| おはようさんです(^o^)丿 こっちは入梅宣言した途端に日が射すような天気になってますです(^^;ゞ
さて、久々にマジメそうな件名なんやけど… 実は数日前に友達Tちゃんから「リサイクルショップに○○ル製のフルートが29800円で出とったけん、買いなよ〜」って言われたんよな。でもまぁ先立つモンがないんで断ったんやけど、そのTちゃんは買うたらしくて、昨日うちに持ってきてくれやした。
で、今うちにある借り物のフルート(ム○マ○製って書いてるけど、多分ミ○ザ○製)と吹き比べをしました。そしたら、そのTちゃんの○○ルの方が軽い乾いた音がするんよな。私が吹いてもTちゃんが吹いてもそうなんで、これはやっぱり前に掲示板で話題なった「奏者の音」でなくて「楽器の音」なんかなあと思うてしもた。
あ、そうそう、その○○ル製のフルートの方が、重さも軽かったよ。うちのは頭部が銀で本体は洋白らしいんやけど、Tちゃんのは頭部は同じく銀で本体は…何だったんやろ?その重量の差も音色に関係するんかなあ?
「奏者の音」やいう大それた話ではないけど、私は私の楽器の方が、TちゃんはTちゃんの楽器の方が、よう鳴るんよな。Tちゃんはここ数日は吹きまくりらしいんで、自分の楽器への「慣れ」ってのがあるんかもしれんけど、私は滅多に吹かんもんなぁ。それでも私に歩調を合わせてくれようとしとるフルートが、ちと可愛く思えたよん。
楽器って、上手な人に預けて鳴らしまくってもろたら、よう鳴るようになるんらしいなあ?このへんの話も前に掲示板に出た気がするけど…で、それは管楽器も弦楽器も同じなん?歌は代わりに歌いまくってもろても、何にもならんのが辛いとこじゃ(-_-;)
はぁ〜久々にマジメに書こうとしたらサッパリ分からんようになってきたんで、これで退散します〜。。ヘ(;^^)ノ
ゆみ@よう分からん文を長々とすんまへん<(_ _)>
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No.4170 - 2003/06/12(Thu) 09:19:17
| ☆ Re: 奏者の音色と楽器の音色 / ますなが | | | | ゆみさん こんにちは
↑に関しては、あさひさんより詳しく分りやすくご回答があると思いますが
私の浅い経験では、管の肉厚の違いが大きいようです、また同じ洋銀でも金属配合割合が微妙に違うようです
リコーダーはプラスチック製が安定度いいですが(大体いつも同じように鳴る)、木製の場合は頻繁に吹き込んでないと鳴りが悪いです、大事に大事にしまっておいたドルメッチも取り出しても直ぐには鳴りません、材質にもよるようですが、黒檀系は暴れやすいような・・・
>あさひさん あさひさんちは「間」の「月」変換するんだ!うち、出ん!百間は岡山の川の名からきてるそうです。「月」が正式のようです。そういえば「旭」川につながっていたかも?百鬼園先生の作品は日記なのやら、随筆なのやら、小説なのやら、朦朧としていてよく分りません、そこがいいのですが・・・、團氏の「〜のけむり」の命名は氏の尊敬する百鬼園先生だとか?
