[ 掲示板に戻る ]

記事No.10524に関するスレッドです

絶対音感のコンテンツ / ルネ
おっちゃん、こんばんは〜。読んできました(^^)/

絶対音感というと、最相葉月著「絶対音感」の本で、一時期かなり話題になっていましたね。

これ、便利なものではありますが、楽器によっては相対音感の方がよかったり、あればいいってものではないですね。
絶対に限りなく近い相対音感もありますし、絶対といっても、人によって度合いはかなり違うようです。

あくまでも能力のひとつで、大事なのはそこから先。

ちなみに、これは先天性のものではなく、環境の影響の方が大きいような気がします。
かといって、いつもピッチの同じなピアノをず〜っと弾いているピアノ科だからといって、皆が皆持っているわけでもなさそうです。

ルネ@桜が満開ですね♪

No.10521 - 2009/04/04(Sat) 19:41:30

Re: 絶対音感のコンテンツ / おっちゃん
ルネさん

> おっちゃん、こんばんは〜。読んできました(^^)/

 ありがとうございます〜!

> 絶対音感というと、最相葉月著「絶対音感」の本で、一時期かなり話題になっていましたね。

 あ、そんな本が話題に成っていたみたいですね、わたし読んでいないので分からないのですが、あれは結局絶対音感を推奨す本だったのかしら?

> これ、便利なものではありますが、楽器によっては相対音感の方がよかったり、あればいいってものではないですね。
> 絶対に限りなく近い相対音感もありますし、絶対といっても、人によって度合いはかなり違うようです。


 演奏家は、自分の演奏している音が合っているか、他の人がどんな事を弾いているのか、あるいは全体としてのサウンドが正しいか、etc が分かる必要が有りますよね。
 どうしてもそう云う間違い探し的な能力も必要だと思います。
 そう云う、サウンドが正しいかどうかを聞き分ける能力は、一見、絶対音感が有った方が有利なように思えるのですが、あながちそうばかりでもないようで、相対音感でも、すごく耳の良い人も居られます。 ただ、正しいサウンドが聞き分けられても、それがなんのキーで演奏されているのか分からない、と云う場合もあるので、その辺りは苦しいところかも知れないですね。
 それと、音楽が複雑に成ってくると、相対音感は不利に成ってくると思います、音楽が無調に近くなるほど、相対音感では手に負えなく成ってくるような気がします。
 相対音感と云うのは、調性がある音楽に限って、と考えた方が良いように思います。

 ジャズのアドリブのフレーズを覚えたりするのは、相対音感、移動ドの方が有利でしょう、なんせ、一つ覚えれば他のキーでもすぐ出来ますしね。

> あくまでも能力のひとつで、大事なのはそこから先。

 まさにそのとおりだと思います。 能力と音楽性とは全然別ですもんね。 指が早く動くとか、大きな音や小さい音が出せるとかと同じく、一つの能力だと思います。

> ちなみに、これは先天性のものではなく、環境の影響の方が大きいような気がします。
> かといって、いつもピッチの同じなピアノをず〜っと弾いているピアノ科だからといって、皆が皆持っているわけでもなさそうです。


 多分、音に集中して、興味を持って聞いているかどうか、の問題のような気がします。
 親がしゃかりきになって音楽教室に通わせても全然つかない子供も居れば、勝手にピアノをいたずらしている内に、自然と音感が付くケースもあるのでしょう。

> ルネ@桜が満開ですね♪

    おっちゃん@桜、この週末あたりがピークみたいですが、お天気が心配・・・

No.10522 - 2009/04/04(Sat) 21:34:03

Re: 絶対音感のコンテンツ / ルネ
おっちゃん、またまたこんばんは〜

> > 絶対音感というと、最相葉月著「絶対音感」の本で、一時期かなり話題になっていましたね。
>
>  あ、そんな本が話題に成っていたみたいですね、わたし読んでいないので分からないのですが、あれは結局絶対音感を推奨す本だったのかしら?


