「シンカリオン」三十話。 前半は四人にヤマちゃんとツクモが加わってメタバース内での戦闘訓練。本人たちの性格もあるだろうけど、モリトの事情に関して年上のヤマちゃんがガンガン絡んできて、長男として弟妹の面倒を見てるツクモがフォローをキチンとしてくるなどその辺の人間関係は上手いなと。 家族関係で言うとタイセイとアカネは弟キャラなので年上からフォローされる立場、リョータとアカネは家族関係が描かれてないけどどっちも一人っ子ぽいかな。その分幼馴染として家族みたいなもんか。テン・シオン・ガンマ・モリトも不明、シオンは祖父母に育てられたとのことで一人っ子の可能性は高いかな? ガンマが意外に弟キャラなんじゃとは踏んでるんですが。 で、訓練終了後に四人がメタバースからログアウト出来なくなったことで、かつてのレイジのその後を見せられることに。 確かにあの状況では精神がもたないのは当然の事なのでERDA憎しに転じても仕方ない部分はあるのか。で、それを仕組んだと思わしきAIテンダー、かつて鍋島チクゴが使用していた秘書AIが何故そんな力を持つに至ったのかという大きな謎もあるし、イナの解析によりこれまでのアンノウンも何らかのAI達が中核になってたとのことから、この世界のAIによる人類への反乱ということになっていくのかな。以前のシリーズが地底人と宇宙人という別種族との物語だ他t野に対して、今作は人間が生み出した新たな知性との関わりと言う方向に話が動くのかな。 で、行動に怪しい所のある浜本部長がどうやら事実の一端をしっているらしいと。あえて悪役の汚名を被ってるのか本当に悪役なのかで今後が変わってきそうですが、次回その本部長の追跡劇。 「モスピーダ」二十二話、「ニューヨーク・ビーバップ」。 HBT入手のためにインビットに占領されたニューヨークに潜入したイエロー・レイ・ミントは、ブロードウェイを再興してダンスミュージカルを公演しようとする座長と出会う。 座長のシモン役が石丸博也、余り演じないタイプのキャラで新鮮さが。 ニューヨークを統治するソルジィが(イエローとのこともあって)人間に対し穏健派なのに対し、バットラーがインビット以外の生体は滅ぼすべしとする強硬派という対立が描写れたり。 戦闘シーンはモスピーダの出番は無く、バットラー部隊とレギオスとのニューヨークでの市街戦。 次回から最終三部作、第三次降下作戦が開始。 「カウボーイビバップ」九話、「ジャミング・ウィズ・エドワード」。 エド登場でメンバーが揃う回、かつて月面でゲート実験事故が発生したことで月が半壊、地球軌道上に岩塊がばら撒かれそれが降ってくるようになったために人類の大半が太陽系内に進出。 地球に残った人々は地下に生活空間を移し、コンピューターネットワークが発達し必然的にハッカー技術も高度化と、作品の基本設定が語られた回。 サイバーパンク的な雰囲気や宇宙空間での戦闘、オチまで含めて今までで一番SF味が強かった回でもありました。 次回、ジェット回。 → 関連スレッドを表示 [No.653] 2024/11/30(Sat) 18:51:05 (48時間54分前) |
タイセイ、リョータ、アカネ、モリトの4人が、かつてのレイジみたいにメタバースの隔離空間に閉じ込められて、レイジの絶望と闇堕ちの過程を目撃させる話。 以前のレイジ過去編のその後ってところですね。 レイジの今のサポートAIが、かつて鍋島チクゴさんが構築した「テンダー」であることが最後に確定し(字幕映像では、その前から示されていたようですが)、黒幕がテンダーなのか、それともテンダーは善意のAIで、レイジを陥れたのが浜本部長なのかはまだ確定されず。 そして、浜さんが「運転士の被害よりも、アンノウンを撃退して街を守ることを優先する厳しい上司」というムーブをずっとしていましたが、それが公的機関を率いる大人の責任感に起因するものか、それとも自己保身のためだけを考えた小物ムーブなのか(融通の利かない小役人思考ともいう)ははっきりしないまま、 大人視点では「責任ある立場ゆえ、なあなあで済まされない厳しさも組織には必要」という考え方で、あえて厳しく振る舞ってると見なすことも可能ですし(ガンマ先輩がそういうタイプ)、最終的にどう転ぶかが見ものでしたが、 鍋島チクゴさんやレイジを陥れた策謀家の可能性が、ここに来て急浮上して参りました。 一応、ERDAの本部長を、創設者のチクゴさんから引き継いだ苦労人のイメージもあったので、「厳しくはあるけど善人」なのか「同情に値しない悪党」なのか。彼のキャラクターによって、レイジの主張の是非も決まって来る、と。 