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No.636へ返信

all 令和6年秋シーズンのSFアニメ - Shiny NOVA - 2024/10/02(Wed) 23:15:44 [No.635]
シンカリオン26話 - Shiny NOVA - 2024/10/15(Tue) 00:04:34 [No.640]
Re: シンカリオン26話 - 日高辰也 - 2024/10/19(Sat) 18:57:34 [No.641]
シンカリオン25話 - Shiny NOVA - 2024/10/07(Mon) 07:25:11 [No.638]
Re: シンカリオン25話 - 日高辰也 - 2024/10/12(Sat) 18:51:47 [No.639]
シンカリオン24話(含むグレンダイザーU最終話) - Shiny NOVA - 2024/10/03(Thu) 23:58:37 [No.636]
Re: シンカリオン24話(含むグレンダイザーU最終話) - 日高辰也 - 2024/10/05(Sat) 19:27:24 [No.637]


シンカリオン24話(含むグレンダイザーU最終話) (No.635 への返信) - Shiny NOVA

★シンカリオン

 関西のロボットオタク風シカ好き(顔だけ)ヤンキー高校生のヤマちゃん。実に濃いキャラでした。
 もう、彼のパロディ言動に、たった1話で親近感を覚えましたよ。

 で、鉄道オタクではないけど、ロボットオタクで、だけど、彼が現役高校生とは信じられないくらい、1stガンダム芸人になってる。SEEDとかOOとかじゃなくて。
 ええと、ビルドファイターズの系譜でハマったのか、それともロボゲー好きなのか。ガンダムブレイカー辺りをやり込んでそうですな。

 ともあれ、タカラトミーのロボアニメなのに、バンダイの商品をプッシュしていいのか、とか、いろいろツッコミ入れたくもなって、
 スパロボに登場したら、リュウセイとかと気が合いそうだなあ、とか。

 で、1話でお悩み解決かと思いきや、次回は彼の夢であるロボコンへの情熱を見せる回。
 シカカリオンって、シンカリオンの名前は機密事項ではないのか? もう少し、ひねった名前にはできなかったのか。グレートシーカーとか、シーカーVとか、そんな感じで。

★マジンガーX最終話

 もう、このアニメはグレンダイザーじゃなくて、マジンガーXのプロモーションアニメとして見ると、満足の最終話でした。

 グレンダイザーとして見た場合、デューク王子が敵役のガンダルやブラッキー、ズリルに対して、その存在を認知してないように思えるのが残念だし、例えばルビーナの死の原因となったブラッキーに対して、暴走モードでドサクサ紛れに倒した感で、そこでせめて、「貴様、ブラッキー。よくもルビーナを! お前は絶対に許さん!」とかセリフの一つでもあれば、感情移入できたのかもしれない。
 だけど、彼が劇中で名前を呼んだのって、ルビーナ、テロンナを除けば、甲児、マリア、カサド、ナイーダ、あとアインス。それと弓博士やさやかに対しては、意外と感謝を表明していなくて、宇門博士に対しては一応、父さん呼びだけど、要するに主人公としては、自分の周りのキャラに対する認知が弱いというか。

 で、ドラマ的には、甲児くんが最も多くのキャラと絡んで、縁を紡いで行ってる。
 そんな彼が、どうしてデュークにあそこまで親身に振る舞っているのか、の説得力が、劇中では上手く描写できていなかったな、と。デュークに主人公としての魅力を感じなさ過ぎた。
 まあ、カサドの言ってた、箱入り王子という言葉がお似合いで、天然の人たらしにはなっているのだけど、純粋でいい奴なのに、独り善がりで思い込みが激しくて、問題解決能力が貧弱で、見かねた周囲の人物が過保護になっていて……まだ、「それでも守りたい世界があるんだ」のキラの方が、理解はできたな、と。

 そして、主役ロボのグレンダイザー。桜多吾作版の終盤の破壊神要素を導入したのはいいけど、だったら、グレンダイザーの秘密をもっとデュークが積極的に調べる話を構築するとか、その過程でヒカルさんとの接点を持つべきだろうとか、でも、ヒカルさんはカサドの方に可能性を見出して、デュークとヒカルさんの接点がほぼ皆無に。
 旧作との比較を抜きにしても、ヒカルさんが「グレンダイザーの巫女」という設定改変をしたなら、もっとグレンダイザーという謎のロボについて、主人公も周囲の人物も積極的に興味を持って研究するというストーリー展開が必要なのだとは思うけど、その辺の掘り下げは全部、宙ぶらりんになりました。

 2期めに残した宿題なのか。

 ともあれ、テロンナとルビーナ姉妹が引っ掻き回したドラマで、ロボット物として描くべきカタルシスがスポイルされた作品。

 そんな中で、1話で敗れたマジンガーZが、謎の暴走ロボットのエッセンスを引き継いで強化改造を施されて、暴走ロボットを止めて、正気に戻させるまでのマジンガーXを称賛する作品と思えば、主役ロボの交代を楽しめた作品でした。
 それと、コズモスペシャルは良かったですな。

 最も惜しむらくは、グレンダイザーがドリルスペイザーとしか合体シーンがなくて、OPでのダブルやマリンの活躍映像が、OP詐欺に終わったところ。
 最終回のアーマースペシャル形態はノーカンというか、やはりダイザーのロボとしての魅力が十分に描けていなかったと思うので、
 デューク&グレンダイザーを主役として見ると、非常にがっかりしたな、と。

 あと、甲児がデュークを説得するために言った「あんたがこの地球を守ってきた」というセリフが、「え? そんなに言うほど守ったっけ?」とグレンダイザーの活躍回が少ない話数だったせいもあって、視聴者的には説得力がなさ過ぎたな、と。

 まあ、恋愛話としては、ナイーダ回が最も感情移入できたかな、と。
 テロンナやルビーナに関しては、彼女たちの性格がエキセントリック過ぎたり、デュークの翻弄されっぷりが酷くて、しかも周囲の状況が恋愛ドラマを盛り上げたい流れになってなくて、ルビーナも「グレンダイザーを暴走させて、ベガスターを全部壊すためだけの作劇的な生贄にされた感」が強くて、
 主人公やヒロインにちっとも感情移入できない恋愛ドラマが、ロボット物のクライマックス活劇を大いに邪魔してくれやがって、と、そんな気分です。

 マジンガーX視点だと、いい最終回でした。


[No.636] 2024/10/03(Thu) 23:58:37

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