ますなが@出しゃばりました、こっちは典型的な梅雨模様
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No.4171 - 2003/06/12(Thu) 09:49:34 |
| ☆ Re: 奏者の音色と楽器の音色 / あさひ | | | | ポポゆみちん、どうも。
> おはようさんです(^o^)丿 > こっちは入梅宣言した途端に日が射すような天気になってますです(^^;ゞ
それって、よくあるパターンですね、でも、我々素人は梅雨と云うと、ずっと雨が降りっぱなし、と云う風に思い勝ちですが、そう云う訳ではないみたいですね。 こちらは朝から小雨模様で、如何にも梅雨、と云うお天気でしたが、午後になって少し晴れ間も出てきました。
> さて、久々にマジメそうな件名なんやけど… > 実は数日前に友達Tちゃんから「リサイクルショップに○○ル製のフルートが29800円で出とったけん、買いなよ〜」って言われたんよな。でもまぁ先立つモンがないんで断ったんやけど、そのTちゃんは買うたらしくて、昨日うちに持ってきてくれやした。
○○ル製のフルートは、ほとんど吹いた事が有りません、どちらかと云うと普及品と云うか、わりと廉価な楽器を作っているメーカー、と云うイメージですが、今は結構本格的な楽器も作っているのでは、と思います。
> で、今うちにある借り物のフルート(ム○マ○製って書いてるけど、多分ミ○ザ○製)と吹き比べをしました。そしたら、そのTちゃんの○○ルの方が軽い乾いた音がするんよな。私が吹いてもTちゃんが吹いてもそうなんで、これはやっぱり前に掲示板で話題なった「奏者の音」でなくて「楽器の音」なんかなあと思うてしもた。
現在市販されているフルートには、基本的な設計(菅の太さ、穴の位置など)は、それほど違うものは無いのですが、音色を決めるのは、歌口の形、菅の材質(厚さ)、タンポの状態、などでしょうか。二人で吹き比べて、同じように音色が変わる、と云う事は、やはり楽器の音なんでしょうね。
> あ、そうそう、その○○ル製のフルートの方が、重さも軽かったよ。うちのは頭部が銀で本体は洋白らしいんやけど、Tちゃんのは頭部は同じく銀で本体は…何だったんやろ?その重量の差も音色に関係するんかなあ?
普及品のフルートの材料は大体は洋白(ジャーマンシルバー)ですので、重さが違うのは、厚さのせいでしょうね。 菅が薄いと、比較的楽に鳴り、軽い音になりますが、あまり強く吹くのには向かないでしょうね。 逆に厚い楽器は、あまり軽く吹いたのでは鳴ってくれないですが、しっかり吹けば力強く、太い音になります。 どちらを選ぶかは、好みの問題ですね。
> 「奏者の音」やいう大それた話ではないけど、私は私の楽器の方が、TちゃんはTちゃんの楽器の方が、よう鳴るんよな。Tちゃんはここ数日は吹きまくりらしいんで、自分の楽器への「慣れ」ってのがあるんかもしれんけど、私は滅多に吹かんもんなぁ。それでも私に歩調を合わせてくれようとしとるフルートが、ちと可愛く思えたよん。
大体は、吹き馴れた自分の楽器の方が、よく鳴るはずです。 楽器と云うのは、奏者の体と一体に成って音を作る訳ですから、当然と云えば当然ですね。 吹いている内に、口が無意識に良く鳴るポジションを見つけているのだと思います。他の楽器の方が良く鳴るとしたら、その楽器がよほど良い楽器なのか、自分の楽器の状態があまり良くないか、のどちらかでしょう。
> 楽器って、上手な人に預けて鳴らしまくってもろたら、よう鳴るようになるんらしいなあ?このへんの話も前に掲示板に出た気がするけど…で、それは管楽器も弦楽器も同じなん?歌は代わりに歌いまくってもろても、何にもならんのが辛いとこじゃ(-_-;)
それは有るみたいです。 吹いている内に楽器の分子配列が変化してくる、なんて事を気いた事があります。 電子顕微鏡で調べると、実際に違ってくる、と云う話です。 その逆の場合も有る訳で、あまり上手でない人が吹いていたり、長期間、吹かずに放置しておくと、具合悪くなってしまうでしょうね。
> はぁ〜久々にマジメに書こうとしたらサッパリ分からんようになってきたんで、これで退散します〜。。ヘ(;^^)ノ
あさひ@たまには真面目な話もいいじゃん
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No.4174 - 2003/06/12(Thu) 15:25:25 |
| ☆ Re: 奏者の音色と楽器の音色 / なっちゃん | | | | みなさん、どもです。
> 大体は、吹き馴れた自分の楽器の方が、よく鳴るはずです。 楽器と云うのは、奏者の体と一体に成って音を作る訳ですから、当然と云えば当然ですね。 吹いている内に、口が無意識に良く鳴るポジションを見つけているのだと思います。
