわかる、という理屈だがその一瞬を読み取れるような人間はまずいない。
微表情の分析とは、以下に示される「微表情の種類」を特定することを指す。
●微表情の種類
嫌悪
嫌悪の微表情の特徴は「鼻の周りのしわ」
「鼻の周りのしわ」は「臭いもの」を嗅いだ時と同じ顔になる
典型的な顔の動きとしては、鼻にしわを寄せる、上唇を上げる、もしくはその両者の特徴が合わさったもの。
「嫌悪」とは、反感、拒否、嫌気などを含む否定的な感情のことを言う。
「嫌悪」の表情のルーツは不快な匂いの経路を遮断する(鼻の穴をふさぐ)アクションだと言われている。
しかし、「嫌悪」は嫌な匂いの遮断という物理的な現象に対してだけでなく、嫌いな相手や気に食わない言動に対しても表れる。
進化生物学的には、「嫌悪」の表情は食物が腐っていることを周りの仲間に示すサインとされる。
「嫌悪」を示す他のボディー・ランゲージとしては、顔・身体を対象から背ける動作などが挙げられる。
恐怖
恐怖の微表情の特徴は、「カギ型眉」と「下まぶたの緊張」
典型的な顔の動きとしては、両眉を上げる、両眉を中央に引き寄せる、目を見開く、まぶたに力を入れる、口角を横に引く、というもの。
これらが現れた場合は恐怖していると推測できる。
「恐怖」とは、不安、不確実、警告などを含む否定的な感情のことを言い、「恐怖」は、身体もしくは心理的に安全な状態が損なわれたときに表れる。
進化生物学的には、「恐怖」の表情は「私はあなたに攻撃を加えるつもりはありません。」「私を傷つけないで下さい。」ということを示すサインとも言われる。
攻撃する意思のない人を識別し、他の目的のために貴重なエネルギーを温存させようとするサインでもある。
「恐怖」を示す他のボディー・ランゲージとしては、頭や体を後退させること、身体を硬直させること、逃げること、声のピッチがくなること、突然の深呼吸などの動作が挙げられる。
怒り
怒りの表情の特徴は、「力んだまゆ」と「力んだ唇」である。
典型的な顔の動きとしては、両まゆ毛を中央に引き寄せる、目を見開く、まぶたに力を入れる、唇を固く閉じるもしくは口を開ける、というもの。
「怒り」とは、苛立ち、煩わしさ、不和、不服、難色などを含む感情のことを言う。「怒り」は、自己の目標達成が遮られたときや何らかの出来事や他者の言動に対して気に食わないことがあるときに表れる。筋肉が緊張し、心拍数が上がる。進化生物学的には、「怒り」の表情は他人に恐怖心を与え、攻撃態勢にあることを示すサインとなる。
「怒り」を示す他のボディー・ランゲージとしては、頭やあごが前に突き出される、全身の筋肉の緊張、ドスのきいた声、荒々しい声の様子、大声などの動作が挙げられる。
幸福
幸福の表情の特徴は、「ほころぶ口元」である。
典型的な顔の動きとして、頬(ほほ)を上げる、口角を上げる、もしくは、口角のみを上げる、というもの。
「幸福」とは、受容、期待、承認、喜び、楽しみ、興奮などを含む肯定的な感情のことを示す。「幸福」の表情は、目標を達成したり、自己の欲求が満たされたときに表れやすい。また、他者に同意していることを示したり、好意を抱いていることを示すときにも表れる。進化生物学的には、笑顔を見せることは「私はあなたの仲間です。」「私は友好的です。」ということを示すサインでもある。
「幸福」を示す他のボディー・ランゲージとしては、興奮した声、他者に近づく行為などがある。
悲しみ
悲しみの表情の特徴は、「ハの字まゆ毛」と「あごのしわ」である。
典型的な顔の動きとしては、まゆの内側を上げる、両まゆを中央に引き寄せる、口角を下げる、下唇を上げる、など。
「悲しみ」とは、失望、喪失、敗北感、期待外れの感情、幻滅などを含む否定的な感情を言う。「悲しみ」は価値あるものや人を失ったときに表れる。私たちは他者の顔に「悲しみ」のサインを読みとったとき、その人を慰めようとする。「悲しみ」は人に同情心を引き起こす働きを持っている。進化生物学的には、「悲しみ」の表情は何か嫌なことが起きたことを示し、他者との接触を避けようとするサインでもある。
