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   令和5年1〜3月のSFロボアニメ感想スレ - Shiny NOVA - 2023/01/16(Mon) 08:45:34 [No.512]
NT4話 - Shiny NOVA - 2023/03/31(Fri) 23:52:40 [No.532]
Re: NT4話 - 日高辰也 - 2023/04/01(Sat) 18:08:45 [No.533]
NT3話 - Shiny NOVA - 2023/03/24(Fri) 07:51:32 [No.530]
Re: NT3話 - 日高辰也 - 2023/03/25(Sat) 18:28:48 [No.531]
NT2話 - Shiny NOVA - 2023/03/18(Sat) 08:12:57 [No.528]
Re: NT2話&ムサシ28話 - 日高辰也 - 2023/03/18(Sat) 18:51:56 [No.529]
NT1話 - Shiny NOVA - 2023/03/11(Sat) 10:58:03 [No.526]
Re: NT1話&ムサシ27話 - 日高辰也 - 2023/03/11(Sat) 18:51:16 [No.527]
サンダーボルト3話 - Shiny NOVA - 2023/03/03(Fri) 10:45:15 [No.524]
Re: サンダーボルトまとめ&ムサシ26話 - 日高辰也 - 2023/03/04(Sat) 19:27:44 [No.525]
サンダーボルト2話 - Shiny NOVA - 2023/02/24(Fri) 11:29:51 [No.523]
サンダーボルトTV1話 - Shiny NOVA - 2023/02/15(Wed) 23:19:31 [No.522]
閃光のハサウェイTV4話 - Shiny NOVA - 2023/02/10(Fri) 00:14:35 [No.519]
Re: 閃光のハサウェイTV4話&ムサシ25話 - 日高辰也 - 2023/02/11(Sat) 18:23:41 [No.520]
無事のお引越しと、ご帰還を期待しています。 - Shiny NOVA - 2023/02/12(Sun) 10:31:16 [No.521]
閃光のハサウェイTV3話 - Shiny NOVA - 2023/02/01(Wed) 12:38:31 [No.517]
Re: 閃光のハサウェイTV3話&ムサシ24話 - 日高辰也 - 2023/02/04(Sat) 18:37:32 [No.518]
閃光のハサウェイTV2話 - Shiny NOVA - 2023/01/25(Wed) 23:26:01 [No.515]
Re: 閃光のハサウェイTV2話 - 日高辰也 - 2023/01/28(Sat) 17:58:01 [No.516]
閃光のハサウェイTV1話 - Shiny NOVA - 2023/01/19(Thu) 00:01:31 [No.513]
Re: 閃光のハサウェイTV1話 - 日高辰也 - 2023/01/21(Sat) 17:52:05 [No.514]



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令和5年1〜3月のSFロボアニメ感想スレ (親記事) - Shiny NOVA

 まずはスレ立てだけ。

 とりあえず、前スレの続きで、「水星の魔女」の隙間の、ハサウェイ、サンダーボルト、NTおよびメガトンムサシが推奨話題ということで。

 まあ、その他の話題があれば、適度に振ってみるのもOKですが。


[No.512] 2023/01/16(Mon) 08:45:34
閃光のハサウェイTV1話 (No.512への返信 / 1階層) - Shiny NOVA

 劇場版を4分割した作品なので、TVの物語とは作劇構成が違いますな。

 とりあえず、ロボ戦、メカ戦のない1話だったので、自分が求める内容には至らず。
 アクション部分は、偽マフティーのカボチャ仮面などのハイジャックテロとの戦いのみ。
 そこで主人公のハサウェイがヒロインのギギおよびケネス大佐と知り合うキャラ紹介中心の1話。

 1話だけでは、盛り上がりどころのよく分からない話と評価。
 なお、原作小説は既読済みですが、ずいぶん昔になるので、大筋しか覚えていません。

 とりあえず、Ξガンダム、もしくはライバル機のペネロペーが登場してから、評価を決めるってことで。


[No.513] 2023/01/19(Thu) 00:01:31
Re: 閃光のハサウェイTV1話 (No.513への返信 / 2階層) - 日高辰也

「水星の魔女」ソフトのCMが本編観た後だと切ないなあ。
2023冬の日5は「閃ハサ」「NT」「サンボル」の編集版放送ということで、まずは「閃ハサ」四分割の一話から。
書かれてる通り元々映画や配信向け作品なので、ブツ切りで終わった感は否めないですな。内容的にも原作読んでるかはともかくファーストや「逆シャア」前提な作品なので「水星の魔女」から入ってきた人たちが観たら戸惑うんじゃないかと。
今回は世界観の提示とキャラの顔見せがメインですかね。
監督が違うのに台詞回しがまんま富野由悠季で、この感覚に触れるのも「Gレコ」以来だなあ。
原作との違いで言うと自分が気が付いたのは、ギギが、スーダン語・アラブ語・アイルランド語で構成される「マフティー・ナビーユ・エリン」の名前を揶揄する場面。原作だとケネスとの会話の中で出てきてたはず。
ギギの台詞にクエスの声が重なる演出、これは原作にはないオリジナルの演出ですね。
また、ハイジャック犯制圧もハサウェイが一人でやってしまって、ケネスは全て終わってから現れるし(原作だと両腕の拘束がそのまま)、「失敗したらどうするつもりだったんだ?」「分からない」のやりとりも原作では「どうもしない、死ぬだけだ」と返してる。
全体的にハサウェイ・ギギ・ケネスの関係性を早いうちから提示する形になってるのかなと思ったり。
メカで言うと今回はジェガンがシルエットなのと、ブースター装備のギャプラン位で物足りないのは確か。
ギャプランは設定を上手く拾ってきたなと感心するけど。
SF的には無重力下でのあのグラスの描写は面白いなと。
次回はどこまで放送されるか。


[No.514] 2023/01/21(Sat) 17:52:05
閃光のハサウェイTV2話 (No.512への返信 / 1階層) - Shiny NOVA

 ハサウェイの泊まっているビルにいる連邦要人をターゲットに、マフティーのテロMS部隊襲撃。
 それを迎え撃つ防衛MS部隊だけど、街の安全をお構いなしにぶっ放す感じ。F91のコロニー内戦闘であったような状況だな。

 で、作戦時間なのに寝落ちしていたハサウェイが、慌てて戦火の中を避難する状況かな。ギギもいたので一緒に連れ出すわけですが、ハサウェイからすれば、「お前、ケネスと一緒にいたんじゃないのか?」ってこと?