たしかにそうっすね。 あと、相性っていうのもあるみたい。囃子用の笛(市販品)の話だけど、けっこう笛ごとに微妙な差違、クセのようなものがあるんです。もちろん吹いているうちにいい音になっていくのも確かなんだけど、どうも鳴らしやすい笛と鳴らしにくい笛があるのも事実。で、その「やすい」「にくい」が人によって違ったりするので、おもしろいのだ。
> > 楽器って、上手な人に預けて鳴らしまくってもろたら、よう鳴るようになるんらしいなあ?このへんの話も前に掲示板に出た気がするけど…で、それは管楽器も弦楽器も同じなん?歌は代わりに歌いまくってもろても、何にもならんのが辛いとこじゃ(-_-;) > > それは有るみたいです。 吹いている内に楽器の分子配列が変化してくる、なんて事を気いた事があります。 電子顕微鏡で調べると、実際に違ってくる、と云う話です。 その逆の場合も有る訳で、あまり上手でない人が吹いていたり、長期間、吹かずに放置しておくと、具合悪くなってしまうでしょうね。
分子配列が変化するって、ホントの話? へーえ、なんか、すごいな。 吹かずにおいとくと鳴りが悪くなるのは、フルートにて経験的に学習いたしました、ハイ。それで、再び吹き始めたら、日を追って鳴るようになり、その変化ががあまりに劇的なので、感動したオラなのでした。
で、唐突に話が飛びますが、宮古島の三線の大師匠が 「毎日弾いてれば、自分の手の脂が皮にしみこむのさ〜。そうすると、だんだん自分の音になっていくよ〜」とおっしゃってました。 これを聞いたときに、オラが連想したのは「ぬか床」です。ぬか床って、毎日かきまぜるのが肝心なんだけど、人の手についている酵母菌がひとそれぞれなので、糠と塩の加減がたとえ同じでも、家庭ごとの味が生まれるんだよね。
なっちゃん@漬物の話になるとは、○○ルのフエくんも思わなかったべな
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No.4178 - 2003/06/12(Thu) 17:34:04 |
| ☆ Re: 奏者の音色と楽器の音色 / ますなが | | | | あさひさん みなさんどうも > > 楽器って、上手な人に預けて鳴らしまくってもろたら、よう鳴るようになるんらしいなあ?このへんの話も前に掲示板に出た気がするけど…で、それは管楽器も弦楽器も同じなん?歌は代わりに歌いまくってもろても、何にもならんのが辛いとこじゃ(-_-;)
「歌いまくってもろても」のところは大笑いして読んでました > それは有るみたいです。 吹いている内に楽器の分子配列が変化してくる、なんて事を気いた事があります。 電子顕微鏡で調べると、実際に違ってくる、と云う話です。 その逆の場合も有る訳で、あまり上手でない人が吹いていたり、長期間、吹かずに放置しておくと、具合悪くなってしまうでしょうね。
分子配列のことは聞いた事がありますが、調べるとやっぱり、そうなんですか?がっくり、んとすると、うちの楽器は全部、分子配列がガチャガチャになっとるんやろか?
そう言えば思い出した、学生時代、同じようなディスカウント・ショップのようなところで○ラ○ツの頭部管銀を33000円で買って来て、自分で手入れしたことがあります、結構良く鳴った、あれは誰が持って行ったんだ?無いぞ!返せよな!←独り言です(追加補正)
なっちゃんとカブリました、再度補正、「○ールのフエくんもさすがにぬか漬けまでは」大笑いしたあと、なるほどと納得してました
ますなが@いずれにせよ、練習練習、楽器の性質に合わせよう、わが身に言い聞かせる
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No.4179 - 2003/06/12(Thu) 17:36:24 |
| ☆ 弦とか歌のばやい / 魚ユミ | | | | みなさん、こんばんはです〜。
ゆみちんのフルートので思うたんやけど、やはり楽器を所有したその時点で、その楽器は所有者に合わせようという気持ちになってくれるんかなぁ?借りてた楽器を返す時は離れがたかったのを思い出したっす。
んで弦楽器のばやい、弦を張り替えたり、弓を変えたり、コマを変えたりするたんびに違うんよぉ。あれは驚くわよ。自分でびっくりするもん。中国製の弦は素朴な音色で和むし、ドイツ製の弦はヴァイオリンの如くいい響き♪コマは、木の材質や大きさ、溝の深さなど、千差万別で判断がつかないくらい。