「悲しみ」を示す他のボディー・ランゲージとしては、頭・視線を下げる動作、うなだれる動作、緩やかな声、言葉数が少なくなるといった動作が挙げられる。
軽蔑
軽蔑の表情の特徴は、「片方の口角を上げる」というもの。
基本的となる7つの微表情の中で唯一左右非対称の表情でもある。
「軽蔑」とは、優越感、さげすみ、冷ややかな気持ち(冷笑)などを含む否定的な感情のことを言う。自己の経験と知識が他者より優っていると感じられたり、他者の不道徳な行為を目撃したりするときに表出されるのが「軽蔑」の表情である。「軽蔑」の微表情を表出する人は日常的に他者を評価する傾向にあり、他者に対し否定的な考えを抱きがちになる。「軽蔑」の表情は赤ちゃんには表れず、人が自己と他者とを区別し比較できる能力を身につけたときに初めて表れる。「軽蔑」を感じるには他者を評価し、批判する必要があるため。
「軽蔑」を示す他のボディー・ランゲージとしては、自己の鼻先を見るように頭を後方に引き上げたり、その状態で頭を左右片方に傾けたり、「ふんっ」と鼻から抜けるパラ言語(声の高さの変化、声質、音量、スピード)などがある。
驚き
驚きの表情を示す特徴は、「大きく開く目と口」となる。
典型的な顔の動きとしては、両眉を上げる、目を見開く、口を開ける、というものです。
「驚き」とは、驚嘆、当惑、瞠目などを含む感情のことを言う。「驚き」は予期していないことが起きたときに表れ、状況を把握するために目を見開き、十分に呼吸するために口を開けることでより多くの情報を得ようとする。進化生物学的には、「驚き」の表情は予期しないことが起きたことを示し、周りの仲間にその出来事に対する準備をさせるサインとなる。
「驚き」を示す他のボディー・ランゲージとしては、肩を引き上げる動作、深呼吸などの動作が挙げられます。
[No.67]
2019/10/15(Tue) 20:59:59
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> 微表情を読み取り嘘を見抜く装置(独自アイテム) > > > 概要 > > 微表情を読み取り嘘を見抜く装置とは、サトウ家のスパイが使用している独自アイテムのこと。 > 会話している相手の微表情を観察して本当の気持ちを読み取り、言っていることが嘘か本当かを見抜くことができる。 > といっても人間に習得可能な技術などではなく、顔認証装置の亜種などをもちいて機械的に分析した結果を使っている。 > 具体的にどのような機械かは後述する。 > > > 成り立ち > そもそも一般的に知られていない技術であり、研究している者もほとんどいない。 > そのほとんどいない研究者をサトウ家スタッフが探して見つけて集めて10年の歳月と宰相府からもたらされる莫大な資金、フィーブル藩国からの機械技術的バックアップによって開発された。 > > > どのような装置か > 具体的に使われているのは > ・相手の表情を撮影するカメラ > ・カメラで撮られた映像を解析する大型装置 > ・解析結果を伝達する骨伝導式イヤホン > の三種類から『嘘を見抜く装置』は成り立っている。 > > カメラ > 極小のビデオカメラ。 > カメラ自体は小指の先ほどの大きさで、主として胸につけるバッジなどに偽装されている。 > レンズ部分はさらに小さく、見た目でカメラとばれることはほぼない。 > これによって相手に気づかれずに表情を撮影し、解析のための装置に情報を送信することができる。 > > > > > > > > > > 解析装置 > カメラから送られてきた表情のデータを顔認証システムに近い機械で解析して「どのような微表情が出てきて、本当はどう思っているのか」を調べるための装置。 > 小型化が難しく大掛かりな機械が必要なため、中、高物理国では大型トラックのコンテナなどに搭載して偽装ののち、運用されている。 > ちなみに低物理国の場合は大きな荷馬車などに積んで隠蔽される。 > また機械操作のためのスタッフが3名乗り込む。 > 受信距離の関係でこの装置がカメラの近くに待機している必要があるため、各藩国にひとつが割り当てられるように解析装置は存在しているが、一台につき数十万単位のわんわん、もしくはにゃんにゃんが使われている超高額機器であることは欠点と言ってもいいかもしれない。 > > > > > > > 装置大型化の理由 > 解析装置のキモは微表情を解析する精度である。 > これには膨大な微表情の蓄積データが必要であり、必然としてデータの保管場所に多大な面積をとられている。 > また、解析時の発熱量が大きく、空冷ではなく水冷式の冷却方式をとっているために物理的に大きくなっているという理由もある。 > いずれにせよ小型化は困難であり、また現状でも十分に機能していることから積極的な小型化は考えられていない。 > > > > 複数台編成 > 解析装置は大型化されていることはすでに説明したが、さらに「口元を分析する装置」や「目元を分析する装置」などの細分化が行われており、一国につき3、4台の複数編成で構成されている。 > これは得意分野の異なる複数装置で相互補完(但し表情データ以外は入力できないスタンドアローンに近いもの)で精度を上げる目的がある。 > また一台が盗難にあってもそれ単体では精度が低いため実用に耐えないという理由もある。 > ちなみに定期メンテナンスはサトウ家でしか出来ないため、管理と元データはサトウ家が握っている。 > > > > > 骨伝導式イヤホン > 解析結果を伝えるためのイヤホン。カメラのように偽装がされておりふつうの人間に着用を気づかれることはまずない。 > 骨伝導式なのは耳をふさいでしまうとスパイ活動に影響が出るという現場の意見を採用した形になる。 > > > > 受信距離 > カメラやイヤホンには送信、受信のための限界距離がある。 > 約10キロメートルが限界で、その距離の内に解析装置を移動させる必要がある。 > > > > > > 使用のための訓練 > 装置は自動化が進んでいるとはいえ、解析装置を運用するスタッフには2年ほどの訓練期間が必要になる。 > またカメラとイヤホンをつけた使用者についても、うまく会話によって表情を引き出すために同じく2年ほどの訓練がいる。 > > > 製造ラインについて > 解析装置は大規模な製造施設が必要になるため、フィーブル藩国の技術提供を受けつつも、サトウ家の息がかかった工場にて生産が行われている。 > これは横流しなどの危険を避けるための処置であり、また複数の工場にて部品を分けて製造することで一か所に攻撃を受けた際のリスクを軽減している。 > > > > > 証拠隠滅のための自爆 > 解析装置はその貴重さ、敵に鹵獲された際のダメージの大きさから決まった手順で使われなければ自爆するようにセットされている。 > スタッフを買収すれば良いがその場合でも3名を全員まるめ込まなければならず、それを知らずに触れればドカンである。 > > > 長所 > カメラとイヤホンが見つかりにくいため、特に素人を相手にする場合はほぼこの装置を使われていることに気づかれずにすむ。 > この優位性は大きく、情報収集などのスパイ活動を円滑に進めることができる。 > 仮にカメラやイヤホンに気づかれたとしても、そもそも「嘘を見抜く装置」などというものが存在すること自体が公表されておらずサトウ家によって秘匿、隠蔽されているので見抜かれることはまずないと言って良い。 > > > > 欠点 > そもそも微表情という学問は人間を相手にするための技術であり、ほかの知類に使用することができない。 > また、嘘を見抜くとは言っているが、相手が適当なことを言ってまともに回答していない場合は、装置を使わずとも嘘だということはわかっても内心を暴くことはできないので効果がない。 > ほかにも正しい情報を知らない「善意の第三者」が相手の場合にも、本人は嘘だと知らずに嘘をついている場合もあるため意味がない。 > このようにおおよそ万能とは言い難いが、それでも効果的な装置なのは確かである。 > > > > > 使用例 > 商談、交渉などの場面で相手の隠された感情をとらえ、話の軸や方向性を調整することで優位に立つことができる。 > またクロスアクシャがサトウ家内部に浸透しないためにも使われており、クロスアクシャの息がかかった人間をあぶりだすために抜き打ちでサトウ家スタッフにこの装置が使われていることがある。 > > > > > 微表情とは > > 微表情とは、普段は抑制されている「本当の感情」がフラッシュのように一瞬だけ顔に表れて、すぐに消え去る表情のことを言う。 > その多くは0.2秒以内の出来事で、通常の会話では80〜90%が見落とされている。 > これを読み取ることができれば相手の本当の気持ちがわかる、という理屈だがその一瞬を読み取れるような人間はまずいない。 > 微表情の分析とは、以下に示される「微表情の種類」を特定することを指す。 > > > > ●微表情の種類 > > > 嫌悪 > 嫌悪の微表情の特徴は「鼻の周りのしわ」 > 「鼻の周りのしわ」は「臭いもの」を嗅いだ時と同じ顔になる > 典型的な顔の動きとしては、鼻にしわを寄せる、上唇を上げる、もしくはその両者の特徴が合わさったもの。 > 「嫌悪」とは、反感、拒否、嫌気などを含む否定的な感情のことを言う。 > 「嫌悪」の表情のルーツは不快な匂いの経路を遮断する(鼻の穴をふさぐ)アクションだと言われている。 > しかし、「嫌悪」は嫌な匂いの遮断という物理的な現象に対してだけでなく、嫌いな相手や気に食わない言動に対しても表れる。 > 進化生物学的には、「嫌悪」の表情は食物が腐っていることを周りの仲間に示すサインとされる。 > 「嫌悪」を示す他のボディー・ランゲージとしては、顔・身体を対象から背ける動作などが挙げられる。 > > > > 恐怖 > 恐怖の微表情の特徴は、「カギ型眉」と「下まぶたの緊張」 > 典型的な顔の動きとしては、両眉を上げる、両眉を中央に引き寄せる、目を見開く、まぶたに力を入れる、口角を横に引く、というもの。 > これらが現れた場合は恐怖していると推測できる。 > > 「恐怖」とは、不安、不確実、警告などを含む否定的な感情のことを言い、「恐怖」は、身体もしくは心理的に安全な状態が損なわれたときに表れる。 > 進化生物学的には、「恐怖」の表情は「私はあなたに攻撃を加えるつもりはありません。」「私を傷つけないで下さい。」ということを示すサインとも言われる。 > 攻撃する意思のない人を識別し、他の目的のために貴重なエネルギーを温存させようとするサインでもある。 > > 「恐怖」を示す他のボディー・ランゲージとしては、頭や体を後退させること、身体を硬直させること、逃げること、声のピッチがくなること、突然の深呼吸などの動作が挙げられる。 > > > > 怒り > 怒りの表情の特徴は、「力んだまゆ」と「力んだ唇」である。 > 典型的な顔の動きとしては、両まゆ毛を中央に引き寄せる、目を見開く、まぶたに力を入れる、唇を固く閉じるもしくは口を開ける、というもの。 > > 「怒り」とは、苛立ち、煩わしさ、不和、不服、難色などを含む感情のことを言う。「怒り」は、自己の目標達成が遮られたときや何らかの出来事や他者の言動に対して気に食わないことがあるときに表れる。