 とにかく、いろいろと不手際のある戦況で、新型MSペーネロペーが飛来して、次回に続く、と。
 次回は、ペーネロペーの脅威を見せつけてから、いよいよΞガンダムの登場で、続くかな。アニメ1作めを見ていないので、ハサウェイがMSバトルをするのかどうかも分かってないです。
 とりあえず、ペーネロペーVSクスィーのバトルが良ければ、満足するってことで。そこが評価できなければ、消化不良です。

 物語的には、サンダーボルトの方が面白そうだなあ、と思ってます。


[No.515] 2023/01/25(Wed) 23:26:01
Re: 閃光のハサウェイTV2話 (No.515への返信 / 2階層) - 日高辰也

「メガトン級ムサシ」は一月一杯は放送休止とのこと。
これに限らず、冬アニメに放送休止・延期が相次いで制作スタジオ社長の進退問題になったりしてて、界隈では問題になってますな。

「閃ハサ」二話目、キャラ的にはハサウェイ・ギギ・ケネスとの関係が主軸?個人的にはクエスといいハサウェイの女性の趣味悪すぎるとは思うんですが(笑)、母親であるミライさんへの反動もあるのかな。
そのミライさんの実家がある日本の名が。宇宙世紀で日本がどうなってるのかは今まで本当に描写されてないので、いずれ出てくるのか。
地球の現状とマフティーの活動が徐々に描写、政府予算から無制限に使えるカードって腐敗の典型。司法の人間ですら疑問に思ってないっていうね。
タクシー運転手との会話はそれこそかつてアムロが言った「革命はインテリが頭だけで考えて…」を具体的に突きつけたシーン。
マフティーの活動がどこか学生運動的(ミヘッシャの大学のサークル内で勧誘してそうな雰囲気は良く出せたなあと)なのも時代かな。
MS面だとまずマンハンター仕様のジェガン、この時代では旧式化したジェガンが警察に払い下げられて改造。
対人戦が主眼ってことで武装は固定の機銃のみで威圧のために脚部が黒に塗装されてる設定。「人間を地球から追い出す」って意味ではマフティーとやってることは変わってないってのが皮肉ではあります。
後半は夜間戦闘ってことで画面が真っ暗に、リアルではあるけど見難いなあ。
マフティーが使用してるメッサー、ドーガ系の機体なのはハサウェイの感傷なのかアナハイムの都合なのか。
対する連邦は「UC」の時代には一部に先行配備だったグスタフ・カールが正式配備中、指揮官がケネスに変わったことで動きが早い&民間人を巻き込むことも許容する戦闘にガウマンが驚いてたけど、その覚悟もなくテロリストやってんのかいと。
そしてペーネロペーが編集の関係で顔見せ程度の登場、「アナハイムがやりやがったってことだ!」まあアナハイムだしねえ…。
次回はどこまで話が進むか。


[No.516] 2023/01/28(Sat) 17:58:01
閃光のハサウェイTV3話 (No.512への返信 / 1階層) - Shiny NOVA

 3話でクスィーが登場かと思ったら、登場せず。

 この回の注目ポイントは、都市部の上空とかでMS戦をやったら、地上の人間がいかに危険かを描いてくれたこと。
 F91なんかでも見せてくれた景色を、もっと凄惨に。
 ええと、ガメラ3の渋谷を連想して、怪獣映画っぽいなあ、と思っていたら、作り手もそれを意識したみたいですね。
 ペーネロペーにキングギドラの鳴き声効果音をかぶせたりして。

 まさに機械獣的な映像コンセプト。

 そしてケネスさんが、ハサウェイ=マフティーだと疑惑を感じるドラマとか、ハサウェイがテロ仲間に合流して、いよいよクスィーガンダム受領か、というところで続く。

 次回のクライマックスで満足できるかはやや不安で、ロボの熱いバトルを期待する向きには消化不良感のある話ですが、全体が始まったばかりの序章なので、次回のクライマックスバトルで盛り上げて、映画の続編を期待してね、という話なら、今後が期待できるバトルかどうかは次回次第、と。


[No.517] 2023/02/01(Wed) 12:38:31
Re: 閃光のハサウェイTV3話&ムサシ24話 (No.517への返信 / 2階層) - 日高辰也

二月に入ってやっと放送再開された「ムサシ」24話から。
今回もドラマ面が主でメカ戦は無し。
最終目的地・サンクチュアリに到着、地球側の最大拠点だけどどうにも不穏な影が。司令官がイクシアの知りようのない情報を知ってたり、ローグ開発者が幽閉されているとか(名前がリュウセイで声が三木眞一郎なのが狙いすぎ)、マーガレット艦長の祖父が「生命の危機」ということで機械に接続されていてやたらと好戦的になってたり。久世が暗殺者からマーガレットを庇って負傷したりもあって、その辺でラストに向けてあるのか。
一番衝撃的だったのはラスト、南司令そっくりの案内役のアンドロイドに対して動力停止させて子供の写真を見せるという輝の壊れっぷりが…。
メカではサンチュアリで開発された新型機・ヨシツネのそのパイロット・小次郎が登場。
ヨシツネはゲームでの「マジンガーZ」「ゲッターロボ」「グレンダイザー」の外装が使用できるのに続いてのコラボ要素で、永井豪デザイン。外観が派手だなあ。
小次郎は瞳が蛇ぽいのや外見もあってか不動明なイメージが。
今回のお話も全体的に永井豪や石川賢な雰囲気を感じたり。
次回、ムサシに新形態。

