私が今構想を練っているのは、能力バトルの要素のあるローファンタジーですが、もう一つのコンセプトとしてアメコミ的な大人のキャラクターとラノベ的な子供のキャラクターの共存をさせようという物があります。 しかしこれが上手くいっているかというとそうでもありません、ストーリーライン上の重要さの比重が『大人』側の、特に味方側のヒーローのエースのようなキャラクター(モデルはスーパーマンことクラーク・ケント)に傾きがちな所があるのではないかと気付きました。 特にこのキャラクターが主人公の何倍も強いという部分がある上に、弱体化用の措置に『超能力が上手く使えなくなる病気』にしたら、そのウィルスを巡る攻防のエピソードも出来上がるなど、兎角彼は話の軸からなかなかに離れ得ない状況にあります。 原因についても心当たりはあり、アメコミ及びそれを原作にした映画が本来書くべきラノベより私に染み付いているだけに、イメージが多く動かしやすいキャラの方を優先してしまったかもしれません。 (その中にスパイダーマンやキックアスもあってこの体たらくはなんなんだという感じかもしれませんが) 質問の本題に入りますと、私としては共存をテーマにしてはいても、ライトノベルというジャンルである以上はもう少し若いキャラクターに話しを引っ張っらせたい所で、大人のキャラクターは前線で活躍はすれども脇を固める方向に徹して欲しいという思いです。 若いキャラクター達の存在感を強くするには、どうすればいいでしょうか。 [No.106461] 2016/09/03(Sat) 01:15:22 |
「共存」ってのは具体的にどのようなものか僕が理解できていないのかも知れませんが、 活躍する主役の青年を見つめる主人公(少年)の目線で話を書く、って割と王道なのかなと思うのです。 あと、「ラノベ的な子供のキャラクター」ってところに思い込みを感じるのですが、 ラノベだから主人公が若年でなければならない、というのは迷信です。 別に青年やオジサンが主人公でもラノベは書けると思います。 他の媒体(漫画とかゲームとか)でも、子供向けだから主人公が子供だなんて縛りはないですよね。 ラノベだから〜、と変な縛りを気にするよりは、まずはご自身の書きたいものを素直に書いてみてはいかがでしょうか。 [No.106463] 2016/09/03(Sat) 06:20:43 |
古いですが、劇場アニメ版の『銀河鉄道999』をご覧になったことがありますか? ゴダイゴの主題歌で有名なやつ。 これは星野鉄郎という少年が主人公ですが、キャプテン・ハーロックとかクイーン・エメラルダスとか松本零士の他作品の大人キャラが主人公を支援する役どころで登場します。はっきり言って、主人公なんて勝負にならないほど強くて、颯爽としていて、戦闘シーンでの活躍ぶりはハンパないです。 ですが、この作品、主人公は主人公で、かなりそれらしく作られていました。原作マンガ(とテレビ版のアニメ)よりもオーソドックスなアニメの少年主人公らしくアレンジされていて、その少年の成長物語になっていたんですね。ストーリーの本筋はそっちで、戦闘パートでいかに大人キャラが派手に活躍しようと、要所では星野鉄郎の行動によって物語が切り拓かれて行くという基本をはずしていませんでした。しっかりと主人公していましたよ。 参考になるかもしれません。 [No.106464] 2016/09/03(Sat) 06:57:02 |
> 若いキャラクター達の存在感を強くするには、どうすればいいでしょうか。 若いキャラにしかできないことをテーマに加えたらどうでしょうか。 例えば少年から大人への成長とか。 他にも人間関係など。 こちらは様々なバリエーションがありますから、その中から ご自身の作品にあった物を選べばいいと思います。 [No.106465] 2016/09/03(Sat) 09:29:23 |
ご意見ありがとうございます。 個人的に共存というのは、双方がバランスよく活躍し、存在感を持たせられる状態を目指したいと思っていました。 [No.106476] 2016/09/04(Sun) 01:27:12 |
ご意見ありがとうございます。 人間関係という面では、A(子供)がB(大人)の名前を受け継ぐ、C(子供)はBに昔助けられたり、親から子の関係も持たせながら、BはD(子供)の純粋さに救われる、なども。 [No.106477] 2016/09/04(Sun) 01:32:58 |
ご意見ありがとうございます。 参考になる作品の提示をしていただけてありがたく思います。 ハーロックのメッセージもいいですね、この作品で目指している物にも通じるだけにそう思えました。 [No.106478] 2016/09/04(Sun) 01:37:32 |