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   シンカリオンZ&ロボ怪獣アニメスレ(6月編) - Shiny NOVA - 2021/06/03(Thu) 00:12:30 [No.299]
[削除] - - 2021/06/27(Sun) 18:35:51 [No.311]
ゴジラS.P SSSS.DYNAZENON 感想 - RICK - 2021/06/06(Sun) 19:20:55 [No.303]
シンカリオンZ九話&DYNAZENON10話 - 日高達也 - 2021/06/06(Sun) 19:17:46 [No.302]
ダイナゼノン&ゴジラSP10話 - Shiny NOVA - 2021/06/06(Sun) 12:17:22 [No.301]
ダイナゼノン&ゴジラSP11話 - Shiny NOVA - 2021/06/13(Sun) 11:23:49 [No.305]
シンカリオンZ10話&DYNAZENON11話 - 日高達也 - 2021/06/13(Sun) 19:13:15 [No.306]
シンカリオンZ8話 - Shiny NOVA - 2021/06/03(Thu) 00:42:43 [No.300]
シンカリオンZ9話 - Shiny NOVA - 2021/06/09(Wed) 23:32:44 [No.304]
シンカリオンZ10話 - Shiny NOVA - 2021/06/16(Wed) 11:06:14 [No.307]
シンカリオンZ11話 - Shiny NOVA - 2021/06/23(Wed) 00:26:47 [No.310]
シンカリオンZ11話 - 日高達也 - 2021/06/27(Sun) 19:27:04 [No.313]
ゴジラS.P/SSSS.DYNAZENON 最終回感想 - RICK - 2021/06/27(Sun) 18:39:48 [No.312]
ゴジラSP最終話感想 - Shiny NOVA - 2021/07/01(Thu) 07:57:50 [No.315]
シンカリオンZ11話&DYNAZENON最終話 - 日高達也 - 2021/06/20(Sun) 19:27:47 [No.308]
ダイナゼノン最終話&ゴジラSP12話 - Shiny NOVA - 2021/06/20(Sun) 23:27:01 [No.309]



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シンカリオンZ&ロボ怪獣アニメスレ(6月編) (親記事) - Shiny NOVA

 このスレッドタイトルも、今月いっぱいかな。
 来月からは、ロボ怪獣の2本がなくなるので、シンカリオンZスレになりそう。
 まあ、ダイナゼノンの夏祭りなんかも含めて、残り一月よろしくお願いします。


[No.299] 2021/06/03(Thu) 00:12:30
シンカリオンZ8話 (No.299への返信 / 1階層) - Shiny NOVA

 ええと、今回の話は「アブト関連の交流」「大宮支部での初戦闘」「九州博多支部でのシンカリオンZ4機め登場」の3本でした。

 アブトは行方不明の父親捜索以外に、母親を残して行けないという理由で、横川残留を考えていたんですね。
 だけど、母親の後押しもあって、結局、大宮出向を受けることに。

 でも、今回の話で、アブトの父親の謎がいよいよ深まってきましたな。正体は宇宙人か、キトラルザスか、いろいろな可能性が考えられますが、実はタヌキだったらビックリします。
 可能性はゼロじゃない……っていやいや。

 そして、大宮支部。
 本庄さんとフタバさんはいなかった。しかも、横川の支部長が出向してきて、またよく分からないネーミングのノリが続くのか。
 何となく、よく分かってない人がお役所仕事みたいに司令役をやってるようで、もっとこう、大河長官とか冴島総監とかテンション高い指揮官を期待したいのになあ。

 で、前作からの出戻り組の面々を見て、一言。
 メガネ率の高さに拍手。こうなったらシンカリオンにもメガネを装備して欲しいと思いつつ。

 そしてタイジュが編み出すカガヤキサイクロン。
 うおーーー、大雪山……と言いかけて、味方を投げちゃいけないですな。でも、そのうち投げるんじゃないかなあ。
 やっぱり、タイジュ機はゲッター色が濃厚なので、ツラヌキ先輩からドリルを譲り受けてくれたら、パーフェクトなんですけどね。
 斧とドリルと回転投げ技で、一人ゲッターなカガヤキを期待します。そして、シャインスパークと叫んだりしたら、完璧。

 キャラとしては、ハナビのロックだぜ、ロックじゃねえ、は分かりやすくていいんだけど、武装の面白みには欠けるかな。
 射程距離が長いのは、スパロボ的に待ち戦術で重宝するんだけど、近年のスパロボは待ち戦術があまり有効じゃないからなあ。突撃戦術で十分クリアできるし、攻略時間の短縮にもつながるし。

 で、新型は顔見せだけだったけど、飛行機体風味ですね。西日本初のZ機体ですし、九州は前作でも重要な土地だったので、今回も九州にスポットが当たるのは嬉しいかも(亡き祖父母の田舎が九州だったので)。
 九州と近畿だと、地元みたいな感覚があったり。今作でも、地方推し回があることを期待しつつ。


[No.300] 2021/06/03(Thu) 00:42:43
ダイナゼノン&ゴジラSP10話 (No.299への返信 / 1階層) - Shiny NOVA

★ダイナゼノン

 過去の記憶の世界に人々を封印する怪獣の能力で、ちせと2代目ちゃんを除く面々が、それぞれの過去を回想する流れ。

 一番、重い過去を持たない蓬がいち早く回復して、他の仲間を救いに行く。ああ、蓬は他に比べてキャラ立てが薄いな、と思っていたら、こういう役割が与えられたのね。
 そして、何だかんだ言って、仲間への情は篤いので、体を張って、みんなの今を取り戻そうと頑張る。