「閃ハサ」三話目。
時間的に仕方ないんですが今回はカットされたシーンが多かったですな。メインの話には極力影響無いようにはされてましたが。
メカで言うと消火装備ジェガンがカット、ドラマ面だと「似合ってる?」のギギとの会話やボートでの少年との会話とか。
一番大きいのは旧ハサウェイ声のヒューゲストとの会話かな。
「手段がテロである以上、大衆には支持されない」はテーマに関わってくる要素ではあるんですが。
前半はペーネロペーお披露目を兼ねたMSによる市街戦、ファースト一話や「F91」なんかでも描写された光景ではありますが、テロの時代を反映してか凄惨な画になってました。
特に飛び散ったビームの粒子が被害を拡大させる辺りは、いかにもガンダム世界の描写かな。
ペーネロペー、キングギドラの飛行音にスタッフ曰くのゼットン発光でまんま怪獣映画。戦闘は体当たりでビームライフル飛ばしたり、バルカンでスラスター潰したりとレーンの性格が出てます。
レーン・エイム、性格や行動はまさにヒーロー的な主人公そのもので、ハサウェイとは真逆なのが面白い。

ドラマ面ではハサウェイがマフティーに合流したりもあるけど、個人的にはケネスとギギの会話かな。三人揃ってる時のキャッキャウフフに比べて、ハサウェイが居ない状態だとまあ会話の雰囲気が塩っぱいこと。お互いをなんとも思ってないのが丸わかりだし、お前らどれだけハサウェイが好きなのかと。
あとはネタ的に言うとハサウェイの幻視したイメージかな。クエスの太ももは別に嬉しくもないけど、アムロに巴投げされるシャアのシーンがわざわざ新規作画で起こされてて、「お前ら、あのシーンをそんなに新規作画で見たいのか?」と(笑)。
次回はいよいよクライマックス、クスィーガンダムの空中受領からのMS戦が。


[No.518] 2023/02/04(Sat) 18:37:32
閃光のハサウェイTV4話 (No.512への返信 / 1階層) - Shiny NOVA

 クスィーガンダムとペーネロペーの対決がポイントのクライマックス回でしたが……あまり盛り上がるバトルではなかった感。

 劇場版で一気に見た場合は、どういう感想になったろうか想像しつつ、ここまで溜めに溜めて、いよいよ主役機の活躍か、と思いきや、何が何やら分からないままに撃ち合って、クスィーが爆発を偽装して奇襲的にミサイルを撃って、ペーネロペーを撃墜。
 自分的にはサーベルとか、接近してのパイロット同士の会話とか、ケレン味演出のあるバトルが見たかったですが、ファンネルミサイルの映像も、普通のミサイルとの描写の違いがよく分からなかったし、
 自分には合わない作品だったんだな、と思います。

 ということで、次は期待が跳ね上がったサンダーボルトですね。
 主役機がフルアーマーガンダムで、後にパーフェクトガンダムになるというプラモ狂四郎世代にはワクワクできる、模型誌派生の1年戦争裏ストーリー。
 まあ、最初はジムだけど。

 よけいなインテリテロ活動はいらないから、軍人同士の派手な激突が見たいです。ガンダムだったらさ。
 「ジャスの音が聞こえたら、俺が来た合図だ」とか、ケレン味のあるセリフにも期待したくなる。

PS.ハサウェイは、MSバトルが見たかったのに、クスィー登場からバトル時間が正味10分だけっていうのが、3部作の1つめとは言え、食い足りない感です。
 その欲求不満をサンダーボルトで解消できることを願う次第。


[No.519] 2023/02/10(Fri) 00:14:35
Re: 閃光のハサウェイTV4話&ムサシ25話 (No.519への返信 / 2階層) - 日高辰也

まずは「ムサシ」25話から。
今回、前回の引きから一気に話が進んだというか飛んだというか、「一話見逃したっけ?」と本気で心配したくらい前回から繋がってない感が強くて、メカ戦が派手なだけに脚本面でちょっと褒められないかな。
地球側反攻のための次元兵器を独占して地球の支配者になるためにサンクチュアリ司令官が暗躍していたことが判明、ドラクターを装って各地のシェルターを壊滅させて次元兵器起動に必要な各司令官の生体認証データを手中にしていたと。地球側にドラクターに対抗できる十分な戦力があったのに、私欲のために滅ぼされたようなものです。
で、マーガレットを人質に完成した天叢雲で宇宙に出たのを追うのは、仲間によって脱獄したリュウセイ博士が協力者と建造していた戦艦・イクシオン。イクシアを艦橋として組み込んだ形で変形しそうなデザインだけどさて。
初の宇宙戦、ドラクター・天叢雲・イクシオンの三つ巴の中、ムサシオーX(クロス)登場。初期のように三機合体で旧主題歌バックの合体シーンは燃えます。二刀流じゃなくて剣とシールドなのは意外。ベンケイが立ちふさがって次回へ。

「閃ハサ」四話。
クライマックスということでほぼカット無しでMS戦。
リアルにやりすぎたからか確かに戦闘シーンは観ずらかったですかね。UC史上初のMS同士による本格的な空中戦って意味では象徴的ではあるんですが。自由落下しかできないグスタフ・カールとの比較も面白いし。
アムロがギュネイを倒した「武器を囮にする」をやってたり、ファンネルミサイルと通常のミサイルを混在させて撃つのがブライトの戦術だったりと、身近で見てたからこそなやり方なのは環境故かね。
人間模様で言うとレーンが「ペネロペー」と呼ぶのが声優さんのアドリブだったり(機体に愛着持ってることの表現だそうで)、アムロの台詞「身構えてる時には死神は来ないものだ」が逆シャアではそんなこと言ってなかったり(ハサウェイの「アムロならこういうだろうな」な妄想)、恋人のケリスを見るハサウェイの目が虚ろで完全に病んでる人だとか辺りかな。
EDテーマが二番まで流れるのはTVだけだったかな?本編の映像にラストの輸送船のカットもTV版オリジナル。
自分としては作品としては好きな方だけど、やっぱり三部作の一話目ってことで物足りない気持ちもあるのは確か。
第二部もコロナの影響でオーストラリアにロケハン出来なくて目途が立ってないようですが、果たして。
次回からは「サンダーボルト」三分割。こちらは一年戦争が舞台ってことでどうなりますか。