少なくとも、地方のERDAはまともな組織のように描かれているので、問題があるのは浜本部長のみ、彼に全ての責任を押しつけて、ERDAという組織全体は悪くない、という話に持って行くのか、 それとも、ERDA内部の闇は、彼個人に収まらずに、もっと構造的な社会全体に起因するのか(人間の道具として切り捨てられるAIの反乱レベルまで話を広げるのか)が、次回に判明するのかな、と思われます。 AIの反乱という話なら、仮面ライダーゼロワンのヒューマギア→マギア化が、本作のアンノウンでは? という意見もあって、そうなるとレイジの立ち位置が滅亡迅雷ネットになるわけですが、 もしもメタバースのAI反乱が問題だと、モリトの立ち位置がややこしくなる、と。 一応、モリトはレイジに対して、イドの仇という憎悪を抱いていましたが、今回の話を経験して、どういう考え方になるか。 リョータがレイジを命の恩人であり、憧れのヒーローと認定していたから、そのギャップをどう克服するかも相まって、リョータとモリトがこの辺でも意見衝突しそうです。 タイセイは、レイジに対して、姉のパートナーとか、元々は思想を同じくする先達という認識だろうし、 基本的には、レイジに対する同情票が多く集まる作劇の流れでしょうが、これからのクリスマスに一応の決着に至るかな、と。 年明け後にラスボスが見えて来るのでしょうが、レイジが光に帰って来るのか、失った時間は取り戻すことができないし、絶望の闇から引き戻すことは不可能なのか、気にしつつ。 PS.メインドラマは重いですが、トレーニングでのヤマちゃんとツクモの顔見せ。モリトに対するヤマちゃんの接し方が、気さくな陽キャラ兄ちゃんって感じで、ムードメーカーとして予想どおりに良かったな、と。 頼り甲斐だとガンマ先輩で、懐に飛び込むのが上手いのがヤマちゃん。で、押しの強いヤマちゃんをやんわりとフォローするのがツクモって感じ? ツクモが若干、キャラが薄い感じだけど、隙間に上手く入り込む器用さは持ってるみたい。こういうサブキャラ人間関係が、少ない尺ながら想像できるのはいいなあ、と。 あとは同じ名古屋組で、テンとモリトの関係が気になるけど、そこまで描く尺はないかなあ。テンとシオンの後輩ドラマも気にはなるんですけどね。 → 関連スレッドを表示 [No.652] 2024/11/27(Wed) 10:54:45 (128時間50分前) |
「シンカリオン」三十話。 前回からの引きで荒れるモリトを引き戻したのはタイセイの友情とイドが残したメッセージだったと。 タイセイはリーダーシップと言う意味では優柔不断なところが多いんで不向きではありますが、姉の教えもあってか誰かが悩んでる時に最後まで付き合える部分を持ってるのは今風なまとめ役ということになるんですかね。 イドのメッセージも謎の存在に以前から接触を受けていたと言う衝撃はあるにせよ、イドが自らの意思で部屋を出て外の世界を観に行ったという告白を受けたことでモリトが変わるキッカケになったりと人間とAIの関わりの一端を描いたのはいい描写でした。 ハーデスシンカリオンに対抗するため、ドクターイエローがグレートドクターイエローに。SRGと同等の性能を単体で出せるという事でやっぱり人気のある車両だけあって優遇されてるなあ。 噂されるファントムとの合体で更に強化されることを考えると、味方にも相応の戦力が欲しいところですが、と言う所で次回は過去回? 「モスピーダ」二十一話、「殺しのアルペジオ」。 雨の日に軍人を狙う殺し屋レニー・ボーイ、インビットにより人間を知るための実験台として右半身を機械にされ、軍人を百人殺せば体を返すと言われた男が丁度百人目にスティック達を狙う中で、フーケと心を通わせるドラマ。 レニー・ボーイの声は速水奨、時期的には「エルガイム」が始まってギャブレット・ギャブレーを演じてた頃ですか。 フーケとは喧嘩ばかりなのにレニーに心を惹かれてるような感じが見えたことで穏やかではいられないレイが微笑ましい。 次回、ニューヨーク・ブロードウェイが舞台。 「カウボーイビバップ」八話、「ワルツ・フォー・ヴィーナス」。 妹の目を治すために組織から特効薬を盗み出したチンピラとスパイクの物語。 金星のテラフォーミングのために繁殖させられた遺伝子改造植物の胞子によるアレルギー反応による失明というSF的な疾患と、特効薬もまた遺伝子改造植物という皮肉。 兄が中尾隆聖で妹が坂本真綾という部分も見所か。 次回、エド登場回でやっとメンバーが揃う事に。 → 関連スレッドを表示 [No.651] 2024/11/23(Sat) 18:47:36 (216時間57分前) |