 姉を失う直前の記憶に戻った夢芽。幼いままだと、姉の死という未来に気づかないまま死に別れて、もやもやを残したままだけど、
 記憶の世界で今を思い出し、姉の自殺か事故死を止めるために行動する。その結果、姉の死は自殺ではなかったことが判明し、死ぬ間際の姉と心を通わした会話ができて、自分のもやもやが浄化される。

 高校時代に大金を見つけた彼女からの誘いを、怖くなって逃げ出したことからもやもやを募らせていた暦先輩。
 過去で逃げるのをやめて、大金もって彼女とバイクに乗って青春を謳歌する。そこに蓬が現れて(え? バイトリーダー?)と初めて、身近な人の意外な関係に気付いたりも。
 勇気がなくて、青春のチャンスを棒に振ったと思い込んでいた先輩だったけど、入手した大金が偽札だったという可能性を指摘されたりして、幻の幸せを追いかけていた状況に気づく。
 大切なのは過去をやり直すことではなく、今を生きることだと悟った暦先輩は、蓬に合流。

 そしてガウマさん。なくしていた記憶の世界では、怪獣優生思想の仲間と共に、「怪獣の力で王国を盛り立てようとしていたこと」が示される。姫の従者として、幸せに働いていた日々は、しかし、国が怪獣を排除する方向に動いたことで、終わりを迎える。
 姫に従ったガウマが仲間を裏切り、自らも命を散らす……というところに蓬が声をかける。「ガウマさん、死んでる場合じゃありませんよ。今を守らないと」

 そして、昔の少年時代の姿になったナイト、いやアンチ君。打倒グリッドマンに燃えていた、でも気の毒な孤立時代のアンチ君か。
 そこに蓬たちが救い上げ、みんなが自分たちの過去のモヤモヤを振り切って、今に戻り、カイゼルグリッドナイトに合体して、敵怪獣を撃退。

 これで現代組のモヤモヤは完全解消したと思われ。
 だけど、怪獣優生思想の面々とガウマさんの過去はまだ断片的で(ボイスドラマでさらに補完されて、ムジナさんが今よりもアクティブな姐御肌風味にビックリ)、最後にガウマさんの過去の死体が映されるなど、その後、さらに掘り下げられるのかな、と期待。
 ガウマさんの憧れの姫がどういう人なのか、はっきりしないし。

 グリッドマンの竜神伝説のエピソードにリンクするかも、という噂を聞いたものの果たして?

★ゴジラSP

 いろいろクライマックスで、ゴジラが究極のアルティマ体に最終進化で幕。

 今回の科学会話は、ジェットジャガーの最終進化の伏線かな。
 未来パワーと多元世界パワーで、ジェットジャガーがパワーアップするなら、理屈抜きで楽しめる。元々、理屈抜きで巨大化しちゃうロボだったし。

 ジェットジャガーがゴジラの頭部の骨を取り込んで、メカゴジラにパワーアップする可能性も想定しつつ、最後はゴジラと巨大メカの激しいバトルで終わるなら、まあ、見たいものを見せてくれた気になれるかな。


[No.301] 2021/06/06(Sun) 12:17:22
シンカリオンZ九話&DYNAZENON10話 (No.299への返信 / 1階層) - 日高達也

新スレ移行どうもです。来期以降ロボアニメがあればいいんですが、新番組にはあったっけ?

まずは「シンカリオンZ」から。
ドラマ面では母親一人残して大宮支部には行けないというアブトの話、まあ親元離れて独身寮入りってハナビやタイジュの方がリアルに考えるとあれなんで、小学生らしいといえばらしいですかね。
一方でお久しぶりの大宮支部へ、前作のスタッフも再登場…って眼鏡率高いなおい。こうなると他の前作キャラ達がどうなってるのかが気になりますが果たして。
久しぶりと言えばシンのお姉ちゃんや母親も二話以来の登場、大宮に舞台が移ったことでもう少し出番増えるかな?
戦闘シーン、大雪山おろしというかゲッターサイクロンというかな技は強引ですが作品にはあってるか。Z合体無しで通常技のエキスカリバーもまた久しぶり。
ラストで九州へ、西鉄の名前が出てましたが私鉄がこの作品に出てくるのって初か?
次回、早くも四人目登場。つばめはやっぱり科学者キャラ?

次は「DYNAZENON」10話。
前作9話オマージュな内面世界を舞台にした回、作画に独特な癖が強いのも前作と同じ。
それぞれが心残りのある時間に囚われる展開、それを打開しようと奮闘する蓬の行動は行動は正しくヒーローでしたな。
まあ彼の場合はあの状況からやり直すにしてもどうにも出来ないぽい感じなので、他のメンバーより吹っ切れやすかったのかも知れませんが。
南のお姉さんは純粋に事故だったことが判明、真実というのは往々にしてそんなものかも知れませんが。
暦は青春時代の後悔のやり直し、蓬がバイトリーダーの件も認識したことで今後変化があるのか。
今回一番の驚きはガウマさんの過去かな、ラストを見る限りまだどんでん返しはありそうですがさて。


[No.302] 2021/06/06(Sun) 19:17:46
ゴジラS.P SSSS.DYNAZENON 感想 (No.299への返信 / 1階層) - RICK

