前作までは、小学生の夢と父子関係が主なテーマでしたが、今作は兄弟姉妹関係が一つのテーマで、運転士の中の劣等感、コンプレックスの解消に序盤のテーマが見受けられます。 姉の思い出と、格好いい自分(何かを守れる男とか、失敗からのリベンジとか)を目指して、今の自分を変えて行こうと考える主人公。 兄に対してコンプレックスを抱いていそうなイケメン君(主人公に対して上から目線なのは、自分が兄から見下されていることでの反動かな)と、 陽性のコミュニケーション達者なんだけど、アンノウンに家族を殺されて仇を討ちたいために訓練を頑張っていたら、新人に先を越されて複雑な想いの3人め。 初期3人は、こういう取り合わせで、主人公の身近に接する形。 OPでは、4人めと5人めも映っていましたが、まずは身近なコンプレックス解消のドラマに注目。 もちろん、今作のアンノウンの正体とか、行方不明の姉の謎とか、いろいろ注目点はあるのですが、 従来の鉄オタ成分とか、オカルト成分みたいなマニアックなネタは今のところ薄そうですな。 主人公がオタクぶりを披露して、周りの仲間が付いて行けないと引く展開は、今回はまだ見られず。 ただ、バーチャルなナビ子の感情豊富なキャラ(姉の改造プログラム)に引かれる描写が特徴かな。 でも、前作までのシャショットとか、ナビAIを見ていると、情報機器の技術レベルはこちらの方が低いのかな、と思う。仮想現実的な世界構築技術は新作の方が上なのに。技術レベルが、よりリアル寄りになったのかな。 無印シンカリオンで、一番進化してた謎技術はシャショットかも知れない、と今さらながら考える次第。 こっちのナビは、スマホから出て来て、自律活動できないわけで。 改めて、世界観の差、キャラ演出の差を考えて行きたく。 あと、前作と違って思春期なので、ヒロインキャラとの甘酸っぱいモヤモヤみたいな話にはならないのかな。 初代ヒロインは、ネット配信で情報収集キャラだったけど、今作はコミュニケーション奥手で抱え込む男性陣の世話焼き役になるのかな。主役姉に憧れている設定なので、通信オペレーティングのサポート役とかになって行きそうだけど。 → 関連スレッドを表示 [No.584] 2024/04/17(Wed) 23:10:49 (49時間7分前) |