イドの復活はなしで、モリトが「自らの意思で安全な部屋を出て、自分のやりたいことを求めたイド」の想いに接して、自分が部屋を出てやりたいことを考えた結果、タイセイとの友情に目覚めて、グレートドクターイエローに単独で合体するに至った回、と。 アンノウンの正体が、メタバースから実体化させられたAIではあるけど、別に悪意で破壊しているわけではない可能性をしてみる。 イドみたいに、リアルで行きたいところに行きたいだけで、移動しているけど、持ち慣れない巨大な実体と、リアル世界に不慣れなことも相まって、悪意なく建造物破壊をやらかしてしまってる? まあ、それを誘導しているかのようなファントムないしハーデスシンカリオンの動きがあるわけだけど、 とにかく、メタバースとアンノウン誕生の経緯がどう明かされるか、また、メタバースが人間にどのような影響を与えるか(少なくともレイジは外見まで変わってしまったわけだし、メタバースによって何かのAIと物理的に融合してしまった?)など、気になるところです。 まあ、ここでメタバースのもたらす弊害なんてテーマになってしまうと、この物語の世界観が根本的に崩れそうなので、そこまで重い話にはならないと思うけど、そろそろ、チェンジ・ザ・ワールドの副題が「メタバースとの融合によって変質するリアル世界」なんて方向になる可能性も示唆されるかな、と。 ちょっとサイバーパンク的なエッジの利いたストーリーを期待してはみる。 でも、AIの気持ちが分かるような能力を、ビーナが持っていれば、とも思ったりするのですが、どうもマスコットロボ以上の意義を持たずにここまで来ましたからね。 アンノウンの気持ちの代弁者がレイジになっていくのか、この辺のストーリーの先行きを気にしつつ、そろそろSRG合体や、グランクロスの再使用回が来ないかなあ、と思っております。 まあ、噂のハーデスがファントムシンカリオンと合体するパワーアップや、ガンマ先輩中心のSRG合体第2弾もいつ来るのかなあ、とか今後のイベントも気にしつつ。 → 関連スレッドを表示 [No.650] 2024/11/19(Tue) 22:49:26 (308時間55分前) |
「シンカリオン」二十九話。「ウィザード」ネタはまあはい。 三人組でモリトに対して謝罪に出向く所からスタート。 前回ああだったのでリョータに関しては心配でしたが、周りから言われたのか前回がテンパってただけなのか普通に謝罪が出来てて拍子抜け。 むしろイドが自発性を見せた時のモリトの反応の方が「自分の価値観以外認めない」的な危なさがあって、危惧してたらそれがラストの引きでもあったという。 実際に鉄道巡りをする中でリアルとメタバースの両立という部分に寄っていったかなと思ったところでアンノウン出現。 自発的にドクターイエローに搭乗して勝利したところで問題のラストへ。いやー、観ててスタッフに人の心は無いのかと(笑)。 全体の構成が(特にリアルとメタバースの関係)いい感じに中学生の日常ぽく進行してたのも、ラストに対する落差のためという鬼畜仕様で日曜の朝からこれというのも子供たちにはキツイなあと。 果たしてモリトの再起はあるのかというところで次回へ。 「モスピーダ」二十話、「夜空のバースディソング」。 インビットの要塞を避けて辿り着いた別荘地でのミントの誕生パーティ。 「そんな状況じゃないだろ」とさんざん言わせていて実はこっそり準備をというのはお約束。回想シーンでミントの過去が、こんな時代なのに生活に困ってない程度に恵まれた環境だったけど、両親は仕事にかまけて愛情に飢えてたことで家出したという。 バットラー強襲、声はヤザンを演じる前の大塚芳忠さんで新鮮。 戦闘自体は事前に仕掛けたトラップが完璧にハマったことで完勝に近い形。レギオスの追撃もお祝いの花火を打ち上げるためのものに。 次回、殺し屋とフーケの話。 「カウボーイビバップ」七話、「ヘヴィ・メタル・クィーン」。 女宇宙トラッカーと爆発物を輸送する賞金首が絡む話。 宇宙を駆けるトラック野郎たちという設定はもう少し見たかった気もします。 スパイクが息を止めて宇宙空間に出るシーン、「逆シャア」以来色々言われてるけど正解は果たしてどうなのか。 ジェットが今回アインの面倒見てたけど、犬にもやしは無いよなあ。 次回、窃盗団の兄とその妹の物語。 → 関連スレッドを表示 [No.649] 2024/11/16(Sat) 18:27:58 (385時間17分前) |