新しいうちはなかなか鳴ってくれんかったよ。棹は木、胴は蛇皮、弦は金属、弓は竹と馬の毛。たくさん弾き込むと、それらバラバラな素材が共鳴して、だんだんに馴染んでいってくれるし、自分の手でも伝わりを感じ取って、筋肉がコントロールできるようになるみたい。 あとなぁ、馬が乗り手が素人だと見破るように、楽器にもわかってしまうんちゃう? どんなにお土産物のアヤシイ楽器でも、師匠の手にかかるといい音を出すんよなぁ。あれは、楽器を手にしただけでツボがわかるんやろなぁ思うわよ。
歌の師匠のばやい、初見の楽譜でも形になってしまうっす。楽器の鳴りのように、体を、声帯を、腹筋を自在に使えて、音楽のツボを瞬時に掴むんやろな〜。これが同じ曲かぁぁぁっ!?って唖然とすることばかりです。
魚ユミ@あ〜めがしとしと止んだみたい
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No.4180 - 2003/06/12(Thu) 23:02:03 |
| ☆ Re: 奏者の音色と楽器の音色 / なっちゃん | | | | ユミさん、ども。
> んで弦楽器のばやい、弦を張り替えたり、弓を変えたり、コマを変えたりするたんびに違うんよぉ。あれは驚くわよ。自分でびっくりするもん。中国製の弦は素朴な音色で和むし、ドイツ製の弦はヴァイオリンの如くいい響き♪コマは、木の材質や大きさ、溝の深さなど、千差万別で判断がつかないくらい。
ちょびっとだけ。 そこまで深いかどうかわからんけど、三線のブリッジ(ユミさんのいうコマ、かな)は、ウマというんだけど、これがプラスチックか竹か、で、へたくそな音色がたいそう違うように聞こえるんだよ。でも、じゃあプラスチックのを使うとぜんぜんダメかというと、大師匠が弾くとそれでもしみじみと響く音になったりもして……。
奥が深い世界ですぢや。
なっちゃん@弾き手の人生経験、とかもあるのかなあ
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No.4182 - 2003/06/13(Fri) 01:58:21 |
| ☆ Re: 奏者の音色と楽器の音色 / なっちゃん | | | | TAGAさん、ども。
> 楽器の音って、その楽器自体が持ってるベースの音(これは誰が鳴らしても同じ)と、鳴らし方によって出せる音の範囲ってのがあるんだろうと思います。たぶん、腕の良いプレーヤーは出せる音の範囲を目いっぱい使うことが出来るんじゃないかな?
たしかにそうかも。 でも、逆に10年選手になって劇的に鳴るようになった! というような地道な、一途なまっすぐな恋がようやく成就した、みたいな感覚は、手練れの、どの楽器でもそこそこ鳴らせてしまうひとには味わえない感覚かもしれないよ。
> やっぱり、新しい楽器は新しい恋人との...って言葉は奥が深いですな。それにしても、やっぱり、楽器は恋人ですよ。扱いを間違うと壊れることもあるし、扱いがうまいとどんな楽器でも(^^;ホントにいい音が出る。そのあたりはどっちにしろ手探りなんでしょうけど、こういうこと(?)が上手い人は楽器の扱いも上手いかな?(逆もありか?)下手な人はどっちも下手?うーむ...
上手下手っていうよりは、関係のありかたなのさ。 蜜月ばかりじゃなくて、ちょっとケンカしてる時期だってあるし、そこを乗り越えたら、もっともっと仲良くなったりとか。やっぱ恋人といっしょだね。
> TAGA@買ってし魔王が心の中で騒ぎ出しつつある今日このごろ(苦笑)
わかりまする〜(笑)
なっちゃん@恋は遠い日の花火ではなく上手下手でもないのだ
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No.4183 - 2003/06/13(Fri) 02:08:35 |
| ☆ Re: 奏者の音色と楽器の音色 / あさひ | | | | なっちゃん、どうも。
> あと、相性っていうのもあるみたい。囃子用の笛(市販品)の話だけど、けっこう笛ごとに微妙な差違、クセのようなものがあるんです。もちろん吹いているうちにいい音になっていくのも確かなんだけど、どうも鳴らしやすい笛と鳴らしにくい笛があるのも事実。で、その「やすい」「にくい」が人によって違ったりするので、おもしろいのだ。
プラスティックのリコーダーなんかは、かなり個体差は少ないですが、木や竹、金属の楽器でも、かなり差がありますね。
特に、竹の場合は、その差が大きい様に思います。それも、誰が吹いても鳴らし易い(難い)のと、人によって鳴らし易かったり鳴らしにくかったりするのがあって、面白いですね。笛の場合は、発音装置の半分が、奏者の口、と云うか身体ですから、余計に相性の個人差みたいなものが、大きいのだと思います。 > 分子配列が変化するって、ホントの話? へーえ、なんか、すごいな。 > 吹かずにおいとくと鳴りが悪くなるのは、フルートにて経験的に学習いたしました、ハイ。それで、再び吹き始めたら、日を追って鳴るようになり、その変化ががあまりに劇的なので、感動したオラなのでした。
