憎しみ合っている男女が愛し合うようになる話を書くと何ページくらい必要でしょう? どういう変化を書くと納得できるようになりますか。 実例もあればお願いします。 [No.106410] 2016/08/27(Sat) 10:29:02 |
実例はあんま思いつかないけど、昔のツンデレには少なからずそういう要素ありましたね。 えーっと、父親を殺した憎い相手を好きになってしまったとか。 ツンデレのツンの部分の説明に「憎しみ」があるという設定ですね。 ここ数年ほどのツンデレは性格的な設定で説明してるのがほとんどですが。 この手の話(片方のみ憎しみを抱いている)では、父親を殺したのは別人だったとか、殺さなければならない理由があったとか、そういう流れが王道です。 要するに、愛しあうための障害が「憎しみ」なので、それを解決あるいは納得させられれば話は早いということです。 男女の双方がお互いに憎しみを抱えている場合も考え方は同じで、先にどちらか一方の恨み辛みを解消し、そうすれば上の例と同じ形になるので、同様の流れになります。 第三者が主人公の恨みを解消(誤解を解くとか、真実を語るとか)、次に主人公が相手の恨みを解消する(恨みを受け止めるなり、説得するなり)。 >何ページくらい必要でしょう? 構想によるのでなんとも…… 最小構成なら、短編……じゃ収まらないかな。「お互いに」って部分が、つまりは描写の量を倍にしてるし。 主人公(男)を中心にしてヒロイン側の憎悪の描写量を少なくすれば、ギリギリ短編でいけるか。できれば短編で2本欲しいけど。 簡単なものでは、ヒロイン側に「本当は主人公が好きだけど、親の仇だから憎しまなければならないと思い込んでいる」と、設定段階で障害さえとっぱらえば良い状態にしておく。 こうすることで、本編では憎しみの描写(障害の提示)と、その障害を取っ払う展開に注力すればいい事になるので、大幅なページ削減になると思います。 逆にページ数に制限がなければ、上記「設定段階で」という下準備の要素を本編で少しづつ作っていくこともできるので、例えば協力しなければならない状況下になるとか、お互いが殺しあうよりも優先すべき敵が現れるとか、一方の大事なものを一方が守る展開とか、そうやって少しづつ惹かれていく要素を散りばめることで「愛しあう」展開にしていくわけで、当然、こうすればページ数は一気に膨れ上がり、単行本一冊程度の量じゃ足らないと思う。 [No.106411] 2016/08/27(Sat) 12:36:14 |