モリトとイドの仲がこじれて、関係修復のために前向きになったモリトがドクターイエローの運転士になったら、知らないうちにアンノウンと化していたイドを自らの手で壊してしまい、絶望の悲鳴でファントムになりそうな回。 最後のは、ちょっと違う(日高さんなら分かるはずの仮面ライダーウィザードネタ)話ですが、ファントムシンカリオンともつながって、モリトの心理状態としては、そんな感じですな。 モリトイジメが加速している感ですが、引きこもりが一大決心をしてリアルに向き合ったら、心を折るような状況に出くわして、ますます引きこもりが悪化するような状況で、脚本家は鬼かよ、と思わなくもない幕引き。 で、物語的には、そろそろアンノウンの正体を示す頃合いなのか、イドという犠牲を示して手掛かりにすることで、例えば「メタバースで廃棄処分された古いAIプログラムがバグ化して、怨念っぽく化けたもの」といった感じかな、と。 アンノウンはウイルスみたいに感染するのかとか、天然自然に発生したものか、黒幕が人為的に発生させたものか、いろいろ予想はできそうですが、現在はメタバースに意識が囚われたレイジがアンノウンに感化されて、その考えを植えつけられのか、同調したのか、アンノウンの使徒みたいになってますね。 彼が正気に戻れば、いろいろ打ち明けてくれるのか、イナ姉さんの洗脳人格がまた出てきて手掛かりになるのか、それとも何か隠してるっぽい本部長が情報解禁してくれるのか、はたまた前本部長(故人)の遺した日記や隠された記録から謎解きが進むのか、いろいろな展開が考えられる。 ともあれ、当面はイドの解析をして、アンノウンになった原因を調べるとともに、修復の可能性がどうなのかを示してもらいたいもの。 モリトのメンタルが心配ですが(もはや人間関係の不和云々を気にしてる場合じゃない)、ここから立ち直るためには、イドのバックアップとかコピーを用意して(ゼロワンのイズみたいに)、ドクターイエローのビークル相当の操作補助AIにでも生まれ変わってもらうしかないのでは? ドクターイエローにはグレート合体が用意されていて、SRG合体に匹敵する性能を持っていると公開されていますが、モリト1人でSRG合体とは破格の待遇だな、と感じておりました。 しかし、イドとの絆による合体なら、マイトガインっぽいし、イドがシャショットみたいになれば無印シンカリオンからの流れが(ビーナを差し置いて)成立する。 というか、ビーナがそろそろ仕事しろ、ただのマスコット妖精キャラだけでなく、戦闘アシストができるように進化しろ、と思っていましたので、むしろ新生イドがそういう役割として登場したら、モリトのドラマとしても完成するかなあ、と。 AI破壊の話としては、ジェイデッカーをも想起する面もありますので、デッカード殉職からの一連の流れをたどるように燃えるハッピーなAI交流劇を見せてもらいたいもの。 → 関連スレッドを表示 [No.648] 2024/11/13(Wed) 07:06:47 (468時間38分前) |
「シンカリオン」二十八話、十一月に入って新章スタートという事でOPには今のところ変更は無いけどEDは変更。曲的には落ち着いた感じに。ガンマが居なくなってモリトが新しく追加。こういう関係になれるのか。 冒頭、レイジの事を知ったリョータが不安定になったり、本部長に怪しい部分が追加されたりと今後に繋がる部分もありつつ、遂にドクターイエローがお披露目。歴代でも最強機体の一翼でしたがこの世界でもそうなのか気になるところ。 メタバースで運転士全員集合、ヤマちゃんのキャラが強すぎて同時期に仲間になったツクモの影が薄かった気が。 運転士発表は予想通りモリトだったけど、メタバース優先の考えから断ると。その後の納得できないリョータのやらかしも含めて、ある意味中学生という年代故のことなのかなと。 旧作の様に小学生であればガーッといったり狭い視野で行動したりしてもある程度は仕方ないなと思えるし、逆に高校生になると各キャラとももう少し俯瞰して言動を取れるだろうけど、中学生くらいが一番この辺の人間関係でトラブル起こしがちですからね。 モリトはメタバース大事過ぎて視野が狭くなってるし、リョータはシンカリオンに乗れなくても乗れない時期が長かったから「乗れるのになんで?」ってなる気持ちは分からなくないけどだからと言ってあれはダメだろうと。周りで見てるタイセイとアカネも一歩引くタイプなのが火に油を注いだ感じに。この場にガンマやヤマちゃんが居たらもう少し穏便にいってたかもしれませんが。 次回、関係は修復出来るのか。 「モスピーダ」十九話、「氷河都市のフォルテ」。 雪山をレギオスを牽引しながら移動中に氷河の下に放棄された都市を発見。地熱エネルギーが生きていて物資も残る町で一時の休息をとる中で、スティックとアイシャの関係が進展という展開。 