 両作品とももうすぐ最終回間近というコトで、その前にココまでの感想や印象を投稿してみようかと。それぞれ結末が気になる展開になっていると思います。

:ゴジラS.P
 クモンガの中からヘドラ(型の生命体)が現れるという発想には、ただただ脱帽です。歴代のゴジラ怪獣を混ぜた怪獣を作ってみようという所までは、一度は考えた方もいるとは思いますが、これを観た瞬間は驚くばかりだったというか。元々虫は強い生命力を有していますが、アレはヤツもまた怪獣であるという説得力とインパクトを見事に打ち出しておりました。
 ヒトも謎もどんどんひとつに集約しつつあり、劇中の緊迫感も比例して高まっている中でペロ2の存在が癒しです。高まった緊張感を巧く緩和してくれる以外にも銘達の謎解きをなるべく分かりやすくしてくれているのが大きいですね。少なくとも自分はこの子のおかげで劇中の謎解きがだいぶ見やすくなっています。
 そして、ついに我々のよく知る姿のゴジラが。ココまで登場を引っ張っただけあって抜群の存在感と衝撃感。と同時に今までも全く手が付けられなかったのにあんなんなっちゃってマジどうすんのという絶望感が。一応対処法は示唆されていますが、果たして間に合うのか。
 ちなみに各話のサブタイトルですが、何か意味がありげだなとは思っていましたが公式から何か仕掛けがあると10話の次回予告で明かされましたね。残りの予告では更なるヒントが示されるのでしょうか。なお鋭い方は結構早い段階で解読に着手。既に正解発表待ちの方もいるようで、こういうのに気付ける方には毎度感心しきりです。

:SSSS.DYNAZENON
 今回までで夢芽の問題は一区切りでしょうか。それにちせは最悪敵対となってしまうのではという不安がありましたが、杞憂に済んで何よりです。カイゼルグリッドナイトが象徴するようにガウマ隊とグリッドナイト同盟との結束も思いの外早く深まっていっていますね。
 とはいえ各自の問題はまだ全員解決というワケでは無いので、後はそれぞれ最終的にどんな風に折り合いをつけますでしょうか。特に他のメンバーと違い過去ではなく、現在進行形的な悩みの要因を持つ蓬が、10話で夢芽や暦達の過去に触れたことでどう動くかが気になります。
 それに怪獣優生思想側ですが、シズムが明らかに異端ですよね。表面的には他のメンバーと目的を共有しているようで深い所では独自の考えがありそうな雰囲気がありますが、どんな思いがあるのか。ガウマと関連深いキャラ達でもあるので、彼らの行く末も無視できません。


[No.303] 2021/06/06(Sun) 19:20:55
シンカリオンZ9話 (No.300への返信 / 2階層) - Shiny NOVA

 九州編スタート。

 中洲ヤマカサと800つばめ&ソニックの本格参戦。
 空中戦対応機体ということで、機体特性は前作を引き継ぎつつ、運転士のキャラに変化をつけて来ましたな。
 前作では天才技術者の後輩キャラでしたが、今回は1年上の鷹匠にして、多才な科学万能主義、効率的が口癖で、非科学的なものはナンセンスと言い放つ。
 ハナビとタイジュは、シン君と意気投合したけど、ヤマカサは妖怪他の不思議マニアとは反りが合わずに対立関係。
 アブトとは鉄オタ成分で同調しつつも、新幹線派のヤマカサと在来線派のアブトで少しすれ違い。ただし、基本は似たもの同士で認め合える関係。

 やはり、問題はシンとの関係ですな。前作のハヤトだったら、鉄オタ同盟を結べたはずなのに、今作のシンは現実主義のキャラには痛い奴にしか見えない言動だからなあ。ただの趣味レベルを通り越して、知識はあっても理論武装にまで至らない。
 ええと、ハヤトは父親が鉄道好きだし、鉄道哲学一本で生きていて、それ以外は陽性なんだけど、
 シンは、なぜ、ああいうキャラに育ったのか背景がまだ見えず、おまけにジャンルが多岐に渡りながらも、基本はオカルトだから陰キャラ風味なのに、しきりに布教しようとする。

 これがアウトドアな冒険家キャラを前面に出せばいいんだけど、あるいは民俗学者的なポジションを演じたらいいんだけど、好きなものを好きとしか訴えて来ないから、そこに興味を持てなければナンセンスなんですね(自分だったらツボなんですけど^^;)。

 で、ハヤトのは何でも鉄道で例えるのは哲学の域に達しているけど、シンのは哲学にまでは至っていなくて、雑学で広いんだけど深くはない。言わば、子どもが好きで妖怪の話をしているようにしか見えない。
 ヤマカサみたいな現実主義の柱を持っている者からすれば、幼稚にしか見えないんだろうな、と。

 そんなヤマカサとシンの関係性の発展が、次回なので、そこは楽しみ。

 それと、公式サイトによれば、その次は名古屋支部で、空手家兄弟が参入っぽいので、こっちは前作と似たようなキャラになるのかな。

 それと、今回は山形新幹線の忍者は出ないのかな。ええと、つばめの武器がクナイなので、忍者兼用なのかな、と思ったり。


[No.304] 2021/06/09(Wed) 23:32:44
ダイナゼノン&ゴジラSP11話 (No.301への返信 / 2階層) - Shiny NOVA