急な話ですが来週末に引っ越すことになりまして、引っ越し先に光回線がいつ引けるかスケジュールが立たない状況に(引っ越しシーズン入りかけなのと、NTTがADSLのサービス終了したことで光への移行工事が多いらしく)。
二月一杯くらいで工事できそうな予定ではありますが、しばらくネットからは離れるので書き込みも出来そうにないのでご了承下さい。


[No.520] 2023/02/11(Sat) 18:23:41
無事のお引越しと、ご帰還を期待しています。 (No.520への返信 / 3階層) - Shiny NOVA

 日高さんへ。
 引っ越し準備でバタバタしてそうな状況での書き込みに、感謝申し上げます。

 ネット回線の都合で、2月いっぱいは書き込みできないとのお知らせ、承りました。

 早急に工事が完了できたらいいな、と感じつつ、また春ごろの新番組シーズン(水星魔女2期めとか、王様戦隊とか)にまた参加なさることを願っています。

 その間、こちらはのんびりサンダーボルトのフォローをしつつ、一人でも鑑賞感想を続ける所存。


[No.521] 2023/02/12(Sun) 10:31:16
サンダーボルトTV1話 (No.512への返信 / 1階層) - Shiny NOVA

 新章スタートって感じで、新たな期待を込めてみた。

 結果、今作はNOVAが見たいもの(熱いMSバトル)を堪能できて、まずは満足。

 最初はジム部隊がサイド4近くのサンダーボルト宙域で、ジオンのリビングデッド師団と激突。
 主人公のイオ・フレミングと、もう1人の主人公のダリル・ローレンツの邂逅が描かれます。
 イオのジムは、ダリルの狙撃であっさり落とされるのですが、コアファイターで脱出したイオはジオンのリックドムを奇襲によって、パイロット殺害して奪取。
 ダリルを挑発して、イオが去るという劇的な幕開け……で終わっても良かったのですが、ここまで前半。密度が濃いなあ。

 そして、イオは新型機のフルアーマーガンダムに乗り換える一方、ダリルの機体がGUNDフォーマット対応の(違う)サイコザク。
 ええと、両足切断の事故で義足を付けていたダリルが、義足でも操縦できるよう調整された専用ザクで、よりスナイパーとしての反応を向上させた機体ですな。水星的には、これぞガンダムと思えるほどのザク。

 ということで、GUNDフォーマット対応型ザク(と勝手に脳内補完)VS真の主人公機のフルアーマーガンダムの因縁の対決。
 で、圧倒的な性能で終始優位に立ち回っていたイオのガンダムなんですが、自滅覚悟のダリルの奇策で撃破される。
 ガンダムを倒したザクってのは、バーニィに匹敵する、いや、それ以上の軍功ですが、本人も腕を失う重傷。

 とにかく、バトルメインに密度たっぷりに描かれた濃い1話でした。満足。


[No.522] 2023/02/15(Wed) 23:19:31
サンダーボルト2話 (No.512への返信 / 1階層) - Shiny NOVA

 前回のラストで「撃破された」と書きましたが、撃破はされていなかったみたいですね、フルアーマーガンダム。

 ただ、撤退には追い込まれたみたいで、イオとダリルの宿命の戦いが第2ラウンド。
 連邦側も学徒動員する中で(ジオンだけじゃなかったんだ)、戦場の悲惨さが強調される。まあ、ホワイトベース隊も学徒動員になるんだけど、これまでのガンダムアニメ史で連邦サイドの若者が主人公以外で提示されることって珍しかったから、今回イオが部下に年若い連中を当てがわれて、死にゆく者への訓示として厳しいことを言うのもハードな世界観だな、と。
 モブキャラ少年少女兵の翻弄され、次々撃退されゆく悲惨な戦場の過酷さに、「俺の盾になれ」って言い張りながら、敵母艦の急襲を目指す主人公イオ。

 一方でジオン側のダリルも悲惨だな。
 前回、左腕を失う重傷を負った後、「メカとの接続のために、ついでに右腕も切り落とせ」と四肢を全て失い、ダルマ状態の義手義足パイロット。
 不具のガンダムパイロットと言えば、オルフェンズのミカヅキがガンダムとの神経接続の後遺症で、どんどん体のパーツを失いながら日常生活がもはや送れず、コクピットの中だけが自分でいられる世界になっていく姿が描かれてましたが、
 今作のダリルも、傍目には悲惨に見えながら、それでも戦える、幸せは目指せるとポジティブシンキングを崩さず、周りが気を遣うシーンが。

 それで、ダリルもまた、起死回生の作戦で、相手の母艦を狙うことに。

 相互の母艦が撃沈され、すれ違ったMS戦の果てに、互いの仇討ちを挑むイオとダリルの激突が、というクライマックスで、続いた、と。
 重いけど、相互のキャラの戦う背景がドラマできちんと描かれて、どちらにも感情移入できつつ、俯瞰して見れる戦場ドラマを堪能しました。
 インテリが頭で考えて理屈先行型の話がハサウェイで、肌感覚な戦場と情念のぶつかり合いがサンダーボルトで、やはりアクションの多いサンダーボルトの方が面白いと思ってます(世界観はハードそのもので、癒し感覚は皆無ですけど)。


