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No.15に関するツリー

   思いついたネタ未満の何か - たきゆき - 2019/06/03(Mon) 04:00:52 [No.15]
Re: 思いついたネタ未満の何か - たきゆき - 2019/06/03(Mon) 04:28:21 [No.16]
赤毛双子との出会いを遡りたい話 - たきゆき - 2019/07/20(Sat) 19:44:41 [No.22]
人混み抜けて - たきゆき - 2019/10/17(Thu) 00:31:29 [No.24]



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思いついたネタ未満の何か (親記事) - たきゆき

うっかり受信したあんなネタこんなネタをひっそり収納するところ。
ということで。
ツリーで他の方からの書き込みもオッケーにしときましょうかね。

最近受信したのは、転生後、独りだけ最初に記憶を取り戻した後に再会したら、無条件で甘やかしまくって、アレが欲しい?いいよ、あげる、あの組織とぶつかった?いいよ、守ってあげる、をやり過ぎて、不気味がられる雪さんの世界


[No.15] 2019/06/03(Mon) 04:00:52
Re: 思いついたネタ未満の何か (No.15への返信 / 1階層) - たきゆき

あとちょっと考えてたのが、雪さんって対外的には後ろ盾がない状態なので、良い意味でも悪い意味でも有名だった狩猟団の長として、有名になるのを危惧して、みんな団長が誰かを言葉を濁して隠すし、レオくんとかだと、自分がそうであるように誤認させる発言をしてたりしてなっていうネタ。
「俺がもう少し、見てやってりゃあ良かった」だの、「あいつらをまとめるのは骨が折れた(団長も暴走するからストッパー大変だったの意)」だの言ってたりしてなっていう。
んで、そういう言動をして誤認を誘って、遠回りに元団員への矛先を引き受けようとしてるを知って、呆れ返った顔のゆきさんにでこぴんされる。
でこぴん……G級ハンマー使いのでこぴん…??? うん。でこばちん。


[No.16] 2019/06/03(Mon) 04:28:21
赤毛双子との出会いを遡りたい話 (No.16への返信 / 2階層) - たきゆき

滝雪さんのお話、幼少時にまで遡りたい。
某貴族のパーティーに赤毛兄弟が招待されてたけど、腹黒貴族の客に追い回され迷子になったのを、偶然見つけて人のいる場所まで案内する幼女とかどうすか。
ホスト貴族宅の書庫に父と誘われてたけど、本当はパーティの最中は外でちゃ駄目なのに出て、会ったとか
雪さんがギフテッドの疑いを持たれ始めた頃で、その能力がどの程度か調べるための訪問で、何に巻き込まれるかわからないから、誰にも会っちゃダメ。
だけど、窓の外見てたら、ちっちゃいこが二人で逃げてて、助けに行っちゃった雪さん。
会ったことは内緒ね、って言いながら、安全地帯までご案内。
でも裏道通ったせいで、雪さんが案内したのはすぐばれて、ホスト貴族からは誰にも会ってはいない。いいですね?と念を押される。
それに、会ってないです。だから会ってもいないのに、その誰かが怒られることはないですよね、とか言って、苦笑され、優しい聡明なご子息だとか言われてればいいなって。


[No.22] 2019/07/20(Sat) 19:44:41
人混み抜けて (No.22への返信 / 3階層) - たきゆき

「うわっ!」
 背中からどんっと勢いよくぶつかられて、たたらを踏んだ。
 と、思ったら、斜め前を歩いていた連れとの距離が開いてしまった。
 バルバレに大規模なキャラバンが複数合流したのは、昨日夜のこと。
 一晩たった今日、街は人でごった返していた。
 二人で買い出しにでたはいいが、通りを歩くことすら困難で。
「れ、レオ君! ちょっと待っ、わわっ!」
 慌てて声をあげようとするも、押し寄せる人混みに更に引き離されかけて。
「っユキ!」
 声に振り返り、状況を悟ったレオニノが素早く手を伸ばし、人混みに呑まれかけた滝雪の腕を掴み、ぐいっと力強く引き寄せる。
「っへ、わっ!」
 先ほどから驚いた声しか上げられていない滝雪に構うことなく、片腕で近くに引き寄せて肩を抱き、人混みから守るように身を翻すレオニノの鮮やかなエスコートに連れられ、通りを横切り人混みを抜ける。
 テントとテントの間の路地のようになっている場所まで誘導され、ほっと一息つくと、頭の上から苦々しい声。
「今日の買い出しは辞めといた方がいいな。流石に人が多い。それに、こんだけ人が多いと、カモろうとして、値段つり上げるやつもでるやろ」
 既に肩を抱いていた手は離れており、未だ人波で溢れんばかりの通りから庇うように背中を向けている。
 その背中をぽかんと見上げる。
 一般的な青年男性よりも筋肉質で長身の後ろ姿は、なんとも頼もしく。
「ユキ?」
「んーーーー」
 きゅっと眉を寄せた滝雪を前に首を傾げる。
「どした?」
「レオくん、頼もしいなぁって」
「何、褒めてくれてんの? 褒めてるので何でそんな顔なん?」
「ちょっと悔しい気もする」
「ふはっ、何でだ」
 口を尖らせて褒める滝雪を前に、思わずと言った感じで吹き出す。
「負けず嫌い」
「性分ですぅ」
「知っとる。でもまぁ、こういう時くらいカッコつけさせぇ」
 照れの混じった様子で笑いながら手を伸ばし、丸い頭を軽く一撫でする。
「仕方ないわねぇ」
 人混みで少しばかり乱れた滝雪の長い髪を、流れるように指を滑らせて整えるレオニノの掌を黙って受け入れながら、くすぐったさに自身も微笑んだ。
「テントの裏から抜けて帰ろっか」
「せやな」
 そうして歩き出し、人気のない道を通って自分たちの家でもある設営地に向かう。
 うんざりするような人混みを背に、歩き出す二人の口元には微笑みが浮かんでいるのだった。


[No.24] 2019/10/17(Thu) 00:31:29
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