 ダイナゼノンは次回終了、ゴジラSPはもう1話多いみたい。

★ダイナゼノン

 前回で現代組のモヤモヤがほぼ解消されたような流れで、別れの寂しさを漂わせつつ、未来への次のステップを踏み出そうとしていて、そこに最後の一波乱が襲ってくる回。

 蓬と夢芽のコメディじゃないけどピュアな今風ラブ話とか。
 80年代のラブコメの洗礼を受けて、ラブコメ書きたいって言ってる御仁がいるんだけど、実はラブコメってドタバタコメディに恋愛要素を投入したもので、タッチは果たしてラブコメなのかとか、男女の青春ドラマの全てが別にコメディーというわけでもなく、そしてコメディーに男女間のラブを投入するのは今どき古いって感じかな。
 では、今のラブって何かとなれば、「互いの心の穴を埋める触れ合いとか、ギャグとは方向性が違う」けど、「何かの事件や偶然獲得した特殊能力がきっかけで、急接近した男女の悩みごとが昇華される中での、協力者への理解と感謝がラブに昇華されたもの」、名付けるなら「お悩み相談的な癒し系ラブ」とか、パートナーに求めるものが80年代と違う状況で、求められるハートフルなラブ模様の姿が変わってる。そこを研究しないと今の人が読んで面白いストーリーは紡げないと思ったり。
 蓬と夢芽のぎこちない関係というのは、ドタバタコメディーではなく、癒し癒され系だし、それがダイナゼノンチームの仲間としての面と、姉の死という心の傷を癒すためのドラマと、そこで培った想いが今回で結実した……と思いきや邪魔者が入って、最後の戦いにという流れ。

 一方、暦くんは過去に好きな子に誘われて、でも勇気が出なくて逃げた、という重荷、自分の後悔があって、引きこもる遠因になっていたんだけど、そこで昔の記憶で勇気を出して踏み込んでみても、ただの幻想でしかなかったことに気づいて、現実に向き合う覚悟を決めたってことかな。
 ムジナさんが暦に対して憎い、と言ったのは、現実に向き合う覚悟を決めた暦に対して、ムジナさんは現実を持たない身、というのもあるのかも。

 怪獣優生思想というのが、怪獣=夢であり、現実への破壊衝動の化身と捉えるなら、登場人物がモヤモヤを解消して、現実に向き合うことで消滅するメタファーと考えることができるし、
 失った過去への憧憬とか、いろいろ奥にあるテーマを読み取ることも可能だけど、皆が現実を肯定するようになった世界では、怪獣が生まれない。
 すると、怪獣優生思想もただの人でしかなくなり、それに対する「自分の中に怪獣を飼って、一体化すれば、ずっと生きていられる。その凄さを証明する」となれば、怪獣=荒れ狂う創作魂と見なすことも可能。

 怪獣優生思想は、誰かの創作物である怪獣にシンクロして、応援して暴れさせる中で、シズム君は自らが創作家になった人。
 一方、ガウマさんは、創作よりも現実の恋心に囚われ、創作鑑賞サークルたる怪獣優生思想から足を洗った人とか、でも姫さまは彼らの創作を認めてくれた、とか、いろいろ長谷川さんのイメージを妄想補完してみます。

 ともあれ、怪獣がいなくなると、作品もエンディングを迎えて、でも、それだと少し寂しいので、怪獣の種は尽きず、とか、荒れ狂う野生ではなくて、ゴルドバーンみたいな自制できる絆生成装置みたいな怪獣とか、いろいろ受け継がれていくエンドであって欲しいかな。

★ゴジラSP

 こちらは、あと2回で何を描くかですが、ダイナゼノンみたいに人の想いを描いた話じゃない。
 すごく理詰めっぽく構築された世界に見えて、不安定な実験室みたいな世界観。

 ダイナゼノンの怪獣が心の中のモヤモヤが実体化したものであるなら、ゴジラSPの怪獣は他所の世界や時空からの異物が侵蝕して、世界法則を書き換えて、ありえない状況を引き起こす現象。
 ダイナゼノンが心理劇なのに対し、ゴジラSPは超物理劇というか。
 ダイナゼノンが人間関係を重視するのに対し、ゴジラSPは人間の気持ちよりも機械的な情報の交換そのものを重視しているというか。
 単純に言えば、文系なダイナゼノンと、理系のゴジラSPなんだけど、それは表面的な見方でしかない。

 ポイントは、ダイナゼノンが人と怪獣でリンクしている話なのに対し、ゴジラSPは人と怪獣はリンクしない、心を通わせる余地が全くない話(視聴者の東宝怪獣愛には訴えるけど)で、劇中人物は怪獣に対して冷めた視点しか持っていない。

 で、そんな怪獣に対して、人が作ったロボットであるジェットジャガーが、怪獣同様の理論で自分を強化して、人と怪獣の間を仲介する役割を示すのかな。
 昔のジェットジャガーは喋らないけど、今度のジェットジャガーは喋る。すると、ただの戦闘用の機械だけでなく、怪獣という存在の謎や意味まで、解析してくれることを期待できる。

 ダイナゼノンの世界では、人と怪獣の共生は可能かもしれないけど、ゴジラSPの世界では生息環境まで変えてしまう怪獣なので、まず共生不可能。
 それぞれがどんな結末を迎えるか、最終回を楽しみにしたい。


[No.305] 2021/06/13(Sun) 11:23:49
シンカリオンZ10話&DYNAZENON11話 (No.305への返信 / 3階層) - 日高達也