[No.523] 2023/02/24(Fri) 11:29:51
サンダーボルト3話 (No.512への返信 / 1階層) - Shiny NOVA

 いろいろと悲惨な戦場模様と、熱くて激しいMS戦をたっぷり見せつけて、物語は終了……してませんね。
 なおも戦いは続くわけですが、第1部が終了して、背景のア・バオア・クー戦も終わって、1年戦争が終わった、と。

 そして1年戦争の後で、舞台が宇宙の海から地球の海に移って、サンダーボルトというタイトルが有名無実になった第2部が開始されたところで、TV放送の物語は終了、と。

 新たな主役機アトラスガンダムのお披露目ですが、それもさることながら、第3話で一番おおって感じたのは、Gパーツ装着ジムの登場ですね。
 本作では「一部のジムは、ガンダム同様にコアブロック内蔵式の機体が存在した」と設定されていたので、当然Gメカも使えたわけです。

 こういうメカを見て、その背景ストーリーにワクワクできるのも、ガンダムのツボだと思うのですが、ハサウェイには残念ながらそれをあまり感じなくて、サンダーボルトには濃いレベルでそういうメカウォッチングを楽しめた、という感想。

 キャラにはあまり没入すると、陰鬱になると前情報を持っていたので、そこはあまり入り込まずに見るようにしたため、特に書きたい話はありませんが、まあ、コミカル要素ゼロで悲惨さを徹底できていたな、と。
 ふわふわした印象のハサウェイに比べて、肌感覚に訴えるようなストーリー描写で、濃密なバトル描写も相まって、考えるな感じろの感覚で味わえたかな、と。

 で、次からスパロボ30で先に大筋は味わったガンダムNT。不死鳥狩りに頑張るナラティブガンダムのメカ描写に期待しつつ。


[No.524] 2023/03/03(Fri) 10:45:15
Re: サンダーボルトまとめ&ムサシ26話 (No.524への返信 / 2階層) - 日高辰也

まずはなんとか光回線が開通しましたのでその報告を。
結局三月になってからということで十日以上ネット使用が制限されてましたが、なんとか戻ってこれました。
以前と違ってBSの視聴環境もあるので、以前よりはアニメ視聴の選択も増えたかなと(今はネット配信あるんでそこまでじゃないかもだけど)。

久しぶりの感想、まずは「メガトン級ムサシ」から。
26話まで放送された時点でまたも放送休止、三月中に最終二話の放送はあるとアナウンスされた状態。自分の状況としてはありがたかったですが。
話としては前回からの三つ巴が続く感じでそこまでは進展してなかったり。コジロウの洗脳に対する背景が語られたり、マーガレットを久世が救出したことでくっつくのが確定したりとサイドが進む中で一番大きいのは、次元兵器の使用を阻止すべくクロウゼードが母艦ごと特攻して散った事でしょうか。
囚われのアーシェムも超感覚で気づいたりでこれがどう繋がるか。

「サンダーボルト」、総評という形で。
「閃ハサ」がテロに対して、ガチの戦場がテーマということで戦争の狂気がテーマ。
今回はアニメ一期と二期の序盤までが範囲、メカ戦は流石と言うべきでしょうか。
リユースサイコザクとかアトラスガンダムとか明らかに公式の技術レベルとは合わない存在もありますが、作者はパラレルワールドとして描いてるぽいので(原作だとGファイターとコアブースターが編隊飛行してたりする)そこは割り切るところかな。
個人的にはメカ設定が公式の延長上だったジオン側よりは、ジムにコアブロックシステムが乗ってたり(Gパーツ装備ジムはその恩恵だよね)、ガンダム頭のジム部隊が物量で親衛隊を押しつぶすとかのオリジナル描写がある連邦側がお気に入り。
自分は原作は今回放送された部分より少し先くらいまでしか読んでないけど、端折られた部分は多いけど出来はいいと思います。
ただ、ガンダムというよりは作者のカラーの方が強いので違和感を感じるのも確か。そこをどう考えるかですね。
次回からは「ナラティブ」が放送、UC直後の話で三作の中では一番見やすいかなと思いますが、同時にシリーズでは一番オカルト色が強いのでどう受け止められるか。


[No.525] 2023/03/04(Sat) 19:27:44
NT1話 (No.512への返信 / 1階層) - Shiny NOVA

 日高さんの帰還にホッと一安心したり。
 やはり、1人での感想書きはどこか虚しいものを覚えつつ、感想のやり取りができる話し相手は貴重です。
 改めてよろしく、と申し上げつつ。

 で、NTですが、まずは不死鳥狩り第1ラウンドで、ナラティブガンダムのデンドロビウムもどきフォーム(A装備)の見せ場、と。
 この後、インコム装備のB装備と、赤く輝く後付けサイコフレームのC装備に進化(?)していくのですが、スパロボで使っていて一番面白かったのは、武器の多いA装備だったと記憶。
 やはり、シルエットが独特ですからね。

 インコム装備とか、ユニコーンもどきの赤発光は戦闘シーンの映像演出がよく見た(飽きたとも言う)スタイルなので、機体の個性化という意味では、やはり大型武装をゴテゴテ付けた換装形態が、いかにもナラティブ独特のフォルムって感じでいいのです。
 デンドロビウムは最近ご無沙汰ですし、ミーティアは最近は合体攻撃の演出でしかなくて、ユニット化はしてませんしね。

 で、1話に1種の換装フォームで、フェネクスを追っかけるナラティブの物語ですが、オカルト系のニュータイプ神話には、特に感想はありません。
 あくまでメカ描写が燃えるかどうかが、自分のここでの評価基準なので、NTは十分及第点とします。

 サンダーボルトとNTは見応えがあり、メカ養分が少なめのハサウェイは自分好みではない、という評価で個人的には確定、と。
 ドラマ的には、感情が入り込めたか、ゾワゾワ来たか、熱く燃えられたか、刻の涙がこぼれたか、などの基準がありますが、サンダーボルトにはゾワゾワも、熱さも、涙もあったかな、と(主にダリルの四肢切断とか、科学者ヒロインの発狂に)。

