有名作品と自作品のカブリについて。パクリになってしまうのでしょうか? 閲覧いただきありがとうございます。 初めて投稿させていただきます。わからないことだらけですが、何卒よろしくお願い申し上げます。 私は趣味で小説を書いているのですが、設定がかなり有名な作品(プロの方、小説ではない)と被ってしまっています。 私自身、その方の作品は大好きで、注目を浴びる以前、初期の頃からのファンです。 小説を書き始めたころは確か、既にその作品を読んでいたか、もう少し後だったか…記憶は曖昧ですが、殆ど同時期だったかと思います。 フェイクを挟みますが、イメージとしては 1 他作品の主人公のファーストネームと主要登場人物(殆ど主役)の名前が被ってる。あまり他作品では聞かない名前です。語源はフランス語ですが… 2 その名前が被ってるキャラと身体的特徴が似ている。例えば義手、義足などわかりやすい。 3 また同じキャラ同士ですが、 ある存在と生き残るために契約しているのも被っている。天使や死神と契約、その相手も同じ感じといったイメージです。 4 身体的特徴、要は身体の一部を失った原因も契約のためという感じで同じ。 一応、その他の設定は被っていないかと思います。ストーリー展開はファンタジーという点では同じですが、そこを言い出すとなにも作れないので… ただ上記4点に関しては、私も初期の頃は意識して似せてしまったのかもしれません。少なくとも、インスピレーションは受けていたのだと思います。 極端な話、設定だけ見るとどっかで聞いたことあるなーと思ったらあ、これデスノートorハガレンだ!といった具合の焼き増しを作ってしまったような感覚です。 何故こんなに被らせてしまったのか、記憶を辿ってもさっぱりわかりません。私のことですので、趣味だし舞い上がっていたからなのでしょうが…。 最初はまあ趣味の範疇だから…と思って無視して書き進めていたのですが、いつか世に出せたらいいなという馬鹿げた夢を持つようになってしまいまして…そのときにここまで似ていると間違いなく土台の設定はパクリだと思うだろう、私が読者だったら多分思うな、と感じています。 その反面、そんなこと言ったら書店に並んでいるライトノベルの数々は勇者or魔王、オンラインゲーム、ハーレム、大体設定は同じじゃないか。いやいやあれはプロと呼べるのか、呼べるにしてもある種それが許される領域だしな…でもミステリー小説とかも著名なのは大体近い作風じゃ…等と、馬鹿で甘えた考えも過ぎっています。 夢が叶う確率なんて何億分の一もあればマシ、くらいなものなのでしょうが、気になってしまうと趣味ですら苦痛となってしまいます。 これ以上書いて、設定がもっと被ってしまったらと思うと恐ろしいです。 自分では解消できない範疇にまでなってしまいましたので、質問させていただきました。 皆様はどのように思われるか、どうか客観的で辛辣なご意見をお聞かせください。よろしくお願い致します。 [No.106418] 2016/08/28(Sun) 11:08:47 |
現物を読んでいないので一般論の回答になりますが、事実として盗作でないのであれば特に問題はありません。 ただ、既存の作品と類似要素が多いことがどう評価されるかは、作品の出来栄え次第です。 出来が悪ければ、パクリ、二番煎じ、劣化コピーと言われますが、 本家より面白ければ、xxものというジャンルとして認識されるわけです。 てゆうか、名前なんかは被りが気になるなら変えればいいと思いますが…。 [No.106422] 2016/08/28(Sun) 14:12:49 |
著作権は文章表現に与えられる権利だそうです。 設定や単語は文章ではないので、本文が似てなければセーフになる可能性は高いと思います。 以下のサイトの説明が分かりやすいかと思います。 コッパ作家が小説を書いて20年生きて行く作家経営術 作者 わかつきひかる 第2話 そもそも著作物って何ですか? https://kakuyomu.jp/works/1177354054881081844/episodes/1177354054881161234 1.タイトルと名前は著作物でありません。 2.コンセプトに著作権はありません。 3.文章表現がそっくり。あるいはそのまま。NGです。 4.あらすじに著作権はありません。 5.推理小説のトリックに著作権はありません(ですが、トリックのパクリは褒められたことではありません)。 6.設定に著作権はありません。 7.キャラ立てに著作権はありません。 8.モチーフには著作権はありません。 9.台詞に著作権はありません。 ただ、法的にはセーフであっても気になる人は気になるでしょうね。 そういう人は法律とかどうでもいいでしょうし。 [No.106423] 2016/08/28(Sun) 15:14:52 |