「DYNAZENON」次回終了ということで、春アニメも終わりがそろそろ見えてきた時期。

まず「シンカリオンZ」10話から。
800つばめ運転士・中州ヤマカサ登場。六年生で理知的なキャラではあるけど、非科学的なものは信じずオカルト好きなシンとは水と油なキャラ。前作のレイとはまた違ったキャラですね。
所謂完璧超人な能力も実家のおきゅうと作りを継ぐためというのは、面白いミスマッチです。今回はシンとは対立で終わりましたが次回果たして。
メカ戦、800つばめの武器はクナイ。今回は各シンカリオンとも両手持ち武器なのは拘りか。今後も続くのかな。
Z合体で脚部にスラスターが増設されて最高速度が上がると同時に、武装がパンタグラフアローになって前作と同様の戦闘スタイルになるのは面白いところ。次回、共闘できるか?

続いて「DYNAZENON」11話。
怪獣が出なくなったこと世界でどう生きていくかを考えるキャラ達というのが今回の話かな。
蓬と南の青春や暦の再就職(履歴書の「ダイナストライカー(独学)に爆笑)、ちせの苦悩もいいですがやはりガウマさんの正体かな。
薄々言われてはいましたが、「グリッドマン」に登場した5000年前の木乃伊だったという。加工されてましたがゆかの呼びかけが使われてたのも懐かしい。
そうなるとこの世界は「グリッドマン」世界の地続きってことか?
怪獣優性思想も空中分解気味ですが、やはりというかシズムがラスボスに。次回最終回でどんな結末になるのか。


[No.306] 2021/06/13(Sun) 19:13:15
シンカリオンZ10話 (No.304への返信 / 3階層) - Shiny NOVA

 九州編の後編。次回は名古屋編だ。

 で、今回はシンとヤマカサがどう折り合えるか、という話ですな。

 妖怪好きのシンに対して、非科学的なものは認めないと主張するヤマカサ。これまでは積極的にコミュニケーション能力の高さを見せてきたシンですが、自分の好きなものを根本的に否定してくる相手に対しては、心穏やかでいられるわけでもなく、自分から壁を作っていますな。

 これが前作のハヤトだったら、相手が聞いていようと聞いていまいとブレずに自分の好きなことを語り続けられるメンタリティを誇るわけですが(自家発電型)、シンのオカルト好きはそこまでの域には達していないらしく、否定されると素直に落ち込む。
 まだまだ甘いな、と思ったりする特撮好きですが、自分の場合はさすがにネット以外の表面では、好きを隠していますから(別に特撮話しかできないわけではないし)、歴史好きとか一般教養とか普通の社会で無難な話題もできますからね。

 子どもの場合は、そういうTPOの使い分けができないので、好きなものをストレートに出して、ぶつかるしかなくて、そこで初めて否定してくる壁にぶつかったというところか。

 自己主張旺盛な相手をロックだぜ、と受け入れるハナビや、友だちに飢えていた一面のあるタイジュと違って、ヤマカサは自分の世界をきちんと構築している男で、彼にとってはシンがナンセンスな異物に見える。
 そんなわけで、仲間関係を成立させるには、シンがヤマカサの世界を理解するように努める展開になるのですが、その象徴が食べ物のおきゅうとなんですな。
 おきゅうとって自分も食べたことはないので、イメージしにくいのですが、自分を否定してきた相手の世界を味わうのが、まだ子どものシンには抵抗がある様子で、だけど、「鷹と一体化するヤマカサの気持ち」とか、「人知れず地道な鍛錬を日々続けるヤマカサの心意気」とかは感じ入れるものもあるわけで。

 そして、ヤマカサも「相手の世界はよく分からないし、ナンセンスだとも思うけど、そこに情熱を注ぎ込んで、一生懸命な心意気、そして歩み寄ろうと必死なのは分かった」から、
 「自分の見たものは信じる。だから、お前の信じる妖怪が本当にいるなら見せてくれ」という言い方で折れてくる。

 そして、シンのE5が、ヤマカサの支援装備のソニックとZ合体して、ヤマカサのツバメと連携しての空中戦で勝利。
 まあ、互いの世界に無理して踏み込むつもりも必要もないけど、お互い一生懸命で運転士として信頼できるのは分かったから、相手を否定せず個性尊重で仲良くしよう、という折り合いの付け方ですね。

 本当に馴染み合えるのはこれから、と。

 ヤマカサとしては、拒絶せず否定せず、噛み合わない世界は押し付けない範囲で、うまくやって行こう、と。

 しかし、「妖怪・一反木綿を見た。それはお前だ」というセリフは笑った。それって、「俺にとってお前は妖怪みたいな、理解不能の存在だ」と言っているみたいなものじゃないか。

 なお、歴史ネタとしては菅原道真を出してくることで、ただのバカじゃない、ジャンル違いの博識をシンが示したのはナイス。
 まあ、シンが文系民俗学で、ヤマカサが理系重視で、だけど生き物や人と心を通じ合わせる気持ちは持っていて、ただの冷血漢ではないことの証明ですからね。

 あと、「宇宙人と友達になりたい」というシンに、アブトが「同じ人間のヤマカサと仲良くできない奴が、宇宙人と友達になんてなれるわけないだろう」という理屈で、歩み寄りを勧めたのはナイス。
 そう、前作のハヤトにあって、シンに足りないのは、自分の好きなことを理論立てて相手に納得させる知恵だな。ハヤトは鉄道知識を何にでも関連づけて理解する柔軟性があったけど(アキタに「何でも鉄道で理解するな」とツッコまれていた)、鉄道は全てをつなぐという哲学だからなあ。