これまでにスティックが気にしてる描写がありながらも急に二人の仲がクローズアップされた印象。前回芝居とは言えイエローとアイシャのキスシーンがあっただけに余計にそう言う印象。 台詞はまだ無かったけど強襲を掛けてきたバットラーとモスピーダでの市街戦、スティックがまたライフル無しに戻ってるな。 次回、ミントの誕生日。 「カウボーイビバップ」六話、「悪魔を憐れむ歌」。 賞金首を追うスパイク達の前に現れた少年、彼はかつて月面で発生した位相差空間ゲートの事故に巻き込まれた事で永遠の命を(望まずに)得た存在だった。 世界観に大きくかかわるゲートの事故について初めて言及されると同時に、それによる永遠の命と排除する対抗手段も同じくゲート由来というSF的ガジェットも登場。 最後のドックフードをフェイに取られたアイン、考えてみれば誰も世話しそうにないこの環境でよく飢え死にしてないな。 次回、ヘヴィメタルに宇宙トラッカーの回。 → 関連スレッドを表示 [No.647] 2024/11/09(Sat) 18:54:40 (552時間50分前) |
レイジの件を現役運転士に知らせると、レイジに助けられたことのあるリョータの情緒が案の定、不安定になりましたな。 続いて、ツクモとヤマちゃんのメタバース合流。ヤマちゃんのテンションの高さが、新たなムードメーカーとして面白い。 ガンガン先輩とか、ツクツクボーシとか、後ほどSRG合体する予定のメンバーとの絡みも良好。 お稲荷おばさん、という爆弾発言で、ドツカれる芸も古典的なベタベタギャグだ。ある意味、言い得て妙だけど、せめてお稲荷姐さんにしておくべきでは? と。 で、問題のモリト。 メタバースの作業に専念したいから、リアルの世界を守るシンカリオンの活動には参加できないとの発言。 ここで、メタバースのためのインフラは、リアルを守ることで維持されるのだから、リアルを守れなければメタバースも守れない、とどっちも大事……という結論に持って行ければWinWinの納得が得られるだろうに、 レイジのことでテンパったリョータが、リアルVSメタバースの二者択一、どっちが優位か論争に話を持ち込んだから、こじれた感。 リョータの趣味はゲームだから、メタバースに理解あるかと思いきや、プレイヤーであって、クリエイター気質ではないことと、趣味は趣味的な割り切り方をしているようで、例えばゲームを作っている人への憧れみたいなものは、あまりない様子。 もちろん、リョータの「人の気持ちを読めずに、ズカズカ踏み込んで来る性格」(普段はマイが力で押さえ込んでいる)が、自分の世界を荒らされたくないモリトとは決して相性がよろしくないという点もあるようで。 アカネはすかさず距離を置くことができるし、タイセイは割と柔軟な(優柔不断ともいう)距離で振る舞えるのに対し、モリトは思いきり壁を作るというか、異物は受け入れない性格になっている。エヴァ的には、強固なATフィールドで防護している、と。 なお、リョータと似たような立ち位置のヤマちゃんですが、その辺は年の功というか、芸人風というか、まずはガーンと踏み込んで、相手の反応を見極める柔軟さというか学習能力があるようです。 ここまでは踏み込んでも大丈夫とか、こういう踏み込み方は痛い目に合うから次から控えようとか、押しの強いリーダーシップで空気を作ることができる。何だかんだ言って、チームの柱をやってる経験があって、人間関係で失敗したり、反省して謝罪もできて、逃げないのがヤマちゃん。 一方、リョータはリーダーシップを幼馴染のマイに取られているので、彼女のサポートがなければ、自分の失敗に気付かないというか、失敗のフォローがマイ任せになり過ぎている。 で、アカネはリョータの問題点を冷静にツッコミ入れるけど、積極的に止めようとしないし、タイセイも人間関係では押しが弱いので、リョータに対するブレーキがマイを除くとないわけで。 リョータが自分自身で言い過ぎたとか、やり過ぎたと反省することはなくて、タイセイと以前にケンカした時も、マイの(暴力込みの)説得でようやく自分の落ち度とか、タイセイの想いとかを分かった形。 ある意味、リョータは感情と正義感だけで突き進み、自己客観視ができないキャラになっているな、と。 さあ、そんなリョータが、デリケートな引きこもりモリトの想いを知ることができるのか、あるいはモリト自身が自分の壁を破るきっかけをつかめるのか。 モリトが動ける動機としては、イドがアンノウンの襲来で、データ部分に損傷が生じて、イドを助けるためにシンカリオンで戦わざるを得ないとか、そんな感じかな。 現状で、モリトとリョータが分かり合える可能性は非常に低いと思います。リョータの方が、どうも人情の機微に関して学習能力が低そうなので。 → 関連スレッドを表示 [No.646] 2024/11/05(Tue) 00:15:11 (667時間29分前) |
