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記事No.10586に関するスレッドです

写譜・楽譜 / ひこ
こんにちは。ようやく夏らしい暑さが続くようになりましたね。
「写譜・楽譜」のコラム、とてもおもしろく読ませていただきました。何気なく見ている楽譜も、いろいろな工夫がされているものなんですね〜。昔、入部したてのころは必死に書き写してたパート譜でしたが、うまく一行に収めるのでさえ難しかったことを思い出しました。「神様」の楽譜、どんな楽譜が見てみたいです〜。
スタジオ用語辞典、とても充実していますね。ゆっくり読ませていただきます(^^)

   ひこ@甥っ子が遊びにきていてゲーム三昧(^^;;

No.10585 - 2009/08/16(Sun) 13:21:54

Re: 写譜・楽譜 / おっちゃん
ひこさん、書き込み、有り難う御座います〜!

 わたしも上京して師匠のところに通っている頃は、新しい曲をもらうと、まず師匠から拝借した楽譜を写譜する事から始まりました。
 当時、1960年代ですが、まだ舶来の楽譜と云うのが極端に少なくて、今のように楽器屋さんに売っている、と云う状況ではなかったので、自分で書くしかなかったのですよね。
 でも、書いているうちに、結構覚えてしまうところもあるので、初見でやるよりはかなり楽に成っていたと思います。
 今の中学や高校のブラバンの子たちはコピーを使っている事が多いようですが、まあ、便利な世の中に成ったものです。
 オケに入ってからも、オペラやバレーの曲は、手書きのものがほとんどだったと思います。
 その神様の手になるものだと良いのですが、中にはかなりひどい楽譜も有って、大変だった記憶が有ります、バレーの楽譜が特にひどかったかなぁ。

 ところで、その写譜の神様に書いていただいた楽譜の一部を貼ってみますね。
 この楽譜は、その丹下さんと云う方が、わりと落ち着いてゆっくり書かれたものなので、わりと行儀良く書かれていますが、本当はもっと走り書き風に成っているほうが、如何にも筆記体の楽譜と云う感じがしてアジが有るのですよ。

    おっちゃん@お盆も終わりですね〜

No.10586 - 2009/08/16(Sun) 21:49:31

Re: 写譜・楽譜 / ひこ
おっちゃん、こんばんは。
画像の貼り付け、とてもうれしいです。ありがとうございます!

手書きの楽譜を見るのが久しぶりでとてもなつかしく感じましたが、とてもみやすいですね!たしかに、「行儀良く」書かれてますね、美しいです!
そういえば、四分休符の書き方は個性がはっきりでるので、手書きの楽譜を見ると探すのが好きでしたっけ。丹下さんのはいかにもさらさらっと書いておられて、これはほかの音符の「筆記体」も見事なものだったろうなと思いました。

        ひこ@夏の疲れがたまるばかりです(^^;

No.10587 - 2009/08/18(Tue) 22:08:44

Re: 写譜・楽譜 / おっちゃん
ひこさん

 お気づきかも知れませんが、印刷の楽譜だと、音符が五線の真ん中より上に来た場合は、符尾が符頭の下に成り、その時は符頭の左側に符尾がぶら下がるような格好になりますが、丹下さんの楽譜を見ると、符尾、つまり音符の縦棒が右側に付いているでしょう?
 これは手書きの楽譜の特徴で、どうしてこうなるのか理由ははっきりとは分からないのですが、多分、符頭、つまりオタマジャクシの頭の部分を書く時に、時計回りにぐるぐるっと塗りつぶして、そのまま符尾につなげると、こんな感じに右側からぶら下がるようになったほうが書きやすい、と云うような事ではないかと、想像しています。
 外国の楽譜でも、この傾向はあるようです。
 昔、わたしも楽譜を書く時はこのまねをして書いていたものでした。
 
 東京交響楽団のライブラリーには、丹下吉太郎さんの書かれた、膨大な量の楽譜がストックされていると思います。
 ある意味貴重な文化財とも云えますね。
 
    おっちゃん@お母さん達の夏休みは結構大変みたいですね

No.10588 - 2009/08/19(Wed) 00:11:38

Re: 写譜・楽譜 / ひこ
おっちゃん、こんばんは。
なるほど、そうだったんですか〜!
逆についてるなとは思ってたんですが、たしかに、右利きの人ならそのほうが書きやすいですね。そういえば、ぶら下がる格好の音符を書くのはどうも苦手でした。右側についているとちょっとはかっこよく書けたのかな?

丹下さんの手書きの楽譜、ずっと大切に保存してもらえるといいですね。

      ひこ@はやく学校が始まらないかなぁ。

No.10589 - 2009/08/19(Wed) 21:11:14

Re: 写譜・楽譜 / おっちゃん
ひこさん

そんな事で、せっかくなので掲示板に貼ったのと同じような写真を「写譜・楽譜」のほうにも掲載しておきましたので、確認してみてください。

とりあえずはカメラで撮った写真なのですが、ほんとうはスキャナを使った方がいいのでしょうね、後で差し替えるかも知れません。

    おっちゃん@ひこさんのお陰でコンテンツが充実しました♪

No.10590 - 2009/08/19(Wed) 23:14:53

Re: 写譜・楽譜 / Mighty
手書きの楽譜だ〜。ということで、おじゃまします。
五線紙がもったいなくて、二の足を踏んでますが、コピー用紙で練習がてら書いて、それを版下にして最終的にコピーで仕上げると、何となくM8もどきの手書き風味になります。本当は、古代の写本と写経や同じで、いい紙に書き損じなしで書ければ一人前なのですが…。さすが、職人さんは違います。

下向きの音符の玉がそっぽ向いてますが、上向きの旗と同じ幅になるので、書くときに見当がつけやすいからというのもあるのではないでしょうか。ふつうに書くと、どうしても上向きのほうが幅を取るので、それに合わせて書いてるように見えます。

鉛筆と定規で浄譜もどきを作ったことがありますが、ペンだったらもっとかっこいいですね。あとで始めたカリグラフィーの延長で楽譜も、と始めたしだいです。

Mighty@割り付けの練習中。
P.S.: 先週の「未来創造堂」で、ムラマツフルートの話をしてましたね。

No.10591 - 2009/08/19(Wed) 23:59:09

Re: 写譜・楽譜 / おっちゃん
Myghty さん

コメントありがとうございます!

 確かに普通の印刷の楽譜のだと、八分音符、十六分音符などが単独で旗が付く場合、符頭が下に来る場合と上にくる場合とでは、音符一個あたりの占有面積と云うか、占有幅が違ってきますね。
 
 符頭が下の場合、符頭と旗が反対側に、符頭が上だと同じ右側に付きますから。
 
 符頭が上にくる手書き楽譜の符尾が、右側に付くのがその専有幅によるのかどうかは分かりませんが・・・。
 
 実際に演奏する側としては、符尾がどちら側に付いているか、と云うのは、ほとんど意識していないように思います。
 
    おっちゃん@文字に書くとややこしいな〜

No.10592 - 2009/08/20(Thu) 11:38:45