まあ、著作権問題になってもいくらでも言い逃れできますし、自分がこれを世間に公表してもいいか?って言う自分自身の問題ですし、似ていると思えば違うのを書けばいいと思います。 一つの文章(今書いている)に、それが未来書籍化。とか考えるのではなく。色んな文章を書く(ある程度基礎を踏まえ&最後まで完結するのが大事です。) 学生の時に書いていた小説が三人称と一人称がごっちゃごちゃで恥ずかしい文章とか未来気づきます。自分がその一人です。 まあ、趣味の範囲だったら別かもしれませんが…。 [No.106426] 2016/08/28(Sun) 22:07:47 |
こんばんは。 以下、ただの読者からの意見です。 もっと詳細に書こうとも思ったのですが、世間話にて失礼します。 私ごとで恐縮ですが商業方面のグラフィックを生業にしており、平行して客員のようなこともしています。 で、生徒さんがオッという作品を提出したら絶対に『なにか参考にした作品はありますか?』と確認するようにしています。 活字で一部分だけ書くと、やもすると盗作疑惑をかけているようですが、そうではなく提出物についての多くの会話の中のひとつです。 もちろん習作である限り、参考にした作品があったって全く問題ありません。 習作ってのはそういうもので、本歌取は手習いで推奨もされることです。 訪ねる理由は簡単です。 参考にした作品があった場合、こちらがそれを聞かないことで、何処か後ろめたい気持ちが残ることを怖れてです。 有り体にいえば『(校内閲覧のみとはいえ)参考作があったにも関わらず、オリジナルとして提出した。これは悪いことだったかも』という本人の疑念を払拭するためにです。 本人が口に出し、周囲がそれを認識すれば、それで習作です。 一方、後ろめたい気持ち。 これは非常にやっかいな代物です。 この『後ろめたい=悪いことをした』だって、いずれ慣れてくれば、当人にとってのみそれが基準点になり普通のことになる。 これが非常に怖いことです。 万引きに罪悪感を感じなくなってしまった中学生みたいですが、悪行の恐ろしい部分です。 さて、本題。 ミネルヴァさんが『オリジナルです。読んでください』と胸をはって読者に提供できるか否か。 これだけです。 もし欠片でも『インスピレーションを受けた元作品を知っている人が読んだら困る』という気持ちがあるなら、それは習作として机の引き出しにでもしまうべきでしょう。 ミネルヴァさんご自身、魂の問題です。 魂を貶めるのも、魂を清く保つのもミネルヴァさんご自身の問題です。 自分にウソ無く、ご本人が決めるしかありません。 他者の様をみて自身の魂を汚すことのないようにだけ、ご忠告をさせて頂きます。 ただの読者が勝手気ままな意見を申しましたが、率直な感想です。 御質問の”辛辣な”との言葉にのっかって、説教臭く、また厳しく感じられるだろう言葉も多く失礼いたしました。面白い物語を愛するが故とご笑止下されば幸い。 ではでは、面白い作品お待ちしております。 めげずに執筆頑張ってください。 応援しております。 追記。 世間話に始終しましたので、個人的な意見を箇条書きにて総括します。 1)本来パクリかどうかは、読んだ人がそれぞれに決めること。 2)ただしノイジー・マイノリティの存在も頭の隅に。 3)インスピレーションを得た元作品ファンの心情を忘れずに。彼ら彼女らがパクリだと感じたら、怒りや悲しみを抱くものです。その感情は小説のみならず、最終的には著者自身に向きます。 4)上記3)の人々は、今後あなたが胸をはって『オリジナル!』といえる小説を書いても読みません。貼られたレッテルは容易に剥がれません。 5)もしプロを目指す気持ちが芽生えているならば、味方につけるべき出版社からすれば最悪裏切り行為になりかねない。総スカンを喰らう可能性をどうかご考慮に。法律なんてのはクリアして当然、最低現のラインでしかなく、もっと重要なのは信用です。 6)第三者から『似ているよね?』と指摘を受けたとき、両親・友人・恋人、それに過去と未来の自分。誰に対してでも誇りを持ってオリジナルだと言えるなら、1)〜5)は別世界の出来事です。自信を持って笑い飛ばしてください。 追記2。 ぶっちゃけインスピレーションを受けてしまった元作品が近すぎるように感じます。(受けちゃったものは仕方ないですが、そこで自分にブレーキをかけることも大切です) 最近読んだのですが【東村アキコ著:雪花の虎】という漫画があります。 ザックリと『上杉謙信は女性』という物語なのですが、女人化の萌え漫画ではなく、真面目な漫画です。 これも読者層が違う定番時代もので【八切止夫著:上杉謙信は女だった】という本があります。(書物をおいて、説が一人歩きするほど有名になってますが、50年ほど前の本です。今日でも普通に買えます) 実際に両方読んでもパクリだと私は思いませんが、やはりジャンルを大きく外れているというのも一因だとは感じます。 アニメを主軸として、漫画やビジュアルノベル。 ここらはライトノベルと読者層が丸被りですので、よほど気をつけた方が良いかとは思います。 追記3 ボーダーラインを決めがたい問題だと思いますので少々。 冒頭で『本歌取』を出したことですので、これを例に。 元々は和歌の世界で使われる用語ですが、現代的にはオマージュが近いでしょうか。 和歌の世界でも、過去これを批判的にとらえる風潮もあり盗古歌(要は盗作ですね)と呼ばれました。 