十月最後の「シンカリオン」はストーリーの節目という事もあってか、タイセイの中の人を進行役にアニメ制作のメイキングという形に。 時代の流れで完全にデジタル化されたスタジオ風景は、動画用紙が積まれた中で作業する古い風景を知ってる世代からすると隔世の感が。 アフレコ風景もかつてはフィルムだったので動画をスクリーンに映すために薄暗かった印象ですが、いまは液晶モニター複数かと(これは感染症対策もあるだろうけど)。この手の番組で声優さんへのインタビューとかが無いのは珍しいかも。 次回からは新章、モリト回でOP・EDの変更も期待。 「モスピーダ」十八話、「老兵達のポルカ」。 第一次降下作戦の生き残りである老兵達のドラマ。戦意を失い記憶を失ったり言葉を喋れなくなったりする者が出て、盗賊まがいの事をしたり輸送船の中にある武器や物資を売ることで生きていた彼らが、第三次降下作戦が開始される情報を得て最後にインビットの基地に特攻するストーリー。 老兵達のキャストがやたら渋いなあと。 次回、氷の町でスティックとアイシャの関係が? 「カウボーイビバップ」五話、「堕天使のバラッド」。 チャイニーズマフィア・レッドドラゴン幹部であるビシャスとの因縁が始まる回。SF的なガジェットはほとんど出てこず、全体的なドラマや銃撃戦など香港ノワールの代表作「男たちの挽歌」シリーズのオマージュぽい作り。(まあ「男たちの挽歌」はさらにかつての邦画の任侠映画の影響を受けてるけど。) 今見るとビシャス役の若本規夫が普通の演技をしていて、今の演技との違いに驚く(笑)。 次回、不老不死を巡る話。 → 関連スレッドを表示 [No.645] 2024/11/02(Sat) 18:24:14 (721時間20分前) |
物語的には、特に進んでいませんが、次回予告が「モリトの想い」ってことで、彼が運転士になるエピソード(前編かな)っぽいですね。 後は、ツクモとヤマトがメタバースを通じて、合流する流れか。 メイキングの方は、CGアニメの製作過程を見るのが初めてなので、その辺はいい勉強になった感ですな。 他は、アニメの製作段取りとか、動かない未完成映像にアフレコを入れている製作過程とか、何かで知っている風景なので、個人的な情報価値は薄いのですが、こういうメイキングに興味のある未来のアニメーターが出て来るのかなあ、なんて感じたりも。 作業工程とかイメージできるのと、全く知らないのでは、将来の仕事への興味にも差が出て来るでしょうし。 原画をいかにブラッシュアップするかの過程とか、興味ある子は絶対にいるんじゃないかなあ、とか。 ともあれ、次回はOPかEDの変化に期待しつつ。 → 関連スレッドを表示 [No.644] 2024/10/29(Tue) 22:53:37 (812時間51分前) |
「シンカリオン」二十七話。 過去編後半、いかにしてレイジが敵対するようになったかの流れ。 司令である鍋島チクゴの死が始まりだったという事で、彼が何を知ったのかがレイジの件にも関わってきそうではあります。 本編でも言われてたリョータがかつてシンカリオンに助けられた話もここで。リョータが知ればどんな反応を示すのかと言うのも含めて、この辺も今後の展開関わってくるのか。シンカリオン0が今どうなってるのかも気になるところ。 メタバースでの訓練プログラムを開発したらそれによってレイジがと言う過去、この世界の敵ってもしかしてメタバース内に潜んでる? 現在に戻っての戦闘はあっさりと決着、今回のアンノウンがピエロぽかったのはハロウィン絡みかね。 次回、特別編はまさかの中の人進行によるアニメ制作現場訪問。 「モスピーダ」十七話、「白夜のセレナーデ」。 南の海を越えて一変、雪山でソルジィ率いる部隊と遭遇。不意打ちだったためにレギオスやモスピーダが雪崩で流されたことで、生身で生き残りのための戦闘に。 携行していたビームガンやライフルだけが武器で、トラップを駆使してのゲリラ戦が展開。 仕方ない事とは言え、イエローやフーケの服装で雪山が舞台の話は無理があるよなあと(笑)。 次回、老兵達の話。 「カウボーイビバップ」四話、「ゲイトウェイ・シャッフル」。 前回も書いた通り、スパロボのシナリオでも再現された環境テロ団体の回。改めて観ても狂信振りがヤバい連中ではある。 移送差空間ゲートが閉じられるとどうなるかと言う描写はSF的。 なんだかんだでフェイもビバップ号に居つくことになって徐々にメンバーも揃ってきた所で、次回レッドドラゴンとスパイクの因縁が始まる。 → 関連スレッドを表示 [No.643] 2024/10/26(Sat) 18:21:54 (889時間23分前) |