 ハサウェイは感じ入るものが少なく、ナラティブは、これもドラマ面の感情移入はこれからですね。ヨナがどちらかと言えば、受け身の地味主人公で、やはりイオみたいな豪快タイプか、ダリルみたいな真面目な良い子(だけど意思は強く、優しい自己主張はできる)に惹かれるか。
 ハサウェイも、ヨナも、ニュータイプの感応で、過去に魂を引きずられすぎている点が、感情移入を遮っているとか、今の現実からフワフワし過ぎているので、キャラ同士の交流ドラマとしては今を生きてないって感じで、見ていて燃えないわけで。

 だったら、ドラマよりもメカアクションに燃えられるかが、勝負になる、と。
 本来なら、人機一体で、メカ愛を持った主人公が望ましいのですが、それはNTではフェネクスの方になる、と。フェネクスは不死鳥になったリタの魂が、いわゆるララァみたいな存在で主人公のヨナを導くまでの過程で、メカ少女萌えの自分の性癖には刺さりそうな設定ですが、実際に映像演出で感じ入れるのかどうかは、本編を見ないと分からないので、そこは楽しみにしつつ。
 


[No.526] 2023/03/11(Sat) 10:58:03
Re: NT1話&ムサシ27話 (No.526への返信 / 2階層) - 日高辰也

まずは訃報から。
キャラクターデザイン&アニメーターのキムタカこと木村貴宏さんが58歳で亡くなられたそうで。「レイズナー」の動画でデビューしてからロボアニメを中心に関わり、「ガオガイガー」「ガンソード」「コードギアス(これはCLAMPの原案がありますが)」とある意味で「アニメ画」の第一人者だった人でもありました。
「閃ハサ」の作画監督や「スパロボ30」の破界王関連が最後の仕事になるのかな?アントニオ猪木と同じ病気で闘病中だったそうで、同年代としては残念でなりません。
それともう一人、今週になってから知ったんですがアオシマプラモ(合体シリーズですね)の箱画やアニメのコミカライズ(個人的にはグレートマジンガーが印象深い)を描いていた今道英治氏も亡くなってたそうで、併せてショックが大きいです。
両氏のご冥福をお祈りします。

まずは「ムサシ」27話から。
クロウゼードの特攻によって破損した天叢雲の内部に突入して動力炉破壊ミッションに挑むムサシとそれを追うヨシツネの戦闘が前半のクライマックス。戦っていたドラクターとも一時的に共闘する流れ&別人格に支配されつつあった小次郎を救い出す定番の流れの果てに、動力炉破壊のために大和が犠牲になる衝撃の展開に。
最終回前に主人公が死亡って「龍騎」かよと。
動力を失って地球に落下する天叢雲を阻止するために、戦艦イクシオンが人型に変形。まあデザイン的に変形はするだろうなとは思ってましたが、アイアンギアーとマクロスが合わさった様な感じか。
アクシズ落しのように軌道をを逸らすのではなく、受け止めて軟着陸させるのはあまり見ないか。ミライの謎パワーでサポートされて成功と「イデオン」ぽい。今回他作品のオマージュぽいのが目立つなあ。
後半は、大和の死の衝撃によって女王の力に覚醒したアーシェムが自らを利用しようとしたクロウゼードを殺害、ただ彼は最初からそれが狙いだったような雰囲気ですが。
真の敵・銀河帝国エルゼドに対する宣戦の裏で、そのエルゼドのアダムとイブが地球へと移動を開始。少年の遺体を回収してたけど、顔は見えないながらも大和か?
次回、最終回。

「NT」第一話。
作品的には序盤・中盤・終盤とMS戦がいい具合にバラけてるので、放送もいい具合にバランスは良くなりそうかなと。
オーストラリアへのコロニー落しを予見したニュータイプの少女とその幼馴染三人を主軸にした物語。
個人的に主人公のヨナが一般兵程度の技量しかないパイロットってのは作品のテーマに沿ってていいかなと(スパロボ30でもステータスがキチンと低かったっけ)。
暗躍するのがアナハイムじゃなくてルオ商会がメインに関わってくるのは珍しい。しかも私兵部隊が使ってるのがディジェという。
グスタフ・カール、割と好きなんだけど映像作品だと扱いが不遇なんだよね。
フェネクスを追うA装備の戦闘が今回のハイライト、ゲッターロボの如き機動性・速度を持つ相手に対し、ブースターで強引に加速してミサイルやハイメガ粒子砲で牽制しつつサイコキャプチャーで捉えるという、まさに対フェネクスに特化した装備なのが燃えポイント。
それでいて本体はオプション装備が前提のやせっぽち。
対G装備でゴツいノーマルスーツを外していくヨナと対比する演出は秀逸です。
ナラティブは設定だと、元々はガンダムタイプの装備・兵装テストのための機体で、νガンダム用のサイコフレームも一時搭載してたことがある…となってるので、始めからオプション前提な機体だという。
その意味ではB・C装備は普通のMSのシルエットになってて異形さのギャップが薄いのが残念ではあります。
ゾルタン登場で次回へ。

「水星の魔女」、四月から第二クール開始ということで予告PVが公開に。第一クールラストから二週間後ってことで、意外に時間は経ってないのね。
木星が背景に写ってたり、グエルがいなかったり、意味深なセリフが多かったりもしますが、本編どうなってますか。


[No.527] 2023/03/11(Sat) 18:51:16
NT2話 (No.512への返信 / 1階層) - Shiny NOVA

 今回は、NTのB装備VSゾルタンの白シナンジュのコロニー内バトルがメイン。

 コロニー内だから、当然、巻き込まれるモブキャラ被害者のインサートが多数。不死鳥狩りのためにそういう戦場を画策したミシェルの悪質陰謀ぶりがドラマでは強調されることに。
 スパロボ30では、あまり強調されて描かれなかった部分ですな。