本歌取を技法のひとつとして確立できたのは、無作為なものではなく一定のルールが存在するからです。 1)近年の作品で本歌取りしてはいけない 2)使うのは二句ていど 3)本歌とは異なるテーマで作歌する あちらは歴史が異なりますので1)については、おおよそ80年以上となっています。 年数に意味を求めるのではなく『それだけの年数を忘れられることなく残った』ということでしょう。ラノベだと王道設定なんてのも、これに含まれると思います。 2)は比率的な事。言い換えれば『二句使えば、それはもう完全オリジナルではなく本歌取の扱い』です。 かなり3)が重要だと思います。 他にも色々とあったはずですが、とりあえず重要な三点を例にしました。 創作全般に当てはめることが出来る教えだと思います。 本歌取の趣旨とは少々目的が異なりますが、なにかのご参考となれば幸い。 [No.106430] 2016/08/29(Mon) 00:13:23 |
真剣に悩んで折られるようですが、たとえ登場人物がほぼ同じなのだとしても、まず名前のかぶりをなくして、それから全く別の物語を作っていけば、オマージュでもパクリでもないと思いますよ。 巷にも似たような作品は溢れていますが、別にパクリだといって叩かれることはないですから。ある存在と契約している、という部分が同じでも、その存在がどんなものなのかわかりませんが、死生観とか人生の目的とか、わかりやすいものでは口調などが違っていれば、全く別物といっても差し支えないと思います。 もしかしたら、ほとんど同じパクリを作ってしまったのかもしれませんが、とりあえず設定を見直してみて下さい。作り込んでいけば、自ずと元にしたキャラとの差異が浮き出てくると思います。同じようにストーリーも作り込んでいき、(私はそんなに思いつきませんが)違うものにするのがよいです。書き直す必要はないと思います。 例えば主人公は、なぜ自分の腕か何かを犠牲にしてまで、力を手にれたんでしょうか。何かをするためですか? ハガレンみたいな目的があるのでしょうか。もしそうだとしても、別にハガレンのパクリとはならないでしょう。それと同じで元々物語なんて、全く独自のものなど作りようがないのですから、繰り返しになりますが、作り込みをしっかりすれば、問題ないはずです。 [No.106435] 2016/08/29(Mon) 16:24:44 |
まずは肩の力を抜いて、こういうのは作品を完成させなければ前に進めません。辛くなったら休止してもちろんいいのですが、戻ってきたときは前回悩んだところからスタートになってしまうものです。 完成したら賞に送るでも、ネットに公開するでも、自分でやる気スイッチをONにしながら、まずは書ききるのがお勧めです。審査員はプロの方なので、仮にパクリだとしても問題ありません。全国から山のように送られてきます。 ほとんどが一行コメントで終わる世界ですし。電話がかかってきて、似すぎているからもう一作書いて送って欲しいと言われるかもしれません。実力があれば、パクリだろうが設定が被っていようが評価されて、向こうがいいようにしてくれます。 吸血鬼は過去にすごい名作がたくさんあるので、書くのは難しいと言われています。吸血鬼と登場させただけて、過去の名作と比べらてしまう。今回の話なら、設定が似すぎていれば、当然オリジナルと比べられてしまいます。 過去の名作やオリジナルを超えるのは、普通に書くよりも、ずっと難しいです。 パクリや似ているなどはよく読者の感想で書かれますが。本当に実力がある人ならパクリでも面白いと評価されます。 書いていて夢が叶うかもと思うことは悪いことではありません、みんなそうです。 自分の作品が一番面白いと思って書きます。気楽に前向きに、小説を書いていれば、よくあることです。 [No.106439] 2016/08/29(Mon) 19:54:57 |
似せたってコピペして書いたなら問題あります。多少似るのはしょうがないですけど…。 ハーレムと聞いて例えば、その某小説で仮にですが、メインヒロインを助けて出会うなどがあればそこから違うようにするのはどうでしょう?(シリアスな展開で出会うとか、ヒロインに反対に助けられて出会うとか…) そういう話が変わると、また違った小説になります。そこからオリジナリティある作品を作ればいいと思いますよ! [No.106440] 2016/08/29(Mon) 21:58:13 |
そもそも、自分が作品を書く以前から、この世に何千何万と小説が存在します。 似た小説も多々あるでしょう。 それでも、自分のその作品は世の中にとって書く価値がありますか? あるのなら、今までの小説に無いオリジナリティを持っているのですから、多少パクリの部分があっても問題ありません。 無いなら、オリジナリティがそもそも無いため、パクリかどうかに関係なく書く必要すらありません。 パクリじゃないかと思われるオリジナルの作品と並べてみて、存在意義があるかないかで判断してみてはどうでしょう。 [No.106441] 2016/08/30(Tue) 05:18:17 |