次回がまた特別編で、何だかリアルのメイキング番組になる感。 前は8月のお盆明けだったので、今回は2ヶ月ぶりか。 とりあえず、OPやEDのバージョン切り替えの準備期間と考えつつ、話が盛り上がってきたタイミングでの特別編は、若干興醒めにもなるので勘弁して欲しかったというのが本音。 まあ、ウルトラマンアークと特別編のタイミングがかぶったので、余計に焦らされている気分ですが。 ともあれ、レイジの過去編その2。 崩壊の理由がまだ曖昧な感じですけど、この続きはまた本編中の回想シーンで語られるのでしょうな。 レイジがネットに接続されたまま意識不明の状態に陥った理由は、ERDAのせいなのか、それともアンノウンが仕込んだバグとかウイルスのせいなのかも、現段階では分からず。 イナが洗脳された事例から推測するに、レイジも洗脳された可能性を強く感じております。 そして、今回のレイジの襲撃は、ガンマ先輩と駆けつけてきた大宮支部の3人の活躍で、あっさり雑魚退治して解決。 てっきり、ハーデスシンカリオンとの対決クライマックスで、ピンチのまま続くことを想定していたのですが、特別編のために今回は呆気なく、キリよく話を終わらせて、派手なストーリー展開は2週間後の楽しみに、という形。 まあ、メイキングからの新展開予告編を流してくれるなら、ワクワクを高めてくれるのだろう、と期待しつつ。 → 関連スレッドを表示 [No.642] 2024/10/22(Tue) 23:03:34 (980時間41分前) |
「シンカリオン」二十六話。 レイジとイナの初めての出会いとどうやってERDAに関わる事になったかを描く過去回。 両親を失って施設で育ったレイジと中学の時から天才ぶりを発揮していたイナ、そしてかつては運転士だった高輪室長とそれぞれの過去が。 レイジは主人公ポジまんまの設定で王道なのに対して、イナの方が天才キャラにありがちな(少なくともこの時点では)目的のためには手段を選ばずなタイプである意味凸凹コンビ的な印象かな。 …いくら天才相手だからって易々と突破されるERDAのセキュリティには不安があるけど(笑)。 シンカリオン0、以前も書いたけど「大鉄人17」の新幹線ロボまんまになるんじゃと危惧してたけど、(当たり前だけど)実際形になるとそこまで似てないなと。まあ胸のノーズ部分が印象強いからそう思うんだろうけど。 次回、かつてリョータが助けられた描写とともにレイジに何があったかが描かれるのかな。 「モスピーダ」十六話、「トラップ・レゲエ」。 北米への海越えの途中、レギオスの修理と負傷したフーケの治療のために着陸した島で、イエローが進化したインビットの女性体・ソルジィと出会う回。 男性体のバットラーとともに今後も関わってくる重要キャラだけど、初登場は割とあっさりしてるなと。バットラーの方は台詞も無いし。 離婚したことで自信を無くしてるミントを励ますジム、なんだかんだでこの二人お似合いな気も。 次回もソルジィ絡みの回。 「カウボーイビバップ」三話、「ホンキィ・トンク・ウィメン」。 フェイ登場回、イカサマの腕と借金を盾に取られてカジノでの裏取引に関わるけど、そこにスパイク達が…の流れ。 取引のブツがあらゆる暗号を解読するプログラム(の解凍のためのデータ)というのは、ネットの時代を先取りしてた感が。 「女は信用しない」と言いつつ、フェイに対する拘束が甘いのはスパイクもジェットも非情になりきれてないというか。 次回、「スパロボ」でもシナリオに採用された環境保護団体の回。 → 関連スレッドを表示 [No.641] 2024/10/19(Sat) 18:57:34 (1056時間47分前) |