 で、フェネクスと接触したヨナがニュータイプ覚醒して、ゾルタンの用意したネオジオングを逆に操って、暴走するような映像で続いた、と。
 ユニコーンの続編らしく、NTDって単語も出てきて、オラ、ワクワクしてきたぞ。

 暴走するサイコマシンが登場して初めて、Z以降のガンダムって感じですもんね(ダンバインのハイパー化以降の描写なので、最初のガンダムではないけど)。

 さて、バナージのシルヴァ・バレトはそろそろかな、と気にしつつ。


[No.528] 2023/03/18(Sat) 08:12:57
Re: NT2話&ムサシ28話 (No.528への返信 / 2階層) - 日高辰也

まずは「ムサシ」28話、最終回になりますか。配信時間、いままでも28分とかあったのに34分くらいあって、これTV放送はどうなってんだろう?
前回満を持して登場したエルゼドが覚醒したアーシェムの前にあっさり撤退してて、肩透かし感が半端じゃない。
上位存在らしいのが出てきて、もっと成長させた上で倒すことでエルゼドの進化の糧にするとか回収した大和を戻すとかあって退場。
一方で地球とドラクターも和解して地球の上で共存しながら復興に入るものの、地球側・ドラクター側双方に反体制派が活動してることで不穏な影も。特に地球側はリュウセイ博士の助手が実は…なので。
くっつくカップルが大量発生する中で、覚醒した未来が五歳くらいに急成長したことで輝はパイロットを辞めて成長を見守る生活に。
大和も帰ってきてアーシェムと再会、これで終わりかと思ったら
ラストカットは十五歳くらいに成長した未来がムサシデルタ(地球復興のために環境改造装備を搭載した非戦闘型ロボ、プロトゲッターみたいなものか)に搭乗するカットで一気に次世代の話になってて、続編はそうなるのか?と含みを。
総評としてはロボ戦は相変わらず高い熱量で見応えはあるんですが、脚本面で(ゲームとの兼ね合いもあるのか)どうしても荒い部分が。特に後半は「一話見逃したっけ?」と思うほど話の繋がりが
唐突で、ちょっと手放しでは褒められないかなと。
続編ありそうな終わり方ではあるんですが、今のところ発表はなし。あってもゲームだけな気もしますが果たしてどうなるか。

NT二話。
過去回想、新訳Zの作画でダカールの日の再現。面白いのは池田秀一さんのキャスト表示が「クワトロ・バジーナ」なこと。Ζの時でも「シャア・アズナブル」だったのに。
ジム・クゥエル、人気あるんだけど映像化されるといつも動かないんだよね。
本物のニュータイプとされたのがこの時点ではミシェルってのは後の展開を考えると皮肉ですな。
訓練シーンでもヨナが普通のパイロットであることが協調、まあだからこそニュータイプに共鳴しやすいってこともありますが。ケーブルが絡むインコムってのも斬新。
NTB装備とシナンジュスタインのコロニー内戦闘がメイン、ネットミームにもなった「撃っちゃうんだなあこれが!」のシーンでもあります。
言ってみればνガンダムのなりそこないとユニコーンのなりそこないの戦いな訳で、事実を知ったらゾルタンは更にぶちぎれそうではあります。
フェネクスに共鳴してNTがNTDを発動、インコムが実はフィンファンネルだったのは当時地味に驚いた部分でした。
ネオジオングをサイコジャックしたところで次回へ。


[No.529] 2023/03/18(Sat) 18:51:56
NT3話 (No.512への返信 / 1階層) - Shiny NOVA

 今回は、バトルよりも決戦に向けたドラマメインの展開。

 とりわけ、ミシェルとゾルタンの哀しみや暴走の経緯が描かれた形で、主人公が解消すべき因縁が提示された回。
 よって、キャラクターとしては、個性が薄い受け身のヨナよりは、問題提示役の2人の方がアクティブに、そしてアグレシッブに、アクが強く描写されています。
 この両者の末路を描き、ヨナがリタの死を受け入れ、過去の因縁をいろいろと解消して、不死鳥に導かれて再生する話なんだな、と理解。

 起承転結としては、いい転になったと思います。その意味で、全体構成としてはマル。

 この回単独では、NTDで暴走したヨナを、フェネクスがなだめる形で抑えて、
 フェネクスの目的が、暴走兵器のネオジオング2の封印、もしくは抹消にあることを提示。
 また、リタが強化人間の施設で、実験体にされた挙句、その意思がサイコフレームの形でフェネクスに封じられたことが描写されて、フェネクスの中にリタの魂が宿されているのか、それとも機械的に再現された残留思念に過ぎないのか、いろいろと考えがちですが、ニュータイプは霊媒的に死者の魂と交信できるのでしたね。

 ある意味、松本零士的な「機械の器に宿った人間の魂」(トチローinアルカディア号に対しては好意的な作者のスタンスが、999において機械化への否定方向に流れるのが興味深かったり)の物語。
 そして、主人公のヨナは人の哀しい過ちのドラマを見届けつつ、純粋な機械の中の思念となったリタをそれ以上、追いかけることなく、人としてできることを果たす流れということで、
 まあ、次回が決着編と。

