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   小6前半の算数の進め方 - 小春日和 - 2020/01/31(Fri) 13:38:55 [No.13]
Re: 小6前半の算数の進め方 - FULL - 2020/01/31(Fri) 23:40:30 [No.17]
Re: 小6前半の算数の進め方 - 小春日和 - 2020/02/01(Sat) 11:01:42 [No.18]
Re: 小6前半の算数の進め方 - FULL - 2020/02/01(Sat) 11:45:39 [No.19]
Re: 小6前半の算数の進め方 - 小春日和 - 2020/02/01(Sat) 13:30:26 [No.20]
Re: 小6前半の算数の進め方 - FULL - 2020/02/03(Mon) 03:05:42 [No.23]



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小6前半の算数の進め方 (親記事) - 小春日和

初めまして。
四谷大塚提携塾に通う新小6女子の親です。
テストコースはSとCを行き来しており、算数偏差値(組分け)は、62〜67あたりを推移しています。

6年生からの算数の学習法ですが、予習シリーズの学習回以外の単元も別途学習した方がよいのではないかと考えています。

例えば、速さ、比や割合の文章題、整数などは前半の単元では出てこないので、これらの典型題を並行して取り組ませようかと考えていますが、いかがでしょうか。

また、他に重視すべき単元等がありましたらご教示いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。


[No.13] 2020/01/31(Fri) 13:38:55
Re: 小6前半の算数の進め方 (No.13への返信 / 1階層) - FULL

> 6年生からの算数の学習法ですが、予習シリーズの学習回以外の単元も別途学習した方がよいのではないかと考えています。
> 例えば、速さ、比や割合の文章題、整数などは前半の単元では出てこないので、これらの典型題を並行して取り組ませようかと考えていますが、いかがでしょうか。
> また、他に重視すべき単元等がありましたらご教示いただければ幸いです。



これは他の先生からの意見も聞きたいところですが、個人的見解を書きます
5年生まででしたら「塾の教材のみで良い」と答えてもいいところですが、6年生になりましたらサイドオーダーがあっても良いと思います

優秀なお子様だと思いますので、典型題を別メニューでわざわざやる必要は無いと思います
難関校を目指されていると思いますので、それに対応した学習を徐々に取り入れる感覚で良いと思います

桜蔭・渋幕・渋渋・早実を志望校としていましたら「場合の数」に慣れ親しんだ方が良いと思います(得意にするのは難しいですが)

上記4校でなければ「平面図形と比」のいろいろな問題に取り組んで、解法パターンを増やした方が良いと思います

一応、記されていました単元についての私見も載せておきます

「速さ」…やっても大きな効果は無いと思います
「比と割合の文章題」…やらなくてもできるようになる可能性あり(男子はその傾向が強いのですが、女子は人によります)
「整数」…数論と呼ばれるような数の「性質」に注目する問題は時期尚早、それ以外は、やっても大きな効果は無いと思います

6年夏までは個々の状況をあまり考慮せず、「場合の数」か「平面図形と比」を鍛え、夏以降は志望校の頻出単元、強化したい単元を定めて取り組んでいく学習スタイルが良いと思います


[No.17] 2020/01/31(Fri) 23:40:30
Re: 小6前半の算数の進め方 (No.17への返信 / 2階層) - 小春日和

早速のご回答、ありがとうございます。

> 6年夏までは個々の状況をあまり考慮せず、「場合の数」か「平面図形と比」を鍛え、夏以降は志望校の頻出単元、強化したい単元を定めて取り組んでいく学習スタイルが良いと思います

6年前半は、塾のカリキュラムに加え、「場合の数」と「平面図形と比」を強化していきたいと思います。


さて、追加で2点質問があります。

一つは「典型題」のイメージです。
私も何気なく「典型題」と書いてしまいましたが、何をもって典型題と考えるのかが難しいと感じています。

昨年、サピックスの入試報告会に出たとき、講師の方が想定している典型題の範囲が非常に広い印象を受けました。極端に言えば、一度入試に出て、今後出そうな問題はすべて典型題と言えそうな勢い、まで感じました。

そうすると「典型題」が年を追うごとに無尽蔵に増えていくわけで、現実的にはとても対応できません。(対応できるように取捨選択したのがまさにサピックスのテキスト、といえるのかもしれませんが。)

私の持つイメージでは、典型題は予習シリーズの4年・5年の上下巻(例題・基本問題・練習問題)あたりかなと考えておりますが、先生のお考えの「典型題」のイメージとかなり異なっていますでしょうか。

2点目は、「整数」問題です。

> 「整数」…数論と呼ばれるような数の「性質」に注目する問題は時期尚早、それ以外は、やっても大きな効果は無いと思います

予習シリーズは、整数系の単元を扱う学習回があまり多くないためか、応用に至るピッチがかなり粗く、我家も5年下巻の数列(階差数列、群数列)や数表あたりでかなり苦労した経験があります。