決して、絶対音感を推奨するわけではなかったようですが、あたかも推奨する本のように捕らえられてしまった・・・というような話は聞いたことがあります。
本も持っていますが、今は手元になくて、内容もだいぶ忘れました(^^;)

>  どうしてもそう云う間違い探し的な能力も必要だと思います。

>  それと、音楽が複雑に成ってくると、相対音感は不利に成ってくると思います、音楽が無調に近くなるほど、相対音感では手に負えなく成ってくるような気がします。

声楽とか、合唱とか・・・特に現代音楽になってくると、絶対音感はとても有利です。
音符を見ただけで、初見でもパシッとその高さの音を出せるので。
(ニュアンスは音楽性なので別物ですが)

>  相対音感と云うのは、調性がある音楽に限って、と考えた方が良いように思います。

確かにそうですね。
あっ、でも度数でうまく捕らえる人もいますね。

>  親がしゃかりきになって音楽教室に通わせても全然つかない子供も居れば、勝手にピアノをいたずらしている内に、自然と音感が付くケースもあるのでしょう。

分かっているのは、幼少時に音感がつくって事なのですよね。
あったらあったで、ドとかレとかいつも換算しているようなものなので、思っているよりも神経を使っているのだと思います。

ルネ@この話題、するようでしないので、色々な方と話すると面白いのですよね(^^)Y

No.10523 - 2009/04/04(Sat) 22:11:16

Re: 絶対音感のコンテンツ / おっちゃん
ルネさん

> おっちゃん、またまたこんばんは〜

どうもです〜♪

あの本、

> 決して、絶対音感を推奨するわけではなかったようですが、あたかも推奨する本のように捕らえられてしまった・・・というような話は聞いたことがあります。
> 本も持っていますが、今は手元になくて、内容もだいぶ忘れました(^^;)


 な〜るほど、若干、著者の意図とは違った風に受け取られてしまったような部分が有ったわけですね〜。

> >  どうしてもそう云う間違い探し的な能力も必要だと思います。
>
> >  それと、音楽が複雑に成ってくると、相対音感は不利に成ってくると思います、音楽が無調に近くなるほど、相対音感では手に負えなく成ってくるような気がします。
>
> 声楽とか、合唱とか・・・特に現代音楽になってくると、絶対音感はとても有利です。
> 音符を見ただけで、初見でもパシッとその高さの音を出せるので。
> (ニュアンスは音楽性なので別物ですが)


 たしかに、最近の合唱の作品は、すごいのが多いような気がします。 特にコンクールで入賞を目指すような場合は、まともなと云うか普通の調性の有るような音楽では高得点が望めない、みたいなところも有るのでしょうね。
 まあ、ああ云う曲をやる場合は、数え切れないくらい練習を重ねるわけですから、なんとか成るとは思いますが、最初の譜読みから、一通り飲み込むまでのプロセスは、音感があれば圧倒的に早いでしょうね。

> 分かっているのは、幼少時に音感がつくって事なのですよね。
> あったらあったで、ドとかレとかいつも換算しているようなものなので、思っているよりも神経を使っているのだと思います。


 やはり絶対音感ゆえのストレスみたいなものも有るのでしょうね、でも演奏家としてやっていく上には、非常に有利な面もあるわけで、そのメリット、デメリットを天秤に掛けると、やはり有った方がいいのかな〜、と思ったりして。

> ルネ@この話題、するようでしないので、色々な方と話すると面白いのですよね(^^)Y

 あれ、実は去年なのですが、仕事場探検に時々登場する「インペク屋さん」と、こんな感じのお話しをしていた後に書いて、そのままに成っていたのを、先日アップしたものでした。
 
    おっちゃん@花を横目に見ながら仕事に行くか・・・

No.10524 - 2009/04/05(Sun) 10:24:07