 バナージは最後にちらりと、おまけ程度の出演ですか。スパロボ30では出番が相当に前倒しされていたんだな、と理解。


[No.530] 2023/03/24(Fri) 07:51:32
Re: NT3話 (No.530への返信 / 2階層) - 日高辰也

「アクエリオン」新シリーズの制作が発表、自分はこれまでのシリーズは観れてなくて「スパロボ」でしか知らないのですがどうなりますか。

NT三話、全体的には終盤に向けてのドラマや背景の展開な回でミシェルとゾルタンがメインな回かな。
ミシェルはかつての研究所時代に自分が汚れ役やることで他の二人も助け出そうと思ったら、運命のいたずらでそれが最悪の方向に転がってしまいその後悔がサイコフレームに対する妄執になっていると。
ゾルタンの方はシャアの再来を人工的に作り出すプロジェクトにおいて一応の成功例であるフロンタル(まああれがシャアの再現として成功かというのはほとんどのファンは否定するでしょうが)に対し、失敗作として組織内でも疎まれて続けた末の反乱に。
エリク中尉殺害後の涙の意味は果たして。
連邦の艦隊相手にサイコシャードでヘリウム3核融合爆発を引き起こして壊滅。ゼネラル・レビル、Z時代のドゴスギアといい「UC」も含めて見せ場の少ない艦種になってしまったなあ。
バナージも含めてガランシェールjrのメンツは顔見せ程度、本格的な参戦は次回に。
ドラマ面で言えば、シェザール隊の反応が地に足の着いたもので作品の良心になってるのはいいですね。
全てに決着をつけるためにヨナはナラティブで出撃、C装備は(サイコフレームの量を別にすれば)ユニコーンに近い構成の機体に。A装備はフェネクス=リタを訳も分からず追いかけるために、B装備は偽装したファンネル搭載ニュータイプ仕様でヨナの暴走とリタとの再会、C装備は全ての決着のためとヨナの心情に合わせてスペックを変える演出は設定の勝利。
次回、最終回。


[No.531] 2023/03/25(Sat) 18:28:48
NT4話 (No.512への返信 / 1階層) - Shiny NOVA

 決着編。

 まあ、終盤はほぼスパロボで再現された通りの展開で、カタルシスはあったものの、燃える展開とは言い難く、ニュータイプとか強化人間のいつもの悲劇とか皮肉な運命の解消で、終始、主体性のない主人公が導かれるだけで終わったな、と。

 一番の重要セリフが、リタに対して、「君が鳥になるなら、ぼくも鳥になる!」という宣言。
 ゲームだと、そこでナラティブからフェネクスに乗り換えて盛り上がる場面ですが、実際のアニメだと、「フェネクスに乗り換えた後、少しゾルタンと戦ってから精神世界でのドラマを見せて、結局、バナージに救出されるヨナ」。
 おそらく、「鳥になる宣言」はリタと同じ霊的存在として、人の世界から決別して奇跡を起こす決意だと思うのですが、そのまま「鳥の状態は維持できず、短い奇跡だった」な、と。
 せっかく、「鳥になる」と一大決意したのに、「いや、お前は人の世界に帰って来い」的な形で、前作主人公に引きずり戻された、と。

 結局、ヨナの周辺のしがらみは、フェネクスも含めて消えてしまい(解消されてしまい)、ヨナは新たに人としての生を生き直す形で終わりましたが、リタもミシェルも失った世界で、彼の目的が全て消えて、どんな人生をその後、送るのかと気になります。
 主人公のキャラ性が、リタやミシェルとの関係性を通じてしか、ドラマ上は描かれていないので、それが解消されると、実に虚ろであることに気付かされたというか。

 これがスパロボ30だったら、フェネクスは失われずに、自軍に残るのでリタとはいつでも会いに行ける関係だし、アムロ先輩やカミーユ先輩に鍛えられたので、普通に居場所があるわけですが、
 NTの特務部隊に、ヨナの居場所は構築できたのか。面倒見のいい部隊長の部下として、パイロットとして1から再出発できるのかもしれませんが、とにかく主人公が人間関係を構築したとか、成長したというドラマではなく、過去からの因縁を精算しただけのドラマなので、マイナスからゼロに戻って、その後の目的が見えていないまま空虚に終わった感でした。

 せめて、ヨナがメカ好きとか、ミシェルやリタ以外の人間関係を紡いでいて、彼なりの居場所とか確立していれば、もう少し生きた人間として見れたんだけどなあ。
 フロンタル以上に、ただの器にしか見えない主人公がヨナだった、と自分は感じます。

 で、一番感情移入したのが、ゾルタンだったという。まあ、そんな話。

 では、4月から、水星の魔女2期になるので、それに合わせて新スレを立ち上げる予定です。


[No.532] 2023/03/31(Fri) 23:52:40
Re: NT4話 (No.532への返信 / 2階層) - 日高辰也

テレビエディションもラストという事で決着編。
基本的には予定調和的なラストというか、UCがある以上そこまで
破天荒な展開にはならないよなと。
ヨナ自身も作中では周りの状況に振り回された感が強くて(これはまあガンダムシリーズの主人公は大体そうではあるんですが)、ラストでバナージに助けられてからがドラマとしては本番だと思うんで、製作が噂されるUC2で後日譚が語られるのかは気になるところ。
そういう意味ではゾルタンとミシェルがキャラとしては作品を引っ張った形になるのかな。
ゾルタンは強化人間の悲哀と言う部分でのメインだし、ミシェルは自身の分析力と統計で今の立場を得たことで逆説的にニュータイプの呪縛に一番囚われてる訳で、実は両者とも意外と根っこは同じと言う。
メカ面で言うとコアファイターの活躍がこのパートでは印象深いかな。
シルヴァバレトサプレッサー、ビームマグナム運用のために一発撃つごとに駄目になった腕部換装のギミックがなかなか。
あとつべで配信されてるからいう訳じゃないけど、UCの時からネオジオングの駆動・戦闘時のSEが「イデオン」のそれってのは、サイコフレームの先にあるのがイデオナイトってことなのかなあと。

「水星の魔女」でガンダムに興味を持ったファン層に一年戦争の洗礼を受けさせてガンダム沼に引き込むための企画と言われることもある今回のラインナップ。個人的には「無理だろ」とは思うんですが(笑)、まあ楽しめた三か月でした。
その「水星の魔女」、二日は前期の振り返りで本編は九日からとのこと。新スレも了解しました。


[No.533] 2023/04/01(Sat) 18:08:45
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