分子配列の話は、わたしが電子顕微鏡をのぞいたわけではなくて、40数年前に、師匠の師匠に当たる大先生からうかがった話です。高校生くらいだったでしょうか、ひぇぇっ、と感心しながら、聞いていたものでした。 放置すると鳴らなくなるのは、楽器自体の問題の問題に加えて、奏者の方も、鳴らし方を忘れてしまっている、と云う事も有るでしょうね(こっちの方が大きかったりして)。
> で、唐突に話が飛びますが、宮古島の三線の大師匠が > 「毎日弾いてれば、自分の手の脂が皮にしみこむのさ〜。そうすると、だんだん自分の音になっていくよ〜」とおっしゃってました。
毎日弾いてれば、その楽器に合った鳴らし方が身に付いてくる、と云う事を云いたかったのかも知れませんが、実際に汗や脂が染み込んで、変化してくる、と云う事もあるかもですね。 その分子配列じゃないですけど、弾き方によって、楽器が変化する、と云うのもあるでしょう。
> これを聞いたときに、オラが連想したのは「ぬか床」です。ぬか床って、毎日かきまぜるのが肝心なんだけど、人の手についている酵母菌がひとそれぞれなので、糠と塩の加減がたとえ同じでも、家庭ごとの味が生まれるんだよね。
なるほど、家により、その人の手により、細菌の具合も当然違うでしょう、最近は糠味噌臭さを嫌って、ゴム手袋をはめてかき混ぜる向きも有る様ですが、あんなんじゃ美味い漬物は出来ないんでしょうね。 あさひ@京都では「ドボ漬け」と云ってました、今はどうかな?
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No.4186 - 2003/06/13(Fri) 11:55:21 |
| ☆ Re: 奏者の音色と楽器の音色 / あさひ | | | | ますながさん、どうも。
> 分子配列のことは聞いた事がありますが、調べるとやっぱり、そうなんですか?がっくり、んとすると、うちの楽器は全部、分子配列がガチャガチャになっとるんやろか?
別レスにも書きましたが、大師匠に聞いた話です。 これからまた大切に扱ってやれば、ちゃんと整列してくれるかも知れないですね。 頭部管だけ銀、とか、頭部管だけ木管、その逆、リッププレートだけ金、頭部管だけ金、など、色々な組み合わせがあるのですが、管全体が共鳴する、と考えると、果たしてどんなものか、よく分かりません。 あさひ@最近、また木管が増えてきた様な
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No.4187 - 2003/06/13(Fri) 11:58:10 |
| ☆ Re: 弦とか歌のばやい / あさひ | | | | 魚ユミちん、どうも。
> ゆみちんのフルートので思うたんやけど、やはり楽器を所有したその時点で、その楽器は所有者に合わせようという気持ちになってくれるんかなぁ?借りてた楽器を返す時は離れがたかったのを思い出したっす。
楽器の方で、そう云う気持ちに成っているのかどうかは別にしても、確かに、一度手にした楽器、と云うのは妙に愛着がわく感じがしますね。楽器を弾く、と云う事は、やはりその楽器と親密な関係に成る、と云う事なのかしら。 一度そうなると、情が移る、とか…。
> んで弦楽器のばやい、弦を張り替えたり、弓を変えたり、コマを変えたりするたんびに違うんよぉ。あれは驚くわよ。自分でびっくりするもん。中国製の弦は素朴な音色で和むし、ドイツ製の弦はヴァイオリンの如くいい響き♪コマは、木の材質や大きさ、溝の深さなど、千差万別で判断がつかないくらい。
弦楽器は、色んな材料の組み合わせだし、消耗品の部分もあるから、フエの類とはまた違った面白さや苦労が有るのでしょうね。リード楽器の場合はリードで苦労するみたいだけど、あれも楽しみと言えばそうなのかも知れないっす。
> 新しいうちはなかなか鳴ってくれんかったよ。棹は木、胴は蛇皮、弦は金属、弓は竹と馬の毛。たくさん弾き込むと、それらバラバラな素材が共鳴して、だんだんに馴染んでいってくれるし、自分の手でも伝わりを感じ取って、筋肉がコントロールできるようになるみたい。
ニ胡の弦も、馬の尻尾ですか、先日、馬頭琴をやっている人と話す機会があったのですが、馬頭琴は弦も弓も馬の尻尾だそうです。 その何種類課の材料の振動している内に馴染んできて、その馴染み方が、奏者の弾き方で、色々変ってくる事もあるのでしょうね。
> あとなぁ、馬が乗り手が素人だと見破るように、楽器にもわかってしまうんちゃう? > どんなにお土産物のアヤシイ楽器でも、師匠の手にかかるといい音を出すんよなぁ。あれは、楽器を手にしただけでツボがわかるんやろなぁ思うわよ。