 シンのオカルト好きは、個別の事象を見て閃くだけで、つなげて考えるレベルにはまだ至っていない。……と、他人(創作キャラ)の趣味の深さのレベルをいちいち段階評価するなよなあ、自分(苦笑)。

 ともあれ、シンのオカルト知識が実用的な見識レベルにまで高まることを期待しています。
 とりあえず、相手の弱点を持ち前の知識から推測できるようになれば、十分実用的と言えますな。知っているだけじゃ意味がなくて、知っていることをいかに活用するか、まで到達すれば、ヤマカサも認めてくれるはず。


[No.307] 2021/06/16(Wed) 11:06:14
シンカリオンZ11話&DYNAZENON最終話 (No.307への返信 / 4階層) - 日高達也

とうとう「DYNAZENON」が終了しましたが、まずは「シンカリオンZ」から。


価値観の違いから壁が出来てしまったシンとヤマカサ。どう歩み寄るかが今回のテーマですね。
まあ自分の好きなものを否定されて心中穏やかじゃいられないってのは、誰でも経験があるので共感出来ます。そこで相手を尊重出来ないと昨今のネット界隈みたいになっちゃうんだけど。
「同じ人間のヤマカサと仲良くなれないのに、宇宙人と仲良くなれるわけない」というアブトの言葉はナイスですな。
おきゅうとを頑張って食べたことでヤマカサからも歩み寄ってくれてとりあえず解決。次に登場する時にどうなってますか。
戦闘シーン、E5がソニックとZ合体することで飛行能力を。所謂、鉄腕アトム式で強引に飛んでる感じがナイス。
次回、名古屋へ。

「DYNAZENON」最終回。
所謂世界系な作品としての落としどころとしては秀逸だったと思います。
ガウマさんと怪獣優性思想に関しては5000年前に決着は既についていたともいえるので、蓬たちが入る余地がなかったのも納得ですかね。
怪獣使いとしての力を否定して「かけがえのない不自由」を選んだ蓬、それも一つの選択でしょうか。
みんなそれぞれの道を歩みだして、ダイナゼノンはコンピューターワールドへ。復活したぽいですが、その先はグリッドマンとの競演らしい続編でってことですかね。
ともあれ三か月間楽しませてもらいました。


[No.308] 2021/06/20(Sun) 19:27:47
ダイナゼノン最終話&ゴジラSP12話 (No.308への返信 / 5階層) - Shiny NOVA

日高さん、どうも。

 シンカリオン感想なんですが、話数が1話分ズレているようですので、指摘しておきますね。
 たぶん、スレッド移動の際のどさくさで、ミスが発生したのかな、と思います。

 何にせよ、順調に運転士が増えているので、今のところ飽きることもなく、毎回が楽しめています。旧作キャラとの性格の違いとかも分かってきて、1クール終わりに大イベントでも来るのかなあ。
 今のところ、敵味方とも女性キャラが出てない上(一般人はいるけど)、シン姉がどういう立ち位置になるかが気になる。前作のアズサ枠かと思いきや、今のところ出番が少ないので、そのうちシンカリオンの秘密を探るべく動いてくれることを願っています。日常パートでも、運転士との関係紡ぎに徹していて、OPが一番インパクトあると来た。

 まあ、アズサもスポットが当たるようになったのは、1クールが過ぎる辺りで、スザク姐さん登場と同時でしたからな。
 てっきり、あの時は、アズサが敵キャラのスザクとして覚醒するのでは? なんて妄想してたからなあ。

★ダイナゼノン

 最後まで燃えるロボアニメとして、全力全開に駆け抜けたのでOK。

 現代組もみんなハッピーエンドで、何よりも一番心配だったコヨミ先輩が、しっかり就職して(面接にいっぱい落ちてたけど)、未来が開けそうなので何より。

 続編がどの世界を舞台にするかは分かりませんが、とにかくグリッドマンとのコラボが見られるとのことで、まだまだワクワクは止まらないのがいい感じです。

★ゴジラSP

 ゴジラ出現で、後を任されたのがODを備えたジェットジャガー飛行ユニット装備型との流れで、次回の最終話に続く。

 怪獣出現の謎とか意味とかは、科学的説明でいろいろ言っているけど、破局の未来とか、コンピューターによる予測が混乱状態とか、失踪した博士が発見したものとか、ギミックばかりをちらつかせて、ちっとも答えを出してくれないので、
 果たして、次回で広げた風呂敷をきちんと畳むのか、それとも謎の答えは曖昧にしたまま、ゴジラを何とかして無理やり終わらせるのか。

 映像は凄いけど、物語はいろいろ煙に巻かれている感。

 まあ、ゴジラVSジェットジャガーが来週、どう描かれるのか。やはり、巨大化して欲しいよね。というか巨大化しないと、ゴジラの猛威に対処しようがないと思う。


[No.309] 2021/06/20(Sun) 23:27:01
シンカリオンZ11話 (No.307への返信 / 4階層) - Shiny NOVA

 名古屋編にて、初の前作運転士のリュウジ登場。
 適合率が年齢と共に下がってしまったので現役引退したのは残念だけど、指揮要員として名古屋のリーダーシップを頑張る模様。