工部レイジの過去編その1。 今回はレイジがいかにして、シンカリオンゼロに乗るに至ったかの前編。 まず、レイジは事故で両親を失うわけですが、父親は即死、母親は病院のベッドの上で「誰かを守れる格好いい人になれ」との遺言を遺して逝った、と。 その言葉はイナの影響かと思っていたのですが、違った。レイジはレイジで、自分の信念にしていた、と。 そして孤児院で年下の子たちの面倒を見る世話好きお兄さんの姿を描いた後、新開学園の中等部に入学。 そこでクラスメイトの大成イナと出会う。 そうか、イナ姉さんはレイジと同じ年だったのか。てっきりレイジの方が年下だと思い込んでいました。 2人の担任が高輪先生で、レイジ以前にシンカリオンゼロの運転士をしていたけど、大人になって適性値が下がって来たので、後任が必要という状況。 そこに白羽の矢が立ったのが、レイジだったわけですね。 レイジがERDAのスカウトを受けて、紆余曲折の末に、アンノウンが孤児院の子の入院している病院近くに現れたから、人を守るためにシンカリオンで戦うことを決意。 実に王道第1話という感じのスタートです。 一方、イナは真面目なレイジに比べて、中学時代から破天荒な性格の天才少女だったみたいですな。 好奇心旺盛で怖いもの知らずというか、興味のままに突き進むところがあって、暴走したらマッドサイエンティストになりそう。 天才SEで、無印シンカリオンのヒロインのアズサに近いタイプかな、と。 レイジの初陣に際して、自身もERDAの施設に勝手に侵入して、強引にチームに加わったところで続く。 レイジとイナの関係に近いのが、リョータとマイなんだな、と理解。 自分を助けてくれた旧シンカリオンの運転士に憧れるリョータと、才女のイナに憧れるマイ。だけど、リョータの適性値が上がらないところに、イナの弟のタイセイが現れて……というのが本編の第1話。 しかし、第1話が始まった時点では、レイジとイナの2人がともに行方不明で、高輪先生の苦悩も大きかったろうな、と推測できます。その辺の経緯は次回の後編で描かれるようですが、過去編を通じてキャラの解像度が上がったのはいいですな。 さらに、今回は幼いタイセイが、イナに連れられて顔見せ登場。 次回は、幼いリョータもレイジ視点で助けるシーンが登場するみたいですし、パズルの欠けたピースが埋まるような物語リンクが心地良いですね。 上手くつながった感というか。 ところで、話数的には次回から3クールで、そろそろエンディングも変わりそうですな。 次回か、あるいはその次か。 現在、エンディングにはガンマ先輩までしかいませんので、ツクモやヤマト、それにモリトの登場する新エンディングを期待しつつ。 → 関連スレッドを表示 [No.640] 2024/10/15(Tue) 00:04:34 (1171時間40分前) |
前回の書き込みに関して >ヤマちゃんは奈良の人 あー、そうでしたね。普通に誤解してました。 「シンカリオン」二十五話。 引き続き京都編、ヤマちゃんの夢であるロボコンとシンカリオンに乗って戦う事が両立できるのか?というテーマ。 確かにひと昔…ってか二昔位かな、かつてのロボものとかだと使命が最優先!みたいなところはあったけど、今は本人のリソース配分が上手く行くなら別に両立しても問題ないよね?と言った時代だから、まあこういう展開でも別に批判されたりもしないよねと。 むしろ友人二名の方が変に気を回しすぎた感がある気も。 アカネの名前ネタはもはや鉄板なのか。 アンノウンが回転重機と言っていいタイプでチームワークで、ボルトを外す展開は同日の「ブンブンジャー」と被っててシンクロ。 一方でモリトのリアルに対する拒否感も積み重ねられてきてるけど、そこがどうなるかはまだ未知数と。メタバースがギミックとして出てくる割に、あまり描写されないけどどう関わってくるのか。 遂にレイジがERDAに直接接触したことで、次回彼の過去に何があったか。 「モスピーダ」十五話、「仲間割れのバラード」。 北米入りを目前にしてインビットに追いつめられて地下街に閉じ込められる極限状態で、ジムが混乱からスティックに殴りかかり「本当は戦いたくなかった」と言い出し、空気に充てられてかフーケも離脱の意思をレイに打ち明けてと、チーム分裂の危機に。 メカ的にはスティックのモスピーダ装着のバンクカットが新しくなったのが大きいか。 「何故最初から言わなかった」とジムが責められるけど、まあその場の空気で言い出せない事ってあるよね。 フーケに「アイシャが入ったことで皆の注意が彼女に向くようになった事がモヤモヤしてるのでは」と指摘したレイは、人間観察が出来てるなあ。 ミントが合流、「離婚してきた、何があったかは聞かないで」っておいおい。なんだかんだでチーム分裂の危機は回避されて北米へ。 次回、イエロー回。 「カウボーイビバップ」二話、「野良犬のストラット」。 データ犬アイン登場回、コーギーってこの頃はメジャーな犬種だったっけ? 腕時計を使うシーンは、今の時代だとスマホに取って代わられたから若い人には違和感あるかもね。 次回、フェイ登場。 → 関連スレッドを表示 [No.639] 2024/10/12(Sat) 18:51:47 (1224時間53分前) |