それはなんの楽器でも一緒でしょうね、ヤマハのファイフでも、名人が吹くと、名器に変身しますから。
> 歌の師匠のばやい、初見の楽譜でも形になってしまうっす。楽器の鳴りのように、体を、声帯を、腹筋を自在に使えて、音楽のツボを瞬時に掴むんやろな〜。これが同じ曲かぁぁぁっ!?って唖然とすることばかりです。
歌の場合は、楽器をとりかえる事は出来ませんが、楽器、つまり人間の身体、と云うかもって生まれた素質を、楽器として生かすのは、それなりの技術なんでしょうね。 あさひ@奥が深いの〜
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No.4188 - 2003/06/13(Fri) 12:07:07 |
| ☆ Re: 奏者の音色と楽器の音色 / あさひ | | | | TAGAちゃん、どうも。
> ほんとに楽器選びとか弦選びとか、私にとってはタイムリーな話題ですね。このあいだ、妻が長年使っていたヤ○ハのフルートが壊れてしまいました。修理に出したらしいのですが、うまく直らなかったそうです。それで、ムラ○ツのを買ったらしいのですが、メーカーにも在庫がなくて、1ヶ月くらいかかるといわれたのですが、翌週にはちょっとしたコンサートがあり、そこで使いたいというので、たまたまレンタル用の楽器があったらしく、それを借りてきてました。って、コンサート終わったので、もう返してきてましたが。
フルートの場合、大抵の破損は綺麗に直るのですが(修理代はそれなりに掛かるでしょうけど)、奥さんのフルート、どんな壊れ方だったのでしょうか。 まあ、かなり長く吹いて居られた様ですから、買い替えも悪くはないでしょうね。 ヤ○ハよりはムラ○ツの方がグレードが高いと思いますしね。 それにしても、ムラ○ツも結構待たされるんですね。
で、結局、新しいギターの話は立ち消えに成ってしまったのでしょうか。 ギターって、バイオリンほど寿命が長くない様ですから、いまお持ちのその楽器は、現在ピークの時期に入りつつあるのかも、知れないですね。 ここでうんと弾いて(愛撫して)やらないと、勿体無いのかも知れません。 大事にして(可愛がって)やりませう。 ベースの部分と、その上の部分、と云うのは上手い言い方だと思います、ほんとうはベースの部分と云うのは、極わずかで、その上の部分は無限大に大きいのかな、と云う気がしますね。 某所の、なっちゃんのエッセーにも有りましたが、楽器に対する愛情が一番大切なのかも。 あさひ@最近、世間のピッチが徐々に高く成って来て、マジで買い換える必要が生じるかも
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No.4189 - 2003/06/13(Fri) 12:13:14 |
| ☆ Re: 奏者の音色と楽器の音色 / あさひ | | | | なっちゃん、どうも。
> ちょびっとだけ。 > そこまで深いかどうかわからんけど、三線のブリッジ(ユミさんのいうコマ、かな)は、ウマというんだけど、これがプラスチックか竹か、で、へたくそな音色がたいそう違うように聞こえるんだよ。でも、じゃあプラスチックのを使うとぜんぜんダメかというと、大師匠が弾くとそれでもしみじみと響く音になったりもして……。
「駒」も「馬」も同じですね。 あれって、馬の背中に見たててるのかしら。 竹だったら豊富にあるのだから、プラスティックなんか使わなくても良い様な気もするのですが、特殊な竹なのかな。 お琴のそれに相当する部分は、琴柱かな。 あれ、本来は象牙なのですが、ワシントン条約とやらで、入手困難で、最近はプラスティックみたいですね。
> なっちゃん@弾き手の人生経験、とかもあるのかなあ
あさひ@大いに関係アリ、かも
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No.4190 - 2003/06/13(Fri) 12:14:53 |
| ☆ Re: 奏者の音色と楽器の音色 / あさひ | | | | なっちゃん、またまた、どうも。
> でも、逆に10年選手になって劇的に鳴るようになった! というような地道な、一途なまっすぐな恋がようやく成就した、みたいな感覚は、手練れの、どの楽器でもそこそこ鳴らせてしまうひとには味わえない感覚かもしれないよ。
楽器をすぐに上手に鳴らすかどうか、と云うのは、単なる技術の問題だから、音楽性とはまた別の問題よね。 結構不器用な人の方が、人の心に訴える音楽を奏でる、と云うケースは結構あるかも。 楽器が上手だからといって、音楽が面白いとは限らないのよね〜。 あさひ@器用に鳴らすヤツって、ナンパの名人みたいなものかな(ちと乱暴?)