筋肉が緊張し、心拍数が上がる。進化生物学的には、「怒り」の表情は他人に恐怖心を与え、攻撃態勢にあることを示すサインとなる。 > > 「怒り」を示す他のボディー・ランゲージとしては、頭やあごが前に突き出される、全身の筋肉の緊張、ドスのきいた声、荒々しい声の様子、大声などの動作が挙げられる。 > > > > 幸福 > 幸福の表情の特徴は、「ほころぶ口元」である。 > 典型的な顔の動きとして、頬(ほほ)を上げる、口角を上げる、もしくは、口角のみを上げる、というもの。 > > 「幸福」とは、受容、期待、承認、喜び、楽しみ、興奮などを含む肯定的な感情のことを示す。「幸福」の表情は、目標を達成したり、自己の欲求が満たされたときに表れやすい。また、他者に同意していることを示したり、好意を抱いていることを示すときにも表れる。進化生物学的には、笑顔を見せることは「私はあなたの仲間です。」「私は友好的です。」ということを示すサインでもある。 > > 「幸福」を示す他のボディー・ランゲージとしては、興奮した声、他者に近づく行為などがある。 > > > > 悲しみ > 悲しみの表情の特徴は、「ハの字まゆ毛」と「あごのしわ」である。 > 典型的な顔の動きとしては、まゆの内側を上げる、両まゆを中央に引き寄せる、口角を下げる、下唇を上げる、など。 > > 「悲しみ」とは、失望、喪失、敗北感、期待外れの感情、幻滅などを含む否定的な感情を言う。「悲しみ」は価値あるものや人を失ったときに表れる。私たちは他者の顔に「悲しみ」のサインを読みとったとき、その人を慰めようとする。「悲しみ」は人に同情心を引き起こす働きを持っている。進化生物学的には、「悲しみ」の表情は何か嫌なことが起きたことを示し、他者との接触を避けようとするサインでもある。 > > 「悲しみ」を示す他のボディー・ランゲージとしては、頭・視線を下げる動作、うなだれる動作、緩やかな声、言葉数が少なくなるといった動作が挙げられる。 > > > 軽蔑 > 軽蔑の表情の特徴は、「片方の口角を上げる」というもの。 > 基本的となる7つの微表情の中で唯一左右非対称の表情でもある。 > > 「軽蔑」とは、優越感、さげすみ、冷ややかな気持ち(冷笑)などを含む否定的な感情のことを言う。自己の経験と知識が他者より優っていると感じられたり、他者の不道徳な行為を目撃したりするときに表出されるのが「軽蔑」の表情である。「軽蔑」の微表情を表出する人は日常的に他者を評価する傾向にあり、他者に対し否定的な考えを抱きがちになる。「軽蔑」の表情は赤ちゃんには表れず、人が自己と他者とを区別し比較できる能力を身につけたときに初めて表れる。「軽蔑」を感じるには他者を評価し、批判する必要があるため。 > > 「軽蔑」を示す他のボディー・ランゲージとしては、自己の鼻先を見るように頭を後方に引き上げたり、その状態で頭を左右片方に傾けたり、「ふんっ」と鼻から抜けるパラ言語(声の高さの変化、声質、音量、スピード)などがある。 > > > > 驚き > 驚きの表情を示す特徴は、「大きく開く目と口」となる。 > 典型的な顔の動きとしては、両眉を上げる、目を見開く、口を開ける、というものです。 > > 「驚き」とは、驚嘆、当惑、瞠目などを含む感情のことを言う。「驚き」は予期していないことが起きたときに表れ、状況を把握するために目を見開き、十分に呼吸するために口を開けることでより多くの情報を得ようとする。進化生物学的には、「驚き」の表情は予期しないことが起きたことを示し、周りの仲間にその出来事に対する準備をさせるサインとなる。 > > 「驚き」を示す他のボディー・ランゲージとしては、肩を引き上げる動作、深呼吸などの動作が挙げられます。
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