 そして敵側も、前作のソウギョクが復帰登場。キトラルザス製の巨大怪物体キターって感じで、一気に話が盛り上がってきた感。

 で、メインは弟ナガラと兄シマカゼのしっくり来てない兄弟関係にスポットが当たって、N700Sの運転士をどうするか、という前編と。

 基本は2話1エピソードで、新キャラ参入のトラブル解消を描く流れですが、キトラルザスの顔見せで敵勢力の複数化なのか、それともソウギョク復活に新敵の作為があるのか、今後の話の複雑化を期待してみる。

 そして、前作キャラのその後がさらに描かれることも期待しながら、本命はゲンブさんとか、その辺です。
 いや、誰が出て来ても、その度にワクワクしそうなんですけどね。


[No.310] 2021/06/23(Wed) 00:26:47
[削除] (No.299への返信 / 1階層) -

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[No.311] 2021/06/27(Sun) 18:35:51
ゴジラS.P/SSSS.DYNAZENON 最終回感想 (No.310への返信 / 5階層) - RICK

 どちらも本当にいい作品で、同時期に2作も特撮題材のアニメを視聴できるという特別な機会に恵まれたことはとてもありがたかったです。

:ゴジラS.P
 まさか序盤の頃に冗談交じりに語られていたジェットジャガーの巨大化が本当に現実になろうとは(笑) しかも決して唐突なものではなく、ちゃんとそこには論理が伴っていますし、むしろ物語の集約点がココ。そして何より、答えは既に知っているというギミックが作中内に留まらず
視聴者の知識にまで及ぶ構成だったことには、非常に恐れ入るばかりです。
 最後まで視聴して、理路整然と荒唐無稽が描かれてきたとか、ゴジラを破局の象徴としてだけでなく、できればもっと動き回る姿を見たかった等、正誤はともかく様々な思いはありますが、月並みながら最初に申しました通り本当によくできていて、考察のしがいと単純なエンタメ性のバランスが絶妙であったという結論です。ホント想像力をイイ感じに刺激されました。
 劇中のBGMも印象的でしたね。代表的なALAPU UPALAとゴジラのテーマは終盤にてゴジラに近づいていく際にかかったアレンジverの重厚なコーラスが物語を大いに盛り上げていましたし、昭和風な「おやっさんの出撃」「行け!ジェットジャガー」はオオタキファクトリーを象徴する曲に。そしてゴジラのイメージとは恐らく程遠い、自分もこんな直球なコメディ曲がかかるとは、ある意味ゴジラでワンダバ以上に予想外だった「わたしはペロ2!」 しかしこれのお陰で物語にいい緩急がついて、自然と銘とペロ2の掛け合いが楽しみになる一曲でした。

 なお曲名は
から引用いたしました。

:SSSS.DYNAZENON
 最終回はバトルもさることながら、その後のガウマ隊のドラマパートもなかなか。中でも蓬と夢芽が橋を歩いているシーンは蓬の告白の結果、ふたりがどうなったのかが台詞無しでもしっかり伝わってきましたね。あそこは大変情緒に溢れておりました。
 最後までアツさと繊細さが共存した、ワケあり連中の青春劇だったり再生物語だったりが大変見応えのあった一作でした。電光超人グリッドマンのダイナドラゴン関連のエピソードを膨らませて物語をひとつ作ったことは秀逸でしたし、最終回を迎えて尚、登場人物達の心境や立ち位置に想像の余地があるところもまた良かったです。次回作の構想も既にあるようで、GRIDMANとDYNAZENONがどうクロスするのか非常に興味深いです。

 以下、気になった点を少々。

 怪獣優生思想の中ではオニジャだけはガウマ隊の面々との交流がありませんでしたが、キャラ的には、ちせと対比になっていたのではと。お互いに忌まわしく思うモノを抱きながらも、オニジャは怪獣に限らず人を殺そうとし続けた一方、ちせはゴルドバーンによる学校の破壊を踏み止まった。ぞれぞれの選択は境遇の違いをはじめ、様々な要因が絡んだゆえのものでしたが、それでも両者のその後の命運を大きく分けるものではあったように思います。 そして瞳の色については、青や緑はまだ人間的だけど黄色や赤になると怪獣の思想に近づいている的な事を実は考えていましたが、結局は前作のような、これといった法則性は特に見当たらなかったですね(実は何かあったのかもしれませんが) これに基づいて蓬って実はヤバいのではと考えたりもしましたが、その危惧は蓬のドミネーションという想像とは別の形で表面化。さらにその後の結果は……。杞憂に済んで良かったです。


[No.312] 2021/06/27(Sun) 18:39:48
シンカリオンZ11話 (No.310への返信 / 5階層) - 日高達也

話数を勘違いしてたので、今回から修正。

名古屋が舞台、新しい運転士は安城シマカゼ&ナガラの空手兄弟。
先代と同じですがこちらも兄弟間でなにやらありそうな。
実際、戦闘の最後でナガラ失敗をしてそのことにシマカゼは何か思うところがあるようなので、次回どうなりますか。
今回最大のポイントは先代運転士・清州リュウジが初登場したことかな。時間経過からすると高校生か?適合率の関係で運転士は無理のようですが、今後はサポートで関わってくるのか。
そして、キトラルザス・ソウギョクも再登場。テオティとの関係はどうなのかが最大の関心事。協力関係なのか敵対関係なのか全くの無関係なのか。
次回、新システム登場。