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No.4191 - 2003/06/13(Fri) 12:18:52 |
| ☆ Re: 奏者の音色と楽器の音色 / あさひ | | | | ポポゆみちん、どうも。
> おはようさんです(*^-^*) > このスレッド、でれえや食べ物の話でもないのに、すごい伸び方やね(^-^;) > でも、内容が濃くて色んな見方があって、ほんまに面白いわ〜。 > はてさて…どこに何てレスつけようかな?
こう云う話題は、このサイトならではの感じで、大いに結構であります。
> おっちゃん、詳しい説明をありがとさん♪ > そうかぁ…私はやっぱり、この借り物の方が好きかなあ?何ていうか…音の深みとか丸みが違うって言うんかな?まあ、吹き方にもよるんやろけど、何かこう味がある気がするんよなあ。例え借り物でも、もう半年以上も同居しとるんで、もう恋愛の駆け出しってとこまでは来とる気がするんよ(^^;ゞ
まあ、両方の古さと云うか、製造年代にもよるのですが、一般的に云っても、○ラ○ツの方がグレードは上だと思います。 半年も同棲ラタ同居してると、結構情が移ったりもするかもですね。 タガちゃんじゃないけど、楽器は恋人と共通する部分が多いみたいだし。
> ユミちんの言うように、最近は何となく、楽器の方からの歩みよりみたいなもんも感じるんよ。たまにしか吹かんし、その時にも中音域ばっかりしか吹かんのに、いつの間にやら1番低いCの音が、3回に1回くらいの確率で出るようになってきた(尺八風ってのには変わりないけど)ってところに、笛からの愛を感じる今日このごろです。
その、○ラ○ツ君と相思相愛の仲に成りつつある、と云う事でしょうか、やはり一方通行の愛ではつまらないっすね。 大いに楽しんでくだされ。 わたしが中学生の時に吹いてた楽器は、中々最低のCは出なかったっす、調整も悪かったのだろうな。
> ところで、その吹き比べの時に、もう1つ感じたことが… > ○○ル製の方が、ピッチが高い気がしたんよなあ。軽く乾いた音やけん、そう感じただけなんかなあ?いやでも…ちと違う気がしたじょ。
と云う事は、その○○ル製の方が、比較的新しいのかも。 どうも最近はアマチュアのオケやブラバンでも、ピッチが高く成りつつある様ですね。 昔の楽器はAが440Hzだったのですが、最近は442Hzに成りつつあるみたいです。
> 私が篠笛を買うた和楽器屋さんは「とにかくジャンジャン試奏しなはれ。で、自分に合うんを探しなよ」って言うてくれるんよな。あの布団叩き君は、それでビビビッとくるモンがあって、連れ帰ってきました。いや〜ほんまに、よう鳴るんよ。3〜400人くらい入る宴会場で私1人で吹いた時に、鉦や太鼓の音にも負けず、マイクなしで聴かせれるんよなあ。ほんま、ええ子でしたわ(遠い目)。
客が楽器に触るのをあまり歓迎しない楽器屋さんも有る様ですが、やはり楽器を買う時は、充分に試奏してみる事は大切だと思います。 上手な人に選んでもらう、と云う手もありますが、アドバイスは受けるにしても、結局は自分に合ったのを探すのが一番だと思います。
> それにしても、笛の話をヌカ床や恋愛の話で表現するとこが、さすがやと思いました。一見、何のつながりもないような話題やけど、実はしっかり関連性というか共通点があるんよなあ。こういう話の展開の仕方って、ほんまに面白いなあ。
そうそう、あまり支離滅裂に飛躍しまくるのはナニですが、思わずニヤリとさせられる様な話の展開は、見ていても気持ちが良いっすね。 この精神で行きませう。
> なっちゃんもこう言うてるけど、私もタガちゃんのこの体験は、ごっつい貴重なモンやと思うし、羨ましくもあるよ。私はまだ、そこまで楽器と深く長くお付き合いしたことがないんよなあ。あ、自分の声も楽器か…それならもう10年以上は付き合っとるけど、いまだトンネルから出られまへん。