先生のおっしゃる数の性質に注目する問題とは、例えばどのようなタイプの問題でしょうか、そして、それは目安としていつ頃取り組むのが効果的なのでしょうか。

質問ばかりで恐縮ですが、お時間のある時にご回答いただければ幸甚です。

よろしくお願いいたします。


[No.18] 2020/02/01(Sat) 11:01:42
Re: 小6前半の算数の進め方 (No.18への返信 / 3階層) - FULL

> さて、追加で2点質問があります。
> 一つは「典型題」のイメージです。
> 私も何気なく「典型題」と書いてしまいましたが、何をもって典型題と考えるのかが難しいと感じています。
> 昨年、サピックスの入試報告会に出たとき、講師の方が想定している典型題の範囲が非常に広い印象を受けました。極端に言えば、一度入試に出て、今後出そうな問題はすべて典型題と言えそうな勢い、まで感じました。
> そうすると「典型題」が年を追うごとに無尽蔵に増えていくわけで、現実的にはとても対応できません。(対応できるように取捨選択したのがまさにサピックスのテキスト、といえるのかもしれませんが。)
> 私の持つイメージでは、典型題は予習シリーズの4年・5年の上下巻(例題・基本問題・練習問題)あたりかなと考えておりますが、先生のお考えの「典型題」のイメージとかなり異なっていますでしょうか。


私の定義している典型題はとてもシンプルな問題です
「○○を知っていたら、この問題ができるよね?」というとき、
代表的な「この問題」を典型題と呼びます
サピックスでも表現は違ったとしてもだいたい同じ捉え方をしています
予シリ6年上や6年下で出てくる問題にも典型題があります

典型題は年々増えますが、それでも年に多くても5問くらいだと思います
作問者の感性に驚くばかりです
どこの塾が早く取り入れるかといえば、大手塾では早稲アカだと思います


> 2点目は、「整数」問題です。
> 予習シリーズは、整数系の単元を扱う学習回があまり多くないためか、応用に至るピッチがかなり粗く、我家も5年下巻の数列(階差数列、群数列)や数表あたりでかなり苦労した経験があります。
> 先生のおっしゃる数の性質に注目する問題とは、例えばどのようなタイプの問題でしょうか、そして、それは目安としていつ頃取り組むのが効果的なのでしょうか。


「倍数・約数」「偶数・奇数」「あまりの処理」「素因数分解」が数の性質の柱だと思っています

倍数・約数は単純に求める問題では無く、例えば鉛筆の本数が3:5なら、合計は8の倍数になり、8の倍数を利用して解くという流れの問題です

偶数・奇数の問題で最も単純なものは
小さい順にA・B・C・Dの4つの数があり、2つの数を選び、和を求めると、11、14、16、19、21、24になることがあります。Aはいくつですか?
という問題です

B+CとA+Dが16か19か分からず、BとCの差が14−11=3と分かることから、B+Cは奇数の19と決まります
このような偶数・奇数の性質の利用の仕方になります

素因数分解も、単純に素因数分解する問題では無く、それを利用して構造を理解して解いていく問題です

例えば、約数の個数は素因数分解で求められますが、仕組みを理解することなく、公式で身につけている生徒さんを見ますと、もったいないといいますか、この先、応用になってその仕組みを利用する問題が出たときに対応できるか心配になります

時期尚早で数の性質を取り組むと、この約数の個数のように、仕組みを理解しないまま暗記として身につけがちです

難関校受験生に限りますが、6年生の秋は数の性質重視でいけるように、それまでに難問以外の平面図形・立体図形を完成させておくことがベストな進め方だと思っています
規則性や場合の数は、数の性質とは違い、早めに取り組んだ方が良い単元です(難問に早めに取り組むのは難しいですが)


[No.19] 2020/02/01(Sat) 11:45:39
Re: 小6前半の算数の進め方 (No.19への返信 / 4階層) - 小春日和

早々にご回答いただき、感謝いたします。

> 私の定義している典型題はとてもシンプルな問題です
> 「○○を知っていたら、この問題ができるよね?」というとき、
> 代表的な「この問題」を典型題と呼びます



大変明快なご回答で今までのモヤモヤがすっきりしました。
ありがとうございました。



> 「倍数・約数」「偶数・奇数」「あまりの処理」「素因数分解」が数の性質の柱だと思っています


こちらも大変明快な区分で、頭の中が整理できました。
整数系の問題はバリエーションが多く、効率的な学習をするにはどうしたらいいか悩んでおりましたが、ご提示いただいた柱に基づいて問題を整理していこうと思います。


> 難関校受験生に限りますが、6年生の秋は数の性質重視でいけるように、それまでに難問以外の平面図形・立体図形を完成させておくことがベストな進め方だと思っています
> 規則性や場合の数は、数の性質とは違い、早めに取り組んだ方が良い単元です(難問に早めに取り組むのは難しいですが)



大変貴重なアドバイス、感謝いたします。
塾ではこのような具体的かつ時期を考慮したアドバイスを受けたことがありません(こちらの聞き方が悪かったのかもしれませんが…)。

「平面図形」、「立体図形」、「場合の数」を意識して6年前半の学習を行っていきたいと思います。

ありがとうございました。


[No.20] 2020/02/01(Sat) 13:30:26
Re: 小6前半の算数の進め方 (No.20への返信 / 5階層) - FULL

塾よりも、しっかり回答することをモットーとしておりますので、
そうおっしゃっていただきますと、とても嬉しいです
今後ともどうぞよろしくお願いいたします


[No.23] 2020/02/03(Mon) 03:05:42
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