[No.313] 2021/06/27(Sun) 19:27:04
ゴジラSP最終話感想 (No.312への返信 / 6階層) - Shiny NOVA

 RICKさん、どうも。
 要所要所で感想いただき、ありがとうございます。

 ダイナゼノンは燃えるロボットアニメとして、毎回ロボ対怪獣の趣向を凝らしたアクションを楽しみにしつつ、デリケートな人間模様にも次第に引き込まれていった感です。
 そして何よりも、「怪獣優生思想」というパワーワードに魂をガシッとつかまれた気分です。自分がもしも怪獣だったら、その言葉だけでドミネーションされたような感じですね。

 バトルと日常が当初は遊離していて、日常の方が何だか重そうな中で、怪獣優生思想の面々は何だか日常の方が楽しそうで、友だちになるなら彼らと……と思ったりも。
 特に、ジュウガ君とは気が合いそうな。
 逆に、オニジャとはギスギスしそうだな。
 ムジナさんはボイスドラマの過去編における姉御肌なキャラの方がいい。
 シズム君は、ガウマさんよりも蓬のライバルみたいな感じでしたね。なかなかつかみどころの分からないキャラでしたが、最後はラスボスとしての仕事を果たしてくれました。怪獣にしては、一番情念が薄そうに見えたりも。

 連中は、ガウマさん同様、次回作にも復活してもらいたいものです。
 というか、グリッドマン側では敵キャラがもういないので、ダイナゼノンの怪獣優生思想再び、という展開の方がつながりやすいのではないだろうか。
 まあ、新キャラを出してくる可能性も考えられますが。


 さて、ゴジラSPですね。
 シリアスっぽく見せた東宝怪獣パロディ祭り、と捉えるのが一番しっくり来る作品だったと考えます。

 ジェットジャガーでサプライズを与えたはいいものの、最後までジェットジャガーの成長進化の物語で、AIキャラの面白さを描いたという点では、怪獣をテーマにしながらもロボットな作品でした。
 最後のメカゴジラも含めて。

 ただ、人間側の思惑とかドラマが入り乱れる割に、あまり交差はしない。
 点と点が線としてつながって来ないというか、錯綜はすれど交流はないというか、事件の推移だけをドキュメントっぽく見せているけど、解説者不在の編集下手なニュースといった感じ。

 理系の研究室のわやくちゃ具合をそのまま映して、実験観察の結果を研究論文にまとめきれずに終わった感。
 序盤で、ペロツーが銘の研究データを一つの論文にまとめてAIすげえ、と感じたことがあったのですが、最後のペロツーおよびジェットジャガーのモノローグも、人知を超えた達観した視点というか、それゆえに感情移入できないまま終わったというか。

 やはり、ここはユンか銘の視点で、今回の一連の物語にまとめ解説してもらいたかった。
 あり得ない現象にひたすら翻弄された世界と、我々視聴者だとは考えて、こういうお祭り映画だと、もっと怪獣VS怪獣という派手な打ち上げ花火も見たかった。

 ゴジラが他の怪獣や自衛隊を瞬殺する舞台装置としてのみ機能し、序盤から中盤のラドンやアンギラスの習性を新解釈で描くところまでは良かったのですが、
 クモンガ大量発生とJJ無双辺りから、人間には処理しきれない大風呂敷になっていて、科学がオカルト化していった点が、思考放棄を促した感じです。
 まあ、常識からの飛躍、解放がSFマインドという考えもできるのですが、その飛躍や解放を、きちんと言葉で説明して、なるほど、と感じ入らせるには至らなかったな、と。

 ある意味、最初のエヴァンゲリオン2クール分を1クールですっ飛ばして、鬱な人間ドラマを全部削って、思わせぶりな陰謀と神話的超越現象だけが通り過ぎたような作品。
 平成のエヴァ世代には受けそうな作品かもしれませんが、1stガンダムぐらいのリアルでいいのに、ラーゼフォンとかマジンガーZEROみたいなロボが人の手を離れた神になっちゃって、人間置いてきぼりな物語になった感。

 で、無理やり人間の手に取り戻そうとした象徴が最後のメカゴジラでしょうが、そこにももしかすると異星人の陰謀が加わっているかもしれないという解釈があって、
 最後は主人公たちの関知しないところで、話を終わらせたというか、うまく畳まずに拡散させたというか、ユンや銘みたいな理知的な主人公を用意したのに、彼らの見解考察とは関係ないところで終わらせたのは、宙ぶらりんなままのドラマだったな、と感じます。

 ミステリー的に言うなら、ユンや銘が名探偵的なポジションで、ペロツーとかAIが三毛猫ホームズ的なサポーターで、怪獣事件の謎を解明したら、スッキリまとめられるのに、
 事件の黒幕も、謎の意味もつかめないまま、一つの出来事だけが終わった感じで、これで第2シーズン予定であれば「時空の旅から帰ってきたスーパーAIのジェットジャガー(ペロツー)」とか、「ゴジラVSメカゴジラの劇的な対決劇に至る思わせぶり会話」とか、今回登場しなかったシーサーやモスラ、そして宇宙からの脅威ギドラとか、弾はまだあると思うけど、果たしてどう出るかな。

 何だかんだ言って、作品があれば見たいと思うのがファン心理なので、今回のモヤモヤ不満を解消してくれる続編であれば、一応は歓迎と言っておきます。


[No.315] 2021/07/01(Thu) 07:57:50

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