ちょっと浮気してみたけど、やっぱし長年連れ添った連れ合いの方がよかった、と云う感じでしょうか。 わたしの場合は、今使っている楽器に不満は無いのですが、世間のピッチが徐々に高く成ってきて、その内に追い付かなくなるのか、と云うのが、ちと気掛かりなところです。
歌の場合は、楽器とはまた違った苦労や楽しみが有るのでしょうね。
> 笛吹きに向いた骨格(特に顎?)ってのがあるように、これこそ生まれもってのモンなんで、はてさてどうしたもんかね?はよ、せめて雲間から落ちる光くらいは感じたいもんです(^-^;)
楽器に向いた体型、と云うのは有るのでしょうけど、結局はその人のセンスでしょうね。 こんな音が出したい、と云うイメージを持っていて、それを追求する事が、一番大切なのだろうと思います。
あさひ@布団叩き君奪還作戦を敢行すべし
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No.4192 - 2003/06/13(Fri) 12:57:47 |
| ☆ Re: 奏者の音色と楽器の音色 / 魚ユミ | | | | いや〜なんだかうなづけるもんでニヤニヤして読みました。そして更に伸ばすのであった(^^;
なっちゃん、 >オラが連想したのは「ぬか床」です。ぬか床って、毎日かきまぜるのが肝心なんだけど、人の手についている酵母菌がひとそれぞれなので、糠と塩の加減がたとえ同じでも、家庭ごとの味が生まれるんだよね。
伊東四朗さんがね、女房よりも味が良くなるから、ぬか床をかき混ぜるのはオレなんだっておっしゃってたのを思い出したじょ〜。あの方のコントやトークの間にも、それが出てるかもですね。 漫才や落語も、演目は同じでも、演じる人によって変わるよな〜。
TAGAちゃん、 >やっぱり、楽器は恋人ですよ。
うんうん、わかるわかる。TAGAちゃんがギターを抱いてる時の表情を見ればもう!それはそれは愛しそうに鳴らしてるものね。私の20年放ったらかしギタ郎とは親密度が違うっす。
ゆみちん、 >例え借り物でも、もう半年以上も同居しとるんで、もう恋愛の駆け出しってとこまでは来とる気がするんよ(^^;ゞ
そうかぁ、やっぱゆみちんの気持ちが通じてるんやろなぁ。実家のピアノに向かう時はなんだか幼なじみに再会したみたいな不思議な気分になるんよ。弾いてあげてくれって両親も言うもんなぁ。
>あさひ@器用に鳴らすヤツって、ナンパの名人みたいなものかな(ちと乱暴?)
だ〜っはっはっは!おっちゃん、私もそれを思ったっす。 それと、決して器用ではないが、いろんな楽器を触りまくってる私ったら気が多いのか?ってね(^^;
魚ユミ@たしかに気が多過ぎかも…
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No.4197 - 2003/06/14(Sat) 01:35:49 |
| ☆ Re: 奏者の音色と楽器の音色 / なっちゃん | | | | ユミさん、ども。
> 漫才や落語も、演目は同じでも、演じる人によって変わるよな〜。
んだよな〜。 あー、志ん朝が聞きてえ。
> >あさひ@器用に鳴らすヤツって、ナンパの名人みたいなものかな(ちと乱暴?) > > だ〜っはっはっは!おっちゃん、私もそれを思ったっす。 > それと、決して器用ではないが、いろんな楽器を触りまくってる私ったら気が多いのか?ってね(^^; > > 魚ユミ@たしかに気が多過ぎかも…
なっちゃん@気の多さなら負けんぞ
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No.4198 - 2003/06/14(Sat) 07:17:05 |
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